以前、ニュースレターに書かせていただいた私の前歯の治療ですが、おかげさまで、ついに念願の
いつも、いっしょにお仕事をさせていただいている植村技工士が作られた歯に、とても満足しています。
また、すこし若返ることができました(笑)。
これからしっかりケアしながら、大切に使い守っていきたいと思っています。
(とくに前歯で噛まないように、寝る時は必ずマウスピースを入れて・・・)
先日ついに、「人間ドック」という健康診断を初体験しました。
といっても、そこにたどりつくまでの道のりは長く、「検査コワイ病」のわたしは何ヶ月もの間、ひたすら逃げておりました。
日頃から院長やマネージャーからは最年長である私の健康を気にしていただいておりましたが、とにかく病院というところが嫌いなので蝶のように舞いながら、ことごとくかわしてきていたのですが、松本に手渡されたY病院の受診パンフレットと、田中の執拗な「受診コール」によって、私は「人間ドック」に行ってきました。
吉本歯科医院の手厚い福利厚生事業の一環で受診費用を一部負担してくれるという期限は3月31日まで!
それでも、あわよくば、検診を免れたい一心で延ばしに延ばした結果、なんとギリギリ3月30日の時効寸前の受診となりました(笑)
そして...当日
わたしにとっての一番の難所が「胃カメラ」。
とーぜん、いや、これしかないっ...とみずからお願いした鎮静麻酔(当医院でもインプラント手術の際に使用いたします)による内視鏡検査でありました。
意識のある中で、内視鏡を胃の中へ入れるなど、そんな勇気はとてもありませんでした(笑)。
ですから、麻酔後はまったく記憶にありません。
どうも、車椅子で2階から4階に移動しているらしいんですが・・・全く記憶にございません!
麻酔からさめたら、すべてが完了し、ベットの上でで休んでいた...という具合でありました。
そのほかの検査も、順調につぐ順調。
思い描いていた、恐怖はどこへやら。
ホッと胸をなで下ろす私に、告げられた結果は'C'判定。
C判定とは・・・「日常生活に注意して年に一度は胃の検査をしましょう。」
まあこんなもんかと思いながらも、以前から症状はあった「慢性胃炎」が、やや残念ながら、このような判定を下しました。
ただ、吉本医院医院のスタッフ・先生を含めて皆が口をそろえて
「え~森下さんが慢性胃炎だなんて」
と、信じられないみたい。
特に、院長には・・・
マネージャーは同じように胃が弱いそうで
「分かる!分かる」と言ってくれました。
(こう見えても、わたしは繊細でストレスに弱いんですっ!)
そんなわけで、結局は、まわりの皆さんのお陰で、無事健診を済ませ、まずまずの結果をいただくことができました。
大切な歯もそうですが、あらためて健康のための定期的な検査は必要だなと感じました。
私のように病院嫌、歯科医院がとっても苦手。
どうしようもなくなってから行くという方もいらっしゃると思いますが、まずは受診して現状を知るということが大事ではないでしょうか。
実際、私は現状を知ることができてとりあえず「胃」以外は大丈夫と分かって不安がなくなりましたので・・・
できれば、人間ドックを受ける時には、ぜひ【歯】の検診も取り入れていただきたいと思います。
昔、ドリフターズの「八時だよ!全員集合」で志村けんが、お間抜け役のキャラクーを演じる時に前歯が抜けたメイクしてましたが...、まさにそんな状態の私。
なぜなら、ワタクシ森下は最近、上の前歯2本の根っこの治療を始めました(泣)!
こんな感じです(笑)↑
約20年ぐらい前でしょうか。
当然、その時も前歯を治療するため、以前勤めていた医院でセラミックスの被せ物をしてもらっていました。
まず、被せ物によく使用されるセラミックスは、その特性として使い方によっては強く噛むと破折することを職業上知っていますので、極力、前歯を使って噛み切ることをしないよう、気をつけて気をつけて使っていました。
...ので、我ながら20年も大切に使ってきましたが、数ヶ月前から、なんか、根っこの奥のほうが痛いというか違和感を感じだしたので、院長に診てもらうことになりました。
案の定、やり替えをすすめられ、そして、治療が始まりました。
実は...恥ずかしながら...こう見えて私は、かなりの怖がりなんです。
どのスタッフも呆れるほど...
6歳の娘でも泣かずに...
麻酔ができたのに...
私ときたら...
「絶対?痛くない?絶対?大丈夫?」
新枝先生に...
子供のよーに...
しつこく...
(さすがに院長には言えませんけど...)
そして...いざ治療。
新枝先生も普段の私からは想像つかない一面をみたんでしょうね。やや呆れ顔。
治療中、
「痛かったら手上げてね」
って、いつも患者さんに言う一言なんですが...
