吉本歯科医院

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2010.03.08噛むことの重要性

こんにちは、吉本歯科医院のカウンセラー森下はるみです。

 

近代の歯科医療の発展は、めざましいものがあります。

 

「むし歯治療」もそうですが、私が今、この身をもって吉本歯科医院で治療している「インプラント治療」もそのひとつです。

 

「歯がない(はがない)=入れ歯」の時代は過去のものになりつつあるのではないでしょうか。

 

私達が「死ぬまで健康」という、生涯現役を望むのと同じように健康のもっとも基本となる「食べる」という行為をおこなう「噛み」を、まず、最初に健全な状態にしていくことが大切だということです。

 

また足が不自由な人が歩くのが苦痛と思うように、食べることが辛いというのは人が「生」を与えられて、もっとも幸せな時間を楽しめないことになるのではないでしょうか。

 

特にカウンセリングを通じて治療をされた患者さまの喜びを目の当たりにして、改めて実感するとともに我が身をもって今、その治療を行なっているところです。

 

~カウンセラー森下はるみのインプラント体験~

きっかけは、院長との何気ない会話から・・・

 

「院長、矯正治療で歯が動く痛みってどんなかんじですかね?」

「う~ん、そうだね。そう言えば森下さん歯が1本抜けているとこあったよね。矯正装置で歯動かしてインプラントが入るスペース作ってインプラント入れる」

院長は私の性格をよ~く知っているようで、少し考え「多分矯正は時間かかるから森下さんには無理やね」と、それには私も納得!

なにしろ、私は地道にコツコツできない性格なので(笑)

こんな偶然の会話から私のインプラント手術が決定!そして、患者さまの側に立った、本当の意味のカウンセリングがしたい!この想いが「怖がり」な私を後押ししました。

まずは、手術では大切なCT検査に行きました。検査は3分程度で終わりました。

CTに入っている時思ったのは、当医院でインプラントをされた患者さまのことです。

 

◯◯さんも、◯◯さんもここでこうして検査したんだと・・・・。

 

CTのデーターを画像処理センターに送り3D画像分析。

自分の骨をみて驚く!若い!のに中がスカスカで骨がな~い!!

院長はにっこり、大丈夫!と笑う。

 

そして手術へ~

 

さてさてインプラント手術当日・・・もうここからは「カウンセラー森下」と「患者森下さん」の二重人格的心理の応戦です(笑)。

 

歯科麻酔科医の先生の説明に納得しながらも緊張しつつ・・・先生に鎮静について質問攻め(患者さまの不安や緊張感を実感!)

 

鎮静麻酔については普段患者さまに説明して分かっているはずなのに、体験したことがないので、ついつい・・・気弱になりました。

 

しかし、実際には、かなりリラックスしていたようで鎮静中、多弁になっていたようです(^^;)。

 

このことは後でスタッフから聞いて知りました。(本人はほとんど覚えていない)

それだけリラックスできる鎮静麻酔だったということです。

 

当日麻酔がきれても痛み止めのおかげで痛みは感じず。

 

次の朝、手術した部分が重い感じがするぐらいでした。

 

見た目には腫れはほとんど分からないぐらい。ただし子供のチョップやキックが頬を直撃しないように終日フアイテイングポーズでガードしていたことは言うまでもありません。

 

ちなみに夜中、自分の頬に止まった蚊を無意識に叩いて目をさましたことを付け加えておきます(痛っ)

 

ま、ともかく術後は口元の安静とほっぺを刺激しないことですね。

 

院長をほめるのもなんですが・・・院長の技術、鎮静麻酔の安心感、術後の安定感は経験者でないと語ることのできないところです。

 

だって、ドリルの音も記憶にないんですもの!

鎮静麻酔なしでインプラント手術をすることは、私は考えられませんね。

 

治療は、なるべく患者にとって負担の無いものであってほしいと今回手術をしてみて改めて感じました。

 

今は、まだインプラントと骨がくっ付くまで、ただただ待っている時期なので、歯のあるほうばかりで噛んでいます。なんとか噛めるものですが・・・実はこれはとってもよくないことなのです。

 

なぜかは今回のニュースレター3月号でも院長が書いています。

 

まさに今、私も口の中の大黒柱が片方無い状態なので、自分のことだと・・・

院長の記事を読みながら考えていました。

 

歯科医院に勤めながら恥ずかしいのですが私も吉本歯科医院に就職するまで噛みあわせがこんなにも重要とは知りませんでしたし、ここまで噛みあわせを考えて治療している歯科医師がいることも知りませんでした。

(あ~院長と出逢ってよかった~)

 

私みたいな治療嫌いでも、重い腰が持ち上がりました。(笑)

 

歯は、数本でもあったら噛めると思う患者さまの気持ちは本当に良く分かります。

実際、私もそうでしたから・・

でも、たよりの数本は余計な力が掛かりすぎると必ず早い時期に壊れるのです。

 

歯が抜けたままになっていて治療しようか迷っている方は、いつでもいいですので

森下にお声をかけてくださいね。

2010.02.05患者さまをケアする体制

どうしても治療となると、歯科医師、または歯科衛生士など実際に患者さまに携わるスタッフだけを連想しがちですが、その裏には、多くの人間がお一人お一人の患者さまを支えています。

 

例えば、義歯など人工の歯を作る人、薬を調達する人作る人、研究する人etc・・・.

