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2011.05.06世界遺産!高野山

高野山、行ってきました。

寒かった・・・・・(泣)標高1000メートルをなめていました(--:)

春なのであったかいに違いないと、春っぽい格好で出かけてしまった私は

ケーブルカーに乗った瞬間に後悔するのでした。

思わずユニクロのあったか下着をバックから出してその場で着込みましたよ。。。

 

高野山は、すっかり観光客にひらかれたひとつの「街」でした。

海外からの観光客も多く、英語を流暢に話すお坊さんもたくさんいました。

一緒にいった叔母は、「昔はこんなんじゃなかったのよ~」と昔の高野山を

熱く語っていました。

 

宿坊のお坊さんたちは、スマートフォンやアイパッドを持ち

宿坊の部屋は無線LANで繋がっていました(笑)

 

お坊さんたちといろいろ話をするのですが

とっても現代的。

当たりまえと言えば当たりまえですが、

こういうお坊さんの社会の中でも、

「イマドキの若い坊主は・・・」みたいなたて社会ってあるのでしょうか?

古い時代のお坊さんと、若い世代のとっても合理的なお坊さんと(^^)

 

精進料理は、とっても健康的で美味しかったです。

「お飲み物はビールでよろしいでしょうか?」と注文を聞いてくれる

お坊さんに、ちょっと笑えました。

「あ、飲んじゃっていいのね^^:」

 

印象的だったのは、何よりもお世話をしてくれる宿坊のお坊さんです。

たまたまなのか、みんなそうなのか、

もうとにかく、親切で、言葉がおっとり優しくて、まなざしが優しい・・ということ。

 

お聞きすると修行の時には

少食小眠多動多弁

精進料理を少なく頂き、朝は早朝より起きお勤めをし、夜遅くまで働き

よく動き、声をよく出す

ということは人間の最高の能力開発なんですって。

そうかもしれないですね。

人間満腹の時ほど頭働きませんし

よく動いているほど元気です

何かに熱中している時は寝食を忘れますので

これはきっと当たってます。

妙に納得しました。

 

とは言っても美味しいものは食べたいですが(笑)

 

お坊さんの話は、とっても現代ちっくにカスタマイズされており

そのまま日常に使えそうなお話ばかりで正直ビックリしました(笑)

 

 

なにせ、無事最後の納骨が終わり、やっと落ち着きました。 

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高野山の一番の見所、奥の院です。

歴史に登場する有名な人のお墓がたくさんあります。

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このGWが桜満開の季節でした。

やっぱり寒いんですね。

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金剛峰寺の庭

もっと撮影した素敵なポイントがたくさんあったのですが、全て撮影禁止です(--)

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大阪の難波から、南海電鉄特急に乗ること1時間半

到着したのは「極楽橋」という駅

そこから、こんなケーブルカーに乗って「高野山駅」まで登ります。

この階段がとっても急でひっくりかえりそうです。

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ケーブルカーから見た風景

絶景かな

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みんながなぜかこぞって買っていく「大師陀羅尼助(だいしだらにすけ)」

私の家にも小さい頃から祖母が必ずおなかが痛くなるとこれを飲ませてくれていました。

「これを飲むと治るから」と暗示をかけられ本当に治ったのを覚えています。

吉本歯科医院のスタッフ常備薬として置いておくことにしました(^^)

2011.05.02立場が変われば

GW真っ最中です。

・・・が、当院は通常通り診療日です(^^:)

通常どころか、連休前に終了させておきたい処置があるせいか、いつもよりも

バタバタしているような気がします。

 

私は明日から高野山に行きます。

父の納骨のため、です。

朝6時にはマリンライナーです。

夜は宿坊に泊まります。

翌朝は6時から勤行だそうです。

 

大学時代の寮生活では朝の5時に起きて般若心経の勤行をする・・というのは

日課だったので、それはちょっとばかり楽しみです(^^)

 

 

さて、高野山ってどうやって行くんだっけ?

4歳くらいの時に祖母に連れられ高野山に行った写真が残っていますが

記憶はほとんどありません。

 

とサイトを検索してみて、びっくり。

何にびっくりしたかって「高野山」のホームページにびっくりです(笑)

http://www.shukubo.net/

すごいですよね?

弘法大師さまもびっくりです。

 

イメージって大事です。

ここでダサそうなホームページだったら、行く気も失せそうですが(--:)

このようにいかにも格調高そうにしてたら、ありがたさも増すってものです。

ははははああっ!!!

と思わせてしまう威厳って大事ですよね。

 

ありがたそうな聖地に行くという気が湧いてきました。

単純です。

私の母も一緒に行くのですが

母はやたら楽しみにしています。

母の名前は「弘子」というのですが、その「弘」は

弘法大師の「弘」から頂いたと本人いつも話しており、

そのことが本人の根拠のない溢れる自信に勝手に繋がっているようで(笑)

自己暗示の力はすごいものです。

 

 

さて、先日、歯科医師会からこんな文書が来ました。

ざっくり言えば「保険料が上がるからよろしくね」という内容です。

 

後期高齢者支援金が追加され、それぞれの負担金が増えるということです。

 

私としては、みんなの給与から、保険料を差し引く金額がまたさらに増えるので

「あ~あ、みんなに言いにくいなあ」と思いました。素直なところ。

 

そこで私がこの吉本歯科医院に入ったばかりの頃を思い出してしまいました。

 

私は結婚してこの吉本歯科医院に入るまで、いわば「OL」でした。

つまり会社に雇われる側、です。

ですので、毎月の給料からなんでこんなに天引きされているのか

どうにもよくわからないのが実際、という立場にいました。

 

吉本歯科医院に入って、今度は経営者(雇う側)という立場に立った時、

今まで「雇われる側」にいた私には、「はあ?」「それはおかしいだろう?」という

「??」ばかり、でした。

 

毎月の厚生年金の仕組みも分らず

ただ、会社が搾取していると思っていたし(・・・すみません)

 

でも、立場が変わると、本当に視点が180度変わってしまうんだな、ということを

体験しました。

 

例えば、会社に入ると、8人か10人でしたっけ?

ある程度の人数の社員を抱えると厚生年金に加入しないといけないわけです。

吉本歯科医院であれば、歯科医師国民保険というのに加入も必要です。

 

あるA子さんが、毎月のお給料から

厚生年金30000円を天引きされているとします。

A子さんの自己負担が30000円ということは、実は同じ金額の30000円を会社が

A子さんのために負担してくれています。

A子さん、30000円+会社側30000円=合計60000円を

国に支払っているわけ、です。

 

半分を会社が私のために負担してくれている、ということを

OLの頃は知りもしませんでしたし、また関心もなかったので

勉強しようともしませんでした。

 

それが人を雇う側に立ってみると

面白いほど、OLだった時には見えなかったことが見えてくるわけ、です。

ひょえ~~、人と一人雇うのに、こんなに水面下でお金がかかってるわけ?

とか

会社を維持していくのに、こんなに目に見えないお金がかかってるわけ?

とか。。。。(苦笑)

 

すさまじい電気代の請求書を毎月見ていると

休憩中は電気消そっかな

とか

クーラーかけすぎかな

とか、

主婦感覚で節電、節約モードに入ってしまう私です(^^:)

 

私が吉本歯科医院に入ったばかりの当時は

院長が一人でこういった今、私がやっているような周辺の業務をしていました。

 

ですので、当時のスタッフは

「この天引きされている保険料って何??」

「有給休暇ってどうなってんの?」

もういろいろわけわかんない状態だったと思います。

 

中小企業であれば、当時のうちのような状況だと思います。

そこまできっちり整備するヒマも余裕もないですし、

何よりそこまでの知識も情報もないです。

 

私は、こういうことって細かく説明していかないと本当に分らないと思うよ、と

院長に話をしました。

「いや~それは、あなただけでしょう(--:)普通の人はわかるよ、きっと」と

院長は言いましたが、私は

「いいや、絶対わかんないってば。私がわかんないんだから、みんなもきっとわかんないってば!」と

やりあったのを覚えています(笑)

 

私は「雇われる側」からしか物事を見ていない典型のようなオンナでしたので

「雇う側」の院長の言い分は全て「それはおかしい」ということばかりでした。

その「おかしい」とか「わからない」ということを5年くらいは全部リストアップしていきました。

 

私がわからないと思うことはみんなもきっとわからないと思っているはず!!

 

というとんでもない根拠をもとに「とにかくなんでも、説明説明説明!」を

繰り返してきた結果、今では、何を伝える時にも、すんなりとみんなわかってくれるように

なりました。

 

日々のコミュニケーションのお陰かな、と思います。

 

例えば、雇う側にしてみれば、できるだけ長い時間働いて欲しい

と思います。

また、できるだけ同じ給料で一人の人がより大きい能力を発揮して欲しい

と思います。

 

しかし、雇われる側にしてみれば

できるだけ長い時間の休みが欲しい

と思いますし

できるだけ多くの給料を欲しいと

思います。

 

実際私もそう思ってました。

 

そうじゃないんだ!

仕事は自分のためにやるんだ、

仕事は喜びなんだ、

人は仕事で成長するんだ

と、経営者の会などでは、社員を連れてきてそう暗示をかけたいところですが

いかんせん、立場が違うので想いも違うのです(--)

『やる気」を押し付けられた社員はたまったものじゃあ、ありません。

休みはちゃんと休みたいのです、はい。

 

立場というものが、あります。

社員は社員の立場

社長は社長の立場

言い分はどちらにもあります。

その言い分はどちらも正解です。

でも、どうしても相容れない部分は出てきてしまうんです。

 

それが立場だと思います。

それはそれで、いいのだと私は思います。

 

経営者と社員はそれぞれの言い分を通そうとすれば

どうしても「対立」になってしまいます。

 

昔の吉本歯科医院はまさにその「対立」を地でいってました(泣)

私達はこうしたい(経営者)

という意向に心から賛同してくれない場合は

次はどうするかと言えば

「こうしなさい」という『命令」になってしまいます。

 

会社というものは指示命令で動くところ

というイメージはまだまだどの組織でも多いですが

それで実際にうまくいくかどうかは疑問です。

何よりもそれをやっている社長自身がストレスで死にそうです。

 

北風と太陽の

北風くんはストレスで胃を壊し

太陽さんはそのあったかさでますます周囲を幸せにしました・・・という

感じになりそうです。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達と日々接していて

思うことが、よくあります。

最近は加速してきているなあとも思います。

 

それは、上司をいい気分にさせちゃうのがうまい

ということです(笑)

 

そうきたか・・・・

う~ん、やられた!

と思わせられるようなことってよくあるんです。

 

上司といえど人間です。当然ですが。

「かわいげのある人」や「謙虚で控えめな人」や

「やるべきことをいつもきちんとやる人」に対しては

どう考えても、とにかくこの人を大事にしよう、守ってあげなきゃ

という気持ちを引き出されます。

 

それに対し

「私はですね、今までこんな仕事をしてきて、こんなスキルがあって

こんな待遇を受けていたので、待遇は◯◯で、給料は最低ウン十万円は必要です」

なんていきなり要求される人だったら、どうでしょう?

