吉本歯科医院

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10 総入れ歯

総入れ歯治療

何回作り直しても総入れ歯が合わなくなる原因

総入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

  • 何回作り直しても総入れ歯が合わなくなる
  • 何度調整してもすぐ総入れ歯が合わなくなる
  • 総入れ歯がすぐ痛くなってくる
  • 総入れ歯が外れやすくなる
  • 総入れ歯の金具を引っ掛けていた歯がグラグラしてくる
  • 大きく笑ったら外れるのが恥ずかしい
  • 総入れ歯は何度作り変えても合わなくなるからインプラントにしたい

義歯いわゆる入れ歯をお使いになられた方で、「何回調整しても合わなくなる」「入れ歯が合わなくなって困る」というお悩みを抱えていらっしゃる方は本当に多いのです。

吉本歯科医院にも毎日必ず頂くご相談の中にかならず「総入れ歯が合わなくて困ってる」という内容がございます。

そして
「総入れ歯が合わなくなったのでどうにか合う総入れ歯に作り変えて欲しい」という切なるお悩みを抱えてお越しになられる方は多くいらっしゃいます。

まず、総入れ歯がどうして合わなくなるのか?
何度も何度も調整したり作り直したりするのに、なぜ合わなくなるのか?

理由をお話しますね。

理屈はとても簡単です。
私の説明を聞いて下さった方は、「ああ、そういうことなんですね」とすぐに理解して下さいます。

しかし、「総入れ歯(総義歯)を入れたら元通りに噛めるんだろう」と漠然と思い込んでいらっしゃる方の数が圧倒的に多いこの国ではまだまだ、そもそも「知ってしまえば、それはそうだろうな」と簡単に理解できることを、知識としてお知りになっていないのです。

総入れ歯を長年使い続けた方は
合わない総入れ歯を使い続け、そのうち、歯を支えている骨までどんどん変形し、顔貌まで変形し、ちょっと入れ歯で噛んだだけで痛くてたまらないという生活を過ごしていらっしゃる方が本当に多いのです。

総入れ歯を長年使い続けた方が「総入れ歯をいれると神経に触るように痛い」
「絹ごし豆腐のような柔らかいものを噛んだだけでも痛い」
こんな風におっしゃられて当院にお越しになられます。
さあ、入れ歯が合わなくなる原因をお話しましょう。

硬い物と柔らかい物がぶつかりあえば必ず柔らかい物が、壊れて負けるのです。

イメージして下さい。

ここに柔らかい座布団があります。

その上にあなたが正座します。

座布団を見るとあなたが座って体重がかかった部分が、へこんでしまいます。

特に柔らかいふかふかの座布団ほど、へこみが大きくなりますよね。

その原理と同じです。
座布団はあなたの歯茎です。
歯肉(しにく)です。
つまり柔らかい肉です。

ほっぺの際(きわ)のお肉を指で押さえて頂くと
歯茎は触るとぷよぷよ柔らかく変形していきますよね?

そして、座布団の上に乗った50キロ(だと仮定します)のあなたが「噛む力」です。

総入れ歯はプラスチックです。
もしくは金属です。
変形しません。

すごく硬いんです。
プラスチックのスプーンを歯茎で噛めば歯茎が痛くなりますよね?
それくらいに硬い、のです。

肉の塊をスプーンで押せえれば必ずお肉が変形してしまうのです。
総入れ歯は、歯茎の上にパカッと乗せているだけの道具です。

柔らかい歯茎の上に、入れ歯という硬い物をただ乗せているだけ、

入れ歯安定剤などを使って

密着させているだけ、です。

入れ歯でご自分の歯があった頃の時と同じようなお食事をしてしまいますと
力がかかりすぎて、粘膜つまり、歯茎が大きなダメージを受けます。

噛む力は女性で100キロ
男性だと200キロもの
力がかかると報告されています。

噛めば噛むほど深いへこみができるのです。

そして毎日毎日お食事をされますので、3度3度の食事の際、おやつの際に、どんどんどんどんダメージを与え続けていっているのです。
イメージしてみて下さい。

肉の塊を何度も何度もギュッギュッと押さえていると肉に押さえた形が凹んで元に戻らなくなります。

さらに歯茎の下にある骨を傷つけてしまうのです。

次の写真をご覧下さい。

歯を抜いた後、インプラントか入れ歯にする?