実際、私に告げられて、それってかなり気になっちゃった私(笑)。
あー今から痛い事を経験するんだなーって。怖いよー
できたらこんなのがいいですね。
「痛くなりそうな気がしたら手あげてね」って、でもこれでは先生たちは大変ですね。
治療が進みませんね(笑)
ちなみに、きちんと麻酔してるんですけど(笑)
またまた、自分の治療体験で患者さんの気持ちがよく分かりました。
それとともに、
当院におこしの患者さんはすごいっ!皆さん心穏やかで肝が座ってる方ばかりなんだなあ
あらためて感心させられました
そして、身をもって院長の技術の高さを知りました。
うーん、すごいっ。
私は、何につけても《泣き虫》なので、本当にビビり性です。
さて、《泣き虫》といえば...
つい先日、長男の涙に遭遇しました。
中学生になって始めた剣道...
初めての公式試合...
相手は、同学年とはいえ剣道歴は長男よりあるらしかったこともあり完敗。
父親と試合会場から帰ってきて、私とお弁当食べ始めたとたんに、テーブルにふさぎ込むようにして泣き出しました。
力、技ともまだまだ及ばないことはわかっていても、やはりくやしかったんだと思います。今まで、怒られたり痛かったり悲しかったりして泣いたことはたくさんありましたが、
またひとつ新しく《涙》を経験したようです。
私の前歯に残るわずかな《痛み》と一年剣士の《痛み》...
共通するのは...
《成長》でしょうか
《新しい自分》でしょうか
こんにちは
吉本歯科医院のカウンセラー、森下はるみ、です(^^)
歯医者さんの歯は健康なのか??
ほとんどの人が興味を持つ疑問ですよね。
そして...
「ここの人は、みなさん歯がきれいですね。」って言われます。
これだけは、骨格とか持って生まれたものもありますので、意外に、よくないんですね。(泣)
〈スタッフA~Dの場合〉
AさんBさんは以前、矯正をしていました。
(なので矯正をされている患者さんの気持ちがよく分かります...うんうんって)
Cさんは現在、矯正中です。
(これまた患者さんの気持ちがよく分かります...そうなんだよね~って)
DさんEさんは噛み合わせで矯正をしようか考え中...。
(治療しようかどうしようか迷ってしまう患者さんの気持ちがよく分かります...う~ん!?って)
だから、いろんな立場でお客様のお気持ちが手に取るように理解できます。
当院のマネージャーと新枝先生も噛み合わせには、問題があり咀嚼(そしゃく)がしづらいのか、
実はあまり噛まずに食事をしています。(犬じゃないわよね~!)
私は...といいますと、部分矯正とインプラントの治療をしています。
...で、よくよくまわりを見渡せば...噛み合わせのいい人は、
院長ひとりなんだな~これが。
昼食の最中に、ふと思い、なぜかこんな質問をしてみました。
私「最初に食べ物を口に入れるとまず、どこの部分で噛んでますか?」
院長「まず舌の上に物を置き両方の奥に半分づつ分けて噛む!」
私「え~!そんな食べかたあるの~?え~!」
私「そんな食べかた私できません。私は片方の奥歯の上に物を置き片方で噛みます。いくらか噛んだら反対側の奥歯で噛みます」
院長「え~、そんな食べかたするの~!」
とまあ...、どんなにしたら、そんなきれいな歯をキープできるのか聞くつもりが、お弁当を食べながら、あーだこーだと話しておりました。(けっこう楽しかったりして...)
結論としては、
1.院長の歯は完璧であること!
2.歯科医のスタッフといえども治療する!
3.両方奥歯で、均等にモノを噛むのがよい!
ガッテンしていただけたでしょうか?(笑)
こんにちは、吉本歯科医院のカウンセラー森下はるみです。
近代の歯科医療の発展は、めざましいものがあります。
「むし歯治療」もそうですが、私が今、この身をもって吉本歯科医院で治療している「インプラント治療」もそのひとつです。
「歯がない(はがない)=入れ歯」の時代は過去のものになりつつあるのではないでしょうか。
私達が「死ぬまで健康」という、生涯現役を望むのと同じように健康のもっとも基本となる「食べる」という行為をおこなう「噛み」を、まず、最初に健全な状態にしていくことが大切だということです。
また足が不自由な人が歩くのが苦痛と思うように、食べることが辛いというのは人が「生」を与えられて、もっとも幸せな時間を楽しめないことになるのではないでしょうか。
特にカウンセリングを通じて治療をされた患者さまの喜びを目の当たりにして、改めて実感するとともに我が身をもって今、その治療を行なっているところです。
~カウンセラー森下はるみのインプラント体験~
きっかけは、院長との何気ない会話から・・・
「院長、矯正治療で歯が動く痛みってどんなかんじですかね?」
「う~ん、そうだね。そう言えば森下さん歯が1本抜けているとこあったよね。矯正装置で歯動かしてインプラントが入るスペース作ってインプラント入れる」
院長は私の性格をよ~く知っているようで、少し考え「多分矯正は時間かかるから森下さんには無理やね」と、それには私も納得!
