最近、吉本歯科医院にはやたらとダンボールの荷物が届きます。
やってくるのは「ショップチャンネル」から(笑)
↑これは私が注文したレッグマジック♪
スタッフルームにおいてみんなでやろうと思い注文しました。
結構、いい感じです。一日60秒で乗るだけでいいという「そんなばかな」というコメントが
気に入りました(笑)いかにも嘘っぽいところがナイスです。
昼休みにみんなが交代で乗ってるところを想像したら面白くなってきてつい注文しちゃった感じです。
もともと院長も私も大の通販好き(^^;)
テレビでショップチャンネルやってて何気なく見ていたらついつい吸い込まれて気が付いたら
注文していた・・・ということはしょっちゅうです。
テレビ見ながら「こんなの絶対うそやわ~。」「ありえない」とか言いつつ、心の中では
完全にショップチャンネルのアナウンサーのトークに心揺り動かされている私です。
そのほとんどは「う~ん、いまいち」なんですが、中には大ヒットもあり、買わなかった後悔よりも
買って後悔したほうが性格的に合っているので、家の中や吉本歯科医院の中には通販グッズがゴロゴロ転がっています。
話が飛びましたが、つい3日前、吉本歯科医院のスタッフ4人が(8人のうち4人ですからね~)
同じくショップチャンネルからこんなものを買いました↓ついでに歯科技工士さんも入れると5人です。
巻いて寝ているだけで、お腹の脂肪が鍛えられ筋肉に変るそう・・・・。
ちょっとここまで聞いていかがですか?
「そりゃ、ないだろう~~」って思いますよね、普通(笑)
しかし・・・本当なんですね。これが。
ことの発端は、院長です。
院長が実はこっそり、これを昨年買っててお腹に巻いていたんだそうです(知らなかった!)
すると、本当にお腹にあったダンダンたるたる脂肪が消え、腹筋に変っていたそうです。
体重は変りませんが、たしかにズボンのサイズが2サイズほど小さくなっています。
う~ん、、事実はどうだかわかりませんが、本人曰く「これは効く!」です。
それを聞いたスタッフが「私も買う~~!!!」
ちょうど横で聞いていた歯科技工士さんが「俺も買う~~!!!」
となり、吉本歯科医院様、はい、5個お買い上げ~。です。
結構高いんですよ。たしか3万円ほどします。
不景気でモノが売れないなんて嘘ですね、あれは。
強烈に欲しいと思っちゃったら何が何でも欲しくなるのが人間です。特に女性は(笑)
「体験者の声」、特に身近な人の生の感想は、すごいものですね。
正直驚きです。
ショップチャンネルに5個買うから、1個おまけでつけてよ、と言いたいです。
3ケ月してみんながどれほどスレンダーになっているか楽しみです。
全く変ってなかったら「あ、あれはやっぱり駄目だったのね」と思ってやってください(笑)
この手の通販で手に入れるものは、買う前と買った直後に感じる未来への期待ですね。
期待はずれにならないようせっせと使って自分磨きに励んでね。(←購入者へ)
今朝一番に届いたお花です。
桃の花とあじさいです。このアジサイはオランダからやってきたそうです。
もう今年もあとわずかですね。
年末のこのバタバタとした雰囲気は私は嫌いではありません。
2週間も過ぎればもう新年ですが、「どうぞ良いお年をお迎え下さいね」
「今年も本当にありがとうございました.」などなど、お会いする方と声を交わす時、
いろいろあった一年だけど、やっぱりいい一年だったな、いい人にたくさん会えてよかったな、と
あったかい気持ちになります。
一年で一番優しい気持ちになれるときかもしれません(笑)
さて、今日は定例ミーティングでした。
最近のもっぱらのテーマは、「患者さまが吉本歯科医院に本当に求めていることは・・・」といったような内容です。
ここのところの話し合いは、なかなか奥行きが深くなっており、本当にいい意見がどんどん出てくるようになってきました。
当初、このようなミーティングの場では、なかなか突っ込んだ意見や質問が出てきにくかったのですがやはり回を重ね、みんなで話し合う場、という雰囲気ができてきたのだと思います。
実際に、患者さまと面と向かってお話をし、リアルに患者さまの感じていること、微妙な表情の変化をわかっているのは、実はスタッフ一人一人です。
患者さまと院長、またはドクターという関係では、なかなか患者さまはいいたいことの100分の1の
伝えることができない、という現実があります。
医療の現場では、まだまだ当たり前にこんなことが当たり前になっていますが
これでは、患者さまはいつまでたっても本当にいい治療を納得した上で受けることはできませんし
また実際にお口の治療にあたる歯科医師も、本当に信頼を得てから治療に進むことはできません。
歯医者さんに関っていない限り、多くの情報や正しい知識は、患者さまや一般の方に
知って頂くことはできません。
中に入ってはじめて「えっ?そうだったの?」ということばかりです。
私も歯医者さん、という中に入ってはじめて知らされたことの方が多く、そのたびにビックリ驚いて
おります(--;)
それくらい、どの業界でも、「その業界の人しか知らない事実」ということが、あります。
私達吉本歯科医院では、そんな中でも、可能な限りは患者さまに本当に大事なことを
お伝えするべくいろいろな取り組みをしております。
そのかいあって、
「そんなこと言われたの初めてでした」
「もっと早くにここに来てればよかった」
「教えてくれてよかった」
とおっしゃって患者さまが増えてきました。
それは本当に嬉しいことです。
が、まだまだ説明不足のところもあり、毎回毎回、テーマが増える一方ではありますが
それがまたやりがいにも繋がっております(^^)
例えば、吉本歯科医院ではよく「虫歯ができているので治療して下さい」と来院された
患者さまに対して、院長がお口の中を拝見し、削りトルほどの虫歯でなければ削らずに
その部分を清掃して「経過をみましょう」という場合があります。
これは歯はむやみやたらに削らない、という院長の治療方針からくるのですが
患者さま側からしてみれば「虫歯ができてるんだから削って詰めて治療してくれたらいいのに・・・」という思いがある、場合があります。
私も歯医者さんに入る前は、同じように考えていたのでもちろんお気持ちは痛いほどわかります(泣)
しかし、ご自分の歯は、一度削ると二度と元に戻ることはありません。