指で手の平の肉が盛り上がっているところを 軽く指で押してみます。

軽く押しているだけなので痛みは感じません。

しかし
何度も何度も力がかかることで肉や骨はどんどんへこんで変形していきます。

今度は、指で肉をぎゅっと押してみます。
痛くなってきますよね。
さらには熱くなって皮がむけてきますよね。

次に、手の平ではなく、手の甲の骨の上を指で押してみて下さい。

肉が沈み込みますが、先ほどのようには深く沈まないですよね。

つまり沈みやすいところと沈み込みにくい場所があるということです。

肉で隠れていて見えない下の骨の状態によるのです。
均等ではないデコボコなんですね。

歯科技工士さんは患者さんのお口を型取りしたモケイの上で装置を作製されます。

このモケイは石膏というとても硬い材質が主流です。

まったく沈みませんし、変形もしません。
針金を引っ掛けている歯も全く動きませんので模型上では安定しています。

イメージしてみて下さい。
普段柔らかいフカフカのベッドでお休みになられている方が、

硬い大理石の上に寝転がって寝返りを打ったところを。

まったく寝返りを打てたものではないですよね。

つまりどんなに精密な型取りをしようとも何度も作り替えをされようとも最初は全くあっていないのです。

それをお口の中に入れて少しずつ少しずつ回数を重ねて調整をしていって初めて少し噛んでも大丈夫になっていくのです。

入れ歯が合わない痛い調整しても合わない原因

この状態がつまり、口の中で言えば、

「入れ歯でギュッとものを噛んだ状態」です。

この状態が何度も何度も繰り返されているのです。

繰り返されることにより肉の中に埋まっている骨はどんどんへこんで変形していきます。

イメージして下さい。
畑で黒いビニールが張られている光景を見られたことはありますでしょうか?

正式にはマルチというそうです。
畑の土が骨
黒ビニールが歯茎に相当すると、
イメージしてみてください。

黒いビニールを上から軽く押さえると
その下にある土が凹んで崩れますよね。

そのように骨が変形していくのです。

肉の中には骨が埋まっているのです。
私はいつも患者さんに「歯は大根が土に埋まっていると思って下さい」とお伝えしています。

歯を支えているのは歯茎ではなく骨なんです。

この図でいえば

大根が歯、
黄土色部分が、骨です。

大根も顔の頭が見えているのは3分の1程度で
残りに3分の2は骨に埋まっています。

このようになっています。
これは歯がある方の場合です。

では、
歯を抜かないといけなくなり、抜歯された場合にはどうなるでしょうか?

歯である大根部分が抜けた時の骨の状態です。

骨の上には歯茎があります。

白い部分が骨です。
骨の上に覆いかぶさっているピンク色の部分が歯茎です。

入れ歯はこの歯茎の上に
乗せているだけ、です。
場所によって、歯茎の厚みが違うのです。
ですので毎回のお食事のたびにギュッギュッと力により
真ん中部分の歯茎の肉は中に押し込まれ沈みます。

さらに強く押し込むと骨と総入れ歯に挟まれた歯茎に骨が刺さってきて痛みはじめます。

つまり、痛いと感じる前にすでに大きな歯茎の変形が起きているのです。

噛んで痛くないからどんどん噛んでいいわけでは、ないのです。

変形が起きる硬さのものを噛んでも大丈夫ということでは、ないのです。
歯茎に変形を起こさせるような硬さのものを噛んではいけないのです。

お勧めできないのです。

ダメージを受けた粘膜の下には骨があります。

骨に過度の力が加わることによって骨は退縮(たいしゅく)していきます。
退縮とは専門用語です。
聞かれたことがあるかも、しれません。

骨がやせて溶けて高さも幅もなくなってくる

ということです。

退縮(たいしゅく)=強い力が加えられることにより骨がやせ細ること

と覚えて下さい。

骨がやせ細ることで入れ歯の人と自分の歯の人では骨の高さが変わってきますので顔貌(顔つき)まで変わってくるのです。
つまり、顔が変わるのです。

変形したのは「入れ歯」それとも「歯茎」どっち?

