吉本歯科医院

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吉本歯科医院の教育について

2011.09.08人柄採用

ある女性の患者さんからこんなお手紙を頂きました。

「・・・・・ある日私は予約カードを無くしてしまい、自分の思い込みで予約時間を記録して

医院の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことがありました。

次の診察日に受付の松本さんは私の顔を見るなり

『申し訳ございません!私はきちんとお伝えしなかったから・・』

とおっしゃいました。

技工士の植村さんは『僕、ここのところ忙しかったからゆっくりさせてもらいました』とおっしゃりました。

頭の下がる思いがしました。

医院のスタッフの皆様のスキルの高さ、豊かな人間力にいつも感服させられます・・・」

 

嬉しかったです(泣)

何が嬉しいって、このように患者さんが、そしてお客様が

当院のスタッフのことをきちんと見ていて下さり

そして評価して下さることが、何よりも嬉しいのです。

マネージャー冥利につきます(←なんですか?それは・・・(笑))

 

この患者さんはその日おおがかりな治療を予定しており、

歯科医師の予約枠、そして専任の歯科技工士の先生の予約も同時に

お取りしていた日でした。

 

なので予約時間がごっそり空いてしまうということは

実は医院にとってはとても困ってしまうことなのです。

しかし、それは医院側の都合、です。

 

どんな状況でも

「ひょっとしたら私がきちんとお伝えできていなかったのではないか

という立場に瞬時になれた松本を

私はすごいと思いました。

教えてできることでは、ありません。

今、目の前の患者さんを嫌な気持ちにさせないためにどんな対応が

ベストなのか?

を一瞬で考えた結果、思わず出た言葉なのだと思います。

 

ここで、気が利かない受付スタッフだったとしたら

「あの~~~、予約時間間違ってるんですけどおお・・」なんて

言ってしまうのだと、思います(泣)

それはあくまでも

私は悪くない

あなたが、悪い

というスタンス、です。

 

受付にそういう人間が立ってしまったとしたら

それはもう大変、です。

どんなにその奥で提供している技術が素晴らしくても

玄関でさようなら、と判断されてしまうと思うのです。

 

接遇は、マニュアルではありません

あるレベルまではマニュアルでいけますが

それ以上にはマニュアルでは限界があるのです。

 

とっさの対応です。

何が起こるかわからない

というその時に

その人が瞬間にどんな表情で、

どんな声で

どんな態度で

思わず出てくる言葉が、

その人の接遇能力であり

しいて言えば

その組織の

接遇のレベル、基準です。

 

接遇能力とは

気が利く

とか

意識を配れる

とか

心を配れる

とか

そういった要素です。

 

それは後から教育して身につくようなものではない

と私は思っています。

 

なので、資質が大事です。

その人の素地がどんなものなのか?を

きちんと見極めて採用することがとても大事、です。

 

個人の資質というのは、

その人がもともと持って生まれている資質のこと、です。

 

さらに言えば、

育った環境で身に付けてしまったその人のイメージです。

 

とっても簡単に言えば

見るからに嫌われそうなタイプ

見るからに理屈っぽいタイプ

であったり

頑固そうなタイプ

であったり

という人が一瞬にしてイメージする印象のことです。

 

どうしてなんだろう?

と私は多くの企業の人事を見ていて思うのですが

どう考えてもこのの人は人に嫌われるタイプでしょうーー:」

という人を

全く別の要素で採用してしまっているということ、です。

 

例えば

◯◯大学を出ている

とか

◯◯の資格をもっている

とか

◯◯に勤めていた

とか、

そういった

書類に書かれている情報を頼りに採用してしまっていることって

本当に多いんです。

 

そして、結果、こけます。

 

私達が押さえておかなければならないことは

人は一瞬にして、その人の全体象を

無意識のうちにキャッチする性質があるんだ

ということ、です。

 

思いませんか?

 

パッと会った瞬間に

この人はいいのか

悪いのか

敵か

味方か

人の話を聴きそうなのか

聴かなさそうなのか

 

そういうことって、瞬時に感じませんか?

考えなくても見えてしまっていますよね?

 

 

社会的な仕事というのは

ほとんどの場合が、「対人関係」で出来上がっています

いやいや

違うでしょう?

と言う人もいますが、

私は絶対に対人関係で成り立っていると思います。

 

優秀な人材が欲しい

こんな◯◯能力をもった人が欲しい

 

人を雇う立場の方ならそう思っていると思うのです。

しかし、

何を持って優秀とするのか?

ということを

きちんと押さえておかないと

人の意見にくらくらと踊らされてしまう結果になってしまいます。

 

吉本歯科医院では

こんな人を優秀であると

私達は定義しています。

 

人との関係を円滑にできる人

です。

つまり、誰からも

誰に対しても

感じのいい、好かれる要素を持っている人、です。

そういう人材を優秀

と考えます。

 

好かれる

感じがいい

と思われる

ということの奥には

とてつもない要素が隠れています。

これはマニュアルに書ききることなどできないほど

膨大なものです。

 

最終は好きな人のところに

人は集まります。

仕事は人が持ってきます。

なので、好かれる人のところに

仕事は必然と集まるのです。

 

ですので

繁盛する組織

お客様に愛される組織を

作りたい

のなら、

人に好かれる、愛される要素をたくさん持った社員が

多くいる会社がいいのです。

とってもシンプル!

 

ここに

コミュニケーション能力

だとか

理解力

だとか

文章力

だとか

学力

といった細分化された能力の評価など

なんのあてにもならないのです。

 

勉強はよくできるけど、

人に嫌われる社員なんて

いらないですよね?

 

理屈は素晴らしいけど

動かない社員なんて

いらないですよね?

 

そして

自己主張は立派だけど

可愛げのない社員なんて

絶対いらないですよね?

 

つまりは、そういうことです。

 

人との関係を円滑にできる能力を持った人なのであれば

その仕事に必要な能力はその都度周囲に関わった人間が

教えてくれます。

なぜなら、教えてあげたくなるような人なので。

 

また、人との関係を円滑にできる能力を持っている

ということは、人の話を素直に聴ける

ということでも、あるのです。

 

素直であれば、人はどんなことでも教えてもらえるし

また、自分にない能力はその能力を持った人に

助けてもらえればいいだけの話ですので

何も問題はないのです。

 

人との関係を円滑にできる能力をもった人

を基準に採用をしたり

人材教育をしようとすると組織は面白いほど活性化します。

 

逆に、そういう一切の感覚を無視し

細分化された評価表などをもとに、採用や人材教育をしようとすると

必ず全体としての能率は落ちます。

なぜなら、職場そのものの雰囲気が悪くなるから、です。

 

適正ではないリーダー職に、人に好かれない要素を持った人が配置されてしまったとしたなら

その人の部下についた人のテンションは恐ろしく下がります。

 

また、部下に慕われていないのがわかるのでストレスで苦しみ

本来の力を部下もリーダーも発揮することができなくなるのです。

お互いがお互いの能力を殺しあうので、当然職場は暗くなり

ミスも続出です。

するとその社員たちだけの問題だけではなく、

職場そのものに活気がないものだから、当然業績も悪化していくのです。

・・・という因果関係です。

 

一番押さえておかないといけないこと

それは

私達は好む好まざるに関わらず

人の中で生きているし

人の中で仕事ができている

ということなのです。

どんなに情報化社会が進み

人の顔を見なくても

会わなくても仕事ができる時代が進んでも

最終はやはり

その人が「どんな人間なのか?」に尽きるのです。

 

人に好かれない

人に嫌われる

人に感じが悪いなあ

と認識されるような人では

話にもならない、ということです。

どんなに優秀な才能を持っていたとしても、です。

 

人柄採用

おすすめです(^^)

 

詳しくは母性型勉強会で(笑

2011.08.25想いを形に!

 

sasshi.jpg

今日はびっくりするようなことが、ありましたよ(^^)

東京にいらっしゃるある方から、嬉しいメール。

そして添付された膨大な資料(笑)

 

この方は、吉本歯科医院が

「えらいこっちゃあ!どうしようこれ・・・・」と

半べそをかくような事件が起こった時に

白馬の騎士のように現れて問題解決してくださった方です。

困った時に手を差し伸べてくれた人には一生恩を忘れません。

 

専門家の知識と知恵というものに

感動感動した私だったのですが、

その方からのメールです。

 

私達が実践している「母性型経営」のことを

ことこまかくわかりやすい資料、レジュメ?レポートにして送って下さいました。

私の長々とした

わかったようなわからないような

あたっているようなあたってないような(--:)

マネージャーブログを全部読み込んでくださり

この資料をお作り頂きました。

 

24ページもありますよ。

 

じっくり読みながら

なるほど~~~~うちって、こうやってやってるんだあ(笑)

と改めて再確認したのです。

 

自分達が無意識にやっていることを

こうして外部の方に

客観的に見つめて頂き

そして評価していただき

さらに、心の中を形にして下さるって

本当に嬉しいことなんですね。

 

私は、この吉本歯科医院を母性型に包もう!と決めてから

今の今まで、

やったこと

感じたこと

見たこと

言われたこと

起こったこと

を、このマネージャーブログに

だらだら、書いています。そう、だらだら(笑)

 

目的は

見ていただくこともそうですが

自分自身の、

そして吉本歯科医院の

データベースとして積み重ねていきたい

という気持ちがあるのです。

 

ここに書くことは

思ってないことは書かない

嘘は書かない

人の言葉で話さない

 

と思って書いてます。

 

自分が本当に感じたことだけ

起こった事実だけ

見えたことだけ

を書こうと

思っています。

 

そうやって積み重ねていくと

思考がどんどん深まっていく快感があるんです。

 

そして、一年前に感じていたことを

今はこの深さで感じているなあということに

気がついた時に

身震いするほど嬉しかったり、するのです。

 

「母性型経営」

最初は

何のこと?

だから?

そんなのでうまくいくわけないじゃん

経営はそんなに甘くない

人材教育は大変

こんな雰囲気がまだまだ、ありました。

 

しかし、実践しはじめて2年、3年が過ぎようとする今、

吉本歯科医院の中はもちろん

関わった方にどんどんその熱が伝染していっているのを感じます。

 

ある人は患者さんであり

ある人は関わったお仕事関係の方であったり

ある人は同じく病院を運営される方であったり

 

昨日もある40代の男性経営者の方が素敵なことを

教えて下さいました。

 

その社長さんのそばにはある女性スタッフさんがいます。

男性優位の社内の中で、彼女の存在はとても貴重です。

 

その社長さんは

今までは、

仕事は自分だけでやっている

自分の力でなんとかするんだ、

社長なんだから!

ましてや

男なんだから!

