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ホーム > 日本補綴歯科学会専門医 香川県 高松市 吉本歯科医院 > 前歯が出っ歯になるには口の中に原因があります。

2016.02.04前歯が出っ歯になるには口の中に原因があります。

deppa 1.jpg


deru.JPG


噛み合わせの悪さひとつで、体のバランスは面白いほど崩れていきます。

また噛み合わせのバランスを正常に戻すだけでまっすぐ歩けなかった人がまっすぐに歩けたりもするのです。

噛み合わせのバランスを考えた設計をしなくては、たとえどんなに見栄えの良い材質をその部分に行ったとしても必ず故障し、将来何かしらの不具合を起こします。


これは歯科でいえば

「見た目はきれいに並んでいるけど、

噛むとすぐに壊れます」という状態です。



家やビルを建てる時と全く同じです。

kenchiku_s.jpg



設計が大事。

基礎が大事。

地盤が大事。

大黒柱が大事。

dodai_s.jpg


屋根を造ってから、基礎の工事に

取り掛かることはできませんよね


歯科治療も全く同じこと、です。


そういった意味で、私たち歯科医師は、お口の中で起こっていることを通して

患者さんの体全体を「診る」といった視点が必要です。


吉本歯科医院では虫歯治療、矯正治療、審美歯科治療、インプラント治療、顎関節症の治療などらゆる治療にこの考え方が基本としてあります。


歯の噛み合わせというのは、実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません。




下顎というのは、頭蓋骨に対して固定されることなくら下がっているものなのです。

gaikotsu1.jpg


ご自分の頭蓋骨を触ってみながら確認してみて下さいね。

gaikotsu2.jpg
こうやって下顎はぶらんぶらんと右へ左へと揺れます。
頭蓋骨に固定された上顎とは違い、下顎はこうして
自由に動けるようになっています。
gaikotsu3.jpg
横からみるとこんな感じです。
下顎は振り子のような存在になっているんです。


体の動きに対して体の重心を整えるための「振り子」ような役目をします。

furiko.JPG

下顎は体の中で左右に渡ってぶら下がっている唯一の器官です。


つまりここがおかしいと全身のバランスを崩してしまう、ということが起こります。


「良い噛み合わせ」とは

顎関節が楽な自然の状態で上下の歯がキチンとかみ合い、

前後左右に下の顎を動かした時に、顎関節に無理な力がかかることなくスムーズに引っ掛かることなくける状態

のことを言います。



つまり下顎がちょうど「振り子」のようにスムーズに動けるようになっていることが必要です。


見た目が綺麗なだけの歯並び、そして見た目優先の「噛み合わせ」など、

そんなものは私に言わせてみれば「タイヤのない車」と同じ、なのです。


車は安全にちゃんと走ってはじめて「車」なのです。

「標準速度で走ってはいけない」

「ガタガタ振動して故障を繰り返す」

「ガタガタ振動して怪我をさせる」車は、

良い車とは思えないのです。


「良い車」とは、歯科治療で言えば、

きちんと噛める機能性(噛み合わせのバランスが取れている)ということです。


どんなに見た目がよくても、噛めない、全身の不調を引き起こす等の歯では、健康とは到底言えません。


良い噛み合わせを考慮した歯科治療を行うことで、患者さまが得るもの、それは、将来必ず起こりうるリスクを小限に抑え、全身的な不調を引き起こす原因を最小限に抑えることができる、ということです。


噛み合わせを構成するあなたのお口の中にある「歯についてご一緒に考えていきたいと思います。


yakuwari.jpgのサムネール画像のサムネール画像
歯にはそれぞれ役目役割がある

ということを、まずは知って下さい。


あなたは、あなたのお口の中にる歯は、全部で何本あるかご存知でしょうか?

親知らずを除くと、全部で28本あります。

そして28本、すべてが「形」も「大きさ」もまったく違います。

歯は28本なんですが、その28本、1本たりとも同じ「大きさ」

「形」は無いんですね。

驚きですよね?

歯には、28本「形」「大きさ」がそれぞれ全く違う、

このことにどんな意味があるかお分かりになりますか?

それぞれの歯の持っている役目、役割、機能が違うと言う事です。




28本のうち、2本や3本歯が無くなった、でも噛めるから、いいじゃないか!

と思いますよね。


歯には、28本「形」「大きさ」がそれぞれ全く違う、このことにどんな意味があるかお分かりになりますか?

それぞれの歯の持っている役目、役割、機能が違うと言う事です。


28本のうち、2本や3本歯が無くなった、でも噛めるから、いいじゃないか!

