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治療について

2017.07.06食事ができ、ちゃんと噛めて見た目もマスクをしなくていい状態にして欲しい

香川県高松市の

噛み合わせ専門歯科医院

吉本歯科医院の吉本彰夫です。


先日お越し下さったある患者さんです。


見た目が気になる

マスクをつけないと毎日が外出ができない

口の中の多くの部分の歯が欠けている

抜けたままにしている部分もある

歯の根っこだけの部分もある

とにかく噛めないので

食事がつらい

40f5e3c8753368560fb9b35b6ad2d1de_s.jpg

食事が普通にできて

ちゃんと噛めて

外出する時もマスクをしなくてもいい見た目の状態に

して欲しい

ということで

お越し下さいました。



吉本歯科医院に予約の電話をするのに

かなりの時間、悩んだんだと教えて下さいました。



はじめまして

とご挨拶させて頂いた時

患者さんは

「とにかく、口の中が悪すぎて申し訳ありません。

ごめんなさい」と何度も謝られるんです。



ずっと悩まれて苦しんでこられたお気持ちを感じて

私もなんともいえない気持ちになりました。



お口の状態を詳しく診させて頂きました。


たしかに多くの歯を失ってこられています。

しかし、決して患者さんがおっしゃられるように

「私がちゃんと歯の手入れをしてこなかったから」という理由だけでは

ないのです。




多くの歯を失い

悩みに悩んで吉本歯科医院にお越し下さる患者さんは

みなさんご自分をとても責めてしまわれる方が

多いのです。




「もっと若い頃からちゃんと治療しておけばよかった」

「もっと歯みがきを真面目にしていればよかった」

とおっしゃられます。




しかし、バイキンだけが原因で

歯を失っているわけでは、ないのです。



決して患者さんご自身が歯みがきを怠ったから

という患者さんの責任だけではないのです。

まずはそれを知ってほしいのです。




もし、同じように

噛めない

見た目が恥ずかしい

多くの歯が抜けたりかけたりしている

ということで長年お悩みの方は

どうかおひとりで決して悩み込まないでください。



まずはご相談下さい。


長年お悩み苦しんでこられた患者さんも

「思い切って相談してみてよかった」

と治療後の今では


家族と一緒に食事ができる

ちゃんと噛める

人前で思い切り笑える

という状態になり

質の高い人生をお過ごしです。



どうぞご安心なさって

ご相談くださいね。



さて、

歯が折れる

歯がグラグラする

歯が揺れてきた

虫歯になる

被せものが取れた

詰め物が外れた

歯がしみる

歯周病が悪化した

これらの症状を引き起こす根本原因となっているのは

口の中のかみあわせ

です。





歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には

しっかりとお口の中の菌を減らすことで

これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございます。


「歯周病で歯を失った」場合には

そもそも今回歯周病になられた根本原因

まずは

きちんと突き止めることが大事です。




歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。


1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)

saikin.jpg

2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)

domiojpg.jpg


今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、

のであれば

1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題

または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。



詳しくはこちらをご覧下さいね

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-109.php

歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。



さあ、では

原因2の、かみ合わせからくる破壊的な力をお話します。



重たい物を持つ、

futan_s.jpg
重たい物を支える、
domiojpg.jpg

というふうに考えていただくと分かりやすいです。


一人で重たい物を支えるよりも

二人、二人よりも三人、三人よりも四人のほうがいいわけです。

nakamas.jpg

それぞれの一人に対する負担が減るわけです。


歯の数は親知らずを除くと28になります。

koukuu6.jpg

親知らずを含めると32になるのです。

そもそもなぜ神様がこのように人間に歯を多く作られたのか?


歯がそれほど丈夫なものであれば、そんなに本数いらなかったのではないでしょうか?


つまり人間の食生活においては28本は必要だと考えて、28本作られたのだと思います。

shiniasyokuji.jpg

ですから

すでに「歯を抜かないといけない」ということになった

ということは本数が減るのです。


重たい物を運ぶと思って下さい。

例えば車で運ぶ場合、タイヤは4ですよね。

car.jpg


では次に

4本のタイヤの普通の車には乗せられないような大きな物、重たい物を乗せると思って下さい。


トラックやトレーラーなどタイヤがいっぱいなもので運びます。

trac7_s.jpg


その大きなもの、重たいものを車の上にポンと載せてみたらどうでしょうか?


タイヤが悲鳴を上げますよね。

パンクしますよね。

pank_s.jpg


お口の中の歯も同じことが起こっているのです。


すべて噛む為の道具のです。


噛むための

ご自身の歯

被せ物、

ブリッジ、

入れ歯(義歯、総義歯)、

インプラント、

すべて道具なのです。



本来受け持っている力以上の力を受け持つと

簡単に壊れてしまうのです。

kosyou.jpg

歯がグラグラしている。

歯周病で歯を抜いた後どうすればいいのか

というご質問をよくいただくのです。


歯がグラグラしているというのは動いているということですよね。

gura.JPG

何か噛んだ時、歯は動くんです。


というこうとは、それは力を支える能力が実はあまりないんです。

弱いんです。


つまりどういうことか?


車でいうとタイヤがパンクしている状態だということです。

pank_s.jpg

当然パンクしているわけですから、ないのと同じです。


残っているタイヤに負担がいっているのです。


トラックやトレーラーでないと運べないような物、重たい物、大きい物、それを普通の車にポンと載せたら耐えられないわけです。

domiojpg.jpg


確かに車でも重たい物を運べるのかもしれない。

でもそのような限度を超えたような物は運べないのです。


言うなれば、車で運べる荷物の量は限られている。

トラックやトレーラーでないと運べないような物はそもそも運べないのです。


運ぼうとすると次々壊れていくのです。





歯周病と診断された方

歯を抜かないといけない診断された方

すでに多くの歯を失ってしまった方

まずは、

ご自分が「歯を抜かないといけないと診断された」根本原因

歯周病だと診断された根本原因を

お知りになって下さい。


歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。

現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。


歯を削る前に知っておきたい7つのこと。メールセミナー全7回 インプラント 歯周病 PMTC 歯の定期検診 噛み合わせ 咬み合わせ 専門 吉本歯科医院 香川 高松
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2016.08.3150代になって前歯が急に前に飛び出してきた気がします。歯周病でしょうか?


☑50代になって前歯が急に前に飛び出してきた気がします。歯周病でしょうか?


☑下の前歯がガタガタになって、上の前歯が出っ歯になってきたのでなんとかしたい



とてもよくご相談いただくケースです。



できれば

上の前歯をセラミックなどに被せ物をやりかえて

ひっこめることは

できないか?

というご希望です。



出ている部分を

削って新しい被せモノをかぶしてしまえば

引っ込みそうな気が

確かに、しますよね。



しかし、

実は、出ている部分だけを

たんに被せ物だけでやりかえをしたとしても

すぐに壊れてしまったり

割れてしまう

ということが、起こります。



理由をお話しますね。



前歯が折れた

前歯がグラグラしてきた

前歯が前にぐっと飛び出してきた

また

顎が痛い
顔がゆがんできた

いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さ」があるんです。


「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのか?


噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、

つまり歯が正常に並んでいないので、

その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、

いつもバイキンが住み着いている状態になっています。


「ばい菌 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果
ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。

「ばい菌 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして

前歯が折れた、ということは、

今回、歯が折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということがいえるのです。



歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。


その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。

「ばい菌 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果


ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。



正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。


全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。



お時間あればぜひこちらをご覧下さいね。


前歯が飛び出てきたとか、

前歯がガタガタになってきた。


ある日突然気がついたら歯が動いてしまっていた


こんなご相談とっても多く頂きます。

患者さんのお話をおうかがいしていると

歯は動かないと思われている方、多いんですね。


実は歯は動きます。


歯は一生動き続けるんです。



歯が動く理由にはいろいろあります。

一番大きいのは親知らずです。


「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

イメージ的には満員電車に乗っていると思って下さい。

どんどんどんどん人は入ってきます。

「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果


その時にじっとそこに立っていられるでしょうか。


流れによってどんどん動かされて行きます。


そして、一番弱い子が弾き飛ばされる。

「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

そのように

後ろから前、

後ろから前

というふうに歯が飛び出てきます。

「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果


強い力で歯を動かすと、動かないですよね。


でも、矯正治療という歯を動かす治療ってあるんですよね。


あれ実はゴムで引っ張っているだけです。

ゴムで引っ張っているだけ、わずか数十グラムの力で歯は動きます



そして

この親知らず、もう何年もかけて押してるんです。


そのように持続的な力というのは、弱い力であっても歯を動かせるんです。


またベロ(舌)でも100g200gの力で押してきますから、そういうことでも歯は揺れます。

 

歯の形体は前歯と奥歯、まったく違います。


前歯の根っこは歯茎に隠れていて見えないんですけれども1本です。

「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

それに対して奥歯は根っこがカメラの三脚のように3本だったり、さらに強い4本だったりします。

「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

本来であるならば噛む、噛む力を支える、これは奥歯の役目です。

奥歯で噛んで前歯はほとんど当たらない、そういう状態が本来の形です。


ところが、奥歯が押されることによって崩れてきた。

歯が抜けることによって奥歯で十分に噛めなくなった。


 

歯は前後的、上下的にお互い支えあってますから、歯を抜けた状態(はがない)にしておくと両隣の歯が倒れてきたり、噛み合う相手の歯が相手を求めて飛び出てきたりします。

「親知らず site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

そのような原因から

奥歯で十分に噛めなくなる。

 

そうすると、必然的に前歯同士が強く当たってしまうんですね。

 

前歯は少し、気持ち出っ歯の状態が噛みやすいようになっています。

 

奥歯がない状態(はがない)で前歯だけがガンガン当たります。

そうすると上の歯は更に上へ、相手は逃げますから下の歯はさらに上へ、というふうに歯が動いていってしまうんですね。

 

次ぎに多いのが歯周病です。

歯の周りの病気です。

 「歯周病 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

歯は何で支えられるか、何で支えられているかご存知ですか。

「歯周病 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

 

よく鏡で見て歯茎があるから、歯茎っておっしゃられる方が多いんですけれども、

歯茎は肉です。

肉なので、こう力をかけると変形します。

 

奥歯のように100kgとかそういう力を支えることは出来ません。

 

歯茎の下には骨があるんです。


骨があって、そこに歯が植わっている、そういう状態です。


 イメージ的には砂の山があって棒が刺さっている、そのように思ってください。

sunanoyama_s.jpg


 そして、この状態で歯が支えている周りの骨が溶けていく。

砂の山が骨だとすると、

どんどん砂が減っていくと

刺さっている棒がグラグラしてきて

そのうち倒れますよね。


こんなイメージです。

なので動きやすくなるんですね。


 

同じ力でも動きやすくなります。

 

そのようないろんな原因によって歯は一生動き続けるんです。

 

では動いていっているこの歯をどうするのか?


