吉本歯科医院

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2013.11.28一人で全部は、無理なんです

5年ほど前に、私が吉本歯科医院のマネジメントをどうしたものか?と
結構悩んでいた時期があるんです。

その時に相談相手になってくださっていた先生が

「あ、簡単簡単、医療とマネジメントをわけちゃえばいいの」

と、あっさり教えて下さいました。


お医者さんだとか、超専門の技術職の先生は
ある意味、偉大な才能を持った人が多いわけです。

突出して伸びていこう、成長していこうとすればするほど
研究熱心になればなるほど、
大きな欠落部分が出てくるんです。


突出した才能がある=大きな欠落がある
ということですので、その欠落した部分を
じゅうぶんに補ってくれる存在を近くに置く、ということは
とっても重要なこと、です。


往々にして頭のいい
立派な先生方は、回転もはやいものだから
何から何まで自分でやってしまおうと、いや、やらなくてはならない
と思い込んでしまいがちです。


私はいつだって、そう思って人を見ています。
突出した才能がある人は
ある部分において欠落している部分があります。


そしてそれはバランスですので、それはそれでいいのです。


一人に何もかも求めてはいけないんです。


私はそこが腑に落ちてからは
院長に対する考え方はガラリ変わりました。


ある一点において突出した才能があり
その才能は多くの人のためになるものである。
反面、
欠落部分も同じだけ大きいのは、当たりまえ。


と思うようになりました。


その日から、
そうだ、私はこの人の欠落を補うことを私の仕事にしよう
と決めました。
欠落を徹底的に補うことは、私にとっては
苦労でもなんでもなく
どちらかといえば、
私の最も得意な部分であり、大好きな分野です。


人とのコミュニケーション
雰囲気づくり
なんとなく巻き込んでいく風
違和感を察知していくこと

さらには
専門的な話を
わかりやすく、女子会のノリで横に広げていくことは
大好きで得意なことでした。


才能は、欠落した部分を補ってくれるものがあって
はじめて物事は動き出すんです。


欠落を埋めよう、埋めよう
と必死になってる時に
とんでもない力は湧いてくるし
どんどんアイデアは出てくるンです。


自分のことなら、ここまではならないんです、きっと。


上に立ち、社員を抱える人であれば
自分の欠落を補ってくれる存在がそばにいなくてはいけません。


自分ひとりでなんとかしようなんて
到底無理な話なんです。


才能がある人ほど、
欠落がある
これは事実です。


全部完璧なんてありえない。
たいした才能のない私でさえ、
欠落部分は大きくやはり、そばに私の欠落を補ってくれる人がいます。


この存在がいるから、私はご機嫌に立っていられるわけ、です。


何かをうまくいかせよう
組織をうまくいかせよう
とした時に
自分だけが頑張ってどうにかしようとしたって無理なんです。



大事なことは
自分の欠落を補ってくれる人との出会いです。


男性であれば
その存在は奥さんでもよし
会社の秘書でもよし
愛人でもよし

自分が自覚する突出した才能の裏で
欠落した部分を補ってくれる人を探すんです。


私はこの吉本歯科医院でのマネージャーとしての
立ち位置として、自分の仕事をそう、自覚しています。


また、才能がある人ほど、
人間関係を誰とどう繋ぐのか、ということを
ちゃんと考えなくてはいけないと思うんです。


誰をそばに置くか
誰に支えてもらうのか
こんなことだけで、あっけなく、本当にあっけなく
変わってしまうんです。

才能がある人はその才能をどんどんいかし
例えばお医者さんであれば患者さんのために
どんどん最新の医学を勉強して
社会に還元しなくてはいけません。
こういった才能をもった方は国のタカラですので
しょうもない組織のいざこざで潰しちゃいけないんです。


自分自身の才能を生かすにはどうしたらいいのか?
とまず考え
そこから、人の配置を考えていくんです。
誰が自分の欠落を補ってくれる存在なのか?
はっきり見えてくるんです。



私から世の中を見た時
「はあ~~この人天才やなあ、すごいなあ、国のタカラものみらいな人やなあ」
と思う人はたくさんいます。

突出した才能を持ち
その才能でもって、多くの人を明らかに幸福にしている人っています。


そんな人に多くを求め
特に近い存在の人、職場の人や部下や、家族や恋人などが
いちゃもんをつけるのです。

足を引っ張るのです。


そんなことしちゃあ、ダメです。


突出した才能は、もはや国の宝です。
なので欠落部分は当たりまえ。

凡人にはできないことをやってのける
なんて才能です。

人としてどうなの?
なんでそうなの?
なんて小さなコミュニケーション障害など、
あって当たりまえ。


KYだって、いいじゃないか
部下をまとめることができなくたっていいじゃないか
経営が上手にできなくたっていいじゃないか


そう、思って、誰かが手を上げるのです。


私が、やります。
私が、この才能の影にある、欠落した部分を補う部分を請け負います。
と手を挙げてくれる人を探すのです。


そして、もし見つかったならば
二度とその手を離してはいけないんです。


この人と、決めたからには
まかせきる
信じきる
です。


人は、信じきってる人のことは、裏切れません。
中途半端に、信じてる時もあり、信じてない時もあり
という人は、簡単に裏切ることができるんです。


一人で全部しようとしないこと、です。


無理なんです。
そんなシナリオは神様は作ってないんです。


凸と凹で噛み合うように
ちゃんとシナリオ作って送り出してるはずなんです。


やってみたら、
嘘みたいに、楽にいけるようになるんです。


助けてもらうのではなく
補い合うものなんです。
最初から。

2013.11.28ぼんやり親子になったわけでは、ないんです

昨日、お通夜に行きました。
まだまだ現役で活躍できるような年齢です。


遺影を前に
どうしても現実のような気がしません。


私は数年前に、この方と奥様、そしてそのお仲間のバンドをお願いし
自分達のパーティに2度ほど来ていただいたことが、ありました。

オールディズのバンドで、奥様が素敵な黒いパンツスーツを着て
司会進行をし、ご主人と仲間達が音楽担当。

思わず踊りだしてしまうバンドで
そこにいたお客さんはみんな席を立ち、踊りだした夜を思い出します。


素敵なご夫婦だなあ、といつも思っていました。
奥様は、子供ができたばかりの頃の私に
「子供はね、可愛い可愛いって育てるの。
決して規制しては、だめ。
抱きしめて、抱きしめて、のびのびと育てるの」
と教えてくれました。