と、

思っていました。

 

しかし、そういう自分のコミュニケーションパターンに

はたと「あれ?おかしいかも?」と気がつき

 

ちょっと待てよ

ヒントやアイデアは、彼女達の中にあるのではないか?

と、心の向きを変えてみたのです。

 

そうして

そばにいるこの女性スタッフさんの話をよく聞くようになりました。

それも、心から。

上から目線ではなく、ニュートラルな目線で。

 

そうすると

彼女はどんどんアイデアを出してくれるようになり

自発的に

「もっとこうしたい」

「もっとこうしたらうまくいく」

というワクワクの発想が溢れてくるようになったそうです。

 

そしてこの社長さんのえらいところ

それは

そのことを

その場で認め

評価し

誉め

感謝した

というところ、です。

 

しかも、かゆいところに手が届いちゃうこの社長さんは

さらにこの「うちの女性スタッフの素晴らしいアイデア事件」を

ご自分の知人友人、関連の方にどんどん発信しちゃったところ、です(笑)

 

うちのスタッフ、こんな能力発揮してくれちゃってます!

彼女に心底感謝してます!

と、その出来事を

ことこまやかに

表に出している

のです。

 

人のやる気を

特に

女性の

やる気を引き出す

さらに

この人を支えてあげちゃおうかな

スイッチを

見事に押させてしまう一連の流れを

やってのけてしまったのです(笑)

 

その時その場で、具体的に

大事です。

 

お見事!!

 

お気づきでしょうか?

 

オンナは、誉めるだけでは、ダメなのです(笑)

 

誉めないのは論外ですが(--:)

けなすなんて最悪ですが(----:)

 

どこが

どのように

良いのか?

 

私がやったそのことが

どのように大きなことに関連づけられ影響していくのか?

やったことがどのように役にたっていくのか?

そのことによって誰がどれほど嬉しいのか?助かるのか?

 

を伝えないと

ダメなのです。

 

めんどくさい・・・

あっ、言いましたね(笑)

 

そこで面倒臭がっていては

ダメですよお~~~

 

なにしろ

全ての女性の本能の中には

「私がこの人を支えてあげなくちゃ」スイッチや

「しょうがないわね~~私がいないとダメなのね」スイッチや

「よし、この人を助けてあげよう」スイッチが

内臓されています。

 

そのスイッチは

現代2011年においては

まだまだ格納されています(泣)

 

スイッチは押されるのを待っています。

押してくれるのを待っているんです。

 

女性を動かすのにお金は必要ないです(笑)

高いバッグも

豪華な料理も

必要ないです。

 

ただ、ひとつ

「この人を支えてあげなきゃ」スイッチを押すだけなんです。

 

スイッチの押し方、もう本当、みんな間違えてますからっ(笑)

どうぞ、聴きにきてください、

当院カウンセラー、森下はじめスタッフは

1から100までお伝えしますから!

 

女性に支えてもらえる社長は

男性にも支えてもらえるのです。

なぜなら、女が味方する方に、男はつくから(笑)←これ、本能です

 

逆に言えば

女性に支えてもらえない社長は

男性にも支えてもらえないのです。

 

オンナにもてるオトコは

オトコにもモテルということと同じです(^^)

 

キーワードはいつも、女性です。

 

なぜだと思いますか?

 

オンナの時代

と言われて久しくなりましたが

本当の意味は少し違います。

 

より、本能に直結しないと生きていけない

そしてお商売だってやっていけない時代に突入したから、です。

 

成功だ

競争だ

お金儲けだ

を追いかけて人生を生きる時代はもう終ってるんです。

そしてそれは

とても男性的な社会です。

 

成長のために

もっともっとと

上を目指し

どこまで行っても満足しない

それが特徴です。

 

しかし、今は違います。

人は何を求めているか?

 

それは

共調であったり

共感であったり

ともに良くなっていきたいと願ったり

助け合ったり

そういう人間のあったかさを皮膚感覚で実感することができる

ということを

何よりも

求める時代です。

 

大きな話でいえば

地位や

名誉や

お金より

愛が欲しい

と言えばいいのでしょうか?(笑)

 

心の中が愛情で満たされてる時

人は、物質的な欲望が薄れます。

「別に何も欲しくないわ」となってしまうのです。

 

愛情が枯渇した時

人は、目に見える物質的なものに異常に執着します。

高価なものが欲しい

家が欲しい

車が欲しい

と、なるのです。

 

そう思いませんか???ね(^^)

 

男性思考で考えると

教育も

経営も

家庭も

子育ても

もう全て

比較、競争、成功、

言葉で言えば

もっと頑張れ

我慢しろ

あの人よりも高く、もっと上へ上へ

という感じです。

その方向では、死ぬまで欠乏感を味わったまま、です。

天井はないから。

 

 

しかし、そこで女性は

もうまったく違う発想をします。

 

考えるベースが全く違うのです。

表面で起こっていることから思考をスタートさせるのと

宇宙から見て思考をスタートさせているのとの

違いです。

 

そもそも、間違ってない?

本質はどう?

しあわせとはなんぞや?

そもそもこの仕事って必要なの?

 

という人間のおおもとから、考えてしまうのです。

 

話しは大きくぶっとびます。

今、当院院長が9月号のニュースレターの原稿を書いてきたのですが

それを読みながら

ものすごいことを発見しました。

 

それは2000年前から、戦後50年の日本人の頭蓋骨と

戦後50年から現代つまり2011年の日本人の頭蓋骨の

変化のスピードが同じなのです。

 

どういう意味かと申しますと、

大昔からゆっくりと2000年以上をかけて変化してきた日本人の頭蓋骨の変化と

戦後50年から今まで約50年かけて変化してきた頭蓋骨の変化がほぼ、同じなのです。

 

これは

戦後50年という間に

日本がどれほど異常なまでに

文化や技術が発達してきたか

ということを示します。

 

恐ろしいことだと、思いました。

2000年かかるところを

たった50年で進化しちゃったんです!

 

そりゃあ、歪な病気も出てくるだろうし

そりゃあ、おかしなウイルスだってどんどん出てくるだろうし

そりゃあ、変化についていけない

精神を病んだ人が続出してくるのも

これ、当たりまえです。

 

おおっと、

あんまり書くと

次回のニュースレターのネタがばれてしまいますので

このへんで。。。。(笑)お楽しみにして下さいね!

 

私は、今が普通とは全然思っていないです。

今やっていることは全てチューニングが必要なんです。

なぜなら

不協和音を起こしているから。

職場も

世の中も

人間関係も

何もかも

 

今、何かおかしい

なんだか、嫌な感じ

これが違和感です。

そして不協和音です。

 

ピアノでもありますよね?

調律がおかしいと

どうもおかしいですよね?

違和感を感じますよね?

その違和感を違和感のないものにするためには

絶対音感でもって調律しますよね?

マニュアルじゃないですよね?

 

 

その違和感を

違和感のないものに調律していく

この存在が

女性なのです。

 

それは理屈では、ありません。

言葉で説明できない部分なのです。

 

女性にはわかると思うのです。

 

男性には残念ながらそのあたりのセンサーを持ち合わせている人は

少ないのです。

 

女性は同じピンク色を見ても

何十種類ものピンク色が認識できちゃうそうです。

これに対し男性は

多くて5種類ほどの「ピンク色」しか認識できないそうです(--)

 

 

女性は人の顔色を読みます。

それはもう見事に読みます。

顔色を読めるということは

その人の心の奥が見えてしまう

ということです。

 

実際に表に出ている言葉と

心の様子は違う

ということを

直感として感じる生き物なのです。

 

なので、

母性型経営では

トップのそばには必ず女性(女房役)を

と教えます。

 

なぜなら、女性はわかるから。

社長が、この人がいい

と思っても

「あの人、何かおかしいですよ、気をつけて下さい」

という一言をもらえるかどうか。

 

生き残っている会社の社長のそばには

必ずそういう存在が、いるのです。

 

しかし、

そばにいる女性の声を聴くことができない

信用できない

という人は、不幸です。

 

自分で決めて

自分でやるんだ

人の言うことなんか聞くものか

 

という人は、

登るところまで登っても

必ず落ちます。

 

なぜなら

助けてもらえないから

です。

 

どんな組織であっても

どんな会であっても

女性の本質を理解し、認め、能力を発揮してもらえてない場は

必ず衰退します。

 

特に

日本とは

そういう国なんです。

 

オンナならでは明けぬ国にっぽん

これは

まんざらでも、ないのです。

 

女性の中にある女性性を

もっと発揮させて欲しいと思います。

 

それが私もいい、あなたもいい

そして関わる人みんなもいい

という状態になる一番の近道です。

 

あなたを支えてあげたいという気持ちにさせるスイッチ

押してみませんか?(笑)

 

次回母性型勉強会は

9月21日(水)午後6時半~8時半、高松国際ホテルにて

母性のものさし 

あっはっは

なんか、どう読んでも会の勧誘になってますねえ(笑)ま、いっか。

 

あ~~~、今日もひっぱったなあ、、、、、、

2011.08.22シアワセのスパイラル

rasen.jpg

これ

螺旋階段です。

スパイラ~ル

先ほど、当院に通って下さっているある患者さんがお電話で

こんなことをおっしゃって下さったんです。

 

その方は経営者でいらっしゃいます。

ですので職場の空気というものにとても敏感です。

 

吉本歯科医院は、今まさに「シアワセのスパイラル」にみんなが

入っているんですね、と。

 

う~~ん、素敵な誉め言葉(笑)

「いやっほう!」と思わず飛んじゃいましたよ。

 

持ち上げてくれているのを3割引きしたとしても、嬉しいではありませんか!

私は早速みんなに報告するのです。

 

そんな矢先、こんなことがあったんです。

当院の新枝先生が、ブログを更新したので見ておいて、とのこと。

そのブログの内容は

患者さんによくご質問いただくことで

「痛かったら手を上げて教えて下さいね~~~~」というもの。

 

これって、どんな意味があるわけ?

痛かったら痛くないようにしてくれるわけ?