ほおっておけば間違いなく悪くなるだけです。

置いておいて良くなることはないです。


崩れていっている状態であれば、その後そこで止まるというのもないです。


どんどん悪くなります。

ですので、それを今の状態で止める。まっすぐだったらしっかり止めますが、

倒れてますからそれを支える。


もっと理想的には、元あった場所に戻してあげる、そういう治療もあります。


また奥で噛めないのが原因であれば、奥で噛めるようにキチッと奥歯を作ってあげる、

そういう治療もあります。


その方その方の状態に応じて、その治療法は選択肢があると思いますので、それぞれの治療のメリットやデメリット、それをよくかかりつけの先生とご相談なさってください。


ちなみに私は倒れているのをこれ以上倒れないように止めておくということで、

「マウスピース」というのを使っています。

「マウスピース site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

スポーツ選手でも格闘技の選手でもないのに「マウスピース」と思われるかもしれませんけれども、歯は一生動き続けますから、それを夜寝る時にマウスピースを入れることによって、弱い歯いっぱいを一つのものとして力を止めるんですね。

 

そうすると歯が動きにくくなります。そしてマウスピースは変形しません。

「マウスピース site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

形いっしょです。

 

常に同じサイズを同じところに入れますから、歯の位置関係が変わらないんですね。

 

もちろん日中、お食事の時は外さないといけませんから、日中の力によってダメージを受けます。

 

ですので、夜着けることによって悪くなることを遅らせる。

 

24時間歯が揺らされるのでなく、なるべく揺らされる時間を少なくする。

 

それによって歯の寿命を延ばすということが出来ます。


先生それぞれによって考え方はいろいろあると思いますので、いろいろな治療法のメリットやデメリット、そのようなものを相談してお決めになられることをお薦めします。




http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php


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2016.02.27歯を抜歯しなければいけないと診断されたが、抜きたくない!

香川県高松市の噛み合わせ専門 吉本歯科医院 合わない入れ歯でお悩み インプラントにしようか入れ歯にしようかお悩みの方 噛み合わせを無視した治療は必ず壊れます。


『歯を抜歯しなければいけないと診断されたが、どうしても抜きたくなかった

抜かずに治療してもらえる歯科医院を転々としているうちに鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまった

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※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。

鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまっているのがわかります。



「歯を抜歯しないといけないと診断された」でも抜きたくない

お気持ちはよく分かります。

そして、私の医院にも大変多くご相談に来られる内容でもあります。

人によっては、ご遠方から何時間もかけて

「ここなら歯を抜かずに治療してもらえるかもしれない」と思われ

ご相談にお越しになられる方もいらっしゃいます。



しかし

数件の歯科医院で「これは抜歯しなければいけない」

診断された場合には、やはり当院でも「抜歯はまぬがれない」という

診断になってしまうことが、多いのです。

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まず、なぜ歯を抜かないといけないのか、ということをお話します。

もし歯を抜かないと何が起こるのか?をどうか知って下さい。


私のところにご相談にお越しになれる方の

ほとんどが歯を抜きたくないということだけで誤った選択をされる方が多いのです。

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例えばよくテレビドラマでもありますが、何か悪い病気になった時に、その病気をどうするのか。


イメージしてみてください。

その悪いものを早く取るのか、取らないのか

取らずに他の方法があるのか。

他の方法をした時にどのような結果が起こるのか。


またその併用。


例えば化学療法なり薬でもってその悪い部分を小さくし、取る部分を少なくする。

これもいい治療かもしれません。


しかし、

治療というのはすべてご自身の体に対して行なうものです。


結果責任ということは聞こえがきついかもしれませんが、

最終的に必ずご自身がその責任を取らないといけません


将来のご自身が責任を取らないといけないのです。

その痛みや

その苦しみや

その不快さを

他人に代わってもらうことができないものなのです。



ですから今取りたいか取りたくないか、

ということと同時に

もし、取っておかなければ将来何が起こるのか


その将来起こった時にどのようなことを自分自身が受け入れなければならないかということをしっかりとその先生にお聞きになられてください。

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その上での判断になります。


もちろん専門が違えば、まったく同じ患者さんであったとしても言う事が変わります。

診断が違うからです。

治療方針が変わるのです。


ですからそのような重要な診断を受けられた場合には、いろんな専門の先生に聞かれるということはすごく大事なことだと思います。


ほとんどの多くの歯を抜かないといけないと言われたときには、何が起こるのか、是非知ってください。


歯を支えているのは骨なのです。

下の図でいえば

大根が歯、
黄土色部分が、です。

大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。


歯を抜かないといけない原因には、例えば虫歯とか歯周病とかがあります。

虫歯でもって悪くなった場合、

歯周病で悪くなった場合、

歯の神経を治療した歯で歯が割れてしまった場合、

このような場合には歯を支えている周りには骨があるのですが、

その骨が実は溶けてしまいます。

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骨が溶けるとはどういうことでしょうか。

よく分からないですよね。


歯の周りの骨が溶けるということです。

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骨が溶けたら歯は支えられませんから歯が抜けます


つまりほうっておいても抜けてしまうかもしれません。


砂の山に棒が刺さっているイメージ、

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こんな感じで骨に歯が植わっていると思ってください。


砂の山に棒が刺さっています。

砂の山の周囲の砂をを少し削ったら砂が崩れます


何回か砂を除けていくと更に砂が崩れ、いつか棒が倒れます。

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その棒が倒れたら負け、みたいなゲームを昔されたことがあるかもしれません。

そんなイメージです。


骨がなくなれば棒は倒れます。


イメージしてみてください。


次に棒を2本、3本立てます。

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その間に砂があるわけです。


砂を除けていきます。

1本倒れます。

2本目の棒はどうでしょうか。


もちろん距離が離れていれば何ともないかもしれません。

しかし2本目の砂も崩れてますよね。


隣の歯の骨も溶けていくのです。

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そうすると何が起こるのか。

隣の歯も抜かないといけなくなることがあります。



「歯を抜かないといけない」と診断された歯があったが、

抜きたくなったし

特に痛くなかったし

食事もできていたので

そのまま抜かずに期間をおいていたら

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隣の歯まで抜かないといけなくなった。

ということは実はよくあるのです。



骨が溶けるということはその場のその歯の骨だけが溶けるということではないのです。

骨は繋がっています。


隣の歯の骨まで溶かせます



では上の歯ならどうなのか、

下の歯ならどうなのか。


今は横に骨が溶けた場合の話しです。


上の骨が溶けた場合、上には何があるのでしょうか。

鼻があります、鼻の部屋があるのです。


鼻と口はそれぞれ単体であるものではなく

中で繋がっていますhana.jpg

gaikotsu1.jpg

頭蓋骨をご覧頂くともっとよくわかりますね。

鼻とお口はこうして

繋がっているんです。



「歯を抜かないといけない」と

診断された歯を抜かずに置いておくと鼻の骨まで溶けていきます。

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※これはある患者さんの骨の模型です。右上に穴が空いている部分があります。

鼻の部屋と口を仕切る硬い壁(骨)に穴があいてしまっているのがわかります。



鼻の骨が溶けたらどうなるのでしょうか?



口と鼻は肉で繋がる状態になります。


その肉は良い肉でしょうか?

悪い肉でしょうか?


悪い肉ですよね。


ですからその悪い肉は除けないといけなくなる時期が来ます。


その肉を除けたらどうなるんでしょうか?


当然鼻と口には穴があきます。


小さい穴であれば自然にふさがります。


大きい穴であれば塞がらないですね。


穴があいたままになります。


通常は食べたものが喉を通り、食道に入り胃に流れていきますよね?


しかし

鼻の部屋と口の部屋を塞ぐ壁に穴が開いていたら

食べ物が鼻に入るんです。


食べたものが鼻に入る。

鼻から喉に伝わり食べてしまう。


と同時に鼻の入り口からも出てくる。

「食べたうどんが鼻からでてきてしまって困る」

イメージしたくないですよね。


実際にそんな方もいらっしゃいます。


介護の現場での実際のお話です。

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お皿に頭を近づけて、姿勢を悪くして食べている方がいらっしゃいます。


実は中には食べたものが鼻から出てくるから、それを受けないといけない。


そのためにそのお皿を使っている方もいらっしゃる、という現実もあるのです。

全員が全員そういうわけではありませんが。



次に下側、下顎で水平でなく垂直に骨が溶けた場合どうなるのか?

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上の顎と違い、下顎には大きい神経、血管が通っています。


例えば腕を怪我した場合を想像して下さい。

ちょっと怪我した場合は血が簡単に止まります。

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大きく腕をバッサリと怪我した場合、血が噴水のように飛び出てきますよね。


ものすごく流れのいい大きい太い神経、血管というのが、奥深くにはいるのです。

下顎にはそういった大きい神経血管があるのです。


そのようなところに骨が溶け、バイ菌が血管の中に入ったら、何が起こるんでしょうか。

全身にばい菌が回ってしまいます。

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全身に口の中のバイ菌が回ってしまったら危険ですよね。


心筋梗塞で心臓で倒れてお亡くなりになられた方を心臓の中に何が詰まっているのか調べた先生がいらっしゃいます。

shinzou56_s.jpg

詰まったから心臓が止まってしまったのです。


だから心臓病で亡くなられたのです。


詰まったものは何なのか?


いくつもの論文でその詰まったものの中から歯周病菌が発見されています。

「歯周病 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

口の中にいるはずの歯周病菌が心臓の血管で見つかった


こんな報告、論文がいくつも出ているのです。

どこから入ったのでしょうか。


歯周病、実は非常に危険な病気なのです。


それが大きい神経、血管のところまで流れ込んだら、大量の歯周病菌が口の中の菌が全身に回ります。


非常に危険なのです。


その責任も将来のご自身が取らなければいけません。


ですから

なぜ抜歯しないといけないのか?


今すでに歯の周りの骨がどこまで溶かされてしまっているのか?


この状態で置いておくと噛めないのは分かると思いますが、どんなことが起こりうるのか?


それがどういう運命をもたらすのか?


ということをぜひキチンとお聞きになり、ご理解になった上で

いつ歯を抜くのかというのを判断されるようにされたほうがいいと思います。


ただ今この瞬間のこれを何とか逃れたいという結果が

10年後のご自身が実は大きいものを背負わなければいけないということに直結してしまうことがあるのです。




歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。

現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。



2016.02.26歯の治療、右と左を同時に治療してはいけない

香川県高松市の噛み合わせ専門 吉本歯科医院 合わない入れ歯でお悩み インプラントにしようか入れ歯にしようかお悩みの方 噛み合わせを無視した治療は必ず壊れます。



歯の治療、はやく終わって欲しい。

一回で何本も同時に治療してくれたらいい。

そう、お考えなられる方は多くいらっしゃいます。

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もちろん専門が違えば「特に問題はないのではないか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。


歯科治療は右と左を同時に治療してはいけない


私は、基本的には右と左と同時に治療は行ってはおりません。

理由をお話します。


イメージしてみてください。

あなたが椅子に座っています。

isu.jpg


椅子の足は4本あると思ってください。


4本の足で支えられた椅子に座っていると思ってください。

どっしりと。


または応接室に置いてあるようなソファ、足が4本で支えられているような椅子をイメージしてください。

sofa.jpg


では、次に

椅子やソファの内の1本の足が壊れてしまって交換しないといけないということをイメージしてみてください。


座ったままの状態でその1本を外したらどうなるでしょうか。


ガタッと崩れてしまいますよね。


ましてや座ったままの状態で足を1本外すとガタンと崩れてしまいます。


高さをキープしたまま、

保持したまま

維持したまま、

そこの部分を直す、という治療、実はとても難しいのです。


さらには力が掛かっている場合に、そこは更に傾きが強くなりますので、さらに難しくなります。


では次に4本の足の内の2本が交換しないといけない時どうでしょうか?


