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2012.06.19台風4号

台風接近です。

午後3時、だんだん雨風が強くなってきました

そんな中、お越し下さる患者さま。

思わず「わざわざありがとうございます・・」と頭を下げてしまいたくなる気持ちです。

 

今朝7時に小学校から自宅待機の連絡があり

「今日、学校おやすみだって~~」と子供たちに伝えると2人して

「いやっほう!!」(--:)

 

こういう時の臨時休校というのはなぜか胸が騒ぐのか

「今日何して遊ぼうか」モードに頭が変わるようです。

 

学校が休みになったので急きょキタハラさんに出勤していただき吉本歯科医院の2階は

子供たち4人の遊び場に。

 

そういえば、私も子供の頃、台風や洪水があると

妙に血が騒ぎワクワクしながら危険区域に立ち入ってたもの、です(笑)

 

水、で死にかけたことが3回あるので

占い師さんに、「あなた、水難に気をつけなさい」と言われた時には

しょうしょうドキリ。

 

危険区域に立ち入りたくなる血は、遺伝してないと良いのですが・・・・。

 

さて、明日夜の母性型勉強会は予定通り行います。

台風は明日には四国地方を去るとのこと。

きっと、穏やかになっていると、思います。

 

明日は、ちょっとばかしいつもより人数がおおめです。

東京からお越し下さるお客様も、いらっしゃいます。

楽しみ、です。

 

■母性型勉強会 6月20日(水)18時30分より、高松国際ホテルにて 

http://www.boseinomonosashi.com/

 

 

さて、最近すっかりはまっている小説があります。

ことの発端は、当院の新枝先生に借りた一冊の単子本。

 

小説家、東野圭吾さんの推理小説にどっぷり(笑)

教えてもらってから既に12冊目です。

隙間時間で読む幸せ。

お風呂の時間

寝る前の時間

電車で移動している時間

子供が習いごとに行ってる時間

ご飯が炊けるまでの時間

ほんの隙間時間にちょこちょこ読むのがもうたまらない。

 

ちなみに今日読むのは

 

manatsuhouteishiki.jpg

ハードカバーでずっしりのピカピカの本を開く時の臭いが好き、です。

本屋さんは大好きで週に1回か2回は必ず行きます。

三越の横の紀伊国屋書店が好きです。

本屋さんのあのシーンとした雰囲気と、あの独特のにおいがたまらない。

図書館とはまた違う部分を刺激されます。

 

昨日読み終わったのは

 

maukared.jpg

一気に読んでしまいました。

面白くないと途中でもうやめ、と思ってしまうのが小説ですが

一気に読めてしまう

のはすごいなあと思います。

小説家ってすごいですねえ。

 

namiya.jpg

さらにその前に読んだのが、こちら。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

面白かった上に、なんだか心あたたまる小説でした。

 

お風呂場で思わず「くくくく」と笑い転げて茹で上がった小説はこちら

waisyou.jpg

続編みたいになってるのがこちら

kokusyou.jpg 

一度好きになると、その人が書いたものをかたっぱしから読みたくなってくるのが

人の心理でしょうか??(笑)

 

こういう系統の小説を手にとってわざわざ読んでみようというタイプではなかったのですが

いざはまると、面白いのなんの。

教えてくれた新枝先生感謝です。

 

台風はますます激しくなってきました。

2012.06.15睡眠の質

DSC_1978.jpg

一体何なんでしょう(笑)このひとわ・・・・・。

 

と、思わないで下さいね(^^:)

先日、モデルさんになって頂いた上原さんです。

 

何の?

 

それは、「あなたは熟睡できていますか?」というテーマで

真夏頃に紹介するニュースレターの写真に使うものです。

 

私共の医院は、噛み合わせを専門に院長が診察を行わせて頂いております。

 

ご相談にお越しになられる患者さんの中には

 

     頭痛がひどい

     肩こりがひどい

     顎が疲れる

     顎関節症の症状が出ている

 

という方は少なくはありません。

 

さらに

 

     朝起きた時に頭痛がする

     背中から首にかけてが張っている

     朝起きてすぐ肩が凝ってるのがわかる

     朝起きて顎が痛い

     朝起きて背中が痛い

     熟睡できていない

     疲れが取れていない

 

 というお悩みを抱えていらっしゃる方はとても多いのです。

 

 

当院の院長は患者さんにこんなことを

よくお聞きします。

 

「どんな状況で眠っておられますか?ベッドですか?お布団ですか?」

「ベッドはダブルですか?シングルですか?お一人ですか?それともお二人で休まれますか?」

「枕はどんなものをお使いですか?」

 

・・・・等々。

 

噛み合わせを改善する時に、忘れてはならないのが「寝ている時間」なのです。

 

私達は一日の半分は「寝ている」のです。

その「寝ている時間」の質はとても重要です。

DSC_2107.jpg 

 どんなに口の中を治療し、顎の骨のバランスを治していっても、なかなか改善されない場合には、この他の要因を探ってみる必要が、あります。

 

睡眠を阻害する重要な要素のひとつに

寝具の問題、があります。

 

寝具とは

つまり

枕と敷き布団です。

 

 

寝具を見直していただくことで睡眠の質がぐっと良くなったというケースが

当院にはたくさん、あります。

 

こんな枕がいいよ

こんな布団がいいよ

 

ということではなく、その方によって堅さや高さも違うのです。

 

そこで当院院長は、たまに、患者さんのお宅に呼ばれて(笑)枕を作りに行く時が

あります。。。。

 

 

三脚と大きなカメラを抱えて出かけていきます(笑)

 

 

これまでに何度も患者さんが実際に使われている寝具の状態を拝見させて頂いたことが、あります。

私も三脚斑として同行です(笑)

 

寝具を実際にお持ち頂き、実際にどのような体制で寝ているかを見せていただいたこともありますし、実際に院長が個人的な寝室におうかがいし、拝見したことも、あります。

 

 

すると

当院の院長から見れば

「頭痛や肩こりを起こすべくして起こしている寝具」で眠っておられるケースが非常に多いことが、わかりました。

 

 

こんな枕で寝ていたら大変ですよ!

こんなふかふかのベッドは今すぐ、止めてください!