手を挙げてるときにはもう痛いんですけど・・・

などなど、いろいろな方に素朴に質問されることです。

 

確かにそうだわ

と思い

新枝先生にお願いしました。

「ねえ、ねえ、先生、このテーマで書いてちょ♪」と(笑)

 

早速書いてアップしてくれました。

https://www.8181118.com/doctor/

 

その書いてる文章を早速見て当院院長が

「へ~~~わたしにはこれは書けないなあ。

新枝先生の書く文章は、専門用語が少なくて一般の患者さんにわかりやすいよね。

すごいよね。わたしには絶対無理!(笑)」

とさら~~~っと誉めてるのを見て

 

へ~~~院長も昔と変わったなあ

とわたくし、思ったのです(^^:)

 

まだ吉本歯科医院が母性型経営ではなく

どちらかと言えば父性型経営バリバリ全開だった頃には

院長は、スタッフが何かしてきてくれても

まずは

あら捜し

からはじまっていました(泣)

 

もらった文書や出来上がったものを見て

まずは

『間違っているところがないかを見つける」という視点でした。

 

でも、今は違う

何かしてもらったら

何か報告をもらったら

まずは

「ありがとう、すごいね。何がすごいって・・・・」というところから

スタートします。

もちろん、内容の指摘はあります。

修正もあります。

ミスも、あります。人間ですので。

 

しかし、

まずは第一声に

「へえ、すごいねえ。ありがとう」ということからスタートするのです。

 

そして、それは院長だけでなく

当院のスタッフ達はみなすべて、そういう会話のスタートなのです。

 

うちのスタッフ達は

まずは人のいいところ、些細な楽しそうな変化に焦点を当てる

天才集団なのです(笑)

 

これは

まずは受け入れる、受け止める」という心の姿勢そのものが

そのまま普段の会話の中に出てしまった、

ということです。

「母性」そのもの、だと思いませんか?

しかし、こういうことって

マニュアルじゃできないんです(笑)かなしいかな。。。

 

こういう時には

こういう返事を返しましょう的な

テクニックでは、できないのです。

しても、ばれるのです。

テクニックには限界があります。

 

私はそういった小手先接遇マニュアルのような類が

吐き気がするほど嫌いなので

一切吉本歯科医院では行いません。

 

接遇は

教えるのではなく

伝染させるのが一番早いから、です。

 

気配り

心配り

手配り

がもうすでにできている人の中に入ると

あっという間に伝染するのです。

そんなもの、です。

 

また、時代は洗練されてきていますので

少々の接遇のサービスでは満足できなくなってきています。

洗練されれば洗練されるほど

人は、「なんとなく人間味あふれるもの」

「心のこもったもの」

「あったかいもの」

を求めるようになります。

 

ただ、美しい丁寧な言葉で

にっこりと、では満足できないのです。

 

その人の心模様そのものが

表情となり、言葉となり、気持ちとなり

人に伝わっていくのです。

その結果、それが「接遇」です。

 

接遇=とっさの対応

です。

とっさの時にその人が取る態度、言葉、です。

そして、目、です。

 

目は心の窓と言いますが

まさにその通りで

心模様がブルーでグレーな時

その人の目は本当に曇ってます。

 

そして目の奥が閉じちゃってるんです。

実験して検証してもいいほど(笑)

 

逆に

嬉しくてわくわくして

あ~~楽しい

と自分のやってることに集中してる人の目は

目の奥がパカッて開いちゃってるんです。

もう、これ本当、です!!

 

目が開いている=心が開かれている

という印象を相手は持ちますので

目が開いている人は誰にだってまずは

「ああ、感じのいい人だなあ」と印象づけられてしまうのです。

 

 

私達にとっての最高に嬉しい誉め言葉は

「とっても感じがいい病院でした」です。

 

何が?

どこが?

具体的には言えません。

しかし、なんとなく、「感じがいい」というこの感覚。

 

考えて導き出す言葉よりも

感じて思わず出た言葉が真実です。

 

 

人のあら捜しばかりする人って、います。

ひまさえあれば

人の短所ばかりを口に出している人って、います。

そういう人のそばには

残念ながら同じような人が集います。

これは原理原則、です。

 

私は、過去の吉本歯科医院がまだ父性型経営だった頃

つまり、鬼の経営をしていた頃

文句ばかりで溢れるスタッフ

文句ばかりで溢れる患者さん

にうんざりしていました。

 

しかし、振り返ってみると

先に文句を言っているのは私

人を認めていないのは私

でした。

 

自分のことでいっぱいいっぱいだったので

人に対する興味や関心などなく

今みたいに注意深くみんなを見ていく余裕など

とてもなかったのです。

 

そこで学んだこと

自分がいっぱいいっぱいにならないようにしよう

です(笑)

 

心に余裕がある時

人は、楽しそうな人の些細な変化を見逃しません。

人のいい部分だけがどんどん視界に入ってくるのです。

さらに

心に余裕があると

その人のいい部分をさらに膨らませ、伝えたくなり

さらにさらにみんなに伝染したくなってくるのです。

 

そして

人のいいところは流動的にどんどん変わっていくので

新鮮でいきのいい長所をリアルタイムで伝えてあげられるようになってくるのです。

 

私は、父性型でさんざん苦しんで、みんなも苦しめてきた体験から

得たものが、あります。

 

人を育てる

ということは

つまりは

その人が自分自身を大好きになれるようにしてあげること

だと、思うのです。

 

自分ってすごいかも?

自分は大丈夫

自分は愛されてる

自分はここで必要とされている

と、心底思った時、その人はほうっておいても

能力発揮します。

 

それは

自分自身がそうだったから、です。

人間ですので、きっと一緒です、きっと(笑)

 

人の短所や欠点をつついて

あら捜しをしていき

そして組織に合うように軌道修正していく

というのが従来的な人材教育だとしたら

それは、時代に合っていません。

 

いけいけどんどんの時代はそれでもいけたかも、しれません。

 

でも、時代は変わってます。

男も

女も

自分のことが心底好き」

「自分が今、生きてることが素敵って思える」

と目をキラキラさせて話せる人は

そんなにいないのでは、と思います。

 

心が躍動する時は

自分が今生きてることが素敵って

思える瞬間です。

 

自分のことを大好きになる

には

大好きにさせる

しかけが、必要です(笑)

 

人は自分のいいところや

長所や

才能や

魅力に

自分では気がつかない生き物です。

 

超ナルシストでない限り。。。。(笑)

 

しかし、ひとたび

「あれ?そうかも?」と才能のひものはしをひっぱっていくと

あとはびっくりするほど、才能炸裂です。

 

誰だって

見出して欲しいんです。

引き出して欲しいんです。

 

もちろん私も(笑)

 

なので、自分を引き出してくれる人から離れちゃいけないんです。

そして、自分に劣等感を植え付けるような人からは即座に離れるべきです。

 

人は暗示の生き物です。

暗示をかけている一番は自分で

2番目は毎日会う人、です。

 

この人といると自分のことを好きになる

この場にいると自分のことを好きになる

環境と人で、「私」が作られるとしたら

そんな人と場を選びたいものです。

 

こういう考えも、私達が実践する「母性のものさし」なんです。

面白いと、思いませんか?

 

次回母性型勉強会は9月21日(水)午後6時半~ 会費3,000円(お食事代込み)

高松国際ホテルにて

母性のものさし

ふっと優しい気持ちになれる

らくらく生きていくことができる

「あたらしいものさし」差し上げます(笑)

 

どうぞお気軽にお越し下さいね。どなたでも。

 

2011.07.27吉本歯科医院ビフォアーアフター byサプライズファクトリー

こんなPVを作って頂きました。いざ、公開!!(^^)

2011.05.18ぐっときちゃうんです(^^)

masai.jpg

今朝、出勤すると机の上になにやら紙袋とお手紙が。。。

当院にご遠方よりお越し下さっている患者さんからでした。

 

私達吉本歯科医院のことをとても誉めて下さって

さらに、「母性型経営」のこともニュースレターなどやブログを読んで下さり

とてもよく理解してくださっており、

思わず読んでいるうちにホロリときてしまいました(泣)

こういうお気持ちを素直に書いて下さるお手紙を頂くと

私どうもぐっときちゃうんです(^^:)

 

お手紙の中には、私達と歯医者さん以外のところで

ご縁があったかもしれないという不思議な経緯を書いて下さっており

「今こうして歯医者さんと患者さん」という立場で出会っているけれど

実はそれ以外にも縁で繋がっていたかもしれないと

思ってしまうような出来事です。

 

最近はつくづくその目には見えないけれど、実は繋がってたという

「ご縁」というものの存在を感じます。

 

先日もある会でびっくりするようなことが、あったんです。

私達吉本歯科医院の玄関先には、四国88ヶ所を巡るおへんろさんの道しるべのために

石碑を建ててあります。

 

その石碑はどなたかがお金を寄付されて私どもの医院の前に立ったものです。

その石碑にはあるご夫婦のお名前が刻まれてあるのですが

私達は一度もそのご夫婦に会ったこともなく、お名前も存知あげることは

ありませんでした。

 

どんな方だろうなあ~~

と思っていたのです。

 

すると、先日の会で事務局をして下さっている女性が

声をかけて下さったんです。

「実は吉本歯科医院さんの前に建てさせてもらった石碑を寄付したのは私なんです(笑)」と!

「こないだも両親を連れて吉本歯科医院の前の石碑を見せに行ったのよ~」と。

 

もう本当にびっくり、です。

この女性がご両親のお名前を刻んで建てられたものでした。

 

思わず2人で抱き合ってしまいましたよ(笑)

「不思議ね~~~」

「本当ね~~」

「ご縁ね~~」

と、一気に心の距離が縮まってしまいました。

 

私はあの石碑は実はうちの守り石だと思っています。

吉本歯科医院は実はいろいろなことをしてあの手この手で悪いものが入ってこないように

しているのですが、この石碑もなかなかにいい仕事をしてくれるのです(^^)

 

私は別に何か特別な宗教を持っているわけではないのですが(^^:)

信じていることが、いろいろ、あるんです。

玄関をきれいにしておくといい

とか

玄関には生きた花や緑を置くといい

とか

風をこまめに通らせるといい

とか

いろいろ、ありますよね?

 

環境を整えるということはものすごく大事なことだと思っています。

心の中と環境はいつも比例しているので

自分がいつもいる場所が毒素だらけだったら

やっぱり心の中も毒素だらけになりそうじゃないですか?

 

このお手紙を頂いた患者さんには先日も美味しい新鮮野菜を頂いたのですが

こういう気持ちのいいものを身体に取り入れることで

どう考えても心模様が違ってくると思うのです。

 

環境というと、もちろん職場だって環境です。

環境といえば、その中には職場の雰囲気だって、環境に含まれてしまうのです。

環境は、人間関係も含んじゃうんです。

 

私達の一日は、人によっていい気分にもさせられるし

人によって嫌な気分にもさせられます。

私は一人で生きているよ、と思っていてもやっぱり人の影響を受けて生きているんです。

 

私はこの母性型経営を発信しはじめてからずっと思っているし

書いていることが、あります。

それは

好きな人とだけ付き合う

ということ、です。

仕事も同じです。

 

最近は特にそう感じるようになりました。

今、私は「好きな人」としか付き合っていません。

嫌いな人とは一度会ってもそれ以上はないので、やはり続かないのです。

もし、縁があればどこかのきっかけで出会うと思っているので

自分から無理に何かアクションを起こすことはまずありません。

 

 

と言うと、とっても傲慢なように聴こえますが

きっと誰でも無意識にそうしてると思うんですが、いかがでしょうか?

