
こんにちは。香川県高松市で咬み合わせを専門とする「吉本歯科医院」院長の吉本彰夫です。
「部分入れ歯のバネをかけている歯が、揺れてきた」
「ブリッジが何度も外れて、とうとう支えの歯を抜くことになった」
「地元の歯医者さんで『次はもう入れ歯しかない』と言われた」
このようなお悩みで、東かがわ市やさぬき市から国道11号を西へ走って来院される方が、当院には年々増えています。皆さん口をそろえて、「もっと近くで診てもらえると思っていた」「わざわざ高松まで来るべきか迷った」とおっしゃいます。
そして、そのほとんどの方が「入れ歯やブリッジの作りが悪かったのだろう」「自分の歯の手入れが足りなかったのだろう」とお考えになっています。しかし実際に口の中を拝見すると、原因が装置の精度や歯磨きではなく、残っている歯と顎にかかっている「力」のかかり方にあるケースが少なくありません。
この記事では、部分入れ歯やブリッジの作り直しを繰り返すほど歯が減っていくのはなぜか、「次は入れ歯しかない」と言われる前に確かめておきたいことは何か、そして東かがわ市・さぬき市から当院へ来られる場合の道順を、まとめてご説明します。
目次
- 東かがわ市・さぬき市から来院される方に共通していること
- なぜ「作り直し」を繰り返すほど歯が減っていくのか
- 「次は入れ歯しかない」と言われる前に確かめておきたい2つのこと
- 当院が装置を作る前に咬み合わせを診る理由
- 東かがわ市・さぬき市から当院への行き方
- こんな方は一度ご相談ください
- この記事のまとめ
- よくあるご質問(FAQ)
- 部分入れ歯やブリッジが続かずにお悩みの方へ
東かがわ市・さぬき市から来院される方に共通していること
東の方面から来られる方のお口を拝見していると、いくつか共通した経緯があります。
- 50代で奥歯を1本失い、ブリッジを入れた
- 60代になってそのブリッジが外れ始め、付け直しを繰り返した
- やがて支えの歯が割れるか揺れるかして抜歯になり、部分入れ歯に変わった
- 部分入れ歯のバネをかけた歯が揺れてきて、「次は総入れ歯」と告げられた
この流れを、10年から20年かけてたどっておられます。しかも、どの段階でも「その時点では一般的な処置」を受けておられます。誰かの技術が悪かったわけではありません。ただ、歯を失わせた原因そのものを診る機会が、途中に一度もなかった。それだけのことです。
東かがわ市やさぬき市には、咬み合わせ(補綴)を専門に診る歯科医院がほとんどありません。これは香川県東部に限らず、四国全体でも同じです。だからこそ、「どこへ相談すればよいか分からないまま、装置の作り直しだけが続いてきた」という方が多いのだと思います。
なぜ「作り直し」を繰り返すほど歯が減っていくのか
ここで、部分入れ歯とブリッジがどういう構造の装置なのかを、簡単に説明させてください。ここを知っていただくと、ご自身の身に起きてきたことが腑に落ちるはずです。
部分入れ歯のバネは、歯が一番苦手な方向に力をかけます

部分入れ歯は、残っている歯に金属のバネ(クラスプ)をかけて支えます。噛むたびに入れ歯はわずかに沈み、浮き上がります。そのたびにバネのかかった歯には、「横へ倒そうとする力」と「引き抜こうとする力」が加わります。
歯は、真上からの力にはよく耐えます。しかし横から揺さぶられる力には弱い。その苦手な方向の力が、毎日、同じ歯にかかり続けるのです。
ブリッジは、2本の歯に3本分の仕事をさせています

歯を1本失ってブリッジにすると、両隣の歯を削って土台にし、3本分の噛む力を2本で受け止めることになります。土台の歯1本あたりの負担は、本来の1.5倍以上です。
土台になる歯は、神経を取っていることも多く、もろくなっています。しかも神経がないので、無理な力がかかっても「痛み」で警告してくれません。限界を超えたとき、はじめて割れたり外れたりして気づく。「何度も外れる」のは接着剤が弱いからではなく、その歯にかかる力の大きさと向きに無理があるからです。
歯を失った場所の骨は、年月とともに痩せていきます

