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2010.09.06言葉と想い

昨日は「日本人の美学」と題した一人芝居と、お話に行ってきました。

http://misawashingo.com/

水澤心吾さん演じる、杉原千畝の一人芝居。

たった一人の勇気ある決断が6000人の命を救った、というお話です。

 

ものすごい迫力に客席すべてを惹き込んでしまった、そんな1時間半。

小さい子供も連れて行ってたのですが、その圧倒されるエネルギーにただただ

食い入るように観ていました。

 

こんな日本人がかつて、いたんだ、という事実にまずは驚き、そして、改めて

日本人であるということに、すっと背筋を伸ばしたくなるそんな時間でした。

 

一人芝居の後は、「日々のあたりまえのこと」という演題で木村まさこさんが

お話をされました。

木村まさ子さんのお話を間近でうかがうのはこれで2回目。

前回お目にかかった時に、「なんて美しい言葉を話す人なんだろう」とドキドキしましたが

昨日もやはり、改めて感じました。

 

言葉はその国の文化。

言葉が乱れると文化も乱れ、そして、国は滅びる。

 

こんな話からはじまります。

 

ぞんざいな言葉や汚い言葉、人をののしる言葉、人に嫌な感情をひきおこすような

言葉を使うと、その言葉はまずは一番最初に自分に向かってくる、そうです。

 

うんうん、そう思います。

私も最近特に、「言葉」を意識するようになりました。

それは自分が発する言葉を一番最初に聞いて、一番最初に影響を受けているのが

実は自分なんだということに、心底気が付いたことがあったから、です。

 

木村さんがおっしゃった

「自分が今、使う言葉が、自分の思考を作り、そして、人生を作っていく」ということ

とてもすーっと体にしみ込みます。

 

たとえば、

私はもう駄目

そうなこと言っても私は無理

もう年だから無理

私はそんな能力はない

あ~、面白くない

こんな言葉癖を日々使っていたとしたら、それはもう見事にそのまま自分の心の奥底に

インプットされます。

そして、さらにはもう見事に

今、自分が発した言葉通りの現実を私の目の前に見せてくれる、そう思います。

 

では、言葉を変えてみればどうか?

と考えてみたいですよね。

 

私は大丈夫なんだ

私はうまくやれる

私は人生に愛されてる

ってずっと想っていたら、そしてそれを口癖のように話していたら

その言葉は、自分の心の奥底にしっかりインプットされ、

ここぞ!という時にでも、ひるまず、自信を失わず、ありのままの自分を

表現していくことができるような気がします。

 

言葉は本当に大事です。

私は母が、いわば、言葉にとてもこだわった生き方をしている人なので

言葉に関しては、小さい頃からたぶん、良い言葉のシャワーを浴びせてもらったかなと

思っています。

 

ありがとうね。

いい子だね。

愛してるよ

大好きだよ

宝物だよ

何があったってそばにいるから大丈夫

 

こんな言葉をシャワーのように母や祖父母から受けて育ったことだけは

ありがたかったかな~と今は思います。

そういうベースがあると、少々過酷な環境でも(笑)本人は意外にも要領よく、楽しく

生きられるもの、なのです。

 

木村さんいわく、

なぜ、今のように全国をこうやって「当たり前のことを大切にしよう」と語り歩いているかと

言えば、あまりにも、世の中の人を見たときに「なぜ?なぜ?」というシーンばかり

が目に入ってきたからなんだそうです。

 

なぜ、声をかけ合わないのか?

なぜ、人と人とが目を見てほほえみあえないのか?

なぜ、電車の中で子供がベビーカーで泣いていても抱きあげてヨシヨシをせず、バギーをゆするだけなのか?

なぜ、食事の時に「いただきます」「ごちそうさま」といわないのか

 

木村さんがおっしゃることは、本当に当たり前のことばかり。

でも、お話を聴いていて、身が痛いこともありました。

振り返れば「あ、私、できていない」と思うこといっぱいです。

 

今は、学校に行っても

給食費を払っているから、うちの子供に「頂きます」と言わせないで下さいという保護者がいるんだそうです。

本当?と思いましたが、木村さんが学校現場にお話に行くと、ものすごい勢いで

増えているそうです。

 

そして、目を合わせて挨拶をしましょう

というと

「それをする意味は?それは何のために?どういう効果があるのか?」と

まじめな顔で質問してくる保護者だって、増えているとのこと。

 

・・・・・・本当でしょうか?それは。

もし本当に増えているとしたら。

それは、日本は本当に大変な国になってきているのかもしれません。

 

私達が吉本歯科医院で日々意識してやろうねって行っている

気配りの徹底、ですが

こういうことは

理屈で説明できるような内容のものでは、ありません。

でも、あえてそれを理屈で説明しろと言われているようなものです。

何だか、さみしくなってきますよね。

 

私は思うのですが、特に日本人は、理屈ではなく、もう無条件で

すーーーっと、言葉が身体に入っていく、という感覚をもともと持っている民族だと思うのです。

それが日本人の高い精神性だと思うし、全てをマニュアルや理論で説明しつくさなくても

ぱっと感じて、ぱっと動ける、そんな高度な能力をもともと備えている、と思うのです。

 

