今、吉本歯科医院ではずっと言葉遣いの勉強をしています。
言葉遣いの徹底です。
患者さんに対して感じのいい応対をしよう
という単なる接遇研修の一環ではなく、
言葉を意識し、使うことができるようになると
そのことが、自分自身を守る武器になると、思うからです。
仕事だけではなく、人生全般の自分自身の人間関係を
守るのです。
上司に対しても、
先輩に対しても、
そして同僚に対しても、
さらには、夫婦や
恋人同士であっても
友人関係においても
距離は、大事です。
「仲良しになったから」
「よそよそしいのはいやだから」
「フランクな感じがいいから」
と馴れ合いの言葉を使うようになったり
年齢が上の方に対して
友達感覚の言葉を使うようになった時
自分の身の破滅は近いのです。
みんなが言ってても
自分は、言わない。
みんなが崩れてても
自分は、絶対崩さない。
近しい関係ほど、
距離がいります。
仲良くなればなるほど、「じゃあ、しょっちゅう会いましょう」
と会いすぎると
嫌なところが見えてくるのです。
つかず離れずの距離感
とても、大事。
つかず離れずの距離感を保っていれば
誰も自分の心の中までズケズケと土足で入ってはこないのです。
「あの人何考えているのかわからない」
くらいでちょうどいいのです。
夫婦であっても、同じ。
ラブラブの恋人同士であっても、同じ。
なにもかもをあけっぴろげに見せちゃって
ガンガン心の中まで土足で入り込む
入り込ませるようになると
関係破綻は近いのです。
仲良くなってくっつきたい
でも
くっつきすぎると
嫌なところが見えてくる
これが、人間です。
そもそも、
他人の頭の中など完璧に理解できるものでもなく
理解されたくもないのがこれ、人間。
ダラダラとなれなれしく
密着している関係は
いつかの瞬間には感情が吹きだし
ぶつかるもと、になるのです。
密着する人とは
ほうっておいても勝手に密着するのです。
悩みをダダ漏れし
感情の垂れ流しあいの関係で
そんな馴れ合いでダラダラくっつくものでは、ないのです。
特に仕事してると
「はあ?」
「かっちーん」
「腹が立つっ」
「なんて理不尽っ」
ということの連続です。
それが、異常なのではなく
それが、普通なのです。
あたりまえ。
そんな中で
いちいちムカついて怒って表情に出していたら
損なんです。
「ありえませんっ、なんて理不尽っ」
ってことを
たらふく飲み込んで
ゴックンしちゃったら
それは肥しになるんです。
理不尽なことを飲み込んできた体験の量=その後の幸福感の量
です。
「許せないっ!!」
と周囲にダダ漏れしてると
嫌なことをぐっと飲み込めるチャンスを
どんどん失っていくんです。
毒はしっかり飲み込んでおくと
免疫になります。
同じような毒飲んでも
凹まなくなってくるんです。
だから、20代くらいで
かなりの毒を飲み込んでおいた方が絶対いいんです。
30代、40代になって
いきなり大きな毒がきたら
即、精神破綻、です。
社会的な仕事を失うくらい凹むかも、しれない。
免疫があると
「あーー、これかあ、あったなあ、昔もやったなあこのパターン」
と思えて回復の仕方と時期が見えるのです。
だから、
付かず離れずの距離感を保つ
言葉遣い、大事です。
うちの受付の松本はこのあたりの距離感が絶妙でした。
「つかず離れずの距離感」を保ち
患者さんにも決して馴れ合いにならず、丁寧な敬語を崩さない。
でも、冷たくない
事務的じゃない
私は、のめりこんじゃうたちなので、
松本の淡々とした立ち居振る舞いを
時々こっそり盗み見しては
自分もそうしよう、としていました。
今日は無礼講だっ
と言われても
態度を崩さないほうが自分のため、です。
散々盛り上がった後
余韻が残る人は、
きれいな言葉を崩さなかった人です。
自分の感情をあらいざらいぶちまけ
年齢の上下も関係なく
敬語も関係なく
まるで友達に話すようにダラダラ話していると
自分がその場を去った後、
必ず何か言われてます。
人は、本当に見ています。
何気ない表情を
何気ない一言を
言葉は、聴かれてるんじゃなく
見られてます。
だから、損です。
特に、若い時期は
自分がお客さんや患者さんの立場になった時でも
言葉をきちんとし、敬語を崩さない姿勢を持っている人は
光ります。
大勢の公的な人が集まる場で
動じないためには
言葉が大事です。
偉そうにする必要もなく
下からこびる必要もなく
感じのいい言葉使い、敬語が身についていたら