好きな人とは会おうと思うけど

わざわざ嫌いな人にわざわざ電話して会おうなんてことには

絶対ならないですよね?(--)

 

職場も同じです。

あまりにも波長が合わない人とは一緒に仕事することが

できないんです。

いらないストレスを感じて消耗しますし

何より誤解ばかり生むし、トラブルや問題が起きてしまうのも

人間同士の波長が悪いから、です。

 

波長の合う人と一緒に仕事をすると

一から100まで言葉を尽くさなくても、

だいたいは「言わなくてもわかってくれる」状態なので

もう本当に楽チンなのです。

 

私は受付の松本(旧姓;樋口)が窓口となっていろいろなことを

私に取り次いでくれるのですが

彼女の一を聞いて100どころか、1000くらい知ってくれる「察する能力」の

お陰でどれほど楽をしているかわかりません(笑)

 

痒いところに手が届く

まさに、こういう状態でしょうか?

 

当院の松本は、過去に38名の社長さんに「欲しい!」と言われました。

正の字を付けて数えてるんです、私(笑)

絶対、離しませんけど!!!

 

なるほど~~

誰でもこういう「一を聞いて十を知ってくれる存在」が欲しいんだなあと

思いますし、実際私もそんな奥さんが欲しいです(笑)

 

私達吉本歯科医院が、ここ何年もまあ本当にトラブルもなく

おかげさまで多くの患者さまに支持して頂けているのは

もちろん当院院長の技術も大きな理由だと思いますが(←怒られそうですーー:)

中にいる人間の心の状態が落ち着いているから、だと私は勝手に思っています。

 

人は人によってダメージを受けるストレスが一番大きいと思うのです。

どんなにひどい状況でも周囲の人間との波長がきちんと合っていれば

人間そこそこ元気になっていけるもの、です。

 

子供の頃に言われましたよね?

 

誰とでも仲良くしなくちゃいけないよ

・・・と。

 

しかし人間には

どうしても

合う、合わない

好き、嫌い

があります。

 

例えば私であれば38年生きてきて

その38年という全人生の体験の中で判断して

「ああ、この人好き!」と感じている

または

「どうもダメ」と感じている

のだから

そういう直感から導きだされた

好き嫌いのモノサシは

実はとっても大事なのです。

 

私は

無理する

とか

我慢する

とか

強制する

とか

そういう言葉が大嫌いです。

 

されるのも嫌だし、自分がするのも嫌です。

軍隊じゃないし。。。

 

我慢してあの人と一緒にいる

とか

嫌いだけど頑張って好きになる

とか

そんなことはどう考えても無理なんです。

 

頭でどんなに好きになろうと思っても

心と身体がギクシャクして病気になるだけです。

 

それよりも、自分の心の状態をいつも風通しのいいものにして

そしていつも誰にでも心をオープンにしておいて

そこで出会っていく、繋がっていく人とだけ

きちんと付き合っていけば、

勝手にいい循環に入ってくると思うのです。

 

現実に

私共吉本歯科医院には、今、「あの人どうも苦手」という患者さんは

お越しにならないんです。

これ、本当に不思議!

うちのスタッフたちはいつも言うのですが

「うちに来て下さる患者さんていい人ばかりだよね」と。

 

そういう状態を作り出すことが

経営者の仕事かなとも最近思います。

 

いい人ばかりがやってくると

中にいる人もストレスがないです。

優しい人がくるとこちらも優しくなってしまうので

社員教育なんて必要なくなるんです。

 

従来型の経営スタイルとはもう全く違った概念ですよね。

人は教育しなければならない

のではなく

土壌を良くすることで勝手にいいものが育つという感覚です。

 

教育しなくちゃ~~

なんて気負ってしまうと

一人一人個性も違うし、能力も差があるし、大変です。

 

素地のいい人であれば

能力は勝手に引き出されます。

長所発見です。

 

短所をほじくり返したって

短所を一番知っているのは自分です。

 

長所は伸びますが

短所はなかなか消せません。

 

それにその短所がまたシーンが変わると最大の長所や魅力にも

なってしまうものなのです。

 

今、自分が誰と付き合っているのか

どんな人と一緒にいて

どんな人と仕事をして

どんな人とご飯を食べて

どんな人にお金を払っているのか

って、意識しますか?

 

私はものすご~く意識します。

不快なものや、少しでも引っ掛かりがあるようなことには

手を出さないし、お金も出しませんし、付き合うこともないです。

 

逆に

心がこっち!

と動いたことには即決です(笑)

 

そうしていると

本当に、スムーズにことが動くので不思議です。

 

私達の日常にはいろいろなことが起こります。

これは仕事のこと

これは家庭のこと

これは友達のこと

これは子供のこと

いろいろシーンはありますが

実はそのものは一人の人間がやっていること、引き起こしていることなので

出てくる結果はやはり同じなんです。

 

誰とどう関わるか

ってものすごく大きな問題だと私は思っています。

 

なぜなら、私達人生全般に関わることすべてを

運んできてくれるのは他でもない「人」だから、です。

 

波長の合う人はやはり自分にとっていいものを持ってきてくれます。

しかし、頭では「付き合っておいたほうがいいかな」と考えるけど

どうも波長が合わない人と付き合っていても

運ばれるものはやはり「合わないもの」なのです。

 

好きな人とだけ付き合う

と決めると

自分の周りから嫌いな人が消えます。

 

なぜなら、会わないので

それでも、どうしても今の環境で顔を合わせなくてはならないのなら

それはそれで対策を考えます。

 

嫌いな人とわざわざ付き合っている時間は

人生にはないのです。

好きな人とだけ、一生懸命向き合って生きていたいです。

人生は長いようできっとあっという間です。

 

もっと深く濃く付き合っておけばよかった

と死ぬ前に思うのは悲しいので

やはり、好きな人とは徹底的に濃く関わりたいと思います。

職場でも同じです。

 

今夜は母性型勉強会です。

今日は県外からもお越しくださる方がいます。

過去最高の参加人数かも?(^^)

楽しみです。

ご報告しますね。では、行ってきます(^^)

2011.05.14母性型のお話をしてきました

好きなことを話してもいい

という会はなんて楽しいんでしょう(^^)

DSC_4305.jpg

私達の医院での取り組みを少しだけお話させて頂きました。

DSC_4314.jpg

ほとんどが男性だったので、

「女性は男性の何を見ているか?」

「女性にサポートされるには?」

「こんな上司なら女性が喜んで動いてしまうのです・・」

と、好きなことを好きなだけお話させて頂き、大満足です。

DSC_4334.jpg

そして、ちゃっかり吉本歯科医院の宣伝も忘れずに・・・・・(^^:)

 

この会場でたまたま私のお隣に座ってらしたある老舗お料理屋さんの現在の社長さんと

お話をしている時です。

 

145年以上も続いているんだそう。

まだお若い社長さんできっと私とそう変わらない年です。

「145年も続いているお店を引き継ぐなんてプレッシャーですよね?」と

私がお話すると、

「いや~、もう本当にプレッシャーでどうしようかと思います。」と一言。

お父様が体調を崩されもう継がなくてはいけない、と切羽詰った時は

どうしようかと思った・・というお話をしてくれました。

 

そんな中ドキドキしながら一生懸命145年続いたお店を頑張って盛り立てようという

姿勢がとっても素晴らしいなあと素直に思いました。

 

だいたい、男性が多い会などにお邪魔すると

えてして男性は、特に社長さんは、「いいところを見せよう」と少し気負ってしまいがち、です。

ガチガチの鎧を着て、「どうだ~~!!」といわんばかりでカチンコになっている人もよく見かけます(^^:)

 

弱音を吐いちゃみっともない

弱気を見せちゃ格好悪い

という気持ちもわかります。

当院の院長もお外にいくとガチガチにかたまって人と話しております(苦笑)

 

しかし、ことこれが女性の場合には

「素敵だなあ」と思ってしまうポイントが男性とは真逆だったりも、するのです(--)

 

かっこよくみせよう

いいところをみせよう

いけてるようにみせよう

仕事できるようにみせよう

と意識するとかえって

「・・・・こんまい・・」と思ってしまうものなのです。

 

逆に

素直に

プレッシャーでたいへん

どうしたらいいかわからな

困ってることがいっぱい

 

なんて、ポロッと言えてしまうと

女性はホロリきてしまうもの、です(笑)

一生懸命だから

悩むし

真剣だから

うまくいかないことだって

出てくるんです。

そして、素直に感情を話ができる

というところに

「器の大きさ」を感じてしまうのです。

この微妙なニュアンスおわかりいただけますでしょうか?

女性ならきっと「わかるわかる」とうなずいて下さると思うのです。

 

頑張っている人

一生懸命動いている人

がもちろん大前提なのですが(笑)

 

それは男も女も同じです。

 

そういう自分が抱えている負の感情を素直に人に表現できてしまう人って

私は素敵だなあと思います。

 

実際に、母性型勉強会にお越しになる男性の方にはそういう方が多く

そうなるとやはり周囲の女性はほうっておかないのです、というか、ほうっておけない、のです。

「なんとかしてあげなくちゃ」

「サポートしてあげなくちゃ」

という気持ちのスイッチを女性の中からひっぱり出せたら

後は、本当に面白いほど勢いがついてくるものなのです。

 

先日も書きましたが

この世は全てバランスです。

光があってだから影があり

太陽があってだから月があり

オトコがあってオンナがあって

鍵と鍵穴のように絶妙にできているんです。

 

お互いがその特性を殺しあう関係ではなく、

特性を生かし合った時、すごい力になります。

 

本来、オンナはとんでもない底力を持っています。

それは生命を産み、育む性だから、です。

子供を持つ持たないに関係なく、

そういう育む、いたわる、支える、癒す

といったエネルギー貯蔵タンクのような存在なのです。

 

女性も癒されたいわ

という声が聴こえてきそうですが

女性は本来他人に癒してもらわなくても自家発電できちゃう生き物です(笑)

底力を信じれば。

だからオンナは長生きですし

自殺をするのもほとんど男性です(--)

オンナかゴキブリか?と言われるほど、実はずぶとい存在なのです。

 

 

それに対し

男性は小さい頃から

おだててもらってて

ほめてもらって

すごいすごい

と母やおばあちゃんやお姉ちゃんや周囲のオンナの子に

おだてられはじめて能力を発揮しちゃうのです。

違いましたか?

私はそう思います。

 

けなしちゃいけないし

自信を奪っちゃいけないし

とってもデリケートなのです。

 

デリケートだからこそ、大事に大事にすると

すごい力を発揮してオンナや子供やそして国を

命をかけて守ってやろうと思うのが

男性の特徴ではないでしょうか?