 

げっ!!

なんじゃ、この人

と思いませんか?言いませんが。。。。

 

「私はこうだ」という自己主張を自分で口に出していってしまうほど

美しくない行為はありません。

また、それを受けた側も、印象はよくないのです。

 

最高の自己主張は

物言わずして、やるべきことをやって、

「その職場にこの人がいないとどうしても困る」という状況を

一日も早く作ることです。

 

当院の受付の松本が新婚旅行で長期休暇を取った時

他のスタッフはその時はじめて

「松本さんの存在がいかに大きいか気がついたわ~~」と

しみじみ痛感しておりました。

私も、本当に困ったので、そう思いました。

いかに甘えきっているか、痛感です。

 

・・・・ということ、です。

 

当院のスタッフ達には、ミーティングや折りに触れる会話の中で

こういったことをよく話をします。

 

こうしなさい!

こうしてくんなきゃいやだ!

と主張するよりも

相手がそうしたくなるように仕向ける

方が

とっても高度、です(笑)

 

当院のスタッフ達は、患者さんや、出入りして下さるお客様に

実はとっても大事に大事にされています。

いろいろな面で。

 

それは、彼女たちが、関わる人に親切に優しくしてもらえるような

振る舞いや態度や言葉をいつもしているから、なんです。

 

優しい気持ちからは優しい気持ちを引き出させてしまうんです。

 

それは上司と部下でも同じこと、です。

 

吉本歯科医院の若いスタッフ達にはまだ独身のスタッフたちもいます。

彼女達は、これから結婚し、ひょっとしたら立場が変わり

自分自身が「人を雇う立場」に変わるかもしれません。

当院の新人ドクターは近い将来、すぐにその立場に変わります。

 

新人ドクターくんが、当院の大事な歯科衛生士ちゃんをお嫁さんに

さらっていってしまうかも、しれません(笑)

人生、どこでどういう立場に変わるのかわからないのです。

 

 

その時に、今、「雇われている側」の気持ちが役に立つんです。

ああ、自分もそう思っていたな

ということが今度は「雇う側」になってみてわかってくるんです。

よく覚えててね、新枝先生(笑)

 

人の気持ちが自分のことのようにわかる

つまり

共感できる

ということは、もうそれだけで人生大成功だと私は思います。

 

 

全ての不幸は、共感できなかったがゆえに起こっているとさえ

私は思います。

 

どんなに相手に腹が立っても

どんなに理不尽なことを言われても

「コンチクショー!許せない!あの人悪い人」と

捉えるか

 

それとも

「そう言わなくてはならないあの人の状況は今とてもつらい状態なのかもしれない」

と想像できてしまうか

 

その差は大きいです。

 

母性型原理の一番のポイントである

「共感する」ということです。

 

荒っぽく言ってしまえば

私達が生きているこの社会は

理不尽なことだらけ、です。

なぜなら、みんな自分が正しいと思って生きているので(笑)

私も、そう思っちゃいけないと頭で押さえつつ、やっぱり自分がやっていることは

正しいと思って生きてます。

そう思わないとやってられない部分もあるのです。

 

私が黒だと言っても

相手が白だと言うことは、よくあります。

しかしそれはそれで、いいのです。

 

私が黒だといってるんだから

あなたも黒になりなさい、ということは

ケンカになります。

 

そこで必要なのが

やはり、話し合いだと思うのです。

それもじっくりと

それもしっかりと

それもちゃんと面と向かって

 

私達の医院では、この「話し合い」を核にいろいろなことを前にすすめています。

白でも黒でもピンクでも、本人がそう思うならやはりそれはそれでいいのです。

そこからみんなで話し合いを深めていければそれでいいんです。

 

組織というところでは

どこに向かうか、という方向性は、やはりトップである存在がバシっと決めます。

バシッと決まれば、その方向に向かって走れるように地盤整備をしていく必要があります。

その地盤整備をしていくためにこの「話し合い」が必要なんです。

 

なぜなら

話し合うことで

それぞれがどんなことを考えていて

どんな想いをもって

どんな悩みをもっているかが

わかるから、です。

 

私達もミーティングを重ねてきましたが、毎回毎回

「え?そんなこと思ってたん?マジですか???」とビックリするようなことが

飛び出します。。。

 

人の気持ちはコロコロ変わります。

変わっちゃ困る

と言われそうですが、

気持ちは変わるのです。

対する相手によって、起こった出来事によって

刻一刻と変わるのです。

 

私達は機械ではないので、血が通っているんです。

だから、感情もどんどん変わって当然で、それが当たりまえ。

 

そんなことをすべて許容していける組織になりたいと

私達は思っています。

 

まさに、血が通った経営、です。

人間ですので。

 

みなさんはどう思われますか? 

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先ほど、こんな「おかず」を届けて頂きました。

私のお肌の先生から、です。

折りに詰めるのではなく、茶碗ごと包んでくれるこの素敵さ(^^)

 

たけのこの美味しい季節に

こうしてサササっと作っておすそわけをしてあげようなんて

そのあったかい気持ちがお母さんのようです。

いただきま~す。

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今日、こんな冊子が届きました(^^)

先日、「母性型経営のススメ」をお話させて頂いた内容を紹介してくださった記事。

レポートして下さった方のあったかい記事にかなり感激の私です。

そうかあ、そういう風に受け取ってくださったんだ

と嬉しい限り、です。

2011.04.25ミーティング~上下関係

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今日は吉本歯科医院の定例ミーティング。

今日のテーマは・・・・・といってもテーマはその時でたとこ勝負で

誰かの話をきっかけに始まります(笑)

 

今日のテーマは、職場の中での上下関係って・・・ということが話題にのぼりました。

 

年齢の低いものは、年齢の高い人を尊重する

先にその職場にいる人のことをあとから入った人はたてる

後輩は先輩をたて、部下は上司をたてる

・・・・・こんなことって、「当たりまえ」と言えば当たりまえなのですが

この「当たりまえ」のことが通用しない職場も実は今はとっても多いです。

 

時代と言えば、時代なのですが

目下のものが目上のものをたてる

ということは、上下関係、縦社会というモノサシ以前に

そうすることが「美しい」という心模様の話だと私は思います。

 

どう考えても、後輩が先輩に対して横柄な態度を取っている姿は醜いし

どう考えても、年が若い人が年を重ねている人にえらそうな態度をとっている姿が醜いです。

役職がどうであれ、きちんとそこを押さえている人は素敵です。

 

吉本歯科医院では、きっちり上下関係というものを

強制しているわけでは、ありません。

あなたはあとから入ってきたんだから、先にいる人を立てなさい

とか

あなはた後輩なんだから、先輩を立てなさい

ということをわざわざ口に出して言うことはしません

それは、

気がついて欲しいから、です。

 

強制されてやらされることは本人にも違和感が残ります。

でも、自ら気が付いて行動を変えると、それはずっと血となり肉となります。

 

上下関係を強制するのではなく

すべては患者さまのために・・・という視点で今日の動きを考えましょう

という話になりました。

 

カウンセラーはカウンセラーの立場でどう振舞えば患者さまのためになるのか

受付は受付の立場で・・・

歯科衛生士は歯科衛生士の立場で・・・

 

すべては立場があり、その役割が、あります。

自分はこの吉本歯科医院では、どんな立場でどんな役割を求められているのか?

をいつも考えていれば、はっきりすることがあります。

 

自分の立場役割をきっちり守って、そのことを果たしている人は

勝手に尊重されていきます。

 

今日は当院の新人ドクター新枝先生にみんなの注目があたりました(^^)

それは、新枝先生はこの「立場役割」というところをきっちり押さえることができていたから、です。

歯科医師という立場で入ってきながらも、じーっと見ていて思うのですが

彼は、スタッフ一人一人に本当に、「わからないことは全部教えて欲しい」という姿勢が

常にあるんです。

これって、すごいこと、です。

「先生」と日々呼ばれながらそのスタンスで謙虚にスタッフ達のいうことを聴いていける

ということはすごいこと、です。

たくさんの先生を見ましたが、本当に珍しい・・・・。

 

素直、

なので、どんどん吸収し

できることが日々どんどん増えています。

教えて欲しい、という謙虚な気持ちが目に見えてわかるので

スタッフ達も「教えてあげよう」「支えよう」「ミスもサポートしよう」という気持ちを

引き出されます。

当院院長も、その素直な姿勢を前に、どんどん新しい技術を教えたい、そんな感じです。

 

今、私はとても思うことがあります。

それは、気持ちは、対する人によってコロコロ変わっていくということ、です。

相手の声かけや心模様次第で、自分も「その気」になったり「やる気」になったりします。

コミュニケーションは一人では完結できず、必ず私とあなた、が必要です。

 

私の自信ややる気は、関わる人によって引き出されもするし

心が落ち込んだりもするんです。

 

今日の私の気分は自分ひとりではどうにもならない

もっといえば、自分の人生が幸せかどうかは周囲で私に関わってくれる人

声をかけてくれる人によって決まっているとも思います。

 

自分をどう扱って欲しいかを決めているのは

実は自分自身の言葉、そして態度だと思います。

 

そういう意味では「人は鏡」です。

 

私は思うのですが、

以心伝心で、

自分が好きだなあと感じる人は、きっと相手も私を好きで

自分がどうも苦手って思う人は、きっと相手も苦手なんです。

 

だから、好きな人が多いほうがいいですよね。

その方が面白いし幸せだから。

 

相手を好きに

って難しそうで結構簡単だと私、最近思います。

パッと会った瞬間に「この人はこんな人だろう」「こんなうわさがあるし」といった

先入観を持たずに、心を開いてあってしまうと

面白いほど、その人の素敵なところが見えてしまう瞬間があります。

 

会ってみると噂できいた人と全然違ってた

ってことありますよね?

