
香川県高松市の咬み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
「毎日歯磨きをしているのに、なぜか虫歯になる」 「甘いものを控えているのに、歯に穴があいてしまった」
もしあなたがそう感じているなら、それはあなたの「虫歯」に対する認識が、ほんの少しズレているからかもしれません。
多くの人は、「虫歯 = ばい菌(ミュータンス菌など)が砂糖を食べて酸を出し、歯を溶かした状態」だと思い込んでいます。もちろん、それも間違いではありません。しかし、咬み合わせ専門の吉本歯科医院では、「虫歯」とは単に「虫喰いのように穴が空いた状態」のことを指す言葉だと定義しています。
つまり、その「穴」を作った犯人は、必ずしも「ばい菌」だけではないのです。今日は、多くの人が見落としている、もう一つの恐ろしい原因についてお話しします。
歯に穴をあける「もう一つの真犯人」

「虫歯」という言葉のイメージから、私たちはどうしても「細菌による感染」ばかりを気にしてしまいます。しかし、健康な歯に「虫が喰ったような穴」をあけてしまう原因は、細菌以外にもあります。
それは、「噛み合わせによる破壊的な力」です。
歯は「噛む力」で物理的に壊れる
想像してみてください。硬いコンクリートの壁でも、ハンマーで何度も叩き続ければ、ヒビが入り、やがて表面が欠け落ちて穴があきますよね? これと同じことが、あなたのお口の中でも起こっています。

- 過剰な噛む
- 歯ぎしり・食いしばり
- 噛み合わせの悪さによる力の集中
これらの物理的な力が特定の歯にかかり続けると、どんなに健康な歯でも割れたり、欠けたり、微細なヒビ(マイクロクラック)が入ったりします。 その結果、歯の表面が崩壊し、見た目が「虫喰いのように穴が空いた状態(=虫歯)」になってしまうのです。
「ばい菌」だけが原因だと思い込んで治療すると再発する
恐ろしいのは、「力」によってあいた穴を、「ばい菌」のせいだと勘違いして治療してしまうことです。
例えば、噛み合わせが悪く、過剰な力がかかって歯が欠け、穴があいたとします。
これを「あ、虫歯ですね」と診断し、削って詰め物をしたとしても、「過剰な力」という根本原因は取り除かれていません。
その結果、どうなるでしょうか?

- 治療した歯に、相変わらず破壊的な力がかかり続ける。
- せっかく入れた詰め物や被せ物が、力に耐えきれずに外れる。
- あるいは、歯そのものがさらに大きく割れてしまう。
「治療したはずの詰め物がよく取れる」「治した歯がまた痛くなる」という現象の多くは、ばい菌の取り残しではなく、この「噛み合わせ異常(過剰な力)」が原因であることが非常に多いのです
日本人が歯を失う第3位の原因「歯根破折」

この「力による破壊」が進行すると、最終的には「歯根破折(しこんはせつ)」という状態に至ります。これは、歯の根っこにヒビが入ったり、割れてしまったりする状態です。
実は、日本人が歯を失う原因の第3位が、この「歯根破折」です。 ばい菌による虫歯や歯周病だと思って治療を続けていたけれど、実は「力」によって歯が悲鳴を上げ、最終的にバキッと割れてしまったというケースが後を絶ちません。

歯の根が割れてしまうと、現代の一般的な歯科治療では「ほぼ99%抜歯」という診断になってしまいます。
まとめ:その穴の原因は「菌」ですか?「力」ですか?
もし、あなたが「ちゃんと磨いているのに虫歯ができる」と悩んでいるなら、それは「力による虫歯(破壊)」かもしれません。その場合、いくら歯磨きを頑張っても、原因である「噛み合わせ」を治さない限り、歯の破壊は止まりません。
「虫歯かな?」と思ったら、ただ削って埋めるだけでなく、「なぜそこに穴があいたのか?」という根本原因(噛み合わせや力のバランス)をまずかきちんと診察を受けて頂くことが、あなたの大切な歯を守る第一歩です。
吉本歯科医院は咬み合わせの専門歯科
吉本歯科医院の院長、吉本彰夫は「補綴(ほてつ)歯科専門医」「咬み合わせの専門医」として、咬み合わせの微妙なずれまで徹底的に診断し、最適な治療プランを提案しています。義歯治療は見た目の回復だけではなく、噛む力を取り戻し、食事を楽しみ、心から笑える毎日を支えるための大切な治療です。当院では、歯根破折・インプラントのやり直し・接着ブリッジ・顎位の再構築など、通常の歯科医院では扱えない分野を専門的に診療しています。
院長・吉本彰夫は、自ら歯根破折を経験し、噛み合わせの異常の怖さを身をもって知った歯科医師です。その体験をもとに、咬合(噛み合わせ)を軸にした治療体系を確立しています。
もし「どの治療を選べばいいのかわからない」「本当に自分に合う方法を知りたい」と迷っているなら、ぜひ一度、補綴治療の専門医にご相談ください。複数の選択肢を一緒に考え、あなたにとって最適な答えを一緒に探し出すお手伝いをいたします。あなたが再び、自分の歯で噛む幸せを感じ、笑顔に自信を持てるように――それが私たち補綴専門医の願いです。

まずはご相談を
歯は固定されたものではなく一生動き続けます。年齢とともに動き、咬み合わせの力のバランスも変わります。前歯が出てきた、歯が揺れる、その小さな違和感は「体の中の力の変化」のサインです。歯を1本単位で見るのではなく、口全体、さらに顎関節や筋肉を含めた「全体の調和」が大切です。早い段階で咬み合わせの乱れを見つけ、バランスを整えることが、自分の歯を守る最良の方法です。
吉本歯科医院では、「前歯が出てきた」「歯が動いている気がする」などのご相談を初診カウンセリングで丁寧にお伺いしています。ご予約はコチラから