どこに行っても
気後れすることはありません。
言葉をきちんと使えないと
そんな場に行くと緊張する
気後れする
ということになってしまい
自信喪失して暗い気分になってしまうのです。
正しい言葉遣いというものを
きちんと習っておくと安心できます。
習ったついでに
血肉してしておくと
後が楽です。
どんなに心の中でいいことを思っていても
表面化する言葉が崩れていたなら
相手には「崩れた人」という印象しか届きません。
もったいないのです。
言葉を意識していくと
過剰に相手にのめりこんだり
期待したり
しなくなります。
逆に
「なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないわけ?」
という事態に巻き込まれることが
100分の1くらいにまで減ります。
ズケズケ心の中まで入ってこられる
というのは
入ってこられるようにしているから、です。
距離は大事です。
人との距離は
密着する時は勝手にそうなります。
磁石ですから、人と人とは。
仕事の場では
つかず離れずが一番身を守ってくれるのです。
小さな職場ほど、
言葉が大事。
毎日一緒にいる人ほど、言葉が大事です。
■次回母性型勉強会は
2014年8月20日(水)午後6時半~8時半
高松国際ホテルにて
会費:3,000円(夕食込み)
申込は:http://www.boseinomonosashi.com/
フォームの始まりフォームの終わりフォフォームの終わりフォームの
マネージャー、生きてる?
フォームの終わり
フォームの始まり
「え?なぜ?」
フォームの終わり
フォームの始まり
とお聞きすると
フォームの終わり
フォームの始まり
「ブログ更新してないから」
フォームの終わりフォームの始まり
フォームの終わりフォームの始まり
はい、ちゃんと生きてます。
フォームの終わり
フォームの始まり
「蒸発したのかと思った」
フォームの終わり
フォームの始まり
と言われ
フォームの終わり
フォームの始まり
そんなキャラなのか?と少しガーン。。。ォームの終わり
フォームの始まり
ォームの終わり
フォームの始まり
当院の受付松本がフォームの終わり
フォームの始まり
まもなく産休に入ります。
フォームの終わり
フォームの始まり
あと、5日でいなくなっちゃいます。
フォームの終わり
フォームの始まり
うっ(泣)ォームの終わりフォームの始まり
フォームの終わり
フォームの始まり
そのため、吉本歯科医院ではこの一ヶ月
フォームの終わり
フォームの始まり
診療時間を週に2、3回削り勉強会を必死でやっています。
フォームの終わり
フォームの始まり
私も普段使う脳みそと違う脳みそを使っているせいか
フォームの終わり
フォームの始まり
やたらお腹がすきます。ムの終わり
フォームの始まり フォームの終わり
フォームの始まり
松本が平成20年に入社してくれてから6年間
必死になって作り上げてくれた
患者さんに対しては「感じのいい応対」
そして
院長に対しては「余計なストレスを感じさせない」という配慮
そして衛生士さんたちには
「動きやすいように」
松本なりにカスタマイズした細かい気配りの数々があります。
そして何よりも
私にとっては自分の仕事に専念できるための
数え切れないほどの気配りの作業を
松本は自分なりに作り上げてくれていました。
今、受付業務を
松本から、松本がいない間を守ってくれる井上さんへ
伝授。
診療室の中では
カウンセラー 森下が、衛生士さん達に「自分ひとりでもレセコン入力が完璧にできるようになる」ように
指導してくれています。
全体を理解し、それぞれがどう動けばスムーズになるのか
ぱっと絵が描けるのがこの森下です。
素晴らしき講師の2人を見ながら
ただただ、「お見事!!」
と感動するマネージャー。
松本が予約の取り方を伝授した時の内容を
井上さんがノートにとりまとめ翌日
自分なりのマニュアルを作成してきてくれました。
その写真がこちら↑
誰が見てもわかりやすく
ここが大事なポイント
ここは注意しなくちゃいけないこと
など、しっかり記されています。
一番上の最も重要なことは赤字で
書かれていました。
「院長が動きやすいようにすること」
とありました。
松本の口からは
こんな言葉がいつもたくさん出てきます。
「院長が患者さんの治療に集中できるような予約体制を
「院長によけいな神経を使わせないように」
