2018.11.29もしマウスピースをしていなかったら私の歯が割れていたんですよね?
患者さんのマウスピースがこのように真っ二つに割れてしまいました。
吉本歯科医院では患者さんの多くに
マウスピースをお作り頂いています。
そのマウスピースをお使いの患者さんからは
「マウスピースが穴が開いたのですが」
「マウスピースが割れそうなのですが」
「マウスピースが折れてしまったのですが」
このようなご連絡とっても多いんですね。
このマウスピースは、あなたの歯が壊れる代わりに
いわば「身代わり」となって壊れてくれるもの、です。
あなたの歯が磨り減る代わりに、「身代わり」となって
磨り減ってくれるもの、です。
早い方では作成して3ケ月もたたないのに
真っ二つに割れたり、穴が空いたり
端の方が欠けたり、します。
マウスピース、意外にも硬い素材です。
でも、こんな風に簡単に割れます。
欠けます。
しかも、磨り減って穴まで空いてきます。
マウスピースが磨り減ってくれなかったとしたら
マウスピースが割れてくれなかったとしたら
あなたの歯が割れて、磨り減っているわけ、です。
つまり、あなたの歯が磨り減る、割れる、「身代わり」となって
割れてくれている、磨り減ってくれているもの、です。
私は、夜眠る前かならずマウスピースを装着します。
ある時期、マウスピースの重要さをいまいちわかっていなかった時、
マウスピースをせずに寝ていたら
奥歯の被せ物をした部分がキーンと痛み出しました。
案の上、奥歯に負担がかかってました。
その痛い体験以来、どこに行くにも
着替えは忘れてもマウスピースは
忘れず持って行きます。
歯が磨り減っていくことで
歯や歯茎の上にかぶさっている顔の肉まで
形態が変わってくる恐ろしさをしっているので
かならずマウスピースをして寝ます。
高級なクリームを上からのせるより
地盤沈下起こさないように土台をきちんとすることのほうが
よほど価値ある行為です。
当院でマウスピースを作られた方は下記の場合には必ず放置せず
吉本歯科医院までご連絡を下さい。
■ マウスピースが割れた、欠けた
■ マウスピースの一部が欠けて歯茎や舌に当って痛い
■ マウスピースを紛失した(費用実費かかります)
■ マウスピースが合わなくなって外れやすくなった
■ マウスピースが入れるのがキツくなってきた(2週間程度入れ忘れているとその間に歯が動きマウスピースが合わなくなることがあります)
「マウスピースが割れたからそのまま放置しておいた」
「マウスピースをなくしたから装着しないまま放置しておいた」
これが一番怖いのです。
歯は一生動き続けます。
お肌も同じですが、
今日と5年後を同じ状態で維持することは
大変な努力が必要です。
お肌も歯の噛み合わせも同じで
「今日と10年後をなるべく同じ状態に維持する」
ことを目指しています。
何もしないと、老化の一途を辿ります。
歯も同じ。
今日の状態を10年後の状態を写真を撮って
レントゲン撮影までして
状態があまり変化がないとしたら
相当努力し続けた、ということを意味します。
放置しておくと
ボロボロになってしまうのです。
当院にお越し下さった方の多くの皆様が
マウスピースを使い続けて下さっているには
10年過ぎた時の歯の状態がはっきりわかるから、です。
10年なんて、あっという間です。
いい習慣をどうぞ、しみこませて下さい。
あなたの歯が破壊される身代わりとなってくれる吉本歯科医院のマウスピース
2017.06.16足をケガすると歯が痛くなる原因
香川県高松市の
かみあわせ専門歯科
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
足をケガすると歯が痛くなった
という患者さんがいらっしゃるんですね。
いろいろお話しを受診の際に聞かせて頂くのですが、
「どうして足のケガとかそんなことまで聞くの?」って言われる方がいらっしゃるんです。
実は大きい影響があるんです。
足を骨折された方、例えば右足を骨折された方ってどうなるか。
左足だけで歩くとどうでしょう?
すごく辛いですよね。
両方で歩くと1km2km歩けるのに片足だったら半分500m1km歩けそうですけれど
実は100mも無理です。
だから杖をつきます。
杖をついたとしても左足にかかる負担はものすごいものです。
ですから身体がどうなっているかというと、クニュっとなっちゃうんです。
どうしてもそうなります。
そうすると頭が右に傾きます。
右の足をケガされた方は身体が全体に、特に頭が右に傾いていきます。
これでお食事をしようとすると何が起こるかです。
上の歯は頭と一体化されていますから、
頭が右に傾くと上の歯も右に傾きます。
下の歯はどうなるのか?っていうと、
下の歯は上から振り子のようにぶら下がっている状態です。
振り子のように普段動いていますから、噛もうとするとどうしても右が先に当たっちゃうんです。
本来は両方で噛むように神様は造っています。
ところが頭が右に傾いた状態で噛もうとすると右が当たります。
頭が左に傾いた状態で噛もうとすると左が先に当たります。
均等に噛めている間は良かったのですが、早く当たるところができると、強く当たるところができると、本来受け持つ力の何倍もの力がかかってしまします。
ですから片足ケンケンをイメージしていただくと、片足でどんどんどんどん行っていると、膝とか腰とか痛くなりそうですよね。
それと同じように、例えば右足を悪くして頭が右に傾いた状態で噛むと右の歯には本来の力の何倍もかかりますから、歯がしみたり・痛んだり・欠けたり・割れたりということが起こってきたりしますので、ぜひ気を付けてお食事もなさって下さい
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