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2013.10.10止まっているように、見える

今、岡山に住むある女性が個人カウンセリングを受けています。

週に一回程度、先生について、自分自身を深く掘り下げていく作業を行なっています。

 

その中身は私は知らないのですが

たまに高松にきて会った時には

変化はものすごく、見えるのです。

 

結婚する前に知り合って15年以上は付き合っている人なので

変化するとすぐにわかります。

そしておとといお茶を飲みました。

 

彼女を見ていて

考え方というものが、

いかにその人のストレス耐性度合いと影響するのか、とびっくりします。

 

なんだか、どっしり落ち着いて見えます。

 

 

私の記憶する限りでは

彼女は、

すぐに他人の言葉に傷ついたり

自分の何かを他人に指摘されたりした

自分の考えが衝突した時

には

ものすごく悩んだり

しかも、長い間

しかも、深刻に

へこみ度合いも大変なものだったように思います。

「それ・・・いつの話・・???」

ということもよくありました。

 

しかし、他人が自分をどう思うか、感じるか、考えるか

など個人によって違うのは、当たりまえ。

よって、そんなことを気に病む必要など、ないんです。

 

価値観が違うなあ、と思うことなど

当たりまえです。

 

あの人とは合う

と思っているのは一瞬だけで、

その瞬間も流動的なもので変化します。

 

どちらかが成長すれば

もう噛み合わないものになってしまいます。

 

人と人とはわかりあえるはず

という幻想があるだけで

そんなものはありません。

あるとすれば

一瞬だけ、心が共鳴した、通じ合う瞬間があった

ようなものです。

しかし、それもずっとは続きません。

 

彼女は

今まで、あんなに気になっていた周囲のことが

今は、「止まっているように、見える」

と言いました。

 

あれ?

こんな顔してたっけ?

こんな風に私は思います。

 

誰かが、何か大真面目でやっていても

どこか「なんか、熱くなってるよね、あの人」とはすに構えた感じでした。

 

一緒にいてもどこか傍観している感じで

悪い意味で空気を読みすぎ

相手の心の中を想像しすぎ

気を遣い過ぎて素の自分が見えてこない

こんな感じでした。

 

・・・と、こんな感じだったよ

と私が言うと

せきを切ったように話し出しました。

 

いろんなグループの中にはいって

友達同士でも、一緒によく会う人はいるけれど

一緒にいるとらくだと思ってはいるけど

実はお互い恐ろしく気を遣っていて

表面はとても仲良しなんだけど

その水面下ではお互いがお互いにものすごい気を遣いあっているのが

わかって、ある日苦しくなって

先生に相談した、

とのことでした。

 

今は、といえば

「なんでそんなことばかり頭の中で考えてたのかわからない。

きっと自分のこと真剣に取り組むのがこわくて、見るのが嫌で

先送りにしてたから、人のことばかり気になっていたんだと、思う」

と自己分析していました。

 

人は

その時は死にそうに悩んでいたことでも

今が充実していると

過去の苦しかった体験も

「必要だった過程なんだ」といいように

上書き保存されていくものです。

 

彼女はもちろん、れっきとした

大人、です。

 

子供同士のクラスの中での

微妙な人間関係をひきずって、実は大人になっても

その構図は同じです。

 

気を遣いあっているけど

誰にも心のすべてはオープンになど

できない

 

これは

日本全国どこででも、同じです。

 

誰とでも仲良くしなくちゃいけない

誰とでも和をもって調和しなくてはいけない

 

こんな考えが根底にあると

生きていくのはとてもしんどいです。

 

自分の思いや考え方を否定されたり拒否されたとしても

死にはしません。

 

「あの人のあの言葉に傷ついた

なんて言葉はよく女性が使いますが

傷なんてどこにも実際はついていないし

血が出ているわけでもない

 

問題は

「自分の考えを否定された時には

自分は傷ついてダメになってしまうんだ」

と、自分自身が思っている、思い込んでいるところです。

 

自分が本気でそう思い込んでいるので

実際にそういうことが起こると

本当に傷ついて、身心ともに崩壊してしまうんです。

 

社会に出れば

小さな話で言えば、就職した途端に

自分などというものは即、否定されます。

「自分は知ってる、できる」と思い込んでいたことが

上司や同僚先輩あるいはお客さんに

「お前はダメだ」と言われる。

そんなことはしょっちゅうです。

 

恋愛でも同じです。

距離が近づくほどにお互いの嫌な部分が見え

それこそ、

「そこで、そういうこと言う???」くらいのキツイ刃モノのような

言葉を浴びせかけられることなどは

日常茶飯事なはずです。

 

相手と自分は違う

そして、自分は自分だけが正しいと思う生き物

なので衝突は当たりまえです。

 

 

今は、衝突する前に

さっと空気を読み、相手の心のうちを先読みし

なんとなく距離を置いたりして

衝突が起こりません。

 

喧嘩にも、ならない。

 

たくさん主張して、たくさん叩かれて否定されたり

自分を受け入れてもらえなかったりしていると

そのうちに鍛えられてきます。

 