 

家と組織はきっとまったく同じです。

男の役割と女の役割がきちんと果たされているところは

うまくいきます。

そのバランスが崩れるとおかしくなるのです。

表面上うまくいっているように見えても

体のどこかに精神のどこかに不調をきたすのです。

 

なぜなら、

私達は

頭で考えている生き物のようで

実はその前に、人間という動物だからです。

生まれもった特性をそのまんま生かしてスイスイ生きるほうが

どう考えても楽でうまくいくのです。

 

 

・・・・と、こんな話をどんどん深めていくのが

「母性型勉強会」です。

ぜひお越し下さい。

そしてあなたの会社もぜひ「母性型経営」を(笑)

いいことずくめ、です。

「母性型経営」をされている社員の声もぜひ実際お聞き下さい。

 

 

あたらしいものさし~母性型へのシフトホームページをオープンしました。

http://atarashiimonosashi.com/

母性型勉強会のご案内の動画ができました~(^^)

http://youtu.be/gdt6MqXkAVA

 

次回母性型勉強会は5月18日(水)午後6時半~8時半

高松国際ホテルにて 会費3,000円(食事代込み)

お申込は吉本歯科医院 info@8181118.com

 

そろそろ締め切りです。

お申込はお早めに。

2011.05.10新人の特権

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吉本歯科医院に4月から新しく仲間入りしてくれた歯科医師の新枝先生です。

診療が終るとこうやって黙々と模型を使ってひたすら技術の研鑽です。

DSC01020.jpg

一生懸命練習をしているのでこっそり撮影してみました(^^)

邪魔じゃ~~!!と思っているでしょう、内心・・・・(苦笑)

本当に、すごいなあと思うので書いてみます。

 

この春から新人さんがやってきたという会社も、多いことと思います。

また、この春から新しい会社に入ったという人も、多いと思います。

 

5月に入ってそろそろ「あ~、なんだか疲れたなあ」と思ってくる時期ではないでしょうか?

慣れない環境で、新しい人間関係で緊張の連続です。

精神をどっと使いエネルギーをどんどん消耗する時期だと思います。

 

でも、この時期に「やるべきことをきちんとやっている」と、後がきっと楽なのです。

当院の新しいドクターはそのあたりを本当にきちんと分っている人だなあと

私も院長も日々感心しているのです。

 

院長が若いドクターに何か技術を教える時、またスタッフ達に教える時に

いつも言うことが、あります。

それは

「守、破・離(シュハリ)」です。

有名な話ですよね。

 

ざっくり言うと

新しいことを修得するときは、まずは目標とする人の言うことを

そっくりそのまま真似をせよ、と。

自分で考えたり自分のオリジナルを作るのはまだ先で

まずは、目標とする人がやっていることを全部そのまんま自分が

再現できるようになってから初めて自分のオリジナルに取りかかるんだよ、と。

 

今は、若いドクターが当院の院長に技術を教えてもらいにきても

「ああ、それ知ってます」

「ああ、できます。勉強したので」

という先生が多いのです。

 

で、実際にやってみたら『知っている」けど、「実際にはできない」ということ

が普通に起こります(--:)

その姿を見て若い女性スタッフは、「使えない・・・」と、なってしまいます。

 

基礎を何度も何度も繰り返し自分の血肉となっている人には

その上に何を乗せてもどんどん成長するけれど

基礎がない、頭でっかちの人はいずれ一気に崩れるので

成長しない、んだそう。

 

こういう話を当院のスタッフ達は院長から日々聞いているせいか、

基礎基本をしっかりやり、何かわからないところがあると

必ず院長に具体的な質問をするような習慣がついています。

 

自分勝手に考え、患者さんにお伝えしてしまったら

大変なことになることがわかっているのです。

 

質問ができる

というのは、やはり新人の特権だと私は思います。

「何もかもはじめてなのでわからなくて当たりまえ」と思ってくれているので

周囲も何でもかんでも教えてあげることができるし

どんどん質問しても、「なんだ?この人は」と思われない時期でもあります。

 

今、当院の新枝先生は院長やスタッフ達に質問しまくり、です(笑)

そして、得たことは全て先生オリジナルのノートにぎっしり書いていっています。

毎日ノートにぎっしり書いたものを夕方には院長に提出し、院長からさらに

その内容が合っているか、修正が必要なのかをチェックしています。

この繰り返しが一番成長するそうです。

 

新枝先生の素敵だなあと思うところは

私が当院のスタッフ達に感じることと全く同じなのですが

「いつも感謝の気持ちを添えられる人」だということ、です。

 

教えてもらってありがとう。

支えてくれてありがとう。

という気持ちを言葉にきちんと出せる人、です。

 

こういう男性は、女性には面白いほど支えられるもの、なのです(笑)

また、上司としても「可愛げがあるなあ」とつい感じてしまうもの、です。

 

もっとこうしてくれ

もっと、もっと

という要求ばかりする人にはやはり人は、頑なになってしまい

抵抗感や拒否感を感じてしまうものです。

「くれくれ」と言われると

意地でもあげたくなくなる、って心理ありませんか?

 

逆に

「おかげさまで本当に感謝している」

「こうあるのはあなたのお陰」

と感謝の気持ちを示されたら

頼まれてもいないのに、つい「何かしてあげよう」「これもあげよ、あれもあげよう」と

さらなる豊かさでもって対応してしまうものなのです。

 

これを私は

北風と太陽の理論

と勝手に名づけています(笑)

 

新枝先生はこれから、どんどん成長していくと私は思います。

新枝先生の3年後、5年後を勝手に想像して

いつもニヤニヤしています。

 

技術を修得しよう、知識を得ようという貪欲な心と

周囲ときちんとコミュニケーションを取っていける

そのバランスの取れた感覚がとても気に入っています。

 

自分の価値を一度知った人は、その価値を自分でいくらでも高めていくことができます。

問題は、自分が知ることができるかどうか、だと思うんです。

 

自分では自分の価値を「すっごーい」と認識することは難しいですが

関わる人によって持ち上げられ続けると

「あれ?自分ってすごいかも?」と少しづつ自分の価値を知ることができるようになります。

 

特に男性であれば

周囲の女性の「先生、すっごーい!!!」で奮い立ちます(笑)

 

男性はおだてられ能力を発揮する生き物です。

けなされたり、大事にされなかったりすると

途端にシュンと縮こまってしまうのです。

当院の院長などは、日みんなにおだててもらいながら生きてます(^^:)

 

100人の男の人にほめられるより

1人の女の人に「すごい!すごすぎる!」を連発された方が

きっと男性はその気になれます。

 

職場の女性は、関わる男性を誉めちぎり、すごいを連発してあげましょう(^^)

そして男性は、その「すごい」をしっかり真に受け、エネルギーを充電しましょう。

 

間違っても

「そんなこと言って、本心じゃないんでしょ」

とか

「誰にでもそんなこと言ってるんでしょ」

とか

そんなかわいくないことは言わないように・・・・・。

 

心地よく騙されるのも能力のうち、です。

すごい人は、「自分はすごい」と心底思い込めたから、「本当にすごい人」になってしまうもの。

ですよね????(^^)

 

あなたが男性であれば

「すごい!」と言葉にして言ってくれる女性と良い関係を!!

 

明日もまた頑張れ!!新枝先生(笑)

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そんな今日は、当の本人新枝先生の30歳の誕生日でした(^^)

みんなに歌われ、少々照れております(^^:)

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九州からお越し下さっている患者さんから

とっても珍しいどら焼きを頂きました。

生クリームとあんこと生のいちごがぎっしり。

 

今日だけでものすごい糖分です(--:)

2011.05.02立場変われば

GW真っ最中です。

・・・が、当院は通常通り診療日です(^^:)

通常どころか、連休前に終了させておきたい処置があるせいか、いつもよりも

バタバタしているような気がします。

 

私は明日から高野山に行きます。

父の納骨のため、です。

朝6時にはマリンライナーです。

夜は宿坊に泊まります。

翌朝は6時から勤行だそうです。

 

大学時代の寮生活では朝の5時に起きて般若心経の勤行をする・・というのは

日課だったので、それはちょっとばかり楽しみです(^^)

 

 

さて、高野山ってどうやって行くんだっけ?

4歳くらいの時に祖母に連れられ高野山に行った写真が残っていますが

記憶はほとんどありません。

 

とサイトを検索してみて、びっくり。

何にびっくりしたかって「高野山」のホームページにびっくりです(笑)

http://www.shukubo.net/

すごいですよね?

弘法大師さまもびっくりです。

 

イメージって大事です。

ここでダサそうなホームページだったら、行く気も失せそうですが(--:)

このようにいかにも格調高そうにしてたら、ありがたさも増すってものです。

ははははああっ!!!

と思わせてしまう威厳って大事ですよね。

 

ありがたそうな聖地に行くという気が湧いてきました。

単純です。

私の母も一緒に行くのですが

母はやたら楽しみにしています。

母の名前は「弘子」というのですが、その「弘」は

弘法大師の「弘」から頂いたと本人いつも話しており、

そのことが本人の根拠のない溢れる自信に勝手に繋がっているようで(笑)

自己暗示の力はすごいものです。

 

 

さて、先日、歯科医師会からこんな文書が来ました。

ざっくり言えば「保険料が上がるからよろしくね」という内容です。

 

後期高齢者支援金が追加され、それぞれの負担金が増えるということです。

 

私としては、みんなの給与から、保険料を差し引く金額がまたさらに増えるので

「あ~あ、みんなに言いにくいなあ」と思いました。素直なところ。

 

そこで私がこの吉本歯科医院に入ったばかりの頃を思い出してしまいました。

 

私は結婚してこの吉本歯科医院に入るまで、いわば「OL」でした。

つまり会社に雇われる側、です。

ですので、毎月の給料からなんでこんなに天引きされているのか

どうにもよくわからないのが実際、という立場にいました。

 

吉本歯科医院に入って、今度は経営者(雇う側)という立場に立った時、

今まで「雇われる側」にいた私には、「はあ?」「それはおかしいだろう?」という

「??」ばかり、でした。

 

毎月の厚生年金の仕組みも分らず

ただ、会社が搾取していると思っていたし(・・・すみません)

 

でも、立場が変わると、本当に視点が180度変わってしまうんだな、ということを

体験しました。

 

例えば、会社に入ると、8人か10人でしたっけ?