歯を失った部分の顎の骨は、噛む刺激を受けなくなり、少しずつ痩せて低くなっていきます。すると入れ歯は動きやすくなり、動く入れ歯がバネのかかった歯をさらに揺さぶります。
つまり、装置を新しくしても、それを支えている側の条件は少しずつ悪くなっていく。作り直すたびに、次の装置はより大きく、支えてくれる歯はより少なくなる。これが「作り直すほど歯が減っていく」仕組みです。
「次は入れ歯しかない」と言われる前に確かめておきたい2つのこと
「もう入れ歯しかありません」という言葉は、多くの場合、今見えている歯の本数だけから出てきた判断です。しかし、次に何を作るかを決める前に、先に確かめておきたいことが2つあります。
1. 顎の骨が、今どれだけ残っているか

歯を支えているのは歯ぐきではなく、顎の骨(歯槽骨・しそうこつ)です。この骨がどれだけの高さと厚みで残っているかは、平面のレントゲンでは正確には分かりません。立体的に写すCTで、はじめて「どこに、どれだけ、どんな質の骨があるか」が見えてきます。
骨の残り方によって、選べる方法は大きく変わります。そして、骨は時間とともに減っていきますので、早い段階で分かるほど、選べる方法は多くなります。
2. 残っている歯が、今どれだけの力を負担しているか
残っている歯のうち、どの歯に力が集中しているのか。噛んだときにどの歯が最初に当たり、顎を横に動かしたときにどの歯が擦れているのか。これを調べずに次の装置を作ると、今度はその装置が、残っている歯のどれかを壊していきます。
この2つが分かってはじめて、「次に何を作るか」という話に入れます。当院が「まず検査を」と繰り返し申し上げるのは、そのためです。
当院が装置を作る前に咬み合わせを診る理由
吉本歯科医院では、「入れ歯が合わない」「ブリッジが外れた」というご相談をいただいた際、いきなり作り直しや付け直しをすることはありません。
まず現状を立体的に把握します
歯科用CTとレントゲンで、顎の骨の高さと厚み、残っている歯の根の状態、そして顎の関節の位置を確認します。ご自身のレントゲンの見方もお伝えしますので、「骨がどこまで溶けているのか」をご自身の目で確かめていただけます。
次に「今、どこで噛んでいるか」を調べます
噛んだときにどの歯がどの順番で当たるか、顎を左右前後に動かしたときにどう滑るか。これを分析し、今の顎はどこで噛むのが正しいのかを診断します。長く合わない装置を使ってこられた方ほど、顎が本来の位置からずれた場所を「いつもの場所」として覚えてしまっていることが少なくありません。
土台を整えてから進みます
骨や歯ぐきに炎症があればそれを治め、力の集中している歯があればその負担を分散する。土台を整えてから、はじめて「何を作るか」をご一緒に考えます。
遠回りに見えますが、結果的にこれが最短距離です。
東かがわ市・さぬき市から当院への行き方
高松まで足を運んでいただくことになりますので、道順をまとめておきます。
お車の場合
国道11号を高松方面へ西に進み、屋島エリアに入ります。目印は「パワーシティ屋島」です。その西側、株式会社タダノ様の向かいの交差点(香川県信用組合「けんしん」の角)を曲がると、すぐ右手に赤い看板の吉本歯科医院があります。
所要時間の目安は、さぬき市志度から20〜30分、東かがわ市中心部から1時間弱です。医院正面に専用駐車場があります。満車の場合は受付までお申し出ください。
高速道路をご利用の場合は、高松中央インターでお降りください。詳しい道順はアクセスのページに写真付きで載せています。
電車の場合
JR高徳線で「屋島駅」下車、徒歩15分程度です。東かがわ市の三本松駅・讃岐白鳥駅、さぬき市の志度駅・オレンジタウン駅から乗り換えなしで来られます。
ことでん志度線をご利用の場合は「潟元(かたもと)駅」下車、徒歩10分程度です。
初めてのご来院について
当院は完全予約制です。初めての方には、レントゲン・CT撮影と口腔内の診察、院長との面談までを一度のご来院にまとめた「初診パック」(5,500円・税込)をご用意しています。遠方からお越しの方でも、まず一度のご来院で現状の把握とご説明までお受けいただけます。
こんな方は一度ご相談ください
- 部分入れ歯のバネをかけている歯が、揺れてきた
- ブリッジが2回以上外れた、または付け直しを繰り返している
- ブリッジの支えの歯を抜くことになり、次の装置を勧められている
- 入れ歯を作り直しても、痛む場所が移るだけで良くならない
- 「次はもう入れ歯(総入れ歯)しかない」と言われた
- 片側だけで噛む癖がついていて、反対側は使えていない
- 東かがわ市・さぬき市にお住まいで、咬み合わせを診てくれる医院が近くにない
ひとつでも当てはまる場合、原因は装置の作りや歯磨きではない可能性があります。
この記事のまとめ