 お越しになられる患者さんのお話をうかがっていると

「入れ歯そのものが変形したのだ」
「もともと合わなくなる入れ歯を作られたに違いない」
「何回調整しても入れ歯が合わなくなるから、歯医者が下手だったのだと思う」
「最初は何でも噛めたのにだんだん痛くなってきたから、新しい入れ歯に作り変えて欲しい」
「じいちゃんやばあちゃんは総入れ歯で何でも噛めていた、
入れ歯で噛んで痛いのは歯医者の腕が悪いからだ」


こう、おっしゃられる方がほとんど、です。

9割の方は、

「入れ歯が変形したのだ」

と思い込んでおられます。

逆です。

残念ながら違うのです。

変形したのは、あなたご自身の歯茎です。
変形したのは、あなたご自身の骨です。

入れ歯は硬いものです。
ちょっとやそっとの力で変形など、しません。

変形していったのは、あなたの歯茎と骨である。
ということをまずは、お知り下さい。

そのスタート地点をはっきりとご自分でお知りにならない限り、今後、入れ歯の悩みは死ぬまで解決されることはないのです。

いつまでたっても「私に合う入れ歯はどこにいけばいいのか?」と永遠に歯科医院を放浪する旅が続いてしまうのです。
厳しい現実かも、しれません。

しかし、事実を知らず、永遠に「あっちの歯医者さんはどうかしら?」「新聞にも出ていた指導医らしい」「あそこが名医らしい」とドクターショッピングを繰り返しその間中、ずっとお口の悩みから解放されないよりも、しっかりと現実をお知りになり、ここがスタート地点と腹を据えて、明日へのために着実な一歩を踏み出そうでは、ありませんか。

今、何度作り変えても総入れ歯が合わなくなるというあなた。

変形していったのは、あなたの歯茎と骨である。
ということを、まずはしっかりとお知り下さい。

残念ながら歯科医師は神様では、ありません。
すでに溶けてしまったご自身の骨を使って治療できることは
限られているのです。
確かに新しい総入れ歯を作るということは、
家を新築するという意味合いに感じられるかもしれません。
しかし実際のご自身の骨はすでに変形しており基礎は同じなのです。

つまり新築ではなく、リフォームなのです。

昔、

かつて噛めていた時と同程度に噛めるということ事体が不可能

なのです。

地盤が崩れた溶けた骨でできる限りの治療を行なうリフォームにすぎないのです。

昔の歯科治療では現在では考えられないほど早く抜歯されました。
小さい虫歯や少し揺れている歯でも次々と抜歯されました。
そして総入れ歯になっていました。

現代では少しくらい揺れている歯でも残せるようになりました。
その結果、歯の周囲の骨を失うことが抜歯の基準になってきました。

かつての日本の歯科治療と現代では抜歯の基準が違うのです。

「じいちゃんやばあちゃんは入れ歯で何でも噛めていた。
入れ歯で噛んで痛いのは歯医者の腕が悪いからだ」という御意見よく聞きます。

実は

抜歯の基準

が大きく影響しています。

つまり、骨が溶かされる前にほとんどの歯を抜歯されていたので
ほとんどの部位で均等に骨がしっかりと残っているのです。

しっかりとした骨の上に作成された総入れ歯は転覆もしませんし
ズレもしませんし
広い面積で力を分散できていたのです。
だから総入れ歯でも痛くなかったのです。

総義歯(総入れ歯)で噛んで痛い原因は
1)すでに骨が少ないから、骨が変形してしまったから(→解決できない)
2)歯茎よりも硬い物を噛んでしまったから(→食事の仕方、内容を変えることで解決できる)
3)総入れ歯がズレて、粘膜を擦ってさらに傷つけていくから(→インプラント入れ歯で解決できる)
4)傷をした歯茎にさらに衝撃を与えるから(→インプラント入れ歯で解決できる)

なのです。

これらの原因で解決できるものと
解決できないものが、あります。

一つ一つ解決することで状態が変わってきます。

こういうお悩みをお持ちの方はまずはご相談下さいね。

  • 何回作り直しても総入れ歯が合わなくなる
  • 何度調整してもすぐ総入れ歯が合わなくなる
  • 総入れ歯がすぐ痛くなってくる
  • 総入れ歯が外れやすくなる
  • 総入れ歯の金具を引っ掛けていた歯がグラグラしてくる
  • 大きく笑ったら外れるのが恥ずかしい
  • 総入れ歯は何度作り変えても合わなくなるからインプラントにしたい

総入れ歯治療

まず「入れ歯」について正しい知識をご理解いただくことが大切です。

来院される患者さまのほとんどが総入れ歯は「噛めるもの」「ぴったり合うもの」と思っていらっしゃいます。
総入れ歯は、これはどこの歯医者さんでぴったり合わせて作ってもらったとしても、必ずすぐに歯茎や骨が変形して合わなくなります。

