2010.04.08プロのスポーツ選手は身体感覚が違います!
今日は現役の競輪選手でいらっしゃる堀田耕市様をご紹介します。
治療の経過が通常の患者さまよりも1.5倍、いや、2倍、3倍も早く改善に進んでいる方です。
「どうしてこんなに差が出るのだろう?」と思い、今日の治療の終了後、堀田さんをつまかえ(笑)
「何か特別な意識を持たれていますか?」とお聞きしてみましたところ、や、は、り!堀田さんご自身の生きる考え方に、ヒントがありました(^^)
堀田さんのお話の中には、いい治療を受けられるためのキーワードがたくさんありましたのでご紹介させて頂きますね。
堀田さんは、ご自身がプロの競輪選手というお仕事なので、まさに「体が資本」という方です。
ですので、ご自身のお体のことに関してはとても細やかな感受性をお持ちです。
吉本歯科医院へお越しになられたきっかけは、「噛み合わせ」が気になられており、噛み合わせの悪さにより、首の横の筋肉が硬く張ったり、口を開けても顔の筋肉がこりかたまっている感じがする、とのことでお越しになられました。
トレーニング中は、無酸素での筋肉トレーニングなども多く、噛み合わせが悪いと、全身の筋肉に無駄な力が入ってしまい結果として、いいパフォーマンスを発揮できないんだそうです。吉本歯科医院にお越しになられ院長の診断を受け、マウスピースにより堀田さんいとって良い噛み合わせの位置を調整しながら探していくという治療を現在も進行中です。
訴えられていた①首のこり、張り②顔のこりかたまり という症状はほぼ改善されたとのことです。
嬉しいですね。
私どもの医院には、スポーツ選手の方もよくお越しになられますが、スポーツをされていらっしゃる方はみなさん総じて、歯が動きにくい方が多いのです。
顔の筋肉がしっかりしすぎているので、そのことによって顎の骨もしっかりとかまたってしまっており、歯が動きにくい、だそうです。
堀田さんも例外ではなく、歯が動きにくい、はずなのですが、まだ一年も過ぎていないのに、かなり噛み合わせが改善されていらっしゃるんですね。
よくよくお話をお聞きしてみますと、やはり、努力してくださっていました(^^;)
通常は、マウスピースで歯を矯正治療をする場合には、取り外し式ですので、夜眠る時しか装着しない、という患者さんがほとんど、です。
院長としては24時間のうち可能な限り、装着して下さい。
とお願いはしますが、なかなか日常生活をしておりますと難しい方が多いんですね。
しかし、堀田さん、なんと「え?一日のほとんどはマウスピースしていますよ(^^)」と(笑)お聞きした私もビックリ!
お食事をされる時以外は全てマウスピースをして下さっているそうです。
「たった半日でもマウスピースを忘れていたら夕方にはもうマウスピースを入れるのがきつくなっているんです」と、おっしゃられます。
そうなんですよね。
歯は日々微妙に動いていますので、一日でも忘れるとあっという間に元にもってしまうのです。
そういう非常に微妙な感覚がわかる堀田さんはさすが、プロの競輪選手だと私は思いました。
ご自身の身体感覚をいかに研ぎ澄ますことができるかが勝負ですものね、さすが!です。
また堀田さんは、治療に対していつも「前向き」です。
普通なら、「毎日マウスピースいれておくなんて面倒臭い」「毎週通院するのは面倒臭い」というお気持ちになりそうですが、堀田さんがおっしゃるには、「だってこれで良くなるんだもの」「3歩進んで2歩下がっていたら駄目でしょ?」なのです。
この考え方は治療に対してだけでなく、ご自身の人生に対しても同じように前向きなお気持ちなんだそうです。素晴らしいと思いませんか?
体が何よりも大事なことを肌でお感じになっている堀田さんの言葉には重みがあります。
また、嬉しいことに私ども吉本歯科医院の院長、そしてスタッフたちの対応にも恐縮するほどの温かいお褒めの言葉を頂きました。
「以前は、いわゆる昔ながらの削っては詰めてではい終わりの歯医者さんに数件通っていたが、吉本歯科医院は、まず入ってからの雰囲気がまず違う。迎えてくれる気持ちが伝わってきてとてもリラックスできる。院長の丁寧な説明にも感動している。これからの新しい歯医者さん像だと思った」と、おっしゃって下さいました。。。うれし泣。。。。です。ありがとうございます。
患者さんも私どもの治療に対してきちんと理解して下さり、努力して下さる。
また、私たちもその気持ちに応えよう、応えたい、という想いで治療にあたる。このいい循環が私たち吉本歯科医院の何よりも大きな財産となっていきます。
※ 「患者力」とは、患者さんご自身が、よりより治療を受けられるための力です。ご自身が病気になった時、医師に関わらなくてはならなくなった時、自分が望む本当にいい治療を気持ちよく受けられるためには患者さん側の力が絶対に必要です。
① 関わる医師やスタッフを本当に信頼してまかせてくださる
② 自分の体は自分で守るという意識を持ち必要な知識を勉強する
③ 率直に的確な質問ができる
「患者力」を磨くことは、自分の体を自分で守っていける力だ、と定義してみたいと思います。
患者力の非常に高い、堀田耕市様、なのでした。
堀田様の体験談やご感想は、5月号ニュースレターにてご紹介させていただきますので
お楽しみに(^^)