 

歯科医療の裾野は広く、膨大な数の人間が関っています。

 

さすがに私も、その関係者全ての方を紹介することは無理ですので、ここでは

わが吉本歯科医院のスタッフの紹介を私なりに(独断と偏見で・・・笑)させて頂きたいと思います。

 

患者さまからもきっと「あの人はどんな人?」と興味がおありになるところですよね(^^)

 

【吉本歯科医院スタッフの紹介】

 

吉本院長

とにかく、超真面目な熱血(見た目は冷めている・・・・?)歯科医師です。

妥協をしないので、患者さまには満足いただいていますが、お陰でスタッフは大忙し(笑)

女性ばかりの職場の中で、多分苦労をしているんだろうなって(あっ、言いたい放題、

言っているのは私だけか・・・)

今日も明日も頭の中は、患者さまのお口の中でいっぱいです。

 

吉本マネージャー

患者様と直接接するポジションではありませんが、院長、スタッフのモチベーションを常に高めてくれ、コミュニケーションをはかったり、当医院にはなくてはならない存在です。短所であるはずの、おっちょこちょいなところが、人間味あふれ誰からも慕われているという元気印の美人マネージャー(誉めすぎ?)です。

おっちょこちょいといえば・・・以前こんなことがありました。

院長がお弁当をたべていたら『あれっ・・・も~う、マネージャー(――;)』

スタッフは気になり院長に「どうしたんですか?」

スタッフは大笑い。院長はやっぱり院長です、とっても冷静。

なぜ、スタッフが大笑いしたかと言いますと・・・院長の口からお弁当には入っているはずのない「輪ゴム」がニュルっと出ているのです(笑)

美人でおっちょこちょい最高です。

 

樋口さん<業務> 受付

気配りでは、どのスタッフもかなわない樋口さん。

わが医院の一日が、彼女の気配りから始まります。

患者さまの貴重な治療スケジュールを管理し、調整しています。

私と同じ血液型B型を持つことから性格的には同じ短所を共有しているように思うのは

気のせい・・・・(笑)!?

 

田中さん<業務>歯科衛生士

子供からも人気の田中さん。ちなみにうちの娘の将来なりたいものは

「きれいな田中のお姉ちゃん」です。(笑)

その若さに似合わず周りの状況や医師や患者さまの状況を分析する能力がすばらしい。

私が男だったらこんな彼女お嫁さんにしようかな・・・なんて思います。

ただ、う~ん・・・とっても人に気を遣うことがあって、なかなか自分の思っている

ことを、表情や口にしないので、もう少し積極的になると本当に頼りになる我が医院の

ホープです。

 

加島さん<業務>歯科衛生士

スラリとした私のうらやむスタイルと、お姉さん的存在で、患者様やスタッフを

温かく包み込んでくれます。

年下の私が言うと失礼ですが、とにかくあわてんぼうさんで(笑)

当院のサザエさんです。

 

杉本さん<業務>歯科衛生士

田中さんとのマドンナコンビで、頼りになる杉本さん。

仕事の性格さとその落ち着きぶりは私も見習うところです。若さもあって、なかなか

自分の想いを伝えられない(私が言いたいこと言い過ぎ・・・って?)

まだまだ伸び盛りのルーキーです。

 

小田さん<業務>歯科衛生士

当院きっての昭和最後の63年生まれのニューフェイス

昨年4月入社のスタッフです。いろんなことを吸収しようとしている頑張り屋さんで

期待の星です。

まだまだ、患者さまとのコミュニケーションが苦手そうな小田さんですが、院長や先輩

そして患者さまから多くを学んでいる発展途上中のキュートな20歳です。

2010.01.05本年も吉本歯科医院をよろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます。

吉本歯科医院のカウンセラーの森下です。

今年もよろしくお願い致します。

 

みなさんは、どんなお正月を過ごされました?

 

私は、の~んびり過ごしました。

 

なので、正月休みで体重が2㎏太ってしまいました(>_<)

 

焦って、昨日は何年かぶりにプールで泳いだり、歩いたりして体重は、なんとか元に戻りました。(*^_^*)

暮れから田舎のおばあちゃんが我が家にやってきてから家事は、ほとんどおばあちゃん(実母)がしてくれるので、ついつい家のことは任してしまいました。

 

ただ、困ることが、ひとつありまして「食事」です。

 

私も歯科の仕事をしているので、健康を考える時に偏食が大切な歯や体に及ぼす影響は大きいことは心得ているつもりなのですが、とにかく、こちらの料理に口をつけてくれない。

 

田舎の食材と料理でないと食べない。

 

年越しそばも、わざわざ、田舎の近所の祖谷そばを宅配便でとどけさせる!

 

ほかのどんなそばも食べません。

 

まあ、正直、徳島の祖谷そばは絶品ですが・・・。

 

そんなこんなで、無事年を越し、正月を迎え、おばあちゃんが持参した「餅つき機」で作った餅をみんなで食べました。

 

おばあちゃんは、寒い日はコタツがカラダの一部になっているみたいに、くっついたまま

離れません。(笑)

 

あれっ、いないと思ったら、コタツにおいていたぬいぐるみが倒れたように、そのまま横になっていたり・・・と、見ていると時間が止まったような感じさえさせる存在です。

 

母は、おばあちゃんになったから、こうではなく昔からです。

 

子供の教育に熱心でもなく、子供の学校行事にも参加しない、のんきな母でした。

私は、こんな母を子供の頃は嫌いでした。

恥ずかしいと思っていました。

 

お母さんのいいイメージなんか全くなかったから・・・。

 