歯医者さんで入れ歯を新しく作ってもらって口に入れた瞬間はぴたりと合っていたけれど、自宅に帰り食事をする時に、ものを噛んだ瞬間に合わなくなったという方もいらっしゃいます。
なぜこういうことが起こるかというと、入れ歯は「歯茎」という肉の上に乗っかっているだけですので噛んで力を加えてしまうと途端に肉や骨が変形してしまうのです。

場所場所によっても変形する量に差があるのです。
沈みやすいところと沈みにくいところがあるのです。
確かに調整時には均等に噛めていたけれども、食事を噛んだとたんその部分がずれて噛めなくなった。ということが起こってしまうのです。

入れ歯は作製に一ヶ月近くかかります。患者さんのお口の型通りに型を取ったとしても、その一ヶ月のうちで歯茎の状態は全く変っていますので、当然「合わない」ということが起ります。

模型上では動かなかった歯や装置が口の中でグラグラ揺れて動く、義歯が沈み込むということが起こるのです。

通常の入れ歯治療の場合(保険の範囲内での作製)

  1. 入れ歯をのせる歯肉の型を取ります。(15分程度)
  2. 装置の大きさが大きければ日を変えて入れ歯の高さ(バイト)をとります。
  3. 1~3週間後に再度来院し、仮の入れ歯の並び、排列状態をチェックします。
  4. さらに1~3週間後に再度来院し、出来上がってきた入れ歯を調整して完成。

「完成したばかりの入れ歯が合わない」ということは歯科医院では日常茶飯事です。
その理由は上記で説明しました通りです。

そして、何度も「入れ歯が合わない」「噛めない」と歯科医院に通うわけですが、ほとんどの医院では、その場で再調整をしてその場では「とりあえず合う」状態にし、また新しく入れ歯を作製しなおすということになります。しかし、その場しのぎですのでまた「合わない」「噛めない」は永遠に繰り返されます。

問題点(1):入れ歯の作製は歯科技工所での大量生産

治療初回に歯肉の型を取り、型に石膏を流し込み歯型の模型を作ります。

ほとんどの歯科医院ではこのモケイを歯科技工所に送ります。
送られた歯科技工所には毎日、何百医院からの同じようなモケイが送られてきます。
そして納期に間に合わせるように流れ作業のように製作されます。

その歯型の模型の上、その患者さんのかみ合わせを記録したモノを作ります。
これを「咬合床」と言います。医院に送られ噛み合わせの高さを記録します。
またこの咬合床を歯科技工所に送ります。

ですので、咬合床が出来上がるまでに最低1週間から2週間は、かかってしまいます。

このように何度も何度もモケイが医院と歯科技工所の間を行き来するのです。
まず第一の問題として、一番最初に型をとった歯茎は、その2週間から3週間の間に形がすっかり変形してしまっているということも多いです。

問題点(2):患者さまの口の中を見たことがないのに指示書だけで製作

技工所から仮の入れ歯が届いたら、その仮の入れ歯を実際に患者さまのお口の中に入れて頂きます。

この時に、患者さまに「どこか痛い部分はありますか?」と歯科医師はおたずねし、
「少し前を引っ込めて欲しい」「歯茎にあたって痛い」など、いろいろと注文をおうかがいします。

その注文を受けて歯科医師は、技工所に「指示書」というものを書きます。

「前歯をほんの少し後ろに引っ込めて完成させてください」などのコメントをつけて技工所に送ります。 1~2週間後に、やっと本物の入れ歯が完成します。

そしてお口の中に入れてみますが、また「合わない」ということが起こります。その場で痛いところを削って、歯肉に当たらないように調整はしますが、歯科医院を一歩出て、次の日になればまた「合わない」ということが起こります。
この状態は入れ歯を使う限り永遠に続きます。

理想的な治療法とは

「入れ歯では噛めない、合わない」は最初は当たり前、「咬めるようになっても強く噛んではいけない」ということまずはきちんとご理解頂くことがとても大切です。

これは保険でお作り頂いても保険外でお作り頂いても多少の差はありますが、「強く咬むと肉や骨が変形する」と思って頂ければと思います。
歯を失った患者さまに対しての理想的な治療に対して、「入れ歯」という選択をされることはおすすめ致しません。

入れ歯を使うことの弊害は数多くありますが、その中で、もっとも恐ろしいことは
「入れ歯を使えば使うほど、顎の骨が吸収され、骨がどんどん無くなっていく」ということです。

