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01 インプラント

当院のインプラント治療の特徴

インプラント治療を受ける前に患者さんが知っておくべき事項があります。
知っておくだけで、あなたの将来起こるであろうトラブルから守られます。

  • どこのメーカーのインプラントなのか?
  • インプラントの種類や型番はどうなのか?
  • ネジで固定されているのか?接着材で固定されているのか?
  • 接着材のメーカーや種類は何なのか?簡単に外せるものなのか?
  • 外すにはどうすれば外せるのか?

理由を今からお話します。

え?5年前のカルテがない?

先日、5年以上前に他医院でインプラントをした患者さんがお越しになられました。

インプラントを入れた部分の被せモノが外れて困ってしまったとのことでした。
インプラントを入れた部分の歯茎は真っ赤に腫れています。

咬むと顎が痛い。
頭痛がひどい。

こんな状態になってしまって、「なんとかして欲しい」というご相談です。
このようなご相談は日常的によくあるご相談です。

インプラント治療をされた医院さんへまずはご相談下さいと申し上げました。

しかし、残念ながら、コミュニケーションギャップや、治療への不安などから元の医院さんにご相談に行きたくない、という方はとても多いのです。

本来は、インプラント治療をされた先生に、修理、メインテナンスをお願いするのが一番なのです。その理由はあとでお話します。

では、せめて、インプラントをされた医院さんへ下記の5つだけでも教えてもらえるように確認して下さい、と患者さんにお願いしました。

  • どこのメーカーのインプラントなのか?
  • インプラントの種類や型番はどうなのか?
  • ネジで固定されているのか?接着材で固定されているのか?
  • 接着材のメーカーや種類は何なのか?簡単に外せるものなのか?
  • 外すにはどうすれば外せるのか?

患者さんが、インプラントをされた医院さんへ相談へ行くと、こう言われました。
「5年前のカルテですので、もうありません。」
確かにカルテは5年間保存が法律で義務づけられています。
なので、5年すぎたカルテは廃棄したとしても法律には反していません。

しかし、インプラントは5年、10年、15年、20年とその後の患者さんの寿命が続く限り、お口の中に入っているものです。

インプラントは本来、治療後何かトラブルがあった場合には、インプラントをされた先生に一貫して修理、メインテナンスをお願いするのが一番なのです。

その理由を、お話します。

また、こんな状況になってしまう前に、どうぞ知っておいて頂きたいのです。
そして、正しい知識を得てください。
ある患者さんは3年前に他医院で下顎部分にインプラント治療をされました。

しかし、最近になってインプラントを埋入した部分が腫れて痛みが出るようになりました。

レントゲン写真を撮影し、詳しく骨の状態を拝見するとインプラントを埋入した周囲の骨が溶けてしまっていました。
バイ菌が入り込み炎症を起こしています。

インプラントはただのネジです。

元々の自分の歯ではありません。
元々の歯のように抵抗力も自己防御機能である免疫もありません。

様子をみていれば落ち着く、良くなるということはまったくありません。

異物なのです。

インプラントを埋入し、被せ物の歯が入ればそれで「完成!」と思っておられる方はとても多いです。

特にトラブルを起こし、「どうにもならない状態」で当院に駆け込んでこられる方も少なくは、ありません。

今回の患者さんのインプラントトラブルは
メインテナンスを怠ったためにバイ菌が繁殖し、インプラント周辺の骨が大きく溶けてきたことによるものです。

最近、インプラント治療による事故がマスコミに取り上げられています。

そのトラブルは

医院側の責任
  • 手術に必要な検査工程を省いたこと(血液検査、心電図検査、CT撮影など)
  • 全身管理ができる担当医師をつけていなかったこと(歯科麻酔医師による全身管理)
  • 術前に神経血管等の場所を三次元的に把握できるシミュレーション診断を行なっていなかった
  • シミュレーション通りに手術を行う技術が歯科医師に習熟できていなかった。

ことなどです。

患者さん側の責任
  • 喫煙(たばこを吸っていた)
  • 糖尿病によるもの
  • 定期メインテナンスを怠った
  • 硬いものを咬んではいけない時期に咬んでしまい 懐にしまった

などです。

問題が起こっているには必ず原因があります。
では、インプラントが故障したり、トラブルがあったりした場合に

「はずせばいいではないか?」
「もう一度やり治せば良いではないか?」

と単純に思いませんか?

保障もついているから。
しかし、そのように単純なものでは、ないのです。
インプラントはただのネジです。
まずはそれを知って下さい。

そのインプラントとなるネジを製造しているインプラントメーカーというのは国内で50社、海外では200~300社にのぼります。

主流なメーカーのほとんどが、外資系の会社です。

世界情勢に詳しい方ならすぐにご理解いただけるかと思いますが、外資系企業は
M&A(つまり、企業の買収や合併)が盛んに行なわれています。

今では日本も珍しい話ではなくなりました。

インプラントメーカーも例外ではありません。

これだけ多くのメーカーがあれば合併されたり、会社が消滅するなどの浮き沈みがあるのが現状です。

このことは患者のみなさまにとっても知られざる気になる問題を含んでいます。

それはそのメーカーのインプラント医材がなくなり、いざという時に再治療ができなくなる可能性がないとは言い切れないのです。

こんなことを体験したことはありませんか?

電化製品を長く使っていると、一部が壊れ、その部品を取り寄せようと思っても
その製品が製造中止になり、部品がないということが。

去年買ったばかりのカメラなのに、もう今年はないよ、吸収合併されちゃった、という会社は珍しくはありません。

また、会社が倒産したと同時にもう「今ではその商品は製造中止になりました」ということはよくあります。

さあ、そこで考えて下さい。
もしあなたの口の中に埋め込んだインプラントのメーカーが、すでにもう倒産して消えてなくなっている商品のインプラントだとしたら、どうでしょう?