なにしろ、私は地道にコツコツできない性格なので(笑)
こんな偶然の会話から私のインプラント手術が決定!そして、患者さまの側に立った、本当の意味のカウンセリングがしたい!この想いが「怖がり」な私を後押ししました。
まずは、手術では大切なCT検査に行きました。検査は3分程度で終わりました。
CTに入っている時思ったのは、当医院でインプラントをされた患者さまのことです。
◯◯さんも、◯◯さんもここでこうして検査したんだと・・・・。
CTのデーターを画像処理センターに送り3D画像分析。
自分の骨をみて驚く!若い!のに中がスカスカで骨がな~い!!
院長はにっこり、大丈夫!と笑う。
そして手術へ~
さてさてインプラント手術当日・・・もうここからは「カウンセラー森下」と「患者森下さん」の二重人格的心理の応戦です(笑)。
歯科麻酔科医の先生の説明に納得しながらも緊張しつつ・・・先生に鎮静について質問攻め(患者さまの不安や緊張感を実感!)
鎮静麻酔については普段患者さまに説明して分かっているはずなのに、体験したことがないので、ついつい・・・気弱になりました。
しかし、実際には、かなりリラックスしていたようで鎮静中、多弁になっていたようです(^^;)。
このことは後でスタッフから聞いて知りました。(本人はほとんど覚えていない)
それだけリラックスできる鎮静麻酔だったということです。
当日麻酔がきれても痛み止めのおかげで痛みは感じず。
次の朝、手術した部分が重い感じがするぐらいでした。
見た目には腫れはほとんど分からないぐらい。ただし子供のチョップやキックが頬を直撃しないように終日フアイテイングポーズでガードしていたことは言うまでもありません。
ちなみに夜中、自分の頬に止まった蚊を無意識に叩いて目をさましたことを付け加えておきます(痛っ)
ま、ともかく術後は口元の安静とほっぺを刺激しないことですね。
院長をほめるのもなんですが・・・院長の技術、鎮静麻酔の安心感、術後の安定感は経験者でないと語ることのできないところです。
だって、ドリルの音も記憶にないんですもの!
鎮静麻酔なしでインプラント手術をすることは、私は考えられませんね。
治療は、なるべく患者にとって負担の無いものであってほしいと今回手術をしてみて改めて感じました。
今は、まだインプラントと骨がくっ付くまで、ただただ待っている時期なので、歯のあるほうばかりで噛んでいます。なんとか噛めるものですが・・・実はこれはとってもよくないことなのです。
なぜかは今回のニュースレター3月号でも院長が書いています。
まさに今、私も口の中の大黒柱が片方無い状態なので、自分のことだと・・・
院長の記事を読みながら考えていました。
歯科医院に勤めながら恥ずかしいのですが私も吉本歯科医院に就職するまで噛みあわせがこんなにも重要とは知りませんでしたし、ここまで噛みあわせを考えて治療している歯科医師がいることも知りませんでした。
(あ~院長と出逢ってよかった~)
私みたいな治療嫌いでも、重い腰が持ち上がりました。(笑)
歯は、数本でもあったら噛めると思う患者さまの気持ちは本当に良く分かります。
実際、私もそうでしたから・・
でも、たよりの数本は余計な力が掛かりすぎると必ず早い時期に壊れるのです。
歯が抜けたままになっていて治療しようか迷っている方は、いつでもいいですので
森下にお声をかけてくださいね。
こんにちは、カウンセラー森下です。
昨日、うれしいことがありました。
家で夕食を食べていると11歳の息子が、いきなりニヤニヤしながら言いました。
「お母さん、いつも仕事をしてくれてありがとう」
えっ、何?
どうしたの、急に、なんか欲しい物でもあるの?
