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再発を起こさない虫歯治療

2021.10.04歯茎から膿のような臭いにおいがする原因

歯周病の膿の原因|香川県高松市の吉本歯科医院
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
hanonewareteirusyourei2.jpg




歯茎から膿のような臭いがして
口の中がずっと気持ちが悪い味が続いているという
患者さんのご相談です。


お口の中を診てみると
歯の神経がある健康な歯が
「力」によって割れてしまっています。

歯の根っこは真っ二つに割れてしまっています。



割れた隙間から
ばい菌が中に入り込み
根の奥深くで
膿がたまり炎症を起こしています。



歯は下の噛み合う力により
まき割のように割れるのです。



力により
歯はあっけなく割れたり
折れたりします。


一晩で割れる方もいらっしゃいます。



歯を失うのは「歯磨きをしなかったから」だと思い込んでいると
あなたは将来多くの歯を失ってしまいます。


噛み合う力が
盲点となっていることを
知って下さい。





2021.10.02死んでいる歯の神経の残骸は腐ってガスを出します。

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
死んだ歯の神経の残骸|香川県高松市の歯の神経治療専門 吉本歯科医院

歯の神経は
ご自分でも気が付かずに「死んでしまう」ということはよくあります。


最初は痛かった
けれども
痛み止めの薬を飲んで痛みをしのいでいるうちに
痛みがおさまった
という場合があります。


それは「歯の神経が死んでしまった」場合も
痛みが消えてしまいます。


歯の神経が死んでしまったとしても
バイ菌に殺された神経の死骸は除去してやらないと
細菌はずっと生きて繁殖し続けます。
歯の神経を取った歯が痛み続ける原因|香川県高松市の歯の神経治療専門 吉本歯科医院


歯の神経を殺しただけなく
今度はその先の骨や歯茎さえもばい菌が侵食していきます。


細菌の住み処である歯の根っこ(根管)の中を早く掃除してあげないと
どんどんどんどん細菌は奥へ奥へと入っていきます。
歯の神経を取った歯が痛み続ける原因|香川県高松市の歯の神経治療専門 吉本歯科医院
歯の神経を取る治療というのは
歯の神経を取る治療だと思われている方が多いのです。


しかし実はそうではないのです。

すでに死んでしまった歯の神経の死骸をきちんと除去し
歯の根管の中をきれいに消毒する
ということを意味する場合もあるのです。


ばい菌に侵され死んでしまった歯の神経は
生ゴミが腐敗している状態と同じです。
歯の神経を取った歯が痛み続ける原因|香川県高松市の歯の神経治療専門 吉本歯科医院
腐敗しているのでにおうと臭いです。
とても、臭いのです。


発酵食品を思い浮かべて下さい。

発酵がすすむと膨らんできますよね。

つまり腐っていくとガスを出すのです。



長引く歯の痛みは
まずはご相談下さい。


2021.10.01神経を取った歯が痛み続ける理由は?

歯の神経を取った歯が痛み続ける原因|香川県高松市の歯の神経治療専門 吉本歯科医院
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


吉本歯科医院によく頂くご相談内容です。
お答しますね。


Q:歯の神経を取る治療を終了した歯があります。
神経の治療をし歯の神経を取ったはずなのに
歯の痛みが半年もずっと続いています。
痛みの原因何でしょうか?



A:歯の神経を取ったのに痛い場合には、2つの原因が考えられます。

1つ目は歯の神経を取る治療の時に、取り除ききれない歯の神経が残っている場合です。

2つ目は、見つけられなかった4本目、5本目の歯の神経の入り口がある場合です。

いずれもまだそこに菌が存在した状態ですので痛みが続きます。

抗生物質や痛み止めを処方されることも多いです。

痛み止めを服用している期間に死にかけている神経にまでばい菌が到達し神経が死んでしまえば痛みが消えます。

しかし根管の中には歯の神経の残骸は残ったままです。
はやめに殺菌処置をされることをおすすめします。




Q:現在他医院で、歯の神経の治療をしている最中です。
半年以上治療が経過していますがまだ治療が終了しません。痛みはずっと続いたままです。
痛みを取りたいです。痛みの原因は何でしょうか?