また、虫歯部分を大きく削ったために、何度も何度も同じところが虫歯になり、削って詰めての治療を繰り返すうちに、最後はご自分の歯を失ってしまった、ということが従来型の歯科治療の問題です。
当院では、虫歯治療に関しても、一般的な歯医者さんとは全く違う方法で行っております。
虫歯治療に関しては
https://www.8181118.com/director/2009/12/post-20.php
をご覧下さいね。(一般的な歯科医院の虫歯治療と吉本歯科医院の虫歯治療の違い)
そして、軽度の虫歯の場合、または進行しないと思われる虫歯の場合は、削ることもせず
その部分を清潔にし、経過を観察する=「あえて治療しない」という方法をとる場合があります。
こういったことの積み重ねが将来、患者さまが歯を失って入れ歯やインプラントをしなくてはならなくなるかどうかの分かれ道になります。
吉本歯科医院の扉を叩いてくださった患者さまにはお一人残らず、本当に大切なこと、そして知識を
お伝えしていきたいと思います。
一回お話しただけで「なるほど」と納得してくださる方
10回お話してなんとか、理解してくださるようになった方
いろいろ、いらっしゃいます。
しかし、人は誰しも、「本当に痛い目やツライ目」をしなければ、その身にしみて感じなければ
なかなか理解することは難しい生き物だと思います。私もそうなので、そう思います(笑)
そんな中で、繰り返し繰り返し、同じことを何度も何度もお伝えし続け、言い方を変え、表情を変え
あの手この手でご理解いただけるように努力していかなければいけません。
なんとか、「お伝えしたい!」という想いがあれば知恵も出てくるものです。
「こうやってご説明したらどうか」
「文章を書いてお渡ししたらどうか」
「治療の後に、カウンセラーがお声かけをしてみたらどうか」
などなど、いろいろな意見が飛び交います。
こういった内部の話し合いが私はとっても好き、です。
みんなが同じ方向を向いて、知恵を出し合っている時、少なくともその時間を熱く?共有できている
実感があるので、とてもいい雰囲気になります。
この一年かけて取り組んできた「吉本歯科医院のミーティング」は2010年はさらに成長して
いくと密かに思っています(^^)
うちでやっているミーティングをぜひうちの職場でもやってみたい!とおっしゃって下さる経営者の
方が最近いらっしゃいます。
経営者の方に「こうしたらいいですよ~」とお教えするのはちょっとおこがましいのですが(笑)
心から「これは本当にやっててよかった」と私や院長が感じているので、最近では、自信を持って
おすすめし、お伝えしています。
社内をまずは良くし、いい空気を循環させ、そのプラスの空気を外に外に伝播させていくこの
ミーティングや、職場風土の築き方は、香川のこの地にもっともっとそんな会社ができたら
いいなあ、と思います。
そして理想は、そんな会社で働く人同士が異業種であってもどんどん交流しあえる場が
作れたらいいなあ、そう思っています。
来年はそんな場が作れそうかな?(^^)
今、ちょうど、平成19年の9月から治療がスタートされたインプラント治療の患者さまの最終セットの治療がはじまりました。
この患者さんは、来るたびに私達に美味しい手作りケーキをもって来て下さる方でした。
そして今日はクリスマスなので、クリスマスケーキをお持ち下さいました。
長い治療期間、来られるたび、いつもいつも私達に優しく気を遣って下さり、時にスタッフにお褒めの
言葉を頂き、励まして下さいました。
受付、カウンセラー、そして衛生士、そして院長、それぞれの役割で患者さまと長い間関らせていただいたので、想いもみんなそれぞれです。
もちろん治療が終了した後も、メインテナンスでお越しいただきますが、いったん治療はこれにて終了。
本当に長い間、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました.、といいたい気持ちです。
治療を受ける患者さまと、治療を行う医院側。
ですが、最終は、詰まるところは「人と人」です。
いい関係をいつまでも。。。。。そう思わせて下さる素敵な患者さまでした。
先日のボーリング大会での写真です。
これは倫理法人会という経営者が集まる会の主催でした。
スタッフみんなで子供連れて行ってまいりました。
200名ほど参加されていましたが、上位30位は、なんとほとんど50代、60代以降の方!
もう、上手すぎっ!!鍛え上げた年数が違います(^^;)
マイボールをお持ちの方もたくさんいらっしゃり、ボーリングを通じて仲良くなった方同士の
コミュニティがあり、その中でお仕事のお話もされているんです(笑)
ゴルフに通じるものがありますね。。。。
参加者の中で、東新電気の東社長さんにお目にかかりました。
東社長のところで私は17~18歳くらいの頃に少しの間、バイトをさせて頂いていました。
「なんで、こんなに怒られるの??なぜなぜ???」
と言うほど、毎回のように本気で怒られていたように覚えています。
あんなに怒られたのに、あれから10数年たっても一年に数回は、「社長~~来ました~」と
顔を見にいろいろと話をしに行ってしまいます。
東新電機に行くと昔からの社員さんがたくさんいて、なんだか安心します。
いつも変わらない態度で「何しよんな~~」と受け入れて下さるのが心地よく
気が向けばフラフラと遊びに寄ってしまうんですね。
何も買わないけど・・・・・・(--;)
バイトしている間は、怒られっぱなしで、いつも説教部屋のように「いいかあ・・・そもそもなあ」と
人生訓を聞かされていたので、「ああ、つらい」と思っていましたが
不思議なもので、辛かった時ほど、いい思い出になっているんですね。
でも、そこでの体験があったからこそ、社会人第一歩のスタートの時には、いろいろと「得」をしちゃいました(^^)
先輩や上司の方に対する言葉使いや、自分の振舞い方
どうやったら、いろんなことを教えてもらえるか
や、
どうやったら、お客さんに受け入れてもらえるか、
など、
教科書には書いていないことを事細かくしつけてもらっていたので、
「今度の新入社員の池田くん(旧姓です)はいいねえ」と支店長や、業者さんたちに誉めてもらえて
いろいろなところに連れていってもらうことができました。