ある程度の人数の社員を抱えると厚生年金に加入しないといけないわけです。

吉本歯科医院であれば、歯科医師国民保険というのに加入も必要です。

 

あるA子さんが、毎月のお給料から

厚生年金30000円を天引きされているとします。

A子さんの自己負担が30000円ということは、実は同じ金額の30000円を会社が

A子さんのために負担してくれています。

A子さん、30000円+会社側30000円=合計60000円を

国に支払っているわけ、です。

 

半分を会社が私のために負担してくれている、ということを

OLの頃は知りもしませんでしたし、また関心もなかったので

勉強しようともしませんでした。

 

それが人を雇う側に立ってみると

面白いほど、OLだった時には見えなかったことが見えてくるわけ、です。

ひょえ~~、人と一人雇うのに、こんなに水面下でお金がかかってるわけ?

とか

会社を維持していくのに、こんなに目に見えないお金がかかってるわけ?

とか。。。。(苦笑)

 

すさまじい電気代の請求書を毎月見ていると

休憩中は電気消そっかな

とか

クーラーかけすぎかな

とか、

主婦感覚で節電、節約モードに入ってしまう私です(^^:)

 

私が吉本歯科医院に入ったばかりの当時は

院長が一人でこういった今、私がやっているような周辺の業務をしていました。

 

ですので、当時のスタッフは

「この天引きされている保険料って何??」

「有給休暇ってどうなってんの?」

もういろいろわけわかんない状態だったと思います。

 

中小企業であれば、当時のうちのような状況だと思います。

そこまできっちり整備するヒマも余裕もないですし、

何よりそこまでの知識も情報もないです。

 

私は、こういうことって細かく説明していかないと本当に分らないと思うよ、と

院長に話をしました。

「いや~それは、あなただけでしょう(--:)普通の人はわかるよ、きっと」と

院長は言いましたが、私は

「いいや、絶対わかんないってば。私がわかんないんだから、みんなもきっとわかんないってば!」と

やりあったのを覚えています(笑)

 

私は「雇われる側」からしか物事を見ていない典型のようなオンナでしたので

「雇う側」の院長の言い分は全て「それはおかしい」ということばかりでした。

その「おかしい」とか「わからない」ということを5年くらいは全部リストアップしていきました。

 

私がわからないと思うことはみんなもきっとわからないと思っているはず!!

 

というとんでもない根拠をもとに「とにかくなんでも、説明説明説明!」を

繰り返してきた結果、今では、何を伝える時にも、すんなりとみんなわかってくれるように

なりました。

 

日々のコミュニケーションのお陰かな、と思います。

 

例えば、雇う側にしてみれば、できるだけ長い時間働いて欲しい

と思います。

また、できるだけ同じ給料で一人の人がより大きい能力を発揮して欲しい

と思います。

 

しかし、雇われる側にしてみれば

できるだけ長い時間の休みが欲しい

と思いますし

できるだけ多くの給料を欲しいと

思います。

 

実際私もそう思ってました。

 

そうじゃないんだ!

仕事は自分のためにやるんだ、

仕事は喜びなんだ、

人は仕事で成長するんだ

と、経営者の会などでは、社員を連れてきてそう暗示をかけたいところですが

いかんせん、立場が違うので想いも違うのです(--)

『やる気」を押し付けられた社員はたまったものじゃあ、ありません。

休みはちゃんと休みたいのです、はい。

 

立場というものが、あります。

社員は社員の立場

社長は社長の立場

言い分はどちらにもあります。

その言い分はどちらも正解です。

でも、どうしても相容れない部分は出てきてしまうんです。

 

それが立場だと思います。

それはそれで、いいのだと私は思います。

 

経営者と社員はそれぞれの言い分を通そうとすれば

どうしても「対立」になってしまいます。

 

昔の吉本歯科医院はまさにその「対立」を地でいってました(泣)

私達はこうしたい(経営者)

という意向に心から賛同してくれない場合は

次はどうするかと言えば

「こうしなさい」という『命令」になってしまいます。

 

会社というものは指示命令で動くところ

というイメージはまだまだどの組織でも多いですが

それで実際にうまくいくかどうかは疑問です。

何よりもそれをやっている社長自身がストレスで死にそうです。

 

北風と太陽の

北風くんはストレスで胃を壊し

太陽さんはそのあったかさでますます周囲を幸せにしました・・・という

感じになりそうです。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達と日々接していて

思うことが、よくあります。

最近は加速してきているなあとも思います。

 

それは、上司をいい気分にさせちゃうのがうまい

ということです(笑)

 

そうきたか・・・・

う~ん、やられた!

と思わせられるようなことってよくあるんです。

 

上司といえど人間です。当然ですが。

「かわいげのある人」や「謙虚で控えめな人」や

「やるべきことをいつもきちんとやる人」に対しては

どう考えても、とにかくこの人を大事にしよう、守ってあげなきゃ

という気持ちを引き出されます。

 

それに対し

「私はですね、今までこんな仕事をしてきて、こんなスキルがあって

こんな待遇を受けていたので、待遇は◯◯で、給料は最低ウン十万円は必要です」

なんていきなり要求される人だったら、どうでしょう?

 

げっ!!

なんじゃ、この人

と思いませんか?言いませんが。。。。

 

「私はこうだ」という自己主張を自分で口に出していってしまうほど

美しくない行為はありません。

また、それを受けた側も、印象はよくないのです。

 

最高の自己主張は

物言わずして、やるべきことをやって、

「その職場にこの人がいないとどうしても困る」という状況を

一日も早く作ることです。

 

当院の受付の松本が新婚旅行で長期休暇を取った時

他のスタッフはその時はじめて

「松本さんの存在がいかに大きいか気がついたわ~~」と

しみじみ痛感しておりました。

私も、本当に困ったので、そう思いました。

いかに甘えきっているか、痛感です。

 

・・・・ということ、です。

 

当院のスタッフ達には、ミーティングや折りに触れる会話の中で

こういったことをよく話をします。

 

こうしなさい!

こうしてくんなきゃいやだ!

と主張するよりも

相手がそうしたくなるように仕向ける

方が

とっても高度、です(笑)

 

当院のスタッフ達は、患者さんや、出入りして下さるお客様に

実はとっても大事に大事にされています。

いろいろな面で。

 

それは、彼女たちが、関わる人に親切に優しくしてもらえるような

振る舞いや態度や言葉をいつもしているから、なんです。

 

優しい気持ちからは優しい気持ちを引き出させてしまうんです。

 

それは上司と部下でも同じこと、です。

 

吉本歯科医院の若いスタッフ達にはまだ独身のスタッフたちもいます。

彼女達は、これから結婚し、ひょっとしたら立場が変わり

自分自身が「人を雇う立場」に変わるかもしれません。

当院の新人ドクターは近い将来、すぐにその立場に変わります。

 

新人ドクターくんが、当院の大事な歯科衛生士ちゃんをお嫁さんに

さらっていってしまうかも、しれません(笑)

人生、どこでどういう立場に変わるのかわからないのです。

 

 

その時に、今、「雇われている側」の気持ちが役に立つんです。

ああ、自分もそう思っていたな

ということが今度は「雇う側」になってみてわかってくるんです。

よく覚えててね、新枝先生(笑)

 

人の気持ちが自分のことのようにわかる

つまり

共感できる

ということは、もうそれだけで人生大成功だと私は思います。

 

 

全ての不幸は、共感できなかったがゆえに起こっているとさえ

私は思います。

 

どんなに相手に腹が立っても

どんなに理不尽なことを言われても

「コンチクショー!許せない!あの人悪い人」と

捉えるか

 

それとも

「そう言わなくてはならないあの人の状況は今とてもつらい状態なのかもしれない」

と想像できてしまうか

 

その差は大きいです。

 

母性型原理の一番のポイントである

「共感する」ということです。

 

荒っぽく言ってしまえば

私達が生きているこの社会は

理不尽なことだらけ、です。

なぜなら、みんな自分が正しいと思って生きているので(笑)

私も、そう思っちゃいけないと頭で押さえつつ、やっぱり自分がやっていることは

正しいと思って生きてます。

そう思わないとやってられない部分もあるのです。

 

私が黒だと言っても

相手が白だと言うことは、よくあります。

しかしそれはそれで、いいのです。

 

私が黒だといってるんだから

あなたも黒になりなさい、ということは

ケンカになります。

 

そこで必要なのが

やはり、話し合いだと思うのです。

それもじっくりと

それもしっかりと

それもちゃんと面と向かって

 

私達の医院では、この「話し合い」を核にいろいろなことを前にすすめています。

白でも黒でもピンクでも、本人がそう思うならやはりそれはそれでいいのです。

そこからみんなで話し合いを深めていければそれでいいんです。

 

組織というところでは

どこに向かうか、という方向性は、やはりトップである存在がバシっと決めます。

バシッと決まれば、その方向に向かって走れるように地盤整備をしていく必要があります。

その地盤整備をしていくためにこの「話し合い」が必要なんです。

 

なぜなら

話し合うことで

それぞれがどんなことを考えていて

どんな想いをもって

どんな悩みをもっているかが

わかるから、です。

 

私達もミーティングを重ねてきましたが、毎回毎回

「え?そんなこと思ってたん?マジですか???」とビックリするようなことが

飛び出します。。。

 

人の気持ちはコロコロ変わります。

変わっちゃ困る

と言われそうですが、

気持ちは変わるのです。

対する相手によって、起こった出来事によって

刻一刻と変わるのです。

 

私達は機械ではないので、血が通っているんです。

だから、感情もどんどん変わって当然で、それが当たりまえ。

 

そんなことをすべて許容していける組織になりたいと

私達は思っています。

 

まさに、血が通った経営、です。

人間ですので。

 

みなさんはどう思われますか? 

takenoko.jpg

先ほど、こんな「おかず」を届けて頂きました。

私のお肌の先生から、です。

折りに詰めるのではなく、茶碗ごと包んでくれるこの素敵さ(^^)

 

たけのこの美味しい季節に

こうしてサササっと作っておすそわけをしてあげようなんて

そのあったかい気持ちがお母さんのようです。

いただきま~す。

kijidouyuu.jpg

今日、こんな冊子が届きました(^^)

先日、「母性型経営のススメ」をお話させて頂いた内容を紹介してくださった記事。

レポートして下さった方のあったかい記事にかなり感激の私です。

そうかあ、そういう風に受け取ってくださったんだ

と嬉しい限り、です。

2011.04.15新人教育?

4月ももう後半に突入です。

 

新入社員さんはそろそろ仕事に慣れるか、「やっぱりここは合わないかも?」と嫌気がさしてくるどちらかの季節です(苦笑)

 

さて、当院にも4月1日から新入社員が入りました。

 

歯科医師の新枝先生(♂)です(^^)

 

入ったばかりの新枝先生は、「さあ、どうやってここで自分を生かそうか?」と最初はドキドキ顔で女性ばかりのスタッフの中にちょこんと可愛らしく座っていました(笑)

 

 

新しい仲間が入ってくれるにあたり、私達がまず考えたことが2つ、あるんです。

 

 

将来、彼が独立していくまでに吉本歯科医院でこれだけは徹底して修得してもらおうと考えたことが。

 

それがまず第一には、技術です。

 

当たりまえです。

 

そして第二には、女性を見方にできる力、です。

 

面白いでしょ?(笑)

 

 

女性にサポートされる人と、そうでない人では、これから自分で何かをやっていこうという人であれば大きな大きな差が出てくると思うからです。

 

 

なぜって?

