
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯を失ってしまった場合、その部分を補うために、インプラント、入れ歯、そしてブリッジといった治療法が選択肢として挙げられます。
しかし、従来の治療法、特に一般的なブリッジには、残された健康な歯を危険に晒すという大きな課題が存在します。
今回は、従来のブリッジと比較して、ご自身の歯を最大限に守るという考え方に基づいた「接着ブリッジ」について、その特徴とメリットをご紹介します。
接着ブリッジとは? — 歯を「削らない」ことの重要性
接着ブリッジは、「削らない治療」として提供される歯冠修復法の一つです。
最も大きな特徴は、従来のブリッジに比べて歯を削る量が極めて少ない点にあります。
少ししか削らないジルコニア接着ブリッジなら香川県高松市の噛み合わせ専門歯科 吉本歯科医院
①削る量の少なさ
接着ブリッジで歯を削る量は、髪の毛1本分ほどであり、従来の治療(通法)の1/10程度で十分とされています。
②歯の寿命の延命
削る量が少ないため、将来的に歯を抜かなければならなくなる時期を大幅に遅らせることが可能です。例えば、通法だと50歳で抜歯診断される歯の寿命を、接着ブリッジによって70歳ぐらいにまで延命させられる可能性があります。
③再治療の余地を残す
歯は一度削ると元には戻らないため、最初の治療が非常に重要です。接着ブリッジで治療した部位が万が一ダメになったとしても、削る量が少ないため、10年以上かけて何回かやり直しをしたとしても、ようやく従来の治療で削る量になる程度であり、土台となる歯の根を残すことが可能となります。
④違和感の軽減
接着ブリッジでは、咬む面や側面にご自身の歯を残せるため、違和感が少なく、噛み合わせの高さも変わりません。


従来のブリッジ(通法)が抱える深刻なリスク
従来のブリッジ(固定式の銀歯)の寿命は約7年半とされています。
この治療法が土台とした歯を短期間でダメにしてしまう主な原因は、「歯を削る」という行為にあります。
①健康な歯の犠牲
従来のブリッジは、失った歯を補うために、その両隣の健康な歯を土台として使用します。この土台となる歯を大胆に全面全周にわたって削り、金属で被いかぶせる必要があります。
②歯の強度の低下
削る際には、人体で最も硬い部分であるエナメル質も含め、歯の約3分の1ほどを削らなければなりません。これにより歯はもろくなり、削らなければ20年、30年と寿命を延ばせたかもしれない歯の寿命を縮めてしまうことになります。
③連鎖的な歯の喪失
最も恐ろしいのは、ブリッジがダメになる時、土台となっていた両隣の歯を含めて、最低2本以上の歯を一度に失うという結果を招くことです。
一般的なブリッジ治療の落とし穴【動画で解説】
接着ブリッジを支える技術と材料
接着ブリッジを長持ちさせるためには、単に削る量を減らすだけでなく、強固な接着技術と適切な材料が不可欠です。
吉本歯科医院では、接着ブリッジに高度先進医療に指定されている岡山大学方式を採用しており(自由診療)、これは特殊な接着技術に基づく治療法です。
特殊な材料の採用
特殊な硬質金合金を使用することで、金属の厚みを薄くしても歪みで外れたり折れたりしにくい強度を確保しています。これにより、削る歯の量をさらに減らし、むし歯になりにくくすることができます。
費用は、1本の歯が欠損している場合の接着ブリッジ(3本の治療)で、色や材質によって 210,000円〜390,000円(税別) です。
接着技術の重要性
接着技術は、被せ物と歯の間に細菌が入り込むのを防ぎ、虫歯の再発を防ぐために極めて重要です。
どんなに良い素材で被せ物をしても、この接着技術がなければ、短期間に内部で同じ症状が起こり再発を繰り返す原因となります。
接着は、歯科治療の成功の鍵を握る技術と言えます。
まとめ
接着ブリッジは、従来の治療法のように健康な歯を大きく削ることなく、失われた歯を補うことを可能にする治療法です。これは、ご自身の歯を長期的に守り、健康な生活を維持するための賢明な選択肢と言えるでしょう。治療を選択される際は、将来的な歯の健康を守るためにも、「削る量」と「接着技術」 の重要性について、ぜひご相談ください。ご予約はコチラ
四国の開業医で唯一の補綴歯科専門医・指導医
吉本歯科医院の院長、吉本彰夫は「補綴(ほてつ)歯科専門医」として、咬み合わせの微妙なずれまで徹底的に診断し、最適な治療プランを提案しています。義歯治療は見た目の回復だけではなく、噛む力を取り戻し、食事を楽しみ、心から笑える毎日を支えるための大切な治療です。
もし「どの治療を選べばいいのかわからない」「本当に自分に合う方法を知りたい」と迷っているなら、ぜひ一度、補綴治療の専門医にご相談ください。複数の選択肢を一緒に考え、あなたにとって最適な答えを一緒に探し出すお手伝いをいたします。あなたが再び、自分の歯で噛む幸せを感じ、笑顔に自信を持てるように――それが私たち補綴専門医の願いです。