「患者さんをお待たせしないように」
「中の衛生士さんたちが動きやすいように」
彼女から出てくる言葉には
「自分がやりやすい」
ということより
「相手がどうしたら快適か?」
という視点がいつも、あります。
一時が万事で
彼女の仕事はすべてこの意識です。
松本がいない間
一番困るのは実は私です。
今まで松本が水面下で
全部引き受けてくれて
「はい、マネージャー、どうぞ」
と目の前に用意されてきたものが
なくなってしまいます。
なので、とりあえず
松本が水面下でしてくれていた
気配りの数々の作業をリストアップしてもらいました。
松本の頭の中にあるものを
全て書きだすと膨大な量になります。
マネージャー、自分で自分のことは
しなくてはいけません。
人間快適な環境に一度身を置くと
なかなかそこから抜けられないもの、です。
さ、今日も今から
勉強会です。フォームの終わり
フォームの始まり
松本がいない間、吉本歯科医院の受付を守ってくれるのは
井上さんという女性です。
吉本歯科医院の事務方を一気に引き受けてくれていた女性です。
お越し下さる患者の皆様に知っていただき
松本同様、優しく接して下さるとこれほど嬉しいことは、ありません。
どうぞよろしくお願い致します。ムの終わり
先日、東京から帰ってきた母と久しぶりにゆっくり食事をしました。
母は社員研修の仕事と、個人の話力トレーニング、経営者や政治家さんの話し方レッスンなどを
今特に行なっています。
そして、今新人研修まっさかり。
経営者の方が、口々に言うのが
「続かない」
「すぐやめる」
「すぐ体調を壊す」
という若手社員が恐ろしい量で社会に量産されてきている、ということです。
人とまともに目を合わせられない
苦手な人だとすぐ引きこもる
自己弁護が上手
極度に緊張する
好きなことしかしなくていいと本気で思ってる
これらを総称して
「こども」
と言います。
子どもは自分だけの思い込みの世界で生きてます。
その自分の中だけの世界で都合のいい人を妄想で作り上げ
例えば
こんな上司が理想、こんな上司であるはずだ
こんな先輩が理想、こんな先輩であるはずだ
こんな仕事内容が理想、こんな仕事内容であるはずだ
といった妄想です。
夫婦バージョンになると
「こんな夫が理想、私の夫ならこうあるはずだ」
「こんな妻が理想、僕の妻ならこうあるべきだ」
となります。
しかし、現実社会は
理想の上司も
理想の職場も
理想の先輩も
ありません。
「あれ?おかしい?私の居場所はここじゃない」
「どこかに私の理想の居場所があるはずだ」と探すのです。
30過ぎても
40過ぎても
50過ぎても
ずっと探している人はいます。
居場所はあるのではなく
作るもの、です。
自分がその場所に「いなくてはいけない存在」だと周囲が認識した時はじめて
そこに自分の居場所が作られるのです。
最初からあると思っているのは
理想の王子様を探している
夢見る夢子ちゃん状態です。
知らない人と話す
知らない人と会う
知らない人と時間を過ごし仕事をしていく
ということに対して
最初の極度の緊張に耐えることができない
耐えることができないので
当然
その反応は体にきます。
本当に、
頭が痛くなったり
おなかが痛くなったり
原因不明の湿疹がでたり
原因不明のめまいがおこったり
あらゆる不定愁訴が本当に出てくるのです。
それが人間の面白いところでも、あります。
頭がNOだと
体はすぐに反応するのです。
だから、ストレスのもとは
考え方です。
大きな会社でも小さな会社でも
中ぐらいの会社でも
今時の会社の中では、
とんでもないことが起こっています。
会社を休むのに
親がメールで「うちの子どもがおなかがいたいといってますので」と
連絡してくるんだそうです。
これも実話です。
私は今年だけで4人の社長さんから同じような話を聴きました。
おなかが痛くなった子どもは
現実社会の人間関係に極度に緊張し
本当におなかがいたくなったのでしょう。
しかし、そこで
「うちの子どもがおなかが痛いといってますので」
とかけてくる親がそばについているというのも
大変です。
この子はますます弱くなる。
そして30歳になっても40歳になっても50歳になっても
親の庇護のもとで
優しく優しくされるのです。
ますます弱くなる。
さあ、親が死んだら
この子はどうやって生きるのでしょう?
女の子だったなら庇護してくれる男性を探すのでしょうか?