でも、今、自分が親になって思うことは、ちゃんと学校に行かせてもらい、毎日畑でとれた新鮮な野菜を食べさせてもらえたことだけで充分だということです。

 

おばあちゃんの天然ぶりは、どっかの川をのぼるシャケのように純天然物100%。

疑うことを知らずに育ったような人です。

 

天然ということでは、吉本院長もすこし天然物ですね。

 

歯科治療に対する考えは、医師になった時の気持ちのまんまなんでしょう。

 

一人でも多くの患者さんを歯の苦しみから救ってあげたい。

歯に悪影響を及ぼす治療はしない。

 

そんな純粋な厚い思いの院長をスタッフみんなが尊敬して仕事をしています。

今年も吉本歯科医院を宜しくお願いいたします。

 

次回のブログは息子が矯正装置を使い始めましたので矯正について書きたいと思います。

2009.12.29吉本歯科医院は今日が仕事納め

こんにちは吉本歯科医院のカウンセラーの森下です。

吉本歯科医院も今年は今日が仕事納めとなりました。

ホントに年々一年が早く感じます。

今年の森下は初挑戦がたくさんありました。

 

まずは、ブログです(^^)

 

院長から「ブログ面白いから書いてみたら?」と言われ文章力も無い私にできるかしらと

不安に思いながらも、私の性格「まぁ、なんとかなる、大丈夫」と前向きな性格でチャレンジしました。

結果は、もちろん大成功!(自分では・・)

 

患者さんには本当にたくさんの方に読んでいただいているようでカウンセリング中「ブログみましたよ」って言われる事も多々ありました。

 

来年も沢山情報を発信して、ありのままの吉本歯科医院をお越し頂く患者さまに知って頂こうと思っています。

 

今年一年、患者さまには吉本歯科医院、院長はじめスタッフ一同に優しくして下さって本当にありがとうございました。

 

新年もみなさまの素敵な笑顔にお目にかかれますことを楽しみにしております。

どうぞ良いお正月をお迎えください。

 

ありがとうございました.

IMG_0202.JPG

2009.11.27金属アレルギー

こんにちは、カウンセラー森下です。

 

昨日、うれしいことがありました。

 

家で夕食を食べていると11歳の息子が、いきなりニヤニヤしながら言いました。

 

「お母さん、いつも仕事をしてくれてありがとう」

 

えっ、何?

どうしたの、急に、なんか欲しい物でもあるの?

 

1123日は勤労感謝の日だから・・・とうれしそうに、恥ずかしそうに言いました

 

もう本当に嬉しくて嬉しくて・・体の疲れなんか吹っ飛んじゃいました。

 

私が仕事をしていることで息子にさみしい思いをさせているという負い目はありました。

 

でも、子供はそんな親の気持ちを受け入れ、理解しているんですね。

 

ほんとに子供から教わることは多いです。

ちょっと冒頭息子自慢をしてしまいましたが、

 

今日は金属アレルギーについて書きたいと思います。

 

金属アレルギーとは、金属が接触して、金属のイオン化した物が溶け出すことによりアレルギー反応を起こすことです。

 

吉本歯科医院にお越しになられる患者様のなかにも何人か金属アレルギーの疑いが考えられ、皮膚科に紹介をさせていただきました。

 

「金属アレルギーかな」と御自分で言われる方もいらっしゃいますし、ご自分では、そう思ってなくて、こちらから「金属アレルギーの可能性があります」とお話させて頂く事もあります。

 

ご自分で言われる方の症状をお聞きしてみるとアクセサリーをつけると皮膚が赤くなるとか痒くなるという症状が多いようです。

 

口の中の金属が原因と思っている方は、ほとんどいらっしゃいません。

 

先日も、ある患者さんが「ブレスレットをつけてかぶれたことがあると」と言われたので

皮膚科での検査をお進めしました。

こちらが検査結果です。

 

test.jpg 

  

 

+」と書かれている物にアレルギー反応が

ありました。

 

この患者さんの場合は

 

     塩化パラジウム

     塩化コバルト

     硫酸ニッケル

 

以上3つにアレルギーをおこすとの結果がでました。

 

いずれも歯科治療で歯に被せたり、詰めたりする時に使われ金属です。

 

この患者さんは数年前に金属を入れていました。

 

口の中の金属アレルギーは、金属を使用してから数十年たって突然発症することも多く、すぐにアレルギー症状が現れるとは限りません。

 

また金属が直接あたる部分がかぶれるだけでなく、手や足、全身にまで影響がでることがあります。

 

このような症状があり、もしかして金属アレルギーかなと不安に思われている方は吉本歯科医院にお越し下さい。

 

金属アレルギーの治療の第一歩は、原因の金属を突き止めることです

 

そして口の中に原因の金属があれば取り除くことです。

 

そうしないかぎり金属アレルギーの症状は治りません。

 

取り除いた後はアレルギーのでない材質の物に置き換えなければいけません。

 

金属アレルギーについては当院の院長、吉本彰夫がブログで詳しくご紹介しておりますのでぜひご覧下さいね。https://www.8181118.com/director/2009/11/post-16.php

 

2009.10.31歯周病は感染症です。歯石を除去したり、歯のお掃除をする治療では残念ながら治ってはいきません。

こんにちは、吉本歯科医院のカウンセラー、森下です。
今回は、最近テレビやCMでもよく耳にする
「歯周病」についてお話しします。


歯周病については、前にもお話ししたとおり、悪性歯周病菌らによって歯肉ポ
ケットの奥底を棲家とし、「歯石」を形成し歯茎をむしばみ、年月をかけて
歯周組織も顎の骨までも溶かしてしまう!という怖いお口の中の病気です。

歯がグラグラし、腐敗臭がするのはこのためです。

歯周病は感染症です。
通常の歯石を除去したり、歯のお掃除をする治療では残念ながら治ってはいきません。
感染に対する治療を行わなくてはならない病気です。

     歯周病と歯肉炎の症状

そもそも「歯周病」とはどんな症状がでたら「歯周病」と診断されるのか?