1本の足を直すのも大変だったのに、2本同時に交換するとガタンと一気に崩れます

kuuzrerus.jpg


そして2本を交換しようとしても安定するところが見つかりませんよね。


1本の足を交換する時には3本の足でカメラの3脚のようにある程度高さを維持できていますので、それに合わせた長さのものを入れてあげればいいです。

sankyak3u.jpg


しかし2本同時に外した場合には確かに残り2本とまったく同じ長さの2本が入ったら元通りの高さになります。


しかしながら短い2本の足を修理して入れたとしても実は安定するんです。


傾いたままですが。

katamuku4.jpg


これってどうでしょうか。

右足と左足でヒールの長さが違う靴を履いているようなイメージになります。

heels.jpg

ではどの長さが正しい長さなのか、どの高さが正しい高さなのか、実は模型上ではよくわからなくなってしまうのです。


特に人が座っている椅子で座ったまま直すことは、難しいですよね。


つまり

力がかかってはいけないのです。


噛み合わせをとる時に

「はい、噛んで下さい」

「噛む位置関係を記録しますね」

と言って、噛む高さを記録します。


これを専門用語では「咬合採得」や「バイト」といいます。


「噛んで下さい」と言う時に、噛んで高さの記録を取る時に、ググッとそこで噛み込んでは実はいけないのです。

kamus.jpg

ググッと噛み込むとずれてしまうのです。


しかし、

そんなこと分からないですよね。

実際、患者さんにはご自分では意識できないことがほとんどです。


ましてや

歯を失われて長年期間が経たれた方の場合にはもっと分かりません。


元々どこで噛んでいたかなんて分かるはずもないのです。


そして、

2本崩れた場合は1本の時とは比較にならないほど実は難しくなるのです。


正しい位置に戻らない可能性が高くなってしまうのです。

治ったとしてもそのずれているということに気付かなくなっている可能性まであるのです。

左右だったらどうでしょうか?

katamuku4.jpg

もっと分からなくなります。


左右の足の前に3本の足を修理するとしたらだったらどうでしょうか。


左右に渡ってしまいますので、もっと分からなくなります。


4本同時だったら高さそのものがまったく基準がなくなってしまいます。


つまり歯の治療というのは、そのように椅子の足を何本交換するのか、とほぼ同じ考えで簡単に考えていただくと分かりやすいと思います。


同時に何本もの歯を治療してしまうと、実は噛み合わせの高さが簡単に変わってしまうのです。

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では次にいっぱい足がある場合。


例えばトラック、タイヤがいっぱいありますよね。

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その内の1本のタイヤの空気が漏れている場合、

タイヤの交換をしないといけません。

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これ比較的正確に直せるんじゃないでしょうか。


つまりこれを歯の治療で説明しますね。

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何本か歯があります。

歯と歯の間、強い力がかからないところ、

例えば下の前歯であるとか、奥歯でも一番奥の歯で高さがしっかりしていて、その1本手前の歯を治療する場合です。

一番奥でしっかりと支えられている

この場合は比較的簡単に治療することができるのです。


しかしながら何本もの歯となると事情は実は変わってくるのです。


左右だったらもっと変わってきます。


つまり安定した基準となる高さが分からなくなってしまうのです。

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間違った状態で歯が入ってもそこで噛めてしまうのです。


ですから通常は

片側何本もの歯を左右同時にという治療はお勧めしておりません


唯一お勧めするのは親知らずの抜歯です。

※8番目の歯=親知らず


もちろん右の親知らずを抜いた時には右でお食事すると傷口に食事が入ってしまいますから、左で噛まないと噛めません。

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ですから同時に噛んでしまうと食事するところが非常に限られ、日常生活に支障をきたしてしまうのです。

上下左右4本歯がある場合に、親知らずがある場合に1本ずつ抜くという方法もありかもしれません。


また右だけ先に2本、後から左だけ2本というふうに片側だけ抜くという方法もあるかもしれません。


場合によっては例えば入院して4本同時に抜く方法もあるのです。


4本も同時に抜いたら当然噛めれる場所なんかありません。


日常生活に支障をきたします。


1本でも腫れるのに4本抜いたら、それは比較にならないほど腫れてしまいます。


でもどうして4本抜くということもありなんでしょうか。


それは人間というものが痛いものを経験すると、次同じことをしなければいけないという時に、頭ではそのように分かってはいるんだけれども、やっぱり痛かったとか腫れたとか、嫌な思いをした場合には、次起こることを避けたいと考えるのです。


つまり早く1本ずつポンポンポンポンと抜ければいいのですが、最終的にすべてを抜き終えるまでに期間がかかってしまったり、間があいてしまったりするんです。

常に狂っていきます。


親知らずを置いておく影響については「親知らずについて」をご覧になっていただきたいと思います。

http://www.8181118.com/oyashirazu/

親知らずって抜いた方がいいの?




そして綱引きをするとイメージしてみてください。

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右と左で綱引きする人の数自体が変わっているとどうでしょうか。


簡単に決着がつきます。


歯も一緒です。


押されてきた時に1本あるかないか、しかもそれが大きい奥歯の親知らずであったりすると、簡単にずれてしまったりするのです。

しかも痛いこと、腫れたりという嫌な思いは1回の方がいいのです。


確かに1本ずつだと楽かもしれませんが、治療を終えるまでに期間がかかってしまうと実は他にトラブルが出てしまうので、そういうことのリスクを考えるならば一時的に食事が摂り難くなるかもしれませんが、4本同時に抜くことをお勧めすることもあるのです。



次に噛むという行為で治療中には気を付けないといけないことがあります。

例えば右を治療中には、仮の歯が付いてあったり、応急的な処置しかされていないので左だけで噛もうとしてしまいます。

これは皆さんイメージできるのです。


そして

右で噛めないので、どうしても左だけに負担がかかります。

左では、噛めるのです。


ですので反対側で噛もうとするのです。


右が治療中であれば左で噛もうとします。

逆も同じです。



そうすると左にはものすごい負担が掛かってしまうのです。

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両足であれば1km 2km歩けるかもしれません。

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しかしながら片足ケンケンではどうでしょうか。

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どんなに健康だとはいえ100mでも大変なのではないのでしょうか。


普段だったら1km 2km歩けるのに100mいや10mでも大変なのです。


つまり片足でケンケンするのと同じ、片方で噛むというのは実はすごく危険なのです。


右の歯を治療中に左の歯で噛んでいたら左の歯が欠けてきた。


左の歯が痛んできた。

左の歯がしみてきた。


よくある事なのです。

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ですから

今までと同じ力で、必要な力を

左だけで噛ませるというのは非常に危険なのです。


大事なことは右を治療しているから、なるべく右に負担が掛からないようにするということが最も大事なことなのですが、次に大事なこととして左の残ってる噛める歯でも今までと同じ力ではなく、柔らかいもの、弱めのものをゆっくりと噛むということがすごく大事なのです。


そうしなければ次々次々と悪い状況に陥ってしまうのです。

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ここでこう考えられる方もいらっしゃるのです。


そうすると治療の期間が長くなるわけだから不便な生活が長くなる。

だから両方一緒に治療したほうが早いのではないか、と考えるわけです。


しかしながら両方同時にすると、高さの基準というところが変わってしまいますので、何を優先して治療するのか。


最終的に何が問題なのか。

何を優先して治療しなければいけないのか。


そいうところまで考えて、どういう順番で治療を進めていくのかが決まっていくのです。


単純に右と左、急いで早くということだけでは決められないのです。


歯科治療は右と左を同時に治療してはいけない


左の歯を治療中に、今度は右の歯が痛んできた、しみてきた。

右の歯を治療中に、今度は左の歯が痛んできた、しみてきた。

右の歯の治療していると、左の歯が欠けた、詰め物がとれた。

左の歯の治療をしていると、右の歯が欠けた、詰め物がとれた。


こういうことが、おありになった方は

どうぞご相談下さいね。





2016.02.06原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

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「虫歯治療をしたけれど、何度も同じところが再発し、虫歯になってしまう」

ということも、

「同じところが何度も虫歯になる」

には、必ず再発する原因があなたのお口の中にあります。

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その原因は、患者さん自身の習慣かもしれませんが、

もうひとつ大きな原因として、「歯が壊れるような状況であった」ということも、

あるのです。


まずは、「悪くなる仕組み」をどうぞしっかり理解して頂きたいのです。


限られた知識の中で自分勝手に判断してしまったことで

大きな悲劇を生んでいるというのが今の患者さんの多くの現状です。

ネットで情報を集め

自己判断してしまう方も多いのです。

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まずは「悪くなる仕組み」を知るためには、正確な本当の知識が必要です。


私達は、何かおかしいと感じてはいて

「歯医者さんとはそういうものだろうから」

「今までがそうだったから」という理由で、

自分できちんと考えてみる、情報を集めてみる、ということをなかなかしません。


情報を集めてもご自身に適応できるものかどうか?

なかなか正確な判断が難しいのが現状です。


治療の主人公は、他でもない「あなた」患者さんご自身なのです。


今までのように、「歯が痛いなあ」と歯医者さんに駆け込み、あとは治療台に座って「まな板の上の鯉」状態では、もういけないのです。


「まな板の上の鯉」=我が身を相手のなすがままにさせておくこと


日本人の寿命は大幅に伸びました。

80歳、90歳は当たりまえ、という時代です。

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元気で長生きならいいのです。


しかし、「旅をして楽しい」とか「友達と食事をする楽しみ」などは

健康な身体あってのものです。


自分の身体だけが、自分の人生を歩いてくれるのです。

自分の身体があるから、仕事ができ、家庭を築き、幸福感を感じていけるのです。

自分の身体だけが、自分にとって確かなもの、です。


私達の体はどこか一箇所が故障しただけでも、全身に大きな影響が出ます。


目にほんのわずかな傷が入っただけで、一瞬にして

寒気がしてきて、頭が割れるように痛くなった、ということが、あります。


また、足の小指を怪我しただけで、全身のバランスが一気に崩れた、

ということが、あります。


最終は、自分のからだには自分が責任を持つんだ

という意識を持って欲しいのです。


国が、保険制度が...という問題ももちろんあります。


予防が大事とうたっていながらも、保険制度では「予防行為」に関しては

十分に手当てされていません。


予防医学がこの国に根付くにはまだまだ時間がかかりそうです。


病気になってしまった方の医療費に税金がかかりすぎて、

まだ病気にもなっていない「予防」にまで税金を配分できないのが

国の現状だと、思います。


政治決着の必要な問題だと思われます。


しかし、どんなに国に文句を言ったとしても、自分の体を立て直していけるのは

自分自身しかいないのです。


自分が自分の体をよく知り自己管理を徹底させていくという意識が必要です。


これは医科に限らず、歯科でも同じことなのです。



私は開業以来、噛み合わせの重要性を繰り返しお伝えしています。


歯やアゴは、全身のバランスを保つ重要な器官です。


もっと詳しく言えば、あなたの下顎(したあご)は、

あなたの全身バランスを司る重要な器官なのです。


吉本歯科医院では虫歯治療、矯正治療、審美歯科治療、インプラント治療、顎関節症の治療などらゆる治療にこの考え方が基本としてあります。


歯の噛み合わせというのは、実は地盤である顎(アゴ)骨の状態から考えなくてはなりません。




下顎というのは、頭蓋骨に対して固定されることなくら下がっているものなのです。

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ご自分の頭蓋骨を触ってみながら確認してみて下さいね。

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こうやって下顎はぶらんぶらんと右へ左へと揺れます。
頭蓋骨に固定された上顎とは違い、下顎はこうして
自由に動けるようになっています。
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横からみるとこんな感じです。
下顎は振り子のような存在になっているんです。