もし、何かしらの故障や不具合があった場合に「一旦インプラントを外さないといけない」状況になった時、インプラントをはずすことさえ、できません。

先ほども申し上げましたとおりインプラントはただのネジだから、です。

ネジを外すにはそのネジを外すための同一メーカーのドライバーが必要なのです。

ご自分が入れたインプラントメーカーがどこのメーカーのものかによって修理ができる場合とできない場合が、あります。


車に例えてみましょう。

あなたの車がベンツだとしたら、故障した時にはベンツの部品を使って修理しなくてはなりません。
ベンツにはベンツ専用の部品があるのです。

トヨタの車にはトヨタ専用の部品を使って修理しなくては、なりません。
インプラントもネジですが、インプラントと被せ物の歯も「ネジ」で固定されています。

修理したり、深部まで掃除したりするにはネジをほどいて、被せ物を外して掃除する必要があります。

しかし、そのネジを外すドライバーというものが、各メーカーにはあります。

各メーカーは自社の商品を使い続けて欲しいので、ネジ山を特殊形状にして他社のドライバーでは外せないようにしています。
つまり、メーカーが違うとネジを外すことさえ、できません。

吸収合併を繰り返してきたメーカーの中には同一メーカーでありながら何種類もドライバーが存在している場合もありますし、すでに製造を中止している部品もあります。

骨を大きく削ってインプラント本体を外す対応しかできないことまでありえます。
その先生がどこのメーカーのインプラントを埋入するのか?ということは実は将来的にはとても大きな問題です。

インプラントをする際には、10年後や20年後や将来、もし「インプラントを外した方が良い状況になった時に修理ができるのか?」というこの視点を持って選択する必要があります。
修理修復ができるのかどうか?ということです。

現代は100歳以上の方が何万人も生活されていらっしゃいます。
本当に10年後にはお亡くなりになられていますか?

寿命がきていますか?

「もうトシだから」と簡単にこの言葉をお使いになられていませんか?
本当に50年後にもそのインプラントメーカーは倒産していませんか?
ドライバーを取り寄せられますか?

引越し等でメインテナンスに通えなくなった場合に、引越し先の近隣でメインテナンス可能な医院がありますか?ぜひご紹介していただいてくださいね。

せめて、下記の5点だけでもいいので教えて頂いて

  • どこのメーカーのインプラントなのか?
  • インプラントの種類や型番はどうなのか?
  • ネジで固定されているのか?接着材で固定されているのか?
  • 接着材のメーカーや種類は何なのか?簡単に外せるものなのか?
  • 外すにはどうすれば外せるのか?

このことが判っていれば自医院で対応できるのか?
対応できないのか?判断できます。

また、先ほどの患者さんですが、インプラント治療がいったん終了すれば、それでもう大丈夫、と思われてしまっていたことにも問題があります。

最初の2年はメインテナンスに通われていたそうです。

2年間大丈夫だったから、先生が大げさに言っているだけで、きっともう大丈夫に違いないと思われてしまっていたそうです。

インプラントはご自分の歯と同じく死ぬまでメインテナンスをする必要があります。
また、インプラントトラブルの8割は2年以内に起こっています。

私の医院では、インプラント治療を行なった患者さんには終了後すぐは
1ケ月ごとに経過を診させて頂いております。

その後、半年、1年、2年目3年目と、レントゲンで骨の状態を確認しながら
状態が安定するのを確認しています。

特に症状が無くてもです。
状態が悪くなっていたとしても、インプラントはご自身の歯のように痛いや凍みるなどのように自覚症状として警告を発してくれません。

インプラントはただの「ネジ」だから、です。
ただのネジなので痛くもかゆくもしみることも、ないのです。

だから、怖いのです。
周囲の歯ぐきや隣の歯にまで影響が及んではじめて患者さんは自覚症状として気づくことができます。

メインテナンスにきちんとお越し下さらないまたは、メインテナンスの必要性をご理解いただけない場合には手術を行なうことはできません。

それは必ずトラブルの原因となるから、です。

インプラント治療なんか受けなければよかったとなるから、です。
どうぞ、知って下さい。

インプラントは完成したら、終わりではありません。

歯と同じく、あなたが死ぬまで、そのインプラントを使い続けるまで定期的なプロによるメインテナンスが必要なのです。

次に、他の部分の治療についてです。

インプラント治療をした以外の部分を治療された場合には、必ず早急にインプラント治療をした医院で
噛み合わせのチェックを受けてください。
マウスピースの調整を受けてください。

一見関係ないように思えるかもしれない他の歯のことです。

全く違う部分の虫歯治療くらい関係ないだろう、と思われると思いますが実は関係あるのです。

ご自身の歯は一生動き続けますが、インプラントは全く動きません。
吉本歯科医院でのインプラントはお口の中の状況に応じて適切な噛み合わせに調整されています。

他の歯の状態が変化しないのを前提に調整されています。
他の歯と同じように違和感なく当たるように調整したのでは、インプラントが折れてしまうこともあります。

インプラントに何かがあってからでは復旧不可能なのです。

インプラント治療をする前に、以下の5つを確認しておいて下さい。

  • どこのメーカーのインプラントなのか?
  • インプラントの種類や型番はどうなのか?
  • ネジで固定されているのか?接着材で固定されているのか?
  • 接着材のメーカーや種類は何なのか?簡単に外せるものなのか?
  • 外すにはどうすれば外せるのか?

インプラントとは?インプラント治療とは?