自分と考え方と違う人にあったとしても

価値観がまったく違う人にあったとしても

うまくやっていくことができます。

 

 

「あの人は違う」といちいち腹をたてて

自分の方に向かそうとしなくてすむのです。

 

他人を変えよう

とは思わなくなるのです。

 

また、考えが深い人の言ってることや、考え方は

その人より浅い考えの自分には

決してわかることはありません。

 

なので、そういう時には

より深い考えの人に自分の考えを合わせていく

ということをするんです。

 

違和感があることでも

呑み込んでいく

理不尽なことでも

呑み込んでいく

そういう作業です。

 

私はそうやって教えてもらいました。

そしてその通りにやってきたら

人との関係で、

「誰かの言葉で傷ついた」

「人との関係でクヨクヨする

ということは

消えました。

 

 

本当に、消えるんです。

 

何人かで話をしていても

みんなが好き勝手なことをくっちゃべっている場は

盛り上がっているようで実は水面下で

みな、むなしいのです。

 

時間だけが過ぎて

なんだか、疲れた

ということになってしまいます。

 

私達の母性型勉強会でも

「話し合う」「対話」ということをいつも講師は繰り返し言います。

しかし、それはみんなが好き勝手なことをしゃべっているようで

実は違うんです。

 

話し合う目的は

じぶんより、より深い考え方を持っている人の言葉に耳を傾け

そこに自分を合わせていく、ということです。

 

話し合いの場で

思い切って自分の考えを出してみた時

思いがけぬ人から指摘がはいったり、否定されたり

することが、あります。

そして、衝突するのですが

その衝突はOKなんです。

 

なんでも、問題が起こった時

誰かが、誰かに何かを言って衝突が起こっている時は

「よし、きた」と受けるのがいいのです。

 

衝突するから

自分の今までの考えや思いが幼稚だったな

浅いものだったな、とはじめてわかるんです。

 

仲のいい友達だから

よく会うグループの人だから

ということでどんどん衝突を恐れ、自分のことを引っ込めていると

いつか、自分自身が何を考えているのか

自分は本当はどうしたいのか

自分がしたいことは一体何なのか

といった一番大切なことが

わからなくなってくるんです。

 

そうではなく

人との衝突

人との違いを見つけた時

人から否定をされた時

には、

「これはラッキー」と切り替え

徹底的に自分を鍛える場に変えてしまうのです。

 

逆に

いつも誰かとつるんでいないと心配な仲間だとしたら

それはもういらない関係です。

何よりそんな時間はもったいないのです。

 

自分の内面が未熟な時は

生きている時間はいつも衝突だらけです。

私は実際そうでした。

 

でも、ずっと

強くなりたい

って思ってました。

 

ちょっと人と衝突したり

否定されたりしたくらいで

クヨクヨ落ち込んでる自分が嫌で嫌でしょうがなかったです。

そんな時期ってありませんでしたか?

 

自分が成長しようと努力をしないで

他人にだけは、

こうしてよ

もっとこうしてよ

こう思ってよ

もっと私をよく思ってよ

なんてことを当たりまえに思っているのは

子供です。

子供ですが、若い時期はそういうものなんです。

 

自分が状況を変えよう

と本気になっていない時は

人生は毎日が衝突だらけで、ストレスです。

 

 

自分が正しい

自分を好いてよ

こうやって他人に押し付けているだけなので

ストレスです。

 

世の中はどんどん野性へ野性へ、戻ろうとしていますし

そうしなくてはいけない環境になってきています。

 

しかし、個人というところでいえば

もうどんどん過保護状態になっていってます。

 

あらゆる外からの刺激に対してあまりにも

デリケートになってきています。

 

ストレスという言葉で

あらゆる病気が出てきます。

 

本来、誰かの言葉で傷つく

なんて、ありえないんです。

言葉の暴力とも言いますが

言う人は抑えられないので、言う人は言うのです。

 

実際にナイフで刺されたわけでないのに

傷ついた、と心がふさぎこんでしまう時は

心がどこか誤作動を起こしています。

 

その誤作動は

考え方、です。

 

「自分の考えを否定された時には

自分は傷ついてダメになってしまうんだ」

と、自分自身が思っている、思い込んでいるところです。

 

これは、

考え方、です。

 

「自分の考えを否定されても自分は何も傷つかない」と

自分自身が思い込んでいたなら、

何もないのです。

 

自分は何をやってもダメだ

と思い込んでいるのも、考え方、です。

 

自分は何でもできる

と思い込んでいるのも、考え方、です。

 

自分は人に愛されていない

と思い込んでいるのも、考え方、です。

 

自分は、あらゆることに愛されている

と思い込んでいるのも、考え方、です。

 

考え方を教えてもらう

ということは、

ストレス耐性に強くなる

ということです。

 

 

何も滝を浴びて修行することでは、ありません。

考え方が間違っていたら

どんなに修行しても、ストレスは増幅するだけです。

 

確実に、

変化している彼女を見て、そう思いました。

 

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