体の動きに対して体の重心を整えるための「振り子」ような役目をします。

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下顎は体の中で左右に渡ってぶら下がっている唯一の器官です。


つまりここがおかしいと全身のバランスを崩してしまう、ということが起こります。



「良い噛み合わせ」とは

顎関節が楽な自然の状態で上下の歯がキチンとかみ合い、

前後左右に下の顎を動かした時に、顎関節に無理な力がかかることなくスムーズに引っ掛かることなく動ける状態

と私は考えています。



つまり下顎がちょうど「振り子」のようにスムーズに動けるようになっていることが必要です。




虫歯で奥歯が抜けてしまった

歯周病で歯がグラグラしてきて抜けてしまった


そんな時、


たかが歯を1本失ったくらいで大袈裟なとお思いにならないで下さい。


たかが、歯、1本、されど、なのです。


虫歯により歯をことごとく削ることにより噛み合わせは簡単に崩れます。


歯医者は歯を元の歯通りに治すことは、できません。

できるのは悪くなった部分を削ったり補修したりして

リフォームすること、です。

または、柱を失った場合には、

新たな柱を建てたりすること、です。


完全にもとのあなたの健康な歯の形そのものに

生き返らせることはできないのです。



「歯が痛い」

「歯がしみる」

「かぶせ物が取れた」

「歯が抜けそう」


などあなたが患者さんとなって歯医者さんに駆け込む理由の多くは、

過去にあなたが受けた治療部位に起こっている、のです。


何度も何度も同じところを治療し、その度に削っては詰めて、削っては詰めてを繰り返してきた。


その結果、噛むために必要な歯の強度を失ってしまった、

壊れて抜かなければならないということが起こっているのです。


「何度も同じところが虫歯になる」のは、あなたが毎日の歯みがきを

怠ったせいなのでしょうか?




例えば、あなたの家族がタバコの吸いすぎで重度の肺炎になったとします。

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どんどん息苦しくなってきたので、病院に駆け込みます。


お医者さんは、「なんでこんなになるまで放っておいたのか?」と言われました。


何週間かかけてお薬を飲んだりして、治療をしました。


めでたく息苦しさは和らぎました。楽になったので、

大好きなタバコを吸えるようになりました。


しかし、これでこの人の肺炎は治ったのでしょうか?


病院では、たちまち痛みを抑える薬などを処方してくれます。


そして痛みという症状を押さえることは、できます。


しかし、肺炎になってしまったそのものの原因である

タバコや口腔内細菌を取り除いたわけではありません。



肺炎になった原因がどこにあるのか?


原因を突き止めて除去しないとまた、同じように症状が出たら薬を飲んで

押さえるということを繰り返すようになってしまいます。


全てが対症療法的なものの考え方に成り立っていては、それがダメなら

また別の方法というようにいつまでたっても終点のない、環状線状態にはまってしまいます。


肺炎はいまや脳血管疾患を抜いて死因3位です。

高齢者(65才以上)では死因1です。



歯科でもこれと同じことが今、起こっているのです。


虫歯ができた

歯が痛い

歯医者に駆け込んだ

痛い部分を削って詰めて治療した

虫歯は治った・・・・と思い込む

そしてまた、同じところが再度虫歯になってしまうという繰り返しです。



対症療法とは逆に、原因を辿りそれを取り除いていく方法を、

「根治療法」と言います。


原因をとり除かなければ、結果は繰り返します。

何か問題が起こるには、かならず原因があります。

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前歯がいきなり前に飛び出してくるのには、

必ずそうなる原因がお口の中にあります。

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同じ部分が何度も虫歯になるのには、

必ずそうなる原因があります。

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 かぶせ物が何度もはずれるのには、

必ずそうなる原因があるのです。

 

 

 

原因(なぜそうなってしまったのか?)にアプローチすることなく、

結果として起こった問題に対処する」このスタイルの治療はもう終わりにしなくてはなりません。


あなたの歯を守ることができるのは、あなたご自身しかいません。

歯医者では歯を元通りに治せないのです。


本当に治りたい方へ治る為の助言やお手伝いをさせていただくだけです。

なので、将来10年後に起こりうるであろうことをお伝えし、備えていただきたく

私達はお越し下さった患者さんに対し「歯を失わないためのお話ニュースレター」を送らせていただいています。

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私の歯は、大丈夫なのか?

本当に一生この歯で噛むことができるのだろうか?


このレターをお読みいただくほんの数分、あなたの意識をお口の中に向けて頂ければ幸いです。

ひとつのことをおかしいとお感じになれば、「では、これもあれもおかしいのではないか?」と

考えはじめるきっかけになるからです。


ご自分の歯が、そして骨の状態がどんな風になっているのかを正確に知り、

そしてなぜ、そうなったのか?原因をきちんと知るということが大事です。


「ああ、そういうことになっているのか」と腑に落ち、納得がいった時にはじめて、

新しい知識がさらにどんどん吸収されていきます。


私共の医院にも、「なぜ、こんなになるまでほうっておかれたのか?」と

悲しくなってしまう患者さんが、お越しになられます。


しかし、その気持ちも、わかるのです。


歯医者と言えば、「最も行きたくない場所ナンバー1ではないでしょうか?


物理的な要素として

歯医者独特のにおい

キュイーンという歯を削る高い音の恐ろしいこと!心理的な要素として

「痛かったら手をあげて下さいね」と言われても、手を上げた時には

もう痛いので、いつ痛みがくるのか?と想像すると全身が恐怖でこわばる

歯医者に入った瞬間に血圧が上がってしまう

過去の痛いイメージがあるのでトラウマになっている

口の中が虫歯だらけで汚れているのを見られるの が恥ずかしい


などなど、いろいろな要素がからみあって、

歯医者は世間での嫌われ者ナンバーワンです。

そして、虫歯や歯周病は放置され続けるのです。



開業以来本当にいろいろな患者さんと向き合ってきて感じたことは、

「みなさん、よほどの覚悟をして歯科医院に来られているんだ」ということです。


頭ではわかっているのです。


歯だけは、ほうっておいても悪くなる一方なんだ、ということを。


しかし、恐怖やトラウマが心のブレーキとなって、どうしても足が

一歩を踏み出せないという方は本当に多いのです。


そして、やっとのことで、「このままじゃいけない!」と

意を決してご相談に来られるのです。


私はその度に思います。

「もう少し早く来てくれたら良かったのになあ」と。


せめてもう少し早く、「歯が悪くなる仕組み」を知識として理解して頂けていたならば、

ここまでひどくはならなかったのに、と、残念な気持ちでいっぱいになるのです。


知らないということは、悲劇を生みます。


正しい情報が少ないということは、判断を間違えやすくさせます。

歯医者は歯を治せない。

健康な元の状態には戻せない。

と先ほどお伝えしました。


歯科は外科と同じです。


交通事故で足を失ってしまった場合、いかがでしょうか?


傷口から感染するので、治療してくれた。


消毒や痛みを和らげる痛み止めをもらった。


見た目を相談すると、義足を手配してくれた。治療は終わりましたと言われ、

命が助かったことに喜んだが、走れない。


新しく元通りの足を生やしてくれたのではない。うまく歩けない。


ある程度養生して、大きい問題が無かったのでマラソンに出たら転んで大怪我をしてしまった。

悪くなったところを削って除ける

失ったところに見た目を回復する

元通り噛める状況には程遠い

この程度が歯医者の治療です。


決して失ったあなたの歯をもう一度生まれ変わらせて、元の同じ新しい歯を生やすことなどできません。


確かに、実験段階でネズミの背中に歯を生やすことはできるようになりました。


しかし副作用無く、歯が生える方向や向きの問題を解決し、噛める状態に歯を再生し、

安心して受けられる医療に成長するのに後何十年必要でしょうか?


歯を失ったらインプラントがあるじゃないか!

とおっしゃられる患者さんも最近は多くなりました。


しかし、インプラントであっても自分の歯ではないのです。


単なるネジです。


自分の歯ではないのです。


インプラント自体は、適切に応用されれば10年、20年という単位で安全に確立される治療になってきましたが、口全体の噛み合わせのバランスが崩れて、許容範囲を超えるような過度な力がかかったときにはインプラントといえど、折れてしまうのです。


無理な使い方をしても手入れをしなくても、自覚症状無く最悪の結果を招きます。


歯科医は神様ではないので、自分の歯のように100%再生させることは不可能なのです。


私は「自分の歯、かぶせ、ブリッジ、取り外し式入れ歯、インプラント、すべて道具の一つである」と捉えています。


入れ歯であっても、インプラントであっても道具のひとつにすぎないつまり違う使い方、

誤った使い方をしてはいけないというお話から患者様にお話をしております。


http://www.8181118.com/director/2016/01/post-108.php

入れ歯、インプラント、ブリッジこれらすべて「道具」です。







原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2016.01.29入れ歯、インプラント、ブリッジ、これら全て「道具」です。

入れ歯、ブリッジ、インプラント、これらすべて「道具」です。

総入れ歯や部分入れ歯


ブリッジ

インプラント

あなたはこんな風に思ってはいませんか?

