総入れ歯とオールオン4の違いを解説|咬み合わせ専門の吉本歯科医院【香川県高松市】

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

歯をほとんど、あるいは全て失ってしまった時、「もう総入れ歯しかないのか」と諦めていませんか?しかし、現在は「オールオン4®(All-on-4)」という、従来の総入れ歯の悩みを根本から解決する選択肢があります。
今回は、香川県高松市の噛み合わせ専門・吉本歯科医院が、「総入れ歯」と「オールオン4」では何がどう違うのか、その決定的な差を詳しく解説します。

総入れ歯が抱える「限界」と「リスク」

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総入れ歯という装置、実はこれ、歯茎(はぐき)という「柔らかい肉」の上にパカッと乗せているだけの装置なんですね。そのため、構造上どうしても避けられない限界があります。

①噛む力が激減する 入れ歯で噛む力は、天然歯のわずか2割以下(5分の1から20分の1)まで減少すると言われています。

②顎の骨が溶けて(やせて)いく 入れ歯が歯ぐきを圧迫し続けることで、年間約0.5ミリずつ顎の骨が溶けて(骨吸収)やせ細ってしまいます。骨がやせるとさらに入れ歯が合わなくなり、痛みが増すという悪循環に陥ります。

③健康寿命への影響 「噛めない」ことは脳への刺激を減らし、認知症の発症リスクを高めるという研究データも報告されています。

人生をリセットする治療「オールオン4®」とは?

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オールオン4®は、片顎わずか4本から8本のインプラントをバランスよく埋入し、その日のうちに全ての人工歯(仮歯)を固定する治療法です。

✅天然歯に近い「噛み心地」 顎の骨に直接固定されるため、噛む力は天然歯の約8割以上まで回復します。総入れ歯の時には柔らかい食事を飲みこむように食べたいた方ご家族と一緒に食事を楽しめたり、いままで総入れ歯だからと諦めていた食べ物を楽しめます。

✅顎の骨を守る インプラントが骨に刺激を伝えるため、入れ歯のように骨がやせ細るのを防ぎます。

✅身体的・経済的負担を軽減 最小限の本数で全ての歯を支えるため、従来の手法(10〜14本の埋入が必要だった)に比べて手術時間が短く、費用も抑えることができます。

徹底比較:総入れ歯 と オールオン4

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オールオン4®治療を検討する前に知っておいて欲しい事

オールオン4®(All-on-4)の治療を受ける前に、後悔のない選択をするために知っておくべき重要なポイントを解説します。

治療の基本概念と適応条件

オールオン4は、4本のインプラントで全ての歯を支える固定式の治療法です。

✅即日性: 抜歯からインプラント埋入、固定式の仮歯の装着までを最短1日で行うことができます。(※あくまでもリハビリ用の仮歯です)

✅骨が少なくても可能: 骨の移植を必要としないケースが多く、従来は治療が難しかった骨の少ない方でも適応可能です。

✅対象者: 総入れ歯の方だけでなく、重度の歯周病で多くの歯を抜かなければならない方が主に対象となります。

手術前後の身体的変化と注意点

インプラントは手術である以上、術後には一時的な身体的反応が起こります。

✅腫れと内出血: 腫れのピークは手術の翌々日の朝にやってきます。また、皮膚に青あざ(内出血)が出ることがありますが、これらは1〜2週間で治まります。

✅痛み: 痛み止めを服用すれば落ち着く程度ですが、痛み止めには腫れを抑える効果もあるため、我慢せずに飲むことが推奨されます。

✅一時的な違和感: 頬や唇の感覚が一時的に鈍くなることや、鼻血(上顎の場合)、口角の荒れが生じることがありますが、これらも経過とともに改善します。

「リハビリ期間の仮歯」の重要性

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手術当日に仮の歯が入ります。しかし、それはあくまで「リハビリ用の仮歯」です。