と思いますよね。


もちろん噛めるかも知れない。

でもそれは、なくなった歯の代わりを代償する歯は実はどこにもないのです。


バランスが崩れてしまうのです。


両手足には20本の指があります。

どの指がなくなっても困りますよね。



歯が28本あるという事で、私は噛み合わせの事を

おみこしに例え、患者さんにお話するようにしています。

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歯は全部で28本、上下左右それぞれ7本ずつです。

7本7本7本7本で、28本です。



つまりおみこしで、片方に7人、片方に7人、合計14人でおみこしを支えている。

その様にお考え下さい。


その14人、全員が元気な14人ではありません。

大人もいれば、子供もいます。


大きい人もいれば、小さい人もいます。


大きい人ばかりであれば、大丈夫かも知れませんが、

残念ながら十分な力を発揮できない小さい人もいるのです。


さぁ、下の歯の前歯を見てみましょう。

maeba2.JPG


下の歯の前歯は、小さいですね。

根の先が尖っていますね。

根っ子は細いですね。

おみこしを支えている小さい子供だと思ってください。

根っこは1本ですよね。


ではこれを立ててみましょう。

立たないですよね(――;)

すぐ倒れます、棒みたいなものですから。

すぐ倒れちゃいます


歯というのは、畑に大根が植わっている様に、骨の中に植わっている、

もっと言い換えれば、砂の山に棒が刺さっている状態だとお考え下さい。

そこに力が加わると、簡単に棒は倒れていきますよね。


次に奥歯を見ていきましょう。


奥歯、いわゆる6番目や7番目という表現をします。

そのうち1本の歯は6歳臼歯って言います。


6歳臼歯は6歳の時に生えてくる訳です。

これはものすごい役目をします


家で言う大黒柱です。

見てみましょうね。


噛み合わせの面は臼状の形をしています、

根っ子は3本も有りました。

okubatatsu.JPG

何かに似ていませんか...?

カメラの三脚です。


カメラの三脚はどうでしょう?

自分で立てますよね。


自立しています。

カメラを支えられますよね。

kamera.JPG

つまりこの奥歯は自立することができる


そして噛む力を支えることが出来る、その様な構造になっています。


それに対して前歯は、根っこが1本ですから、その様に力を支えることは出来ません。


つまり人間というのは、臼状の部分(奥歯)、ここで力を支え、

噛む事をし、磨り潰すという事をする訳です。



では前歯は?

...自分で立てません。そんな力はありません。

カメラの1脚と同じです。


前歯は一人で立つことはできない存在なのです

草食動物、肉食動物、その両方を持ちえる事が出来たのが人間なのです。

奥歯で支え、奥歯で磨り潰す、しっかりと奥歯で支える。

そして前歯は、奥歯で噛んだ時に当たらない

と言う事がものすごく大事なのです。




もちろん矯正治療の様に、歯を残念ながら、上下左右

1本ずつ抜かれた方、いらっしゃるかも知れません。


歯を抜いた場合は、もうその時点で28人が24人になっちゃっています。

4人足りないわけです。


そうすると、奥歯の人が、十分に支えることが出来ませんので、

矯正の治療をした方の中には、奥歯への負担を柔らげる為に、

わざと前歯を当てる様に整列している先生もいらっしゃいます。


そういう特殊な事を除くと、奥歯で支えて、前歯は

当たらないって言うのはすごく大事な事なのです。


入れ歯も同じです

前歯にはそもそも、自分で力を支える、すり潰す噛む事をする、

その様な能力、そのものが無い訳ですから、

その前歯でガンガン普通に噛んでいたら何が起こるのか...。

 

当然、出っ歯になっていきます。

deru.JPG

このようにだんだん崩れていきます。

deru2.JPG 


歯茎が下がって歯が伸びたように見えます。


右上の歯が下の歯に突き上げられて飛び出てきています。


本来の位置から列を乱して飛び出したので、隣あう歯との間に隙間が出来てきています。

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いきなり揺れだして抜け落ちてしまう場合もあります。

同じ運命を辿る事となります。


歯は、11本にそれぞれ役目役割機能が有るわけです

奥歯は、臼状の形態でもって、力を支えることが出来る。

つまり、力のあるお父さんだと思って頂いたらいいでしょう。


奥歯=お父さん


それに対して前歯は、細くて小さい、子供達です。

前歯=子供達

真ん中の歯は、4番目5番目、お母さんというところでしょうか...