「もし、歯が抜けたら入れ歯かブリッジにすればいいじゃないか」

「入れ歯が嫌なら今はインプラントがあるじゃないか」

「入れ歯でも、噛めるんでしょう?」


私どもにご相談にお越しになられる患者さんのほぼ9割の方は、このように考えておられる方です。


また、同じように吉本歯科医院では「無料メール相談」ということを

開業以来行っております。


この相談には毎日全国各地から入れ歯でお悩みの方から多くのご相談が寄せられます。

お悩みのご相談の内容を少しご紹介します。

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■歯が抜けたのでそのまま4年ほどほうっておいたら口の中全体の歯並びが崩れてきた。

■歯がなくなった部分に入れ歯をしたら、違和感がひどくて苦しい。

■数十軒の歯医者さんで入れ歯を作り直ししているが、高い費用をかけてもすぐに合わなくなる。

■入れ歯を入れて噛むたびに、痛くてたまらない、神経に触るような痛みだ。

■ 入れ歯にした途端に食事の味が変わってしまった。

■長年入れ歯で噛んでいるうちに上下顎の骨がやせてすっかり老人の顔になってしまった。

■入れ歯安定剤を使ってもカラオケで歌っていると入れ歯がポロリ落ちてしまう。

■歯を抜いたあと、入れ歯にしようかインプラントにしようか迷っている

歯を失い、その後、失った部分に「入れ歯」を入れられている方は本当に多くいらっしゃいます。

しかも、歯を失う年齢というのは老年に限りません。

私どもには、30代、40代前半ですでに多くの歯を失ってしまったという患者さんも多くご相談にお越しに

なられます。

歯を失う一番の原因、それは歯周病です。

歯周病とは歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう病気のことです。

歯が溶ける原因は3つあります。

① 細菌性による感染症

② 噛み合わせから起こる過剰な力(破壊的な力)

③ ①と②が合わさったもの

この3つが上げられます。


また、虫歯や事故や怪我などの外傷によって歯を失ってしまう場合もあります。

お若い方であっても、ある程度お年を召した方でも歯を失ってしまった場合には

選択肢は下記の4つです。

① 入れ歯(取り外し式の義歯)

② ブリッジ(両隣の歯に固定した義歯)

③ インプラント(固定式の義歯)

④ 何もしない

入れ歯(義歯)

まず①の入れ歯(取り外し式の義歯)です。

歯を失った場合に一般的にイメージされているものです。

例えば、金属製のバネで入れ歯を引っ掛ける場合ですが、

この入れ歯は、その位置を維持する為に前後の歯に金属の針金を引っ掛けなければなりません。

違和感があり、清掃も難しく、見栄えも良くありません。

バネがかけられた健康な歯は、釘抜きのように咬むたびにこねられて、

次第に抜けていきます。

総入れ歯(総義歯)

総入れ歯の場合ですが、何枚も座布団を積み重ねた上に正座している状態ですので、力が掛かると、ぐらついたり、ずれたり外れたりします。

入れ歯は、歯肉(歯ぐき)の上に乗っかっているだけですので、食べ物を噛むために充分な力を受けることが出来ません。

詳しくは

入れ歯が合わなくなる原因

をご覧下さい。

ブリッジ

② のブリッジですが、両隣の健康な歯を削って人工の歯をかぶせつなげます

この形のブリッジでは、健康な歯を全面全周に渡って何本も大きく削らなければなりません。

インプラント

のインプラントですが、10年前に比べ圧倒的にインプラントを

選択される方が増えてまいりました。

失われた歯根の部分にチタン製のネジを埋め込んで義歯の支えとするのが、今日行われているインプラント(人工歯根)療法です。

この治療法では、残っている健康な歯への負担が増加することはありません。

インプラント治療では、ブリッジ治療のように両隣の健康な歯を削る必要がないため、両隣の歯はそのままで負担がかかりません。

また、歯を失った所にインプラントを土台にして人工の歯を固定しますので、従来の入れ歯のように取り外す必要がありませんので、

見栄えも美しく、清掃も自分の歯のようにおこなうことができます。

しかし、失った歯を再現できる、と夢のような治療を想像される方がほとんどですが、実は全ての方に適応できる治療ではございません。

また、それぞれの治療には全て長所と短所がございます。

全ていい、ということは絶対にないのです。

それを知って下さい。


「歯を抜いたり、抜けた後はブリッジや入れ歯にしたりすればいい」

「インプランという手もある」

ほとんどの患者さんがそう思われ、実際にそういう治療をお受けになられています。

実は、私もそう思っていました。

補綴科というのが私の専門で、歯を失ってしまった噛み合わせをいかに補うかというのが専門です。

専門ですのでやはり、大学病院にいる頃からこういう治療をたくさんしてきました。

この写真をご覧下さいね。

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歯がこのように

①.②.③.④.⑤、⑥、⑦と順に並んでいるわけです。

3番目4番目5番目と順に根っこが平行にあります。

そこで、残念ながら歯を抜かないといけない状態になったとします。

通常では歯がなくなったから、少数歯欠損の場合にブリッジという手が使われるわけです。

岡山と香川の橋渡しと一緒です。

歯がなくなったから、少数歯欠損の場合にブリッジにするケースは多い
歯がなくなったから、少数歯欠損の場合にブリッジにするケースは多い

両隣の歯を支えにしてつなぐという、普通に行われる治療です。

でもそれには金属を使ったりしてつなげないといけません。(下図⑤⑥⑦)

ブリッジにするためには神経が生きている歯を大きく削らなければならない
ブリッジにするためには神経が生きている歯を大きく削らなければならない

だからその厚みが必要になるわけです。

だから健康な歯をその厚み分いっぱい削らないといけないのです。

健康な、しかも、神経もちゃんと生きている歯を削るから痛いわけです。

痛くなりそうな場合には、歯の神経を取ってしまわないいけないのです。

ブリッジにするためには神経が生きている歯を大きく削らなければならない

(⑤は神経を取って治療します)

歯の神経は取ったら強度が10分の1まで落ちます。

つまり、生きている歯の神経をあえて殺すんですね。

そして、歯の神経と血管を取ってしまったら、栄養が送られなくなり歯の強度は10分の1以下まで落ちてしまいます。

強度が落ちますので、もう何か負荷がかかるとすぐ割れてしまいます。

木の細い枝を曲げると、たわみますよね?

すぐに折れませんよね。

枯れ木っていかがでしょうか?

ちょっと力入れるとポキンと折れますよね。

皮がボロボロと崩れますよね。

歯の根もそれと同じで一度神経、血管を取ってしまったら

栄養が来なくなりますので、ものすごくもろく折れやすくなります。

そして割れます

神経を取った歯は薪割りのようにパキンと折れやすくなるのです
神経を取った歯は薪割りのようにパキンと折れやすくなるのです

ちょうど薪割りのように、パキンて。

そして、根の周りがレントゲンで黒くなってます。

黒いということは歯がないということです。

神経を取ってしまった歯はいわば「死んでいる歯」ですので、

だんだん黒ずんできます。

よく、前歯だけセラミックにしたけど、根っこがだんだん黒くなってきた

という方がいますが、これも「神経を取っている歯」だからなんですね。

乾燥した枯れ木の薪割りのようにパキッと割れて、ここにひびが入って折れているわけです。

歯の神経は取ると10分の1まで強度が落ちます
歯の神経は取ると10分の1まで強度が落ちます

ひびが入った部分から一気にバイ菌が骨に侵入していきます。

そして侵入したバイ菌はあっという間に増殖を始めます。

増殖を始めたバイ菌たちが、歯を支えている骨、歯槽骨(しそうこつ)って言いますが、その骨を溶かしていくんです。

歯肉 歯槽骨 歯

揺さぶられて骨を溶かしていくので、骨はどんどんさらにさらにとなくなっていきます。

ぐらぐらする歯

決して、「ブリッジ」という治療が悪いわけではないんです。

しかし、ブリッジをする時には注意していただきたいことがあるのです。

前歯には前歯の役目、奥歯には奥歯の役目がある

前歯以外は歯の頭と歯を支えている根っこの数が違うのです。

奥歯の根っこは3本や4本あるのです。

何かに似ていませんか?

カメラの三脚です。

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なので、奥歯である6番目の歯を一本失うということは...、支えが3人が抜けてるわけです。

後ろが3人で、手前が1人なんです。

しかもその1人は死にかけなんです。

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今まで後ろ3人、中央4人、前1人の8人位で担いでいたお神輿を重い荷物を後ろ3人で手前老人1人で担いでいた、

手前の1人の気持ちってあまり考えたことがないと思いますが、大変です。

噛み合わせのバランスが崩れるのです
噛み合わせのバランスが崩れるのです

無茶です。

だから割れるのです。

確かに歯が1本なくなりました。

その部分をブリッジにしました。

見た目の歯の本数は治療前と同じになりました。

しかし、支えの強度がまったく違うのです。

見た目がよければ、すぐ壊れてもいいですか?

私は、噛み合わせや歯の治療計画についてお話する時、

建築と同じだとお考え下さい、とお伝えしています。

見た目がどんなにきれいでも

柱がない10階建てマンション、いかがでしょうか?

少しの振動や、少しのショックで

あっという間に崩れますよね。

お口の中も全く同じです。

だから治療して、「はい、見た目の歯の本数は元通りですね!」

「ありがとう!」ってことで終わってしまうことが一般的なのですが、実際支えている歯の根の数は半分以下なんです。

しかし、ブリッジの治療が終了した方は、「いや~これで元に戻った!」と安心して、またもとの生活をしてしまう。

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もとの生活とは具体的に申しますと、「食生活」や「運動」です。

大好きなお肉や

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フランスパンを食べたり、

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硬いおせんべいをバリバリ噛んだり、するめを噛んだり・・・・いつもと同じような食生活に戻ってしまうのです。

しかし、先ほども申し上げたように、見た目の歯の本数は戻ったけれど、咬む力を支える

歯の根の本数の存在は半分以下になってしまっているわけです。

その状態で、もとのような食生活をしてしまったら、どうなるでしょうか?

簡単ですね。

そう、あっという間に故障します。

割れます。

壊れます。

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「ちょっと先生!こないだブリッジ入れたばっかりなのにもう壊れちゃったよ!なんとかしてよ!」

と言いたくなりますよね。

しかし、これは起こるべくして起こっていることなのです。

ブリッジにした段階で、「ああ、今日からはもう硬いものは噛めないな」と意識して今まで食べてたお食事を

半分の硬さやゆっくり時間をかけておけば、割れなかったわけです。

何の問題もなかったわけです。

入れ歯を選ぶにしても、ブリッジを選ぶにしても、インプラントを選ぶにしてもすべてそれは「道具」なんです。

便利な「道具」ってありますよね。

車でも、パソコンでも、洗濯機でも・・・・。

しかし、あくまでも「道具」ですので道具には道具にあった使い方をしなくてはすぐに壊れてしまうのです。

車やパソコンや、洗濯機など、自分の体の外にある「道具」であれば、その「道具」が壊れてくれるだけで、

買い替えれば済むのですが、こと自分の体の中に入れる「道具」に関しては、それぞれの道具に合った使い方をしなかったとしたら道具はすぐに壊れますし、今ある歯も駄目になりますし、体にだって悪影響を及ぼしてしまうのです。

道具にあった使い方をしなくてはいけない

私が開業以来、多くの患者さんのご相談をお受けする中で感じていること、それは

「ほとんどの方が間違った道具の使い方をしている」ということです。

ご自身の人生でなんと50数軒の歯医者さんを巡り巡ったという方がおっしゃられたことがあります。

「吉本先生、50数軒の歯医者さんに通ってきて、今まで一度も『道具の使い方』を説明してくれたことは

ありませんでした」と。

それはしょうがないといえば、しょうがないことだったのかもしれません。

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歯が抜けた

②抜けた部分をブリッジにした

③しばらくしたら故障した

④また違う歯医者さんで歯の神経を取って(殺して)ブリッジをし直した

⑤その後、何度も歯医者さんを転々として、修理を繰り返した、

強度を上げるためにブリッジの土台の歯の本数を増やした。

⑥ブリッジ両隣の歯も駄目になってきた

⑦ついには歯を支える骨が溶けてなくなった

こんなことを繰り返していては将来多くの歯を失い、骨までなくなってしまうことはわかってはいるのですが、

そこまでお一人お一人の患者さんにご説明することはなかなか難しいことでもあります。

「痛いところだけをすぐ、治してくれたらいいから」

「歯がない部分をとりあえず治してくれたらいいから」

歯に対する日本人の意識はまだまだ低い方です。

その場限りの治療を繰り替えすことによって、将来必ず歯を失います。

よく私は、歯科は、外科と内科と言えば、外科にあたります、とお話しています。

たとえばインフルエンザで、内科を受診したとします。

先生の診断を受け、お薬を頂き、養生したり、栄養を取ったりしていればそのうち身体は元通りには治ります。

しかし、外科は違います

交通事故で足を失ったとします。

どうしても足を切断しなくてはならなくなった。

切断した部分を補うように義足を作ります。

元のようには走れません。

その義足の部分が、歯科で言えば「かぶせ物」であったり、「詰め物」なのです。

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決して、歯が治ったり、元通りになったわけではないのです。

見た目が悪いので、見えないようにフタをしただけなのです。

歯医者は歯を元通りに治すことはできないのです。

歯医者は歯を元通りに治すことは、できない

あなたは過去にどんな時に歯医者さんに行ってきましたか?