お通夜の席では、
奥様と、娘さん二人が目を真っ赤にして
涙をぐっとこらえて大勢の列席の方の焼香に頭を下げていました。


いつもほがらかに笑っている娘さんが
涙をこらえて、でも凛と背筋を伸ばしてちゃんと応対を
している姿に、さすがだな、と思いました。


そして、どれほどかお父さんを愛していたんだろうなと
思いました。


私は、自分の父が亡くなった時以来、大事な人があちらの世界に
逝ってしまうことが、前よりもずっとずっと怖くなりました。


急に、心細くなったり
目の前の大事な人達が、もしいなくなってしまったら
どうしよう
なんて、考えたりするようになりました。


とっても幸せな時間を過ごした後などは
特にそんなことをふと、考えます。


お父さんにもう会えない
冷たくなって動かなくなってしまったお父さんには
もう話しかけることも、できない。



病気の時は、
それでも息をしてくれているので
目が開かなくても、会えるんです。
でも、息をしなくなって、冷たくなって
焼いて骨になってしまったら、
もうどうにもこうにも会うことができないんです。
話すことだって、できない。


そんなことが、溢れて溢れて
私も何年か前の父の通夜の時は
同じように喪主の席側に立って頭を下げていました。



親と子は、ただ偶然に
たまたまそこに生まれるわけではない、と私は思っています。


私の魂と、息子、娘の魂がどこかで
ピーンと合わさって、
求め合って、
親と子になっているんです。


たまたま、ぼんやり、親子になってるわけじゃあないんです。


だから、もしこの世を去った後には
また、魂はずっと残って、またピーンと合うところに
飛んでいってしまうのでは、と思ってるんです。


変でしょうか?


私は、自分の親が亡くなって、もういなくなってしまって
はじめて、
こうして親子で一緒にいられる時間だって、
少ないんだ、と思うようになりました。


喧嘩してる暇なんて、ないんです。


あっという間、です。


あの世は、あるかもしれませんが
ないかも、しれない。
そんなことは死んでみないと、わからない。


ただ、平等に私達にあるのは「今」の時間だけ、です。
明日には、いきなり何かないとも限らない。


私は、父が亡くなった通夜の日、
「一日でいいから、生き返らせて。
一日でいいから」
と本気でお願いしました。
どっか、神様風の空に向かって。


ドラマでは、ここで「一日だけじゃぞ」とかなんとかで
ひげのおじいさんが出てきそうですが、
現実は厳しく
葬儀社の係りの方が
「初七日までは、このあたりで(うえのほうをさして)いらっしゃいますので
どうぞお声をかけてあげてくださいね」
と言われました。


伝えたいことは
言える時に、まだ聴いてもらえる時に
言っておかなきゃいけないんです。


私と父もたまたま親子になったわけではなく
私と娘や息子もたまたま私と親子になったわけではない。


求め合って、
求め合って、
奇跡的に出会っているんです。



そう思うと、もう存在してることそのものが
すごいです。


穏やかであたたかい世界へ、
ご冥福をお祈りします。

2013.11.28まずは女の人から太陽に

明日は、午前中、三木町の白山小学校というところで
お話をさせて頂く機会を頂きました。


お母さん方とほんの少しのお父さん60名くらいだそうです。


なんとテーマは
「子供に魔法をかけましょう~人は言われたとおりの人になる」
です。


ちょっと、面白そうじゃないですか??
でも、真面目な話です。本当のことですから。


お世話をして下さっている女性が
最初にお電話でお話した時から、とっても感じのいい方で
実際にお会いしてみると、やはり!

電話の印象と、会った時の印象は
やはり一致するのです。

だから、電話って、大事です。
顔が見えないぶん、
表情を、想いをのせて、話している人なのかどうなのか
会った時よりも、伝わってしまうんです。


明日は、どんなお話をしようかな、と考えてます。

お母さんなので、もちろん子育ての話です。
実際私も子育て中なので、いろんなお話を聴きに行ったり勉強する機会があります。


どの先生も教えて下さることは
ありがたいお話ばかり。

わが子を誉めて育てよ
わが子を信じてやれるのは親だけなんだから
わが子をのびのび育てよ、好奇心を育もう
わが子の欠点を長所だと、認識しよう
わが子の才能の目をつむのは親なんだ

うんうん、その通り
いかんいかん、私やってるわ、いけないいけない
そうだそうだ今日学校から帰ってきたら
思い切り誉めよう、誉め倒そう


お母さんは、みいんなわかってるんです。

お母さんだって、ほめたい、誉め倒したい
そうやって毎日をご機嫌に過ごしたいんです。


頭じゃわかってるんです。
でも、できない
でも、時間がたてば、また怒ってる
日々の生活に追われてイライラしてしまう
子供には愛情を注いでいるつもり
でも、イライラ怒ってしまう


子供に魔法をかけてあげられるのは
お母さんです。

優しい太陽のようなお母さんです。


でも、そのお母さんが元気が、ない。


朝起きてから夜眠るまで
嬉しくて
うきうきして
さ、今日はどんな一日かしら?とルンルンで
自分の心はしっかり満たされている
なんてお母さんは、意外にも少ないんです。


子供に潤沢な愛情を注ぎ
素敵な魔法の言葉を日々シャワーのように浴びせかけることができるのは
お母さんだとしたら
まずは、そのお母さん自身の心の中を
愛情でいっぱいに満たすことが大事なんです。