 

人の噂には正解はないです。

その噂を流している人の思い込みがほとんどなので。

 

99人が嫌いだといっても私は好きだと思ったら

もう絶対好きですし、

99人の嫌いを何が何でもひっくり返すくらい大好きコールをしちゃいたくなります(笑)

 

99人の軽い「嫌い」より

たった1人の超大好きの方がエネルギーがあるんです。

 

人の噂や好きや嫌いなんてその程度のもので

人は、どんな人でも会ってみるもんだなと思っています。

 

私達のミーティングは、普通の会社のミーティングとはちょっと雰囲気が違います、きっと。

ミーティングの目的は

私達吉本歯科医院の中にいる人間の心をまずは整えることです。

中にいる人間の心が整えば、外からやってくる患者さんとの応対や問題は

意外にすんなり解決できるもの、です。

 

整えるべきは、内(うち)です。

 

今日は、みんなの一人一人の顔を見ながら

改めてそう感じました。

 

そして、このベストメンバーを

私は絶対離さないと思いました。

情がうつってしまったのでしょうか?(笑)

とにかく、好きなんです。

この人達が。

 

 

昨日は金比羅歌舞伎に行ってきました。

実は歌舞伎ファン、です(^^)

相当興奮してしまい、3つ後ろで見ていた患者さんが

「ちょっとお~~~興奮しすぎよ~~(笑)」と見られちゃっていました。

 

香川県が誇るこんぴら「金丸座」

この一体感が、役者さんにとっても最高の舞台になるそうです。

裏方は地元の方がやっているんですって。

その連携プレーにもただただビックリ。

素晴らしいの一言、です。

また、来年みたいな(^^)

 

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きれいどころの芸子さんや舞妓さんが華を添えてました。」

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2011.04.23第11回母性型勉強会

木曜日は、毎月恒例の「母性型原理」を学ぶ勉強会でした。

一ヶ月の過ぎるスピードの速さに驚きつつ勉強会がスタートしました(^^;)

今回は、徳島からわざわざお越しくださった参加者の方もいらっしゃり

はたまた関西西宮からもお越し下さった方もいらっしゃいました。

嬉しいことです。

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主宰者のあいさつ

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このカメラはいったい・・・・それは次回のお楽しみ(^^)

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当院の新人ドクターも「母性型」の英才教育がはじまりました(笑)

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こんなイラストでノートを取ったらわかりやすいですよね(^^)

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顔を見ただけでいつもみんなに吹き出される愛されキャラです。

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今日はこんなんできました♪

 

ではここで過去の記事から抜粋です↓

「母性型の神髄」 人間科学研究所 池田弘子著

 

 

男は女を知らず、女は男を知らない!

「運は女性に宿る」

 

運気は本来、女性に宿っているのです。

 

なぜなら、女は「産む性」だからです。

 

いのちを生み出し、育む性を持っています。女の子はこの世に女として生み出された瞬間からその体内に「育む性」としての小さな種を宿しているのです。

 

だから、4~5才ともなると男の子よりおませで世話焼きだったりしますよね。

 

新しいものを生み出すためには大変な苦労、苦痛がいる。

 

しかし、生んだ時の喜び、産んだものへの無条件の慈しみの心、それが「母性本能」母心なのです。

 

これは、産む性を持たない男性には実感としてわからないことでしょう。

 

ここに、男と女の決定的な違いがあります

 

 

男と女は本来別のもの、いや、別のものである必要があるのです。

 

男と女は別の役割を担い、それを全うできるようにそれぞれの異なる特性を備えられているのです。

 

さらに女性は、その性の中に「母性」と「おんな」の両方を併せ持っています。

 

男性は、筋肉、冒険心、競争など単純で分かりやすい「おとこ」一本です。

 

男は女から生まれ、女に育てられ、結婚しても女に癒されて、仕事をしていても女に癒されることで男を全うするのです。

 

「育む性」「癒す性」を持つ母性は、わが子だけでなく、世の中のあらゆるものを慈しみ励まし、育てるという本能をその性に装置されていて、変化の時にこそその力を発揮するのです。

 

そのようなおんなの特性を先人の男たちは「あげまん」と称して女性を尊敬する証としたのでしょう。

 

ところが昨今の女性は「母性」よりも、「女」として生きたい女性が増えているのです。

 

男に美しく見られたい、年をとっても美しくいたい、という女の本能を煽るような雑誌などの傾向がますます拍車をかけています。

 

一方で、幼児虐待、いじめなどは明らかに「女」の本姓が強く母性の欠落でしょう。

 

まさに「女は強し。されど母は弱し。」になりつつあるのです。

 

 

さて、世にいう「あげまん」とは女性の母性性(アワ性)のことなのです。

 

「あげまん」の女性は人間以外の大きな力によって生かされているという感受性をその身の内に持っているので、直観力が強く自分の「運」にも自信を持っています。

 

ですからここ一番の危機に威力を発揮するのです。

 

「あげまん」は男も自分の尺度で選ぶのです。

 

自ら選んだ男が苦境に陥りそうな時、あるいは陥った時は身を挺して助けようとしたり、傷ついた男を癒し元気にする力を持っているのです。

 

ちょうど今テレビドラマで人気の「龍馬さん」と「おりょうさん」姉の「栄さん」のように。

 

 

歴史に名を残すような成功者の陰には必ず献身的かつ大胆なあげまんの女性の存在があります。

 

反対に、現実にも事業に成功し華やかな存在だった人が、いつの間にか空気が萎むように陰が薄くなってきた、その内実はその男性がさげまんの女性と関わってしまったということを私も幾度も見聞きするのです。

 

女が強くなったから男が軟弱になったのではないのです。

 

女の母性性(アワ性)が弱くなったので男は強くなれないのです。

 

男は弱った時に帰るべき「母港」を失うと再び船出は出来ないのです。

 

男は皆「お山の大将」。

 

威張らせてあげないと、知恵も勇気も出ないのです。

 

女の母性に守られて始めて男の「父性」が蘇り、自分が必要とする母性を持つ女をこそ「この女を守りたい」と男は感じるのです。

 

先の見えない昨今のビジネス界では、「女性の戦力化」「女性活用」の動きが大きくなってきています。

 

女が強くなり「購買決定権」を持つようになってきたからです。

 

私のところにも「どうしたら女性を上手く活用できますか?」とか「女性心理を教えて欲しい」「女性戦略のコツを?」のような依頼が増えています。

 

しかし、私は「女を上手く活用なんて考えているうちは難しいです」と申し上げています。

 

なぜなら、女性は「戦略」なんかでは心から動かないからです。

 

「この人のためにしてあげたい!」と思える尊敬できる男性を心に決めた時にこそ、女は献身的に全力で動くのです。

 

女性戦略を机上や会議で決めるのではなく、まずは身近な女性社員に向き合い、おしゃべりから始めてみましょう。

 

そして、この女性は「母性型」なのか「女」重視なのかを見極めることです。「敵は内に在り」なのです。

 

女性が偉く見えたり尊敬できる男性は幸せです。きっとその男性は尊敬できる母親に育てられ、あるいは賢い妻に癒されているからでしょう。母性型女性は、きちんとその人間力を見極めているのです。

 

 

■次回勉強会は

5月18日(水)午後6時半~8時半です。

2011.04.20吉本歯科医院のニュースレター4月号(VOL16)

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吉本歯科医院のニュースレター『歯医者さんしか知らない歯を失わないためのお話」4月号が

そろそろ皆様のお手元に届いた頃でしょうか?

発送して3~4日すると、私達のもとにお読み下さった患者さんからいろいろと

感想を送って頂くんです。

 

その感想を読んでいるだけでも、

なるほど、私達が当たりまえと思っていることが

患者さんにしてみれば、「何それ?聞いたこともないんですが・・・」という「???」ばかり

なんだということが、そのリアクションでよくわかるんです(笑)

 

ですので患者さんや読んで下さった方からの素朴な投げかけは

私達にとっては「お宝」です。

 

一号からずーっと続けて読んで下さっている方は

「何度も何度も反復して読んでいくうちに、それまで歯周病って何?という程度だった私でも
歯は大事だぞ!骨が溶けてからでは遅いぞ!と言うまでになったんです』

と、嬉しいお言葉を頂いたりします。

 

文章の力って、すごいなあ、と改めて思います。

どんなに口をすっぱくして何度も何度もお伝えしても伝わらなかったことが

文章を何度も読んでいただくことで、すーっといつの間にか頭の中に入れてくださる

そんな感じです。

 

何かをどうしても伝えたい!

という場合には

文章で表現する

ということと

話す

ということはもはやセットですね(^^)

 

これからは自分で何か発信してお仕事をしようという人であれば

話す、書くは必須だと思います。

うちの若い新人ドクターには、今からせっせと書いて表現して

さらに話しをして、人前で表現する、ということをお尻を叩いています。

 

どうせなら、相手に伝わるように文章を書きたいし

相手に受け入れてもらえるような話の仕方をマスターしたいと

思う今日このごろ、です。

 

私は、母の影響か、子供の頃から「話す」ということにものすごく興味がありました。

もっと言えば、「言葉」というものに。

言葉ひとつで、相手を嫌な気分にもさせられるし

言葉ひとつで、相手を素敵な気分にもさせれらます。

 

だからと言って、出てくる言葉だけを変えればいいのかといえば

そうではなく、言葉は出てくるその本体がきっと大事、です。

思わず出てしまう言葉は、その人そのもの、です。

こう言おう、と紙に書いて話す言葉は相手には伝わりませんが

思わずその気持ちが出てしまったという時の言葉は相手の心に直球です。

 

多くの人の前でお話するときもそれはまったく同じだと私は思います。

一人の前で話す時も。

 

言葉は言霊と言います。

自分が発した言葉は、そのまま相手にも伝わるけれど

実は一番ダイレクトに伝わっているのは自分自身です。

 

だから心にもないことを言ったり、嫌な言葉を言ったりすると

自分がしんどくなってしまうんです。

だから、言わないし、使わないようにすると本当に日々の小さなことから

大きなことまでいいように変わっていくから、これ本当不思議です。

 

人間本当に、よくできています。

 

私の母は、「話力講座」というものをずーっとやっているのですが

なるほど、人は、話す力でここまで人を惹きつけてしまうもんなんだ、ということを

よく目の前で見てきました。

 

話す力

というのは

言い換えれば

人を自分の話に惹き付けてしまえる力のことだと私は思います。

 

母の元には、いろいろな経営者の方や、大学の先生や、政治家の先生などが

やってきます。

個人レッスンです。

なぜなら、とっても忙しく、みんなでレッスンしている余裕はない、んだそうです(^^:)

また、今さら、仲間になってグループレッスンするにはちょっと恥ずかしいんだそう。

ニーズに合ってます(笑)

週のほとんどを個人レッスンしていると、相当面白いらしく

母はそこでの気がついた話を私によくしてくれます。

その話を聞いて、私もとても勉強になるんです。

 

 

ある程度の立場になると、人前で話す機会がどんどん増えてきます。

しかし、100人200人の前に立つと、上がってしまって何を話すのか真っ白になってしまう

という方って、意外にも多いんです。

 

まずは、原稿を用意してからその原稿を上手に話す、ということを

大方の人がしてしまうらしいのですが、それはきっとうまくいかないことが多いです。

 

話は、実は見られているから、なんです。

 

いろいろな会に行って、いろいろな方が講話者としてお話されている様子を

じーっと観察するのが大好きなのですが、

話って、実は見られていると思いませんか?