✅適応期間: 新しい歯でうまく話したり、噛んだりできるようになるまでには、通常6ヶ月から9ヶ月程度の「リハビリ期間」が必要です。

✅筋肉の訓練: 長年噛めなかった方は噛む筋肉が弱っているため、歩行訓練のように少しずつ慣らしていく必要があります。

✅仮歯での調整: 仮歯の段階で、話しやすさ、見た目、噛み合わせを歯科医師や技工士と相談しながら作り込みます。このプロセスを丁寧に行うことが、最終的な本歯の満足度に直結します。

インプラントメンテナンスは一生続くこと

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インプラントは「入れて終わり」ではなく、一生涯のメンテナンスが不可欠です。

✅定期検診: 4ヶ月から6ヶ月に一度は歯科医院でプロによる清掃と、ネジの緩みや噛み合わせのチェックを受ける必要があります。

✅自宅でのケア: インプラント専用の歯ブラシ(ソニッケア電動音波ブラシやワンタフトブラシ、専用フロス)を用いたセルフケアが重要です。

信頼できる医院選びの基準

医療安全への考え方

四国各地からお越し下さる患者様がどうして吉本歯科医院をお選び下さったのか?それは治療後の快適な生活を求めという理由もありますが、インプラント治療に対する医療安全への取り組みに賛同いただいたからという患者様の声が多くあります。

吉本歯科医院では、かなり高齢になってもインプラントなどの外科的侵襲を伴う治療を希望する患者さんが少なくありません。

全身のリスクについて十分把握するのは医療安全上、あらゆる年齢層で必須ですが、患者さんの平均年齢が高い場合、さまざまなリスクが隠れていると考えなければなりません。

そのため、術前の問診・説明から術中・術後の管理まで、歯科麻酔科医が携わっています。

また、インプラントを希望する患者さんには、近くの病院で血液検査、心電図、骨密度の検査を受けてもらうことにしています。

これらのスクリーニングで、手術が安全にできるかどうかだけでなく、予後についても予測できるためです。術中の循環動態のモニタリングに歯科麻酔科医が大きな力を発揮するのは当然ですが、術前のリスクスクリーニングでの役割も大きいと考えられます。

第一には心電図。一般的な歯科医師は、外科手術の経験の有無にかかわらず、循環動態全身管理の知識が十分ではありません。病院から送られてくる検査結果に「右軸偏位」と書かれていても、その臨床的意義を理解し、手術前に何を把握しておくべきか判断できる歯科医師は少ないでしょう。インプラントは骨に対する外科手術なので、健康体でもある程度は不整脈が記録されます。しかし、生体モニターが不整脈を示した際、「患者さんにもともと既往としてあった不整脈なのか?」「もともとはなかった不整脈なのか?」「何が危ない兆候なのか?」を現場で判断できるチーム態勢にしておくことが必要なのです。 

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次に、事前の問診。

ほとんどの歯科医院で、初診時や外科手術前に全身疾患などの問診をしているはずですが、「歯科には関係ないだろう」と勝手に判断して記入しない患者さんが、意外に少なくないのです。

術中や術後に偶発症が起きた場合、「問診で申告がなかった」というだけで、医院側の善管注意義務違反が免責される時代ではなくなってきています。そのため、できるだけリスクを吸い上げて把握する体制が必要だと考えています。

代表的なのが緑内障。緊張感や精神的不安、そして恐怖心を和らげて、リラックスした状態で安全かつ円滑にインプラント手術を受けていただくために、局所麻酔と鎮静法が併用されることが増えてきています。

鎮静薬のジアゼパム、ミダゾラムおよびフルニトラゼパム等は、「閉塞隅角緑内障」の病型に該当する緑内障患者に対しては禁忌であると報告されています。

抗コリン作用により、眼圧を上昇させ、症状を悪化させる可能性がありますが、患者さんには「歯とは関係ない」と思われがちなのです。

この場合、「緑内障ではありませんか?」と聞くだけでなく、この病気によってどのようなリスクがあるか示すことで、正確に聞き出せたりするものです。歯科麻酔科医の問診で初めて判明し、眼科との情報共有によって手術にこぎ着けた事例もあります。