子供が大人になった時、
あらゆる人間関係でのトラブルは
9割方、子供時代の親子の関係にいきつきます。


親子の関係、
もっと言えば、男と女の関係、夫婦の関係です。


家庭の中は、
閉鎖した世界です。

誰にも相談できず
みんなそれぞれの家庭の中を
自分達の常識、育ってきた価値観で
運営していきます。


家庭の中のこと
夫婦のことは
表立って外に出ることはありません。


隠された部分だし
誰しも、隠そうとしたい部分だから、です。


子供は親を見ています
特に、お母さんの様子を見ています。


お母さんが幸せそうで、
ご機嫌だったら、子供にはそのご機嫌な感じが伝染するんです。

お母さんがいつも安心してたら
その安心感は子供に勝手に伝染するんです。


人間は安心感がある時、はじめて
能力を発揮しはじめるんです。


子供をよく観察していると
まだ小さい頃、砂場で遊ぶわが子。
熱中して砂でお城を作ってます。

チラチラと、こちらを見ます。
時々「見て~ねえ、見て~」と見て見てコールです。


ちゃんと見てるよ、お母さんはずっとここにいてみてるよ
というのを確認すると
今度は砂場を離れて少し遠くのジャングルジムへ行きます。
友達と遊び始めます。


その時も、「ねえ、見てる見てる?」と時々こちらを向いて
見て見て光線です。


子供はお母さんが「ちゃんと、ここにいるよ、あなたをずっと見てるよ。大丈夫よ」
ということを確認すれば

また、少しづつ遠くへ遊びに行くのです。


もし、ここで、お母さんの目線がなく
一人でここで遊んでいなさい、となると
子供は不安で、砂場から離れることができません。
お砂場遊びに熱中することも、できません。
不安だから、です。


安心した時はじめて
好奇心が発動するんです。


ちゃんと、見てるよ
あなたをずっとここで、見守ってるよ
遠くにいっても、ちゃんとここに帰ってきたらお母さんはいるからね

こんな無言のメッセージをたくさん受け取った子供は
大人になってからも
好奇心のまんまに、どんなことでも面白がって
チャレンジしていけるんです。


たくさん
魔法の言葉を浴び
たくさん
抱きしめてもらい
お母さんとの皮膚接触が多い子供は
大人になって、人との関係で苦しむことは、ありません。


逆に
子供時代に大事な大人から
たくさん抱きしめられていない
抱きしめてもらって気持ちがいい、落ち着く
という体験が少ない子供は
大人になって、恋愛し、結婚して、子供ができた時
わが子を無条件で抱きしめることができにくいんです。

人との距離感に悩み
誰とも繋がっていない不安な自分になってしまうんです。


この子供時代にぜ~んぶ、作られるんです。


今は、言葉で言ってきかせよう
という時代です。


愛情を伝える時に
言葉なんて無力です。


「ああ、なんて愛おしい」と感情が溢れるままに
抱きしめる、抱きしめる、抱きしめる
です。

そうやって伝わっていくんです。


大切なことは
理屈では絶対に伝わらないんです。


あなたは◯◯だから、あなたのことを愛しています、お母さんは。

なんて、のはないんです。


子供は無条件で愛されなくてはならない存在です。
無条件で愛されるから、
大人になった時、自分も無条件で人を愛せるようになるんです。


人は自分がしてもらっていないことを
他人にすることは、できません。
体験がないから、再現できないんです。



北風の太陽のお話がありますが、
今は、「太陽になりましょうよ」という時代です。

北風は、もううんざりなんです。
指示命令、頑張れ頑張れもっと頑張れ
というのは、続かないんです。


しかし残念ですが
私がお話に行った中でよく聴くのは
今はお父さんよりもお母さんの方が
「もっと頑張らなくちゃ」
「もっと自分に厳しくしなくちゃ」
と、思い込んでいることが、本当に多いんです。


◯◯しなけらばならない
となるともう義務です。
しんどいです。
本当はしたくないけれど、頑張ってやらなくちゃならない
ことは続きません。


そして本来
女性の本質はそのようにはできていません。


女性は
愛情があふれ出るようにできているんです。
もともと。
それを、知らなきゃいけないんです。
いますぐに。


愛情が溢れだして、関わる人に優しい言葉をかけたくてしょうがない
そんな生き物なんです。


今は、ただそのスイッチがオフになっているだけ、なんです。



明日はそんなお話をしたいな、しようかな、どうしようかな
それよりも、明日はじめてお目にかかる皆さんが楽しみだな、
ワクワクしちゃいます。


また、報告しますね。

2013.11.27私はモノじゃない

さらに、今朝はもうひとつ、素敵な報告を聞きました。


彼女はずっと長年付き合っていた?かどうかはわからないグレーな関係の
彼がいます。

私からすればまだ30歳ですが、本人からすれば
「もう30歳!!これじゃ大変だ!」
ずっと悩んでいました。

母親にずっと言われるそうです。
「いつまでも家にいて」と。

私はいつもいつも思うのですが、
女性はある程度の年齢がきたら
「結婚しなくてはいけない」とほぼ脅迫にも似たことを
突きつけられます。

母親は娘に
「はやく結婚してくれないと恥ずかしい」
とか
「誰でもいいからもらってもらわないと」
なんて話しになってしまうことだって、あります。

恐ろしい洗脳です。
娘はモノではありません

幸せになって欲しいのなら
わが娘が世間様の常識におしつぶされて
自分の魅力を失い欠けないように
自身を失わないように支えるのが、正常です。


わが娘の心の守るよりも
世間様からの目を大事にすると
そのツケは後で回ってくるのです。


「あなたは、素敵な女性よ」
と娘が信じるまで言い続けてやる方が
よほど、娘にいい縁が近寄ってくるというものです。



女性は25、6歳になると結婚式ブームです。
友達がどんどん結婚していくのをみて
「ああ、私も結婚したいなあ」と思うのです。

その後、30歳を境に
また結婚ブームです。


周囲がどんどん結婚していくと
自分だけが取り残されるような気になります。
先に結婚した人が、子供を育てるようになれば
ますます取り残されるような気になります。


そんな精神状態の中で
女性は、どんどん自信を失っていくんです。


女性自身が
「男性は、若くて可愛い方がいいものね」
「男性は、若い女性ほど価値あるのよね」
と、自分でそう思い込んでしまうんです。

私はそんな話を何度も聴きました。


違うんです。
若い女性しか、価値がない
若い女性しか、ダメ
な男性も、いる
ということなんです。

しかし、そういう男性はその選んだ若い女性が
年をとったら、また
「女は若い方がいい」
と次次にいってしまうので、
それはその人の価値観なので、それでもいいのです。