骨の中に金属などを埋め込むことを総称してインプラントと呼びます。

材料として金、サファイア、鉄、ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が使われてきましたが、どれも良好な結果が得られずに淘汰されていきました。
しかし、1965年にスウェーデンのブローネマルク教授が開発したチタン製のインプラントは驚くべき成果をあげ、最初に治療を受けた患者さんは、40年以上も安定した状態で使われていました。

10年以上に渡って、機能しているインプラントは96%以上であり、症例としては98.5%です。

これはチタンが骨と結合するという特質をもっていたからで、この特質がある限りチタンがインプラントの主流であることは永遠だと考えられます。
その代表的なものが「ブローネマルクシステム」です。

インプラントは次の3つのパーツから構成されています。

  • フィクスチャー
    あごの骨と結合して歯根の役目を果たすチタン製の部品で、ネジのような形をしています。
  • アバットメント
    上部構造を直接支える人工歯根の一部です。
  • 上部構造
    インプラント義歯のことです。
  1. 歯肉を切り開いて顎の骨にそのフィクスチャーを埋め込み歯肉を縫合します。
    その状態で下顎なら3~4ヶ月(骨の状態によっても異なります)、上顎なら6~7ヶ月待ちます。
  2. しっかりと骨と結合してから、再び歯肉を切り開き、フィクスチャーにアバットメントをネジで固定します。
  3. そして型どりをして上部構造である「歯」を固定します。

インプラント治療には基本的にフィクスチャーを埋め込むときと、アバットメントを取り付けるときの2回の手術が必要です。
30年以上前から、最新治療として「1回だけで」とか、「当日歯がはいります」と言ううたい文句がありますが、成功率や確実性が高いのは2回法です。

インプラントと入れ歯の違い

入れ歯は歯ぐきにあわせて作った床と呼ばれる土台の上に人工に歯を取り付け、その土台ごと歯ぐきの上に乗せて使いますが、インプラント(implant=植え付けるの意)は人工歯根療法とも言われ、失ってしまった歯がもともとその根に当たる部分を埋めていたあごの骨に人工の歯根を埋め、その上に人工の歯を固定するための土台とするものです。

入れ歯は歯ぐきにかぶせて乗せただけであるため口の中で動き易く不安定で違和感を強く感じさせがちですが、インプラントにするとあごの骨に直接固定されて支えられ、自分の歯がかつてそうであったように人工の歯で噛む振動がそのまま骨にも伝わり自然な身体の一部のように感じることができます。

また、感覚面だけではなく、歯が抜けてしまうとその後、歯根が埋まっていたあごの骨もだんだんやせて少なくなっていき、ぴったり合わせて作った入れ歯も隙間ができるようになり、その上、入れ歯が歯ぐきにぶつかるその刺激に反応してますますあごの骨がやせ細ってしまいます。
この点もインプラントにすると骨の減少を防ぎかえって骨の代謝を促し、健康なあごの状態の維持につながります。

インプラント治療の成功

インプラントが人間の身体にとって異物である人工材料を使っているのにもかかわらず身体に受け入れられるのは、人工歯根がただ単に骨に埋められているだけでなく、あごの骨と直接結合して、まるで生きている骨として取り込まれたように安定した状態になるためです。インプラント治療が成功した場合には、「自分の歯のような感覚」で使えるようになります。

しかし、インプラント治療の成功率は残念ながら100%ではありません。部位によっても異なりますが、およそ97%だと言われています。失敗というのは骨と結合しないという事です。これは人間の身体がもつ生体的防衛反応、つまり拒絶反応によるものだと考えられます。人間の身体には異物が体内に侵入した場合に、それを外に排せつしようという働きがあるからです。
インプラントも例外ではありません。身体がインプラントを異物だと判断すれば、骨と結合しないのです。

では、異物だと判断させない為にはどうすればよいのでしょうか。それは、無菌的に処置をするということです。具体的には無菌室に近い手術室を使用することや、使い捨ての器具を使用することなどです。

従来の治療方法

歯を1本失った場合、両隣の健康な歯を削って人工の歯をかぶせます。健康だった歯は、1/3の大きさにまで削られてしまいます。これが、ブリッジと呼ばれる治療法です。また、奥に歯がない場合は、金属製のバネで入れ歯を支えます。

噛むという行為は、想像以上に強い力を、歯とあごにかけています(奥歯1本にかかる荷重は、その人の体重にほぼ等しいと言われます)。
ブリッジでは、1本あたりにかかる荷重は約1.5倍になります。削られた歯は傷みやすく、この歯がだめになってしまうと、さらに広い範囲のブリッジに作り直さなければなりません。
歯根がない部分の骨は、噛むことによって得られる刺激がないために次第に痩せていきます。また、残っている歯根が移動してしまうため、ぴったり合わせて 作った義歯は次第に合わなくなり、何度も作り直す必要が出てきます。

◆両隣の健康な歯を削って人工の歯をかぶせる場合
この形のブリッジでは、周りの歯を大きく削らなければなりません。

◆奥に歯がなく、金属製のバネで入れ歯を支える場合
この入れ歯は、奥歯を固定する為に金属の支えを使用しなければなりません。違和感があり、清掃も難しく、見栄えも良くありません。バネがかけられた健康な歯は、釘抜きのように咬むたびにこねられて、次第に抜けていきます。

◆総入れ歯の場合
入れ歯を固定する力が弱く、ぐらついたり、ずれたりします。そのため食べ物を噛むために充分な力をかけることが出来ません。

ブリッジや差し歯の場合のよく耳にするトラブル

  • まわりの歯と義歯の違いが目立ち、人前で口を開くことができない
  • 金属製のブリッジや支えのバネに食べ物が挟まるため、好きな物をたべることができない
  • 義歯が合わなくなり、何度も作り直してい
  • 食事中や話してる最中、またスポーツなどで体を動かしている時に、義歯が動いたり外れそうになったりして気になる
  • ことばをうまく発音できず、人前に出たり、話をすることが億劫になる
  • 食事の時に入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が入り込む
  • 噛む力を充分かけることができず、固い物が食べられない
  • 食事の後、入れ歯を外して洗ったりするために、外出や旅行が気軽にできない
  • 口臭がひどいのではないかと不安で、人に会うことができない....など

インプラントによる治療法

失われた歯根の部分にチタン製の歯根を埋め込んで義歯の支えとするのが、今日行われているインプラント(人工歯根)療法です。

この治療法では、残っている健康な歯への負担が増加することはありません。
あごの骨には自然の歯と同じように刺激が伝わり、力をかけることができることから、骨の変化も少なくなることが知られています。

インプラント治療では、ブリッジ治療のように両隣の健康な歯を削る必要がないため、両隣の歯はそのままで負担がかかりません。
また、歯を失った所にインプラントを固定して人工の歯を作りますので、従来の入れ歯のように取り外す必要がありませんので、見栄えも美しく、清掃も難しくありません。
義歯はあごの骨に固定されるため力を入れて噛むことができ、食感も天然歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことが出来ます。