人前で極度に緊張してしまう
知らない人と話すと緊張してしまう
人間関係がしんどい
これらはすべて
緊張した数の少なさ、です。
まともに社会で生きてると
生身の人間と面と向かって対峙しないとけない状況は
いくらでも起こります。
「逃げたい」
「誰か変わって」
という状況はいくらでもある。
だけど、逃げらない
当事者ときちんと向き合わなくては先に進めないことは
いっぱいあるんです。
現実社会に生きてると
人間が、いるのです。
生身の人間ばかりです。
自分にとって心地よいことばかりを言ってくれる人ばかりでは、ありません。
理不尽なことだってたくさん言われます。
そのひとつひとつにすぐ反応し
ストレスを感じていってしまうのが
現代人です。
すぐに緊張してしまうのだとしたら
人前で緊張がひどいのだとしたら
知らない人の中に入るとしんどいのだとしたら
人間関係に疲れやすいのだとしたら
どうすればよいのかと言えば
さらに緊張する場に身をおく
というのが正解です。
逃げよう逃げようとすると
どんどん自分は弱くなります。
「あ~~こりゃあ、今の自分だったら
めっちゃんこ緊張するだろうなあ」という場に
あえて行って見る。
身を置いてみる。
「あ~、今の自分だったらやったことないから
恥かくだろうなああ」
ってところにあえて行って見る。
あえて勇気をもって発言してみる。
そうやって
「自分が極度に緊張する場」に身を置いてみる
ということが、一番自分を強くしてくれます。
緊張する場に身を置いても
時間が経過すると
体験してみると
「あれ?意外にやれたじゃない私」ということが
身をもってわかるから、です。
緊張したけど、
死にはしなかったわ
ということを実感として
体得するのです。
人はやったことないことに直面した時
ものすごく緊張します。
うちの衛生士さんが2週連続で
友人の結婚式でスピーチすることになり
事前特訓しました。
彼女は原稿も作ってドキドキしながら
何度もリハーサルをしました。
そして当日思い切って勇気を出して
堂々とスピーチをやりきりました。
「それでは次は新婦友人のスピーチです」と呼ばれるまでは
もうお酒も食事も喉を通りません。
極度のドキドキ
そして、
マイクの前に立ちます。
その瞬間にはもう
「ええい!!もうどうにでもなれ!」という心模様が
彼女を包みます。
人間最後はもうこれ、です。
そして見事スピーチを終えた彼女は
「は~~緊張したけど、やってよかったあ」となりました。
スピーチが終わった後には
スピーチ前の極度のドキドキ緊張状態は消え
極度に緊張していたがゆえに
解放されたリラックスにより
達成感と幸福感でいっぱいです。
人が自分に強くなっていくためには
このプロセスが絶対に必要なんです。
ピーンと張った緊張状態があるから
解放された時にハッピーになるのです。
最初からゆるみきっている人に
ハッピーは永遠に実感することは、できません。
ゆるみすぎてると
ハッピーは体感できなくなってるんです。
自分自身であらゆる状況に対し
どんどんプレッシャーをかけていくんです。
プレッシャー=悪いもの
ではありません。
プレッシャーこそ、自分を成長させるんです。
「こんなおっきなこと言っちゃったし・・・」
という何が何でもやらないといけない状況に自分を追い込む
緊張する状態にどんどん自分から入っていく
知らない場に入っていく
知らない人に会ってみる
知らないことを勉強してみる
右往左往して出くわした事に
どんどん取り組み
どんどん繰り返す
脇に嫌な汗をかきながら
どんどんあたふたしてみる
誰しもはじめての場に出て行く時には
「緊張」をします。
そして面接や多くの人の前で話をしなくてはいけない場面などには
極度の緊張を起こします。
今、うちで活躍してくれている若手スタッフも最初はみな、極度の緊張の中から
スタートしました。
みんな最初の一年は
脇汗状態です。
最年少衛生士のできちゃんは
一年で5キロほど痩せてます。
ノーミソフル稼働したから、です。
学生時代には、