 

 

・・・・えええ!!!高かったのにいい

・・・えええ!!!せっかく気に入ってたのにいい

 

と泣く泣く処分されるのですが

 

その後とても寝起きがいい、体調がいい、と喜んで下さっています。

 

 

私達いつも一緒にいるものとしては

 

自分に合った枕を自分で作ることは、当たりまえ

 

という感覚になってしまっていますが

 

DSC_2516.jpgそのことをご存知ない方はたくさん、います。

 

 

 

 

DSC_2520.jpg

ちなみに私と院長の寝る時の必需品は

 

①噛み合わせを整える自分専用のマウスピース

②自分専用の固めのせんべい布団

③自分専用にバスタオルを重ねて作った枕

 

です。

 

当院で噛み合わせ治療を行い、マウスピースを調整しながら快適な位置を探している

患者さんには、①に合わせて、②と③も自分専用にカスタマイズして

お使いいただき、さらに睡眠の質を向上して頂きたいと、思います。

DSC_2528.jpg寝ている間に傷ついた細胞は修復されるそうです。

寝ている間にお肌も回復しますよね。

寝ている間に一日の疲れも癒してくれます。

 

睡眠の質は、とても大事です。

 

自分専用にカスタマイズされた寝具の「作り方」は

吉本歯科医院のニュースレター、たぶん8月号か9月号でお届けできると

思います。

どうぞお楽しみに!

 

 

もったいぶらず早く教えて下さいよ、という方は、どうぞお知らせください(笑)

 

 マウスピースを実際にお使いになってその効果を体感してくださっている上原さんに

今回モデルとしてご登場頂きました。

 

さわやかな笑顔をありがとうございます(笑)

2012.06.09実習生です

deki.jpg

まあ、ういういしい(笑)

歯科衛生士の卵、実習生です。

なんだか、最年少小田裕子衛生士が、大人びて見えるのは気のせいでしょうか???

 

いまや当院の大ベテラン衛生士、田中も、杉本も、そして小田も

はじめにやってきた時はこんなエプロン姿で真っ黒な髪で、ほとんどスッピンで

カチンコになっていた頃を想い出します。

 

一生懸命もくもくと先輩のいうことをきいて

動く姿がとてもすがすがしい、です。

 

来年4月には立派な歯科衛生士さんになっているはず。

頑張って欲しいです。

患者の皆様には、行き届かないところもあるかと思いますが

どうぞあたたかいご理解をよろしくお願い致します。。。

DSC_1849.jpg

これは料理上手な患者さんからのみんなへの差し入れです。

なんと、

ポン酢おにぎり!

ポン酢とじゃことごまを炊き込み

しその葉をまぜおにぎりに。

 

「あつあつを握ってきたよ~」

というとおり

まだほかほか!

 

さあ、お昼休みです。

今日は2階に子供達とキタハラさん、ケイコ先生もいるので

3秒でなくなりそうです(笑)

 

暑くなってきて食欲がうせる頃です。

こういうすっぱいものがいいですね。

 

ちなみにお米3合に対し

70ccのポン酢を入れるそうです。

 

一緒に住んでくれません?

と言いたくなります。

2012.06.05母性型レポートアップしました

bn-monosashi.jpg

http://boseinomonosashi.com/study/backnumber/no24.html

先月の母性型勉強会の様子をアップしました。

 

いろいろな方が、お越しになられます。

介護施設で100人ほどの部下を抱える女性マネージャー

自営業でご主人のお仕事をサポートする若いお母さん

中間管理職の女性

主婦

個人事業主

大企業の役員さん

プロのスポーツ選手・・

いろいろ、です。

 

母性型はどんな人に必要なのか?

 

人を相手にする仕事をしている人であれば

どんな人にでも必要なもの、だと私は感じています。

 

みな、いろいろな立場、役割が、あります。

私はたまたま今、

お母さんであり

職場のマネージャーであり

また妻でもあり

・・・という立場、役割があるのでs

その立場からこの「母性型」を自分の中にいかそうと

思い、日々あれこれと学んでいます。

 

私がOLをしている時には

決して理解することができなかった

経営者としての立場や孤独感、苦しさも今は嫌というほど

体験しています。

 

逆に、面白さも。

 

現場でお客さんと接して、毎日激しく働いている時の

苦しさ、楽しさとはまた違った体験です。

 

マネジメントは、難しい

というのが、10年ちかくここで人と関わってみて感じること、です。

 

なぜならば

相手にするのが

「人間」だから、です。

 

生身の人間には

心があり、感情があり、気分があり

さらに性格も相性もあります。

 

また、立場が違います。

雇う側と雇われる側

患者さまと医療を提供する側

 

こうなったらこうなる

といった判でおしたような

答えがない、というのが日々の生活です。

 

「ひょえ~~~、なんでそうなっちゃうわけ???」(泣)

と胃が痛くなるようなことは

日常茶飯事です。

 

どんなに一生懸命伝えても

「伝わっていない」

というもどかしさも、もちろん日常茶飯事です。

 

しかし、もどかしいから知恵が出るのも

事実です(--)

 

そんななか、「母性型」という考え方を軸におくことで

木ばかりを見て煮詰まりそうになっていると

すぐに、はっと我に返り

大きな森を見る視点に切り替わっていく瞬間を感じます。

 

煮詰まって、嫌な想いがグルグる自分の頭の中を回っている時は

例外なく

自己中心的な考え

に取り付かれています。

 

人と、話すこと、だと思います。

煮詰まりそうになったら

私は、「この人」という人をつかまえ

話をします。

 

停滞している気を循環させてもらうのです。

そのために、突破口となるのに必要なのは

「人」しか、ありません。

 

吐き出させてくれる人が、欲しいんです。

 

吐き出させてくれると

さっきまで

「あれ?あんなに煮詰まっていたのに・・・」と

自分でも驚くほど、すっきりし

気持ちがまた前に向いて切り替わります。

 

女の人が決定的に強いのは

なんだかんだいっても

ぶわ~~~っと、話して、吐き出したらすっきりしちゃって

いっきにエネルギーアップ!(^^)ができるところでしょう。

 