これは歯科医院によっても違いがあるのではないでしょうか?

 

一般的にはレントゲンで根っこの周りの骨の状態を診て骨が少なく歯が動いて歯ぐきも腫れていれば「歯周病・歯周炎」と言われます。


骨があって歯ぐきが腫れていれば「歯肉炎」と言われます。


ここで患者さんに知っていただきたいのが、歯肉炎と歯周炎の違いなのです。


①歯肉炎・・プラークが原因で歯ぐきだけが腫れている状態。

中の骨はしっかりとある。


②歯周病・歯周炎・・骨や根っこの周りの組織が破壊されている状態


歯肉炎に関しては、きちんとしたブラッシングをすれば治ります。


では、歯周病はどうでしょう。

 歯周病は治るの?
結論から言うと、現在の医学では歯周病は治せないと当院の院長吉本は考えております。全体に無くなってしまった骨は再生できないのです。
患者さんのほとんどは
「よくわからないけど、治るんじゃないの?」って思われていらっしゃいます。


正しい知識があれば、予防することもできますし、たとえ発症しても最善の治療によって歯周病の進行を食い止め、遅らせることができます。

早期発見、早期治療で進行を防ぐ
たとえ、歯周病と診断されても、歯石を取ることで悪化を抑えることができま
すが、一部の感染力の強い細菌による歯周病に関しては、原因を明らかにし、徹底的に除去していかないと、よくならないことがあります。

どんな病気でもそうですが、ここでも早期発見・早期治療が大切なのです。

きちんとした検査が必要
私が、これまでにカウンセリングさせていただいて感じたことなのですが、
ほとんどの患者さんが、こうおっしゃいます。


「歯周病だと思うので歯石を取ってほしいのです。」


私は必ず質問します。


「歯周病の原因は知っていますか?以前に歯周病と言われましたか?」

と。
「詳しい原因は分からないけど言われたことあるし、歯が弱いと思うか
ら・・」
そこで、感じたことなのですが、ほとんどの患者さんはご自分が、なにが原因で
歯周病になったのかご存知ないのです。


歯周病については、詳しい検査が必要です。

歯石と歯周病の関係
歯石は、雑菌や細菌の温床になります。

特に歯周病の原因となる偏性嫌気性菌
(悪玉細菌の中でも、歯周病を引き起こす代表的な菌)にとっては、とても居
心地のいい場所となります。

歯石をこまめに取るということは、歯周病予防に効果的と言えます。

こわい歯周病菌
ではなぜ、歯周病はやっかいなのでしょう?


口の中には数百種類もの細菌がウジャウジャいるんです。


もちろんその中には口の中の環境を保つのに必要な細菌もたくさんいるのです
が、とってもやっかいなこわ~い歯周病を進めちゃう菌もたくさんいるので
す。


先日、当院の院長吉本が参加した「日本口腔インプラント学会」専門医教育講座でも、この歯周病の代表的な菌が特に6種類(以前は4種類といわれていた)に対する対策がインプラント治療の前に必要であることを確認しています。

https://www.8181118.com/director/2009/10/post-13.php


吉本歯科医院では、6種類の歯周病検査を行っております。(以前は4種類しか検査できませんでした)


実際に検査を行なってみると、以前の4種類の検査では見付けられなかった、と
いうよりも、見過ごされていた歯周病を悪化させるとわかった新たな2種類の
菌のうちの一つが多量に出た患者さんがいました。


もし、この患者さんが4種類しか検査していなければ診断結果はこうなるのでは
ないでしょうか。

「悪性の歯周病菌はいませんでした。定期的に歯石を取っていきましょう」
ということだけで効果的な治療がおこなわれません。


「歯」は命に関ることはないので、あまり深刻に考える人はいないと思います
が、
「歯」が抜ける原因の1番は「歯周病による骨吸収で根っこから動く」ことで
す。
この事からも分かるように「歯」の命には歯周病は深く関っているのです。
人間の寿命より遥に短い歯の命を少しでも永く生かせたいと思って当医院では歯
周病治療を行っております。

インプラント治療で必要な歯周病治療!
ワンステージフルマウスディスインフェクションFMD
インプラント治療で、見落としがちなのが、まだある「ご自分の歯」のケア!
インプラントを必要とする患者さんの多くが歯周病で歯を失った方です。

まだ健在な「歯」をしっかり守るためインプラント治療前に口の中の歯石を一度に
取ってしまう方法です。

それが「ワンステージフルマウスディスインフェクションFMD


通常は歯石を何回かに分けて取り、一回目から二回目三回目と・・日にちをあ
けて取っていきます。

 

でもこれでは、治療期間中に、ばい菌は口の中をあちらこちらと移動してしまいす。

 