社会人のスタートで「そうかあ、気遣いをするってとっても大事なんだ」としみじみ感じたものです。
仕事をしていくうえで、一番大切なことは、いかに人との関係をいいものに築いていけるかどうか
だと思います。
そしてその関係をずーっと長く続かせていければ、最高です。
例えば、新人であれば、先輩からの頼まれ事は、言われなくても「まずはやる」が正解です。
また、誰よりも動く、誰よりも学ぶ、というのが正解です。
そんなことはマニュアルには書いていませんが・・・(><)
新人の時は、自分は何もできないので、できる先輩をよくよく観察して、とにかく先輩が
出来ている事と自分が出来ていない事を照らし合わせ研究することってとても大事です。
そしてその出来たこと、出来ないことを定期的に先輩にチェックしてもらうこともとっても大事です。
「人材」には2通りの人がいると思います。
ひとつには、事細かくマニュアルを渡していちいち指示して教えていかないといけないタイプ。
ひとつには、できる人を捕まえて徹底的に真似てみて、勝手に自分のものにしていくタイプ。
前者が、「外から刺激を与えなければ育たない」
に対して
後者は、「自発的に学ぶので加速的に育っていく」
です。
そして「学ぶ」とこにしても、上手に学べる人とそうでない人もいます。
上手に学べる人は、「教えてもらいやすい自分づくり」がとっても上手です。
つまり、「可愛げがある」ということですね(^^)
先輩、上司に対して、自分がどう振舞えば「可愛がって教えてもらえるのか」を自分の頭で
いつも考えて行動していると、絶対に周囲は変わってきます。
私はかつて一番最初についた上司にもその次の上司にも、さらに教育係りのお局様にも
同じことを言われました。
「とにかくその職場でいなくては困る人になりなさい」
というようなことでした。
「今のお前は、他に替えがきくよね」みたいなこともバンバン言われていましたよ(泣)
つまり、
指示される前に動け、ということですね。
いわゆる「気が利く」ってことです。
難しいですよね。
でも、それができるようになると、重宝されますので絶対お得です。
まずは、自分が「重宝されるような人」になる、これは私にとっては「お宝のような言葉」になっています。
そう考えると吉本歯科医院のスタッフたちは、昔の私に比べてみんな「可愛げがあるなあ」と思ってしまいます。
してあげた事に対してきちんと感謝することを表現するし、
教えて欲しいことは、素直に「教えて下さい、できないんです」と言ってきます。
こういうことはもっともっとその割合を大きくしていきたいなと思います。
今朝、うちのわか~い衛生士さんが「お腹が痛いのでちょっと遅れます・・・」と連絡がありました。
ミーティングがはじまった頃、青い顔をして入ってきた彼女。。。
よくよく話を聞くと
「・・・・・でないんです(泣)」と苦しそう(--;)
そう、便秘です、便秘(笑)
みんなで話をしていると、うちのスタッフほとんど便秘気味だというではありませんか!
4日も出ないのは当たり前・・・・?
出ないことにもう慣れました・・・。
常にお腹が張っています
「おいおい、早く言ってよ、そんなこと!」と驚いてしまった私です。
女性には一番多い悩みだそうですが、若いうちからそんなひどい状態だったら
これから出産をしなくちゃいけない彼女達にとっては一大事です。
そんな時、ちょうど今朝一番の患者さまで当院でインプラントをお受けになられた患者さまが
「玄米」を炊いてもってきて下さいました。(なんというナイスタイミング!!)
先日のお話の中で、「玄米生活はいいわよ~あなたもやりなさい。院長も元気になるわよ~」と
おすすめして頂いたんですが、早速持ってきて下さいました(^^)
かくいう私もOL時代は、ひどい食生活をしていたので便秘に悩まされていました(泣)
今では快調(^^)なので気にしたことなかったですが、そのしんどさは覚えています。
はっきり言って仕事になりません。
みんなそんなしんどい思いしながら笑顔で頑張って仕事してくれてたのね、と思うと
しんどさがわかるゆえに、私もつらくなりました。
ここで一緒に働くみんなにはとにかく「いつも心が穏やかで、体調も良く」いてくれないと
私はつらい、ですし、どうにかしてなんとかしんどいのは治したい、と思います。
自分がそうじゃなきゃ一日でも嫌なもので、みんなにも同じようにいて欲しい、と思います。
そこでっ!!
吉本歯科医院では、せめて昼食だけでも「玄米」を炊いてみんなで食べて
スタッフ全員体質改善大作戦!を実行することとなりました。というか、勝手に決めました(笑)
特に便秘のひどいスタッフはしばらく甘いお菓子や、白米は禁止令です(--;)
ひどいっ!!と、聴こえてきそうですが。。。。。
「あなたのためよ。。。」と、どこかのCMで見ましたね。
早速、玄米を炊けるお釜を医院に用意し、無農薬の玄米を取り寄せ、「玄米の美味しい炊き方」を
今日の玄米達人の患者さんに指導に来て教えてもらうことにしちゃいました。
うちは女性職場ですので、体調=仕事に対する集中力=気分・・・全部繋がっています。
男性よりも?非常にデリケートに体調によってその日の気分が左右されてしまいますので
毎日気分よくいられる状態を作ることは本当に大切です。
以前、玄米生活にはまった時があり、マクロビオティックの先生に料理を習いに行っていた時がありました。
先生の教室で一緒に作ったお料理は涙が出るほど美味しかったけれど
家に帰って作ると涙が出るほど、お皿に料理が余っていたので(泣)すぐに挫折しました。
ちゃんと勉強してお料理したマクロビオティックは本当に美味しいですからね~~~。
来週から、玄米生活をはじめてどのくらいでみんなが快適?快腸?になるか、お楽しみです(^^)
大作戦の様子は随時報告しますね♪
さて、昨日矯正の患者さまが治療を終了されました。
広島から遠い中、本当にお疲れ様でした。
とっても笑顔の可愛いお嬢さんで、お母様もきれいな口元に満足気です(^^)
長い治療が終った患者さんには、院長も格別な思い入れがあるらしく、やたらと饒舌に
嬉しそうに長々と話をします。
後ろでスタッフが「院長、くどい・・・同じこと何度も言ってるよ・・・(--;)誰か止めなきゃ・・」
と、ささやかれつつ・・・・。
院長の長いお話にもお付き合い頂きありがとうございました.