インプラント治療が制限されるケース

  • 妊娠中の方
  • 全身疾患のある方
  • 他の歯根に感染症がある方、歯周病の方
  • あごの骨の量が少ない方、骨粗鬆症の方
  • 糖尿病や高血圧などの慢性疾患がある方(良好な状態にコントロールされていることが条件で治療できる場合もあります)

インプラント治療が適用できないケース

  • あごの骨の成長が終わっていない、概ね16歳以下の方
  • 歯磨きなどの日常の手入れが充分にできない方
  • アルコール依存症の方
  • 医師との協調が得られない、精神的に問題のある方
  • チタンへのアレルギーを持っている方

歯を失った場合の治療法の比較

どの治療方法にもメリットやデメリットがあるため、何を優先するかで治療法はかわります。


インプラント
ブリッジ
部分義歯
総義歯
対応できる本数 1本~すべて失った方に対応可 数本失った方 すべて失った方
歯・顎への影響 機能回復できる 両側の健康な歯を削る必要があり支える歯への負担は大きい とめ金部分を削る場合もあり支える歯への負担は大きい
顎の骨の吸収がすすみやすい
顎の骨の吸収がすすみやすい
審美 天然歯に近い修復 保険外材料の選択により天然歯に近い修復 針金のとめ具が見える部分もある 顎の骨が退化して口元にシワがよりやすい
費用 保険適応外 保険適応外と健康保険適応(材料の選択によっては高額になる)
お手入れ 天然歯と同じ 食事のカスが詰まりやすい・スーパーフロス・歯間ブラシ等で清掃 はずして義歯の洗浄支える歯も清掃 義歯洗浄・口腔粘膜も清掃
治療期間 顎骨の状態によるが4ヶ月~1年以上噛み合わせ(咬み合わせ)のチェックが必要 周囲の歯の状態によるが1ヶ月~3ヶ月前後装着後も調整要 1ヶ月前後で作製装着後も調整要
欠点 外科手術が必要 空気がもれて発音が困難になることがある 違和感を感じやすいズレ・すべりが生じやすい 違和感を感じやすいズレ・すべりが生じやすい

ブローネマルクシステムについて

ブローネマルク教授

スウェーデンの学者ペル・イングヴァール・ブローネマルク教授は、純チタンと骨の組織がよく結合することを発見し、1965年臨床応用をスタートしました。最初の患者さんは40年以上安定した状態で使われました。
以来、もっとも信頼性の高い歯科インプラントとして世界中で100万人以上の人々が治療を受けています。現在、チタンは人工心臓や人工関節、骨折治療など、医科でも利用されています。

インプラントQ&A

Q1.インプラントはどのくらいもつのでしょうか?

A1.ブローネマルク教授が初めてインプラント手術をされた患者さんは、40年以上何の支障もなく使用していました。
40年以上何の問題もおこってないという事は、50~60年は使用可能であると考えられます。
Pjeturssonらは、5年後にまったく偶発症を認めない患者は61.3%のみであると報告していますが、それ以外の約4割の患者様は、何らかの偶発症に遭遇することが予想されるということです。ご自身の歯でも同じですが、日々の歯みがきもしっかりしていただき、定期的なメンテナンスを必ず受けていただくことが重要です。
当院では治療前から将来起こりうる問題を考慮し、それらのリスクを回避できるような治療計画を立てます。そのため、10年後、20年後のトラブルにもしっかり対処できるように、高価ではありますが、ブローネマルクまたはiのインプラントしか使用しておりません。

Q2.インプラントの費用は?

A2.インプラントの種類、かぶせ物の使用材料や、患者さんの歯・骨の状態によって異なりますが、およそ1本が50万円程度になります(本数が増えれば、1本あたりの費用は安くなります)。
インプラントとは、各行程が緻密な作業の上、高い技術が要求される治療のため、安心安全というものは何よりも重視される重要で必要な価値と考えます。命にスペアーはありません。そのための高額な検査や麻酔医の配置は必須と考えています。

Q3.インプラント本体は身体には悪くないのでしょうか?

A3.インプラント本体はチタンで出来ています。チタンは体には全く無害な材質だと言われており、医科でも、人工心臓、人工関節、骨折の治療に利用されていますが、チタンに対するアレルギーはほとんど報告されていません。また、MRI・CTも受けていただくことが可能です。

Q4.治療期間はどのくらいかかりますか?

A4.1回目の手術から2回目の手術までの間は、上あごが6ヶ月、下あごが3ヶ月~4ヶ月程度必要になります(骨の状態、場所によって異なります)。2回目の手術が終わって、歯の部分の仮歯が入るまでは約1ヵ月です。トータル的には、下あごで約6ヶ月、上あごで約9ヶ月となります。最近では、個人差がありますが手術日に仮歯が入るようになってきています。総義歯の方で約70%程度です。

Q5.手術と手術の間、歯はないままですか?

A5.1回目の手術後、1日~2週間は傷口を守る為に入れ歯等の使用は控えていただいておりますが、その後は普段通りに入れ歯を使用出来ます。入れ歯でない方は仮歯を入れます。
最近では、個人差がありますが手術日に仮歯が入るようになってきています。総義歯の方で約70%程度です。

Q6.インプラント治療の良い点は?

A6.入れ歯のように取り外しの必要がなく、自分の歯のようにしっかりと物を噛むことが出来ます。また、粘膜を覆わないので、食べ物が変わらず美味しく感じます。歯のない部分だけにインプラントをするため、ブリッジ治療のように隣りの天然歯を治療する必要がなく、残っているご自身の歯を守ることが出来ます。

Q7.インプラント治療の悪い点は?