せっかく歯石を取って清潔にした場所にも菌が入り込んでしまいます。


これを永遠に繰り返していってしまいます。

一回で全部の歯の歯石を取ることで、歯周病菌の一掃をはかることができます。

吉本歯科が行う検査・治療の流れ

軽度の歯周病の方の場合は、歯科医院の定期的な歯石除去で予防できますが、
重度の歯周病、感染症歯周病、若年性歯周病などの方の場合、予防は難しいと
思われます。


そこで、吉本歯科医院では重度の歯周病と診断した場合、まず「細菌検査」
おすすめしております。


結果は患者さんにとっては、ショックを受けることがあるかも知れませんが、
当医院吉本院長は、常に
「本当のことを知ることが大事」との思いで患者さん
と向き合っています。

吉本歯科医院の歯周病検査
株式会社ビー・エム・エルの PCR-Invader法で代表的な6種類の歯周病菌を
調べます。

恐らく通常の歯科医院さんで行っている「細菌検査」とはその内容が全く違う、とお考え下さい。


〈検査の目的〉
菌の種類を詳しく調べ、それぞれの菌に効く抗菌剤を使って正しい歯周病治療
を行なう。(A菌にはA抗菌剤、B菌にはB抗菌剤というふうに)

    注)外注検査のため結果がでるまでは2週間ほどかかります。
      保険外治療なので費用は保険がききません

〈菌の摂取方法〉
        歯周ポケット(歯ぐきと歯の隙)に滅菌ペーパーポイントという
細い爪楊枝のような形をした検査用具を入れ10秒間ほど待って取り出します。
少しチクッとする場合もありますが、あまり痛くはありません。
 
ワンポイント ~ばい菌について~

1
、 ばい菌の住処
口の中全体
もっとも歯周病が住みやすい処は、歯肉縁下という歯ぐきの中の深い場所
この場所は歯ぐきの上の方とちがって酸素が届きにくいので、酸素を嫌う菌が好む


2
、ばい菌の種類
700種類
歯周病を悪化させる代表的な悪性歯周病菌は6種類といわれている


3、悪性歯周病菌の性質
   歯周組織にくっつきやすい
   生体の攻撃をかわす(自然には治らないということ)
   組織を破壊する毒素や酸素を持っている

   血管を通り、心筋梗塞の原因となる血栓の形成に影響する

 

 

 

 

歯がグラグラしてきた

口臭がある

歯茎から血が出る

歯と歯の間にすき間ができた

前歯が前に飛び出してきた

 

などの自覚症状がおありの方はどうぞお気軽にご相談下さいね。

吉本歯科医院の歯周病治療については

https://www.8181118.com/menu/03info.php 

 

2009.10.20院長を動物に例えてみました(笑)

こんにちは、カウンセラーの森下です。

歯科医院に行く時って、やっぱり先生ってどんな人か一番気になりますよね。

とくにやさしいのか、怖いのか・・・お医者さんって、なんか話にくい感じの人が多いと思いませんか?

 

そこで・・・

今日は院長を動物に例えてご紹介します。

 

北極に生息する「ホッキョクグマ」で全身が白い毛で覆われた"熊"である。

 

その過酷な生息環境から、雑食獣であるクマ類の中で最も肉食性が強い種であ

る。

同類では最大のサイズを誇り、「地上最大の肉食獣」と称される事も多い。ヒグマと比べると、頭骨や肩の盛り上がりが小さく、他種のクマより長い首を持つ。

 

飼育下では主に馬肉や魚類などのほか、栄養バランスを考慮し、果物や野菜な

どの植物性の餌も与えられる。(以上、フリー百科事典より抜粋)

 

  くま.jpg 

とまあ、テレビをご覧の方なら、一目でわかる動物です。

 

な~んかね、うちの院長って動物でたとえると、これかな~って(うふふ)

 

なんか顔も似てるような・・・よく患者さん(女性の)にかわいい顔、。品がある顔って言われています。

 

確かに温厚そうでやさしい顔立ちだと思います。

美男子とは違うような・・・

 

お肉好きだって言ってたし、でも上記のとおり、飼育の際は野菜なんかも食べ

るとか...

 

ちなみに、スタッフにはとてもやさしいんですよ!ほんとに!

 

ただ...学生時代に、空手をやってて黒帯もってたことは、おこるとこわいかも...でも、今のところ怒ったとこは見たことがありません。

 

さて、北極のシロクマが好物のアザラシを追っかけているころ、うちの'シロクマさん'も..(笑).

 

歯科医療の技術はまさに日進月歩!

うちの院長はさまざまな研修にも精力的に参加していて超多忙です。

 

シロクマはアザラシ1頭捕らえると、約半年食いつなげるらしいですが、'吉本歯科医院のシロクマさん'はいつも知識と技術を体の中へ取り入れ続けてるって感じです。

 

とにかく「歯」のことばっかり考えてるんじゃないかな。

 

いい治療しか患者さんにしたくない。歯の治療で患者さんを幸せにしたいと常に思っているようで、患者さんに説明するときには、ついつい熱くなり時間オーバー!

 

スタッフは焦ります。

次の方がお待ちなんですもん(-_-)

 

でも、そんな頑固親父のような、信念をまげない院長をスタッフみんな尊敬しています。

 

 

 話は飛びますが

私、よく偏頭痛に悩まされます。

以前、とうとうガマンできずに、はばかりながらも院長に打ち明けたところ、

「どれどれ」という具合で、首から頭にかけて院長自らマッサージ。

 

「こういうのは、ここがね...こうで...このあたりを...よっこらしょっと」

え~!!!!!治ったぁ! え~!!!!!