A:痛みの原因は、「そこに菌が存在しているから」です。
言い換えれば消毒を繰り返してはいるけれど菌を死滅させることができていないことが痛みが続く原因です。


虫歯を削らず薬で治し歯の神経を残す特殊接着封鎖 歯の神経は安易に取ってはいけません 詳しくはこちら


2021.09.28歯の神経が生きているか?死んでいるか?の判断

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。


ご自分の歯の神経が生きているか?

それとも死んでしまっているのか?

それとも死にかかっているのか?


その判断を歯のレントゲン写真をを見て判断できますか?

教えて欲しい

というお問い合わせをよくいただきます。



歯の神経が生きているかどうかを

どうやって判断するのか

お話させて頂きますね。


 

歯の神経を治療しているかどうか、ですが

まず歯のレントゲンの見方というのは、

実は硬いものが白く写るということを

知っていただいたらわかりやすいかもしれません。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

 

歯はこのように

手鏡等で見ると見えますが、

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

見えているのは実は

歯の頭だけが見えています。


歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院



そして

その下には長い歯の根っこがあって

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院


硬い骨で覆われています。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院


さらに

薄い歯茎が骨の上に乗っているんですね。


イメージ的には、

畑に大根が植わっているような感じです。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

 

レントゲンの見方

真ん中からだいたい対称的で左右が

Rが右です左がLです。


歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

そしてレントゲンの見方で知っておいてほしいことは、

硬いものが白く写るということです。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院


お口の中で

硬いものとは何か?



歯の頭

歯の根っこ

そして

歯の根っこを支えている骨

が硬いです。




歯茎や神経や血管は硬くありません。

ですので、

レントゲン写真には写ってこないですね

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

ですから、

硬い歯の頭があって

歯の根っこがあって、

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

ここの歯だと黒く写ってますね

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

そこは柔らかい

だから、歯の神経が生きているのではないかと考えます。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

 

次に神経の治療ですけれども

どのようにしているか?


このように

歯の頭があって歯の根っこがあります。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

中に

神経や血管があるわけです。



歯の神経の治療をするにあたって、

この歯の頭が邪魔になります。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

ですので、

頭をスパーンて

削って落としたりするんですね。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

そうすると

歯の神経の入り口つまりトンネルのような状態の筒の入り口が見えてきます。



そこから針みたいなもので、

この穴から入れて中を

ゴソゴソと掃除されたことがあるかもしれません。



断面で見ていきますと、

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骨の中に根っこが植わっており中が空洞になります。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

空洞になっていますといろいろなものが

入ってきたりしますので、

入ってこないように根っこの中にお薬を入れます

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

そして被せをしようとしますが安定しません。


ですのでこのようなこのような杭みたいなものをつくり

この杭を穴の中に差し込みます


そうすると、この頭部分が出てきますから

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

これを土台にして帽子を被せる

というような治療を受けられています。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院



歯の根っこがあって、

その神経血管が元々あったところに

人工のお薬、そして芯棒、そして被せ

このように一直線上に入るわけです。

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そして

根っこと

被せモノが

段差なく移行的に入るように被せ物をされます。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院


これをレントゲンで撮影すると、ある患者さんの写真ですが、

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

歯の根っこ

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

薬を詰めている部分

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

芯棒


歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

被せモノ



歯の根っこの周囲は

白い骨で覆われている

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

という風にイメージしていただくと

わかりやすいかもしれません



歯によって根っこの本数は違いますので

一本写る方もいらっしゃれば

このように何本も写ることがあります。

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

本来の歯は

神経・血管はやわらかいので黒い線として写ります。


白い線が入っているということは

過去に歯の神経の治療をしたということです。

つまり歯の神経部分はもう無くなっている

歯の神経が生きているか死んでいるかの判断なら香川県高松市の吉本歯科医院

ということが推定できます。



一昔前はこの神経の治療をした後に入れてお薬は

レントゲンに写るものではなかったんです。



ですから、何十年も前に、もし治療されたという場合には

その時の先生が使われていたお薬によっては

神経の治療をしているけれども

レントゲンでは写ってこないということはあり得ます。



この1020年ぐらいはレントゲンに写る治療薬を使われている先生が

多いかと思います。



そして

ばい菌が侵入したり

歯を支えている骨が溶けたりすると

歯の根っこの周囲が黒く溶けてきたりして

レントゲンでは黒く写ってきます。


ですから

その歯の周囲には硬い骨がない

つまり骨がない


歯の根っこが割れているのでばい菌が入って

骨が溶けたのではないかと

推測することができるということになります。




歯の神経が生きているのか?死んでいるのか?と推測し判断するのは

こうやってやっています。

どうぞご参考になさってください。

 


2021.09.25歯の神経を取る治療は「あたりまえ」?