自分だけの思い込みだけで生きられる世界です。
それが、実社会に出てことで
他人と直接向き合わなけらばならないという現実に
直面します。
自分だけの世界の中では
起こらなかったことが
次から次へと起こるわけ、です。
理不尽なことばかり。
習ったことないことばかり。
想定外のことばかり。
こんなことは日々起こります。
極度に緊張する時期を通過することによって
はじめて自分の考えに幅が出るんです。
そこを耐えて通過してきたからこそ
今、こうしてにこやかに緊張せずに笑っていられるのです。
直径5センチくらいだった自分の器の大きさが
現実世界に直面し
ちゃんと現実の人間と関わっていくことで
ぎゅっぎゅっ
と大きくなり
どんどんどんどん
その器がおっきくなるんです。
しかし、今は
この緊張状態を通過できない人が
増えています。
通過できずに
扉の前で逃げ出すので
いつまでたっても弱いまま。
若い時期にこの扉を通過しておかない人は
30過ぎても40過ぎても
この緊張状態を通過することができません。
なので
弱い自分のまま
大人になって
直面する問題に対応していかなくては
いけません。
残念ながら
弱い自分だと判断がすべて弱い自分を守る方向に行ってしまうのです。
自分がしっかり立って、外に打って出る、勝負してでる
という方向を選ばずに
自分がこれ以上傷つかない傷つかないような方向に行ってしまうのです。
女子に働きかけることができない男子が増えたのは
拒絶されたら自分は傷ついてしまう
と認識しているから、です。
拒絶されたら、また次へいけばいいじゃないか
と思えない
そして、拒絶されたことを怒りのエネルギーに替えて
「絶対振り向かせてみせる!」というエネルギー転換ができないことです。
選ぶ仕事や
選ぶ人間や
選ぶ物事がすべて
そうなってしまうのです。
弱い自分が嫌なら
今すぐに「自分を緊張するような場」に持っていくことです。
やったことのないようなことに取り組み
まずは思い切り大恥をかいて見る。
人前で話す時にどうしようもなく
緊張してしまうのなら、
「さらに緊張するような場」を自分に作り出してみるんです。
そこには必ず生身の人間がいます。
生身の人間と関わりあいながら
「いや~~~私ってば、何もできないじゃない!たいへん!!」ということを
繰り返していくんです。
一人で
部屋にこもっているだけでは
どんどん弱くなるだけ、です。
情報化社会です。
ネットやメールでコミュニケーションが当たりまえ。
だから、面と向かって人の目を見て話ができる
ということは
もはや才能です。
ネットの中で行なわれているコミュニケーションと
実際に会った時の印象が
「え?違うよ?」ということが
当たりまえになってきた今、
実際に会った時の印象がいい、というのは
強いのです。
昔は当たりまえにできていたことが
今はもう誰もできなくなってきた
だから、
現実にちゃんと生身の人間と関われる
反応ができる
という人は大才能です。
すごい能力です。
そして人を雇う側は
絶対的に「ストレスに強い」人を
求めるようになってきています。
あっという間にやめられると
まわっていかないから、です。
誰もが
人に遠慮して
自分から声をかけることができなくなった今
メールでしか
人を誘ったり、コミュニケーションをつなぐことができなくなった今
しっかり目を見て
相手の表情にしっかり反応できてく人は
ぬきんでていくんです。
目立ちます。
100人が、スマホの画面に夢中になっている時に
1人だけは、目の前の人をちゃんと見つめているんですから。
人に強い人は自分にどんどん負荷をかけ、さらに強くなり
人に弱い人は自分をどんどん守り、さらに弱くなるのです。
おうかがいをたてて
探るようなメールより
「よっ」といきなりやってきてくれる人にドキッとしますし、
「時間とってよ、いついつに」と明示してくれる人に
心奪われるのです。
弱い方向に向かうより
強い方向に向かったほうが
競争相手は圧倒的に少なそうじゃないですか?