 

うそぉぉおおお!

 

最近の一押し「感動」でした。 

DSC_0245.JPG 

 

今日も定例ミーテイングがありました。

 

DSC_0243.JPG

今日の講師の先生は池田弘子先生です。

ついでにこの先生を動物にたとえてみると「白鳥」です。

 

気品があって、しぐさ、動きがしなやかでとにかく美しい人です。

 

年令を聞くと、とにかくビックリ!!話をしていると、こちらまで品がよくなれるような私達吉本歯科スタッフの憧れの女性です。

 

今、私達スタッフは、気品ある古きよき時代の女性になるよう、吉本マネージャーと池田弘子先生に指導していただいてます。

 

将来変化するであろう自分を想像して、頑張ります。

2009.10.05インプラント治療中に矯正治療はじめちゃいました(笑)

矯正治療始めちゃいました(笑)

 

こんにちは、吉本歯科医院のカウンセラーの森下です。

 

朝晩と寒くなってきて、いよいよ紅葉美しい秋ですね。

 

私は一年でこの季節が一番好きです。

食欲の秋、行楽の秋、読書の秋と楽しいことがいっぱいで、だけど、なんか人恋しくなる・・・せつない秋。

 

私はこの時期なぜか分からないけれど、若い頃大好きだった人を思い出します。

 

毎年のように・・・。

 

それは高校生の時でした。

彼を追いかけて、行ったこともない大阪まで住所を書いた紙と

1万円だけ持って徳島から船に乗って・・・親にも先生にも言わずに行ったので帰ってきてからは大変でした。

 

でもあの時は「逢いたい」と思ったら冷静ではいられなくなり本能のままに行動していました。

 

今の自分からは想像もできませんが、・・ちなみにその彼とは

今の主人です。

 

信じられな~いとみんなに言われます。私もそう思います。(笑)

 

主人もそう思っているのでしょう。

 

時々昔を懐かしそうに「あの頃のはるみ、かわいかったな~。変わったね」と・・・

 

でも口には出して言わないけど、毎年この時期にはあの頃のことを一人思い出しているよ。

 

あの頃のようになりたいと・・・

 

ちょっと余談がながくましたが、今日は私のインプラント治療のその後を書きますね。

 

59日にインプラントを2本入れてから5ヶ月が経ちます。

だいたい下顎は3ヶ月~4ヶ月ぐらいで2回目の簡単な手術をするのですが、私の場合は骨がなかったため半年おいて2回目の手術をします。

 

今の口の中はこんな状態です。

 

 

P7070119.JPG

歯ぐきから見えている金属はインプラントの蓋のようなものです。

 

手前は歯ぐきの中に埋まっています。

 

 

このままでインプラント部分の治療を進めようとしたのですが、院長から「ダメ」と言わちゃいました。

 

なぜかというと、インプラント部分のかみ合う相手の歯が私の場合横に飛び出しているのです。

 

このように親知らずの手前の歯が親知らずに押されてほっぺた側にはじきだされています。

 

 

P4150011.JPG

これで下のインプラント部分に歯を入れても噛めません。

 

 

 

そこで矯正治療を開始することになりました。

 

最初の矯正装置はマウスピースでした。

マウスピースは自分で取り外しが可能な装置なので、我慢強くない私には不向きな装置でした。

 

院長に時々「マウスピース使ってる?」

「少し動いた?」と聞かれるのですが、その都度の回答は「入れてません」でした。

 

入れようとは思うのですが、ついつい忘れちゃうんですよね。

患者さんには「長時間入れれば早く矯正が進みますよ」って言っているのに、自分のことになると

「まっ、いいかまだ時間あるしな・・・」と考えてしまうのでした。

 

でも、さすがに焦ってしまい突然院長に「マウスピース診て下さい!」と。

 

なんか突然矯正やる気満々の森下です。のような態度で・・・(^^;)

 

診てもらったところ、「全然マウスピースあってないじゃない!」

 

そりゃあそうですよね。

ほとんど入れてなくて入れたんだもんね(反省)

 

そこで矯正ピンという装置で矯正することになりました。

このように歯ぐきのなかに金属を入れてゴムを使って歯を動かしたい方に動かします。

早ければ1ヶ月ぐらいで動きます。

 

P9240013.JPG 

 

最初入れたときは痛いけど、二、三日で痛みは感じなくなります。

今はこの矯正方法の凄さを実感しています。

 

でも、これって実は下顎にインプラントするかこの矯正するか迷っていたものなんです。

 

で、私は、これは「いやだ~」と言ってしなかったのに、まさか上顎でするとは・・(笑)

 

怖い怖いと思ったら何もできないですね。切羽詰ったら怖いは後で何とかできるもんだと今回は痛感しました。

 

こういったことは実際にその身に体験したものでなくては語れないものです(笑)

 

どうぞ、インプラントや矯正治療をお考えの患者さまは、わたくし森下にお聞き下さいね。

 

さて、この飛び出てる歯がどう動いていくか、またブログで更新しますね

2009.09.30インプラントの症例をご紹介します。

こんにちは

吉本歯科医院のカウンセラー森下です。

今日は、当院のインプラントの症例をご紹介します。

 

骨の幅と高さがない場所にインプラントを埋入した症例です。

 

インプラントを入れる時にもっとも重要なのが「骨」です。

 

「厚みと骨の高さ」これが充分だとインプラント手術は簡単です。高さとは骨と神経血管までの距離とお考え下さい。距離が近いほどインプラント手術時に神経血管を傷つけやすいのです。