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
atarimaeno.jpg


今日お越し下さった患者様とのお話です。

「今まで悪くなったら
歯の神経を取る治療はあたりまえだと思っていました。
だから、何本もの歯を今まで治療して神経を取ってもらってきました。

そんなものだと、思っていました。
もっとはやくにこんな治療を知っていたら
こんなに多くの歯を神経を取らなくてもすんだかもしれません


このようにおっしゃられました。




一般的な虫歯治療の流れをお話します。

一般的な虫歯治療では虫歯部分は大きく削り取ります。
歯の神経を取らずに薬で治す治療なら香川県高松市の噛み合わせ専門 吉本歯科医院

そして
削り取った部分の型を取り、
被せ物でふたをします。


ふたをする時には
歯の周囲の唾液だけを風で乾かします。

歯の神経を取らずに薬で治す治療なら香川県高松市の噛み合わせ専門 吉本歯科医院

唾液がついたままだとセメントがくっつかないので
とりあえず唾液だけはシャーッと乾かすのです。


そして
ある程度
乾いたら被せ物に接着材をつけて歯にペタンと乗せます。
ginbano.jpg
ここで使う接着材は
接着力も弱く封鎖性のない接着材を使います。

fusyoku.jpg

これは一般的な虫歯治療をお受けになられた患者さんが
数年後に被せ物が取れた時の写真です。


歯の詰め物の境目から
内部に黒く虫歯が進行していっています。
従来型の虫歯治療を行い、数年後に被せ物が取れた時、詰め物の境目から内部に黒く虫歯が進行していっています。
これは外れた被せ物の写真です。
被せ物(銀歯)の内部は黒く錆びて
腐蝕しています。

 

しかし、こうなるべくして
なっていると言わざるをえないのです。


口の中には実はものすごい数のばい菌がいるという事実を
ご存じでしょうか?



目には見えないだけで
お口の中は菌だらけ、なのです。
baikinno.jpg

虫歯を大きく削り取った後も当然、
ばい菌はお口の中に残ったまま、です。


口の中のばい菌は
風でシャーッっと乾かすくらいではなくなりません。


風でシャーッと乾かすくらいでばい菌が死滅するなんてありえません。



一般的な虫歯治療では
ばい菌がお口の中にたっぷり残ったまま被せ物でフタをしてしまいます。


口の中に残った菌を死滅させずことをせず
そのまま被せ物をフタをします。

さらには
歯の被せ物を十分に表面処理することなく
乾燥させることなく
そのまま接着剤でペタッとくっつけて終わります。

あなたも
昔詰めていた歯の詰め物の内部で虫歯が大きくなり
外してみると
さらに大きく削り虫歯を処置をしたという経験はありませんか?

これではどんなに封鎖性の良い接着材を用いても
虫歯が再発するのは当然です。
saihatsutouzen.jpg


ばい菌を残し被せ物でふたをするため被せ物の中でばい菌が繁殖していくのです。


虫歯治療をしても菌を残したまま被せ物でふたをしくっつけているので
数年ももたず同じところが虫歯になる魔の連鎖です。


虫歯になるたびに
歯を大きく削りとっていきます。


大きく削り取るから
歯の神経に近くなり
痛みがで出します。


痛くなったら
「歯の神経を抜くしかないですね」という治療になってしまうのです。



こんなことを
繰り返していたら
長い人生で自分自身の歯が残るわけがありません。

2021.09.11歯を磨けてなかったから虫歯や歯周病になってしまったのだと思い込んでいませんか?

