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2010.10.04場をつくるということ

昨夜はミラノのおかず屋さんで女子5人男子1人で熱く語ってしまいました(^^)

閉店まで語る、語る、語る。

 

強烈な個性を持った人と話すと主張がハッキリしているのでとても気持ちが良かったです。

会話というのは、「この人はどんなことを考えて生きているのかな?」とか

「どんな人生観を持って過ごしているのかな?」ということをお互いに聴きだし合いながら深めて

いけるとどんどん関係が発展していくような気がします。

 

たまにこうやって話をしたいなあという人と集まって食事をしたりするのですが

やはり「気が合う」とか「話が深まっていく」とか「自分を受け入れてくれる」というような

場や、人の中にどうしても足が向いていってしまいます。

この場で、このメンバーで話すと元気が出てくる、そういう風な場にどうしても足が向きます。

 

昔のように自分ひとりで自由きままに過ごしていた時期とは違って家のこともしなくてはならない

仕事もしなくちゃならない、小さい子供の世話もしなくちゃならない、という自分の現状の中で

外に出て、人と会って、話をしたり、食事をしたりする、ということは

「よっぽど」でなければもう「面倒臭い」ほうが勝ってしまい、家にいたほうがいいや、と

優先順位を決めてしまいます。

特に寒いのが苦手な私は、夏は比較的に外が好きなのですが、冬になると

もう冬眠したくなるほど、家が好き派です(泣)

こたつに入って、みかん食べてなごなごする時間の方が大事、と思ってしまいます。

 

サラリーマンが外に出て、一杯飲んで帰らなくなったとか、交際費がへったので

接待が減り、夜の街が淋しくなったとか、若い社員は上司と飲まなくなったとか

いろいろ言われて久しいのですが、ようは「話をしていて元気が出てくる人が少なくなった」という

ことに尽きるのではないかと、私は思います。

 

どんなに忙しくても、この人と会うと元気になる、とか、自分が高まっていくとか

なにかしらのエネルギーを与えてもらえるような場や人のところには絶対、行きますよね。

 

人間はまずエネルギーを取り込み、取り込んだものを放出し、その後、循環させる、という

流れを取るそうです。

そのエネルギーは、自然や食べ物からもらう取り込むことと同じように

関わる人間からだって取り込んでいるんです、きっと。

 

水やお米と同じくらい人間にとって必要なものが、人と関わることによって得られるエネルギーだと

私は思います。

誰とも話さず、誰と目を合わさず、心をしっかり閉ざした日が続くだけであるだけで、

人はあっという間に、鬱にもなるし、病気にもなる、そう思います。

 

昨夜は夕方から祖父母が子供達を預かってくれていたので私は夜遅くまで

かなりご機嫌さんに話をすることができました。

飲んでいないのに、飲んでいるようないい気分(^^)

 

その理由は、

とにかくよく話を聞いてくれるメンバーだったということ

さらには、一人一人が話をしていることに深く関心を向けてくれ、とにかくよく認めてくれ

誉めてくれるメンバーばかりだったということ

 

昨日気がついたのですが、

人間、あまりにも誉められると、もうその時点で、周囲の人に文句を言ったり、

嫌な感情を持つことって本当、難しいんです。

 

毎日毎日、誉めてくれて、認めてくれて、いい気分にさせてくれる人の中にいると

「あれ?世の中って、みんないい人ばっかじゃない?」って気持ちになってしまうんです。

そういう心模様がずーっと続くと、人のちょっとした親切がやたら嬉しく感じてしまうんです。

 

たとえば、昨日の帰りに無性に「ヤクルト」が飲みたくなって、ローソンに寄ったんです。

すれ違い様に出てきたいかにも見た目怖そうな年配のおじさんが、「はい、どうぞ」ってずっとドアを開けてくれたんです。

「ありがとうございます」と私。

「どういたしまして」とそのおじさん。

 

さらに、「ヤクルト」を持ってレジに『お願いします」と行くと

満面の笑みのおばちゃん(たぶん、夫婦でやっている奥さんですね)が

「遅くまでお疲れ様ですね」って、声をかけてくれたんです。

・・・遅くまで遊んでたんですけど(笑)