✅ 部分入れ歯のバネは、歯が最も苦手とする「横に揺さぶる力」を特定の歯にかけ続けます
✅ ブリッジは2本の歯に3本分の負担をかける構造で、支えの歯は痛みの警告なしに限界を迎えます
✅ 装置を作り直しても、支えている側(骨・残った歯)の条件は時間とともに悪くなっていきます
✅ 「次は入れ歯しかない」と決める前に、骨の残り方と力の配分をCTと咬み合わせ検査で確かめる必要があります
✅ 東かがわ市・さぬき市からは国道11号またはJR高徳線(屋島駅)で来院できます。完全予約制・初診パックで、一度の来院で現状把握までお受けいただけます
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 地元の歯科医院で入れ歯を勧められています。それでも高松まで行く意味はありますか。
A. 地元の先生の判断が間違っているということではありません。ただ、「入れ歯しかない」という結論は、残っている歯の本数から出ることが多く、骨の残り方や力の配分まで調べたうえでの判断とは限りません。当院では、次に何を作るかを決める前に、まず検査で今の状態を確かめます。その結果、やはり入れ歯という選択が適切であれば、そのようにお伝えします。検査結果を持ち帰って、地元の先生とご相談いただいても構いません。
Q2. 遠方なので、何度も通うのは難しいのですが。
A. 東かがわ市・さぬき市からの方には、検査と説明を一度のご来院にまとめた「初診パック」をおすすめしています。治療に進むかどうかは、その結果を持ち帰ってから決めていただけます。まずは一度、現状を確かめるためだけにお越しいただければ十分です。
Q3. 「骨がないのでインプラントはできない」と言われました。それでも相談できますか。
A. 「骨がない」という判断が、平面のレントゲンだけで出されていることは少なくありません。CTで立体的に見ると、残っている骨の位置や厚みが分かり、選べる方法が変わることがあります。ただし、骨の状態によって本当に難しい場合もあります。まずCTで確かめることが先です。
Q4. 検査にはどのくらいの費用と時間がかかりますか。
A. 初診パックは、問診・レントゲン撮影・CT撮影・口腔内の診察と写真撮影・院長との面談(専任カウンセラー同席)を含めて5,500円(税込)です。通常40,000円の診断メニューを、ご検討のきっかけにしていただくための価格にしています。検査の結果をお伝えしたあとは、一度ご帰宅いただき、治療を行うかどうかはゆっくりご検討のうえで決めていただきます。検査を受けたからといって治療を始めなければならない、ということはありません。
Q5. もう70歳を過ぎています。今から診てもらっても遅くないでしょうか。
A. 年齢で区切ることはありません。70代、80代で初めて来院され、その後長く快適に過ごしておられる方は多くいらっしゃいます。大切なのは年齢ではなく、骨と残っている歯が今どういう状態かです。早い段階で分かるほど選べる方法は多くなりますので、迷っておられるなら、まず現状を確かめることをおすすめします。
部分入れ歯やブリッジが続かずにお悩みの方へ
「作り直すたびに、歯が減っていく」
「次はもう入れ歯しかないと言われたが、納得できないまま決めたくない」
香川県高松市をはじめ、東かがわ市・さぬき市など県東部、そして四国各地から、部分入れ歯やブリッジのお悩みを抱えた多くの患者様が、当院にご相談にいらっしゃいます。
吉本歯科医院では、外れた装置を付け直して終わりにするのではなく、「なぜこうなったのか」「なぜその歯を失うことになったのか」「これから先、噛む力をどう配分すれば残りの歯を守れるのか」という根本から診断を行います。院長は(一社)日本歯科専門医機構認定の補綴歯科専門医、および(公社)日本補綴歯科学会認定の補綴歯科指導医として、咬み合わせと補綴の分野で専門的な診療にあたっております。
3DデジタルCTによる精密な骨の診断、咬み合わせ専門医による力のバランス評価を行い、現状で何が起きているのかを分かりやすくご説明したうえで、選べる方法をご提示します。
高松までの道のりは、決して近くはありません。それでも、次の装置を作る前に一度だけ、現状を確かめに来ていただければと思います。どうぞお一人で悩まずに、お電話またはWEBよりお気軽にご相談ください。

院長プロフィール
吉本歯科医院 院長 吉本彰夫
九州大学歯学部卒業
岡山大学大学院 歯学博士(平成17年3月)
(一社)日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医
(公社)日本補綴歯科学会認定 補綴歯科指導医
咬み合わせと補綴(入れ歯・被せ物・インプラントなど)を専門分野として、日々の診療にあたっております。