 

もっと言えば、

「今日は◯◯さんのお話です」と紹介された瞬間から、

その人が壇上に上がっていくその様子、態度、動作を全て見られている、と。

 

特に女性はそういう態度、動作、表情を全部ひっくるめて見ている、と私は思うんです。

 

ですので、話はもはや、言葉を発する前から、始まっており

「この人の話を聴きたい」と思わせてしまうには、最初からのイメージってとても

大事だと思います。

 

そして、壇上に立てば、通常は100人いれば200個の視線がこちらに集まってくるわけなので

その視線の熱さ?に耐え切れず緊張して上がってしまい、早口で話をしはじめてしまうのが

一般的だと思います。

 

そうではなく、上手だなあ、と思う人は

壇上に立った時から、視線を外さないんです。

 

政治家の先生で、うまいなあ、と思う演説をする人は例外なく

視線を上手に合わせて話をしています。

そのまなざしにノックアウトです(笑)

 

目は口ほどにモノを言い

と言いますが、本当にそう思います。

 

極端に言えば、目力というものは、本当に存在し、その引力で人が惹き付けられているんだと

私は思います。

決して、目を大きく見せる、という話の目力ではありません(--)

 

人前で話しをする

ということは、

自分の話を聞いてくれるために人を惹き付けなければなりません。

紙に書いたもの読みながら

または、パワーポイントに表わしたものを説明しながら

では、なかなか人の心を自分に引き寄せておくことはできないと

思います。

もちろん、場合によって使い分けるのですが、

最初はやはり、「自分の話を聞いてもらえるような状況に雰囲気をもっていく」

ということが、大事です。

そこをクリアした後に、画面で説明するのもあり、

お手元のお配りした用紙をご覧下さい、でも、いいんです。

逆は、ダメです。

 

何事も、最初が肝心。

出だしが全て

第一印象が大事

 

大きな話をする前に、小さな心地よさを与えてくれると、この人の話は聴こうかな、と

思ってしまうのが人間です。

 

じゃあ、視線を合わせればいいのか?

外さなければいいのか?

という話になるのですが

これが、そうそう簡単なものではない、と私は思うのです。

 

そこにこそ、日々の心模様、つまりその人すべてが全部出てしまうとも思うのです。

 

だから、面白いといえば面白い。

 

よこしまなことを考えていればそれは全部目に出るし

言ってることとやっていることが違っていれば目が泳ぐし

自信がない時は、目はキョロキョロします。

虚勢を張ってしまう時は、妙にきつい目になってしまいます。

 

・・・・と、私も人をそう見えるように、人もまた、私をそう見ているんだと思います。

意識するしないに関わらず。

 

その様子をトータルして

あの人は感じがいい

あの人は感じが悪い

と言っている、または思っているんです。

 

そういう意味で考えると、「話す力」は、いろんなものが含まれています。

書くことも同じだと思います。

どこかから借りてきたような言葉は、読んでいても相手の心に届くことは

ありません。

自分の心から湧き上がってきたものは、少々口が悪くても

荒削りでも、あんがい通ってしまうもの、です。

 

自分がやってることを信じている度合いだと、私は思います。

信じきっていれば、話す言葉には「確信」があるので

あとは伝える手法はどうにでもなるんです。

 

そこが抜けているのに、どんなに話し方を学んでも、文章の講座を受けても

難しいんです。

 

想いを伝えるために

たまたま言葉があり

たまたま文章があるだけなので

その想いこそが大事だと私は思います。

 

私達の想いがぎっしり詰まったニュースレター、どうぞお読みくださいね(笑)

くどいか???

2011.04.19一気に冬に逆戻り、です。

寒いですね(--)

何が苦手かって、寒いのが苦手、です。

熱いのはどんなに熱くても平気なのですが、寒いのだけは本当につらい(泣)

一般的な人よりも、体感温度が低めに設定されているのか、今日のような寒さなら

ダウンジャケットにこたつくらいあってもOKです。

今日の雨で、桜もすっかり散ってしまいましたね。

 

でも、そろそろ一年で一番さわやかな季節がやってきます。

5月頃の夕方のなんとなく青くさ~い、初夏の夜の匂いが大好きです。

あの匂いがやってくると、「もうすぐ夏だわ」という気分になってきます。

 

あの匂いが来ると、どこかに出かけていきたくなってくるのは

私だけでしょうか?

寒さで封印されていた行動したい気持ちが分ブワッと出てくる感じ。

 

季節の匂いフェチの私としては、あの夏が近づく夜の匂いはたまりません(笑)

友達に言うと、「わかる、わかる~~」と共感してもらいましたが

さあ、どれほどの人が共感してくれるのか???

 

今朝、当院のシルバーさんのおなじみ「きたはらさん」が

娘のエプロンを作ってきてくれました(#^^#)

白状しますと、私は大の裁縫苦手、です。

しかし、子供の幼稚園やら保育園やらでは、「お母さんの宿題」というお題目で

年齢が上がるにしたがって結構ハードな宿題が出されます(泣)

 

息子の幼稚園のお遊戯会の衣装には本当に頭を悩ませましたが

「どう考えても無理!」と白旗を揚げた私は、

きたはらさんに泣きつきました。

 

いつも「いいよ、いいよ」とニコニコのきたはらさんはチャチャっと作ってくれるんです。

今までに、何度お願いしたことか。

また、これからも何度お願いすることか。

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自分で選んだキャラクターの生地があっという間にエプロンになってるのに

大満足の娘、です。

誰に似たのか鼻が上を向いてる上に、はれぼったい薄い目をしている娘ですが

私には、「フランソワ」か「マーガレット」にようにしか見えないのはただの親ばかなのです(^^:)

『今日はこれきて寝る~~」と上機嫌(笑)

 

他のお母さんが作った宿題の数々はもう本当にお見事で、

それを見るたびに、私ってひょっとしてダメ母?とのけぞりそうになるのですが

深く考えると暗い気分になるので、考える前に寝ることにしました(笑)

 

さて、先ほど患者さんから嬉しいファックスを頂戴しましたので

またご紹介しますね。

 

 

『吉本歯科医院に通い始めて1年半、やっと治療を終えることが出来ました。

お世話になった院長、スタッフのみなさんに御礼申し上げます。

インプラントでの治療についてはいろいろな風評があり、不安な面もありましたが、メリット・デメリット双方の説明を受け、自分の中では納得して治療を受けることにいたしました。

費用についてはズバッと言われましたので妙に納得。

手術については夢の中のようで、夢から覚めると終わっていたという感じ。

手術後、聞いてはいたけど腫れた顔を見て少しショック。

手術後の食事も流動食を食べたのは数日でしたし、仮歯がついてからはなんの不自由もなく、普通の食事が出来ました。

 

スタッフのみなさんの対応はすばらしく、こんな病院もあるんだと感心しました。

 

今、不安に思うことはいつまでこの状態を持たせられるかです。

また手術ということがないように、メンテナンスには努めたいと思いますので、今後も宜しくお願いいたします。  平成23419日  黒川泰次』

 

 

私達が一番嬉しい瞬間は、関わった患者さんからこうしたお声を

いただけるときです。

 

吉本歯科医院の患者さんからのお言葉リストにはたくさんのあったかいコメントが

入っているのですが、その数が増えれていけばいくほど、励みになりますし、

力になるんです。

 

最終的な着地点は治療を提供する側も、治療を受ける側も同じです。

 

「良くなりたい」というゴールは一緒です。

 

ここにあるたくさんのあったかいコメントの数々は

患者さんが私達に気持ちを合わせてくれた結果だと私は思っています。

 

大掛かりな治療は、患者さんの協力なしでは

どうしても無理がでてきてしまうから、です。

 

「一緒に同じ方向目指して頑張りましょうね」という

気持ちを持って下さった患者さんにたくさん出会えて良かったなあと

思いますし、やはりこれからも同じようにやっていきたいと思います。

 

吉本歯科医院が発信している

「患者力のススメ」

ですが、これは治療を受ける側の姿勢もやはり治療の成功には

大きく関わっているんだ、ということをお伝えしています。

 

治療を提供する側からこんなことを提案するのは

傲慢かしら?とドキドキしながら発信してみましたが

思いもかけず、それを読み、患者力を発揮して下さる方がどんどん

増えてきました。

 

嬉しいなあと本当に、思います。

 

やはり、同じ治療をするにしても

お互い人間同士ですので、気持ちよく時間を過ごしたいのです。

 

お互いが気配りをしあい、心を合わせあいながら

治療をすすめていくことができれば、最高です。

 

 

でも、もっとストレートに言ってしまえば、

「私達吉本歯科医院の考えに賛同して下さる方」にお越しいただきたい、

ということなのです。

 

どんなにいいものを提供していると自負していても

私達の考えに対して納得がいかない、と思われているとしたら

これはなかなかいい関係を築いていくことは難しいです。

 

そのために、私達はあの手この手で、院長吉本彰夫の治療に対する考えを

発信しています。

 

お伝えすること

に対してはどんな努力も惜しまないつもり、です。

伝わっていない場合には、

私達のお伝えする手段がまだいまいちだった、と思い

手を変え品を変え、お伝えできるまでお話し続けていこうと思っています(笑)くどい??

 

 

患者力のススメ

と発信していますが、

何にでも応用がききます(^^)

 

お客さん力のススメ

部下力のススメ

上司力のススメ・・・・・(笑)

 

 

最終は「人と人」ということ、です。

 

あの人には何かしてあげたくなるよね、という気持ちを引き出させてしまう

 

これって、最高の力だと思いませんか?

 

強引に自己主張を押し通すより、ずっと高度です。

 

とっても、高級な考え方だと私は思いますし、とっても日本的です。

 

 

感想を頂いた黒田様、本当にありがとうございました。

これからもメインテナンスにお越しくださいね。

2011.04.15新人研修?

4月ももう後半に突入です。

 

新入社員さんはそろそろ仕事に慣れるか、「やっぱりここは合わないかも?」と嫌気がさしてくるどちらかの季節です(苦笑)

 

さて、当院にも4月1日から新入社員が入りました。

 

歯科医師の新枝先生(♂)です(^^)

 

入ったばかりの新枝先生は、「さあ、どうやってここで自分を生かそうか?」と最初はドキドキ顔で女性ばかりのスタッフの中にちょこんと可愛らしく座っていました(笑)

 

 

新しい仲間が入ってくれるにあたり、私達がまず考えたことが2つ、あるんです。

 

 

将来、彼が独立していくまでに吉本歯科医院でこれだけは徹底して修得してもらおうと考えたことが。

 

それがまず第一には、技術です。

 

当たりまえです。

 

そして第二には、女性を味方にできる力、です。

 

面白いでしょ?(笑)

 

 

女性にサポートされる人と、そうでない人では、これから自分で何かをやっていこうという人であれば大きな大きな差が出てくると思うからです。

 

 

なぜって?

基本的に女性は仕事の能力以前に、「一緒にいるだけで自分が元気になれそうな人」のところに集まります。

 

それも、「何かしてあげたいな」「助けてあげたいな」という気持ちとセットです。

 

そんな人、あなたの周りにもいませんか?

 

何か特別すごい能力があるわけでもないのに

いつもやたら女の人に囲まれる人って(笑)

 

応援したくなるような人だから、仕事もできるように見えてしまう・・・ということって

あります(^^)

 

 

たとえ、学歴があっても、お金があっても、スキルとしての仕事の技術的な能力が高くても、役職が高くても、いつも人の元気を奪っていくような人っています。

 

  

さらに、

会えば嫌味を言い、人を評価もせず、自己主張ばかりしているような上司や同僚であればどうでしょう?

 

一緒にいるだけで元気を吸い取られるような気分になりませんか?