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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です



日本国民の大多数は端を失う原因は
虫歯や歯周病だと思われています。
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虫歯の原因は
歯を磨けていないからだ
思われている方が本当に多いです。
zentaino.jpg

しかし
ばい菌以外の原因があるんです。


よく知識を持っておられる多くの患者さんに
こんな質問をしてみます。

「虫歯ってどんな風にできると思いますか?」


すると
「歯の表面の歯磨きができていない部分に汚れがこびり付き
ばい菌が繁殖して酸によって歯の表面が溶けて
歯の中が軟らかくなって穴が開く。

さらにその小さな穴から周囲の歯を柔らかくして歯が溶け
大きい穴の空洞があいていく、そのようなイメージ」

hanianafa.jpg


虫歯の周囲は軟らかくなっています。

なので殺菌剤でお口の中を消毒することができれば
虫歯にはならないと言うマスコミ広告による洗脳かと思われます。
ugaino.jpg

しかし
バイキンだけが原因なんだと思い込んでいると
あなたは将来多くの歯を失ってしまうことになります。


現実には
「定期的に歯医者さんに行って歯の掃除メインテナンスをしてもらっていたのに
痛くなって受診したら抜歯ですと言われた」という体験がおありの方は
多いのではないでしょうか?
意外にもしれませんが
実に多くの方が体験されています。


毎日ちゃんと歯の掃除をしているのに?
歯間ブラシやフロスも使って歯間の汚れもとっているのの?
3カ月に一回は歯医者さんで歯石を取ってもらっているのに?


その理由は
他のある根本原因をご存じないから、です。


そして
歯医者さんでも
「歯磨きをちゃんと予防で通院してれば大丈夫ですよ」と
しか伝えてくれないから、です。



では歯を失うもう一つの原因
そして最も大きな原因である「力」についてお話します。


力??



歯がどうやってダメになるか?
それは割りばしを割るイメージです。
waribashi.JPG

これは割りばし写真です。



割り箸に力がかかると隙間が開きます。
waribashi2.JPG

力がかからなくなるとその隙間は閉じます。

力がかかって隙間が開くと歯の場合には歯がしみます。

力がかからなくなるとその隙間が閉じてしみなくなっていきます

割り箸を何度も何度も力を加えて、ある限界点に到達した時一気に割り箸は割れてしまいます。


われた割り箸の断面は硬いですよね。

直線的ですよね。

歯も同じように割り箸を割った時のように
直線的に硬い面を残しながら割れてしまうのです。


これが
噛み合う破壊的な力によって
歯が割れたり折れたりした写真です。


そして歯はたった一日で
パーンと真っ二つに割れてしまうことだって
あるのです。
hasetsu1.jpg

hasetsu3.jpg


hasetu3.jpg

hasetsu2.jpg

どんなに自由診療で高い素材で
いい歯を入れても
かみ合わせをきちんとせず
力への予防対策をしなければ
歯はあっという間にダメになり破壊されます。



歯が割れて根っこまでひびが入ってしまえば
抜歯しか方法はありません。


どんなに掃除して殺菌できたとしても
力によって
虫歯や歯周病のような症状がでたり
抜歯になっていく
ということを知って下さい。








2021.09.10治療した歯の寿命は平均5~7年で再治療になります。

hanoissyounoka.jpg

㈱松風より引用改変

香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


虫歯になり歯医者に行き
悪い部分を削って詰め物や被せ物やブリッジをして
歯が入れば治療はおしまい。


ああ、やっと歯が治った。
そう思われている方はとても多いです。


歯医者で治療した歯の寿命は何年くらいもつか
ご存じですか?


こんな話をすると
患者さんは「え??」と驚かれます。


実はほとんどの患者さんはご自分が受けた歯科治療の耐久性をご存じありません。

治療する歯の寿命を知らずに歯を削って詰めたり被せたりブリッジをしたりしていることが
ほとんどです。
 
これはよくある歯科医院での出来事です。

ある患者さんは歯を1本抜歯しなくてはいけない状態になっていました。

抜歯した1本の歯を補うための選択肢としてブリッジ治療を選択しました。

ブリッジ治療とは失った歯の両隣の歯を削り、
その歯を土台として人口の歯で「橋げた」のようにつなぐ治療法です。

ブリッジ治療では両隣の健康な歯を虫歯でもないのに大きく削る必要があります。


見た目は自分の歯と同じように再現されるため、
歯を失った方はこのブリッジ治療を選択されることは多いです。

しかし、ブリッジ治療を選択された方は
数年後に必ず悲劇がやってきます。


その時はじめてご自分が選択した「ブリッジ治療」とはどんなものだったのか?
ということをい知らされるのですが、もはや後の祭りです。





次の図をご覧ください。
morita2.jpg
【インレー・クラウン・ブリッジの寿命】

歯科修復物の使用年数に関する疫学調査です。

簡単に言えば
「患者さんのお口の中に入れた被せ物や詰め物の耐久性は何年?」
ということです。


インレー(金属の詰め物) 約5.4年
クラウン(金属の被せ物) 約7.1年
ブリッジ(失った歯の両隣の歯を削って土台にしてつなぐ治療) 約8.0年
 
一生どころか、たったの5~8年です。

 
この患者さんはその後どうなったでしょうか?