こんにちは。
すっかり冬・・ですね。吉本歯科医院も、昨夜から毎年恒例のクリスマスイルミネーションの飾り付けをしています。
夕方5時頃になるとピカピカと光りだします(^^)
今年は、サンタさんがはしごで登っている場所を少し変えてみました。
信号待ちの車の中から「あっ、サンタサンタ♪」と指をさして下さるのが見えると
私も嬉しくなってきます。
クリスマスまで電球がもってくれることをただただ祈るのみ・・です(^^;)
さて、今日はスタッフ募集のお知らせです。
歯医者さんのスタッフといえば、歯科衛生士さんか、歯科助手さんかな・・?と思いきや
来て頂きたいのは「私」、マネジャーのサポートをして下さる方です(笑)
私達吉本歯科医院では、恐らく通常の歯医者さんとは全く違った考えで治療を行っております。
院長、吉本彰夫の特殊な治療をお受けくださるために四国各地から、おかげさまで
多くの患者さまにお越しいただいております。
そんな日々の治療で、当院院長は大変多忙であります。
普通、歯医者さんといえば、院長先生自らがいわゆる「経営」や「社員教育」を行っていかなくてはならないわけですが、当院では、「医療」と「経営」をはっきり分けております。
院長、吉本の日々行っている治療内容は非常にデリケートな仕事であり、高度な技術を要します。
また、完全予約制でお一人お一人の患者さまに細やかな治療を行っているため
非常に神経を使います。
院長にはもてる能力の100%を患者さまへの治療へ向けて欲しいと思い、
吉本歯科医院では経営部門は院長からは分離することにしております。
しかし、理事長ですので全く関らない、というのはよろしくありませんので
全体の90%を医療に専念できるようにしています。
とはいってもまだまだ十分ではありませんので、もっと専念できるように来年はしていきたいと思います。
。。。といいますと、じゃあ「経営」は誰がやってるの?と申しますと
私、マネージャーがやっております(^^;)
スタッフは女性がほとんどですので、少なくとも院長よりは向いていると思います(笑)
性格上、やってもやっても「まだまだこんなことしたい」「もっと良くしたい」
「患者さまにもっと治療をわかりやすくできないか」などなど、いろいろと考えが渦巻いています。
少しづつ形になってきていますが、そろそろ誰か一緒に手伝ってくれないかなあ・・なんて
思うようになりました。
現在私が行っているいろいろな業務のお手伝いをして下さる方を募集します。
週に3日だけ、とか、午前だけ、とか、午後だけ、はたまは子供が幼稚園に行ってるときに
とか、いろいろなご都合は相談させて頂きます。
パソコンは大好きな人が助かります。
女性でも男性でもいいのですが、うちのスタッフたちと仲良く調和してくださる方が一番です(^^)
主な業務は
・給与計算や会計士さんに提出する資料の作成
・ホームページの更新作業
・院長、スタッフの行事スケジュール調整
・各アイデアの具体化(業者さんとのやりとりなど)
・患者様の顧客管理
などなど、です。
O型とB型が多い職場なので、仕事の内容は臨機応変に。。。。。。
もし、「あっ、おもしろそう」と思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まずはメールをいただければ詳しくご説明しますね。
吉本歯科医院 マネジャー 吉本委子からのお知らせでした。
泣いています。
泣いています。
泣いています。
涙が溢れてきました。
もう止りません。
決して意地悪したわけでは、ありません(--;)
先日の定例ミーティングでの一こまです。
スタッフ全員で、院長、マネージャーも含め、お互いにそれぞれ
「◯◯さんに、されて嬉しかったこと、感謝していること」なんでもいいので一人一人メッセージを
書き伝え合う、ということをしました。
普段、わかっていてもなかなか改めて言葉や文章にして感謝することがないので
この際恥ずかしいけどやっちゃおう、となったこのシーン。
私も、思いがけず泣いてしまいました(^^;)
みんなの中にはこんなメッセージがありました。(スタッフ同士がお互いに伝えあった内容です)
「風邪を引いて休んでいた時がお誕生日でわざわざ「おめでとう」を言いに家に寄ってくれてありがとう」
「◯◯さんがそばにいてくれるとものすごく安心できます。尊敬しています」
「辛いことがあってしょげていると、優しく声をかけてくれて、それだけで明日も頑張ろうという気持になります」
「仕事を家庭を両立させいつも明るくしている◯◯さんは私の憧れです」
「わからないことがあってもいつも根気良く丁寧に教えてくれて感謝しています」
などなど、自分のことをいつも誰かが気にかけてくれている、見ていてくれている、そんな気持がどんどん伝わってくる内容ばかりでした。
そしてみんなのメッセージを聞いて、「へえ、彼女はこんな一面があるんだ」とか
「こんな優しい気持ちに溢れている人なんだ」など、普段の仕事のシーンでは見えない
一面が出てきます。
自分が体験してみてビックリですが、「自分について語ってもらえる」というのは本当に嬉しいものです。
感極まって泣いてしまいます(><)
普段みんな感じてはいるんです。
でも、当たり前すぎて「支えてくれている人」に感謝したり、ありがとうと声に出して表現することを
していないだけ、なのです。
でも、今日改めて思いました。
ありがたいな、と感じたら口に出して表現してみる、ことは本当に大事なことです。
「ありがとう」と100回言われても怒る人はいません。
大袈裟な話ではなく、今ここに、自分が幸せに存在できているか、といえば
それはもう周囲で支えてくれている人の存在があってはじめて、そう感じられるわけです。
私はうちのスタッフには「ありがとう」を一日一万回言っても多くはない、と思っています。
なぜ、そう思うかと言えば、「ありがとう」というこちらの気持ちをちゃんとみんな受け取って
くれるような人材ばかりだから、です。
言葉は「伝えたい」という気持ちがあってはじめて相手に伝わるものだと思います。
あふれ出る気持ちがあってそこにたまたま言葉が乗っかっていくので
言葉を交し合う以前に、気持ちの交流がとても大事なのです。
生きている人間同士の流通する力とでも言いましょうか・・・。エネルギー交換ですね。
そんなわけで、今回の「感謝の気持ちを伝えあう」という一コマは吉本歯科医院はじまって
以来の感動の一こまでもありました(^^)
さて、もう一つ今回のミーティングではテーマがありました。
それは「立ち振る舞いを美しく」ということです。
常々、接遇教育で「態度、動作、表情、言葉遣い」を学んでいる私達ですが
