吉本歯科医院

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2011.05.02立場変われば

GW真っ最中です。

・・・が、当院は通常通り診療日です(^^:)

通常どころか、連休前に終了させておきたい処置があるせいか、いつもよりも

バタバタしているような気がします。

 

私は明日から高野山に行きます。

父の納骨のため、です。

朝6時にはマリンライナーです。

夜は宿坊に泊まります。

翌朝は6時から勤行だそうです。

 

大学時代の寮生活では朝の5時に起きて般若心経の勤行をする・・というのは

日課だったので、それはちょっとばかり楽しみです(^^)

 

 

さて、高野山ってどうやって行くんだっけ?

4歳くらいの時に祖母に連れられ高野山に行った写真が残っていますが

記憶はほとんどありません。

 

とサイトを検索してみて、びっくり。

何にびっくりしたかって「高野山」のホームページにびっくりです(笑)

http://www.shukubo.net/

すごいですよね?

弘法大師さまもびっくりです。

 

イメージって大事です。

ここでダサそうなホームページだったら、行く気も失せそうですが(--:)

このようにいかにも格調高そうにしてたら、ありがたさも増すってものです。

ははははああっ!!!

と思わせてしまう威厳って大事ですよね。

 

ありがたそうな聖地に行くという気が湧いてきました。

単純です。

私の母も一緒に行くのですが

母はやたら楽しみにしています。

母の名前は「弘子」というのですが、その「弘」は

弘法大師の「弘」から頂いたと本人いつも話しており、

そのことが本人の根拠のない溢れる自信に勝手に繋がっているようで(笑)

自己暗示の力はすごいものです。

 

 

さて、先日、歯科医師会からこんな文書が来ました。

ざっくり言えば「保険料が上がるからよろしくね」という内容です。

 

後期高齢者支援金が追加され、それぞれの負担金が増えるということです。

 

私としては、みんなの給与から、保険料を差し引く金額がまたさらに増えるので

「あ~あ、みんなに言いにくいなあ」と思いました。素直なところ。

 

そこで私がこの吉本歯科医院に入ったばかりの頃を思い出してしまいました。

 

私は結婚してこの吉本歯科医院に入るまで、いわば「OL」でした。

つまり会社に雇われる側、です。

ですので、毎月の給料からなんでこんなに天引きされているのか

どうにもよくわからないのが実際、という立場にいました。

 

吉本歯科医院に入って、今度は経営者(雇う側)という立場に立った時、

今まで「雇われる側」にいた私には、「はあ?」「それはおかしいだろう?」という

「??」ばかり、でした。

 

毎月の厚生年金の仕組みも分らず

ただ、会社が搾取していると思っていたし(・・・すみません)

 

でも、立場が変わると、本当に視点が180度変わってしまうんだな、ということを

体験しました。

 

例えば、会社に入ると、8人か10人でしたっけ?

ある程度の人数の社員を抱えると厚生年金に加入しないといけないわけです。

吉本歯科医院であれば、歯科医師国民保険というのに加入も必要です。

 

あるA子さんが、毎月のお給料から

厚生年金30000円を天引きされているとします。

A子さんの自己負担が30000円ということは、実は同じ金額の30000円を会社が

A子さんのために負担してくれています。

A子さん、30000円+会社側30000円=合計60000円を

国に支払っているわけ、です。

 

半分を会社が私のために負担してくれている、ということを

OLの頃は知りもしませんでしたし、また関心もなかったので

勉強しようともしませんでした。

 

それが人を雇う側に立ってみると

面白いほど、OLだった時には見えなかったことが見えてくるわけ、です。

ひょえ~~、人と一人雇うのに、こんなに水面下でお金がかかってるわけ?

とか

会社を維持していくのに、こんなに目に見えないお金がかかってるわけ?

とか。。。。(苦笑)

 

すさまじい電気代の請求書を毎月見ていると

休憩中は電気消そっかな

とか

クーラーかけすぎかな

とか、

主婦感覚で節電、節約モードに入ってしまう私です(^^:)

 

私が吉本歯科医院に入ったばかりの当時は

院長が一人でこういった今、私がやっているような周辺の業務をしていました。

 

ですので、当時のスタッフは

「この天引きされている保険料って何??」

「有給休暇ってどうなってんの?」

もういろいろわけわかんない状態だったと思います。

 

中小企業であれば、当時のうちのような状況だと思います。

そこまできっちり整備するヒマも余裕もないですし、

何よりそこまでの知識も情報もないです。

 