11月23日は勤労感謝の日だから・・・とうれしそうに、恥ずかしそうに言いました。
もう本当に嬉しくて嬉しくて・・体の疲れなんか吹っ飛んじゃいました。
私が仕事をしていることで息子にさみしい思いをさせているという負い目はありました。
でも、子供はそんな親の気持ちを受け入れ、理解しているんですね。
ほんとに子供から教わることは多いです。
ちょっと冒頭息子自慢をしてしまいましたが、
今日は金属アレルギーについて書きたいと思います。
金属アレルギーとは、金属が接触して、金属のイオン化した物が溶け出すことによりアレルギー反応を起こすことです。
吉本歯科医院にお越しになられる患者様のなかにも何人か金属アレルギーの疑いが考えられ、皮膚科に紹介をさせていただきました。
「金属アレルギーかな」と御自分で言われる方もいらっしゃいますし、ご自分では、そう思ってなくて、こちらから「金属アレルギーの可能性があります」とお話させて頂く事もあります。
ご自分で言われる方の症状をお聞きしてみるとアクセサリーをつけると皮膚が赤くなるとか痒くなるという症状が多いようです。
口の中の金属が原因と思っている方は、ほとんどいらっしゃいません。
先日も、ある患者さんが「ブレスレットをつけてかぶれたことがあると」と言われたので
皮膚科での検査をお進めしました。
「+」と書かれている物にアレルギー反応が
ありました。
この患者さんの場合は
① 塩化パラジウム
② 塩化コバルト
③ 硫酸ニッケル
以上3つにアレルギーをおこすとの結果がでました。
いずれも歯科治療で歯に被せたり、詰めたりする時に使われ金属です。
この患者さんは数年前に金属を入れていました。
口の中の金属アレルギーは、金属を使用してから数十年たって突然発症することも多く、すぐにアレルギー症状が現れるとは限りません。
また金属が直接あたる部分がかぶれるだけでなく、手や足、全身にまで影響がでることがあります。
このような症状があり、もしかして金属アレルギーかなと不安に思われている方は吉本歯科医院にお越し下さい。
金属アレルギーの治療の第一歩は、原因の金属を突き止めることです。
そして口の中に原因の金属があれば取り除くことです。
そうしないかぎり金属アレルギーの症状は治りません。
取り除いた後はアレルギーのでない材質の物に置き換えなければいけません。
金属アレルギーについては当院の院長、吉本彰夫がブログで詳しくご紹介しておりますのでぜひご覧下さいね。https://www.8181118.com/director/2009/11/post-16.php
こんにちは、吉本歯科医院のカウンセラー、森下です。
今回は、最近テレビやCMでもよく耳にする「歯周病」についてお話しします。
歯周病については、前にもお話ししたとおり、悪性歯周病菌らによって歯肉ポ
ケットの奥底を棲家とし、「歯石」を形成し歯茎をむしばみ、年月をかけて
歯周組織も顎の骨までも溶かしてしまう!という怖いお口の中の病気です。
歯がグラグラし、腐敗臭がするのはこのためです。
歯周病は感染症です。
通常の歯石を除去したり、歯のお掃除をする治療では残念ながら治ってはいきません。
感染に対する治療を行わなくてはならない病気です。
■ 歯周病と歯肉炎の症状
そもそも「歯周病」とはどんな症状がでたら「歯周病」と診断されるのか?
これは歯科医院によっても違いがあるのではないでしょうか?
一般的にはレントゲンで根っこの周りの骨の状態を診て骨が少なく歯が動いて歯ぐきも腫れていれば「歯周病・歯周炎」と言われます。
骨があって歯ぐきが腫れていれば「歯肉炎」と言われます。
ここで患者さんに知っていただきたいのが、歯肉炎と歯周炎の違いなのです。
①歯肉炎・・プラークが原因で歯ぐきだけが腫れている状態。
中の骨はしっかりとある。
②歯周病・歯周炎・・骨や根っこの周りの組織が破壊されている状態
歯肉炎に関しては、きちんとしたブラッシングをすれば治ります。
では、歯周病はどうでしょう。
■ 歯周病は治るの?
結論から言うと、現在の医学では歯周病は治せないと当院の院長吉本は考えております。全体に無くなってしまった骨は再生できないのです。
患者さんのほとんどは「よくわからないけど、治るんじゃないの?」って思われていらっしゃいます。
正しい知識があれば、予防することもできますし、たとえ発症しても最善の治療によって歯周病の進行を食い止め、遅らせることができます。
■早期発見、早期治療で進行を防ぐ
たとえ、歯周病と診断されても、歯石を取ることで悪化を抑えることができま
すが、一部の感染力の強い細菌による歯周病に関しては、原因を明らかにし、徹底的に除去していかないと、よくならないことがあります。
どんな病気でもそうですが、ここでも早期発見・早期治療が大切なのです。
■きちんとした検査が必要
私が、これまでにカウンセリングさせていただいて感じたことなのですが、
ほとんどの患者さんが、こうおっしゃいます。
「歯周病だと思うので歯石を取ってほしいのです。」
私は必ず質問します。
「歯周病の原因は知っていますか?以前に歯周病と言われましたか?」
と。
「詳しい原因は分からないけど言われたことあるし、歯が弱いと思うか
ら・・」
そこで、感じたことなのですが、ほとんどの患者さんはご自分が、なにが原因で
歯周病になったのかご存知ないのです。
歯周病については、詳しい検査が必要です。
■歯石と歯周病の関係
歯石は、雑菌や細菌の温床になります。
特に歯周病の原因となる偏性嫌気性菌
(悪玉細菌の中でも、歯周病を引き起こす代表的な菌)にとっては、とても居
心地のいい場所となります。
歯石をこまめに取るということは、歯周病予防に効果的と言えます。
■こわい歯周病菌
ではなぜ、歯周病はやっかいなのでしょう?