 

「仕事だからしょうがない」ということで表面上は付き合いますが、心からこの人のために何か応援してあげよう、押し上げてやろうという気には絶対になりません。

 

こういう人の元気を奪うような人って、いざ組織の中で昇進していたっとしても、仕事が遅い部下や、いうことを聞かない部下にイライラ言ったりするので、職場の空気を悪くさせてしまうんです。

 

こういうタイプは女性にもっとも嫌われますが、誰も面と向かって「あなた、嫌いです」とは絶対に言ってはくれません。

 

女性は生まれついての女優ですので、「あなた、嫌い!」と思っていても、ニッコリ笑って、「いつも本当に素敵ですね(^^)」とサラリ言えちゃったりします(笑)

 

では、なぜ、女性に味方にできる力が身についたら得か?と申しますと、

女性が味方になってくれる=女性に好かれている、と単純に考えたらこうなります。

 

 

どう考えても、会社の雰囲気がいいなあ、とか、伸びてるんだなあ、この会社はと感じるところは、例外なくそこの社長さんや上司の方は「人を元気にさせる人」です。

 

 

もっと言えば、「女性を元気にさせる人」です。

 

 

そういう人に会うと、話をするだけで本当に元気になれるんです。

 

そういう人の前では女は、「あら捜し」をしなくなるんです、これ、本当!

 

少々、ミスがあっても、おっちょこちょいでも、おおざっぱでも、「しょうがないか」と許せてしまうどころか、またそこがその人の魅力じゃない?と思えてくるから不思議です。

 

これが逆に、女性に嫌われる人であれば、とにかく「あら」しか目につかなくなるんです。

 

こういうことって、ありませんか?

 

好きな人のことは、少々髪が薄くても、太ってても、洋服がダサくても、そこがまた愛嬌と思えてしまうけれど、嫌いな人には、どんなにブランドのスーツを着てても高い車に乗ってても、プレゼントをくれても、短所しか見つからない、ってこと。

 

男性にはないのでしょうか?これを読んでいるのが女性なら、「うんうん、わかるわかる」と頷いてくださってることと思います(笑)

 

仕事とそういう個人の好みは別でしょう?と言われそうですが、実は全く同じなんです。

 

仕事といえど、それをやっているのは「その人そのもの」であり、その人が展開する人間関係は思考やコミュニケーションのパターンは同じなので、やはり同じような人間関係を作ってしまっているんです。

 

仕事と恋愛は同じだと言いますが、私も同感です。

 

「吉本歯科医院」という存在を知ってもらい、そしていい印象を持ってもらい、患者さんと出会い、そして付き合いが始まり、そこから関係がどんどん深まっていくこともあれば、第一印象はよかったけど、いざ付き合ってみたらたいしたことないじゃない、と思われるか、はたまた、どんどん深みにはまって寝ても覚めても「吉本歯科医院」のことばかり思っているわ(笑)なんてことも・・・。

 

ね、全く同じだと思いませんか?

 

 

女は難しい

女はすぐ泣くし

女は使いにくい

そう思っている男性はやはりまだまだいると思うんです。

 

そう、女は難しいんです。「イヌ科」ではなく、「ネコ科」のような感じでしょうか?

 

しかし、押さえるところを押さえておけば、こんなに可愛い存在もいないのではないでしょうか?

 

 

 

女性が最終 求めるもの、それは、「共感」です。

 

つまり、「私の気持ちをわかってほしい」です。

 

何か起こった時、その時その場で、自分と面と向き合い、「何があったの?」と気持ち知ろうとしてくれた時、女性は、「ああ、この人は自分を大事にしてくれる」と感じるのです。

 

本当に大事にしてるのかどうかは別として、「そう感じる」のだから、しょうがありません。

逆に、何か問題が起こった時、事情も聞かずに怒り、話も聞かず、感情を汲み取ろうとしてくれない人の前では、すぐに心を閉ざします。

 

貝のようにカポっと(――)それも、瞬時に。心のシャッターを下ろすのが速いのも女性です。

 

 

女性とうまくやっていけた方が仕事はうまくいきます。

そして勢いがつきます。

 

なぜなら、女性が応援してくれるから(^^)

女性に応援されると、元気でませんか?

 

一人でいけいけどんどんで走ってても

いざ後ろ振り向いたら誰もいなかった・・・・って悲しいですよね(--)

 

 

女性が応援してると

それにつられて男性も応援してくれます。

特に若い男性は応援します。

 

逆はない、んです。これ、面白いでしょ?

 

 

女性はコミュニケーションが上手に取れている場に長くいると笑顔が増えます。

 

「ここは私の居場所がある」と安心するから、です。

 

笑っている人から、後ろ向きな言葉は発することができなくなります。

「さあ、前を向いていこう」という心模様に勝手になってしまうのです。

 

そんな女性社員が3人でも4人でもいたら、もうそれだけで、場の空気は良くなります。

 

お店であればそれがお店のイメージそのまんまんま、です。

 

中にいる人の元気度合い、笑顔度合いによって、引き寄せられてくる人の数が変わってくると思うのです。

 

中にいる人の雰囲気がくら~い職場には、やはり同じような空気のお客さんを引き寄せています。

 

うっかり間違って、明るい笑顔のお客さんが入ってきたとしても、中の空気が暗かったら「あ、失敗した」と瞬時にそのお客さんは判断し、もう二度とやってくることはない、そう思います。

 

私達は、意識するしないにかかわらず、なんとなく居心地がいいなあ、とか、なんとなくあそこには足が向かない、ということを感じています。

 

そしてその「なんとなく感じていること」が、実はとっても重大なことだったりするんです。

 

気心しれた女性達が数人集まって話をしている場にこっそり言って話を聞いてみるとおそらく男性ならビックリします。

 

女同士の話は、リアル、です。

 

それも気心知れた仲間同士であればあるほど、その内容は本質を突いています。

 

何が良くてあそこを選んでいるのか

何が悪くてあの人はダメなのか

 

荒削りでちっとも論理的ではないのですが、そのセンサーの鋭さに驚くはずです。

そのまんま、大きな会社に売れそうな情報です(笑)

 

私達の母性型勉強会では、男性には、「女性に見方されるような男性になれる知恵を」

そして女性には、「男性を上手にサポートしつつ自分自身が成長していく知恵を」学んでいます。

 

母性型経営とは、詰まるところは、男性性と女性性、2つの相反するものが対立するのではなく上手にその本質を生かし合い、組織を成り立たせていこう、という話なのです。

 

決して、女性が強くなるとか、女性の能力を生かすために、という話ではないのです。

 

 

「明確な目標を持て」とか、「成功するために」とか、

そういう目標設定型の教育って、私はどうも苦手、です。

 

当院の院長は♂ですので、そういうのは大好きです(--;)

 

男性にとっては方向性を絞って、ガンガン上に向かって成長するときには

とっても有効なんだそうです。こういう思考って。

 

目標設定を紙に書きなさい、なんて言われると

もうそれだけでワクワク感が消えてしまいそうです。

 

湧き上がってきた気持ちにすぐに乗っていければ

何もわざわざ紙に書かなくてもいいだろう・・と思うのは

私だけでしょうか??(--)

 

 

また、わざわざ頭で考えて設定しなければできないようなことは

無理にしなくてもいんじゃないのか、とも思います。

 

 

したいことや、やりたいこと、って強く思ってしまうことなので

頭で消そうとしても、どうしても頭に浮かんでくるもの、です。

 

大好きな人がいたら、もうずっと考えていますよね?

頭から消えませんよね。

それと同じだと、思うんです。

 

ぼや~っと考えて、想像するだけでニヤニヤしてくるようなことであれば

勝手に行動がそうなってるので、結果その通りの現実になってくることって

あります。

 

 

自分がその紙に書いたことに飽きちゃうようなことは

周囲にもその「飽きてきた感」がうつってしまうので

一緒に盛り上がっていくことは、ないんです。

 

本当に面白がれないことは

やってもあまり意味がないし、しんどいだけです。

 

 

それって、人の教育にもそのまま当てはまりませんか? 

 

 

ぜひ、一度お越し下さいね。

私達の勉強会へ(^^)

 

もちろん、どなたでもOKです。

出会う人すべて「ご縁」です。

 

 

 

■次回勉強会は4月21日(木)午後6時半~8時半 高松国際ホテルにて

5月は18日(水)に予定しています。

2011.04.14歯を失わないためのお話

昨日は、朝から夜まで話しっぱなしの院長でした。

昨日は早朝6時からスタートする会に当院の新しいドクター新枝を連れおでかけ。

その後、午前中診療を終えた後は、患者さんからご招待いただいた会で

「歯を失わないためのお話」に行ってまいりました(^^:)

 

さすがに、いつも深夜までよいっぱりの院長も10時には電池が切れたように

寝ちゃってました(笑)

 

吉本歯科医院のニュースレター「歯を失わないためのお話」を毎月一回発行するようになってから

このように、いろいろな会で、「ちょっと、先生、うちでもこの話してよ~」と嬉しいお声をかけて

下さることが本当、増えました。

当院院長、やたらマダムに大人気です(--:)

ありがたいこと、ですね。

 

啓蒙の機会を与えて下さることは

本当に嬉しいこと、なんです。

 

人と話すのはどちらかと言えば苦手

コミュニケーション下手だと自負している当院の院長ですが

こと、「歯のこと」になると、お口が止まりません(笑)

時間いっぱいぎりぎりまでお話します。

質問を頂くとまたそこから話がどんどん膨らんじゃいます。

誰か止める人間が必要です・・・(--)

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思わず吹き出すご婦人の姿・・・何を話したんでしょう??

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あったかい拍手を頂き、ご機嫌の院長です。

 

かっちりした会場で、壇上の上で話すより、こうして身近に聞いてくれる人を感じながら

お話するほうが、どうもしっくりくるようです。

話が伝わっていく感がするんでしょうね。

 

お世話くださった串田様、本当にありがとうございました。

 

さて、当院院長はいろいろなシーンで診療室以外でも、このようにお話を

させて頂いているのですが、そのお話を聞いて、

「そんな話は聞いたこともない」

「もっと早く教えて欲しかったのに」

とおっしゃってくださるんです。

 

これは、私達のニュースレターを読んでお越しくださった方と

全く同じような感想なんですね。

 

「歯科」の中に日々いる人間には、「そんなことは、あたりまえ」と思っていることが

こと、生活者の方にとっては、「はあ?そんなこと知らない、聞いたこともない」という

ことって本当にいっぱいあるんです。

 

どの業界にも、同じようなことが、あると思うんです。

 

食品の業界にも

健康産業の業界にも

美容という業界にも

どの業界にも、です。

 

その世界に日々いる人間しかわからない、知らないようなことを

どれだけ、一般の方にきちんとお伝えしていくか、ということって

とても大事なことだと思います。

 

私達で言えば

もっと早くこのことを知って下さっていれば

ここまで大変でおつらい思いをすることはなかったのに、

という患者さんが日々お越しになるんです。

 

初めてお会いする患者さんは私共の話を聞いて

「なんで、もっと早く知らなかったんだろう」と

必ず皆さん、そうおっしゃいます。

 

知る

 

それも、

きちんとしたことを知る

 

それだけで、その後の人生は大きく変わってしまうんです。

 

これだけ日々、多くの患者さんから、おつらいお悩みをお聞きする立場にいると

本当にそう感じます。

 

そこで生まれたのが

この当院のニュースレター

『歯医者さんしか知らない歯を失わないためのお話」

なのです。

 

中身は重く、そしてテーマも重く、内容もしつこい、です。

しかし、このニュースレターを読んで、意識を大きく変えてくださった方が

増えてきました。

こんなに重たいの、よく読んでくれるなあ・・・と

当院院長は言ってますが、

今は、必要でなくても、もしご自身が本当にその身になった時には

必ずこのニュースレターを引っ張り出して読んでくださると

私は勝手に期待しています

 

私が、そうだから(笑)

 

人は誰しも、自分の身が痛い

という状況にならないと

そこに意識が向きません。

なぜなら、日々脳みそはとても忙しく

そんなことを考える暇などないから、です。

 

しかし、痛くなってからでは、もう遅い。

でも、痛くならないと、、意識を向けてくれない

 

・・・これが恐らく、多くの人の現状です。

 

それをなんとか、痛くない時に意識を向けてもらうために

あの手この手で、私達日々発信しています。

 

そうして続けていると、

面白いことが、起こってくるんです。本当に!(笑)

 

痛くなる前に、きちんとしなくちゃ大変なことになる!