声をかけてくれると嬉しいので「ありがとう」ってその満面の笑顔につられ笑顔になってしまいます。

 

そんな、なんでもないことですが

「あれ?やっぱり、いい人ばっかりじゃない?悪くないじゃない?」って

嬉しくなります。

 

些細なことですが、自分以外の人を信用できたり、なんとなく「いい感じだな」って

思えることって、こんな日常の中にあります。

そう思える自分にまた、喜んでいくんです。

 

何かドッカーンと華やかなことが起こって、その瞬間から人生ばら色に変わるわけじゃないと

思うんです。

日々、ばら色とまではいわなくても、まあ「桃色」(^^:)くらいに周囲が見えていたら

とっても風通しがいいとは思いませんか?

 

私のブログには何度も登場しますが、

「誉めてもらう」って本当にすごい効果を発揮します。

 

例えば、吉本歯科医院のスタッフ達は、本人達はもう当たり前になってしまっている

かもしれませんが、周囲の方に「誉めてもらえる数」はたぶん、ものすごいものなんです。

間接的に誉めてもらえることも多いけど、直接的に誉めてもらえることも多い。

 

うちのスタッフたちの心の状態が、非常に安定している理由には

たぶん、そういう効果もある、そう思っています。

 

だって、朝出勤してから夜帰るまでの間に、もう誰にも認めてもらえない

誉めてもらえない、しかも、まともに声もかけてもらえない、そんな一日、どうですか?

乾いてしまいませんか?

カラカラに。

女性であれば露骨に肌に出ます(泣)

 

心が乾くと、お肌も乾くのです。

これ女子の鉄則です。

 

愛情を注ぐべきは、まずは心。

 

心が満たされれば、心模様や気分はいくらでも変わりますので

やる気なんてほっといても湧いてきます。

 

自分の会社の社員達を外の人にたくさん誉めてもらえるような状況を

作り出すこと、それも実は大事な上司の仕事かもしれません。

 

たとえば、私や院長が、どんなにスタッフの一人を誉めるよりも

外からお越しになった方に、「◯◯さんのこんなところ、すごいですね」ってたった一言誉められるほうが嬉しいですよね。

誉めてもらった本人も嬉しいし、

自分の部下を誉めてもらった上司はなお、嬉しい。

 

そういう意味で、人は誰しも「自分を見出してくれる人」を探しているし、求めています。

でも、口に出して言えません(泣)

 

「ねえ、ねえ、私ってこんなに頑張ってるんです。だから認めてください!」って

言いませんよね?

 

でも、本心は、誰しも「自分の存在を認めて欲しい」

「ここに自分の存在価値があるんだ」ってことを何度も何度も繰り返し繰り返し確認したいし、

表現してもらいたいんです。

そんなことないですか?

 

職場での上司と部下の関係だって同じですし、

大人と子供の関係だって、きっとそう。

男と女でもそうですよね。

詰まるところは、人は常に「認めてもらいたい」「受け入れてもらいたい」

しかも、

無条件で、

ということは変わらない、と思うんです。

 

何何をしたから認めるとか

◯◯ができたから受け入れる

とかそういった条件つきではなく

もう、無条件で、OK!って言ってもらえる人に出会えたなら

離れたくなくなっちゃいますよね。

 

そういうことって、学校じゃ教えてくれないし、

指南本もありません。

でも、人がどういう時に、喜んだり、悲しんだり、するかっていうことに

基づいていろいろな人材教育を行うことをしなければ

それはやはり机上の空論で終ると思います。

 

どんなに立派な倫理道徳を頭脳教育で詰め込んでも、本能や感情を無視した

教育というのは私はやっぱり破綻する、そう思います。

 

「こうあらねばならぬ」という規制の中で生きている人は、人生後半でかならず

どこかでその爆発が出てくる、そう思います。

そういう人をたくさん見ました。

 

職業を出すことはできませんが

「こうでなくてはならない」

「こうあるべき論」

を職業としてもっている人ほど、精神がどこかでおかしくなり、ついで体もつられて

おかしくなってしまう、というケースって本当に多いです。

感情を殺している自分にさえ、もう気がつかなくなると、人間本当に感度が

鈍くなります。

 