口の中には数百種類もの細菌がウジャウジャいるんです。
もちろんその中には口の中の環境を保つのに必要な細菌もたくさんいるのです
が、とってもやっかいなこわ~い歯周病を進めちゃう菌もたくさんいるので
す。
https://www.8181118.com/director/2009/10/post-13.php
吉本歯科医院では、6種類の歯周病検査を行っております。(以前は4種類しか検査できませんでした)
実際に検査を行なってみると、以前の4種類の検査では見付けられなかった、と
いうよりも、見過ごされていた歯周病を悪化させるとわかった新たな2種類の
菌のうちの一つが多量に出た患者さんがいました。
もし、この患者さんが4種類しか検査していなければ診断結果はこうなるのでは
ないでしょうか。
「悪性の歯周病菌はいませんでした。定期的に歯石を取っていきましょう」
ということだけで効果的な治療がおこなわれません。
「歯」は命に関ることはないので、あまり深刻に考える人はいないと思います
が、
「歯」が抜ける原因の1番は「歯周病による骨吸収で根っこから動く」ことで
す。
この事からも分かるように「歯」の命には歯周病は深く関っているのです。
人間の寿命より遥に短い歯の命を少しでも永く生かせたいと思って当医院では歯
周病治療を行っております。
■インプラント治療で必要な歯周病治療!
ワンステージフルマウスディスインフェクションFMD
インプラント治療で、見落としがちなのが、まだある「ご自分の歯」のケア!
インプラントを必要とする患者さんの多くが歯周病で歯を失った方です。
まだ健在な「歯」をしっかり守るためインプラント治療前に口の中の歯石を一度に
取ってしまう方法です。
それが「ワンステージフルマウスディスインフェクションFMD」
通常は歯石を何回かに分けて取り、一回目から二回目三回目と・・日にちをあ
けて取っていきます。
でもこれでは、治療期間中に、ばい菌は口の中をあちらこちらと移動してしまいす。
せっかく歯石を取って清潔にした場所にも菌が入り込んでしまいます。
これを永遠に繰り返していってしまいます。
一回で全部の歯の歯石を取ることで、歯周病菌の一掃をはかることができます。
■吉本歯科が行う検査・治療の流れ
軽度の歯周病の方の場合は、歯科医院の定期的な歯石除去で予防できますが、
重度の歯周病、感染症歯周病、若年性歯周病などの方の場合、予防は難しいと
思われます。
そこで、吉本歯科医院では重度の歯周病と診断した場合、まず「細菌検査」を
おすすめしております。
結果は患者さんにとっては、ショックを受けることがあるかも知れませんが、
当医院吉本院長は、常に「本当のことを知ることが大事」との思いで患者さん
と向き合っています。
■吉本歯科医院の歯周病検査
株式会社ビー・エム・エルの PCR-Invader法で代表的な6種類の歯周病菌を
調べます。
恐らく通常の歯科医院さんで行っている「細菌検査」とはその内容が全く違う、とお考え下さい。
〈検査の目的〉
菌の種類を詳しく調べ、それぞれの菌に効く抗菌剤を使って正しい歯周病治療
を行なう。(A菌にはA抗菌剤、B菌にはB抗菌剤というふうに)
注)外注検査のため結果がでるまでは2週間ほどかかります。
保険外治療なので費用は保険がききません
〈菌の摂取方法〉
歯周ポケット(歯ぐきと歯の隙)に滅菌ペーパーポイントという
細い爪楊枝のような形をした検査用具を入れ10秒間ほど待って取り出します。
少しチクッとする場合もありますが、あまり痛くはありません。
♪ワンポイント ~ばい菌について~
1、 ばい菌の住処
口の中全体
もっとも歯周病が住みやすい処は、歯肉縁下という歯ぐきの中の深い場所
この場所は歯ぐきの上の方とちがって酸素が届きにくいので、酸素を嫌う菌が好む
2、ばい菌の種類
約700種類
歯周病を悪化させる代表的な悪性歯周病菌は6種類といわれている
3
血管を通り、心筋梗塞の原因となる血栓の形成に影響する
歯がグラグラしてきた
口臭がある
歯茎から血が出る
歯と歯の間にすき間ができた
前歯が前に飛び出してきた
などの自覚症状がおありの方はどうぞお気軽にご相談下さいね。
吉本歯科医院の歯周病治療については
https://www.8181118.com/menu/03info.php
矯正治療始めちゃいました(笑)
こんにちは、吉本歯科医院のカウンセラーの森下です。
朝晩と寒くなってきて、いよいよ紅葉美しい秋ですね。
私は一年でこの季節が一番好きです。