やはり一番はやいのは、「これが美しい立ち振る舞いなんだよ」というイメージを
実際に見て学ぶ、ことかな、と思いました。
そこで登場したのがこちら↓
秋刀魚の味(小津安二郎監督)
かつての古き良き時代の美しい女性の立ち振る舞いが余すところなく映像に残っています。
すでに平成生まれのスタッフもいる吉本歯科医院では、こんな映像を見せてどう思うかなあ・・と
心配でしたが、食い入るように見ていました。
出てくる女性達の立ち方歩き方に無駄がなく、言葉遣いは親しい仲でもキチンとした敬語を
交し合い、だら~んと座り込んでいる現代人のようなイメージは一歳ありません。
家族同士であっても、きちんと敬語を使い、上下の関係性がきっちりその言葉遣いの中に表れています。
今は、会社に入って改めて尊敬語や謙譲語といった一般常識を学ぶそうですが
どう考えてもそれはおかしい、ですよね。
尊敬語や謙譲語は、相手を敬う気持ちがあれば、また、自分と相手との関係性がはっきりと
認識されていればおのずと身についてくるものです。
吉本歯科医院のスタッフには私も含め、こういったきちんとした言葉遣い、態度、を高い基準に
引き上げていきたいと思っています。
敬語をきちんとその場その場に応じて使いこなせるということは、その因果関係がきちんと分っていないと到底無理です。
また「きちんとした言葉遣いが臨機応変にできる」ということは、大人の条件です。
親しい仲にも礼儀あり、とは昔の人は本当によく言ったものです。
家族であっても、スタッフ同士であっても、言葉を崩さない、汚い言葉は遣わない。
そして、やはり日本人ですので、美しい日本語を使いたい。
幸運にも吉本歯科医院には北原さんという素敵な女性が毎日朝に夕にお掃除のサポートに
来て下さっています。
この方はまさにこの映画に出てくる女性が当たり前だった時代の方です。
この方は、私達スタッフのいわば「お手本」です。
言葉が美しく、礼儀正しく、控えめで、字は上手。
黙々と仕事をこなし、細やかな気配りを忘れない。
そして院長をいつも立てて下さり、上手に気持ちよくみんなが仕事ができるよう潤滑油のような
存在です。
吉本歯科医院の影のお母さんのような存在です。
恐らく私だけでなく、うちのスタッフ全員が憧れているんだと思います。
吉本歯科医院のスタッフには「こんな素敵な女性になってほしい」というイメージが私にはあります。
きらびやかでいまどきではないけれど、地に足がついた落ち着きのある女性のイメージです。
そして、清潔感。
清潔感は、中から溢れてくるものだと思いますので、付け焼刃でエステに行ったり化粧を変えて
できるものではありません。
人ときちんと向かう、そして、人に対して気遣いのある言葉遣いができる、そんな毎日が
積み重なってはじめて「ああ、あの人はきちんとしているな」という印象になるんだと思います。
こんなミーティングを積み重ねていくことで、どんどんみんな美しくなっていくんだろうなと
想像するとわくわくしますし、私も負けていられません(笑)
次回でのミーティングは、「東京物語」のDVDでも流してみようかなと考えています(^^)
「渋皮をむいて作ったのよ~」と、患者さまに手作りマロンケーキを頂きました。
毎回ケーキを焼いて私達に下さるのですが、どれもこれもプロ級!
診療後にみんなでペロリと頂きました。
夕方の楽しいひとときです。いつもありがとうございます♪
今日は毎週の定例ミーティング。
今日も前回に続き、「吉本歯科医院の診療方針」を、スタッフ一人一人がみんなの前でスピーチする、というワークでした。
「身につく」とは、本当に何度も何度も繰り返すことしかないなあ、と感じた今日のミーティングでした。
院長の診療方針を吉本歯科医院のスタッフ全員が理解し、納得し、患者さまに自分の言葉でお伝えできるようになるために、このワークショップを繰り返しています。
学校を卒業して社会に出てしまったら、自分が意識しない限り勉強をすることが少なくなってしまうのが普通です。
ですので、会社に入って必要なことは、「知識として覚えたことを体にしみこませる、実行できる」ことが必要です。
でも、ほとんどの社員研修の場では、「知識」は教えるけど、それを本当に体にしみこませることは
していないと思います。
「知識を覚えたこと、記憶したこと」=「理解したこと」とは全く違います。
吉本歯科医院では、まずスタッフ全員に、院長、吉本彰夫の診療方針、治療の内容を知識として教えていきます。何度も何度も、です。
そして、その学んだ「知識」を人前で話してみるトレーニングを繰り返すことによってはじめて
「理解できる」ようになります。
もちろん初めは覚えた知識を暗記して棒読みしていることもあります。
しかし、このプロセスを何度も何度も根気良く繰り返すことによって、やっと自分の中で「わかった」ということに気がつく瞬間があります。
自分が本当に納得するためには自分の中にある多くの「?」を解決しなくてはなりません。
そのために必死で質問しますし、必死で、人の意見を聞こうとします。
そのプロセスに意味があります。
自分が本当に納得した、というか、腑に落ちた・・と言いましょうか、その状態をスタッフ全員が
心の中に持てない時は、どうしても患者さまにお伝えする言葉に真実味がありませんし、患者さまからの信頼も得ることができません。
本当に心からそうなんだ、素晴らしいことなんだ、と納得した時、はじめて人に伝わる言葉があふれてくるように思います。
「知識を知る」→「人前で話す」→「理解する」→「わかった(^^)」
このプロセスを繰り返すことが吉本歯科医院としての教育の原点です。
一番バッターはカウンセラーの森下です。ばっちりビデオカメラ目線です(笑)
最後のトリは、新人衛生士の小田です。一生懸命さが伝わってきます(^^)
一人一人のスピーチが終るたびに、
「前回よりどう工夫した?」
「前回に比べて何を意識した?」
「緊張度は前回よりどう?」
など質問攻撃です。
質問→答える→ギャラリーからの指摘
という流れで、どんどん自分の中に問題点や気づきが湧き上がってきます。
私はこういったミーティングは大好きです。きゃあきゃあ言いながら話し合うのは大好きです。
吉本歯科医院ではこうやって頻繁にミーティングを行うことを決めてから格段に雰囲気が良くなりました。
こんなことならもっと早くやってりゃよかった(笑)
ミーティングがあると、密なコミュニケーションが取れるようになります。
コミュニケーションって何?っていったらそれは私は「心のやり取り」かな、と思います。
会議で資料を見ながら上から下へ、伝達しているのはあれは知識のやり取りです。
コミュニケーションが取れている=目を合わせる回数が多い
ことではないでしょうか?