 

つまり骨の高さがなく幅が薄い場合はインプラントの埋入が厳しいということがあります。

 

インプラントを希望する患者様の中には、一般的な歯科医院での通常の手術では対応できないケースが増加しているように思います。

 

吉本歯科医院には他の医院さんで「骨がないからインプラントはできないと言われた」という患者さんが多くいらっしゃいます。

 

患者さんの中には、インプラント手術はどこの歯科医院でも同じ、と思っている方が本当に多いんだなとお話をさせて頂き感じています。

 

さて、骨がないとなぜインプラント手術が大変なのでしょうか。

 

ご説明させて頂きますね。

 

例えば縦・横・高さに十分な厚みのある太い板に釘を打つと、どうでしょう?

すんなり釘は入っていきますね。

 

でも細く厚みのない板に釘を打つと、どうなります?

釘は折れないが、板が割れますよね。

 

インプラント手術でいうと、インプラントを入れる「骨」は「板」で、インプラントは「釘」です。

 

薄い骨にインプラントを無理やり入れると骨は割れてしまいます。術中に自家骨が割れたら、人工骨を入れます。

しかし人工骨は作られた骨です。

自分の骨のように強く硬くはありません。

 

そこで薄い骨にでもインプラントを入れるという手法が「リッジエキスパンド」です。

 

リッジとは、狭窄。

エキスパンドとは、広げるという意味です。

 

つまり「細い骨を広げてインプラントを埋入する」ということです。

 

ただこの手術は非常に難しくインプラントをしているドクターなら誰でもできるということではありません。

 

高い技術力を持ったドクターでないと手術は成功しないと思われます。

 

 

下の写真をご覧下さい。(写真①)

P4201260.JPG 

 

この写真は、先日当院でのインプラント治療を行った50代女性の口腔内写真です。左の黄色い部分で囲っている部分が骨ですが、骨の幅は十分にあります。

 

 

次の写真をご覧下さい。(写真②)

  PC260029のコピー.jpg 

 

同じく当院でインプラント手術をされた50代女性の口腔内写真です。

3本の歯を失い、その部分をインプラント埋入された患者さまです。

右側の黄色く囲っている部分が骨です。

先ほどの写真①の方に比べると骨幅が半分以下の厚みしかありません。

 

 

骨の幅に十分に厚みがある方のインプラント手術は、それほど困難ではないはずです。つまり6ミリの木の棒に4ミリの釘を入れることは可能です。

しかし、このように骨が非常に薄く、骨量が少ない方の手術は、いわゆる「難症例」といい

執刀するドクターの技術(いわゆる腕)の高さによって成功するかどうかが決定します。つまり2ミリの木の棒に4ミリの釘を入れることは単純に考えれば棒が折れるので、不可能ということです。

 

こういった難症例の不可能を可能にするインプラント手術をどれだけ経験しているかで、

ドクターの腕は上がり、さまざまなケースに対応できる技を身につけていくのだと思います。

インプラント手術はどこも同じというわけではない、という意味はこのあたりにあります。

 

さて、では、このような骨が非常に薄く幅も少なく、骨の高さもない、という患者さまに対して当院の院長はどのようなインプラント手術を行っていくのか、ご説明してまいりましょう。今回は直径4ミリ、長さ8.5ミリというとても短いインプラントを使用しました。インプラント手術後にレントゲンを撮影して神経ギリギリに入っているのが確認できています。1ミリの骨も無駄に削ることはできません。削ったのは、最初の溝部分だけでした。骨を削らず(ドリリングせず)にインプラントを埋入する治療法です。

 

 

①骨と骨を押し拡げるための起始溝を形成します。

P9190057.JPG 

 

この写真は歯ぐきを開いて骨が見えているところです。

 

骨に縦に亀裂のようにみえるのが形成したところです。

 

円盤のような形をしている「ダイヤモンドディスク」という器具を使用します。

 

これはピザを切るときに使う道具に形が似ています。

骨はピザのように柔らかくはないのでエンジンを使用して切るのでスピードがあります。

 

数ミリでもずれたら骨が割れてしまいますので相当の技術を要します。

 

 

 

②手で骨を押しひろげているところ

P9190060.JPG

この写真は骨を圧し拡げる器具を入れているところです。

 

細いサイズから順番に使用していきます。

 

合計6本の大きさがあります。

 

非常に細かく時間のかかる作業です。慎重に慎重にゆっくりやらないと骨が折れてしまいます。

 

形は日曜大工などで使うネジに似ています。

 

サイズを順番に使っていき徐々に骨を圧縮しながら押しひろげインプラントが埋入できる緻密な骨を形成します。

 

 

③いよいよインプラント埋入

P9190077.JPG 

 

 薄い骨を割ることなく埋入できましたので人工骨を入れることもなく自分の固い骨がインプラントの周りにある状態で初期固定が安定したインプラントの埋入ができました。

 

初期固定とは、インプラントを埋入した時、インプラントをねじっても回らない状態のことです。細かった溝が拡がっているのが確認できます。

 

 

 

以前は、このような骨が薄い場合の手術では「骨ノミとマレット」という器具を使用していました。

 

「ノミとトンカチ」のイメージです。

 

口腔内は頭に近いので「ゴンゴンゴン」とかなり頭に響く感じがします。

 

痛くなくても、その響く音に患者さんはびっくりしますし不快な感じをもちます。

 

なるべく患者さんに不快な思いをさせない、尚且つ、骨に必要以上のダメージを与えない

ために手術で使用するのが「スプリットコントロール」という道具。

 

見た目はただのネジなのですが、とても優れものです。

 

次回はこの優れもの・・・「スプリットコントロール」についてお話させて頂きます。

 

吉本歯科医院のインプラント症例についてご紹介させて頂きました。

 

次回をどうぞお楽しみに・・・・。 

2009.09.15レントゲンの見方 その2

こんにちは。

吉本歯科医院のカウンセラー森下です。

 

以前ブログでレントゲンの見方について書きましたが、いかがでしたか?