A7.どの歯科医院でもインプラント治療をしているというわけではないので、通院に時間がかかってしまうかもしれないという事です。治療期間が他の治療に比べ、時間がかかります。
また、自由診療となるため、高額になる事です(但し、治療費は医療費控除の対象になります)。

固定式入れ歯(インプラント・オーバー・デンチャー、IOD)

  • 何回作り直しても入れ歯が合わなくなる
  • 何度調整してもすぐ入れ歯が合わなくなる
  • 入れ歯がすぐ痛くなってくる
  • 入れ歯が外れやすくなる
  • 入れ歯の金具を引っ掛けていた歯がグラグラしてくる
  • 大きく笑ったら外れるのが恥ずかしい
  • 入れ歯は何度作り変えても合わなくなるからインプラントにしたい
  • インプラントにしたいが予算的に厳しい、他に良い方法を探している
  • インプラントにしたいが肉体的年齢的に大きい手術に躊躇(ちゅうちょ)している
  • インプラントにしたいが清掃できるか不安である
  • インプラント治療を既にしていて、今は清掃できているが、将来清掃できるか心配

こんなお悩みをお持ちであれば私は、固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)をおすすめ致します。

固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャーとはどういうものか?
ご説明しますね。

固定式入れ歯(インプラント・オーバー・デンチャー、IOD)

噛んでも痛みにくい入れ歯(義歯)、
噛んでも沈みにくい入れ歯(義歯)、
食事中にズレにくい入れ歯(義歯)

に最適なのが
固定式総入れ歯(インプラント入れ歯)です。
厳密にはインプラントに固定ができる脱着式入れ歯です。

では、
通常の完全固定式インプラントとインプラントに固定ができる脱着式入れ歯の違いは何でしょうか?

どんなことができてどんなことができないのか?
まずは「できること、できないこと」

そこを知って頂くことが大事です。

入れ歯が合わなくなる原因
http://www.8181118.com/director/2016/01/post-107.php


どんなに技術が進化しても
ご自分の歯より、いい、というものは残念ながらありません。インプラントもです。

つまり、
人工的なものになります。

通常のインプラントと違って、インプラント入れ歯によって出来ることと出来ないこと、それはまず何なのか?
それをしっかり知った上でそれぞれの治療法のメリットとデメリットを知った上で、治療方針をお決めになられることをお勧めします。

どうして針金で残っている歯に引っ掛けている入れ歯では噛めないのか?

まずどうして入れ歯が噛めないのか?
入れ歯はあなたご自身の歯と一体何が違うのか?

本来のあるべきご自身の歯とは
どういう構造になっているのか?

違いを分かっていただくと、
一体なぜ入れ歯でうまく噛めないのかということが分かってくると思われます。

入れ歯が合わなくなる原因
http://www.8181118.com/director/2016/01/post-107.php

噛むという行為
噛む、
すり潰す、

これは、物を粉砕するということです。

お食事の際に食べ物が口に入ってきます。

あなたは歯で噛んで細かく粉砕します。
そして飲み込んでいます。

「よく噛んで食べなさい!飲み込んじゃだめ!」と
言われるのは、
噛まずに飲み込んでしまうと
胃が荒れてしまうから、胃に負担をかけ過ぎてしまうからですよね。

これはご自身の歯だからどうこうということではなく、すべてに共通します。

ヒトという存在は
肉食動物と草食動物の両方がもちえる機能の両方もちえる機能をもった存在なのです。

ご存知のように多くの動物が肉食動物もしくは
草食動物なのです。

肉食動物の(1)
(1)カチカチ噛む(上下的な運動)
草食動物の
(2)すり潰す(左右にスライディングさせる運動)
この(1)(2)両方によって行われています。

ですから、この両方が持てない場合には残念ながらうまくヒト本来の食機能を果たすことが出来ないのです。
(1)(2)両方出来るようになるには
上下相方が固定式の物が必要となります。

自分の歯とは上下のアゴの骨に固定されたもの、なのです。
取り外したりせず
しっかりとこのように顎の骨に固定されていますよね?

既にもう歯がない場合には
上顎、下顎に入れ歯ではなく
インプラントを埋め込み、被せ物により人工歯を再建する、ということです。

しかし それではさすがに費用がかかってしまいすぎて治療は難しいと思われる。
外科治療による時間や傷口が大きくなって肉体的に年齢的に治療は難しいと思われる。
また、治療の期間がかってしまう、というお悩みの方は多いのです。

そこまではいかないけれども、総入れ歯よりも安定して噛めるものは出来ないのか?
という方にこのインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)をお勧めいたします。

まず、このインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)というのは
上側でも下側でも両方できるものではあります。

しかし、現実的に上側の場合には固定式インプラントとほぼ変わらない費用が発生いたします。
費用対効果ということを考えるのならば、
原則的には下側に付けるものだと思って下さい。

固定式のインプラントでは歯肉(歯茎)は一部しか回復できません。

歯肉(歯茎)を回復させるため、
もしくは十分な清掃ができなくなった時のリフォームとしては上顎にも優れています。

それでは、
普通の一戸建ての民家を建てると思って下さい。

太くて長い柱が4本入れば
安定的な家ができます。

しかし、広い平屋の大きい家をもし建てようと思ったならばどうでしょうか?

柱が4本ではちょっと物足りない、柱同士を繋ぐ梁も長くならざるを得ませんから強度的にも難しくなります。

ですから柱と柱の間にもう1本柱を、

さらに間隔が広ければその間にもう1本柱を、

というふうに梁がたわまないように柱の本数を多くします。
梁を太くします。


つまり
強い力を支える、広い範囲の力を強く支える
ということにおいては柱の本数はある程度多いほうが有利なのです。

そして、次に

すり潰す、
スライドさせる、

という噛み方をするには
前後左右に下あごが頭に対して相対的に動きますから、
前後左右に擦り合わせるように動きます。

上の歯は上顎と頭と骨で一体構造ですから相対的に動かないのです。

なので隣り合う歯の高さが同じでなければ、うまく上下で擦り合わすことが出来ないのです。
前歯と奥歯の高さに大きな段差があったのではうまく擦り合わせることが出来ないのです。
無理やり擦りあわそうとするから破壊されてしまうのです。

もしあなたが例えば今
上の入れ歯で困っている
下の入れ歯で困っている

と思われていたとしても
歯は
上と下で噛んでいますので
上と下、例えば上がたわんでいるならば下はそのたわみに合わせた形にしなければカチンと噛み合うことはできません。