コミュニケーションはなんだかんだ言っても「数」が必要です。
目を合わせる機会が多い人ほど私は好きになってしまいます。はい、単純です(笑)
逆にどんなに会ってても目が合わない関係は何年近くにいても「他人」です。
物理的に目が合わない・・・っていうのは必ず何かあるんです。お腹の中に。だからうまくいきません。
どんなに仕事が効率化されたとしても、それをやっているのはやっぱり血が通った人間なので
・ちゃんと目を合わせる
・顔を見て話す
・相手が話しやすいように心を開く
など、当たり前のことがとっても大事なのです。
いまだかつて
「目も合わさない、笑顔もない、感じが悪い・・・でも、仕事ができる人」なんて人にはお目にかかったことはありません。
なぜならそんな人は大嫌いと直感で感じてしまうので、たとえどんなに仕事ができて数字が良くても
「認めない!」と思ってしまうややこしい生き物なのです、人間は(泣)
感情が入ってますからね。。。
そんなわけで(どんなわけ??)、吉本歯科医院では、コミュニケーションの量の多さほど
吉本歯科医院はますます良くなる、と勝手に理論つけちゃっています。(院長はどうか知りません^^;男性ですのでまた違った見方かも・・・)
これでも一応、経営者として歯科医院経営に関って感じていることがあります。
それは敵は常に内にあり、だということです。
内というのは、スタッフであり、関ってくれているパートナーさんであり、家族であったりです。
中を温めて温めて、ゆっくり育んで、愛情注げば注ぐほど、その温度は、勝手に外に伝わっていきます。
そしてトップの意識が内から離れ、愛情を注ぐこと、感謝をすることを忘れた時、
また、スタッフを働き駒のように扱ってしまった時、それはもう見事に冷え切ってしまいます。
低体温ではありませんが、体温の低い組織は当然免疫が落ちます、はい。
免疫が落ちるとさまざまな外敵が襲い掛かってくるので、仕事は停滞しやっぱり効率が悪くなるのです。
外に対していろいろな戦略をかけていくことも会社としては大事かもしれません。
しかし、支えてくれる軸を丁寧に丁寧に太くしていくことの方が実はとっても大変です。
中の人間は厳しいですからね・・・。毎日毎日見ているわけですから・・・その姿を。
部下が上司を見抜くのに3日かからない、と言いますよね。
逆に上司が部下を見抜くには100日くらいかかるんじゃないでしょうか?
それ程、社員の目は厳しいのです。
私も自分が勤めていた時は3日で上司を見抜いていました(笑)
吉本歯科医院のスタッフは、私は今は本当に自分の家族のように感じています。
またうちのマネージャーは勝手に感じちゃってるよ~と言われそうですが(笑)本当にそんな感じです。
そんな気持ちがでてくるなんて自分でも驚きです。
だって、そんなの理想論ぽいじゃないですか?
だから、そんな自分が結構好きだったりします(自分大好き人間ですので^^)
言葉はうまくないけど院長もきっとそうなんだと思います。
20代のスタッフもいれば私と年の近いスタッフもいます。
不思議な縁で吉本歯科医院でであったこのスタッフ達と一緒に、もっともっとあったかい感情を共有していきたいと思います。
ぎすぎすしているのではなく、ふんわりと風が通る感じ
冷えているのではなく、あったかい感じ
無関心でいるのではなく、一人一人の「人間」にもっと関心を持って新しいキャラクターに出会いたい。
あったかいミーティングが終った日にはこんな晴れやかな気持ちになってしまう
吉本歯科医院のマネージャーなのでした(^^)
※来週の定例ミーティングは、みんなで一日外にでかけての研修です。バスに乗って遠足気分。
温泉つかって、美味しいもの食べて、研修もみっちりです。
もうすっかり秋の空です。
クーラーを止めて窓を開けていると、気持ちのいい秋の風が診療室に吹き込んできます。
患者さんと「もう秋ですねえ・・・」としみじみ(^^)
今朝一番に待合室に飾られたお花です。↓
今日は嬉しいことがたくさんあった一日でした。
吉本歯科医院では、診療室や待合室、そしてスタッフのお部屋、器具のお掃除などを
昨年からシルバースタッフさんにお願いしています。
シルバースタッフさんたちは、だいたい60歳後半の方たちです。
今、吉本歯科医院には朝の当番の方、夜の当番の方とお二人に来て頂いてお手伝いいただいています。
今朝も、新しい方の面接があり、どんな方かなあ・・と楽しみにしていました。
お電話の感じで、とっても折り目正しく、明るいお声だったのですが、お会いしてやっぱりその通りの方でした。早速来月から来て下さることになりました。嬉しいことその一です(笑)
シルバースタッフさんたちに来て頂いて、一番良かったことは、それは私たちスタッフの
「お手本」になってくれる、という点です。
この年齢の方の女性たちは、もう何から何までキチンとしていらっしゃる方が多く、
子育てもちゃんとしながら家のこともしながら、なおかつお商売もきちんとされてこらた方が多く、
お仕事のひとつひとつがとてもきちんとされているんです。
例えば、今までは診療室のお掃除をスタッフが早めに来てやってくれていたんですが、
シルバーさんが来て下さるようになって、いつもピカピカになりました(--;)
そもそもお掃除の仕方が違ってました、はい。私も反省です・・・。
お掃除の仕方ひとつにしても、まるで自分の家を磨くように心を込めてして下さいます。
お花が枯れていたら、きちんと手入れをして、待合室の床も、はしからはしまで毎日雑巾でピカピカに
磨き上げてくれています。
「そこまでしてくれなくてもいいですよ~~~」といつもお願いする程、みなさん本当にきちんとされて
いるので、私たちスタッフもあまり汚せなくなりました(^^;)申し訳なくって。
患者さまが来られても、「おはようございます。今日は涼しいですね。」とか、優しくお声賭けをして下さるので、吉本歯科医院にとっては貴重な「顔」になっています。
また、シルバーさんたちに共通しているのは、みなさんとにかく、「喜び上手」なことです。
「こんな職場で優しい皆さんとお仕事できるのが嬉しい」
「娘が増えたようで嬉しい」
と、私にいつも声をかけて下さいます。毎日毎日こうやって言われたら誰だって嬉しくなりますよね?