おそらくほとんどの方が

「虫歯が痛くなったから」

「詰め物が取れたから」

「歯がグラグラしてきたから」

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因
歯が痛くなった、虫歯ができた、歯周病、詰め物が取れた、歯が折れた、入れ歯が合わない、歯がぐらぐら

など、普段意識しない口の中で何か違和感を感じたので

「ああ、しょうがないけど歯医者に行こうか」

という具合ではないでしょうか?

そして歯科医院に行く際には、だいたい

「昔から通ってるから」

「知人にいい歯医者がある」と言われたから

「近いから」

「保険が利いて安くて、早く削って詰めてくれるところだから」

「麻酔の注射が痛くないから」

など、このような理由で歯科医院を選び通ってきた、という方がほとんどではなかろうかと思います。

通常、「歯医者に行って治療してきたよ」というと、「私の虫歯はもう治った」とお思いになりませんか?

ふつうに考えれば治療すれば元のように健康な歯になった、と思ってはいませんか?

また今まで通っておられた歯科医院でも「治療が終了しました」と言われれば「ああ、やっと治った」

一安心されてこられたのではないでしょうか?

しかし、これが大きな間違いの第一歩なのです。

一度治療して削った歯はもう二度と元に戻ることはありません。

足の骨は折れたりひびが入ったとしても時間がたてばまた元通りになります。

これは「治った」と言ってもいいでしょう。

しかし、歯は違います。

もう二度とご自分の削った歯は元通りに再生することはありません。

ましてや抜けた歯がもう一度生えてくる、なんてことはありません。

なのになぜこんなにも「虫歯になれば削って詰める、抜く」ということが

歯科医療の常識となっているのでしょうか?

虫歯を削って詰めたら、「もう虫歯は治った」と思ってしまうようになったのでしょうか?

歯を失った時に選ぶ治療は

① 入れ歯

② ブリッジ

③ インプラント

④ 何もしない

その4つの治療は、あくまでも「道具」だということです。

それ以上でも、それ以下でも、ありません。

ですからどの治療を選択したとしても最初の歯の機能や強度はないのです。

ご自身が生まれもった歯と同じような機能は持ち合わせていません。

もし、歯を失った時、私は患者さんにまずこう質問します。

どんな生活を送りたいか?それをはっきりすること

今後の生活をどう過ごしたいかによって、私がご提案するものが違ってきます、と。

どういう食生活をお望みなのか?

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食べたいものは何なのか?

ステーキが食べたいのか?

うどんやおかゆばかりでもいいのか?

フランスパンをかじりたいのか?

お刺身のイカを食べたいのか?

また、食事をするスタイルですが

家族と一緒に同じものを食べたいのか?

家族とは別に柔らかいものを用意してもらって一人違うものを食べるのでもいいのか?

また、生活スタイルや趣味に関してですが

山登りをしたいのか?

お友達と旅行をしたいのか?

カラオケが好きなのか?

なぜ、歯の治療にこんなことをお聞きするのか?

そう思われると思います。


しかし、「歯を失われた方にはすぐにご理解いただける」ことなのです。

ある患者さんが、長年入れ歯で本当にご苦労されてこられました。

この患者さんは、とっても明るく交友も広い方でしたので、お友達とも

しょっちゅう旅行に行ったり、カラオケに行ったり楽しんでおられました。

しかし、みんなで旅行に行った時、入れ歯だとみんなと同じ料理が

食べられないのです。


また、夜になってみんなで楽しくカラオケを歌っている時に、

ポロリ入れ歯が外れて落ちてしまうことも、あります。

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そして眠る前には、入れ歯をはずし、

洗浄剤につけておかなくてはなりません。


旅館でみんなと一緒の部屋で、一人入れ歯を外す行為は、

なんともいえない気持ちになるそうです。

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生活スタイル、趣味嗜好というのは、本当に人によってさまざまです。

歯を失った後、私はどんな「生活の質」を維持したいと思っているのか?

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ということをきちんと考えておく必要があります。

そういう視点でもって、その方の求める生活の質によって私がご提案する治療が変わってくるのです。




原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2015.08.29歯の神経治療後の、歯の色について 

歯の神経治療をした後、歯の色が隣の歯と違う場合

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歯の色が隣の歯と違うな。

もしくは歯の神経の治療をしたのに歯の色が、昔神経の治療をした歯の色がなんか変わってきたな。

以前詰め物をしたところの歯が変な感じ。

特に今までそんな歯の虫歯とかで大きく穴が開いて痛みが出たわけでもないのに。

こんなことも実はあるのです。


例えば花束、バラの花束をイメージしてみてください。

バラの花束、花束になるまでは土に植わっていましたよね。

ですから長く元気にきれいな花を咲かせていることができます。


しかしお花屋さんで同じバラの花束なのに値段が違うバラがある。


経験したことありませんでしょうか。


実はその値段の差は茎の長さだったりすることがあるのです。

花束にした時の花束の長さだったりするのです。

そしてつぼみの大きさ。

では何故茎が長いと値段が高いのでしょうか。

茎の中には栄養があるのです。

土から切り取られた花は、土から根から栄養を得ることはできなくなるのです。

つまりちょん切られた状態になります。

残っている茎の栄養によってのみ栄養が送られることになるのです。

短い茎だとすぐに栄養はなくなります。

長い茎だと長期間栄養が供給されます。

それによりつまり花の美しさを保つ時期が変わるのです。

ですから花瓶に入れる用のバラと花束で渡すためのバラで、茎の長さを変えられるそうです。


歯の神経も同じように、歯の神経の治療が終わった瞬間はまだ歯の色はそれほど変わっていません。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?
歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

しかし歯の神経の治療をし、その後期間が経つとだんだんとその歯の色は黒くなっていきます。


歯の神経を治療した時点で歯に送られてくる神経や血管は切断されていますので栄養は供給され続けるということではなくなるのです。


残っている状態のものがどれほど続くか、そしてそこにどれほどのバイ菌が入ってこない状態なのか。

歯の神経を取ってしまった歯は非常にもろくなります。

10分の1以下の強度にしかなりません。

例えば生きている木の枝と枯れ木の木の枝、同じ太さ長さであっても曲げてみるとすぐに分かります。

生きている木の枝はたわみますし、折れるということはまずないです。


しかしながら枯れ木の場合には簡単にポキッと折れてしまいますよね。

中を見ても乾いていますよね。


歯の神経を取った歯も同じ状態です。

ですから過去に治療した歯であっても期間が経つと栄養が充分行き渡ることはできませんので、歯の色が変わってきたりします。

また長年使っていると封鎖されてバイ菌が入らない状態であったとしても、ヒビが入ったり亀裂が入ったり、そういうところからさらにバイ菌が入ってきたり。

そしてまた色が変わっていくのです。

徐々に徐々に進行する場合、この場合も痛みをあまり感じることはないのです。


次に何かにぶつけた、転んだ。例えばぶつけた場合、指の神経は指だけに神経があるわけではないのです。

脳と繋がっているのです。

その途中もすべて神経が1本の糸で繋がっているのです。

歯をぶつけた場合、歯は微少ですが動きます。

その時にプチンて切れちゃうのです。

神経や血管が切れてしまうことがあるのです。


その場合そっと動かないように隣の歯と留めたり、固定したりということが行なわれます。

栄養状態とか年齢とか個人差がありますが、ある程度の期間そのような状態で維持していくとまた神経や血管が繋がることもあります。

しかしながら繋がらないこともあるのです。


電気部品の部品交換とは違いますので、その神経が生き永らえることができるのかどうかというのは1ヶ月2ヵ月程度の経過では分かりません。

半年とか1年とかいう経過を見ないとはっきりもうこの歯は大丈夫ですよと言うことは申し上げられることはありません。

ですので逆に何もしない、何もせずに待つという時期が必要なのです。


逆に神経を取ってしまえばもうその時点で蘇ることはありませんから、本当に神経が助からないという状況が分かってから治療しても遅くはないのです。

そしてぶつけた時というのは、歯だけをぶつけるのではなく一緒に唇や顎をぶつけたりします。

もしくは歯をぶつけたとしても、歯の衝撃が周囲の肉や骨に衝撃が行きます。

そうすると全体に痛みが出たり腫れたりします。

人間の脳というのは、もっとも痛いところを痛いというふうに感じる脳になっています。


いくつもの場所を同時に痛いという認識は実は苦手なのです。

例えば指でフライパンとか熱い物を触ると痛いと感じますよね。


これ理科とか生物で習われた方はご存知かもしれません。

これは電気信号で脳に伝えているのです。

カエルの神経に電気を流すと足がピクピク動く。


こんな実験をされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

つまり痛みとは痛みを衝撃を受けた場所から脳への電気信号の強さなのです。

同時にいろんなところから電気信号が脳にきた場合には、脳はそれを事細かく判断することは難しいのです。


何故なら生命の危機に関わるような痛みの場合には早くそこから逃げなければいけません。


つまり脳は非常に優秀ですね。

優先順位というのをつけます。

何個か気になるところがあったとしても、それを同時に処理するということもありますが、強い痛みがきた場合には他の弱い電気信号は無視し、最も強い電気信号を優先し処理しようとするのです。

つまり何か事故とかで怪我をして、いろんな個所を打ったとして「ああ、ここ痛かったわ」というふうに思っていて、ふと見ると手が痛かったのに、あれ?足も怪我をしている、腕も怪我している、その見た瞬間、足が痛くなったり、腕が痛くなったり。


人間の脳というのは最も痛い、痛みを感じさせた強い痛みを痛いと感じる脳なのです。

ですから打った衝撃により歯以外のところ、例えば唇をキズしたとか歯茎から出血した、鼻も打ったとか、顎を打った、下顎を打てば顎の関節にまで衝撃が走ります。その中で1番痛いところを痛いと判断しますから「歯の神経が切れた」という場合であっても、そこを感じないということがあるのです。