何回作り直しても入れ歯が合わなくなる原因

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

しかしながら
擦り合わそうとした時
引っかかってたわんでしまうわけです。壊れてしまうのです。

一ヶ所に力が集中してしまうのです。
でこぼこしているわけです。

壁にぶつかるように引っかかってしまうのです。

その時点で回転力がかかってしまい入れ歯が落ちてくるのです。外れてしまうのです。歯茎を傷付けてしまうのです。痛いのです。噛めないのです。

基準となる面が水平でないとまっすぐなものは立たない

仮に上の入れ歯が今困っている。
下の入れ歯が困っている
とはいっても、結局上の入れ歯と下の入れ歯の両方を触らないと本来の顎の動きを回復できないのです。

両方を触るということが実は必要なのです。

例えば家を建てる時にはまず更地にして整地しますよね。

まずは更地にして整地にして傾きや凸凹を平らにします。

地面を水平にして地盤が硬く固まって土地改良地盤改良を行ってから、基礎を建てますよね?

坂道に傾いたままの状態、凸凹してガタガタのままの状態、地盤が柔らかく固まっていない状態では家は長期的に安定しませんよね?後から崩れてしまいます。

ビルやマンションでも長い柱が硬い地層まで到達できていなければ、後から崩れてしまいます。

まずは水平的な硬い地面という平面を造り、その上に基礎を造り、垂直な柱を立てて家を建てます。

家を建てる時と同じように

基準となる面がないと真っ直ぐなものは立たないのです。
傾いている柱は簡単に倒れてしまいます。

上下の総入れ歯の方が噛みにくい理由

上下が総入れ歯の方の場合どうして噛みにくいのか?
どうして噛めないのか?水平なのに?

どうしてすぐに入れ歯が落ちてくるのか?

種々の問題があります。

まず

噛み切りにくい
ということからお話ししましょう。

かまぼこやたくあんは意外かもしれませんが、噛めます。 例えばナスの煮た物、噛めますでしょうか?

肉厚の柔らかい部分は噛めるかもしれない。

しかしナスの皮はどうでしょう?

皮になったとたん
ズルッと入れ歯が滑って安定を失い噛めなくなります。
これは歯茎の上に乗っかっているだけの入れ歯(義歯)ですから

入れ歯がナスの皮よりも先に
動くわけです。

動くものを動くもの同士で物を粉砕しようとしているからです。

例えば何かをつまむつかむと考えて下さい。

指でつまむのは簡単ですよね。

では分厚い手袋、例えばスキーの時につけるような分厚い手袋、柔らかいフワフワした手袋です。

それで物を軽く掴んでみたらどうでしょうか?

力加減はうまく入りますでしょうか?

手袋自体がひしゃげて引っ込んでしまうかもしれません。

一番弱いところが壊れる

実は入れ歯が歯茎の上に乗っているということは、
歯茎に力を加えれば歯茎も単なる肉の塊ですから、力が加われば変形してしまうのです。
ひしゃげてしまうのです。

動いてしまうのです。

沈んでしまうのです。

入れ歯は歯茎に乗っかっているだけの存在

変形した肉の塊、歯茎の上に
さらに動く入れ歯(義歯)が乗っかっているだけですので
動くもの同士がただ二重三重に乗っているだけです。

そこに物がはさまるのです。
そして上から下から噛む力が加わるので動きやすいところは結局グニュッと動くのです。

かたいお食事になればなるほど

一番弱いところが壊れます。

ある程度肉厚のものは押しつぶす力でもって噛み切れるかもしれませんが、

ヌメッとしたところ、例えばナスの煮物の皮部分ですよね。

噛み切ろうとしてもその噛み切る力の前に入れ歯装置と粘膜が動きます。

そして入れ歯が落ちてきたりだとか、
噛み切れなくなったりだとか、
擦り切るということが
出来ないのです。

例えば紙を切るのであればハサミですよね。

スパッと切れます。
紙を上から手のひらでいくら押しつぶしても紙ってなかなか切れませんよね。
切れる力の差、より強い力が必要になってしまうのです。

つまり
動くものと動くもの同士で物を挟んでつぶす、
両方が変形しますのでうまく粉砕することができないのです。

例えば腰が曲がっている方に重宝されているスポンジのように柔らかいベッド、よく売れていますよね?
腰の曲がった形に合わせベッドのマットレスが変形してくれるのです。

ですから体に力がかからずに痛みが出にくいんですね。
すごくいいと思います。

しかしながらスポンジやトランポリンの上に寝転がっているような状態ですので
もし寝返りを打とうと起き上がろうと思った時に
体が沈みこんでいきますからなかなか寝返りが打てないんですね。起き上がりにくいんですね。

下がスポンジのようになっていますので動こうにも動けないんです。
固い床のところでは簡単に動けます。

例えばいちごのショートケーキを想像して下さい。

上に乗ったイチゴをポンと押してもイチゴは
生クリームに埋もれていき沈みますから壊れません。

イチゴはそのままの形です。

しかし板の上に乗せたいちごはいかがでしょうか?
真上から押さえつければ潰れます。
横からだとチョンと指で押せばコロンと簡単に動きます。

板を傾ければいちごはコロコロと転がっていきます。

スポンジの上に乗っているイチゴはあまりその場から動きません。

つまりいちご自体は何も変わらないのです。

イチゴが乗っている環境が
まな板のように固いのか、
それともクッション性があったり、
窪むようなものであったりすると
動きにくい。潰れる潰れないという違いができるのです。
そのようなことが起こってしまうのです。

両方が動くもの同士で押しつぶすので
簡単に噛み切ることができないのです。

上下両方の歯茎が変形しますので、
どういうふうに変形するか?というと
いろんなことが起こってしまうのです。

常に一定方向に変形させるということができないのです。

実は片方側が動かないものとなっただけで状況は大幅に改善されます。

インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)はある程度の力で固定されるもの

インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)というのは、
一体式の入れ歯が骨に若干の遊びがある状態でしっかりと固定されますので大きくは動かないのです。

物が当たってから
グニュッとずれる、
グニュッと動く、

ということがとても少ないのです。歯茎を傷付けにくいのです。

動かないものと動くものを使って粉砕をすると何が起こるのか。

動くものがひしゃげてある程度のかたさになると、それ以上潰れにくくなりますから、
そのあいだに挟まれた物は粉砕することが可能となります。

例えば固いニンジンを包丁で切るとイメージしてみてください。

固い机の上に固いまな板を置き、
そしてそこにニンジンを置いて手でニンジンをしっかりと押さえたままニンジンを包丁で押し切ってみてください、
イメージしてみてください。
切れますよね。

では次に

柔らかい座布団、フカフカの座布団の上にニンジンを置いて手で押さえずに同じようにやってみてください。

どうでしょうか
同じような弱い力で切れたでしょうか?
切れますでしょうか?