大事なことは、
女性自身が
自分勝手な妄想で
卑屈になってしまっている、ということです。


誰もそんなことを口に出してはいないのに
自分で勝手に自分の魅力を打ち消してしまうようなことを
してしまうんです。


「私なんて、何のとりえもないし」
「若くもないし、」
「きれいじゃないし」
「仕事だって、やりがいないし」
「あ~あ」


そうやって過ごしているうちに
女性はどんどんどんどん自分の細胞を自分で殺していくんです。


明日のことなんて誰にもわかりません。
誰にだって平等にあるのは「今」です。

自分で自分の価値を打ち消す
自分で自分をけなす
ことは、自分を毎日自分で殺していることと、同じです。

自分を殺すのではなく
自分を活かすんです。

活かすも殺すも
自分が自分のことをどう思うか、です。
自分が自信を持って堂々としていたら
周囲は勝手に価値を信じるようになるんです。


自分がおどおどしていたら
周囲は、自分をそのように扱います。
大事にしません。
尊重しません。


自分をどう扱って欲しいのか
他人に教えているのは、
他でもない自分です。



彼女は
見た目はとってもチャーミングです。
でも私が最初に会った時に感じたことは
リアクションが薄い、です。
そして、使っている言葉が、「悪い」でした。

その「悪い」というのは
自分をダメにするような言葉
自分から自信を奪うような言葉が
無意識につらつら出てくるのが習慣化されてしまっているんです。


仲良くなって、何度も会いにきてくれるようになってから
「そのリアクションの薄さ、まずいよ」
「その言葉をこう治そうよ」
と、
たくさん会話をしました。


もったいない、と思ったから、です。
せっかく容姿が整って美しいのに
リアクションが薄い=表情が動かない
のです。

もったいないでしょ?


「え?そんなに表情とぼしいです??」
本人自覚はありません。


本人が意識している10倍くらいの
オーバーリアクションくらいで笑ったり
するので、ちょうどいいんです。


私が彼女に会った時は
「結婚しなくちゃ」
という想いにとらわれすぎて
自分の魅力を100%潰しにかかっている人
に見えました。
結婚が目的になった瞬間、
女性は往々にして、自分の価値を自分で潰しにかかります。

自分の魅力を自分で潰しにかかるんです。


彼女は付き合っているんだか、付き合っていないんだかよくわからないような
煮え切らない彼にイライラしていました。

食事だって作ってあげてる
洗濯だってしてあげてる
自分の都合より、彼の都合を優先させてる
なのに・・・・
煮え切らない。


「このあいまいな時間を過ごすのは私の結婚への道のりが遅くなるので
白黒はっきりさせようと、思うんですが、言ってもいいですかね?」

と言いました。


結婚を急がせる親や親戚に
言われたそうです。


答えはNOです。
それを言っては、おしまい
なんです。実際は。


これを言われたが最後
男性が受け取るメッセージは
「あなたは、僕ではなく結婚がしたいだけなのね」
と興ざめしちゃうんです。


私も、そう思います。
彼女が見ているのは、彼自身ではなく
彼の向こうにある「幸せそうな結婚生活」です。

妄想ですが。

これじゃあ、彼もいい迷惑です。



男性は本当は女性と同じくらい、いや実はそれ以上に
愛情を求めています。


「こんな彼女と結婚できたらいいだろうなあ」と
いう女性に出会いたくてしょうがない。


結婚するしないに関わらず(←実際は、結婚という形式はどっちでもいいのです)
男性だって、長期的に関係を築けるような女性と
出合いたいのです。
でも、出会えない。

女性が「結婚して!」モード全開で男性に迫った途端
興ざめです。
どん引きです。


男性にとって
求めるばかりの女性は
怖いのです。

どんなに尽くしてくれても
どんなにご馳走をふるまってくれても
どんなにいうことをきいてくれても

「ああ、素敵な人だなあ、この人と一生一緒にいたいなあ」
とは思えないのです。



男性は、自分のいうことをよく聴いてくれて
自分の思い通りに動いてくれる女性を
可愛いなあ、と思うかもしれない。
でも、すぐに、慣れます。

そして、自分の大切な時間を捨ててまで
相手に尽くす女性を見て
「素敵だな」「尊敬するなあ」
とは、思えないわけです。


私なんて何の価値もない女なの
私なんて自分に自信のない女なの
と思い込んでいる女性を見て
男性が価値を感じるわけもなく
自分を大事にしている風に見えることも、ないのです。


自分に自信と誇りを持って生きていない女性を
男性はその嗅覚ではっきりかぎわけます。


昔、テレビドラマであった
都合のいい女」です。




この人は自分にとって都合のいい女性
この人は自分にとってスペシャルな女性

と男性は瞬時にかぎわけます。


結婚という目的のために
自分を偽性にして、
何でもかんでも尽くしすぎては
ダメなんです。


しかし、そうしてしまうのは、どうしてか?
と言えば
結婚したい女性の精神状態は「不安定」だから、です。


不安定になる原因は
世間様
です。

世間様って、どなた?
と聞いてみたいのですが
私達日本人はこの世間様が
怖いのです。


村社会ですので
皆と同じでないと不安になるのです。



自分だけが、不安になってるのではなく
みんな不安になってるんです。


仕事も恋愛も結婚も子育ても
あらゆる人間関係も
「不安」な時はろくなことになりません。

不安は、やる気を奪いますし
人を愛する余裕さえ、奪います。
子供に優しい言葉をかけようにも
母の心が不安な時は
優しい言葉など、出てはこないのです。


何はなくとも、
安心感です。

母性型の原点は「安心感」です。

そして
安心感がある人は、余裕があります。
せかせかしていない。
ま、どっちになろうと、なるようになるんじゃない
とどっしりしています。


Aさんという女性がいます。
彼女は結婚したい32歳
尽くすことは完璧です。

Bさんという女性がいます。
彼女も同じ32歳ですが、いい人に出会えば結婚してもいいわ、しなくてもいいわ
と思ってます。


Aさんは自分に自信が感じられないため
毎日を「どうやったら結婚できるのかしら」「どこかに王子様はいないかしら」
といつも考えモヤモヤしながら暮らしています。
1日が、長いです。