相手の気持ちを察する

気配を察する

違和感を感じる

こんなことは、マニュアル化して説明できるものでは、ありません。

 

しかし、あまりにも日本人のコミュニケーション能力が低下したせいか

コミュニケーションに関するこまかいマニュアル本だって、山のようにあります。

人の心を分析し、論理的に言葉を並べることが物事を理解していくことのスピードを

早めると、考えた結果、こういうマニュアル本や、コミュニケーションのテクニックが

出てきたんだと思います。

 

つまり、人間の心というものをパターン化したり、マニュアル化したものです。

コーチングだって、同じ、です。

「こういう質問をなげかければ、こうなる」

「こう考えさせれば、こうなる」的なパターンです。

 

こういうこと巧みに勉強して話をしている人が目の前にたったとき

私は、すぐに違和感を感じます。

ああ、こういうことを勉強して、頭で考えてやっているんだな、ということが

絵として見えてきますので、もうその時点で、その人が話そうとしていることの

奥が見えてしまいます。

そして、それが見えた瞬間に、なんだかとっても淋しい気持ちになります(><)

 

 

もし、人の心をパターン化したもので説明しつくせるなら

この社会から、うつ病は消えるだろうし、あらゆる心の不安や心の病気は

消えていくはずです。

 

しかし、心の病気は増える一方です。

 

人間はそんな存在ではない、と私は思っています。

また、人の心をパターン化して、分析し、解説し、評論し、そして理解し、・・・・

それができたからといって、目の前の相手と「ああ、なんとなくいい感じだな、この人」と

心が繋がっていくことができるでしょうか?

 

 

言葉ひとつにしても、同じです。

伝えるということひとつにしても、「伝えたい」という想いがあれば

言葉は勝手に伝わっていくものです。

テクニックでは、ありません。

 

木村まさ子さんの言葉に引き込まれていったのは、

木村さんの話し方や、抑揚、間の取り方が素晴らしかったことももちろんありますが

その根底に、「何が何でも伝えたい」という熱い想いが確かにあったからこそ、

受け手に伝わってしまうんです。

 

木村さんが、お話の中でおっしゃったことで

ああ、これはうちのスタッフたちにもって帰ろうと思った言葉があるので

書きますね。

 

言葉には「言い切る」ということができるんです。

言い、切る、です。

 

たとえば、誰かの心無い言葉に傷ついた、ということってありますよね。

だれそれが、こんな事を言ったことで私の心が傷ついた、ってこと。

 

しかし、本当に『傷つけられた」のでしょうか?と、いうことなのです。

受け身であるようで、実は、自分の心を本当に傷つけられるのは自分しかいないんです。

 

たとえば、私に対して

誰かが嫌な言葉を言ったとします。

 

しかし、その瞬間に、私が

『何言ってるの?あなたにそんなこと言われる筋合いはない。私は気にしない」って

心で突っぱねることができたとしたら、その嫌な言葉は私の身体の中には入ってきません。

そしてその時点で、「関係ない」って言い切ることができたとしたら、

心が傷つくことは、ありません。

 

逆に、

「ああ、やっぱりそう思われるんだ、ひどいこというけど、やっぱり私ってそうなんだ」と

その言葉を自分の身体に入れてしまったら、その瞬間に本当に「私の心が傷ついた」となってしまうんです。

 

これって、わかるような気がしませんか?

 

自分が本当にまったく気にしていなくって、少しもそんなことを思ってもいなかったとしたら

他人に何を言われても、「そうなん?」ですませてしまいますが

1ミリでも、自分の中に気にしている部分があったり、コンプレックスに感じていることが

あったとしたら、それを指摘されるだけで、必要以上に傷ついてしまうんです。

 

言って、切る、

言い切るとは、自分の言葉で自分の心を守ることだってできるということなんですね、きっと。

言われた言葉に必要以上に心が痛くなる時は、その根となるものが

自分の中にあることに気が付くいい機会です。

 

たかが、言葉ですが

されど、言葉、です。

自分は発する言葉が、鉄砲の引き金をひく中指?人差し指?のように

まずは、自分に一番帰ってくるんです。

 

そう思えば、きれいな言葉を使おうと思いますし

やさしい言葉を使いたいとも思います。

人に優しくして欲しいなら優しい言葉を

丁寧に扱ってもらいたいなら、ぞんざいな丁寧な言葉を

 

・・・・・・当たり前だけれど、本当に大切で、もう聴いた瞬間からすぐ

やろうと思うことばかりをお話して下さいました。

 

木村まさこさん、還暦だそうですが、こんな女性になってみたいなと

思うような女性でした。

ただ、見た目の若さだけを作ることに必死のケバケバした女性ではなく

浮き草のような不安なふわふわした心ではなく

1本芯が通ったしなやかな女性。

 

私は、どうしてもこの木村まさ子さんの実際のお話を吉本歯科医院のスタッフに

会わせたくて、今しょうがない、んです。

あ~~~誘えば良かった(--)

全国どこへでも、お声がかかれば、お話しに行きますとのこと。

機会を作りたくてしょうがない、そんな月曜の朝、です(^^)

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