子供を抱えてもう大変で、しんどくって誰にも相談できなくって仕事も抱えて

そこでも煮詰まって、そんな時に

「あなたは、お母さんなんだから、しっかりしなきゃ駄目じゃない」と

正論を言われちゃうような、あれ、です(泣)

 

とんでもない上司の下で理不尽なことばかりさせられてもうどうしようもないって時に

「社会人なんだから、甘えたこと言わずに努力して頑張れば認めてくれる」

なんて正論を言われちゃうような、あれ、です。

 

ひどい時には、「感謝が足りない」とか、説教されちゃう場合もあります。

 

今の世の中には、人間はいろんなことに感謝しなさい、みたいな論理が

ありますよね。

でも、感謝は強制されてできるものでは、ないんです。

できますか?強制されて。

 

感謝は、気持ちそのものです。

何か体験があって、その体験を通じて、自分の未熟さを補ってくれている存在に

気がついたり、自分だけの力じゃおよばないものに助けられていたということを

まさに体で実感した時にはじめて、「ああ、ありがたいな」という気持ちが湧いてくる

それが、感謝という気持ちであって

何もないのに、「感謝」という気持ちが出てくることはないんです。

 

にもかかわらず、「感謝しよう」なんて強制されて、さらに純粋な人は

「そうか、感謝しなくちゃいけないんだ」なんて強要されるままに感謝感謝なんてしてたら

自分のエネルギーなんてあっとう間に消耗してしまいます。

 

横暴な上司に、「おい、お前は感謝が足りないんだ」なんて言われて死ぬほど

いいように使われる、こんなイメージでしょうか。。。。

 

頭だけで、感謝しようとか、親孝行しようとか考えることは、難しいんです。

 

親孝行にしても同じです。

私も自分が独身で、子供もいなくて一人でノー天気に生きていた頃には

「親孝行?はあ?」という感じでした(笑)

 

しかし、自分が親になってみて、「子供ってこんなにしなきゃ育たないんだ」ってことを

実感してはじめて、「ああ、ちゃんと育ててもらってるってすごいことかも?」って

思うようになりました。

 

子供を育てるのには、実際お金もかかります。

反抗期には「こんな家に生まれたくて生まれたわけじゃない!」って親に反抗していましたが

実際自分が親になってみると、「さすがにそれを言われるとつらいな」ということが

わかってきます。

 

嫁姑の関係だって、同じです。

一般的には天敵と言われるような存在同士です。

でも、深く関わっていくと、情も湧いてきます。

私の場合は、2人の子供が出来て、おじいちゃんおばあちゃんと日々関わることによって

「こんなに私の子供達を大切にしてくれる存在」ということがわかってきます。

私ができないようなことを子供達に注いでくれる主人の両親は、もはやもう

私にとっては、「いなくては困る存在」です。

 

そういう関係があってはじめて、「ありがたいな」という気持ちが湧いてきますので

たまには美味しいものを食べに連れていこうとか、旅行に連れていこうとか、

具体的に何かお返しをしたい気持ちになります。

それがまあ、言ってみれば「親孝行」ということになるんでしょうか?

 

つまり、まずは言葉ありき、ではなく、まずは体験があり、想いがあり、その結果

「感謝」という言葉が湧いてきた、という順番です。

 

人の営みはすべては、こういう順番を踏んで言葉を自分の実感のあるものにしていく

ということが大事だと最近とみに感じます。

なぜなら、言葉だけが横行して、実態がない関係があまりにも多いから。

 

言葉だけのやりとりで、その人間関係に確かに繋がっているという実感が持てないから。

です。

 

いろいろな倫理道徳、そして、モラル。

社会で生きていく上で必要です。

そして職場においても、そういった倫理感や、モラルは必要です。

 

でも、強制はよくない。

あくまでも気持ちは自然に発生するものです。

自然に発生するような状況を作りだす、提供する。

それが、その「場」を作っている人の責任だと思います。

 

・・・・と書いていたら横にひょっこりわが姑の「ハナちゃん」が立っていました(驚)

診察に来たそうです。

「なんがでっきよんな」

コテコテのサヌキ弁の「ハナちゃん」です。

 

見た目は一見怖そうですが、実は私は実の母より好き放題いえる相手でもあります。

吉本家で一番のエネルギーの大きな人(笑)

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