Bさんは、やりたいことがありすぎて
毎日大忙しです。
いつだって動いているので
余計なことを考える暇もありません。
一日が、短いです。


どっちの女性が魅力的か?
男性なら、どっちの女性と長期的関係を築きたいと思うか?
どっちの女性に敬意をもって接するか、
比べてみると一目瞭然です。


何かに夢中になっている人に
人はひきつけられます。
「ねえ、ねえ、たまには私もみてよ」と相手を不安にさせてしまうくらい
熱中できている人はさらに魅力的です。


魅力的な女性と
そうでない女性の最大の違いは、
恐怖心です。


魅力的な女性は
「あなたがいないと私は身も心もズダズダ」
なんて不安なそぶりは絶対に見せません。
そんなこと思ってもいないので
口に出すことも、ありません。


一人でいても楽しいから、
二人でいても楽しいんです。


一人で何もできない人が
二人で楽しめるわけはなく

一人で何もできない二人が一緒にいると
揉め事ばかり起こるのです。
本来は自分で埋めなくてはならない心の隙間を
相手に要求するようになるから、です。

しんどいこときわまりないんです。

結婚は長期的な関係を築くこと、です。

甘えて相手に寄りかかって生きれば楽なようですが
実際はそうでは、ありません。
あきるんです。
自分が、つまらなくなるんです。


夫婦といえど、恋人同士といえど
最終的には個人です。


甘えあうのは簡単ですが、
よりかかりすぎると、
重すぎて倒れてしまうんです。

尊敬しあえない関係を長期間に渡って維持するほうが
よほど、大変なのです。


結婚相手に求めるものは
①に年収、②に学歴、③に家族構成
④や⑤に、性格や趣味などかしら・・」
という女性の本音はこう、です。

「私の人生まるごと引き受けて下さい。
私は何もしませんが、あなたはしっかり稼いで私に豊かな生活を提供して下さい。
私はいつもきれいにして楽して、楽しく優雅に過ごしたいので
そのための資金を提供して下さい」。
私はあなたによりかかって甘えて人生を送りたいんです。
ただし、あなたがコケタ時には私は逃げますが
あなたがこけても大丈夫なように保険はしっかりかけておいて下さい。
私は、あなたに幸せにしてもらいたいんです。
ただし、私は努力はしません。
だって、女だもの」


嫌ですよね?
私は女ですが、
自分が男だったら、こんな女性は嫌です。
うっかりひっかかたが最後、人生棒に振ってしまいそうです。


女性は弱きものでもなんでも、ありません。
本来はもっとどっしりしてる存在なんです。

かといって
強い女でも、違います。


男性より前に出て、自己主張して、人を蹴落としていく
競争心マンマンの女性は素敵ではありません。


過剰に卑下するのでもなく
過剰に自信家になるのでもなく
ニュートラルでいきましょう
ということです。


さて、この彼女の話です。


たくさんの会話を重ねて
彼女は彼との関係を見直すことにしました。


「あっちゃ~~^!!私ってば、引かれることばっかりしてたわ!!」

と気が付いた彼女は
その瞬間から態度を変えました。


意識も変わりました。

「ま、どっちでもいいわ」
と、この彼と結婚したかったのか、ただ単に年齢だから結婚したかったのか
自分でもよくわからなくなったのでいったん白紙に戻すことにしました。


何が何でも結婚しなきゃいけない
という呪縛から解き放たれたせいか、
彼女は今、出会いだらけ、です。


なんでも、相手が寄ってくるんだそう、です。
追いかけるのをやめた途端に
おっかけてくる

煮え切らない彼も急に焦った様子で
頻繁に連絡をよこすらしいです。


そんなモテモテの心の状態が続くと
彼女の心に余裕が生まれます。


「なんで、あんなにしんどいことしてたのか
自分でもわからない」

彼女は今朝、そうやって大笑いしてました。
私も、一緒に大笑い。



そうなんです

ハットきがつけば一瞬で変わってしまうんです。
特に女性は、そのスピードが、はやい!


「あ~~!今、執着してるなあ、相手に執着しすぎてしんどいなあ」
って感じたなら、
パッと離すんです。


離すきっかけは
他の何かに夢中になる
です。


なので、熱中癖を小さい頃からつけておくって大事です。


仕事でも、何でも、
とにかく没頭癖をつけておくと、
周辺の出来事が気にならなくなります。

女性であれば
結婚しなきゃ
とか
彼がこっち向いてくれない
とか、
そういった一切の苦しい想いから
解放されて次へいけちゃうんです。


座禅の世界のようですが、
本来は、動いている最中に禅問答をするのが
一番いいんです。


止まっていてはいつまでたってもしんどいままです。



彼女とたくさん会話をしたことで
私も改めて発する言葉の大事さに、気がつきます。


自分をいい方向へ導いてくれるような
楽しい気持ちにさせてくれるような言葉を
たくさん使うんです。


そして、そんな言葉を自分にシャワーのように
浴びせかけてくれる人とたくさんの会話をするんです。


会話をしているうちに
意識が、思考が勝手に伝染するから、です。


人間の面白い摩訶不思議、です。


そんな彼女も来月は、初母性型勉強会初参加、です。

12月11日(水)です。

2013.11.27嬉しい電話

ついさっき、嬉しい電話が、ありました。
松山から来て下さっている素敵な患者さんです。

この方は信じられないほど体にフィットするお洋服を
作ってくれる女性です。


患者さんとしてお越し下さった時に
来ていたワンピースがとっても素敵で
「どこで買ったんですか?」とお聴きすると

「自分で作ったのよ」と。

そこから、です。
「私も作って!!」
がはじまったのは。

一度作ってもらって身に付けて感動し、
何枚も作ってもらいました。

どこに来て行っても
「それ、どこで買ったの?」と聴かれるので
そのたびに、友達を車に乗って松山のお家まで
連れていくのです。


私はワンパターン女で
一度気に入った素材や、デザインが見つかると
色違いを、柄違いを何枚も欲しくなるんです。


だら~っとしたものは苦手で
体にフィットして
柔らかい素材のものが好き。
ワンピースが特に好き。


毎回、松山に行くたびに、
次々作ってもらいたくなってしまいます。



・・・・・と、そんな方なのですが
「12月の母性型勉強会に5人で行きますから、よろしく」
とのことでした。


なんでも、お友達の女性に私達の母性型勉強会のこと
そしてブログを教えて下さったようで
それを見て「ぜひ行きたい!」と思ってくださったんですって!

なんて、嬉しいんでしょう。


母性型の原点のような女性なんです。
勉強会の皆さんに会って欲しい!