そこが変だというふうにまったく感じないことがあるのです。


他の症状が和らぎ、腫れが引き、そしてふと何か食事をした時に、あれ?何か噛んだ感覚が違うな、ということでお見えになられる方も多くいらっしゃいます。


そして人間の脳は一番痛いところの痛みが引いた時、つまり電気信号は一番強かったところの電気信号は弱くなるのです。


いろんなところから常に電気信号が来ていますので、次に来ている電気信号部分に意識が集中します。

よく何ヶ所か歯の治療でまず痛いところから。


痛いところの応急処置が終わった途端、次にこっちの歯が痛くなった。次こっちの歯が、次こっちの歯が、とおっしゃられる方、実は以前から悪い状態があったのですが、最初は気にならなかった。気にならなかった。それが気になってくる。それはよくあることなのです。

そして痛みを感じずにとうとう神経・血管が死んでしますということもあるのです。

その期間の間にどんどんどんどんそれぞれの部位では状態が悪化して行きます。


ですので沁みるとか、そういうことを経験せずしていきなり根っこが膿んだり腫れたりということもあるのです。

それを痛みがないからと放置していくと、バイ菌はどんどん奥へ奥へと進行します。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

歯の神経だけでなく、歯の周りを取り囲んでいる骨、骨が歯を支えているから。

例えば畑の大根であれば、土が大根を支えているから、大根は抜けないのです。周りの土が崩れたら大根は勝手に倒れます。

歯も同じで骨がなくなれば歯は簡単に歯医者が抜こうとせずともポロリと抜けてきます。


ですので症状がないからといって骨が溶け始めている状態を放っておくというのはあまりお勧めはしません。


歯の神経治療をお考えの方は、

まずは歯の構造をよくお知りになって下さい。





原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)






2015.08.28歯を削ることが悪い、というわけではありません。咬合調整についてお話します

歯を削った方がいいのと、削らない方がいいのと、という話しであれば、もちろん削らない方がいいかもしれません。


しかし、歯は多少削っても大丈夫です。


「歯を削られた」

「歯を削られたことがショックで・・」

というご相談を非常に多く頂きます。


歯を削らない=善

歯を削る=悪


と思っていらっしゃるからだと、思います。


最近は

「歯を削らない治療」がいいとされているので

患者さんはその「削らない」「削る」ということに

とても敏感に反応される方が増えてきたということでしょう。


では、歯を削る

ということについてお話します。


そもそも、歯は元々磨り減って削れていくものなのです。

機械的に削らなくても

日々毎回のお食事でもって

寝ている間の歯軋り(歯軋りはみなさんされています)によって

削れていっています。


まずはそのことを知って下さい。


8020」という言葉、聞いたことありますでしょうか。

80歳で20本の歯を残しましょう」という標語です。


そのような標語が言われているのにはワケがあります。


つまり現在の日本には

80歳で20本の歯が残っていらっしゃる方が非常に少ないということです。


実際にご自身の歯がすべて残っていらっしゃる方は「8028」になります。

80歳で、28本全部の歯が残っているわけですから

「8028」です。


すべての歯が残っていらっしゃる方、実際にいらっしゃるんですね。

当院にも時々お越しになられます。


そのような方々のお口の中、どのようになっていると思われますか?

若い方と同じような歯の形態をしていると思いますか?


どうなっているか?

こんな感じになります。

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実は歯の頭の部分は、頭の部分が均一に磨り減っています


例えば車のタイヤを長年交換しなかったとイメージしてください。


タイヤは磨り減り、溝が浅くなっていきます。


ほぼ均等にタイヤが磨り減っていきますよね。

それと同じように歯も全体に磨り減っていきます。


縄文人や弥生人の骨が見つかることがありますが、その中である程度年齢を重ねて亡くなられた方は歯がありません。


歯が磨り減ってしまって歯の頭がありません。


若い時にはケガや病気で亡くなります。

ある程度年齢を重ねていくうちに、歯が磨り減ってなくなり、噛むということ自体が出来なくなるということが昔は寿命だったんだと考えられています。


つまり昔は火のない硬い物、砂混じりの硬いお食事をしなければいけなかったのです。


そして歯の頭がなくなるということ自体が死に繋がっていったのです。

では歯が均等に当たっている場合には、残っているすべての歯で力を均等に分散し、力をわけわけして支えていくことができます。


ところが早く当たる場所がある場合やうまく歯が磨り減っていない歯がある場合、どういうふうになっているのかっていいますと、噛んだ時に早く当たるところができてしまいます。


その早く当たるところには本来受け持つ力の何倍もの力が掛かってしまうんですね。 

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早く当たる場所に力が集中しますから、そこは耐え切れなくなって欠けたり割れたりします。

いわゆる歯が溶けていくという状態です。

虫歯とは違います。


歯が欠ける、割れるということが起こります。


同じ1本の歯でありながら、一部分が割れる・欠けるということです。


そこが割れますと次の歯の、次に当たる部分ができてきます。


そこには当然本来の受け持つ力の同じように何倍もの力が掛かってきます。


また割れます。


そしてまた次に早く当たるところが当たってきます。

また割れます。


そして次々に欠けて割れていくんです。

しかし、その隣はどうでしょうか。


まったく今まで当たったこともない、過去何十年において噛むのに参加してきたこともなかったのであろう、生まれた放出したばかりという解剖学的なきれいな尖がった歯があるんですね。


つまりきれいな歯があって、その横の歯はない、ない、ということになってしまうのです。


つまり歯は解剖学的なきれいな歯が入ればいいのかというと、実はそうではなく力を28本の歯で力を分散し、均等に磨り減らしながら、いい具合に磨り減っていく。年齢を重ねると腰や関節が曲がってきます。


それに応じて顎の位置関係も変わってきます。


歯は一生動き続けますし、顎の位置も変わっていきます。


それに応じて磨り減っていく。

実はすごく大事なことです。


そのように均等に磨り減ることによって多くの歯が残るということになるのです。


1本だけ早く当たるところがある、強く当たるところがある、ギリギリする時に引っかかるところがある、という歯は逆に早くその寿命を迎えてしまうのです。

ですからただ単に歯を削った方がいいのか、削らなくて済むのであればという発想ではなく、全体のバランスということが重要なのです。


歯の治療はお口全体の噛み合わせのバランスをみながら

削る必要があるのか

ないのか、ということが決まってくるのです。

2015.08.28歯の神経が死んでしまうとは?

歯の神経が死んでしまうとは?

 

例えば歯に食べ残しがあり、そこに虫歯菌が繁殖し、そうすると歯の表面が一層溶けていきます。


そうすると歯がしみるうになります。

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

それを放置するとさらにさらに穴が開いていきます。


歯が溶けて穴が開いていきます。


イメージしてみてください。


バケツに水が入っていると思って下さい。

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バケツに小さなキズがあったとしも大した問題は起こりません。

しかしどんどんどんどんバケツにキズが付くと穴が開いていきます。


そうすると中に入っている水が溢れ出します。


これが穴が歯の神経・血管に到達した状態だと思って下さい。

そこには防ぐことの出来ない穴が開いてしまうのです。

そうするとバイ菌がもう入り放題です。


大事に大事に硬い壁、エナメル質、歯のの壁、象牙質で覆われていた

歯の神経や血管が露出してしまうのです。


水の入ったバケツがある程度の衝撃に対しても耐え切れる状態だったのが何度も何度も擦れるうちに小さい穴が開くたびに、完全に穴が開くことによって、そこに穴が開いてしまい、そこからどんどんどんどん広がっていってしまうのです。


バイ菌にとって実は神経や血管・血液、これは重要な栄養素なのです。

とっても美味しい大好物なのです。


もちろん人間の体はバイ菌が入ってきた時には、そのバイ菌に対して戦おうという免疫という防御機構があります。


しかしながら余りにバイ菌の量が多いとその防御機構で食い止ることはできなくなるのです。


ですのでバイ菌はどんどんどんどん増殖を続けていきます。

最初は歯の表面だけだったんですが、歯の神経・血管にまで到達することが出来ればそのバイ菌は一気に歯の神経・血管をやっつけていきます。


そして最初は歯が沁みたり、痛んだり、ズキズキということが起こっていくのですが、それはバイ菌と戦っている証拠でもあるのです。


これが負けると痛みを感じなくなっていくのです。


よく歯を治療せずにほったらかしにしていたら、

「歯がボロボロと欠けていった」

「痛みが和らいだ」

「痛みが止まった」

ということが、あります。


例えばこの時期に痛み止めの薬を飲むという行為は、確かに日常生活において痛みを和らげる、戦っているその痛みを、戦っているということを脳に知らせようとしている報告を警告を一生懸命、一生懸命体は送ってくるのですが、それに対してそれを無視しろというのが、これが痛み止めなのです。


特に昨今、痛み止め、以前であれば病院から処方箋がないと薬局から出せないような強い痛み止めの薬が日常的に薬局で買うことができるようになってきましたので、簡単にそういうお薬を手に入れることができています。

その影響もあってか虫歯が本当に進んでしまってから来られる方が増えているようにも思います。


すでに歯の神経が死んでしまっている方がいらっしゃるのです。


通常であれば歯の神経とバイ菌が戦い、「痛い、しみる」とのことで来られていたはずなのですが、その痛みも痛み止めの薬を飲むことにより痛みを止めるというのはバイ菌を殺すお薬ではありませんから、治っているわけではありません。


ただ日常的に痛みを感じることが減りますので、そういうお薬を取ってしまうお気持ちはよくわかります。


しかしながら歯は自然に治りませんので、どんどん悪い状況になっていきます。


そしてとうとう歯の神経や血管が死んでしまった時には、逆にまったく痛みを感じなくなってしまうのです。


ではそのバイ菌達はどうするのか。


さらにさらに歯の奥へ奥へ侵入して行きます。

そして歯の根っこを越えて、根っこ周囲にある骨や歯茎を溶かしていくのです。

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その時点で、バイ菌の住処である根管の中、そこを早く掃除してあげないとどんどんどんどんバイ菌は奥へ奥へと入っていきます。


ですから歯の神経を取る治療というのは歯の神経を取る治療だと思われている方が多いんですが、実はこの時点では死んでしまった、バイ菌に侵されて神経が死んでしまっていて、神経が残っているのではなく神経が腐ってしまった、生きていない神経がそこにいるのです。