食欲の秋、行楽の秋、読書の秋と楽しいことがいっぱいで、だけど、なんか人恋しくなる・・・せつない秋。
私はこの時期なぜか分からないけれど、若い頃大好きだった人を思い出します。
毎年のように・・・。
それは高校生の時でした。
彼を追いかけて、行ったこともない大阪まで住所を書いた紙と
1万円だけ持って徳島から船に乗って・・・親にも先生にも言わずに行ったので帰ってきてからは大変でした。
でもあの時は「逢いたい」と思ったら冷静ではいられなくなり本能のままに行動していました。
今の自分からは想像もできませんが、・・ちなみにその彼とは
今の主人です。
信じられな~いとみんなに言われます。私もそう思います。(笑)
主人もそう思っているのでしょう。
時々昔を懐かしそうに「あの頃のはるみ、かわいかったな~。変わったね」と・・・
でも口には出して言わないけど、毎年この時期にはあの頃のことを一人思い出しているよ。
あの頃のようになりたいと・・・
ちょっと余談がながくましたが、今日は私のインプラント治療のその後を書きますね。
5月9日にインプラントを2本入れてから5ヶ月が経ちます。
だいたい下顎は3ヶ月~4ヶ月ぐらいで2回目の簡単な手術をするのですが、私の場合は骨がなかったため半年おいて2回目の手術をします。
今の口の中はこんな状態です。
歯ぐきから見えている金属はインプラントの蓋のようなものです。
手前は歯ぐきの中に埋まっています。
このままでインプラント部分の治療を進めようとしたのですが、院長から「ダメ」と言わちゃいました。
なぜかというと、インプラント部分のかみ合う相手の歯が私の場合横に飛び出しているのです。
そこで矯正治療を開始することになりました。
最初の矯正装置はマウスピースでした。
マウスピースは自分で取り外しが可能な装置なので、我慢強くない私には不向きな装置でした。
院長に時々「マウスピース使ってる?」
「少し動いた?」と聞かれるのですが、その都度の回答は「入れてません」でした。
入れようとは思うのですが、ついつい忘れちゃうんですよね。
患者さんには「長時間入れれば早く矯正が進みますよ」って言っているのに、自分のことになると
「まっ、いいかまだ時間あるしな・・・」と考えてしまうのでした。
でも、さすがに焦ってしまい突然院長に「マウスピース診て下さい!」と。
なんか突然矯正やる気満々の森下です。のような態度で・・・(^^;)
診てもらったところ、「全然マウスピースあってないじゃない!」
そりゃあそうですよね。
ほとんど入れてなくて入れたんだもんね(反省)
そこで矯正ピンという装置で矯正することになりました。
早ければ1ヶ月ぐらいで動きます。
最初入れたときは痛いけど、二、三日で痛みは感じなくなります。
今はこの矯正方法の凄さを実感しています。
でも、これって実は下顎にインプラントするかこの矯正するか迷っていたものなんです。
で、私は、これは「いやだ~」と言ってしなかったのに、まさか上顎でするとは・・(笑)
怖い怖いと思ったら何もできないですね。切羽詰ったら怖いは後で何とかできるもんだと今回は痛感しました。
こういったことは実際にその身に体験したものでなくては語れないものです(笑)
どうぞ、インプラントや矯正治療をお考えの患者さまは、わたくし森下にお聞き下さいね。
さて、この飛び出てる歯がどう動いていくか、またブログで更新しますね
こんにちは
吉本歯科医院のカウンセラー森下です。
今日は、当院のインプラントの症例をご紹介します。
骨の幅と高さがない場所にインプラントを埋入した症例です。
インプラントを入れる時にもっとも重要なのが「骨」です。
「厚みと骨の高さ」これが充分だとインプラント手術は簡単です。高さとは骨と神経血管までの距離とお考え下さい。距離が近いほどインプラント手術時に神経血管を傷つけやすいのです。
つまり骨の高さがなく幅が薄い場合はインプラントの埋入が厳しいということがあります。
インプラントを希望する患者様の中には、一般的な歯科医院での通常の手術では対応できないケースが増加しているように思います。
吉本歯科医院には他の医院さんで「骨がないからインプラントはできないと言われた」という患者さんが多くいらっしゃいます。
患者さんの中には、インプラント手術はどこの歯科医院でも同じ、と思っている方が本当に多いんだなとお話をさせて頂き感じています。
さて、骨がないとなぜインプラント手術が大変なのでしょうか。
ご説明させて頂きますね。
例えば縦・横・高さに十分な厚みのある太い板に釘を打つと、どうでしょう?