母性型勉強会
12月11日(水)18時半~21時
高松国際ホテルにて
会費:3,000円(夕食費用込み)
お問い合わせは
http://www.boseinomonosashi.com/


2013.11.26ものは考えよう

新潟に行ってきました。


昨日は19時には高松空港に到着する予定でしたが
飛行機のエンジントラブルということで
いったん乗った飛行機から違う機材へと移動になりました。

移動になった機内でも予定より50分も遅れてしまいました。

満席の機内。

お腹がすいてくる時間
疲れがたまってくる時間
小さい子供は機嫌が悪くなってくる時間
です。


機内の中では、いろんな乗客がいました。
明らかに機嫌が悪くなって乗務員さんに
「いつまで待たせるんですか?」と露骨に聞く人。

横に座った奥さんに
イライラいうおじさん

泣き出す赤ちゃんを抱いてるお母さんを
冷たい目で見る人

かと思えば


「こういうことも旅の醍醐味よね」

「あ~ら、赤ちゃん泣いちゃったのね、かわいそうにね」と
優しく声をかけている年配の女性


私も2人の子供を連れていたのですが
3日間連れまわしていたので
疲れもたまって下の娘が機嫌が悪くぐずっていました。


こんな中で困ったなあ
と思っていたら助け舟。


横に座った感じのいい年配のご夫婦が
「疲れたのよね~。よく今まで頑張ったわよねえ」
「ほら、おばちゃんが折り紙作ってあげようね~」

チラシを折ってさささっと奴さんを作ってくれて
一気に機嫌が治っておりがみに夢中にさせてくれました。


一緒にいった女性も
嫌な気分を出さずに
始終ニコニコ。


一緒にいる人が
そんな感じだったので
私もツラレテ「ま、いっか。そういうこともあるわ」
と思えてしまいました。


思いがけないことに出くわすことは
よくあります。

でも、その時に
不機嫌な時間を作り出すのも
自分
ご機嫌な時間を作り出すのも
自分。


そう、思いました。


一緒にいる人が
ご機嫌で前向きだと
つられて「まあ、いいかあ」と思えてしまいます。


予期せぬアクシデントの時に
どれだけご機嫌でいられるかは
考え方ひとつです。


一緒にいった女性は
新潟でもアクシデントがありました。


大事な大事なミンクの首まきを
どこかで紛失してしまったのです。


きっと、とっても大事なものだったのです。


行ったお店や立ち寄った場所に電話をかけてみるのですが
見当たりません。


ひととおり問い合わせてなかった、となった時
彼女はにこりと笑って
こういいました。


「誰かが使ってくれたらいいわ」

「大事なものがなくなる時は、
自分に降りかかるはずだった災難を避けるために
身代わりになってくれるものだから、それでいいの」

と話してくれました。


そして、「ま、いいわ」と言った後
そこからは首まきのことは一切忘れてしまい
もう次の楽しい出来事に夢中になってました。


素敵な人です。


ものは考えようですし
本当にその通りかもしれません。


そんなわけで、一時が万事
こんな人と一緒にいる3日間は

「あ~寒いなあ」
「あっ、雨が降ってきた」
「えっ、お風呂が熱い!!」
「あっ、部屋にドライヤーがない!!」
「あ~~。渋滞だわ」

といろんなことが起こっても
そのたびに機嫌が悪くならなくてすみます。


些細なことでいちいちイライラして
文句を言う人と一緒に旅行をすると
そのイライラは伝染します。


アクシデントが起こってもまったく動じず
「まあ、いいじゃない」
とご機嫌度合いを崩さない人って
すごいです。


帰り際に
「どうしてそんなにいつだってニコニコしていいように考えていけるの?」
と率直に聞いてみると
やはり
理由がありました。



続きは、後日。。。
namidanokawa.jpg
今回、新潟行ききっかけになったのは
作詞家遠藤実先生の著書を読んだから、です。
本を読んで、行ってみたかった。


年のはじめに
「新潟いきましょうよ」
と話をしていて
まさかこんなにはやくいけるとは思ってもいませんでした。

なんでも、口に出して言ってみるもんです。

2013.11.22抗生物質の正しい使い方

kouseizai.jpg
今朝、新枝先生が患者さんに
「抗生物質のお話・・・・知らなかった」
と言っていただいたそうです。


ちょっとばかし、嬉しそう。


吉本歯科医院の歯を失わないためのお話45号にて
「抗生物質の正しい使い方」というテーマで
新枝先生が原稿を書きました。

■抗生物質を服用途中で中断していませんか?
■私の身体に薬が効かなくなる!
■薬には正しい飲み方がある。

ちょっと難しいお話を、
うんとやさしく
書いています。


それを読んでいただき

「そんなこと知らなかった」
「え?途中でやめちゃダメなの??」
「・・・全然違う飲み方していました・・」

とビックリして下さった患者さんがいらっしゃいます。


正しい知識を知らないと
ひょっとしたら
命すら奪ってしまうかもしれないお話です。


嬉しかったのは
吉本歯科医院のニュースレターを読んで下さっている患者さんで
薬剤師さんがいらっしゃるのですが
「このテーマの号をコピーして患者さんにお渡ししていいですか?」
というお電話でした。


もちろん!!ぜひ!!

吉本歯科医院のニュースレター、
読んでいただくだけで、知って頂くだけで
寿命が延びる
ということを目標にしています。


歯を失わないための正しい知識をお伝えし続けることも
重要な医療行為です。


「読んだよ」「知らなかったよ」「びっくりしました」
なんて、お声をかけて下さると
発信している側は
嬉しくてしょうがないんです。


発信して、受け取っていただいて、また発信して
このグルグルといいサイクルを
ずっと続けていくことが、快感です。


読んで下さって、ありがとうございます。


ニュースレターVOL45「抗生物質」をご希望の方は
どうぞ受付にお申し出下さいね。


2013.11.22歯医者で、怒られる?