おそらく少し力が加わったくらいではまったく切れません。

とても鋭利な包丁であれば切れるかもしれませんが。

まずは一番弱いクッションが沈んで変形しますので、ニンジンはまったく切れないですね。

ある程度クッションが潰されて、
そのクッションがそれ以上押し潰されなくなったところでニンジンが切れ始めていきます。
そしてスパンと切れるのです。

こういうことが
入れ歯をお使いの方は
お口の中で起こっているわけです。
やわらかいクッションが歯茎や骨で
硬いにんじんが入れ歯、切れにくい包丁が食事というイメージ

です。

では次に布やフェルトで作った包丁で
硬いにんじんを切ったと思って下さい。

切れますでしょうか?
切れませんよね?
にんじんに当てると先に布の包丁がグニャンと捻じ曲がってしまいますよね。

これが上下の入れ歯がユルユルで動きやすい状況です。
両方がユルユルだとまったく切れないわけです。
つまり「噛めない」のです。

変形したのは入れ歯ではなく、あなたご自身の歯茎と骨なんです

両方がユルユルだとまったく切れないんです。

逆に、両方が強くなるとスパッと切れます。

ご自身の体でいうと歯茎の上に乗せるタイプの入れ歯だと
ご自分の肉(歯茎)や骨が変形してしまうのです。

骨が溶けていってしまうのです。

片方を固くすることによって、
ある程度の力がかかった時にはもう一方はひしゃげてその弾力性を失います。

片方が弾力性を失ったことにより
もう片方が堅さを発揮することができます。
それによって間に挟まれたものが粉砕可能となるのです。

では上でも下でもいいんじゃないか?と思われるかもしれません。

確かに何もない両方がグラグラよりはどちらか片方が固ければ粉砕可能です。
しかしながら
上と下ではまったく状況が違うのです。
理由をお話します。

上側の歯は頭蓋骨と一体化している

上側の歯って実は動かないんです。

これは頭蓋骨の模型です。

上の歯というのは実は上顎と頭の骨が一体化しております。

頭蓋骨が傾いた時に一緒にその角度に合わせて動くことはあるのですが、
上の歯単独が頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって、下の歯は下顎と一体化した状態でぶら下がっているだけなんです。

前にも後ろにも右にも左にも上下にも360度振り子のように自由に動くようになっている。
写真左で下の手で支えているのが下の顎です。
頭蓋骨の模型をご覧下さいね。

写真で上の手で支えているのが一体化された上の歯と上顎と頭です。

緑のヒモは筋肉と思って下さい。
下は筋肉でぶら下がっているだけ、です。

ご覧のように上の歯は頭蓋骨にくっついている存在です。

この上顎の頭蓋骨を逆さにひっくり返します。

横から見るとこうです。

ひっくり返して下から見るとこうです。
見えている歯は頭蓋骨にくっついている上の歯です。

上の歯に板を乗せてみました。

上顎がまな板、下顎が包丁のように見ることもできるんです。

いろんな方向から包丁がまな板の上のニンジンに向かって切り込んできます。

どうやって切り込むのが一番強いか。

真直ぐ真上からがもちろん強いですよね。

真直ぐ切ればバサッといきます。
斜めからすると切れるかもしれない。

でも板が動いちゃいますよね。
ずれちゃいます。
入れ歯がずれる理由です。

ずれるということは下のまな板にも負担がかかりますから、押しつぶす骨の左右に負担がかかりますから痛みが出ます。

取り外しの入れ歯(義歯)というのは
真上から骨に対して、分厚い骨に対して真直ぐな方向からかかる力に対しては強いんですけれども、斜めからの横にずれる力に対して実は弱いんです。
入れ歯が左右同時に噛むことしか出来ない理由です。上下入れ歯ではご自身の歯があったころのように右側だけで噛むや左側だけで噛むということが設計上不可能なのです。

それに対して逆に下顎は自由に動きますから
下顎に合わせて上の方を頭ごと動かしていく。
実は難しい。
安定しません。

これと同じ状況が上と下が逆の場合では起こってしまいます。

つまり動かない上に対して下顎が動いて突っ込んでくる。
その時に下顎のほうに簡単に外れるような入れ歯(義歯)が入って入れば、簡単にずれちゃうんです。
噛めないんです。

つまり上と下、どちらかしか費用がかけられないのであれば、下が固定式になっている方が実はすごく噛みやすいんです。

下にしっかりとしたものを回復させることが必要なのです。
正しい使い方をすれば。

上と下が動く場合は両方がずれます。
よってうまく噛むということが出来ないのです。

しかしながらやはり下側を固定式にしたとはいえ、無理な力がかかった時には外れるようにしておいた方が、柱が支える本数が少ない場合には有利です。

本数が多ければ外れないようにしておいても問題はありませんが、本数が少ない場合、弱い場合には折れる可能性があります。

ですので、無理な力がかかった時には外れるような設計にしておかなければ次の弱いところが壊れてしまいます。

値段を安くするということで言えば、柱の本数を減らせば簡単に安くできるんです。
単純ですよね。
マンションを建築する時と全く同じです。

マンションの柱、太くて長くて何本か入っていれば、例えば四隅に太くて長い柱が4本ボンボンボンと入っていれば丈夫なビルが建ちます。
1本抜いて本数を減らせば安くできるんですね。
単純な簡単な話です。