すんなり釘は入っていきますね。
でも細く厚みのない板に釘を打つと、どうなります?
釘は折れないが、板が割れますよね。
インプラント手術でいうと、インプラントを入れる「骨」は「板」で、インプラントは「釘」です。
薄い骨にインプラントを無理やり入れると骨は割れてしまいます。術中に自家骨が割れたら、人工骨を入れます。
しかし人工骨は作られた骨です。
自分の骨のように強く硬くはありません。
そこで薄い骨にでもインプラントを入れるという手法が「リッジエキスパンド」です。
リッジとは、狭窄。
エキスパンドとは、広げるという意味です。
つまり「細い骨を広げてインプラントを埋入する」ということです。
ただこの手術は非常に難しくインプラントをしているドクターなら誰でもできるということではありません。
高い技術力を持ったドクターでないと手術は成功しないと思われます。
下の写真をご覧下さい。(写真①)
この写真は歯ぐきを開いて骨が見えているところです。
骨に縦に亀裂のようにみえるのが形成したところです。
円盤のような形をしている「ダイヤモンドディスク」という器具を使用します。
これはピザを切るときに使う道具に形が似ています。
骨はピザのように柔らかくはないのでエンジンを使用して切るのでスピードがあります。
数ミリでもずれたら骨が割れてしまいますので相当の技術を要します。
この写真は骨を圧し拡げる器具を入れているところです。 細いサイズから順番に使用していきます。 合計6本の大きさがあります。 非常に細かく時間のかかる作業です。慎重に慎重にゆっくりやらないと骨が折れてしまいます。
形は日曜大工などで使うネジに似ています。
サイズを順番に使っていき徐々に骨を圧縮しながら押しひろげインプラントが埋入できる緻密な骨を形成します。
初期固定とは、インプラントを埋入した時、インプラントをねじっても回らない状態のことです。細かった溝が拡がっているのが確認できます。
以前は、このような骨が薄い場合の手術では「骨ノミとマレット」という器具を使用していました。
「ノミとトンカチ」のイメージです。
口腔内は頭に近いので「ゴンゴンゴン」とかなり頭に響く感じがします。
痛くなくても、その響く音に患者さんはびっくりしますし不快な感じをもちます。
なるべく患者さんに不快な思いをさせない、尚且つ、骨に必要以上のダメージを与えない
ために手術で使用するのが「スプリットコントロール」という道具。
見た目はただのネジなのですが、とても優れものです。
次回はこの優れもの・・・「スプリットコントロール」についてお話させて頂きます。
吉本歯科医院のインプラント症例についてご紹介させて頂きました。
次回をどうぞお楽しみに・・・・。
こんにちは。吉本歯科医院のカウンセラー森下はるみです。
今日は顎関節についてお話させて頂きますね。
まず下記のAさんのレントゲン写真を見てみましょう。
レントゲンの黄色い◯部分が顎関節です。
左右の黄色い部分の骨の形、大きさの違いが分ると思います。
左に比べて右が細くなっています。
人間の身体はだいたい、左右対称にできています。
両手足をみても左右対称ですよね。
顎関節も正常な方は左右の長さ、形がだいたい同じです。
では、なぜこのように左右が違ってくるのでしょう。
この患者さまに対する院長、吉本の診断は次の通りです。
「咬み合わせ」と「右上奥歯ぐきの中に埋まっている親知らず」
Aさんの口腔内写真です↑
吉本歯科医院では、院長の診断により、まず親知らずを抜いて全体の咬み合わせのバランスを
診ます。その後、矯正治療か、マウスピース治療が必要であると考えます。
歯の形、大きさは前歯、奥歯、犬歯と噛む機能によって決まっています。
必要があてその場所に生えているわけです。
歯の形、咬み合わす場所、歯の向きにはそれぞれ意味があります。
これらのバランスが崩れた時、顎に負担がかかり、顎関節の症状が出てきます。
では、顎関節症の症状とは?