早い方では一年もすれば顎の骨が吸収され入れ歯が合わなくなってきます。そして針金をかけていた健康な歯がゆすられ、抜けてゆきます。
そこでまた新しい入れ歯を作り治すわけですが、これがエンドレスに生涯続くことになります。

何年か入れ歯を体験して、どうしてもその違和感が嫌でインプラント治療を希望された患者さまが、インプラント治療をしたいと思った時にはもうすでにインプラントを植え込むご自分の骨がなくなってしまっていた、ということは少なくありません。

 

どうしても「総入れ歯」でという患者さま、またはインプラントをしたいけれど既にできる状態ではないという患者さまには、当院の総入れ歯に対する考え方をご理解いただいた上で、
総義歯治療(ハイ・クオリティデンチャー)やインプラント固定総入れ歯(インプラント総入れ歯)をご案内させていただきます。

まずは、「合わない、噛めない」総入れ歯をお持ちになり、診察におこし下さい。

まずはお口の中を実際に診させて頂き、パノラマレントゲン写真などで患者さまの顎の骨の状態まで確認させて頂きます。患者さまの快適な生活をサポートすることを目的に治療方針を患者さまとご相談しながら行なってまいります。

→吉本歯科医院の義歯治療(ハイ・クオリティデンチャー)へ

吉本歯科医院の特徴

吉本歯科医院では、1組の総入れ歯では「噛めない、合わない」は当たり前、ということをまず最初に患者さまにご説明させて頂きます。

吉本歯科医院では、歯を失った患者さまに対して「入れ歯」という治療は極力おすすめしておりません。

入れ歯を使うことの弊害は数多くありますが、その中でもっとも恐ろしいことは、入れ歯を使えば使うほど顎の骨が吸収され、、骨がどんどん無くなっていくということです。
早い方では一年もすれば顎の骨が吸収され入れ歯が合わなくなってきます。そして針金をかけていた健康な歯がゆすられ、抜けてゆきます。そこでまた新しい入れ歯を作り治すわけですが、これがエンドレスに生涯続くことになります。

何年か総入れ歯を体験して、どうしてもその違和感が嫌でインプラント治療を希望された患者さまが、インプラント治療をしたいと思った時にはもうすでにインプラントを植え込む自分の骨がなくなってしまっていた、ということは少なくありません。

しかし、そんな中でも、「今までの自分の生涯で、総入れ歯になってから、こんなに食べられることはなかった」と好評を頂いている総入れ歯がございます。それが吉本歯科医院で提供している「ハイ・クオリティ・デンチャー」やインプラント固定式総入れ歯です。

ハイ・クオリティー・デンチャーとは、特別な材料とか、特別な規格化した総入れ歯ではなく、患者さまからの要望に合わせた「材料」「手法」をオーダーメイドで作るものです。
このハイ・クオリティー・デンチャーが提供できる背景には、ある優秀な歯科技工士さんとの出会いがあります。

→歯科技工士の存在

どうしても「入れ歯」でないと、という患者さま、またはインプラントをしたいけれど既にできる状態ではないという患者さまには、当院の入れ歯に対する考え方をご理解いただいた上で、ハイ・クオリティ・デンチャーをご案内させていただきます。

数本のインプラントを植えられる骨が残っていらっしゃる場合には、インプラント固定式総入れ歯をお勧めいたします。

→吉本歯科医院のインプラント治療へ
→吉本歯科医院の接着ブリッジ

吉本歯科医院の総入れ歯治療(ハイ・クオリティ・デンチャー)

どうしても「総入れ歯」でないといけない、という患者さまもいらっしゃいます。
インプラントをしたくても血液検査などの条件をクリアできなかったり、全身的な疾患の問題でどうしてもできない、という患者さまに対して、吉本歯科医院で「超精密総義歯治療」をご提供しております。

吉本歯科医院の総入れ歯(ハイ・クオリティ・デンチャー)は、総入れ歯を2個組もしくは3個組作製します。

ハイ・クオリティ・デンチャーは歯茎にぴったりくっつきます

まず、総入れ歯になるとCMでもよく紹介されていますが、「かならず入れ歯安定剤」を使わないといけない」と思っておられる方が非常に多いのですが、きちんとした総入れ歯には、そういった安定剤は本来必要ありません。