心の中には誰だってガスがたまっていきます。

ガス抜きをさせてくれるのは

人にもよると思うのですが

私の場合は、「人」です。

 

この人の前だと、すっきりガスが抜けちゃう

という人と話すと本当にガスが抜けるのです(笑)

ガスが抜けると

ニュートラルな自分に戻るので

とても冷静&心が落ち着いています。

 

今とういう時代は、なかなかガス抜きがしにくい時代だと

私は思います。

メールではダメで

生身の人間でないと、ダメなんです

 

一緒にご飯を食べて、

顔を見て声を聞いて、

長い時間一緒にいても楽チンで

もっと話をしていたいと思える人との時間は最高です。

また、そういう場が必要です。

 

 

同じようなことを感じて集まってきている場

というのが必要なんだと、思います。

 

最終は仕事も「人がすること」です。

どんな仕事でも、どんなお商売でも、です。

吉本歯科医院も、同じです。

 

 

仕事は「人がやっていること」なので

その仕事をやっている人の質が大事です。

一人一人が「質の高い仕事」をしている集団は

質の高い会社、です。

 

どんなに小さいな組織でも、大きな組織でも

同じだと思います。

 

おとといNHKの夜のドキュメントですごいものを

見ました。

まるで映画の「マトリックス」が現実になったかと思いました。

 

IBMが人工知能を開発した、というものです。

コンピューターが知性を獲得した、というのです。

 

クイズ王にもコンピューターが勝ってしまいました。

 

さらに、人間の表情や脳を解析し

今、この人が何を考えているのか?までコンピューターが

解析できるんだそう、です。

 

何か背筋がぞっとする感じがしました。

 

このままいくと、人間はあっという間にコンピューターにとってかわられそうです。

 

人の心を察していく

特に人づきあいを重視し

他人への思いやりや気遣いや

寛容さや

謙虚さや

遠慮や

そういった

「人のもつ要素」が

表にわかりやすく浮かび上がる社会が

私達の国の文化、です。

 

しかし、「経済」を第一目的においた場合

そういった一切の「人のもつ要素」は

「必要ないもの」として切捨てらててしまいます。

 

合理的じゃない

効率的じゃない

数値化できない

 

人の心を察していく

特に人づきあいを重視し

他人への思いやりや気遣いや

寛容さや

謙虚さや

遠慮や

そういった「人のもつ要素」が

表にわかりやすく浮かび上がる社会

・・・・・こういった文化を

「母性型」では、女性性の文明、と呼んでいます。

 

この「女性性」を「アワ性」といい

これに対し「男性性」を「サヌキ性」といいます。

※母性型って何?をご覧下さいね↓

http://boseinomonosashi.com/index.html#about-bosei

プラスとマイナス

つまり

陰と陽の価値観です。

 

男性性は「陽」、女性性は「陰」

凸凹になってちょうどバランスが取れるのです。

 

今は、男性性に社会が大きく傾きバランスを崩しています。

バランスを崩しているのは男性ではなく、実は女性の方が大きくバランスを崩しています。

 

自己主張をするのではなく

「積極的に受け」をとっていくことで

実は、自分の想いがスムーズに通っていくことを

大昔の人は知っていたんだと思います。

 

男だけでも、ダメ

女だけでも、ダメ

女性性だけでも、ダメ

男性性だけでも、ダメ

 

自分の中にないものを補い合って

人はバランスをとっている

というこの事実。

 

目からウロコのことばかり

でも、知っているのと

知らないのでは

生きる方向はまったく違ってしまうと

私は思うのです。

 

モノサシを持つのは

意外に簡単なこと、です。

 

次回勉強会は6月20日(水)です。

詳細は

http://boseinomonosashi.com/study/index.html

※母性型を通じて参加者の方のいろんな体験を聞いて私も驚いています。

 母性型で体験することは、すべて目には見えないことばかり。

 しかし、確かにあるものばかり。

 

 心がなんだかあったかくなった

 ・・ということを、数値化することが必要ないように。

 

 私達の現実の世界で起こること(職場での人間関係、夫婦、友達との関係・・)

 は考えてみれば氷山の一角にすぎません。

 水面下ではある一定の法則にしたがって、変化を続けているんです。

 理屈では説明しきれぬことが、私達を動かしています。

  

 すべての大切なことは、理屈では説明しきれないんだ

 ということを体験することができたなら

 違う明日が待っています。

  

 どなたでも、お越しくださいね。

 お待ちしています。

2012.05.25そうしょくだんし・・僧職男子

bibouzu.jpg

こんな本が出てます。

草食男子ならぬ・・・僧職男子、だそうです(笑)

 

お坊さんも、時代が変われば、変わるものです。

お父さんの代から引き継ぎ若いお坊さんの代になれば

お寺の雰囲気もまた、ガラリ、変わるものです。

 

 

実際、お寺というところは

敷居が高すぎてなかなか足を踏み込みにくい場でも、あります。

駆け込み寺というくらいですので

いつでも誰にでもひらかれており

心の救いの場としてもっともっと受け入れ体制ができたらいいのになあ

とも、思います。

 

私も高校時代からお寺は必要な場でありました。

そのお寺にいたお坊さんの存在が大きかったです。

 

また、社会人になってからは

六萬寺という牟礼にあるお寺には月2~3回はお邪魔していました。

同じく、そのお寺にいたお坊さんの存在があったから、です。

 

要は、人、です(笑)

人に惹き付けられ

さらにそのバックにあるのがたまたまお寺というシーンだった

ということです。

 

私は、お坊さんがいく大学に行きましたので

お坊さんやお坊さんの卵とは長い時間を共にしました。

なにせ寮生活でしたので

朝から夜まで、時には深夜から早朝まで

休日も顔を合わせ生活を共にしていました。

 

ある意味、とても面白く、そして別世界でした。

 

男子寮には400人くらい、いたでしょうか?