ということを思い始めてくださる方が一人二人と登場してくるんです。

 

そうしてその方達が、

熱弁をふるって下さるお陰で、一人二人がどんどん雪だるま式に増えて

きている、そんな感じです。

 

そうかあ、

一人でも、強く感じてくれる人がいれば

その熱は伝導しちゃうんだ!と思ったんです。

 

これはニュースレターを発行しはじめて一年が過ぎた頃に

感じたこと、です。

 

継続は力なり

想いを伝え続けることの

大切さを実感したとともに

その面白さを知ってしまってもう大変です(笑)

 

私は、自分がその人に会うまでは知らなかったのに

その人に会ったがゆえに、知ってしまい、そのことによって自分の人生が

大きく変わってしまった、ということがあれば

しゃべらずにはいられないたちです(。

 

もう、なんとか「まだ、知らない人には教えたい、知って欲しい」と

思ってしまうんです。

その執念はすごいんです、自分で言うのもなんですが。

 

いいものなのに、誰にも発掘されてない

なんてもどかしくないですか?

いいものなのに、間違って知られているなんて

くやしくないですか?

 

あの手この手で

伝えたい

といろいろ頭の中で考えていると

時々鼻血が出そうになってきます(笑)

面白くって。。。

 

遠足に行く前の子供のようです。

そうそう、今朝うちの息子は、どうやら保育園で近場の遠足に行くらしく

それが嬉しくて朝5時に起きて自分で水筒にお茶を入れてました(^^)

よっぽど、楽しみだったのでしょう。

興奮して今朝は鼻血まで出してました(よく出るんです・・・血筋??)

 

吉本歯科医院の4月号は昨日、当院の患者様に向けて発送を終了しました。

当院の患者様以外でも、

「読んでみたいわ」という方がいらしたらどうぞお気軽にお知らせくださいね。

お送りさせて頂きます。

 

吉本歯科医院ニュースレターご希望の方info@8181118.com

2011.04.12新しドクターの仕事ぶり

4月1日から、吉本歯科医院に新しいDRがやってきました。

愛称「ヨッシー」こと、新枝誉志也先生。

 

今朝、思いもかけない才能を発見してしまいました(^^)

それは、彼に頼んだ「文章」です。

吉本歯科医院が毎月発行しているニュースレターに新枝先生のコラムを連載しようと

「金曜までによろしく!」といきなり無茶振りしてみたところ

早速昨夜には文章が出来上がってきました。

早いっ!!

 

どれどれ・・・・

と読んでみたところ、

とても理系の人が書くような文章ではなく、

それを読んでいる人が、その情景をそのままイメージできそうな

そういう文章をすらすらと書ける人だった、ということを発見。

 

女性スタッフもそれを読み

「いや~~~先生、ポイントアップよお!!」

「チャラ男そうに見えて、押さえるところは押さえてるやん!」

「先生、いいわよ、これ」

と朝から誉められまくっております(笑)

 

本人、ずーっと照れてます。

 

DRヨッシーのコラムは5月号からはじまります。

楽しみにしててくださいね(^^)

 

文章というのは、その人がそのまんま、出てしまう

そんな怖いものでもあり、

また、面白いものでも、あります。

 

新枝先生は将来この香川県の地で開業するという明確な夢を持っているので

これからどんどん書いて話して、表現していって欲しいなあと私は思っています。

 

「新枝歯科医院(仮)」が、多くの患者さんに支持して頂けるような評判の歯医者さんに

なるように、どこまでもサポートしていきたいです。

 

当院院長も、新しいDRが可愛いくってしょうがないらしく

あれやこれやと教えるものを用意し、あっちへこっちへと連れまわしております(笑)

しょうしょううっとおしいでしょうが、それも未来のため。

頑張って欲しいです。

 

さて、この新枝先生

半月が過ぎました。

 

すごいなあと思うことが、あるんです。

それはとても『謙虚である」ということ、です。

 

新入社員ですので、謙虚で控えめなのは当たり前なのですが

そうはいっても、国家資格を持った「ドクター」なのです。

 

大学を卒業し、大学で勤務していた時も「先生」と呼ばれてしまう存在です。

 

社会に出ていきなり「先生」と呼ばれてしまう職業です。

 

若いのに、「先生」です。

もちろん、勉強してきたので、「先生」になれたわけなのですが

社会という中で生きていくには

今度は、自分が入り込んでいく社会の中で生きている人が「先生」

になるわけです。

 

そういうことをちゃんと分っている新枝先生は若いのに

すごいなあと私は純粋に思います。

 

歯科衛生士さんの横でアシストをする時もきちんと

歯科衛生士さんのやっていることを学ぼうとしながら

アシストをしているんです。

 

歯科衛生士さんたちが忙しそうにしていると

サササッと動いて彼女達が動きやすいように

器具をかたずけたり、するんです。

 

なにより、えらそうじゃない

ということが、当院の女性スタッフたちにとっては

「この先生を助けてあげようかな」と思わせてしまうようです。

 

みんなが新しい若い先生をフォローして支えている

という感じの吉本歯科医院の4月です(^^)

 

とってもいい空気。

 

でも、その空気を最初に作ったのは新枝先生自身です。

 

何もわからない

自分は何も今はできない

だから、教えて欲しい

ということを素直に、それもそのまんま口に出して言います。

 

素直に教えて欲しい

と言われると

なんだか、ほうっておけなくなるようです。

 

今日も午前の診療が終った時、みんなが集まって

「女のいどばた会議」をチャアチャアと話してたんです。

 

その女の本音の話を横で静かに聞いている新枝先生

 

「・・・・おんなのひとってこわいかもーー:」

って顔で見てました(笑)

 

そう、こわいんです。

でも、その言ってることってほぼ100%当たってるので

そんな話を日常に聞けるなんて、

実はとってもラッキーなこと、なんです。

 

萎縮してしまうような人の前では

女性は本音を出して、好きなことは言えません。

 

そういう意味では

新枝先生は、一緒にいても違和感を感じさせない男性なのかもしれません。

まさに「母性型男子??」(笑)

 

また、新枝先生のえらいとこその2!

スタッフ達の話をちゃんと聞く

ということ、です。

それも若い歯科衛生士さんの教えてくれることも

きちんと学ぼうという姿勢なんです。

 

これって、実はとっても難しいんです。

「せんせい」であるがゆえに・・・。

 

歯科医師として活躍しはじめてまだスタートしたばかりだから

そういう姿勢を持てるのかもしれませんが

2年目になっても、3年目になっても

「自分がわからないこと」「知らないこと」

「自分ができないこと」

をちゃんと聞ける人は素敵です。

立場に関わらず。

年齢に関わらず。

 

こういう素直で謙虚な姿勢の人は、同じ職場に一緒に時間を

過ごすととても楽なんです。

気軽に声をかけられるし

日々のコミュニケーションがまともに取れるし

何より、一緒にいて場が明るくなります。

なぜなら、謙虚で素直なので、みんなが何かいつも気にかけてくれるんです。

 

新枝先生は、私達吉本歯科医院に惚れて入ってくれた先生です。

惚れてくれたからには

院長はその惚れてくれた技術を教えたい、と思いますし

私達スタッフは、この気に入ってくれた職場の雰囲気を

また同じように新枝先生が開業した時に作り上げて欲しいと思います。

 

縁あって出会っている、と思うと

上司と部下、職場での人間関係

は勝手にそう考えるようになるんです。

 

縁があって、と言うと

この新枝先生、本当に縁があったんです(笑)

 

なんと、新枝先生のお父様が、当院院長の母の中学時代の担任の先生、

つまり教え子だったんです。

院長の両親は学校の先生で、香川県のいたるところに「教え子」がいるそうで

「どれだけ教えとんな?」と思うほど、

「お父さんに教えてもらったんよ」

「お母さんが担任だったんよ」

という方によくお会いします(笑)

 

さらに、院長とは高校の先輩後輩だった

ということも、歓迎会で発覚!

 

縁があるんだなあ

と思うと、余計に可愛く思えてくるんです。

 

私は、何か特別な感情を持ってしまう人とはやはり縁があると思っています。

何か気になる人とか

ずっと付き合いが続く人とは

濃い縁がある、と。

 

勝手にそう思ってしまうのですが、

そう思ったほうが人生1000倍面白いので、やはりそう思い込んで生きていきたいと

思います(笑)

 

私達のような一般開業医の医院では

院長と代診の勤務医の先生の関係は実は結構難しく

どこの医院さんでも悩みがつきないのが実際なんです。

 

「代診の先生を上手に活用するために!」

という本もいっぱいあるし、

そういったセミナーも花盛り、です。

 

・・・ということは、それだけ困っている

ということです。

裏を返せば。

 

活用・・・という言葉が悪いんだと私は思います。

 

昨日書いた、

 

女性をうまく活用する

という言葉も気に入りません。

 

活用って、ものじゃないし・・・・・・(--)

 

活用っていうと、なんだか、上手にコントロールするような

イメージないですか?

私は、あります。

 

それは、

業者を使う

という言葉のイメージに似ています。

 

そういう言葉を使う人はどうも私は信用できません。

 

人が育つ土壌を作り、その中で日々ケアしていく姿勢があれば

素地のいい人であれば、勝手に育ちます。

素地のいい人であれば・・・です。

 

吉本歯科医院には歯科衛生士さん4人と、受付、そしてカウンセラーがいます。

女性です。

吉本歯科医院の理念通り

「人柄採用」で採用した人ばかり、です。

 

そんなんで大丈夫?