お分かりになりましたか?

 

一回見ただけでは、やっぱりお分かりになりにくいですよね?

 

くどいようですが、今日もまたレントゲンについて書きますね(^^;)

 

なぜ、患者さんにレントゲンの見方を覚えて頂きたいかというと、私は毎日たくさんの患者さんにカウンセリングをさせていただいています。

その時に必ずレントゲン写真を見ながらお話するのですが、多くの患者さんは「今まで歯医者へ行ってこんな写真撮ったけどここまで説明してもらったことはない」とおっしゃいます。

そうですよね。

 

歯医者に行く時ってだいたいが何かの原因で歯が痛いとか歯石を取りたいとかですよね。

 

一般的な歯科医院では患者さんが言われるとこだけの治療のみで終了というところも多いと思います。

 

たとえ全体が写る歯科用のパノラマレントゲン写真を撮ったとしてもその部分だけの説明をする。

でもよく考えてみると、レントゲン1枚の中にはいろんな診断の情報が診えます。

 

肉眼では見えない歯ぐきの中の骨、むし歯、あご(顎)の骨など、今、症状はでてない場所だけど、今の自分の状態がどうなのか知ることが重要じゃないでしょうか?

 

だってレントゲン1枚だって費用はかかっているのだから・・・

 

せっかく撮るのですから患者さんが自分で医師に質問できるぐらいになればいいなと思うのです。

 

当医院の院長吉本は「患者さん自身が悪くなっているところが分かることが大事だ」

言う考えなので、吉本歯科では常に研修をしてカウンセラー、衛生士、受付全てのスタッフが患者さんへのパノラマレントゲン写真の説明をできるようにしています。

 

あまり詳しく説明するのでドクターですか?と聞かれることもあります(笑)。

 

例えばむし歯にしても大きさによってレントゲンに写っている黒い影が違います。

 

患者さんは、むし歯は、すぐ削らないといけないと思っている方が多いです。

しかし削らない、進行しないむし歯もあるのです。

でも、むし歯よりも怖いのが歯周病や噛み合せが原因で歯槽骨(歯を支えている骨)がなくなることです。

特に{噛み合せが原因で骨吸収が起こる}ことを患者さん自身が分かるはずはありません。なぜなら症状がでないからです。

歯周病は歯ぐきが腫れたり、出血したりと痛みの症状がでます。

しかし、噛み合せが原因で痛みがでることは、あまりありません。

そこで早期発見できるのがレントゲン写真なのです。

 

症例①上下前歯の骨吸収

骨吸収.jpg 

 解説・・Aさんのレントゲン写真を見てみましょう↑

 

左右の下の奥歯がなく、(はがない)上下の前歯の骨が少なくなっています。

 

Aさんは、初め下の前歯の隙間が気になる。

奥に入れ歯を入れたいとおっしゃいました。

レントゲン写真で説明させて頂いた時、前歯の骨が無くなっているとは、思いもよらなかったようで、それが「かみ合わせ」が原因なんて全く予想外だったようです。

 

そうですよね。歯が骨で支えられているとか、かみ合わせの負担で骨が少なくなるなんて考えられないですよね・・・・

ほとんどの患者さんがご存知ないように思います。

 

そこで

当医院では、レントゲン写真を見ながら、今のお口の中の現状を必ずお話させて頂くようにしています。治療する、しないに関係なく・・・現状を知っていただくことによって患者さんの歯に対する意識が変わると思うのです。

 

~当医院の院長の診断~

「かみ合せ」と「歯周病」と「奥歯に歯がないこと」の三つの事由が要因ではないかと思われました。

 

「かみ合わせ」

本来、物をかむ歯は、奥歯(4番、5番、6番、7番)です。前歯は噛み切るぐらいです。しかしAさんのように両方の奥歯がないと食事をする時には、前歯で、かんでしまいます。

前歯は細い根っこなので物を噛むためにつかっていると負担がかかりすぎてしまいます。

 

「歯周病」

歯周病菌などの悪玉菌が歯の表面に付き歯槽骨(根の支えの骨)を溶かしていく。

 

「奥歯が抜けている」

歯は左右の隣の歯とあたっているからそれ程ずらされません。

Aさんのように奥にスペースがあると歯は動きやすくなり前歯に隙間ができたり歯が斜めになったりします。

 

~当医院の治療~

マウスピース矯正で歯を揃え、その後、奥に入れ歯を入れました。

 

このように、レントゲン写真が導きだせることは本当にたくさんあるのです。

患者さんご自身が、ご自分の状態をはっきりと理解することができれば選択できる治療も

また変わってくると思います。

 

私たち吉本歯科医院では、こうして日々、患者さんに、正しい理解をしていただくために

レントゲン写真の見方をお伝えしています。

 

わからないことは、どんなことでもご質問下さいね。

 

 

 

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