吉本歯科医院では、無料メール相談というものをホームページ上に開設しています。
開設したのは10年前なのですが、全国各地から、時に海外からも
噛み合わせのご相談
歯のお悩み
などなど、いろんなお悩みを送って下さいます。

その量、膨大です。


私の朝一番の仕事は、メール相談ボックスに入ってきたお悩みをみて
院長やカウンセラーに事情を見せ、回答をお返しする、ということです。


10年やっていると、
ご相談の悩みの内容が変わってきていることに、気がつきます。

5年ほど前から、少しづつ様子が違うことに気がつきました。


それは、
歯の悩みの向こうか、手前かの問題です。

もちろん、歯そのもの、お口の悩みそのものも
かかれているのですが、
その前後には歯医者さんでの対応,コミュニケーションの問題が
書かれています。


その場でのやりとり
に問題があるのです。


むしろ治療そのものよりも、
その以前にある
応対、治療の説明、態度動作表情に対して
患者さんは、
悲しい想いをしたり
腹が立ったり
ということが起こっています。


不信感は、最初からは起こりません。
そのきっかけとなるのは
「なんだか、嫌な感じ」
から、です。

その小さな「嫌な感じ」が積み重なり
その後、不信感へと繋がります。


医療は信頼関係がないと
どんないい治療も成功しません。



私が実際にお返事を書いた中にでてきた患者さんの体験です。

なんの説明もなく、治療をされた
これは、10年前には、なかった、ご相談です。
なんの説明もなく、治療にかかるのが、世の当たりまえ、という時代だったからです。
今は、そうはいきません。

虫歯を怒られた「こんなになるまで、何をしていたのか?」と
怒られ恥ずかしくて顔から火が出そうだった
(これも、よくあるご相談です)


無表情な顔で、そっけなく説明され治療に不信感を持つようになった
(これも、患者さんがそう感じてしまっただけで実際は
本当に無表情な先生だったかも、しれません。
しかし、患者さんに不信感をもたれては、いけません)


被せモノがイメージと違うと、言ったら、
「最初からそう言ったじゃないですか」と逆に怒られた
(これもよくある話です。言った言わない、説明した、していない
のコミュニケーションギャップは歯科以外でも、どこでもある話です)


■麻酔の注射が痛かったので
「痛い」と動いたら、「あぶないじゃないか!」と怒られた
・・・・・


過去に行った歯医者さんの体験がずっとトラウマになっており
虫歯で歯が痛くても怖くてイケテナイままです。
(やはり一番多いのはこれかもしれません)

もう本当にマニアックなお悩みがたくさん寄せられ
そのたびに私は、そのシーンを想像します。


うちでは、大丈夫かな・・・
うちでは、やってないかな・・・


歯のことでお困りで
どこに行っても満足のいく説明を受けられなかった
どこに行っても納得のいく治療を受けられなかった
という患者さんは私が想像するよりも
ずっとずっと多かったです。


このパソコンを開くだけで
いろんな方のお悩みを聴くことができました。



人は、どこかで不快な気持ちになったり、腹が立ったりしたことは
どこかで吐き出さずにはいられません。

そういう存在です。



自分のことを大事に扱ってもらえなかった
自分の話しをちゃんと聴いてもらえなかった

こんな体験をした人は
その時の体験を吐き出さずにはいられません。


日本人は特に、面と向かって
文句を言うことが苦手な民族です。
私も苦手です。


特に歯医者さんやお医者さんに患者の立場で行った時
しょうしょう不快な思いをしたからって
それをわざわざ顔に出したり口に出して文句言ったりしません。

ただ、
「もう行くのやめよ」と心で思うだけ、です。


どうか遠慮なくおっしゃって下さいね
と言われたって
言いません、言えません。
嫌われるのは嫌だし、うっとおしい人と思われたくないから、です。


でも、心の中では
思うんです。
「感じ悪いなあ」
と。


そして、もう二度とこんな悲しい想い、腹立たしい想いはしたくない
というところから、
こうして、メール相談を下さる中に
過去のつらい体験、不快だった体験、納得できなかった体験を
書いてくださるのだと、私は思っています。


メール相談を頂き、
過去にどんな治療を受け、
その時、
どんなことが納得できず
どんなことに嫌だと感じ
どんなことが不快に思ったのか
を、先にお伝え下さることで
私達は、その患者さんが実際に吉本歯科医院に起こしになられた時
過去の体験を知ったうえで、頭の中に入れたうえで
お迎えすることができます。


ある人にとっては、なんでもないことが
ある人にとっては、鳥肌が立つほど嫌なこと
かも、しれません。


どんなサービスを追加で考えていくか、にエネルギーを注ぐかより、
患者さんが嫌がることをしない
にエネルギーを注いでいこうと、思っています。

患者さんが嫌がること
は、私達にはわかりません。
想像するしか、ありません。


だから、教えて下さるとありがたいんです。
私はこのメール相談にお寄せ下さる皆様からのお悩みを拝見していくうちに
そうか、
こんな些細なことで、
患者さんは不安になるんだ

こんなことでそんな気持ちにまでなってしまうんだ

ということを知りました。

こういうことは
患者さんが嫌がること
として、リストにしています。


1人の人の悩みはその水面下で
100人の人が同じ悩みを感じています。



何か特別なサービスをするよりも
その人が嫌がることはしない
と意識を配るほうが、よほど、自分達は鍛えられます。
神経も使います。



私は、こんなことをされると嫌なんです
と先に教えて下さる方は素敵です。


吉本歯科医院にもそういう患者さんはたくさんいらっしゃいます。


コミュニケーション上手だと、思います。


「私はね、こうして下さったことが、とっても嬉しいの」
と先に釘を刺してくださる。
先に誉めてもらえると、もう絶対に
意地でも「この人を不快な気分にさせないぞっ」となります。


吉本歯科医院へ行ってみようかな?
と思われている方は
どうぞまずは今かかえていらっしゃるお悩みを
お気軽にメール相談にてお便り下さいね。


実際に、吉本歯科医院の扉をくくって下さるまでに
患者さんのことをより深く知ることができると
私達も、万全のお迎えの準備ができるのです。


一日に私達が出会う患者さんの数は40人弱です。
その中で、初めてお目にかかる患者さんもいらっしゃいます。


せっかく縁あってお越し下さるのであれば
いい関係を築き、治療をはじめ、そして終了したいのです。


どうぞどんなお悩みでも
お寄せ下さいね。


歯のお悩みは、ご相談頂くことから
最初の一歩です。

2013.11.21たい焼きが美味しい季節になりました

yoshiya.jpg
寒い外から帰ってきたら
熱々の鯛焼きくんが待っててくれました。
あんこ味
きんとき味

院内きってのスイーツ男子、新枝先生、ほっと一息。


「とっても優しそうな感じのいい方が持ってきて下さいました」
と受付の松本。

その優しそうな感じのいいおじちゃんは
和食器、彩季のおとうさんです。

愛称「おとうちゃん」

吉本歯科医院でお客様にコーヒーをお出しする時に
好んで使っているのが彩季さんで見つけたこんな感じのカップ&ソーサー。
和な感じが、寒い冬は特にホコほこ和みます。
なんだか、いい感じでしょ?
cup.jpg
近くに行くとふらふら~っと、寄ってしまうのは
おとうさんの顔を見たい時、です。