それに対し、女子寮は30人弱。

想像して下さい・・・すごい世界を(笑)

 

女子寮の女子の大半は、男子寮の「お坊さんの卵」と

しょちゅう恋に落ちていました(笑)

 

そこでまず思った疑問

①「お坊さんって、恋愛していいのか!!」

 

いいのですよ。

抑圧された中での恋はこれまた燃えるもの、なのです。←あ、私じゃないですよ。。

 

②スーパーカー(←当時はそう思ってた!)に乗って学校にやってくる

お坊さんの卵の数々を見て

「お坊さんって、スーパーカー乗っていいのか!!」

 

いいのですよ。

お坊さんはスーパーカー好きな人が多いのか

外車もたくさん!

 

もちろん

「私は自転車派です」という

しみじみしたお坊さんも。

 

私の中では、「お坊さんとはこんなもの」

というイメージがあったので

そこで見るすべては刺激的で、面白いことばかり、でした。

 

なんでもそうですが

押さえているものは、その反動が大きい

のです。

欲望も抑えている人ほど、

お酒を飲んだり、理性がはずれる瞬間があった時には

はじけ方も激しい、のです。

 

欲望を抑えるのではなく

達観して悟ってしまえるような立派なお坊さんも

たくさん、いました。(←そのように当時は見えました)

 

将来は「お坊さんになる」という学生が多かったせいか

おそらく普通の大学生では交わさないような会話だったし

コミュニケーションだったと、思いますが

哲学的なことを夜遅くまで話す機会は恐ろしく多かったです。

じっくり話す、深く話し込む

ことが嫌いではなくなったのは

この頃の影響かと、思います。

 

テレビで、「僧職男子が大人気!」とやってたのですが

なんとなく、わかるなあ、と思いながら今朝、見ていました。

 

お坊さん

もしくは

お坊さんの卵さんは

話をじっくり聴いてくれる

人が、割合的に多い、と思います。

 

私の知っている「僧職男子」もやはり、とてもじっくり話を聴く姿勢が

印象的な人、です。

 

学生時代からそう、ということは

育った環境で培われたものなんだろうなあ

と思います。

 

もちろんお家はお寺です。

護摩のにおいがぷんぷんする中で

シーンとした空間が普通にあり

心が落ち着く要素が

全て揃っているのが

お寺、だと思うのです。

 

素晴らしいシステムになっているなあと

私はしみじみ感動するのですが

五感の全てに働きかけ

心を動かしていく仕組みが

お寺、そして「宗教」と言われるものの中には

必ず組み込まれています。

 

今は、自律神経が乱れがちな、時代です。

自律神経とは、自分で「さあ、バランスとろう」と意識することが

できないもの、だと言います。

 

ストレスや、イライラで知らないうちに

崩れていくのが自律神経。

 

心を落ち着かせ静かにさせることが

何よりも大事です。

 

それを整えてくれる最たるものは

やはり、人、でしょう。

 

落ち着いた人

心静かな人

がじっくりと、きちんと向き合って、上からでもなく

下からでもなく、

さらに何の利害関係もなく

話を聞き、心を受け止めてくれたなら

そりゃあ、気持ちがいいものです。

 

心が疲れて

精神が疲労することが増えてくると

人はますます

より、落ち着ける、平和な空気があるところや、人に集まって

いくと思います。

 

かかりつけのお医者さん

と言いますが

これからは

かかりつけのお寺がある

ということが、当たりまえの時代になるかも、しれませんね(笑)

 

お寺も人が集まらず

檀家さんという概念が若い人には通じなくなってきているがゆえに

存亡の危機にあるところも、多いそうですが

お坊さん次第、だと思います。

 

お寺があり

その中に心を入れるのは

そこにいる人、です。

 

地域の中に、人が集える場所があるというのは

本当に素敵なこと、です。

 

私が通っていた牟礼の六萬寺というお寺には

当時今雪ご住職というお坊さんがいました。

 

毎日毎日、大勢の人のために開放し

老若男女が朝から夜までひっきりなしに、やってきていました。

フラリ立ち寄れる雰囲気が、確かに、ありました。

 

なんとなく入りにくい場所と

ふら~っと入っていけそうな場所って

空気で感じますよね?

 

人には、悩みを吐き出す場が必要です。

そんな場は今は、そうそう、ありません。

お金を払って悩みを聞いてもらう場はいくらでもあります。

しかし、

「思わず心を開いてしまった」

「思わず悩みを吐き出してしまっていた」

とさせてしまう場は、そうそう、ありません。

 

あったかそうな、場所です。

安心できそうな、場所です。

 

私にとって、当時通っていたお寺はそういう場でしたし

そんな場がたくさんあれば、素敵なことが起こるだろうなとも

思います。

 

誰がいったか

僧職男子・・・・悪くないと、私は思います。

2012.05.24悩んでいる人は、たくさん、いるんです。

こんな動画が出来上がりました。

 

これは、実際に吉本歯科医院での治療をお受けになられたNさんから

お話をうかがったことをストーリーにしたもの、です。

 

子供の頃から、歯医者はトラウマだったというNさん。

虫歯でもない歯を削られたり、
簡単に抜かれたり、

痛い思い嫌な思いが心の中に残っており、

「歯医者に行かなくちゃ」と思ってはいるけれどどうしても足が動かず、

そのままにしてほうっておいたとのことでした。


Nさんと同じように悩まれている方は、決して少なくはありません。

わかってはいるけれど
どうしても行きたくない

痛いし
怖いし
恥ずかしいし

だから、少々痛くてもほうっておこう

と思ってしまうのが、歯医者の存在かも、しれません。

しかし、奥歯がどんどん痛くなり、ご相談に来られた時には

■ものを噛んでも痛い
■食事がまともにできない
■噛むとあまりの激痛に鎮痛剤を飲まなくてはならない状態
にまで症状が悪化してしまっていました。

「このままじゃいけない!」と

意を決して歯医者さんに行くことを決めました。

そして
ご友人に「歯医者に行かなきゃいけないんだけど、どこかいいとこあるかな?」

と聞いたところご友人が、私どもの医院の名をおっしゃってくださったそうな
のです。

しかし、そうは言ってもやはりいきなり歯医者さんに行くことは抵抗がありました。

Nさんはおっしゃいました。

私のように、こうやって歯医者に来れた人間は幸せなんですよ。
本当に歯のことで悩んで困って苦しんでいる人は、歯医者に行くことさえ、できないんです。

怖い気持ちと、ここまでほうっておいた恥ずかしさやいろいろな複雑な気持ちが合わさってなかなか相談にさえ、来られないんですよ」と。


Nさんの言葉は、長い間、歯で悩み苦しんでこられたからこそ出てくる言葉の重みを感じさせます。

歯は悪くなってみないとその苦しみはわからない
歯を失ってみないと、その大切さはわからない

当院で大きな治療を終了された皆様が口を揃えてしみじみと語られことは

ほとんど、同じです。

2012.05.22クロスワードパズル

DSC_1577.jpg

木村斉先生から、届きました(^^)

https://www.8181118.com/manager/2012/04/post-590.php

よく見て見ると・・・うちの名前を折り紙建築にして作って下さっていました!