1、噛み締めると耳の辺りが痛い
2、引っかかる感じがして口が開きにくい
3、朝起きた時、こわばった感じがして口が開きにくい
4、あごを開けようとするとカクカクと音がする
5、あまり大きく口が開かない
などがあげられます。
吉本歯科医院での顎関節の治療法は
①咬合改善
モノを噛む時、歯は上下にカチカチと噛むだけでなくギリギリとすり合わす動きをします。
歯には山、谷、と高い部分と低い部分があります。
生えたばかりの歯にはこの山、谷がしっかりありますが長年使っていると高い部分が磨り減ってきます。お年寄りの方で歯がしっかりとある方はこの自然なすり減りが全体的にみられます。
歯並びが悪いと、正常に噛めず歯の山の部分同士が当たるので、それ以外の歯は左右、後方へと無理にずれていくので知らないうちに顎関節に負担がかかてきてしまいます。
まずは咬み合わせを治すことが大事になりますが、そこまでしなくても全体的に咬み合わせの調整をすることによって改善される場合もよくあります。
正常な咬み合わせにすることで、顎へのバランスがよく加わります。
②マウスピース療法
夜寝る時に、マウスピースを歯に装着します。
就寝時は日中よりくいしばりが強く、上下の歯同士が強くあたっています。
マウスピースを入れることにより歯の当たりを和らげ顎への負担を軽減します。
でも、顎関節をレントゲン写真で「ここ」って言われても、よく分らないですよね(--;)。
それを写真でご説明しますね。
指で触っているところが顎関節です。開け閉めするときに、動きます。
動くというか、硬い骨が飛び出るような感じが手に伝わります。
正常な場合は、左右同時に動きます。顎関節に異常がある場合は、左右がズレて動きます。
自分でも確かめられますので、手を当てて調べてみましょう。
ちょっと専門的になりますが、顎関節の仕組みについてお話します。
顎は頭蓋骨からぶら下がるようにくっつき、上の受け皿と、握りこぶしのような下顎骨の頭があります。
口を開け閉めするとき顎の中では、どういう動きをしているのか、この握りこぶしのような下顎骨の頭は回転滑走するように動きます。
そのとき上の受け皿と下顎骨の頭が直接は触れません。
その間にクッションのような役目をする関節円板という軟骨がありますこの関節円板があるので顎はスムーズに動くことができているのです。
そこで、噛み合せが悪いと顎の間接にゆがんだ力が加わり、この握りこぶしのような下顎骨が変形し関節円板がずれ、口を開けたり閉めたりする時にカクカク音がしたり、痛みがでる「顎関節症」になるのです。
「咬み合わせ」や「親知らず」が原因で顎関節症の症状がでることは
本当によくあります。
当院では、全ての歯科治療を「咬み合わせ」を基本として診療計画を立てております。
お心あたりのある方はどうぞお気軽にご相談下さいね。
では、本日の顎関節講座は終了です(^^)
次回も実際に吉本歯科医院で行なわれている症例をもとにお話させて頂きますね。
いよいよ6月も終わり、暑い夏がやってきますね。
我が家では、先週、待ちに待ったビニールプールが解禁!
よくもまあ、こんな小さなプールで遊べるものだと感心するほど、子どもたちは、まさに「水を得た魚」で水遊びします。
さて、土曜日...子供たちは学校が休みなのですが、親はお仕事。
私にとって、感謝以外のなにものでもない、吉本マネージャーのお気遣いとご配慮...
子どもたちは、吉本歯科の2階でベビーシッターさんにみてもらっています。
もちろん、そんな私たちを院長はじめ、スタッフ全員が支えてくれています...
この感謝を、私は、カウンセラーという仕事で患者さんやスタッフに返していきたい。
本当に、心からそう思っています。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
さて、今日は吉本歯科の治療の流れについて、ご紹介します。
まず初めての方の場合、問診票を書いて頂きます。そして血圧を測っていただきます。
(ほとんどの方が緊張のせいかいつもより高めにでてるみたい)
そして私、森下がカウンセリング室でお話を聞かせて頂きます
このときは、とにかく何でもお話していただきたいと思います。
治療は、外的なものと内的なものがあります。
まず、悪いところを治すためには、精神的にも安定した状態でないと良い治療はできません。
院長には聞きにくいことなども私がお聞きしますよ。
そして...院長にカウンセリング内容を報告。
院長の指示により、患部をレントゲンで撮ります。
次に、担当の衛生士も患部を見ます。
撮ったレントゲン写真を院長が分析し説明します。(院長は詳しく説明しますので...長時間に及ぶことも...)
また、痛みがあるなど緊急を要する場合は処置をすることもあります。
一般的には、次に来ていただく日を予約し、再度来院していただきます。
そうして、患者さまのお考えをお聞きして、最善の治療方法を提案させていただきます。
以上が、治療までの流れです。
このように、吉本歯科では患者さまとのお話の時間を大事にしています。
歯科の治療方法はいろいろあります。こちらがこの治療が最善だと思っても患者さまは
そう思われてないかもしれない・・・
じっくりと、でも迅速に!
大事なことは患者さまが納得され、ご本人が望まれる治療をすること。
そういう治療を、吉本歯科は行ってまいります。