真ん中の歯=お母さん

奥歯でしっかり支える、6番目7番目の歯が無くなった途端、

歯は、どんどん崩れて行く訳です。

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おみこしをいつもは、14人で支えていました。

yobou_15.jpg


その内4人がお父さんお兄さんでした。


しかし、ある時からお父さんが1人抜け、2人抜け、後には奥歯である大黒柱4が全員いなくなってしまった。


残った子供達やお母さんでおみこしを支えなくてはならなくなった。

支えれなくなって崩れて行く、こんなイメージです。

ドミノ倒しの様に崩れて行く訳です。

yobou_13.jpg

なので、バランスが必要なのです。


噛み合わせのバランス、つまり、顎のバランスが崩れる、ということは、

全身のバランスをドミノ倒しのように崩していくんですね。


噛み合わせって、実はとっても重要なことなんです。


知らなかったではすまされない重大な問題が「噛み合わせ」には

隠されていることが多いんですね。


実際に「噛み合わせ」が原因でどんな症状を訴えられているのかと申しますと

■平衡感覚がうまくとれずめま いやふらつきがする

■まっすぐに歩こうとしても右 へ右へと片側に寄ってしまう

■夜眠る時に、ティッシュを口に入れないと苦しくて 眠れない

■首の横の筋肉が張って苦しい

■朝起きた時に、顔に噛み締めた シワの後がくっきり刻まれている

■首肩の後ろから頭の上の部分 が痛い

■ブルドック顔になってきた

など、患者さんによってお体に出てくる症状はさまざまです。


私の医院では、「噛み合わせ」のご相談にお越しになられた重症な患者さまには、

事前にどのような全身症状がでているかという項目にチェックをして頂くのですが、

その項目は人によっては数十項目になってしまう方もいらっしゃいます。

では、いったい「良い噛み合わせ」ってどんなものなのでしょうか?


私、吉本彰夫が考える良い噛み合わせとは、

1.「骨」

2.「関節」

3.「歯」

4.「筋肉」

これら噛み合わせを構成する要素が


■全てバランスが良い状 態になっている

■無理な力がかからない 状態になっている


これが良い噛み合わせだと考えています。


さらに全身にまで影響が及ばれている方の場合には、姿勢や態癖のバランスが崩れます。

顎の骨は、左右対称と思われるかも知れませんが、実は顎の骨って、

左右対称ではない人がほとんどなのですね。


よく美人は、右と左が左右対称になっていると言われますけど、

実際ほとんどの方が右と左ってちょっとずつ違うのです。


また、上顎というのは、先ほどお話しましたが頭の骨にくっ付いていて、まったく動きません。

そう、上顎は頭蓋骨にくっついて全く動かないのです。

gaikotsu1.jpg

それに対し下顎というのは、顎関節と言われる場所でもって、頭からブラ~ンとぶら下がっている状態です。


下顎はぶらーんと常に振り子のように右に左に揺れながらぶら下がっている。



それが、筋肉によって閉じられるその瞬間に、無理な力がかかる状態の場合には何が起こるかと申しますと


■体のバランスが取れなくなる

■噛んだときの振動が頭頂ではなく、ヒタイに響く

■目の上のあたりが重く なる


そんな症状が出てしまうことになります。


歯には2つの大きな役割があります。

①ものを噛む咀嚼機能

②平衡感覚という姿勢バランスをつかさどる機能

です。


特に②は、下顎のスムーズな動きを示します。

下顎は、人間の姿勢を維持し、態勢バランスを司るとても重要な部分なのです。


なぜ、歯を失いはじめた頃から、「よく転ぶ」ようになるか

なんとなく理解できませんか?

平衡感覚を司っている機能がバランスを崩すのです。



噛み合わせが数ミリずれただけで、

■どちらか一方の肩だけが下がるような姿勢になる

■まっすぐ歩こうとしても左に左にと傾いて進んで しまう

■めまい、ふらつきが頻繁に起こるようになる

■腕や手の指がしびれてしまう

というようなことが起こります。


奥歯くらいなくなったって、他の歯があるからいいじゃないか


あなたは、そう思っていませんでしたか?

なくなった歯の代わりには、ならないのがあなたの口の中にある1本1本の歯たちです。


前歯がいきなり飛び出してくるわけでは、ないのです。

いきなり歯が出っ歯になるわけでは、ないのです。



出っ歯になるには、そうなる原因が必ずあなたのお口の中に

あります。

その根本原因は「噛み合わせ」にあります。






原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





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