と過去に言った近隣の先生方も

今では、「う~ん、お見事!」と彼女達の作る職場の空気を感じ

とりこう言ってくれます。

 

人柄採用で採用した彼女たちに共通すること

それは

とにかく素直で謙虚であった

ということ、なんです。

 

素直で謙虚であれば、

人の話をちゃんと聞くことができます。

人の話をちゃんと聞くことができるのなら

今日何も知らなくても1年後には、ものすごい成長をしています。

 

逆に

人の話を聞けない素直でない人であれば

今日何も知らなかったら、一年たっても成長してません。

なぜなら、自己流でやってしまうから、です。

 

何も知らないときは

最初は真っ白な心で素直に学ぶ

そして真似しながら何度も繰り返し

基本が整ったら、少しづつ自分のオリジナルを出してけば

誰でも、ある程度の仕事の基準値までいけます。

 

素直でないと、

「ああ、それはできるし」と頭の中でできちゃうから

実際の行動が伴いません。

口ばかりで何もできな人ほど、周囲から

むかつかれる存在はないんです。

 

そういう存在が一人でもいると職場の空気は

停滞しますし、何よりも提供するサービスの質が落ちます。

 

 

人柄採用やってよかった(^^)

と思ってますし、

よその人にもどんどんおすすめしています(笑)

 

実際に、「人柄採用」取り入れてくれた方もいらっしゃり

「え?本当?大丈夫?」と私が心配になりましたが・・・。

 

話をお聞きすると、大丈夫なようです。

 

お店が潰れる時って、お客さんが来なくなるから潰れるのかなあと

思っていたのですが

最近は、違うなあと思うんです。

 

潰れる前には、どんなお店でも開店した時には少しでも

お客さんは来ていたはずなんです。

問題はそのお客さんがもう一回こないか、

さらに、そのお客さんがその店の評判を人に話したことによって

人が来なくなるか、です。

 

なぜ、こないか?

受け入れ態勢があまりにも悪すぎるから、なんです。

オープンする時に、人の問題をあまり重要視していないお店って

多いと思いませんか?

その店の中にいる人間が出している雰囲気、

つまり態度、動作、表情

という部分がどれほど、大事かということを

意外にもわかっていないってこと、あります。

 

もの言わずとも

そこに立ってるだけ、腹が立つ存在っています。

時々。

 

それが接客する立場の人?

と思うような人が平気で立ってる店ってあります。

 

その人はなぜそんな態度なのか、

そんな雰囲気を出しているかと言えば、

それはもう心模様が面白くないからそう感じさせるのだと

思うのですが、

そんな人を立たせているその店にも「?」と思いますし

その人にそんな顔をさせてしまっているそのお店にも「?」と

思います。

 

逆に、もう入った瞬間から

声をかけてもらう瞬間から

「ああ、ようこそ」って心が、目が開いているような人っています。

そんな存在が一人でもお店にいたら、

それだけでそこにひきつけられてしまうんです。

 

お店の中に人を吸い込んでいるのは

私は人が無意識に出している雰囲気だと、思うんです。

 

ありませんか?

そういうことって?

先日も私、岡山に行ったのですがその時商店街を歩いたんです。

地下街を。

いろんなお店がひしめきあっているんですが

じーっと見てたら、

入りたくなりそうな店と

そうでないお店って、

本当にあるんです。

 

おしゃれとか、置いているものとか、もちろんあるのですが

そこで立ってる店員さんの表情や、イキイキ度が

お店からぷ~んと匂ってくるんです、本当(笑)

 

一軒、ひときわにぎわっているお店がありました。

入ってみました。

にぎわっているところには入っていきたくなるのが人の心理でしょうか?

 

にぎわっているところには

やはりそれなりの理由があるんだなと思います。

 

そこで働く人が楽しそうにしている

んです。

どんどん人が入ってくるので

余計に楽しくなって笑っているんでしょう。

そして、コミュニケーションをたくさん取ってるので

女性の店員さんはみんな元気なんです。

 

女性は話してなんぼ、なので

わいわい話して、ありがとうとたくさん言われると

もうそれだけで元気になるんです。

 

シーンとして、やらされた業務だけをこなしてる

時が一番しんどいんです。

肩がこるし、何より心が面白くないので

血のめぐりが悪くなりそうです(--)

 

女性、特に若い女性を肩こりや頭痛や血行不良にしそうな

仕事の仕方はもうこれからは絶対だめ、です。

 

女の人が暗い顔をしてると

その影響は実はとっても大きいんです。

 

その人がお母さんであれば

子供にそのしんどさが伝染しますし

未婚の女性であっても、働き盛りの彼氏に伝染します。

 

基本的に男性は女性に支えて欲しい、癒されたい

と思っているので

その支えなきゃいけない当の女性が疲れてたら

日本も沈没するというもの、です。

 

元気になりたい

と思えば

まずは身近にいる女性を大事に、元気にしてしまうこと、です。

 

女性のエネルギータンクは、男性よりもはるかに大きく

伸縮自在です。

大事にしてくれる人のもとではいくらでも

タンクが大きくなっていきます。

エネルギー満杯になったら

あとはどんどん溢れてきますので

その恩恵をこうむるのはそばにいる男性です。

 

それは職場でもまったく同じことが言えるんです。

 

そこにいる女性が元気でイキイキのびのびしてる

会社は絶対伸びます。

そして、女がワイワイうるさい会社は、いいです。

うるさいくらいでちょうどいいんです。

 

女性が静かで

無駄口かかたず

暗い顔をしてるのなら、ちょっと考えなくてはいけません。

 

人を引っ張っきているのは

実は戦略や仕組みのように見えても

最終は人の力だと私は思います。

 

人がそれぞれ出している雰囲気です。

その雰囲気にのまれているだけ、なんです。

 

いい雰囲気を出してもらおう

と思うのなら

その母体であるその人の心の中を

「ああ、嬉しいな」という気持ちにさせることが

まず大事です。

 

教育システム、ではないんです。

 

人は気持ちで動いている

それは自分を考えてみたらすぐに分ります。

 

1000ページのマニュアルがあれば

教育システムを確立したように思うかもしれませんが

実際、動いてはくれません。

動いているようで、長持ちはしません。

 

心の中を動かしていく

方が、はやいんです。

 

みんなで一緒に良くしようよ、

という方向の方が楽しくないですか?

 

吉本歯科医院、新しい先生が入ってくれて

ちょっと新鮮ないい風が吹いています。

 

一人の影響って本当に大きいです。

だから、採用が大事です。

 

人柄採用、おすすめです(笑)

 

先週の日曜日、岡山の池田動物園に行きました。

ひさしぶりに象を見ました。

子供の頃、栗林公園のくさい動物園に通っていたのを

思い出します。

孤独な少女は、50円の入場料を片手に、よく夕方の動物園に行ってました(^^:)

象と話すためです。

そんな可愛らしい時代もあったなあ・・・・。

DSC00194.jpg

象に興奮するこども

DSC00196.jpg

この日が最高の桜でした。

この後、さーっと風が吹き、本当の桜吹雪に。。。 DSC00213.jpg

2011.04.11社内で何が起こっているのか

母性型勉強会で回を重ねているうちに、

また、

いろいろな会で「母性型経営のススメ」のお話を

させて頂いていると、

嬉しいことに、たくさんご質問やご相談を頂くことが増えてきたんです。

 

当院では患者さん対して「無料メール相談」というコーナーを設けているのですが

それはあくまでも「治療の内容について」であったり、「歯のお悩み」であったり

することがほとんど、です。

 

でも、最近は同じ分量で(^^:)社員のことや、女性の活用、といった

テーマのメールを頂くことが多く、ひとつひとつ拝見していくのが

最近の楽しみでも、あるんです。

 

一人の悩みは100人の悩みと言います。

私もそう、思います。

自分だけが悩んでいるようで、実はその悩みをオープンに話をしてみると

「ああ、それそれ、私も同じことで悩んでいた時期あったよ」ということって

山ほど、あります。

 

だから、きっと袋小路に入ってしまっても

きっと誰かが解決の糸口をくれると、思っています。

 

『実はこんなことで困ってるんだ」

ということって、

女であれば、いとも簡単に周囲の人に打ち明けることができます。

相談に乗って~~と、すぐに人に相談したり、

悩みを聞いてもらいたがるのは、どちらかと言えば、「おんな」の方です。

 

男性はその点、

人にもよると思いますが

「誰にも相談しない」

「自分で決める」

「自分で考える」

「自分で解決する」

と思って、問題を抱えたまま一人で悶々としてしまうことが

多いような気がします。

 

男のくせに、すぐに人に相談するなんて

男のくせに、悩みを人に相談するなんて

・・・と、誰にも言われてないけど、きっと自分で自分をそう

思ってしまって、聞けなくなってしまうんだと思います。

 

私は思うのですが、

社長が男性であり、会社の中に女性社員が何人がいるのであれば

その社長は、もう絶対女性社員全員から

「この人、助けてあげようかな」という支えたい気持ちを引き出して欲しいと思います。

・・・、もっといえば、そうでないと、絶対に『損」をします。これ、断言!(笑)

 

社内で今、どんなことが実際に起こっているか、

うちのお客さんはどううちの会社を思ってるのか

その本音の部分って、会社の社長としては知りたいですよね?

 

実体調査を知りたいから、社長はお金をかけていろんな調査をしてみたり

顧客満足度をアンケートとってみたり

するわけなんです。

 

が、しかし、そんなことしなくても

もっと確かなやり方が、あります。

 

社内で何が起こっているかは、そこに毎日いる女性に聞けば、いいんです(^^)

 

「え?どうやって聞くの?」

と返ってきそうです(^^:)

 

今は、どこの会社も「女性の力を活用しなきゃ」って言ってます。

これからは「女性の時代です」なんて、言ってます。

でも、実際のところ、本音の本音は、そんなこと思ってないと私、思うんです。

 

その証拠に、女性の気持ちに焦点を合わせたアクションを取ってる会社や

社長さんは、まだまだ少ない、という実体です。

 

そうはいっても、仕事は男の領域でしょ?

と本当は思ってるし、

女の仕事は、まだ「うちのおんなのこ」という感覚の人も多いです。

 

もったいないなあ、、と思います。

 

吉本歯科医院のカウンセラーの森下は、いつかの勉強会で

こう話をしたことが、あるんです。

 

「上司は、特に男性の上司は、もっと女性スタッフの気持ちをわかろうとすればいいのに。

女性スタッフは、大事にされてるって思ったら、もっと頑張ろうって、すぐにやる気になっちゃうのに」

って。

うんうん、私もそう思う!とぱちぱちしたのですが、

その問題の「大事にされている」と思ってもらえ方が、ひょっとしたら

男性にはわからない部分なのかなあ・・と最近思います。

 

私も男性と話をするとよく食い違うのですが、

女性と話をしていて食い違っていくことって、もうほとんど、ないんです(笑)

それはきっと同じ女なので、共感するポイントや、嫌だと思うポイントが

手に取るように自分のことのようにわかってしまうからだと思います。

 

その点、私は男ではないので

男の人の思考や、頭の中や、行動や、なんでそうくるか?といった意味不明なことには

まったくお手上げです。

最近は、いろいろと教えてもらうので少しは、その不可解な思考や行動が

見えてくるようになったのですが、

関係が近くなればなるほど、「???」は増える一方です(笑)

 

たとえば、女はすぐに泣く、

女性社員に泣かれたらお手上げ!という声ってよく聴きます。

うちの院長も過去のスタッフに、何か言ったらすぐに泣かれてしまい

もうどうしたらいいかわからない状態になってました。

 

女性が泣くことには、実はそんなに深い意味は、ありません(笑)

泣く=感情が溢れてしまう=感情のコントロールができない

というだけなので、泣いて涙を流せばすっきり、ということがほとんど、です。

私も、昔はよく泣いてましたが、

しばらく泣いていると、自分がなんで泣いていたのかも

わからなくなるほど、後はスッキリしています。

 

感動して泣く

とか、

嬉しくて泣く

のは、大歓迎ですが

 

自分が何か相手にしたことによって、相手が泣いてしまった、

そう思うとちょっときついですよね?