基本的に女性は仕事の能力以前に、「一緒にいるだけで自分が元気になれそうな人」のところに集まります。

 

それも、「何かしてあげたいな」「助けてあげたいな」という気持ちとセットです。

 

そんな人、あなたの周りにもいませんか?

 

何か特別すごい能力があるわけでもないのに

いつもやたら女の人に囲まれる人って(笑)

 

応援したくなるような人だから、仕事もできるように見えてしまう・・・ということって

あります(^^)

 

 

たとえ、学歴があっても、お金があっても、スキルとしての仕事の技術的な能力が高くても、役職が高くても、いつも人の元気を奪っていくような人っています。

 

  

さらに、

会えば嫌味を言い、人を評価もせず、自己主張ばかりしているような上司や同僚であればどうでしょう?

 

一緒にいるだけで元気を吸い取られるような気分になりませんか?

 

「仕事だからしょうがない」ということで表面上は付き合いますが、心からこの人のために何か応援してあげよう、押し上げてやろうという気には絶対になりません。

 

こういう人の元気を奪うような人って、いざ組織の中で昇進していたっとしても、仕事が遅い部下や、いうことを聞かない部下にイライラ言ったりするので、職場の空気を悪くさせてしまうんです。

 

こういうタイプは女性にもっとも嫌われますが、誰も面と向かって「あなた、嫌いです」とは絶対に言ってはくれません。

 

女性は生まれついての女優ですので、「あなた、嫌い!」と思っていても、ニッコリ笑って、「いつも本当に素敵ですね(^^)」とサラリ言えちゃったりします(笑)

 

では、なぜ、女性に見方にできる力が身についたら得か?と申しますと、

女性が見方になってくれる=女性に好かれている、と単純に考えたらこうなります。

 

 

どう考えても、会社の雰囲気がいいなあ、とか、伸びてるんだなあ、この会社はと感じるところは、例外なくそこの社長さんや上司の方は「人を元気にさせる人」です。

 

 

もっと言えば、「女性を元気にさせる人」です。

 

 

そういう人に会うと、話をするだけで本当に元気になれるんです。

 

そういう人の前では女は、「あら捜し」をしなくなるんです、これ、本当!

 

少々、ミスがあっても、おっちょこちょいでも、おおざっぱでも、「しょうがないか」と許せてしまうどころか、またそこがその人の魅力じゃない?と思えてくるから不思議です。

 

これが逆に、女性に嫌われる人であれば、とにかく「あら」しか目につかなくなるんです。

 

こういうことって、ありませんか?

 

好きな人のことは、少々髪が薄くても、太ってても、洋服がダサくても、そこがまた愛嬌と思えてしまうけれど、嫌いな人には、どんなにブランドのスーツを着てても高い車に乗ってても、プレゼントをくれても、短所しか見つからない、ってこと。

 

男性にはないのでしょうか?これを読んでいるのが女性なら、「うんうん、わかるわかる」と頷いてくださってることと思います(笑)

 

仕事とそういう個人の好みは別でしょう?と言われそうですが、実は全く同じなんです。

 

仕事といえど、それをやっているのは「その人そのもの」であり、その人が展開する人間関係は思考やコミュニケーションのパターンは同じなので、やはり同じような人間関係を作ってしまっているんです。

 

仕事と恋愛は同じだと言いますが、私も同感です。

 

「吉本歯科医院」という存在を知ってもらい、そしていい印象を持ってもらい、患者さんと出会い、そして付き合いが始まり、そこから関係がどんどん深まっていくこともあれば、第一印象はよかったけど、いざ付き合ってみたらたいしたことないじゃない、と思われるか、はたまた、どんどん深みにはまって寝ても覚めても「吉本歯科医院」のことばかり思っているわ(笑)なんてことも・・・。

 

ね、全く同じだと思いませんか?

 

 

女は難しい

女はすぐ泣くし

女は使いにくい

そう思っている男性はやはりまだまだいると思うんです。

 

そう、女は難しいんです。「イヌ科」ではなく、「ネコ科」のような感じでしょうか?

 

しかし、押さえるところを押さえておけば、こんなに可愛い存在もいないのではないでしょうか?

 

 

 

女性が最終 求めるもの、それは、「共感」です。

 

つまり、「私の気持ちをわかってほしい」です。

 

何か起こった時、その時その場で、自分と面と向き合い、「何があったの?」と気持ち知ろうとしてくれた時、女性は、「ああ、この人は自分を大事にしてくれる」と感じるのです。

 

本当に大事にしてるのかどうかは別として、「そう感じる」のだから、しょうがありません。

逆に、何か問題が起こった時、事情も聞かずに怒り、話も聞かず、感情を汲み取ろうとしてくれない人の前では、すぐに心を閉ざします。

 

貝のようにカポっと(――)それも、瞬時に。心のシャッターを下ろすのが速いのも女性です。

 

 

女性とうまくやっていけた方が仕事はうまくいきます。

そして勢いがつきます。

 

なぜなら、女性が応援してくれるから(^^)

女性に応援されると、元気でませんか?

 

一人でいけいけどんどんで走ってても

いざ後ろ振り向いたら誰もいなかった・・・・って悲しいですよね(--)

 

 

女性が応援してると

それにつられて男性も応援してくれます。

特に若い男性は応援します。

 

逆はない、んです。これ、面白いでしょ?

 

 

女性はコミュニケーションが上手に取れている場に長くいると笑顔が増えます。

 

「ここは私の居場所がある」と安心するから、です。

 

笑っている人から、後ろ向きな言葉は発することができなくなります。

「さあ、前を向いていこう」という心模様に勝手になってしまうのです。

 

そんな女性社員が3人でも4人でもいたら、もうそれだけで、場の空気は良くなります。

 

お店であればそれがお店のイメージそのまんまんま、です。

 

中にいる人の元気度合い、笑顔度合いによって、引き寄せられてくる人の数が変わってくると思うのです。

 

中にいる人の雰囲気がくら~い職場には、やはり同じような空気のお客さんを引き寄せています。

 

うっかり間違って、明るい笑顔のお客さんが入ってきたとしても、中の空気が暗かったら「あ、失敗した」と瞬時にそのお客さんは判断し、もう二度とやってくることはない、そう思います。

 

私達は、意識するしないにかかわらず、なんとなく居心地がいいなあ、とか、なんとなくあそこには足が向かない、ということを感じています。

 

そしてその「なんとなく感じていること」が、実はとっても重大なことだったりするんです。

 

気心しれた女性達が数人集まって話をしている場にこっそり言って話を聞いてみるとおそらく男性ならビックリします。

 

女同士の話は、リアル、です。

 

それも気心知れた仲間同士であればあるほど、その内容は本質を突いています。

 

何が良くてあそこを選んでいるのか

何が悪くてあの人はダメなのか

 

荒削りでちっとも論理的ではないのですが、そのセンサーの鋭さに驚くはずです。

そのまんま、大きな会社に売れそうな情報です(笑)

 

私達の母性型勉強会では、男性には、「女性に見方されるような男性になれる知恵を」

そして女性には、「男性を上手にサポートしつつ自分自身が成長していく知恵を」学んでいます。

 

母性型経営とは、詰まるところは、男性性と女性性、2つの相反するものが対立するのではなく上手にその本質を生かし合い、組織を成り立たせていこう、という話なのです。

 

決して、女性が強くなるとか、女性の能力を生かすために、という話ではないのです。

 

 

「明確な目標を持て」とか、「成功するために」とか、

そういう目標設定型の教育って、私はどうも苦手、です。

 

当院の院長は♂ですので、そういうのは大好きです(--;)

 

男性にとっては方向性を絞って、ガンガン上に向かって成長するときには

とっても有効なんだそうです。こういう思考って。

 

目標設定を紙に書きなさい、なんて言われると

もうそれだけでワクワク感が消えてしまいそうです。

 

湧き上がってきた気持ちにすぐに乗っていければ

何もわざわざ紙に書かなくてもいいだろう・・と思うのは

私だけでしょうか??(--)

 

 

また、わざわざ頭で考えて設定しなければできないようなことは

無理にしなくてもいんじゃないのか、とも思います。

 

 

したいことや、やりたいこと、って強く思ってしまうことなので

頭で消そうとしても、どうしても頭に浮かんでくるもの、です。

 

大好きな人がいたら、もうずっと考えていますよね?

頭から消えませんよね。

それと同じだと、思うんです。

 

ぼや~っと考えて、想像するだけでニヤニヤしてくるようなことであれば

勝手に行動がそうなってるので、結果その通りの現実になってくることって

あります。

 

 

自分がその紙に書いたことに飽きちゃうようなことは

周囲にもその「飽きてきた感」がうつってしまうので

一緒に盛り上がっていくことは、ないんです。

 

本当に面白がれないことは

やってもあまり意味がないし、しんどいだけです。

 

 

それって、人の教育にもそのまま当てはまりませんか? 

 

 

ぜひ、一度お越し下さいね。

私達の勉強会へ(^^)

 

もちろん、どなたでもOKです。

出会う人すべて「ご縁」です。

 

 

 

■次回勉強会は4月21日(木)午後6時半~8時半 高松国際ホテルにて

5月は18日(水)に予定しています。

 

 

・・・・ところでみなさん、「うど」ってご存知ですか???

うどの大木のうど、です(^^)

今朝、カウンセラーの森下が、「田舎から送ってきた」という「うど」をたくさん

持ってきてくれました。

料理上手な「きたはらさん」に早速お料理をお願いしたところ

今日のお昼ご飯に

「うどのてんぷら」

「そばごめのお汁」

を作ってくれました。

 

美味しい・・・。ちょっと寒い雨の日にはとくにしみてきます。

あ~あ、毎日、作って欲しい(泣)

2011.03.09話す前にわかっていること

先週1週間、胃腸風邪を引きずーっと体調を崩していました。

もうすっかり良くなったのですが

ふと、こんなことを考えました。

 

風邪の引きはじめって、みなさんどうやってわかりますか?