総入れ歯が歯肉に引っ付く原理は、丁度水滴のついたお風呂の壁にプラスチックの下敷きが張り付くのと同じ原理です。お風呂の壁に張り付いたこの下敷きは、はがそうと思っても簡単にはがれない程、吸盤のように引っ付いています。
簡単に言えば、このお風呂の壁が歯肉で、下敷きが入れ歯と思ってください。
しかしお風呂の壁に下敷きがいくら引っ付くと言っても、下敷きが反っていたりしては引っ付きません。すなわち縁から空気が入るようだと、引っ付かないのです。

入れ歯も同じで、寸法精度が悪い入れ歯は、そもそも引っ付かないということです。
吉本歯科医院の義歯の製作は、非常に手間がかかる方法で、大量生産はできないのですが、吸盤のように引っ付く総入れ歯を作製することができます。

これに比べ、一般的な総入れ歯の製作方法では、噛まなければ精密ですが、噛んだとたん精密ではなく歯茎の形がはじめから歪んでしまって、総入れ歯と歯肉の隙間から空気が入って外れやすい総入れ歯ができるため、当然「入れ歯安定剤」が必要になってきます。
ハイ・クオリティ・デンチャー正しい使い方をしていただければ、痛みが少ないです。
外れにくいです。

もちろん噛んではいけない部分、骨による裏打ちがない部分でも噛もうとすると装置が転覆してしまい外れてしまいます。

一度でも入れ歯を体験された方は、「入れ歯は痛いもの」とほとんどの方が思っていらっしゃいます。
通常の入れ歯は「痛い、合わない、噛めない」は当たり前ですがハイ・クオリティ・デンチャーは違和感がありますが痛くなく、正しい位置では、きちんと噛めます。
なぜ痛みがあるのか?ということですが、精密でない、合わない総入れ歯を入れている場合は、痛みがないほうがおかしいのです。
ではどうすれば痛くない総入れ歯を作る事ができるか?なのです、精密な総入れ歯の成形と、総入れ歯の調整の結果得られる、きちんとした「噛み合わせ(咬み合わせ)」により、痛くない総入れ歯が完成します。

来院される患者さまのほとんどが総入れ歯は「噛めるもの、合うもの」と思っていらっしゃいます。
総入れ歯は、これはどこの歯医者さんでぴったり合わせて作ってもらったとしても、必ずすぐに歯茎や骨が変形して合わなくなります。

歯医者さんで総入れ歯を新しく作ってもらって口に入れた瞬間はぴたりと合っていたけれど、自宅に帰り食事をする時に、ものを噛んだ瞬間に合わなくなってしまいます。

なぜこういうことが起こるかというと、総入れ歯は「歯茎」という肉の上に乗っけているだけですので噛んで力を加えてしまうと途端に肉や骨が変形してしまうのです。
総入れ歯は作製に一ヶ月近くかかります。患者さんのお口の型通りに型を取ったとしても、その一ヶ月のうちで歯茎の状態は全く変っていますので、当然「合わない」ということが起ります。

ですので、今まで体に合わない総入れ歯に、むりやり体を合わせて咬んでいたのですから、歯茎のリハビリが必要なのです。
このリハビリに用いるのが「治療用装置(治療用総義歯)」です。吉本歯科医院でいう「1個目の治療用装置(総入れ歯)」になります。
そして、治療用装置でもってしばらく歯茎を安定した状態すなわち沈みやすい部分を沈みにくい状態にリハビリをした上で「2個目として本総義歯」を作製を開始します。

長年、池だったところに、家を建てる場合の地盤改良だとイメージしていただければ解り易いかもしれません。

ハイ・クオリティ・デンチャーでは沈みにくい部分が多く、咬んでも沈まないので痛くない」、ということが起こるのです。

吉本歯科医院でのハイ・クオリティ・デンチャー

当院では、完全自由診療にて「総義歯治療(ハイ・クオリティ・デンチャー)」を行っております。

吉本歯科医院の超精密総義歯が多くの患者さまに喜んでいただけている理由の一つに「優秀な歯科技工士さん」の存在があります。
総入れ歯を実際に作るのは「歯科技工士」という国家資格を持つ専門家です。
もちろん歯科医師も総入れ歯を作る資格は持っていますが、実際に作っているのは歯科技工士です。

吉本歯科医院では、「歯科医師」「優秀な歯科技工士」、そして「患者さま」、この3者が相互に協力しあえることにより、優秀な結果をいまも出し続けています。

また、保険治療には、使える素材の限界、新たな装置の作製期間に制限があることや複数作製することができないことをご理解下さい。

→日本の保険制度の限界について

吉本歯科医院の自由診療では保険制度の限界を取り払い、患者様がきちんと咬めて痛くない総入れ歯の実現をお手伝いします。
「痛くない」「はずれにくい」「おいしくごはんを食べられる」そんな総入れ歯が吉本歯科医院では普通です。