私は、こういうことって細かく説明していかないと本当に分らないと思うよ、と

院長に話をしました。

「いや~それは、あなただけでしょう(--:)普通の人はわかるよ、きっと」と

院長は言いましたが、私は

「いいや、絶対わかんないってば。私がわかんないんだから、みんなもきっとわかんないってば!」と

やりあったのを覚えています(笑)

 

私は「雇われる側」からしか物事を見ていない典型のようなオンナでしたので

「雇う側」の院長の言い分は全て「それはおかしい」ということばかりでした。

その「おかしい」とか「わからない」ということを5年くらいは全部リストアップしていきました。

 

私がわからないと思うことはみんなもきっとわからないと思っているはず!!

 

というとんでもない根拠をもとに「とにかくなんでも、説明説明説明!」を

繰り返してきた結果、今では、何を伝える時にも、すんなりとみんなわかってくれるように

なりました。

 

日々のコミュニケーションのお陰かな、と思います。

 

例えば、雇う側にしてみれば、できるだけ長い時間働いて欲しい

と思います。

また、できるだけ同じ給料で一人の人がより大きい能力を発揮して欲しい

と思います。

 

しかし、雇われる側にしてみれば

できるだけ長い時間の休みが欲しい

と思いますし

できるだけ多くの給料を欲しいと

思います。

 

実際私もそう思ってました。

 

そうじゃないんだ!

仕事は自分のためにやるんだ、

仕事は喜びなんだ、

人は仕事で成長するんだ

と、経営者の会などでは、社員を連れてきてそう暗示をかけたいところですが

いかんせん、立場が違うので想いも違うのです(--)

『やる気」を押し付けられた社員はたまったものじゃあ、ありません。

休みはちゃんと休みたいのです、はい。

 

立場というものが、あります。

社員は社員の立場

社長は社長の立場

言い分はどちらにもあります。

その言い分はどちらも正解です。

でも、どうしても相容れない部分は出てきてしまうんです。

 

それが立場だと思います。

それはそれで、いいのだと私は思います。

 

経営者と社員はそれぞれの言い分を通そうとすれば

どうしても「対立」になってしまいます。

 

昔の吉本歯科医院はまさにその「対立」を地でいってました(泣)

私達はこうしたい(経営者)

という意向に心から賛同してくれない場合は

次はどうするかと言えば

「こうしなさい」という『命令」になってしまいます。

 

会社というものは指示命令で動くところ

というイメージはまだまだどの組織でも多いですが

それで実際にうまくいくかどうかは疑問です。

何よりもそれをやっている社長自身がストレスで死にそうです。

 

北風と太陽の

北風くんはストレスで胃を壊し

太陽さんはそのあったかさでますます周囲を幸せにしました・・・という

感じになりそうです。

 

私は、吉本歯科医院のスタッフ達と日々接していて

思うことが、よくあります。

最近は加速してきているなあとも思います。

 

それは、上司をいい気分にさせちゃうのがうまい

ということです(笑)

 

そうきたか・・・・

う~ん、やられた!

と思わせられるようなことってよくあるんです。

 

上司といえど人間です。当然ですが。

「かわいげのある人」や「謙虚で控えめな人」や

「やるべきことをいつもきちんとやる人」に対しては

どう考えても、とにかくこの人を大事にしよう、守ってあげなきゃ

という気持ちを引き出されます。

 

それに対し

「私はですね、今までこんな仕事をしてきて、こんなスキルがあって

こんな待遇を受けていたので、待遇は◯◯で、給料は最低ウン十万円は必要です」

なんていきなり要求される人だったら、どうでしょう?

 

げっ!!

なんじゃ、この人

と思いませんか?言いませんが。。。。

 

「私はこうだ」という自己主張を自分で口に出していってしまうほど

美しくない行為はありません。

また、それを受けた側も、印象はよくないのです。

 

最高の自己主張は

物言わずして、やるべきことをやって、

「その職場にこの人がいないとどうしても困る」という状況を

一日も早く作ることです。

 

当院の受付の松本が新婚旅行で長期休暇を取った時

他のスタッフはその時はじめて

「松本さんの存在がいかに大きいか気がついたわ~~」と

しみじみ痛感しておりました。

私も、本当に困ったので、そう思いました。

いかに甘えきっているか、痛感です。

 

・・・・ということ、です。

 

当院のスタッフ達には、ミーティングや折りに触れる会話の中で

こういったことをよく話をします。

 

こうしなさい!

こうしてくんなきゃいやだ!