私は、どうも胃のあたりが気持ち悪くなり、そしてだんだん吐き気がしてきて

その後、寒気がやってきました。

さらに、関節のふしぶしが痛くなり、さらにさらに体の表面の皮膚が

ちょっと風が吹いても痛くなりました。(それって通風みたいですが・・・)

 

これは体からの信号です。

頭で考えて「この症状は風邪だ」と判断したわけではなく

体が何かしらの違和感を感じたわけです。


これと全く同じことなのですが

人が集まる会に行ってもふとそんな違和感を体に感じることが、あります。

どうも嫌な感じ、頭痛がしてきたり、あるいは気分が悪くなったり。

 

また、自分のいる場所に一人でも嫌な存在が入ってくると

その一人の出している空気を感じ取り、なにかしらの不快感を感じることもあります。

 

街を歩いていて、どうもおかしいな、この人・・・と感じることもあります。


それは頭で分かる前に、すべて体が先に「どうもおかしい」と違和感を感じているんです。

 

人とのコミュニケーションは、実は会って会話を始める前からすでに

はじまっています。


職場の中に、一人でもイライラして怒っている人がいれば、それはもう面白いくらいに周囲に伝染します。


私は伝染しない、と頭で考えていても、悲しいかな、体はきっちり影響されています。


かちこちに緊張している人がやってきたら、こちらまで体がカチコチになりませんか?


にっこにこで、明るい笑顔で優しい雰囲気を持っている人がそばにいると

こちらまでそんな明るい気分になりませんか?

 

私達は、一人として例外なく、関わる人、そして身をおく場に
面白いほど影響されて生きています。


自分がいつも関わる人と環境を整える

ということの重要さということをお感じなりませんか?

 

「なんとなくおかしい」
「ここにいると疲れる」
「この人といると疲れる」
「この場にいるとエネルギーが損なわれる」


こういったなんとなく感じる違和感って、素通りしてしまおうと
することが多分一般的です。

ましてや、組織の中にいると、
何をそんな甘いことを言ってるんだ、と喝を入れられそうです。


私の医院では、職場の雰囲気をとても気をつけています。

そして「気をつけていること」なのですが、それはきっと

あまりない視点だと、思うのです。


でも逆に、「どうしてそこをきちんとしないんだろう?」「きちんと整えれば
流れにスーッと乗っていくのに」と???ばかりです。

 

それは一人一人が言葉以前に醸し出している雰囲気を

とにかく気持ちのいいものにする、ということです。


イライラしたり、怒ったり、つらいなあと思うことはもちろん人間ですのであります。

しかし、その「人が出している妙な雰囲気」は、誰かがキャッチし、

即、フォローします。

何があったのか?

どういう気持ちなのか?

吐き出すべきものはきっちり吐き出してもらおうと努力します。

吐き出せば、楽になりますし、

マイナスに向かっていた心の向きが、少しづつでもプラスに変わってくるものです。

 


今、私の医院にいるすべてのスタッフは、この2年ほどで格段に成長しました。

何が成長したのか?

それは、「これはおかしい」という違和感をきちんとキャッチできる

つまり、「違和感を肌で感じる」ことができるようになった、ということです。

 

「これはおかしい」「イヤな感じだ」ということが肌で感じるようになれば

逆に、それに対して「いい状態の時の自分」に戻ることができます。


自分の快、不快が肌で感じられない人に、そういうことはできません。

 

 

なぜ、そういうことができるようになったのかと言えば

それは場の雰囲気がそうさせてしまったのです。

 

今、私達の医院に、誰か一人でも、「嫌な空気を出す人」が入ってきたとしたら
みんな一瞬で、「何か嫌な感じ」と思うでしょう。

そして、それを口に出すでしょう。


平坦ではないけれど、私達が基準として考える

最低限守りたい職場の雰囲気というのがあります。

それは数値化できませんし、理屈では説明できないものです。


でも、「ああ、今日もなんとなくスムーズで人との関係にひっかかりがないな」という状態です。


■あの人が気に入らない
■あそこにいるとイライラする
■とにかく疲れる
■嫌なことばっかり考えてしまう


こんな状態は、私達の職場にとっては、「もう絶対イヤ!」な状況です。

 


気配りをできない人は嫌だ

と感じるから、自分は人に気配りをしようと思います。


人にイライラする人は嫌だ
と感じるから、自分は人にイライラするのはやめようと気をつけます。

 

自分が困っている時に、
手をさしのべてもらってうれしかったから
私もまた、同じようにしようと思います。

 

少ない人数の職場ですが、日々お越しになる患者さんの数は
かなり、多いです。

そんな中ここでいる人みんなが

お互いに気を遣い合っているので、仕事はとてもスムーズです。

 

連携が取れていない
言った言わないの伝達ミス
意志の疎通ができない
仕事が進まない
トラブルが多い

というのは、「一人一人の心を通じ合わせていない」というところから
出た氷山の一角です。

仕事は人がするものです。

人が動くのは、脳ミソで考えて動いているようで
実はそうではありません。


その前に、「私はこう動きたい」という心があります。

親切にしよう、という気持ちがそこにあれば

行動は明らかに変わります。

何も考えず、動いている人とは表情も出てくる言葉も違うのです。

 

私は、自分がいる場所を、もちろん職場だけでなく、関わる人の場を

あったかいもので満たされた中にしたいと思っています。

それはいつも思っています。

その方が居心地がいいし、そういう中にいると、一緒にいる人のことを

とっても好きになってしまいます。


嫌いな人が多い人生より

大好きな人が多い人生の方がいいと思いませんか?


以心伝心という言葉がありますが

私は、「自分が好きな人は、相手も私を好きなはず」と勝手に思っています(笑)

逆にどうも好きになれないな、という人は相手も必ず私を嫌いです(--:)

でも、それはそれでいいのです。

嫌いな人にわざわざお願いして好きになってもらう努力をするほど
人生の残り時間はないのです。

 

好き、とか、嫌いというのは

本当に些細なことだと思うんです。


大恋愛の話は別として、職場で人と関わっていく、仕事で人と関わっていく
という場合においては

きちんと周囲が見え、自分はどう振舞えば受け入れてもらえるかな?ということを
想像でき行動できる人であれば、たいがいは好かれていくと思うんです。


他人への配慮、つまり、思いやり、です。


本当にささいなこと、です。


どうしたら、この人は喜ぶかな?助かるかな?
ということをずーっと考え、そして動くのが、言ってみれば仕事です。


私は当院のスタッフたちから、心憎いなあと思うような気遣いをしてもらうことが
本当によくあります。

よくよく観察していると、私や院長にだけでなく、やはり患者さんに対しても

業者さんに対しても全く同じように気配りをしているんです。

若いスタッフであっても。

 

ああ、この人は気配りのいき届いた人だなあと
感じたら、その人のことを嫌いになりますか?


自分に対して、思いやりを持って接してくれる人を
嫌いになりますか?

絶対なりませんよね?


優しくされて嫌な人は、いません。

 

しかし、最近感じることがあります。


相手に気配りをしよう、親切にしてあげようと動く人は

同じだけ、いやそれ以上に相手から、喜びの表情や言葉を受け取ります。

そのことによって、本人もまた嬉しいんです。


ここにもやはり、相互の関係です。


医療は、患者さんに感謝の言葉を頂く機会が本当に多いところ、です。

「本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝の言葉を頂く機会も

多いです。

患者さんからの「ありがとう」という心からの気持ちを受け取り

実は患者さん以上に嬉しく喜んでいるのが私達の側であったりします。

感謝されると嬉しい

嬉しいから、また一生懸命しようと思う

そうするとまた感謝される

そしてまた、また、という喜びの循環に入っていくと

人に対して配慮をする、ということが苦痛や、なにかやらされている感ではなく

「私がそうしたい」という気持ちになってくるんです。


職場全体がそういった循環に入ったらあとは、その流れを澱ませないように

気をつけること、です。


こういうことって、人との関係でも全く同じですよね。


接遇ひとつにしても、当院の受付松本を見てて思うのですが

彼女は、人に対して細かい配慮をすることが、もう『あたりまえ」になっています。

一瞬一瞬を大事に、患者さんと向き合い、いい気持ちになって帰っていただく

ということの意味を本当にわかっている人です。


こういう風になってくると、仕事はどんどん面白くなってきます。


どうやって時間を潰そうかと受付で雑誌を読んでいるお姉ちゃんとは違います(^^:)

接遇ということに関しても、精度がどんどん上がってきているので

そのやっていること、やれていることは全て松本の血となり肉となり、一生の財産です。


資格の問題では、ありません。

 

私は思うのですが、
「感情」だけが、自分自身を動かすエネルギーだと思います。


その「感情」の内容や質をどういうものを日々もっていられるか
は、やはり自分がなんとなく感じてしまう違和感を大事にするかどうかに
かかっていると思うんです。

 

私は、数年前、この吉本歯科医院に入ってきた時のショックを今でも覚えています。

「なんじゃここは・・・」の一言でした。


こんなところに一秒たりとも居たくない
こんな風に仕事をするのはイヤ

「嫌だああああ!!!!!」
って叫んでたのを覚えています(笑)


「嫌だ」と大声を出したとき、全ては動き出します。


その時からです。

ムクムクとエネルギーが湧いてきたのは。

 

私の場合は、マイナスの環境や要因があってはじめて
ドッカーンと爆発するタイプかもしれません。


まあまあそこそこ満たされた中では
そこまで「嫌だ!」とは思えませんから。


何も考えず、ただ時間だけがあいまいに過ぎていく
ということだけは絶対に嫌です。


せっかくもらった人生なので、いいことも悪いことも喜怒哀楽すべて
味わい尽くしたいなあ、と思います。


苦しいことや、自分ではどうにもならない状況でも
そのストレスが大きければ大きいほど、逆転した時の喜びも大きいんです。


何でもどっぷり深くはまり込んだほうが面白いです。

それは仕事でも人に対しても。


死ぬほどのめり込むから、離れる時は、すっきり執着が取れるということってないですか?


どっぷり浸かるから、その中のおかしさが見えてくることって私はよくあります。

どっぷり浸かるから、逆に客観的な視点で見える時もあるんです。


なんでも、傍観している、というスタンスが苦手です。

 

傍観している、第3者的なスタンスの時は、誰とも関われていないので

周囲にたくさん人がいるようで実はひとりぼっちです。


人がたくさんいるようで一番淋しいんです。

 


こういう心の中身に関して私は子供の頃からとっても興味がありました。

今でもその好奇心は止まらず、興味しんしんです。

 

みんな体という肉の塊の中でどんな心があるんだろうって、思っちゃいます。

心の中にあることは、どうしてこんなに面白いほど、現実になって出てくるんだろうって

本当に不思議です。


ある一定にメカニズムがあって、その通りになっているのかな、ってやはり思います。


人とどんどん関わっていく中で自分の心模様がどんどん変化していくことが
面白くてたまらないんです。


みなさんはいかがですか?

そんなこと、考えたりしませんか??

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