吉本歯科医院でのハイ・クオリティ・デンチャーの特徴

  1. 念入りな型採り
    歯の治療は、型採りが非常に重要です。
    それは、総入れ歯を作るときも同じで、この工程を簡単に済ませてしまうかきちんとしておくかで、長く使う総入れ歯の使用感が全く変わってきます。
  2. 吉本歯科医院では総入れ歯を作製するにあたって、治療用装置を含めて2個ないし、3個作ります。
    例えば、私たちが車を購入する時、基本装備のついた車にまず試乗して、自分にとって使いやすく快適にする為に、いろいろとオプションをつけていくシステムがあります。
    この考え方を総入れ歯作りにも取り入れています。
    まず、「治療用義歯」という、治療用の総入れ歯をまず作成して、実際にその総入れ歯を使っていただきながら、力が加わっても痛くない歯ぐきに育てていきます。歯ぐきを押さえても痛くない状態にしてから正式な総入れ歯用の型を採ります。いきなり正式な総入れ歯を作るのではなく、治療用の総入れ歯で調整を重ねることで、長く快適に使っていただくための微調整が精密にできます。
    保険治療の総入れ歯では、このような概念はまったくありません。
  3. 特殊なプレス機械
    総入れ歯をプレスする作業では、より精密に総入れ歯を作るために、特殊な機械を使い通常以上の重量をかけプレスします。
    この作業をきめ細やかに行うことにより、心底納得のいく、患者様のお口に合う総入れ歯が完成します。

来院時患者さんがお持ちになった義歯

(義歯下(表面))

(義歯上(表面))

(義歯下(裏面))

(義歯上(裏面))

吉本歯科医院でのハイ・クオリティ・デンチャー

(義歯下(表面))

(義歯上(表面))

(義歯下(裏面)) 

(義歯上(裏面))舌や頬の筋肉の形に相似した形状で空気が入りにくくなっています。

吉本歯科医院でのハイ・クオリティ・デンチャーの流れ

  1. 現在の総入れ歯を調整・カウンセリング
    まずは、現在使用されている総入れ歯の不満や不具合を、入れ歯調整してできる限り解決します。その後、お口の中の情報収集とカウンセリングを行います。
  2. 治療用の総入れ歯型装置を製作
    初診時に調整した、現在使っていらっしゃる入れ歯を参考に治療用の総入れ歯型装置を製作します。
  3. 治療用の総入れ歯型装置を調整
    治療用の総入れ歯を、正式な総入れ歯とほぼ同じ状態に製作、調整していきます。この段階で、問題点や不具合を見極め、噛む機能を最大限引き出し、妥協することなく作りこんでいきます。この段階が総入れ歯作りには非常に重要で、かかる期間に個人差があります。数ヶ月必要になられる方もいらっしゃいます。歯肉の形態を調整していきます。
  4. 正式な入れ歯を製作
    最終総義歯(正式な総入れ歯)を完成させるため、治療用の総入れ歯型装置を約一週間お預かりします。その間仮の総入れ歯をお入れします(3組目)。
  5. 正式な入れ歯の完成
    合わない総入れ歯、痛い、噛めない、でお悩みの患者さま、吉本歯科医院はおそらく今まで通ってこられた歯科医院とは全く異なった考え方や理論のもと総義歯治療を行っております。
    どうすればあなたに合った快適な義歯が手に入るのか、ご希望の方には順序立ててご説明させて頂きます。
    まずはご相談下さい。

最終段階は歯科技工士の存在

歯の治療で一番最後に行なうことは、歯を削った部分に差し歯や被せものを被せたり、詰め物を詰めたりすることです。

この最終の段階で治療に必要な人工歯や、被せ物を作成する仕事を行なうのが国家資格を持った「歯科技工士」という仕事です。

多くの歯科医院では、この「歯や被せ物を作る」という仕事は、この歯科技工士さんが行ないます。
「さあ、これで完成!」という最終段階のことを委ねているのが歯科技工士さんなのですが、当然、人間ですので歯科技工士さんによって仕事の質が全く違います。早い話、レベルが違うのです。
それだけ重要な役割を担っているのが、実はこの歯科技工士さんの存在です。
この歯科技工士さんの仕事ですが、ほとんどが手作業で行なわれます。
歯科技工所に行くと、何人もの技工士さんが細かい作業を何度も何度も繰り返しながら歯や被せ物を作り出しています。