 

「YOSHIMOTO」「りさこ」「なつこ」・・・・みんなの名前が続きます。

う~ん、一体どうやってこんなの作るんだろう・・・??

みんなであっちからこっちから見て感心しています。

DSC_1581.jpg

ね、ちゃんとYOSHIMOTO・・になってます。

DSC_1608.jpg  

そしてさらにこんなお題も(笑)

木村先生は、なんとクロスワードパズルの名人。

単にクロスワードを解く人では、ありません。

出題の名人、なのです。

ご自宅にお邪魔した時に拝見した、とんでもない長さのクロスワードの問題に

腰を抜かしそうになったのですが、

先生いわく

「いや~~、まだまだ続くんやけどなあ・・・」と(^^:)

一体どんな頭脳なのですか???

 

吉本歯科医院スタッフ一同で解いてみなされ!

ということで

木村先生が吉本歯科医院バージョンのクロスワードパズルを作って下さいました。 

DSC_1582.jpg

午前の診療が終わり

早速、問題を解きにかかる新枝先生。

さすが、おつむが良いのでサラサラと解いてゆきます。

DSC_1602.jpg

こちらは前回に作って頂いたクロスワードパズルの答え合わせをしたものを

送り返して下さいました。

なんだか、学生時代の赤ペン先生とやりとりをしているようで

無性に楽しい私(笑)

 

木村先生の書かれた「足物語」という著書があります。

その中には、木村先生の子供時代のことが書かれてあります。

 

仮死状態で生まれた木村少年。

少年時代は虚弱で運動も勉強も常にビリだった、と言います。

小学2年の時に右足の激痛に襲われます。

体育は見学がちでした。

中学2年の時に、慢性骨髄炎と診断され、手術を受けます。

闘病中にラジオの落語に夢中になり、そして親しみ笑いを通して

前向きに生きなければならない、と感じはじめ

気持ちが明るくなりはじめ、前途に希望を持ちます。

 

退院後は全校生の前で落語を演じました。

その時から一躍人気者に。

 

それが今の金万亭出臍さん誕生のもととなっているんですね。

※木村先生は金万亭出臍一門として年間ものすごい数の席を奥様と

回られています。

 

ご自宅にお邪魔した時に

先生が本棚から大きな辞典を取り出してこられました。

入院している時にこの大きな辞典を読みながら

どんどん興味が膨らんでいった、と言います。

 

そんなにじっくり読んだことのない大きな辞典です。

しかし、じっくり読んでみると

ほら、すごいことがピシャリドンで記されてあります。

ことわざや、戒めもふくめ、その辞典を読み込むだけ

すごい知識を得られてしまうのです。

 

闘病生活中に、辞典に惹き込まれ

どんどん好奇心が膨らむままに、次々に知識を吸収し

「なぜ、こうなっているんだろう?」という疑問を次々に自分で

答えを求めていきます。

 

外から与えられる知識ではなく

自分の中から「知りたい、もっと知りたい、もっともっと」

となっている時の心の状態は最高の状態です。

 

外から扇いだ風は消えやすく

内から熾る火は消えにくい

と言います。

 

心の中から湧き上がってくる好奇心こそ

全ての行動の原動力です。

木村少年の心の中には

この「好奇心の種」がたくさん、埋まっていたのだと

私は思います。

 

 お陰で、勉強面では、すっかり自信がつくように、なりました。

 

高松高校から、広島大学に進学し、山歩きをしているうちに

どんどん体力もできてきました。

 

そしてサッカーにも挑戦します。

 

この本の中にも熱く語られていますが

すべては、自分の想い方次第だ、ということです。

 

ハンデをマイナスと受け取らず

心を明るい方向に向けていくと

まさに、道がどんどん開けてくる

ということを

体現されているんだなあ、と私は先生にお会いすると

いつも、思います。

 

さあ、今度のクロスワードは、何点になるのか??(笑)

雑誌に載ってるのは知っていたけど、まさか自分がこんなにクロスワードに

はまるとは???

 

出題する側は、もっと楽しいんでしょうねえ。

2012.05.21手土産

今朝、患者さんから手土産を頂きました。

受付の松本から、すぐに報告を受け、お帰りになるところの患者さんに

御礼をお伝えすることが、できました。

 

患者さんや、お客様から何かを頂いた時には

かならず報告してくれる

 

という暗黙のルールは

これといって特に指示したつもりもなく

受付の松本が率先して報告してくれるようになり

その「松本の当たりまえ」をみんながそのまま受け継ぎ

松本が対応できない場合には、

みなが同じように報告してくれるように、

なっています。

一番若いスタッフでも

同じように細かいことでも報告してくれます。

 

 

そんなの

あたりまえでしょう

 

と思われるかも

しれません。

 

しかし、

その

そんなの

あたりまえでしょう

・・・が、できないことって、とても多いそうなのです。

 

どんなことも細かく上司に報告してくれる

ということが

どれだけ重要なことか

どれだけありがたいことか

 

実はそういうこまかいことが

生命線だったり

するんです。

 

たとえば、当院であれば

患者様から、またはお越しになるお客様から頂いたものは

決して誰か一人のものでは、ありません。

「吉本歯科医院」全体にむけて、いろいろな意味を込めて

頂いているわけです。

 

その中には

「これからも、よろしくお願いしたい」

「いい関係を築いていきたい」

という想いが暗に込められています。

 