と主張するよりも

相手がそうしたくなるように仕向ける

方が

とっても高度、です(笑)

 

当院のスタッフ達は、患者さんや、出入りして下さるお客様に

実はとっても大事に大事にされています。

いろいろな面で。

 

それは、彼女たちが、関わる人に親切に優しくしてもらえるような

振る舞いや態度や言葉をいつもしているから、なんです。

 

優しい気持ちからは優しい気持ちを引き出させてしまうんです。

 

それは上司と部下でも同じこと、です。

 

吉本歯科医院の若いスタッフ達にはまだ独身のスタッフたちもいます。

彼女達は、これから結婚し、ひょっとしたら立場が変わり

自分自身が「人を雇う立場」に変わるかもしれません。

当院の新人ドクターは近い将来、すぐにその立場に変わります。

 

新人ドクターくんが、当院の大事な歯科衛生士ちゃんをお嫁さんに

さらっていってしまうかも、しれません(笑)

人生、どこでどういう立場に変わるのかわからないのです。

 

 

その時に、今、「雇われている側」の気持ちが役に立つんです。

ああ、自分もそう思っていたな

ということが今度は「雇う側」になってみてわかってくるんです。

よく覚えててね、新枝先生(笑)

 

人の気持ちが自分のことのようにわかる

つまり

共感できる

ということは、もうそれだけで人生大成功だと私は思います。

 

 

全ての不幸は、共感できなかったがゆえに起こっているとさえ

私は思います。

 

どんなに相手に腹が立っても

どんなに理不尽なことを言われても

「コンチクショー!許せない!あの人悪い人」と

捉えるか

 

それとも

「そう言わなくてはならないあの人の状況は今とてもつらい状態なのかもしれない」

と想像できてしまうか

 

その差は大きいです。

 

母性型原理の一番のポイントである

「共感する」ということです。

 

荒っぽく言ってしまえば

私達が生きているこの社会は

理不尽なことだらけ、です。

なぜなら、みんな自分が正しいと思って生きているので(笑)

私も、そう思っちゃいけないと頭で押さえつつ、やっぱり自分がやっていることは

正しいと思って生きてます。

そう思わないとやってられない部分もあるのです。

 

私が黒だと言っても

相手が白だと言うことは、よくあります。

しかしそれはそれで、いいのです。

 

私が黒だといってるんだから

あなたも黒になりなさい、ということは

ケンカになります。

 

そこで必要なのが

やはり、話し合いだと思うのです。

それもじっくりと

それもしっかりと

それもちゃんと面と向かって

 

私達の医院では、この「話し合い」を核にいろいろなことを前にすすめています。

白でも黒でもピンクでも、本人がそう思うならやはりそれはそれでいいのです。

そこからみんなで話し合いを深めていければそれでいいんです。

 

組織というところでは

どこに向かうか、という方向性は、やはりトップである存在がバシっと決めます。

バシッと決まれば、その方向に向かって走れるように地盤整備をしていく必要があります。

その地盤整備をしていくためにこの「話し合い」が必要なんです。

 

なぜなら

話し合うことで

それぞれがどんなことを考えていて

どんな想いをもって

どんな悩みをもっているかが

わかるから、です。

 

私達もミーティングを重ねてきましたが、毎回毎回

「え?そんなこと思ってたん?マジですか???」とビックリするようなことが

飛び出します。。。

 

人の気持ちはコロコロ変わります。

変わっちゃ困る

と言われそうですが、

気持ちは変わるのです。

対する相手によって、起こった出来事によって

刻一刻と変わるのです。

 

私達は機械ではないので、血が通っているんです。

だから、感情もどんどん変わって当然で、それが当たりまえ。

 

そんなことをすべて許容していける組織になりたいと

私達は思っています。

 

まさに、血が通った経営、です。

人間ですので。

 

みなさんはどう思われますか? 

takenoko.jpg

先ほど、こんな「おかず」を届けて頂きました。

私のお肌の先生から、です。

折りに詰めるのではなく、茶碗ごと包んでくれるこの素敵さ(^^)

 

たけのこの美味しい季節に

こうしてサササっと作っておすそわけをしてあげようなんて

そのあったかい気持ちがお母さんのようです。

いただきま~す。

kijidouyuu.jpg

今日、こんな冊子が届きました(^^)

先日、「母性型経営のススメ」をお話させて頂いた内容を紹介してくださった記事。

レポートして下さった方のあったかい記事にかなり感激の私です。

そうかあ、そういう風に受け取ってくださったんだ

と嬉しい限り、です。

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