2010.07.21人情とバーベキュー
今日は久しぶりに自分の机に座っています(笑)
留守にしていても、帰ってきたらきちんと受付の樋口が報告連絡相談をしてくれました。
留守中にあったこと、対応した内容、今後こうして下さいという内容まで。
彼女は本当に名マネージャーです。
69歳までは最低吉本歯科医院で働いて欲しいっ!!そう思っています
(院長死んでるか・・・・)
こんな奥さんみんな欲しいだろうなあ・・・・いいでしょう。。。世の男性諸君!と思うのです。
私にないものをそれぞれ全部持っているのが、うちのスタッフ達。
その部分を私に頂戴!と思うものばかり。
さて、土曜日は高知県の赤岡町での絵金祭りに行ってきました。
どうしても行きたい!という声が上がっており、一群大きなバス?に乗って
行ってまいりました。
絵金祭りの詳細はこちら
http://ekingura.com/modules/ekin3/
おどろおどろしい屏風絵が絵金祭りの宵にだけ蔵の中から目覚め、商店街の軒先にその姿を表します。
この屏風絵、子供が見ると泣いてしまいそうなほど、おどろおどろしいものも。
夜が更ける頃には、赤岡町全体が人、人、人。
ものすごい人が集まってきていました。
赤岡町の方が、高知弁で何かと教えてくれるのですが、そのあったかさと言うか
熱さいうかその熱気がとにかくすごい!
龍馬を生んだ高知だから?
「祭りじゃき~!!」(お祭りだからね)
「どっからきたが?」(どっから来たの?)
「飲むが?」(飲みますか?)
とにかく人がなつっこい。
こういうの大好きです。
人と人との距離がものすご~く近くって、心地いい。
余計な言葉を交わさなくても目が合っただけで、ふんわりあったい気持ちになれるって
やっぱり、こういう地域ならではかもしれません。
赤岡町の人が自分たちが住んでいる場所を愛しているのがわかるんです。
出店を出しているおじちゃんおばちゃんとのやり取りもどこか昭和を感じます。
地域が醸し出す雰囲気って本当に大事です。
そこにすんでいる人の顔つきまで影響しちゃう気がします。
よそから来た私たちをずーっと案内してくれた絵金蔵を設計した建築家の先生
そして、龍馬の生まれた町記念館を熱く案内してくれた赤岡町のおじちゃん、おばちゃん。
みんなあったかかった。
絵金祭り、来年も行こう!そう思います。
そして、3連休の最後には東京に行きました。
その行きの飛行機の中でのこと。
CAの男性バージョンって、何ていうんでしょうか?
そんな男性2人が機内で女性CAさんと一緒にサービスをしていました。
その男性、とっても感じがいい!!
ちょうど隣に座っていた中年の女性と話をしていたんです。
「最近は男性がいるんですね~。いいですね、感じよくって」って。
私はこういうサービスをしている人を穴が開くほど横目で観察するのが
趣味なのですが(笑)、その笑顔と気配りは、女性CAさん顔負け。
明らかに、この男性2人にざぶとん10枚!!でした。(←わかんないか・・?)
そこで思ったこと。
今までは、こういう職業は女性が、しかも若い女性が・・・って既成概念があった職業でも
これからは男性でもありかな、と。
例えば、吉本歯科医院でいえば、男性の歯科衛生士さんもありかな、男性のアシスタントもありかな
と。
働き方のものさしは、今はあきらかに変わっています。
現にうちの子供の保育園にも幼稚園にもかなりの数で男性の保育士さんが活躍しています。
育児休業する男性だって、珍しくない。
特に、男性の働く価値観は明らかに変わってきていると思います。
杓子定規に、従来型の働き方や人生観を示したって、今は共感しにくい時代です。
この男性CA?さんですが、よ~く観察していると、女性CAさんの中に入って
ちゃんと違和感なくサービスをしているんですが、どちらが声をかけやすいか?と言えば
それはもう断然この男性の方のが声がかけやすいんですね。
この「声がかけやすい」というのは実は大きなポイントです。
人には「気楽に声をかけやすい人」と「声をかけにくい人」がいます。
声をかけやすい人というのは、これはもうそれだけで能力だと思いませんか?
醸し出しているその人の雰囲気全体でもって「話しかけやすい」「近寄りやすい」んだから。
それがその人にとって良いか悪いかは別の問題として
こういった「人を快適な気持ちにさせるサービス業」を職業にしている人にとっては
そういうなんとなく醸し出している雰囲気はとっても大きなポイントになります。
最近私の周りでは、ほんとに従来とは全く違う自分のものさしで生きている人を
よく見ます。
商社マンで世界中を転々としてきた人が日本に帰ってきた時にたまたま赴任した先がこの
瀬戸内海の香川の地。
すっかり気に入ってしまい、そのまま商社をやめ香川に移り住んできた人。
東京でバリバリ働いていたけど、子供ができたのをきっかけに父性に目覚め
地元に戻り、クリエイター&パパ&農業を満喫している人。
今までの既成概念は、「それって本当に幸せなん?」と感じはじめた人がちらほら出てきたん
だと思います。
それはきっと、都会で働いていた人の方がこの瀬戸内海のほどよい地方加減に触れて
「あれ?」と気がつくんだと思います。
ここに住んでいるとわかりませんからね(笑)
ちょっと走れば海があって
山があって
適度に地方で、適度に都市化してて
野菜が直接取れて食べられて、水が美味しくって、空気もまあきれいで
夜は空がまだちゃんと暗くって。
これって、当たり前のことなようですが、ちょっと東京や大阪に行くと
帰ってきて、ほっとするんです。
ああ、帰ってきたって。
よく海外に行くと日本がよく見えるって言いますが
その日本国内バージョンです。
都会に行くと、田舎の良さがリアルに感じられるようになる。
先日の母性型経営勉強会では、沖縄から2人も参加して下さっていました。
あっかるい、あったかい表情を見て、沖縄の人って素敵だなと思いました。
そのお二人の顔を見てると沖縄に行きたくなっちゃいました。
結局そこに行きたいって思う時って、そこにいる人に会いたいからってことが
多いんですね、きっと。
その人がそこにいるから、だからその場所に行きたい。
そう思える場所があり、人がいるってことがやっぱり幸せです。
さて、お知らせです。
梅雨前に延期にしていた吉本歯科医院恒例のバーベーキューを
今度こそ、8月7日(土)午後5時か、6時~開催します(少々の雨は決行)
これからお電話しますが、「行ってみたいな」と思われる方はどうぞお知らせ下さい。
吉本歯科医院の2階を解放して押し合いへしあいしながら昨年のように行います。
昨年、「なんじゃ~~このとろけるような肉は~」と絶賛だった東原のお肉屋さんから
今年もお肉を届けて頂きます。
どうぞお楽しみに!!