ブリッジ治療をするために土台にした両隣の歯が痛みだしました。
もともと神経に近い部分まで大きく削り取ってしまっているので
痛みが出た段階ではもう「歯の神経を抜く」治療しかありません。

 
虫歯でもない健康な歯を
ブリッジ治療の土台にするからという理由で大きく削り取ってしまったため
失った歯の両隣の歯の神経まで抜くことになってしまったのです。

 
これは決して珍しい話ではなく
今日も日本中の歯医者さんであたりまえのように行われている治療です。
今、日本中の歯科医院で行われている歯科治療の8割は
過去に行った治療の再治療です。

つまり、治っているのではなく「再発」が当たり前。

そして「再発」した時には過去の治療よりも事態はもっと深刻になっているというのがあたりまです。


悪い部分を削って詰めて被せる
という治療を繰り返している限り、あなたは将来多くの歯を失ってしまうことになります。


虫歯を削らず薬で治し歯の神経を残す特殊接着封鎖 歯の神経は安易に取ってはいけません 詳しくはこちら



2021.09.09最終段階は「抜歯」診断になってしまいます。

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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。



誰もが避けたい「抜歯」にならないために
知っておくべきことがあります。



多くの方は
知らないから歯を失います。

知るだけであなたの歯の寿命は
確実に延ばすことができます。



多くの方は
「歯磨きさえしていれば歯は大丈夫」
と思っていらっしゃいます。


虫歯や歯周病で
歯だダメになる原因は
「ばい菌」だと思っていらっしゃいます。

shiteireba.png

実は
細菌以外にも原因があります。


それは
です。
chikaragennin.jpg

力によって破壊されたところ
ひび割れたところにばい菌が入ると
baikingahairu.png

どんどん歯は壊れていきます。

kowareteikiyasui.png

これはある患者さんのレントゲン写真です。

レントゲン写真は
硬いものが白くうつります。


全体を診てみるとほとんどが綺麗な歯です。
kireiha.jpg

しかし
この方は左の歯の上下に
真っ白いものがありますね。
shiroimonogaaru.jpg
赤く囲んだ白い部分は
人工物が入っている
というとことです。


生きている歯の中は
柔らかいです。


神経・血管が通っています。
shinkeikekkann.jpg

中の神経・血管のところは
黒く線のようにうつっています。


ところが
左上の部分をみて下さい。
kokoga.png

歯の根の内部が
白い線
うつっています。


つまりこの方は
左の上の歯は
歯の神経の治療をして
被せ物をしているのです。
kabusemono.jpg
そして下の歯は
詰め物をしています。
tsumemonowo.jpg
ところが
他の残りの歯は
まったく虫歯がないんです。
kireiha.jpgのサムネール画像

たった2本の歯だけ
歯磨きがされていなかったのでしょうか???
HAMIGAKISARENAU.jpg

多くの方は
全体に歯を磨かれます。

治療した歯は
弱い歯ですから
念入りにその歯を磨こうとされます。



しかし
最初は小さい穴が空いて
小さい詰め物(咬合面インレー)になり
さらに
大きい詰め物(隣接を含むインレー)になり
さらに
歯を覆う被せ物になり


それでも
歯の神経の方にばい菌がきてしまい
神経を取って被せ物をして

歯の治療はこのように
経年的に繰り返し治療されていきます。
KURIKAESU.png

※㈱松風より引用改変


つまりこの方は
同じ歯を
何度も何度も治療されている
ということです。



しかし
他の歯は虫歯にならない



なぜなのでしょうか???


これは
親知らずが手前の歯を押し出してきた方の
レントゲン写真です。
UENOHAWOOSU.jpg


歯の詰め物や被せ物をの治療をした時に
こんな体験はありませんか?