その光景は、まさに芸術家が繊細な作品を創り出しているようなものです。

出来上がった歯や歯型はどれひとつとして同じものはありません。

「歯の色」「風合い」「質感」「形」「微妙な色合い」など、100%その歯科技工士さんの感覚で出来上がってきます。
当然、同じ『白』と言っても、Aさんが作るもの、Bさんが作るもの、Cさんが作るもの、全く出来上がりが違います。
患者さんにとっては最終段階でご自分の口に入り、その後何年も付き合っていかなくてはならない「歯」です。
患者さんにとって「きちんと噛めて違和感がない」ものでなければなりません。

患者さまと歯科医師、歯科技工士、この3者が揃い顔を合わせお口の中を実際に拝見し、患者さまが求めるオーダーメイドの歯を作り出す、これが本来の姿なのです。
しかし、残念ながら現在の歯科の現場では、その当たり前のことができていないのが現状です。
患者さまも歯科技工士という存在がご自分の歯の治療にどのように関っているのかもわからない、というのが現状です。

優秀な歯科技工士に必要な条件

歯科における技工物(歯や被せ物)は、全て患者さまに応じて手作業で作られるものです(自由診療においてのみ)。

ただし、保険治療を選択された場合は、その材質や製作工程が保険の制約で厳しく決められているため大量生産の方法になってしまいます。
ほんのわずかな指示が記入された指示書をもとに、オートメーション化された工場のように機械的に作りだされます。

手作業であるゆえに、歯科技工士には「以下のことをクリアできている」という大前提が必要になってきます。

歯科技工士に求められる条件

歯科治療の成功の秘密は「噛み合わせ(咬み合わせ)」にあり、ということです。
歯科技工士はその歯の部分だけを作ればいいわけではありません。患者さまのお口の中に入れる技工物により噛み合わせ(咬み合わせ)が変ったり、ずれたりします。姿勢まで変わってきます。
当然、歯科技工士は、歯と身体の関係まで熟知している必要があります。

このようなことをクリアした歯科技工士さんは実はそうそういるものではありません。

吉本歯科医院は幸運にも、このような素晴らしい歯科技工士さんお二人に奇跡的にも出会うことができました。この歯科技工士さんに出会うことができたからこそ、高品質な治療を患者さまに提供していけると確信しました。

吉本歯科医院で、高品質な治療を自由診療にてご提案していけるのは、こういった裏付けがしっかりあるからともいえるのです。

しかしながら、許容範囲を超えるお食事をされていったり、正しい位置ではなく楽な場所で噛むということを繰り返されれば、また同じように骨が溶けていきます。
崩れていくのです。
ぜひぜひ完成した後は、正しい噛み方というのを継続し、定期的にメインテナンスをお受けになられて下さい。

つまり、
沈まない義歯、そしてズレない総入れ歯ができれば痛みが起き難くなる、骨が溶けるスピードを遅らせることができるのです。

沈みにくい義歯、ズレにくい義歯に最適なのが

インプラント固定式総入れ歯なのです。

土地改良でセメントやコンクリートを流し込む状況をご覧になれらたことはありませんでしょうか?

大工さんがサラサラのセメントだけで基礎を作られていたでしょうか?

サラサラの砂だけではなく、大きな石や小さな石を混ぜたり、鉄骨を混ぜたりしている光景をご覧になられたことはありませんでしょうか?

つまり、骨の中に骨が簡単に崩れてしまわないように硬いもので補強されていれば、嘘のように痛みが軽くなります。嘘のようにズレにくく擦れなく安定した状態になります。
骨が崩れていくのを遅らせることができます。

これこそがインプラント固定式総入れ歯なのです。

通常の固定式インプラントのように多くのインプラント体を必要としません。

下の場合は、たった2本入っているだけで安定します。

上だと4本は必要になります。
さらに固定するバーが必要となります。

予算的な問題や手術ということに抵抗があれば下だけそのようなインプラント固定総入れ歯の治療をすれば不思議と上の総入れ歯の揺れが減ります。

安定するのです。

残念ながら上だけというのは安定しません。

下側(下あご)が大事なのです。
下側(下あご)を安定させるというのが【かみ合わせ】を安定させるキーとなります。

もちろん予算が許すならば、上も同じようにすればさらに安定します。

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