これが泣かしたのが男性で、泣かされたのが女性だとしたら

ものすごく自分が悪人に思えてきませんか?

 

でも、違うんです。

女の涙は、そこまで深い意味はありません。

感情豊かな存在だからこそ、感情はしょっちゅう溢れますので

溢れたものが、「涙」なのであって、だからといってあなたを責めているわけじゃあない

ということってほとんど、なんです、

 

女性に泣かれたら

「ああ、今、彼女は感情のコントロールが難しいんだな」と

思うと気がらくになりませんか?

 

物言いがきつかったとか

そういうことであれば、治せばいいので、

ひとしきり泣いた後は、

「言い方がきつかったら、申し訳ない」と謝ればいいんです。

でも、できることとできないことは上司にはあるので

それをスッキリ泣いた後に、きちんと目を見て話をすれば

たいがいのことはまともに話が通じていくはず、です。

 

泣かれたらお手上げに、ならないことって大事です。

 

うちのスタッフ達は、よく泣きます。

感動して泣く

嬉しくって泣く

自分がミスしてくやしくて泣く

そういうことってしょっちゅうです。

 

涙もろい歯科衛生士の田中などは、しょっちゅう目んたまを真っ赤にしています(^^)

 

泣く

ということは

感情が溢れる

ということ、です。

 

わざと泣くのは「×」ですが。。

 

わざと泣いているのは、たちが悪いのでそういう人には早々に退散してもらいましょう(笑)

わざと泣いているのか本気で泣いているのかを見抜くには

中にいる女性に聞けば、いいです。

女は女の涙がうそか本当か、すぐに見抜きますから。

こういう嗅覚って、ものすごいです、女性は。

 

感情が溢れる人って、素敵だと私は思っているので

そういう人しか採用していないわけなのですが

喜ぶことも大きい反面、泣くことも大きいわけです。

泣いて笑って起こって、というのが丸出しになるのが女性の本質です。

 

それを可愛いと思うか

面倒臭いと思うかで大きく違ってくると思います。

 

そういう感情溢れる面をもう完全な長所だ!と認め、尊敬してしまうと

女性はその人のために、一生懸命動いてくれるものだと私は思います。

 

自分にはわからないし

どうなってるか、教えてくれる?

助けてよ~

なんて感じで、素直に聞かれてしまうと

「そう?じゃあ、助けてあげる^^」と妙に「支えてあげてもいいかも?」という

気持ちになってしまうんです。

 

そうじゃない女性もいるとは思いますが

多くは、そうだと思います。

 

女性の視点は、本当にすごいです。

吉本歯科医院でも、ここまでの体制に行き着くまでにスタッフ達の力を存分に

発揮してもらいました。

100%「助けてもらった」と思ってますし、今もそう思っています。

 

当院の院長は男なので当初は

「そうはいっても、自分がやってる」と思っていたようです。

でも、ここ2年ほどは、もう頭の中全部で、「完全に助けてもらってる」と思っています。

心底そう思い始めると、出てくる言葉も本当に変わります。

 

何かしてくれたら

「ありがとうご」

と普通に言ってますし

何か様子がおかしかったら

「どうした?何かあった?」と心底心配しています。

 

それは女性には声をかけましょう、という知識から入ったものではなく

実体験の中で、本当にうちの女性スタッフ達に「助けられた」と思っているから

そうなるんだと思います。

 

 

女は、自分をコントロールしようとする人のことを

瞬時に見抜きます。

支配しようとする人なのかどうなのか?

自分を認め、尊重してくれる人なのかどうなのか?

もうすぐに見抜きます。

 

どういうところで見抜くのか?

と言えば

とっさに出てくる言葉であったり

態度であったり

目つきであったり、します。

 

もし、一瞬でも「この人って支配的」って感じたなら

私であれば、「この人を助けてあげよう」なんて純な気持ちは

湧いてこないです。

 

助けるふりはしますが、実際はしません(笑)

女はそういう生き物、です。

 

心が響かないことには、動かないし、動けないのです。

しんどいから。

心がその気にならないことを無理矢理努力根性でやるのは

難しいんです。

ぶさいくになるし、加齢が進みそうだし、何よりストレスが違います。

 

大好きな人のことを助けるのは楽しいです。

大嫌いな人のことを強制的にサポートしなさい、と言われやらされるのは

拷問に等しいんです。

 

吉本歯科医院では、女性の患者さんが割合として多いです。

それも、50代以降の患者さんが多いです。

こういった年代の女性の方は、視点が本当にするどいなあと私思います。

私達は患者さんといろいろな機会で密なコミュニケーションを取らせていただくのですが

患者さんとのいわば「いどばた会議」で、「ほおお~~~なるほど~~」とうなるような

ことを今までたくさん聞きました。

そういうことって、どんなに内部の人間で会議しても出てこないような

ことだったりするんです。

 

問題はどこか?

どうしたらもっと良くなるのか?

こんなこと、自分で考えるより、聞けばいいんです。

 

聞けば教えてくれます。

特に女性は。

 

男の人が10人集まって会議室で真剣に何時間も考えるより

女の人5~6人集めて甘いものでも食べながらいどばた会議して

チャアチャア話してたほうが、実際に、すんごい情報が飛び出してくること

っていっぱいあります。

 

なぜなら、女性は感覚の生き物なので、

「どうも感じが悪い」

「どうも居心地悪い」

『あの人、どうもダメ」

「この商品、これが使えないよね」

「あそこに、あれを置くなんてありえないよね」

といった細かい部分を本当によく見ています。

 

しかも、その細かさは言語化するのが難しいこと、なんです(笑)

 

「う~ん、何がって言われも困るんだけど、なんとなく居心地悪いのよね~」

「うんうん、わかるわかる、何だろうね~あれ?」

 

なんじゃそりゃ?

という会話なのですが、女性は日々こんな会話を延々しているのです。

とりとめがない、でも、当たってるんです。

 

そういった漠然とした情報を女性から吸い上げるって

重要だと思いませんか?

そしてその吸い上げた情報を追求していくと、問題が明らかになってくるんです。

 

女性は、すべてを自分の感覚を軸に考えます。

客観ができにくいんです。

だからこそ、感覚に対する精度は高いんです。

 

私は、何かおかしいなと感じたことは、まずはスタッフ一人一人に聞いていきます。

「これ、どう思う?」

「このこと、どう感じた?」

「あの人どう、思った?」

 

そうすると、だいたい一貫した回答が出てくるんです。

 

そこで、じゃあどうしようかと考えるのですが、

そうやって導き出された答えのままに決断して

おかしな方向にいったことが、あまりありません。

 

面白いでしょ?

 

スタッフをやる気にさせる

とか、

自分の思うように部下に動いてもらいたい

とか、

いろいろ経営者なら、あると思うんです。

 

でも、男性であればいざしらず

女性社員に限っては、

コントロールしようとしない

ということが鉄則です。

 

それよりも、「自分を助けて欲しい」というスタンスの人に女性の気持ちは集まります。

だって、かわいいし(^^)

 

選挙なんて見てると

そういう女性の気持ちを完全に引き出してしまった候補者などは

す~いすいと行ってしまうように私は見えます。

 

なんで一票入れたのか?

と問われたら

「だって、何か応援してあげないといけないような気がするんだもの」

と、選挙管理委員会に言わせればそれでは困る、というような

答えが返ってきそうですが、多くの人はそうだと思うんです。

 

女性は、そうそう簡単に裏切りません。

なぜなら、気持ちで動きたいと、思っているので

その気持ちを損ねるようなことをしない限り、そんなひどいことを

する人はそうそういません。

 

気持ちのケアをして欲しいんです。

それも、毎日毎日。

怒られてもいいから、ちゃんと見てるよ

あなたのことを大事に思ってる

ちゃんと考えてる

って日々、ケアが欲しいんです。

 

声をかけて欲しいし、何度も見てもらいたいし

できることなら、いいところをいつも誉めて欲しいんです。

 

誉めると叱るは違いますが

今、目の前でしてくれたこと

たとえば、疲れて帰った時に、お疲れ様と声をかけてくれて

お茶を入れてくれた時

「ああ、ありがとう。こうしてくれると本当嬉しい!」と

気持ちを口に出して表現されるとわたしなら、嬉しいです。

 

嬉しいから、また同じ状況の時には同じようにしてあげたくなります。

誉められたことは、何度も何度も繰り返してしまいます。

 

もし、何も言ってくれず、黙ったまま目も合わさず

わたしの入れたお茶を飲み始めたら

「もう入れてやんない」と思います。

 

仕事なら、入れますが、できることなら入れたくないです。

 

お茶ひとつにしても、心をこめて入れたお茶は美味しいけど

「あんにゃろう」と思ってイヤイヤ入れたお茶はまずいです。

どんなにいい茶葉でも(笑)

それは「愛情」というエッセンスが入ってないので

飲めば体も悪くなりそうです(--)

 

女性が

「あ、この人なんか、助けてあげたい」

と思うスイッチ、って些細なことなんです。

 

何気ない一言

何気ない態度

それだけ、です。

 

「ありがとう」「おいしい」「こうしてくれると癒される」

こんな些細なひとことを顔を見て目を見てかけてくれるだけで、

スイッチが入ってしまうんです。

 

とっても簡単!

 

女性活用とか。

難しく考えること、ないんです。

 

日々「助けてもらってるな」という些細な小さなことを

口に出していくだけで、勝手にいい循環に入ってくると思います。

 

おおがかりなことをする必要はまったくなしです。

 

 

そんなことで人が動くなら苦労せんわ!

と言う人に限って、こういう些細なことを絶対しないんです。

一回でもやってみた人は気が付くんです。

 

あれ?なんか僕ちゃんに優しいかも?彼女・・・

 

ということに(笑)

 

女性が求めているものは最終は『共感」です。

自分の気持ちをわかってほしい、です。

結論はいらないんです。

 

そのモヤモヤした心の中を聞いて欲しいんです。

「うん、そう」

「へえ、それで」

「そうだったんや」

聴き上手な男性は、横で聞いているとこうやって女性の話を本当によく聞いてます。

 

ひとしきり聞いた後には、その女性は間違いなく目の前の人のことを

昨日よりは好きになっているはずです。

 

今日の教訓

女性はコントロールしようとするとえらいめに遭う(笑)

母性型経営(R)のススメ 香川県 高松市 吉本歯科医院

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