吉本歯科医院のスタッフをまるで自分の娘のように、可愛がってくださり、面倒を見てくださいます。
お料理上手なシルバーさんは、お寿司をたくさん作ってスタッフみんなに小分けしてもってきてくれたり、裁縫上手なシルバーさんは、素敵なレースをぬって待合室に飾ってくれたり・・・・。
もうとにかく優しくって、私たちにとっては、本当のお母さんのような存在になっちゃってます。
私だけじゃなく、おそらくみ~んな大好きなんだと思います。
そして、二つ目の嬉しいことは
今日、人生で初めて私と同じ名前の女性にお会いしました。
障害者の福祉施設「銀星の家」というところが屋島にあります。
毎年、協賛事業などでお世話になっているのですが、今日たまたまお越しくださった
女性がなんと私と同じ「委子」さんだったのです。
私の名前で「委子」を「ともこ」と呼ぶ人は、今までにお会いしたことはなく
お互い名刺交換をした瞬間に「え?同じ名前?」と仰天(^^;)
「うっそおおおおお!!委子さん???ともこさん?ともこ?ともちゃん?(笑)」
それからすっかり意気投合した私たちは、本題そっちのけでカウンセリングルームを占領して
盛り上がってしまいました。
もう一人の委子さんも、「私と同じ名前の人には人生で一回も会ったことがない!」ということで
なんだか一回会っただけなのに、勝手にご縁を感じてしまってものすごく仲良くなってしまいました。
「誰もともこって呼んでくれないんだよね~」
「ともこなのに、ひでことか、のりことか、渋い呼ばれ方されるんだよね~」とか
同じ名前ってだけでこれだけ盛り上がれるのかというくらい話しこんでしまいました。
この銀星の家では、障害者の方のお仕事をサポートしているそうですが、なかなか企業や行政の
援助も少なく、実際は、お仕事が少なく困っているとのとこ。
地域の企業への呼びかけをして、なんとか障害者の方へのお仕事を作っていこうとサポートしていらっしゃるのがこの「委子さん」でした。
本当に真摯な気持ちで活動しているのが伝わってきて、思わず応援したくなるような方でした。
そんなわけで吉本歯科医院でも微力ですが、銀星さんの取り組みに参加することになりました。
詳しくはまたお伝えしますね。(同じ名前ってだけで、妙に力がはいってしまうもうひとりの「委子さん」なのです。
3つ目の嬉しいことは、今日は吉本歯科医院の定例ミーティングでした。
吉本歯科医院では、スタッフ主導で「どうやったら自分たちも良くなり、患者さまも喜んでいただけるようになるか」というテーマで、毎回趣向を凝らしてあれやこれやと話し合いをしています。
あくまでもスタッフが主役ですので、テーマや資料作り、発表、進行、書記、すべてスタッフが行ないます。
このミーティングを重ねていくことで、みんな明らかに顔が変わってきたなあと思います。
「自分がやる」と主体的になることが習慣化されることで、女性であれば特に、表情が
変わってきます。
何というか、「凛」としてくる、と言いましょうか、とても、きれいです。
私が男だったら、絶対好きになるなあ・・、こんな女性は。という感じです(勝手な想像ですが)
みんなの前に出て堂々と話をする歯科衛生士の杉本です。
どちらかというと、控えめで楚々とした彼女ですが、やるときはやります(^^)
さすが、患者さまに近い位置で日々接しているのでコメントが鋭いです。
さらに吉本歯科医院の気配りの達人、受付の樋口です(右)
最初と最後に患者さまにお会いし、気持ちよくお迎えし、気持ちよくお帰り頂くことを徹底してくれている彼女のコメントは、聞いていて「へえ~~すごいなあ~さすがだなあ~」と感心することばかり。
そしてこれは昨日の夜8時くらいまでかかって今日のミーティング担当スタッフが作った資料です。
手作りです。すごいでしょ?