醒めないうちに、みんなで頂きました。


追伸 今朝出勤したら、受付の松本が髪をバッサリ切ってとっても
    可愛らしくなっていました。
    あんまり可愛らしいので私も髪を切りたくなりました。

2013.11.20恥ずかしいこと

先週の母性型勉強会では、一人の女性が自分が長年抱えていた心の中の想いを皆の前で語りました。


「こんな体験は生まれてはじめて」

だった彼女は、話だす前に、「怖い、ドキドキして苦しい」という体験をしました。


成長というのは、自分の身体の記憶の総書き替えです。


「怖い」「ドキドキする」「逃げたい」「息が苦しい」「緊張して涙でそう」

こんな風に本当に体にきちゃうのです。


自分が体験したことないことをやる時、は誰しもそうなるんです。

私も、そうです。

ドキドキしたり、緊張したり

逃げたい!と思った時には

チャンスです。


新しい自分に脱皮していく時というのは、誰しも、怖い。

恐怖を伴うから、成長できるんです。

 

「こんな話を皆にして、引かれないかしら」

「こんな話を皆にして、馬鹿にされないかしら」

「こんな話を皆にして、そんな人間だったの?と軽蔑されないかしら?」

 

こんな想いが頭をよぎります。

でも、思い切って打ち明けてみよう。

 

自分をさらけだしてみよう。

そんな時には、どんな人だってあがるし緊張するし、ドキドキする。

そのドキドキ、緊張、苦しい、逃げたい!

という状態にどれほど自分が耐えられるか?しか、ありません。

極度に緊張して、実際は「もう、逃げた~い!」と思いつつも一歩を踏み出す。

今までの自分なら

「あ、やっぱり来週で・・・」

「あ、やっぱりもう少し練習してから・・」

と逃げたくなるところですが、

ぐっと耐え、思い切って踏み出す。


これは、勇気です。

勇気しか、ありません。

 

10分、彼女は涙が出てきそうなのをぐっとこらえ、話をしめくくりました。

 

その瞬間に、私は一気に彼女に惹きつけられました。

長年知ってるけど、はじめて聞いた声

はじめて見る顔でした。


「よく言った!」

 

言葉を使うことは、本当は恥ずかしいのです。

それが自分の本音であればあるほど、恥ずかしい。


誰でにでも受け入れられそうな

あたりさわりのない言葉を口にするのは簡単なんです。

文章にするのも、簡単なんです。

でも、言いたいのはそんなことじゃない。


「恥ずかしい」という気持ちをもちつつあえて踏み出す、というところに

脳も身体もなにもかもが刺激されるんです。

 

 

自分の弱点を隠し強いところだけを見せようとする人は、相手の部分を見た時に、攻撃したくなります。

「なんだ!お前は!なんでそうなんだ!」と、腹が立つんです。

 

 

あの人は強い人だ、あの人は弱い人だ、と人間は決め付けることはできません。

変化するものだから、です。

強い時もあり、弱い時も、あるんです。

善い人の時もあり、悪い人の時もある。

おだやかな時もあり、イライラする時もある。

人間は流動的なものなんです。最初から。一定していることなんて、あり得ない。

 

 

自分の弱点や、カッコ悪いところ、を出したとしても、「それもいいよ」と許してくれる相手と一緒にいると、自分の魅力はどんどん解放されます。


作りこんだ自分でないと愛してもらえない

というのであればその人と一緒にいると悲しくなります。


自分が「これはマイナス事項だ」「これは欠点だ」と思っていることは、自分がそう思い込んでいるだけ、です。

 

多くの人が関心があるのは、自分だけ、です。

他人のことより、自分のこと、です。

だから、何も気にすることはないんです。

 

 

人は完璧で強い人だから、好きになるのではありません。

弱点も、わがままも、思い切ってさらけだすから、愛されるんです。

弱点やわがままな自分を隠そう隠そうとすると、男も女もしんどくなります。

先にインフォメーションするんです。

 

自分が恥ずかしいと思ってること

自分が隠したいと思っていること

それをあえて先に言ってしまう、ばらしちゃう。


大事な人と関係においては

早く言ったもの勝ちです。

早く裸になったもの勝ちです。

はやく心が裸になれる関係がぐっと親密になります。


 

弱点を隠さなきゃ

強く見せなきゃ

正しくなくちゃ

いい人でいなくちゃ

 

そうなればなるほど、どんどん苦しくなっていきます。

 

思い切って自分を出していける

怖いものなんて、何もないわ

なんとか、なるわ

そう思えている時って、なんだか自分の心は

余裕があります。



余裕がない人と一緒にいると

相手もしんどくなります。

気をつかってしんどくなります。


 

思い切ってさらけだしたら、

皆の様子が違ってきました。


これは一体どういうこと???


驚いているのは、本人です。


こういうことを肌で知った彼女は今、応用が効いて毎日が面白くてしょうがないんです。

 

今の時代、何が起こってもおかしくありません。

仕事はいきなりなくなるかもしれない。

マイホームを建ててても台風地震でぐしゃぐしゃになるかもしれない

お金を貯めても、価値がいきなり変わるかもしれない。

 

そんな中で私達は生きています。

 

では、これな心模様はいかがでしょう?

何があっても、こわくない

自分には何を身につけなくても、持っていなくても大丈夫。

大事なものはこの身体の中に全て入っている。

 

胴体は、大事な人たちにしっかり支えられ

足はしっかり地面に根をはってどっしりしている。

 

 

これは母性型の原点です。

 

今年も勉強会はあと一回のみと、なりました。

あ~、面白かったん、です。


何が面白いって

誰がどう変身するかわからないから、です。



人間って、すごいんですね。

隣の人に伝染して、自分まで変わっていく

場の雰囲気はそれほど、大事なんです。


2013年最後は12月11日(水)に決定しました。

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