つまり生ゴミが腐敗していっている状態だということです。


そうするとにおうと臭いですよね。


発酵食品を思い浮かべていただくと膨らんできますよね。


腐っていくとガスを出すのです。


そうすると圧力が高まります。

そうすると歯の神経は死んではいるんだけれども、周りの骨や歯茎が溶かされることによりそこで顔が腫れてくるような方までいらっしゃいます。

歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

すでに歯の神経の治療で神経を取ってしまった方でバイ菌に侵された場合にはいきなりこの状態にまでなってしまうこともあります。


この場合には早く根っこの中をバイ菌が少ない状態に減らしてあげるということが必要です。


では歯を支えている骨を溶かしたバイ菌達はどこへ行くのでしょうか。

実は歯の神経というのは脳と繋がっているのです。


例えば指先、指先の神経は指先だけでしょうか。


これは脳から繋がった神経なのです。


その一部に過ぎないのです。


つまりバイ菌は歯の中の神経だけを死なせるわけではなく、さらには歯の外の周囲の骨や歯茎の神経も殺して行きます。


そして骨を溶かしていくのです。


そしてとうとうその奥には太い神経・血管が控えているのです。


そこにたどり着いたバイ菌はどうなるんでしょう。


一気に全身を巡って行ってしまうのです。


心筋梗塞、聞かれたことありますでしょうか。


心臓の血管が物が詰まって血が流れにくくなってしまった状態。


よく動脈硬化や全身糖尿病やそういうことが大きく取り沙汰されていますが、その詰まっているのは何だろうと研究した先生がいらっしゃいました。


実はその詰まっている物の中にいくつもの口の中の歯周病菌、バイ菌が見つかっているのです。


つまり口の中にいたバイ菌がそういう心臓の中で発見されたり、誤嚥性肺炎といって肺炎の中で肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、口の中だけに留まらず全身にまで影響を及ぼしているのです。


ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、しない方が良いのかと単純に考えたならば、神経の治療は神経が生きているのであれば残せる方向で治療してもいいと思いますが、それを越えてしまった場合には早くそういう治療を行なわないと全身に対して影響を及ぼす。


また上の歯の場合には歯の根の奥には鼻の部屋があります。


鼻の部屋にバイ菌が侵入していってしまうのです。


ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。


水の入ったバケツに穴が開いた場合には水が流れ出ます。

どんどん流れ出ます。

決して歯の葉1本を最終的に抜けば済むという問題ではなくなることもあるのです。


次にです。


重たい物はみんなで持ったほうがいいですよね。


ところが他の歯に比べ早く当たる歯がある場合には、例えば飛び出してくる歯とかです。


歯は一生動き続けます。


後ろから前に下から上にというふうに歯は動いていくのです。

例えば砂場で手を置いてかき寄せてみてください。


砂が盛り上がってきますよね。


そのように動きがあれば歯も同じように飛び出ていくのです。


そうすると重たい物をみんなで均等に力をわけわけして持っていれば大丈夫ですが、一人だけが飛び出るとその飛び出た歯に力が集中します。


押されて押されて、満員電車で押されてすごく痛いですよね。


横の人が退いてくれてよけられたらいいですよね。


でも歯は顎の骨の中に埋もれているのです。

支えられているのです。


どこへでもは動いていけないのです。

ついには割れてしまうこともあるのです。

今まで虫歯なんかまったくなかった。


虫歯なんかなったこともなかった。


なのに突如すごい痛みが。

その痛いという場所を観察すると、レントゲンを見ても、肉眼的にも何もないんです。

ただ押さえると痛いんです。


すごく痛いですからあまり強く抑えることはできません。


よく見ると亀裂が何本も入っています。


触ると痛いので麻酔をし、麻酔をしましたから強く押さえても痛みません。

強く押さえるとそこから血がじわぁっと浮き出てきます。

そうです、歯が真っ二つに落花生のごとく割れていたのです。


歯は徐々に徐々に溶けてくることによっても穴が開きますが、そのような衝撃的な一撃によっても歯は割れるのです。


この場合は一気に神経・血管のいるところまで真っ二つに割れるのです。


バケツに入った水がちょっとづつちょっとづつ欠けて行き穴が開くのと同じように小さい力ではそうですが、大きい衝撃がバーンとかかった時、バケツが一気に真っ二つに割れますよね。


砕け散りますよね。

そのように歯も割れるのです。


その場合はいきなり歯の神経が口の中に露出しますからものすごい痛みとなります。


小さい穴が開いて水が出るのであればそれを防げばいいのですが、大きく真っ二つに割れた場合は残念ながら封鎖することはできません。


この場合にも早く神経を除けてあげないと痛みを抑えてあげることはできなくなるのです。


ですのでバイ菌による影響と力による影響、そういう大きい二つの理由、そしてその組み合わせというのがありますので、今まで虫歯がなかったからといって安心もなかなかできないのです。

2015.08.27歯の神経を取らずにすむ条件とは?

「歯の神経を抜かないといけないと言われたが、抜かずになんとかなりませんか?」というご質問を多く頂きます。

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このような質問の回答に関しては、まずそれぞれの先生によって専門が違うということが一つ大きいことがあります。

お医者さんであれば内科とか外科、いろいろあります。

同じように歯科でもいろんな実は専門があります。

看板とかに書いてはいけないという決まりがあるので、皆様方はあまりご存じないかもしれません。

詳しくは「専門の違い」のページをご覧下さい。


同じ患者さんが行かれたとしても、それぞれの先生の専門の立場で診断をし、治療の方針を立てますので、診断も治療方針も大きく変わります。

今回「歯の神経を抜かないといけないか?」という質問を言われた方々のお口の中を拝見すると、大きく二つに分かれます。

一つ目は神経が今まさにこの治療をしようとする際に、本当に神経を抜かないといけないという状況にある時。

「このままでは神経が死んでしまうので神経を取りましょう」という、「今は元気な神経であるけれども」という状態。


もう一つは既に神経が死んでいる、もしくは死にかけている

そのことによって今神経だった部分が腐敗している場合、要は「生ゴミとかが腐った状態だと思ってください。」という状況です。

なのでそのままにしておくと、どんどんどんどん腐っていくので除けなければいけない

つまり死んだ神経、もしくは死にかけている神経を除去しようというケース、

生きている元気な神経を取るのではなく、腐敗したものを除けようという意味合いで先生がそのように神経と取らないといけませんというお話しをされている。

この二つの大きなケースがあります。


すでに死んでいる神経、もうほとんど既に死んでしまっている神経、これはいくら専門が違うと言えど神様ではありませんので、その神経を蘇らせることは出来ません。

ですので、この場合にはきれいにその部分を除去し、清掃し、消毒し、治療ということが必要になります。

ここの処置に関してはほぼ同じです。

消毒の仕方は違います。

次にこの治療をするにあたって神経に触れるかもしれないので、神経を取る可能性があると言われた場合のお話しです。

通常歯科の治療ではどういうことを基準にするかということを大学で教わっているかと言いますと、

黒く歯が変色している部分、いわゆる目で見てわかる虫歯というもの。

そして虫歯菌というのは顕微鏡で見ないと見えないサイズですので、目で見て虫歯の部分を確認するということは出来ません。

ですので「う蝕検知液」というお薬があります。

その「う蝕検知液」を虫歯であろう個所に色を付けるわけです。

そうすると虫歯菌が多く残っている部分が赤く色が染まり、その部分を削って除けるという処置をいたします。

例えば転んで怪我をしたとしましょう。

その時に少し血がにじむことがあると思います。

もし表面に太い神経や血管があったら血が噴水のように飛び出してきます。

つまり太い神経や血管というのは人間の表面ではなく中のほうにあります。

歯も同じです。

歯の内部の深い部分には太い神経・血管があるのです。

そこを少しでも傷を付けると、例えば風船に針を刺すイメージです。

一気にパーンとはじけ飛ぶようにして、そこから血液が流れ出てきます。

もうこうなると何もすることはできません。

台風で強い風が吹いてくるのを立ち向かってそれに向かっていくようなイメージ。

流れ溢れ出てくる水を止めるということが必要なのですがそれはできません。

ですのでそこの太い神経・血管の近くを触るということが、神経を触ってしまえば中の状態がどうであろうと神経の治療を施すというのが常識となっております。

吉本歯科医院では、そういうことをすれば神経を取るという結果になりますので、神経の近くの虫歯部分を削るということ自体を行っておりません。

そこの部分を削らずとも置いておいても大丈夫なように消毒をし、菌を殺すという処置をしてしまうのです。

つまり神経・血管に近い部分を触らないということです。

触るから神経を取らなくてはいけなくなるのです。

ですから前の先生の所でぎりぎりまで悪いところを除けて、「ちょっと様子を見てみましょう」という処置をされてしまった時には、もうすでにぎりぎりのところまで穴が開いておりますので残念ながら、そのような殺菌をするという処置、もうすでに壁が取り払われていますので、そういうお薬を施すということが、もうすでに出来ない状況になっておりますので、やり方が変わってしまうのです。


テレビのコマーシャルで「隅々まで効くナントカ」という消毒薬、殺虫剤ありますよね。

あれを使うと煙が部屋の隅々まで充満して、隅々までバイ菌を殺すということが出来るということです。

イメージしてみてください。

この時に窓や戸を開けっ放しにしていたら全開にしていたらどうでしょう。

お薬はその窓から漏れ出し、そちらの流れの方が強いですから隅々にまでは煙が行き渡りません。

つまり薬が行き渡らないのです。

その薬を行き渡らせるためには、密閉する、封鎖するということが重要になってきます。


この密閉させるために表面の一層の糊しろになる部分、この部分はきれいな新鮮な場所がないといけませんので、そこは一層削ってきれいにします

しかし神経に近い部分の虫歯と言われている真っ黒い部分、ここを触ると神経を取らないといけなくなります。


ですので、その部分を触らずに殺菌して、殺菌剤を入れて封鎖し、殺菌するということをすれば神経を触らずに神経近辺のバイ菌を殺すことができるのです。

しかしながらほとんどの神経がもうすでに死にかけている、その場合にはいくら殺菌剤といえど効かないことはあります。


例えばインフルエンザ、思い出してみてください。

インフルエンザのお薬、「発症して何十時間以内にお薬を飲まないと効かない」ということをお聞きになられたこともあるのではないでしょうか。

つまり菌がある程度の量の場合には殺菌剤というのは効くのです。


しかしながら菌が増殖してしまって、ものすごい量の数になってしまってからではいくら薬と言えども充分にそれを押さえ込むことはできないのです。

ですからその発症している時期によって薬の効く効かないというのが決まるのです。


第一段階としてはその糊しろ部分を作れるかどうか。

そしてその薬を入れることによって密閉できるかどうかという状況によって変わるのです。


つまりもっと言えば乾かせるかどうか、「乾かせる部分にご自身の歯が残っているかどうか」ということが大事になります。


乾いた紙は糊でくっつきます。

濡れた紙はくっつきません。


一部分がくっついたとしても一部分が濡れていればそこから薬が漏れ出したり、そこに唾液や血が流れ込んできます。

また濡れてしまうのです。


一緒にバイ菌も入ってきてしまうのです。

ですからそういう条件を満たすことができれば神経を残すことは充分にできます。


ほとんどの方がこのケースに該当しますので初期の虫歯で、初めてこれは触ると神経を取らなければいけないかもしれない。

という診断を行なわれた場合に限っては、吉本歯科医院ではほとんど神経を取らずに治療ができております。

しかしながらもう既に死んでしまった神経の状態であるとか、既にもう歯茎の奥深く、骨のすぐ近くにまでバイ菌が進行し封鎖をできないという状況になられた方の場合には、残念ながら封鎖することができませんので殺菌ができません。


ですのでこの場合は神経を取ったり、歯を抜いたりする処置が必要になることはあります。

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