モチベーションがあがらない
モチベーションが続かない
気分があがったり下がったりする
落ち込んだら最後、這い上がるのに時間がかかる
こんな人は多いです。
それは
モチベーションは、自分の努力だけで
勝手にあがるものだと
思い込んでいるところに
間違いが、あります。
モチベーションは感染症です。
絶えず高め安定のモチベーションを維持している人と
同じ空気を吸っていると
「モチベーションが高いのがあたりまえ」
という自分に勝手になってしまうのです。
逆に
やる気がないのがあたりまえ
感情の起伏が激しいのがあたりまえ
という人と同じ空気を吸っていると
「モチベーションが上がらないのがあたりまえ」
という自分に勝手になってしまうのです。
だから、
自分の周りにどんな人がいるか
ということがとても大事です。
環境こそが大事。
自分をとりまく人間関係が大事。
相性を含めたあらゆる
人間関係を整えることは
何よりの優先順位です。
自分をけなすような人
自分の評価を下げるような人
自分に批判ばかりするような人
と一緒にいると
あっという間にモチベーションは下がります。
人間関係は選べない
と思い込んでいますが
実はそんなことは、ありません。
好き好んで選んでいます。
嫌なら会わなきゃいいし
精神を破綻させてしまうような関係なら
それが職場だろうが
夫婦だろうが
リセットするほうがいいのです。
捕虜でもなく
強制収容所にいるわけでもないので
私達は
今の環境を自分で選んでいるのです。
ここを心に刻んでおかないと
恨みがましい人生を生きることになってしまいます。
あの人のせいで
私の人生だめになった
あの人と結婚してなかったら
私はもっと・・・
となってしまうほど
悲しい人生はありません。
世間さまは
関係をリセットすることに
やいのやいのいいますが
3日もしたら忘れます。
関心があるのは
いつだって自分のことだけ
だから、です。
他人のことなど
興味はないのです。
暇な人がうわさするだけですが
そのうわさも3日はなせば
もう飽きます。
そんなもの、です。
だから、自分の好きなように
決めたらいいんです。
自分が好きなように選べばいいんです。
人生は短い。
お金はまた稼げばいいけれど
時間は、戻ってきません。
我慢していると、病気になりますし
モチベーションも上がりません。
モチベーションは感染症であり
そしてもうひとつは
習慣です。
高め安定したモチベーションをもう何年も維持し続けている人とというのは
一日の「あたりまえの習慣」が
やはり、違うのです。
自分の中に自分と守るべきルールをちゃんと作りこんでいます。
すごい人は紙に書いて持ち歩いてます。
それほど徹底してます。
今日一日の中で
必ず「これをやりきる」と決めたことを
必ずやりとげると
決めて、1週間も続けたなら
自分の内面に変化が起こります。
「私って、なんか、すごいかも」
と誰に誉めてもらわなくとも
自分で自分を誇れるようになるのです。
たった1週間でもそうなれるので
3ケ月も続けたら
もう大変なこと、です。
夜中遅くまでお酒を飲んで
朝頭が痛くておきれなくて
グダグダで出社して
「あー、モチベーションがあがらなーい」
というのは
これ、あたりまえ。
それでも
飲み会がやめられないのよね
女子会がやめられないのよね
テレビがないとつまらないのよね
ラインやfacebbookで人と繋がってないとさみしいのよね
というのであれば
それは、
本当は「やりたいことがない」
のです。
意味もなくスマホをさわり
意味もなくテレビを見ている間に
その2時間3時間の間に
どんどん自分の中身を構築して
外に発信しよう、発信しようとしている人達が
います。
片方は、数年後には
中身がからっぽです。
すかすか。
どんなに外側がきれいでも
中身がすかすか。
片方は、中身の充実がいよいよ外側に
出てくる頃です。
今日の時間を何に使うか
綿密にスケジュールをたて
その通りに動いていくと
モチベーションは高め安定維持です。
規則正しいリズム通りの
自分が予定した通りの毎日を過ごしていると
人は勝手にモチベーションが上がります。
私の場合でいえば
モチベーションが下がる理由はひとつ
自分のことに時間を取ることができなかった時
です。
子供のために
夫のために
嫁として
妻として
誰かの友人として
何かの付き合いの相手として
ということに、
時間をもぎとられて
自分の今日という時間をコントロールできなかった
時、
イライラしてきますし
テンションが下がります。
そうなることが
もう先にわかっているので
先に手を打っておくのです。
可もなく不可もなく
なんとなくそこにいた
という時間を過ごすことは
私にとっては
拷問です。
自分の意志ですべてを選んでそこにいたのなら
いいのです。
そんな時間があるのなら
本の一冊も読みたいし
自分がやりたいことの勉強もしたい
発信した内容をまとめたい
モチベーションや
やる気
うきうき感
わくわく感は
感染症です。
感染させてくれるところに
私は足を運びます。
また、自分も人に感染させられる自分であるよう
高め安定を維持します。
どうすればモチベーションがあがるか?
ということは
もうはっきりわかっているんです。
もうずっとモチベーションがあがらないまま
なんだとしたら
自分の一日の習慣と
自分を取り巻く人間関係が
間違ってます。
それだけ。
たな卸しをし
再構築です。
3日ほどこもって
再構築しなおしてみれば
あっという間に
修正がききます。
難しく考えると
うつになります。
まずは、
自分が感染源になってしまおう
と考えたら
話ははやいです。
そして
可もなく不可もなく
という時間を意識的に減らすのです。
ハイテンションにずっと
過ごしている人は、
います。
それが、「もはやあたりまえ」という空気を
はやく吸いはじめるのです。