私が中学生の頃の話です。

当時、母がやっていた会社の事務所には

常に3~4人の若い女性のスタッフさんが、働いてくれていました。

大学生であったり、

アナウンサーを目指す人であったり、

フリーで司会などをやっている人であったり。

見た目はとても目立つ派手な感じの人が多かったです。

 

毎日毎日よくこれだけの人がやってくるなあと

子供心に思っていました。

 

いわゆる、景気のいい時代でしたので

毎日のように来客があり、勢いがあり、その時の頂く手土産や

お花などの数もかなりのものでした。

 

私は学校が終わると、よく母の会社に寄っていました。

 

ある時、代表である母がいない時に

頂いたばかりの手土産を自分がさっさと開けて

パクリと食べたり、さらには

手土産をそのまま持って帰っているスタッフの女性が、いました。

 

その女性は、将来アナウンサーを目指し

勉強したい、人脈をひろげたい、と話をしていました。

 

しかし、お客様や母の前ではとても愛想がよくいい顔をしていたのですが

中の人に対する態度や日々のたんたんとした地味な事務作業は

それはそれは面倒臭そうでした。

 

子供心に、「なんか、変な感じ・・」

と思いました。

 

ある時、

パーティの帰りに、

たくさん頂いた花束を上司に何の報告もせずに

「これ、私欲しい!」とるんるんで持って帰っていこうとした時に

母から、雷が落ちました。

 

「あのね・・・」と

懇々と諭す母。

なぜ、それがいけないことなのか?

一時が万時なので

そういうことを気が付かず

続けていると、あなたの人生は決してうまくはいかない

・・というようなことを話をしていたと、思います。

 

真面目な表情で

一対一で話をする母を今でも覚えています。

 

 

結局、彼女はどうにも腑に落ちない

という形で「はい、すみませんでした、わかりました」と

言っていましたが、

そこで

ハッと気がついて

「ああ、恥ずかしいことをしてしまった」

と感じていないのを表情から感じとりました。

 

結局その人は、その後、いろいろな人と出会わせてもらって

いい線はいくのですが、最終的なところで

信頼関係が築くことができず

いろいろなところを転々とします。

 

配慮が足りない

と言ってしまえばそれまでなのですが

配慮以前の「あたりまえのこと」が

その人にとっては「あたりまえ」ではなかったのだと、思います。

 

吉本歯科医院では、患者さんから何かを頂いた時には

まず、マネージャーである私に報告をしてくれます。

 

その後、院長、関わるスタッフの目につくように手土産の箱と

患者さんのカルテにメモが貼り付けられます。

 

「◯◯様から頂きました。

◯◯です。

御礼をお伝えして下さいね」

・・と、このように。

 

 

ですので、受付で何かを頂いたことは

中で走り回っているスタッフ達も

目に留まり、

患者さんに御礼をお伝えすることが、できるのです。

 

「ありがとうございます!」とお声をかけて

患者さんが「いやいや、食べてね」とやりとりをする

ほんの数秒の間に、気持ちがほっこりするのです。

 

 

患者さんやお客様、そして関るお仕事の業者さんなどから

何かを頂いた時には

御礼をお伝えしたいのです。

それも、直接、御礼がしたい。

もうお帰りになった場合には、お電話で、そしてお手紙で。

 

何かをしてもらったら

御礼をしたい

というのは礼儀以前の

もらった気持ちに対する何かしらのリアクションを起こしたいという

心の働きです。

 

親切にしてもらったら

優しくしてもらったら

その相手には

さらに優しく親切にしてあげたくなります。

そういうもの、です。

 

 

逆に、

もし吉本歯科医院に何か手土産を持っていたとして

それが誰かスタッフ一人のところで止まっていたとしたら。

私達は、その方から何かを頂いたことも知らず

今度どこかで会った時に、御礼も伝えることができない

ということになります。

 

そうなった場合

一番恥をかくのは

上司

です。

 

 

「あれ?こないだ、お土産持っていったのに

伝わってないのかなあ・・・」

とせっかく下さった方もがっくりします

とともに

「あの会社、大丈夫かなあ」

とも、感じてしまうのです。

 

お土産や、品物をやり取りするのは

何もモノをあげる

という物理的な行為だけではなく

その水面下に

心をやり取りしている

ということが、あります。

 

「こないだは、珍しいものを頂いて本当にありがとうございました!」

「あ、美味しかった?」

「本当に、美味しくてみんなで喜んで頂きました」

「そう、よかった」

 

・・・・と、モノを介して心のやりとりをしている

わけなんです。

 

こういったやりとりを

続けていくことで

お付き合いはどんどん深まっていきます。

 

もの、

ではないんです。

 

こういことは

理屈では、ありません。

気持ちの話です。

心の話です。

 

なので、

「なぜですか?わかんない?」

「だって、私にもらったものなのに・・・」

という人種が

たくさん出てきたら、困ります。

もし、そういう人をうっかり社員にでもしてしまったら

あっという間に潰れそうな気が、します。

 

当院の受付の松本の仕事は

単なる事務的なことでは、ありません。

彼女の仕事の内容は

「気遣いを形にする」

ということです。

そしてそういうことは

教えてできるハウツーものの技術では、ありません。

こうした方が美しいに違いない

こんな行為は恥ずかしい・・・と

察して自分から進化していく能力です。

 

一生懸命相手のことを見て、聴いているからこそ

松本がやっている受付の仕事は進化していくんだろうな

と、思います。

 

ある時

私は松本が無意識のうちにやってくれている気遣いの仕事の数々を

こまかくメモしてレポートに残してみよう!と

一人試みたことが、あります(笑)

しかし、あまりにも応用編が多すぎてメモしきれないことに

気が付きました。

お見事だと感じたとともに

財産は「人」だな、と改めて思いました。

 

 

今はどこの企業も

お客様の立場に立って・・・

とうたっています。

 

しかし、これがなかなか難しいのが実際です。

 

人は自分にしてもらったことしか

人にしてあげることは、できません。

 

優しさは再現するものです。

 

自分が誰かから大事にされた体験が体内にあるからこそ

その記憶を再現し、誰かを大事にするわけです。

 

優しさも、同じです。

 

人間はそんな単純なものでは、ありません。

心は今日も動いてます。

あっちいったり、こっちいったり。

2012.05.17母性型勉強会

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昨日は月に一回の母性型勉強会。

久しぶりの「マッキー」も遠くから参加してくれました。

女子が多い勉強会は、盛り上がります(笑)

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今回は、「まりこさん」の体験談から、はじまりました。

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「まりこさん」は、5人のお母さん。

ご自身が助産師さんの資格をお持ちです。

・・・・だからといって、3人を「自力で産みました」なんて・・・・(笑)

ええ???

