2013.02.23昔の私は歯のことを何ひとつ知らなかった インプラント治療後3年が経過された金本智恵子様
『とにかくレベルの高いちゃんと診てくれる、ちゃんとした歯医者さん。それをもう探さなあかんいうことで、もう何回も何回も探したり、見たり。最終的に吉本歯科医院へこようと思たんは、吉本歯科医院院長の吉本先生の理念「私の家族やスタッフにしたくない治療は、患者にもしない」いうことで、それやったらまあ、私を、患者さんを大事にしてくれて、歯は吉本歯科医院やったら治してもらえるんではないか思うて、「ここに賭けてみよう」と。
吉本歯科医院の吉本先生の持っとる技術を全部もらいましょう思うてきたんですよ、全部。
だから私の歯はもうインプラント、歯周病手術したらええだけでなしに、もうかみ合わせからせんかったら、インプラントしても後で何しよんかわからんようになって、「わや(だめ)」にするし、もうたぶん歯周病の程度からいったら、ヘタしたら何ぼ歯医者に行って、何しても歯が「わや」になってしまう、かったかもしれんと思う、自分で。
もう必死で歯を残したい、いう気持ちがただそれだけでもう。
ここの吉本先生やったらまあ、私の歯は何とかなるだろう。吉本歯科医院へ来るいうことがもう私の歯が助かる、吉本歯科医院でなければいけないっていう感じ。』
このような熱い想いで吉本歯科医院に賭けて下さった
金本さんです。
勉強熱心な金本さんは
吉本歯科医院が発信している「歯を失わないためのお話」ニュースレターを教材として
ほぼ毎月かならず深く読み込んで下さっています。
その読んで下さるレベルですが
もはや受験生並みです。
「なんでも一生懸命夢中でやってきた」
というさすが金本さんです。
吸収する量が半端ではなく、金本さんの脳みその引き出しには
「歯周病の棚」
「噛み合わせの棚」
「骨の棚」
「手術の棚」
「歯茎の棚」
と、きちんと項目別に知識が入っており
何をお聴きしても
的確に理解したお返事が引き出しから出てくるのです。
患者さんにここまで勉強されては
こちら側も大変です(汗)
金本さんの頭の中には
今、膨大な歯の知識が詰まっています。
私達は日々さまざまな患者さんとお会いしますが
ここまで深く私達が発信していることを受けとって吸収して下さっている
方にはお会いしたことは、ありません。
ご自身が歯でおつらい思いをされたことと
そして、どうしてもこの歯をなんとかしたい!という
強い気持ちが、ここまでの知識をスポンジのように金本さんの頭の中に
吸収させたのかもしれません。
人は、なにか必死になった時や
知らないことを新しく知った時
猛烈に学びたくなるものです。
金本さんのすごいところは
知識を得て「はっ」と気がついたなら
即、行動、決断してしまう
というところです。
舌と口輪筋を鍛える「あいうべ体操」もその必要性を理解してからは
すぐにお家で毎日お風呂場でトレーニングされています。
金本さんのお話のはしばしに
「私はもう、ここがすごいと思ってるから!」
という言葉がしょっちゅう出てきます。
信じて下さっている
信頼して下さっている
その気持ちがビシバシ伝わってくるんです。
どうにかして
この目の前の患者さんの苦しみを取り除いてさしあげたい
当院の院長吉本彰夫がいつもいつも思い考えていることです。
想いは、こうして患者さんの現実となり
実現していきました。
今の金本さんの唯一の不安は
「80歳くらいになった時、もし体が不自由で動けなくなったら
どうやってここにメインテナンスに来ればいいのか?
そのことが今は心配」
まだ20年以上も先の話ですが、
あっという間の20年でも、あります。
金本さんのご不安を取り除いて差し上げるための
新しい課題を頂きました。
お一人のお悩みや不安は
その水面下に100人は同じ悩みや不安を抱えていると
言います。
小さな不安や悩みをすくいあげ
改善できるようにしていくのが私達の仕事でもあります。
治療後何年か経過している患者さんとお話をさせて頂くことで
また私達が気がつかなかったことが今日も新に知ることができました。
最大の教科書は、
今日目の前に向かっている患者さんだ、
という言葉を私は院長に教えてもらったことがあります。
まさに、その通りなんだと今日思いました。
金本さん、素敵な笑顔とお話をありがとうございました。
20年後も元気でニコニコしている姿をイメージしながら
お見送りしました。
また次回のメインテナンスで!