香川県高松市のかみあわせ専門歯科 吉本歯科医院の吉本彰夫です。今回は日本人が歯を失う原因の第3位となっている「歯根破折」についてお話させていただきます。
歯が割れる原因(歯根破折を動画で解説)
日本人が歯を失う原因は第3位は「歯根破折(しこんはせつ)」
日本人が歯を失う第一位は皆様よくご存じの「歯周病」です。そして第二位は「虫歯」。そして意外に知られていないのが「歯根破折(しこんはせつ)」です。歯の根っこにヒビが入ってしまった状態のことを言います。
✅歯の根っこにヒビが入ってる
✅歯の根っこに亀裂が入っている
✅歯の根っこが折れている
✅歯の根っこが割れている
歯根破折はほぼ抜歯診断
このような状態の場合一般的な歯科治療ではほぼ99%「抜歯です」という診断を受けます。歯の根にヒビや亀裂が入るとどうして「歯を抜かないといけない」ことになるのでしょう?その理由はばい菌が侵入してしまうから、です。
ばい菌が歯の根から侵入し骨や歯周周辺組織を破壊していくからなのです。しかし状態によって歯を抜かずに残せることができます。ご自身の歯はできるだけ抜かずに残したいというお気持ちがおありの方の方が多いのではないでしょうか?歯を抜かずに残せるどうかの抜歯の基準ですが実は歯医者さんによってさまざまです。歯を抜かないといけないと診断されたが抜かずに治療することはできないか?ということで吉本歯科医院にご相談にお越しになられる患者さんは非常に多いです。
吉本歯科医院では一般的な歯科医院では抜歯となる歯でも多くの歯を抜かずに残すことに成功しています。これは歯の神経治療でも同じです。歯の神経を取るしかないと診断を受けた歯であっても数多くの歯の神経を抜かずに残すことに成功しています。
抜歯の基準
抜歯の基準をどの位置においているかは歯科医師の技術によるものが大きいです。吉本歯科医院でどうしても歯を抜かないといけないという場合をお伝えします。吉本歯科医院の抜歯の基準です。
①歯を支えている骨が無くなってしまっている場合
②歯茎よりも下で歯が割れている、折れている場合
③歯の根っこが縦に割れている場合
④歯の根っこが曲がっている場合
吉本歯科医院の抜歯基準(動画で解説)
歯根破折という状態になってしまわないために吉本歯科医院では患者様に「歯の破壊を予防するマウスピース」を必ず装着して頂いております。このマウスピースは、あなたの歯が壊れる代わりにいわば「身代わり」となって壊れてくれるもの、です。
あなたの歯が磨り減る代わりに、「身代わり」となって磨り減ってくれるもの、です。
早い方では作成して3ケ月もたたないのに真っ二つに割れたり、穴が空いたり端の方が欠けたり、します。マウスピース、意外にも硬い素材です。でも、こんな風に簡単に割れます。欠けます。しかも、磨り減って穴まで空いてきます。マウスピースが磨り減ってくれなかったとしたらマウスピースが割れてくれなかったとしたらあなたの歯が割れて、磨り減っているわけ、です。歯が抜歯にならないために予防をするのであれば歯の掃除だけでは片手落ちです。歯が力によって破壊されることに対する予防を万全にする必要があるのです。まずはお気軽にご相談下さい。