【香川県高松市の咬み合わせ治療】大人になって歯並びがガタガタになる「本当の理由」とは?|吉本歯科医院

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。「50歳を過ぎた頃から鏡を見たら、昔より前歯が出てきた気がする」 「歯並びがガタガタになってきたように感じる」「下の前歯が前に倒れて飛び出てきたように感じる」
ある日突然、そんなお口の変化に気づいてドキッとしたことはありませんか? 実は、多くの方が「歯は動かないもの」だと思っていますが、歯は一生動き続けるものなのです。今回は、なぜ大人になってから前歯が出てきたり動いたりするのか、その「本当の理由」と対策について咬み合わせ専門歯科医師が解説します。

原因①歯が動く最大の原因は「親知らず」と「力」

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歯が動く原因はいくつかありますが、最も大きな影響を与えるのが親知らずです。 満員電車をイメージしてみてください。どんどん人が乗ってくると、じっとしていられず、押し出されてしまいますよね?それと同じで、親知らずが後ろから何年もかけて押し続けることで、一番弱い前歯が弾き飛ばされるように前に出てきてしまうのです。「え?歯って強い力じゃないと動かないのでは???」と思っていませんか?

矯正治療を体験された方は「ああ、確かに」と思われるはずです。実は、矯正治療がゴムの力だけで歯を動かすように、わずか数十グラムの弱い力であっても、持続的にかかり続ければ歯は動いてしまいます。 舌が押す力(100〜200g)でさえ、歯を揺らす原因になります。

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原因②奥歯の崩壊が前歯を突き出す

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前歯と奥歯は、その役割も構造も全く違います。

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前歯の根っこは1本。奥歯の根っこは3〜4本あり、カメラの三脚のように安定しています。本来、噛む力を支えるのは頑丈な「奥歯」の役目です。 しかし、奥歯が抜けたり、噛み合わせが悪くなって十分な力を支えられなくなると、その負担が前歯にかかってきます。 もともと前歯は噛みやすいように少し斜めになっていますが、奥歯の支えがない状態でガンガン当たると、上の歯はさらに外側へ逃げようとし、結果として「出っ歯」の状態が進行してしまうのです。

原因③歯周病による土台の弱体化

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もう一つの大きな原因は歯周病です。 歯は歯茎(肉)ではなく、その下にある「骨」(歯槽骨)に支えられています。 砂山に棒が刺さっている状態を想像してください。歯周病で周りの骨が溶けてしまうと、砂が減って棒がグラグラするように、同じ力がかかっても歯が動きやすくなってしまいます。

放っておくとどうなる?対策は?

残念ながら、動き出した歯を放置していても、そこで止まることはなく、状態は悪くなる一方です。 では、どうすればよいのでしょうか?

根本的な治療

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奥歯でしっかり噛めるように治療したり、倒れた歯を元に戻す矯正治療を行うという積極的な治療も方法のひとつです。

進行を食い止める(マウスピース)

夜寝ている間にマウスピースを装着することも有効です。マウスピースで全ての歯を連結して一つの塊にすることで、歯にかかる力を分散させ、動くのを防ぎます。 これにより、歯が揺らされる時間を減らし、歯の寿命を延ばすことが期待できます。

【香川県高松市の咬み合わせ治療】大人になって歯並びがガタガタになる「本当の理由」とは?|吉本歯科医院

まとめ

歯並びの変化は、お口全体のバランスが崩れているサインかもしれません。 治療法にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。50代以降、前歯の歯並びが一気に崩れてきたようにお感じになられたら一度咬み合わせのご相談をされることをお勧めします。

よくある質問(Q&A)

Q1. 強い力がかからなければ、大人の歯は動かないのでは?

A. いいえ、実はとても弱い力でも歯は動いてしまいます。 矯正治療がゴムの力だけで歯を動かすように、わずか数十グラムの力でも、持続的にかかり続ければ歯は移動します。例えば、舌が押す力(100〜200g)や、親知らずが奥からじわじわ押す力だけでも、歯並びが変わる原因になります。


Q2. 治療せずに放っておいたら、動きはどこかで止まりますか?

A. 残念ながら、自然に止まることも、勝手に良くなることもありません。 奥歯が崩れたり歯周病で土台の骨が弱くなったりしている場合、その原因を解決しない限り、負担がかかり続けるため状態は悪化する一方です。気になり始めたら早めに歯科医院で相談することをお勧めします。


Q3. 今の歯並びをこれ以上悪くしないための対策はありますか?

A. 夜寝る時に「マウスピース」をつけることが有効です。 マウスピースを装着すると、個々の弱い歯が連結されて一つの塊のようになり、力が分散されて動きにくくなります。寝ている間の歯の揺れを防ぐことで、歯の寿命を延ばす効果が期待できます。

前歯が出てくる本当の理由【動画で解説】

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