チーム医療

外科担当医、全身管理を行う歯科麻酔科医師、歯科技工士、歯科衛生士が連携する「チーム」で対応しているかどうかが重要です。

設備の充実

専用の手術室やCT設備があることは、感染防止や精密な診断のために欠かせません。

【咬み合わせ専門医が解説】入れ歯が合わなくなる理由と最新の解決法|香川県のかみあわせ専門の吉本歯科医院

オールオン4®は高度な技術を要するため、どこの歯科医院で受けても同じではありません。
「補綴(ほてつ)歯科専門医・指導医」による精密診断
院長の吉本彰夫は、四国でも数少ない「日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医」および「日本補綴歯科学会認定 補綴歯科指導医」です。歯を補い、噛み合わせを回復させるプロとして、10年後、20年後も崩壊しない「お口全体の正しい設計図」を診断します。

3D精密診断:CTデータによる立体解析を行い、神経や血管の位置を1ミリの誤差もなく把握します。

医師2名体制:手術中は歯科医師と専任の歯科麻酔科医師の2名体制で、心電図や血圧などの全身状態を常にモニタリングします。

静脈鎮静麻酔:うとうと眠っているようなリラックスした状態で手術を受けられるため、痛みや恐怖心を感じることはほとんどありません。

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骨がない方でインプラントできないと言われた方は

吉本歯科医院では、顎の骨が薄い・骨の厚みが少ないと診断された患者さまに対するインプラント治療のご相談を数多くお受けしています。
総合病院や大学病院からのご紹介をきっかけに、四国各地からご来院される方もいらっしゃいます。

実際にご相談に来られる患者さまの中には、
「骨が薄いため、インプラント治療は難しいと言われた」
とお話しされる方も少なくありません。

顎の骨が痩せてしまう背景には、合わない入れ歯を長期間使用していたことや、歯槽膿漏(歯周病が進行し、歯を支える骨が溶けてしまう状態)などが関係している場合があります。

インプラント治療は、歯を支える役割をもつ顎の骨に人工歯根を埋め込む治療です。
そのため、骨にある程度の厚みや質があることが望ましいとされています。

ただし、日本人は欧米の方と比べると、もともと顎の骨が薄く、やわらかい傾向があるといわれています。
そのため、従来のインプラント治療では、骨が不足している場合に骨を増やす処置(骨増生・骨移植)を行ってから、インプラントを埋入する方法が選択されることがありました。

骨を再生する処置は、部位や状態によって異なりますが、数か月から1年以上の治癒期間が必要になることもあります。
また、段階的に手術を行うため、身体的なご負担が大きくなる場合もあります。

一方で、オールオンフォー(All-on-4)インプラントは、インプラントの埋入位置や角度を事前に精密に計画し、できるだけ骨の質が良く、厚みのある部分を活かして固定する方法です。そのため、症例によっては大がかりな骨増生を行わずに治療を進められる可能性があります。

顎の骨は、前歯に近い部分ほど硬く、奥歯に向かうにつれてやわらかくなる性質があります。インプラントは、比較的硬い骨に固定されるほうが安定しやすいと考えられています。

従来はインプラントをまっすぐ埋め込む方法が一般的でしたが、オールオンフォーでは、骨の状態に合わせて斜めに埋入する設計を行います。
同じ骨量でも、角度を工夫することで、より効率的に骨を活かすことが可能になる場合があります。

また、骨を増やす処置が必要なケースでも、インプラント手術と同時に行える範囲の処置で対応できることもあり、治療期間や身体への負担を抑えられる可能性があります。

インプラント治療が可能かどうかは、骨の量や質、全身状態などを総合的に診断した上で判断することが大切です。「骨が薄いから無理」と言われた経験がある方も、一度詳しい検査と説明を受けてみることで、別の選択肢が見えてくる場合があります。

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