ただ、いずれ崩れます。崩れる時期が早まってしまいます。

次に面積の問題です。

力がかかると思った時に、
実は噛む力というのは女性でも100kg、男性では200kgもかかると言われています。

「へえ、そんなに力が?私そんなに力がないわよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はそのくらいの力がかかっております。

今噛めていないから、力がかかっていないだけ、であり
噛めるようになると、女性でも100キロ程度の力でみなさん噛んでいます。

噛めるようになれば、筋肉がよみがえって本来の力が発揮されるようになっていくのです。

噛めるようになったことを想定して設計しなくてはいけない
筋肉においては年齢制限というのはありません。
いくつになられたとしても筋肉は働かせれば強くなろうとします。

年齢制限がないのです。

今まで噛めてないから、噛んでいなかったから筋肉が衰えて退化しているだけなのです。

噛めるようになった途端、その破壊的な力がかかってくるようになります。

つまり女性でも『100kg近い力がかかるんだ』ということを想定して設計をしておかなければ大変なのです。

長く安定して持つということはできないのです。

ある一定の力がかかる時に例えば利き手でないほうの手の平を受けにして、利き手の力の強い、例えば人差し指でグッと押さえつけてみてください。

手のひらはへこみ、沈み、強く押さえると痛いですよね。

先程のような突き刺さるような痛みは少ないんじゃないでしょうか。
どうしてでしょうか?

それは力が分散されたからです。

例えばトランポリンをイメージしてみてください。

トランポリンの上でご自身が立ったとイメージしてみてください。

足元がふらつきますよね。

そして沈み込みますよね。

では次に横になってみてください。
沈みますが沈む量がまったく違いますよね。

そして左右に動いた時に、トランポリンに立った時はすごく不安定でしたが、
手と足を大きく大の字に広げて横になった状態でコロコロと多少動いたとしても、それほど簡単には動きませんよね。
不安定になりませんよね。
安定しています。
つまり同じ力がかかった時には小さい面積で受けるよりも左右で広い面積で受けた方が安定しやすいということです。痛くないということです。

そしてそれは一方向、直線的な方向よりも
広い面積で面として力を受けた方が格段に安定性が良くなるのです。

ベッドで気を付け、手と足をピタッとつけてコロコロと寝返りを打てば簡単に寝返りを打てます。
では手足を大の字に広げて寝返りを打とうとしたらどうでしょう。
手が突っ張り、足が突っ張り、寝返りが打てませんよね。

なぜなら手の先、足の先がつっかえ棒になって回転という力を抑えているからです。

上に取り外しの入れ歯(義歯)が入った時にもちろん小さいほうが違和感は少ないかもしれません。

しかしながら小さい入れ歯というのは一ヶ所にかかる力はすごく大きいのです。
ですから噛んだ時にすごく痛いのです。回転してしますのです。残っている歯に引っ掛けている場合には、釘抜きのように順番に引っ掛けていた歯をグラグラにして抜いていったはずです。

大きい入れ歯はもちろん違和感としては大きいかもしれませんが、
噛んだ時の痛みの軽減という意味合いでは実は痛みは少ないのです。

そして回転する時に、回転に対して防止する。
反作用がかかりますから動きにくいという安定した入れ歯(義歯)になるのです。

ですから上の入れ歯(義歯)の場合にはなるべく左右にわたって広く口蓋も埋めるような形態をお薦めします。

小さい入れ歯を作れば作るほど痛くなるのです。
噛んだ時に痛いのです。

真ん中をくり抜くという馬蹄型の形態をすることもありますが、
どうしても違和感が大きいという方の場合には、
馬蹄型にし、そして後ろを真ん中で繋ぐということをするだけでも効果は強くなります。

そこをくり抜くとUの字になりますので、入れ歯の変形が一気に起こりやすくなります。
噛んだ時に痛い。
落ちてきやすいということになってしまうのです。

沈まない義歯ができれば痛みが起き難くなる、骨が溶けるスピードを遅らせることができるのです。

これこそが、インプラント固定式総入れ歯なのです。

土地改良でセメントやコンクリートを流し込む状況をご覧になれらたことはありませんでしょうか?

大工さんがサラサラのセメントだけで基礎を作られていたでしょうか?

サラサラの砂だけではなく、大きな石や小さな石を混ぜたり、鉄骨を混ぜたりしている光景をご覧になられたことはありませんでしょうか?

つまり、骨の中に骨が簡単に崩れてしまわないように硬いもので補強されていれば、嘘のように沈みにくく痛みが軽くなります。嘘のようにズレにくく擦れなく安定した状態になります。
骨が崩れていくのを遅らせることができます。

これこそがインプラント固定入れ歯なのです。

通常のように多くのインプラント体を必要としません。
下の場合は、たった2本入っているだけで安定します。
上だと最低でも4本は必要になります。

予算的な問題や手術ということに抵抗があれば下だけそのような治療をすれば不思議と上の脱着式入れ歯の揺れが減ります。

安定するのです。

残念ながら上だけ固定にしても十分に安定しません。
下側が大事なのです。
下側を安定させるというのがキーとなります。

もちろん予算が許すならば、上も同じようにすればさらに安定します。

  • 何回作り直しても入れ歯が合わなくなる
  • 何度調整してもすぐ入れ歯が合わなくなる
  • 入れ歯がすぐ痛くなってくる
  • 入れ歯が外れやすくなる
  • 入れ歯の金具を引っ掛けていた歯がグラグラしてくる
  • 大きく笑ったら外れるのが恥ずかしい
  • 入れ歯は何度作り変えても合わなくなるからインプラントにしたい
  • インプラントにしたいが予算的に厳しい、他に良い方法を探している
  • インプラントにしたいが肉体的年齢的に大きい手術に躊躇(ちゅうちょ)している
  • インプラントにしたいが清掃できるか不安である
  • インプラント治療を既にしていて、今は清掃できているが、将来清掃できるか心配

というお悩みをお持ちの方には
私は固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)をおすすめしています。

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