詰め物の調整の時
歯医者さんが
こんなことを言いませんでしたか?
TYOUSEINO.jpg

噛んでみて下さい
高くないですか?
違和感ないですか?


このように調整をされると思います。



詰め物が入った時は
とても治療がいいわけです。


しかし
何らかの原因によって
その歯が飛び出てきたら
どうでしょうか?
KINTOUNI.png


均等に噛めていたはずなのに

1本の歯が飛び出てきたら
1HONNOHAGA.png

当然
その歯しか当たらないですね。

ATARANAI.png

本来ならば
みんなで力を分散して
そこにかかる力が
集中しないようになっていないと
歯は簡単に壊れてしまいます。



なので
壊れるんです。

押されて簡単に
歯は割れるんです。
KOWARERUNDESU.jpg

歯が割れて壊れると
その歯を削って詰めて
被せ物をするんです。

KOWARETAHAWOCHIRYOU.png

被せものをした後は
その時はまたよかった


でもまた飛び出てきます。


その歯しか当たらない状況になって
噛み合わせの相手が壊れる(割れる)
AITEGAKOWARERU.png
よくあることなんです。



壊れた上の歯ですが
歯磨きができていなかったのではなく
原因は
「飛び出てきた下の歯」
です。


「飛び出てきた下の歯」を
そもそも飛び出せてしまった根本原因は
後ろに生えている
親知らずです。
8NOHAGA.jpg

歯の治療で最も重要なことは


歯を削って詰めて被せ物をして
繰り返しているうちに
あなたの歯はどんどん
失われていきます。



歯の予防は
歯磨きやクリニックでの歯の掃除だけでは
片手落ちです。


噛み合わせに対するアプローチをしていくことが
歯を失わないための
予防策です。



2021.08.23数年前に虫歯治療した歯がまた噛むと痛い!原因は?

onajitokoro.jpg
香川県 高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
nandomo.jpg
何度も治療しても
同じところばかりが何度が虫歯になるのは
そうなる原因がかならずお口の中にあるのです。



虫歯の原因は
はみがきをしなかったことによる
ばい菌だけではありません。


この患者さんのレントゲン写真をみていきましょう。


青い◯で囲んだ部分をご覧下さいね。

下の歯の6番目の歯、もうすでに過去に歯の神経を取る治療をしています。

上に被せものを何度もするのですが
何度も何度もはずれ、そのたびに削って治療することを
繰り返してこられたそうです。


下の6番目の歯にあたる上の歯も
白くなっていますね。


白くなっているのは
自分の歯ではなく
既に神経を取る治療をし、被せ物をしています。


つまり死んだ歯です。



この上の死んでしまった歯も
かみあわせをきちんとしておけば
もしかすると、歯の神経を取らずにすんだかもしれません。



根本原因は
かみあわせです。
もう一度ご覧下さい。

nandomo.jpg

向かって左側の下の歯
一番はしに見えるのが
8番目の歯(親知らず)です。


8番目の歯(親知らず)を抜かずにおいておいたことにより
7番目の歯がまず横に倒れ少し、上に押し上げられています。

ドミノ倒しのように
歯は倒れます。

7番目の隣の歯、6番目の歯は
1本だけぴょこんと上に押し上げられています。

これは親知らずが横に押す力により
まずは横に倒れ
行き場がなくなりさらに上に歯が押し上げられたんですね。



上に押し上げられた6番目の歯は
1本だけ、上に持ち上がっていますので
当然、1本だけが上の歯にガンガンと当たります。


当たりが強すぎる状態が断続的に続くわけです。



下の6番目の歯が下から上にガンガン突き上げ
毎回のお食事で強く当たりますので
当然、破壊されます。


恐らく
上の歯は痛くなり
歯の神経を取る治療になったのでしょう。



そして今回
下の6番目の歯も
いよいよ破壊がすすみ
歯の根が激しく割れるような状態にまでなっていました。



この状態になり
吉本歯科医院にお越し下さいました。



歯の根が割れると
その歯はもう抜くしか手はありません。



最初にお口全体のかみあわせを診て
虫歯治療なり、かみあわせの調整治療を受けていたなら
こんなに多くの歯の神経を取る治療をする必要もなく
歯を抜かなくてはいけない状態にまでなってしまうことは
なかったのです。