自分で?

取り上げちゃうわけ?

どうやって??

 

母は強し、は本当です。

まりこさんは県外から高松にやってこられました。

まりこさんは、5年前にご主人を癌で亡くしました。

まりこさんのご主人は大きな病院の院長先生でした。

 

まりこさんは、5人のお子さんをお家で育てる専業主婦でした。

しかし、突然のご主人の死。

残されたのは、まりこさんと5人の子供達。

 

大きな病院を経営しているのは亡きご主人のお母様。

お姑さんです。

 

まりこさんは、お姑さんやご主人のご家族の方との折り合いが悪く

どうしても、お姑さんに対してネガティブな感情を持っていた時期があったそうです。

 

一生懸命ご主人を看病していたのに

その努力や苦労も認めてもらえず

逆に、非難されているような気がしていました。

 

病院の経営にまったく関っていなかったので

ご主人が亡くなってからは、まりこさんには何の権限も認められず

口を出すことも許してもらえない状況だったそうです。

 

しかし、5人の子供を抱え、さあ、これからどしよう

食べていかなくてはならない

亡き主人の後、この家や病院にはもう自分の居場所はない

と感じていました。

さらに、ここにいては私はもう心がダメになってしまう

「まりこさん」は意を決して、家を出ました。

 

家を出てからもまりこさんは

なぜ、こんなに苦労しなくてはいけないのか?

なぜ、私は主人をちゃんと看たのになぜ、認めてもらえないのか?

などなど、姑さんや、亡くなったご主人のことを

恨んだり、怒ったり、そんなグレーな感情がぐるぐる

心の中に渦を巻いていたんだそう、です。

 

しかし、ある時、

こんなことじゃいけないと、とことん追い詰められる事件がいろいろと

身の回りに起こります。

それは、子供のことであったり

仕事のことであったり、します。

 

子供は親の心がそのまま現れたものだ、とまりこさんはおっしゃいました。

 

その一言をお話しているうちに、

まりこさんの話に聞き入ってる参加者全員が、

どんなことが起こったのか、察知をしました。

身を引き裂かれるような想いを体験した人の言葉は

一瞬にして通じてしまいます。

 

そんな「まりこさん」に転機の瞬間です。

人は、「なんとなく変わりたいなあ」では

変わることは、きっと、ありません。

 

変わらなくてはならない状況に追い込まれた瞬間に

ドッカーンと自分の硬い硬い殻が中から割れるのでは

ないでしょうか?

 

まりこさんにとって

殻がドッカーンと割れた瞬間にまず起こった変化は

心模様、でした。

 

あんなに怒って、うらんでいたお姑さんや、ご主人に対する気持ちが

もう嘘のように、変わったんだそう、です。

 

同時に、お金に対する執着も、すっかり消えてしまったことも感じました。

今までは、主人が残したものに対する物質的な執着があり

とても苦しかったそうです。

 

そんな心模様に変わったときに

まりこさんは思いました。

「そうだ、お姑さんに電話してみよう」

と。

 

一度目は電話に出なかったそうです。

しかし、2度目にかけた時に

なんと、お姑さんはまりこさんの声を聴いたとたんに

「元気でやっとんかね~~!心配してるんよ」

と、今までのお姑さんとは別人のように優しい言葉をかけてくれたんだそうです。

 

それから20分ほど

本当に何気ない世間話をしました。

しかし、その20分の出来事は、いままでのまりこさんとお姑さんとの関係では

「ありえない」こと、でした。

 

電話越しですが

心が通じていく感覚を味わいました。

 

その時に、まりこさんは

「ああ、元気でいてくれてよかった」

と心の底から思ったそうです。

そこで、まりこさんの声はつまりました。

 

残してくれたものがあるのに、私には何も手に入らない

あんなに頑張って看病もした、子育てもしたのに

誰もねぎらってくれるどころか、否定ばかりされる

そんな想いがずっとずっとまりこさんの心の中には重く重く

ありました。

 

しかし、

いま、変化せざるを得ない体験を通過して

もっていた執着が、面白いほど、取れていってしまいました。

 

そうすると

こんなにも、表情がすっきりと。

執着が取れた時、

人はこんなにも「受け入れ」の大きな顔になっていくのかと

私も目の前で話すまりこさんを見ていて感じました。

 

まりこさんの話にはおまけが、あります。

執着がとれた瞬間に

現実の生活に変化が起きます。

 

①絶対に売れないと思っていた亡きご主人が残してくれた広大な土地が

まりこさんの希望の価格で、すぐに売れた

 

②あんなに険悪な関係だと思い込んでいたお姑さんが

まりこさんに、具体的なサポートをしてくれるようになった

 

まりこさんは、「もう、信じられないんです」

と自分でも驚いています。

 

執着はいけない

と頭ではわかって、います。

 

しかし、私達は執着ばかり、です。

お金、モノ

そして、最大の執着は「人」です。

 

あの人にはこうして欲しい

あの人にはこう変わって欲しい

 

これはすべて執着です。

 

執着を捨てれば入ってくる

という理屈はわかります。

頭では。。。。

 

しかし、本当に執着を捨てるには

頭でお勉強したのでは

だめ、なんですね、きっと。

 

こんな体験はありませんか?