毎回、あの手この手で、お互いを理解し合い、身内をあたためて、外へ(患者さまへ)
コミュニケーションを広げていくための趣向を凝らしています。
みんなのアイデアに、そしてその気持ちにただただ、脱帽です。
改めて、少ない人数だけど、こんな優しい気持ちを持った人が吉本歯科医院に来てくれてて
嬉しいなあと思いました。
今は、どこも「人間関係が苦手」って人が増えています。
それはやはり、あまりにも情報過多で、そしてコミュニケーションの「意味」だけを頭で理解しようとしてそこに自分をゆだねてしまった結果だと思います。
何でもかんでも便利に自動的に、そして機械的に効率よくしてしまい、コミュニケーションまでも効率的にしてしまい、その結果、生身の人間同士が声を掛け合わなくても生活していけるようになったからだと思います。
最終的には人と人とは、本当は目と目が合って、心地いい交流があり、その瞬間に心で響き合える存在だと思います。
何気ない心の交流が、人の心をずっとあたため続けるもんだと思いたいし、そんな人が街中にあふれていたらどんなに素敵だろうって思います。
吉本歯科医院では、こんなスピード社会で何やってんの?と思われるかもしれませんが
人と人との絆や繫がりをどこまでも大事に大事にしていきたいと思っています。
そういう意味で「あったかい気持ちになれる場」が吉本歯科医院の売りでもあります(笑)
昨日、ある年配の素敵な女性から朝日新聞の記事を頂きました。
「吉本歯科医院の受付と重なったから持ってきた」とのこと。
記事を読んでとっても嬉しかったのでご紹介しますね。
『治療のため月一回通院しています。病院の入口に立つ案内係の女性に会えるのが楽しみです。
その女性の接客のさりげない態度、物腰、目線、声のやさしさにホッ。
「ありがとう」とだけ御礼を言います。
その後、診察まで待ちますが、腹は立ちません。
帰りの会計待ち。
イスに座ってその人を遠くから眺めます。
勝手な想像です。
「あの雰囲気を体に醸し出せるのは、育てたお母さんから受け継いだものなのか」
「就職後に学習されたものなのか」
「ナースの制服ではない、子育て中のパートさんかな」
「映画女優の香川京子さんの楚々とした横顔に似ている」
次から次に来る来院者に同じ態度で接し、楽しげに働いている様子に勝手に感心しているおばあさんがいることを、その人は知りません。』
この新聞記事と吉本歯科医院の受付が重なった、と思ってくださったこと、
本当に嬉しかったです。
吉本歯科医院の受付、樋口は特にご年配の患者さまによくお誉めの言葉を頂きます。
特に何か教育をされているんですか?
と聞かれますが、こと、彼女の応対に関しては一切の教育をしておりません。
逆に私が教えられております(泣)はい。。。。
(※全体で社会人としての言葉遣いや応対などは研修を行なったりはします)
受付は、ある意味、吉本歯科医院の顔、です。
私などは結構激しいので、受付の対応が悪かったり感じ悪かったら、その場で帰りますし、電話の声が嫌だったら、「間違えました」と2秒で切ります(--;)。
よっぽど感じが悪かったりしたら、一人で我慢できずに誰かに電話してさらに文句を言ったりしちゃいます。
それほど大事な受付ですので、そこを大切に守ってくれている彼女には本当に頭が下がります。
私が、彼女の一番気に入っているところは、もう何と言っても「気配り上手」だというところです。
一緒に働いて一年が過ぎましたが彼女の気配り能力は格段にレベルアップしています。
仕事という中で磨かれ、患者さまからのあたたかい声が彼女を育てているのだと思います。
「今、これが欲しいな」と相手が思うものを先々考えて、先に用意してくれたり、
私の個人的なお客様が来られた時にでも、さっと立ち上がり、私と一緒になって笑顔で応対してくれたり、雨が降って濡れてこられた人にはタオルをお渡ししたり、と、言い上げればきりがないほどの「気配り」です。
気をきかす
気をまわす
気を遣う
など、こういった能力の根底にあるものは「察する」ということです。
相手の気配を察して間髪入れずに反応したり、こちらが言葉であれこれ言わなくても伝わる、などといったことは全て「察する」能力です。
一から十まで口で説明しなければ分らないのではなく、基本的には「黙っていてもわかる」。
つまり、一を聞いて十を知る、というとっても高度な能力だと思います。
しかし、残念ながらこういった能力は、大人になって教えてできることではありません。
おそらく彼女は、ご両親にきちんと躾をしてもらったんだと思います。
例えば、
お父さんがタバコと言えば、火と灰皿を持っていかなきゃいけない
お母さんがお湯飲み言えば、急須も持っていかなきゃいけない
など、
そんな単純な因果関係を基本として、いろいろなパターンを何度も何度も繰り返す中で子供は「気を使う」とは?という相手を察するの能力も勝手に体にしみこませていきます。
そして、繰り返すことによって「あれはこうだったから、この場合はこうだろうな」という風に応用が効かせるようになってきたりします。
言われなくてもできるように勝手になってきます。
逆に言葉で全部指示され説明されなければ何も出来ない、という人も今はたくさんいます。
マニュアルや与えられた言葉に依存しているので「自分で」考えたり行動したりすることができません。
そんな感じで生きているのでその言葉の裏側にある人の心を汲み取るという、生身の人間同士が行なうコミュニケーションの基本すら失っているように感じます。
自分が直接関らなくても責任を取らなくても良い関係だけで生きているのでそりゃあ、ストレスもたまります。
社会はすべて人と人で成り立っています。
どんなに便利になっても、つまるところは最終は人と人です。
仕事をきちんとできる、ということにはこの「察する」が絶対要求されます。
おもてなし、や、気配りなどといったことをマニュアル化することはできません。
「心からの笑顔と、ようこそという気持ちで」と、文書化したとしても、その微妙なニュアンスを言葉で全て表現することは不可能ですし、また数値化することもできません。
それでもしないよりはましなので、ありとあらゆるところでは膨大なマニュアルが作られていると思います。
ただ、思うのですが、マニュアルの怖いところは、本当は自分が気がついて獲得していかなければいけないことなのに、その答えを知識として先にインプットしてしまう、そのことにより頭が満足してしまい、本来一番重要な自分の体験の中から答えを引っ張り出すという能力が養えないことです。
自分の体験から獲得した答えではないので、それはただの「言葉を知った」だけであり、自分の人生に応用を利かせることはできません。
自分自身が「どう感じるのか」といったことさえできなくなってしまうんだと思います。
つまり、実は「何が起こるか全くわからない」という自分の人生においては何の役にも立たない、ということです。
吉本歯科医院では、少しづつではありますが、こういった数値化できない微妙な感覚、「気配り、目配り、心配り」をスタッフ全員で伝え合い共有していきたいと考えています。
吉本歯科医院という職場を通じて、たまたま縁あって出会った人たちと一緒に
切磋琢磨し合えたらいいな、と思います。
そのための話し合いは何度も何度も繰り返します。
そしていい見本はとにかく穴があくほど見つめて自分のものになるまで
くっついて学んでいって欲しいですし、私もそうしていきます。
そんなわけで私はよく受付の裏でこっそり、樋口の応対を聞いていることも多々、あります(笑)
その「なんとなくいい感じ」を患者さまに受けとって頂きたいし、受け取って頂くことでまた私たちも元気になっていきたいと思います。