歯の治療で
もっとも重要なことは
かみあわせです。

2021.08.20抜歯診断!虫歯だと思ったら原因は「力」でした。

oshitehagahakai.jpg
香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。


虫歯になるのは
ばい菌が原因
歯を溶かし穴があくんだ


そう思われている方はとても多いです。


もちろん、ばい菌により
歯が溶かされ
歯に穴があくこともあります。



しかし、ばい菌だけが原因ではありません。



虫歯とは
虫が歯を喰って穴が空いたようになった状態
の事を言います。



歯に穴が空く原因は
ばい菌だけではなく

噛み合う歯同士の破壊的な力により
健康な歯が「虫が喰ったように穴が空く」いわば虫歯状態になってしまうことが
あるのです。



歯が痛むとお越しになられ患者さんの
お口の中を拝見させて頂きますと
歯が割れたり
歯が欠けたり
歯にひびが入ったりしている場合がよくあります。

hakaisare.jpg


歯が割れたり
歯が欠けたり
歯にひびが入ると
歯が痛い
歯がしみる
激痛がきた
ということが起こります。


最初のきっかけは「過剰な噛む力」によるもの、です。


歯が痛くなる原因は
多くの方が
虫歯になったから
歯のケアができていなくてばい菌があるから
と、お思いになられています。


つまり
ばい菌が歯の奥に侵入し
虫歯がひどくなり
歯が痛くなっているのではないか?
と想像されるのです。



歯磨きがきちんとできていなかったから
甘いものを食べ過ぎていたから
と、思っているのです。



もちろんばい菌により
歯が溶け、虫歯のように穴があいて
痛みが出ている場合もあります。




しかし
私が診させて頂いたなかで
ばい菌だけで歯が痛みだしたケースは
3割程度です。



残りの7割は
「過剰な噛む力」によって
歯が破壊されています。

hanokiretsu.jpg

歯が割れたり
歯が欠けたり
歯にひびが入ったり
歯が折れたり


治療した部分の被せ物が外れたり
詰め物が取れたり
歯がしみてきたり


これらの症状の多くは
噛み合わせ異常が原因であることが
非常に多いのです。




吉本歯科医院で治療をお受けになられた方の多くは
歯の破壊を防ぐマウスピースをお使い頂いております。


お持ちの方は
必ずお休みの際にはマウスピースを装着して
お休みください。
mausupi-su.jpg

人によっては
作成して半年もたたないうちに
まっぷたつにマウスピースが割れてしまう方も
いらっしゃいます。
kougou.JPGのサムネール画像

マウスピースは割れたら修理すればいいのです。
欠けても穴があいても補修して使えばいいだけのこと、です。


しかし、マウスピースが
ここまで割れたり穴が空いたりするほどの噛む力が
寝ている間にかかっているということ、なのです。



マウスピースは
あなたの歯が壊れる身代わりとなってくれる存在です。


どんなに自由診療で
いい材質の被せ物を入れたとしても
マウスピースで破壊を防ぐということを毎日していないとしたら
その被せ物の歯は必ず将来、破壊されます。



セラミックのいい材質のものを
被せ物でいれたから大丈夫
ということではないのです。


いいものをいれたのなら
必ず破壊される力を予防するマウスピースをしなくてはいけないのです。



吉本歯科医院で治療をお受けになり
マウスピースをお作りになられている患者さんは
かならず、マウスピースを夜、装着して
お休みになることを
お願いします。



特に、今のような自宅で自粛生活になりますと
突然歯が痛くなってしまっては
本当に困ります。



マウスピースを毎日きちんと装着していただくことで
歯の破壊をどれほど防ぐことができるか
知って下さい。




せっかく治療した歯がまた痛くなる原因は
マウスピースで破壊的な力を予防することが
できていなかったから、ということがあります。




マウスピースが
壊れたらその都度補修してまいります。



吉本歯科医院でお作りしているマウスピースは
歯の破壊を防ぐ「あなたの歯の身代わりとなってくれる重要な存在」であると
知って下さい。




まずはお気軽にご相談下さい。
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専門が変われば診断が変わります。




原因を突き止めることで

無駄な治療をしなくてすみます。

http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

 

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