恋愛関係で、片一方が大好き大好きと押している時は

振り向きもしてもらえなかったのに

何か別に夢中になることがあり、そっちに走りだすと

さっきまで執着していた相手のことが

「どうでもいいか」と思える瞬間があります。

そうなった途端に、相手が追いかけてくる、という話は

よくあります。

 

こういうことは、

こうなったらこうなる

というお勉強で頭で理解して行動できることでは

ありません。

 

なにせ、心の中の動きの話です。

 

理屈じゃないものがこの世にはある

目には見えないけど、確かにある

というものを

どれほど信じることができるか

だと、思います。

 

母性型、で体験することは

すべて、目には見ないことばかり

しかし、確かにあるもの、ばかり

です。

 

目に見えてすぐに結果が出て

理屈で解明されることばかりが

重要視されてきました。

 

そして、その流れはいまもって続いています。

心が渇くことをわかってはいても。

 

頭を使う量が増えてきました。

神経も使っています。

誰もが自分の内側の世界と外側の世界を持っています。

自分の外へ外へ、誰とでも安易に簡単につながっていくことは

できるようになりました。

情報はいくらでも取れます。

 

その反面、

自分の中に向かう時間は圧倒的に減りました。

 

facebookが流行っています。

はまっている人は、朝から夜中まで

人の声がひっきりなしに、聞こえてきます。

そして、誰かと誰かの会話も聞こえてきます。

 

楽しいことだってあります。

知らない人と一瞬でつながれます。

 

しかし、すべてはバランスです、きっと。

外に比重を置くと、中がお留守になるのです。

 

外の世界とつながり

多くの人と交流をしてみたい

という欲求

 

逆に

まったくそういうものから離れて

自分の内へと意識を向けていきたい

という欲求

 

両方あります。

 

1000人の知り合いがいるよりも

たった一人でいいから、

じっくり考え合える人と

感情の深みを一緒に味わえる人と

落ち着いて

長く続く

関係が、欲しい、ものだと私は思います。

 

母性型勉強では

「聴く」

ということを講師は頻繁に話します。

 

「聞く」

「聴く」

は違います。

 

自分の考えをもってきくのは「聞く」

です。

 

自分の考えはまずおいておいて

真っ白な心できく

探りを入れず

100%の心できく、

ということ。

 

とても訓練がいるものだと、私は思います。

なぜなら、相手が話をしている時にも

自分の頭の中には

いろいろな想いが巡るから、です。

 

本当に「聴く」

を実践できた時に

相手の心はぱっかり開くと、私は思います。

 

同調してしまう

と言ったほうがいいのかも、しれません。

 

世の中は複雑になっています。

情報も押し寄せます。

 

そのぶん、私達の神経はとても敏感になっています。

 

過敏になったぶん

心が弱くなったのかと言えば

そうでもないなあ、と思います。

 

何かおかしい

と感じる人が増えてきた

ということは

 

どんどん変化していく

変化を受け入れていける

そういう時代なのかもしれません。

 

こうなったらこうなる

という理論を勉強しているわけでは、ありません。

 

一人が発する言葉や悩みは抱えている問題は

「あ、今の私だ」と

自分に置き換えることができます。

 

自分が悩むことや

抱えている問題は

実は自分だけじゃなく

他人もまた、同じところでひっかかっていたり

するものです。

 

1人の悩みは100人の悩みに通じていきます。

 

たった一人が

「あ、そうだ」

と変化すれば

その変化はどんどん伝染します。

 

 

よくも悪くも

私達は伝染し、感染する生き物です。

 

まりこさんの話から2時間以上引っ張って

最後には深いところまでみんなで落とし込みました。

 

これは話し合いの醍醐味であり

感情を分かち合う快感なのです。

 

次回は、

ちょっと変わった趣向で

「では、感じるってどうするの?」

というテーマで開催だそうです。

 

 

次回勉強会は

6月20日(水)午後6時半

高松国際ホテルにて

奇数での人数での開催にしたいので

定員に達した時点で締め切ります。

どうぞお早めにお申込を。

http://www.boseinomonosashi.com/

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2012.05.14日曜日

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さくらんぼ、食べに行ってきました(^^)

お天気でよかった。

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300個はゆうに食べましたよ。

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たくさん近所の子供達がやってきて食べたのに、全然減らないだそう

「明日の雨でもう実が落ちちゃう」んだそう、です。

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高校の同級生の「がっちゃん」と、河西家ご近所のミーシャちゃんとママ

ちなみにママは中国人、パパはカナダ人、住んでいるのはじゃぱ~ん!!なんて素敵

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3歳にして3ケ国語をあやつるミーシャちゃん

時代に乗ってます。

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お持ち帰り用のさくらんぼ・・と

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がっちゃん手作りのケーキで一服

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こちらはお持ち帰りようのさくらんぼ

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ニレの樹建築の将来をになうのか?!!

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ひとしきりさくらんぼを食べた後は、畑に出てお野菜を収穫に

ちゃっかり、「もらう気マンマン」(笑)

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親方が「ほら、ここできとるで」と収穫してくれます

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レッドオニオン!

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これは一体何・・・?

 

そらまめ

でした(^^:)

 

お昼にやってきて気が付いたらもう夕飯の時間でした。

私はここに来ると、内臓ごとシャワー浴びたみたいな、とっても気持ちが

浄化する感覚になります。

 

黙々と動いて、にっこり穏やかに笑っている河西親方のもとで

みんながああだこうだ言いながら畑のそばで

土に触ったり、風を感じたり、子供が遊んでいるのを見たりしてると

心の中になんとなく想うことの内容がいつもとは違ってしまうんです。

 

河西家に行って帰ってきた日の夜の日記は

とても穏やかで、心地いい言葉がたくさん並びます。

本当に、不思議です。

 

普通に

たんたんと

平和な時間が流れているこの大きな家族の中にいると

関わる人までエネルギーチャージしてもらえます。

 

人が醸し出す雰囲気って、すごいです。

こんな人達が作る木の家は、それはそれは住み心地がいいんでしょうね。

欲しいなあ

 

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そしてこちらは、今朝医院に患者さんが届けて下さいました。

ご自身でお野菜を作られている「やまさん」←勝手につけた(笑)

 

この立派なレッドオニオンと、ソラマメ!

今が旬だということを、私は昨日知りました(笑)

 

旬のものって、生でも美味しく

そらまめなんてほんの少し茹でただけで、びっくりするほど美味しいんです。

 

作った人の愛情そんまま食べてしまいます。 

母性型経営(R)のススメ 香川県 高松市 吉本歯科医院

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