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2011.10.24衝撃

 

koromogae.jpg

吉本歯科医院、秋の衣替えです(^^)

 

昨日の夕方、母と子供達と一緒に峰山公園に散歩しました。

子供とアスレチックでひとしきり遊んだ後、峰山の展望台に登りました。

あんなに美しい場所があったとは、知りませんでした。

ご存知でしかか?

瀬戸内海をグルル一望できるんです。

しずんでいく夕日をひとりじめできちゃうところ、です。

これはナイスビュー!!

とっても気に入ったので今度は朝日が昇る瞬間と

夕日が沈んでいく頃をみはからって、登ってみようと思います。

 

展望台に登っていく時に、上着を脱いで走っているなにやら

面白いおじさんを見つけました。

思わず目が合い

「おじさん、寒くないんですか?」と声をかけたのがはじまり(笑)

 

それから1時間半ほどそのおじさんと展望台で話すことになりました。

その内容は池田のブログをご覧下さい(^^;)

http://www.ningen-kagaku.co.jp/blog_ikeda/2011/10/post-24.php

 

この「ちょっと変わった?面白いおじさん」は70歳元気ピンピン。

口から熱く飛び出す言葉は

「愛国心」

「志高く」

「この国は」

「日本人は」

山の上で、こんな話を聞くとは思いもかけず

私はふと10数年前のことを一瞬で思い出したのです。

 

当時25歳頃だったと思います。

イケイケドンドンのチャラチャラしていた頃。

まだ、OLしながらいろんなことを

悶々と胸に想いながら毎日を生きていた頃、です。

 

当時私は長い間、和歌山の山の奥まで

武道家の先生に魅せられて毎月毎月稽古に通っていました。

働いてもらったお給料は全部そこにつぎ込んでいたかも?というほど

他のことには本当に興味がなく、

とにかく夢中で、通っていました。

 

 

その時に稽古仲間とともに鹿児島の知覧に旅行に行くことに

なりました。

日本人なら知覧に一度は行かなくてはいけない

と言われなんとなく・・・・。

知覧って何?

くらいの知識で行ってきました。

 

指宿温泉やら砂蒸観光やらで

楽しくのほほんと過ごした一日目

そして2日目に

目的の

知覧特攻平和会館に行きました。

 

その時の衝撃を私は今でも鮮明に覚えています。

 

hekiga.jpg記念館に入るなり、この大きな大きな壁画です。

炎に包まれながら落ちていく特攻機から死んでゆく隊員を天女が舞い降りて、あたたかく包み込み、天上にいとおしむようにして連れていこうとしている絵、です。

 

この絵の前で釘ずけになった私達6人は

さっきまでチャラチャラと馬鹿笑いをしてヘラヘラしょうもないことを

話していた口をピタリと止め、その後会館から出てくるまで

お互いが一言も話さなかったのを覚えています。

 

館内にはこうして特攻隊員の顔写真がずらり並びます。

tokkousyashin.jpg 

tokkou2.jpg

そして、ものすごい数の特攻隊員達の手紙、です。

 

その手紙は全て直筆のものです。

10代そして20代前半の男性の書いたものです。

 

その字の美しさ

言葉の美しさに

表現の素晴らしさに

 

「え?これって10代の人が書いたもの?」

と驚くものばかり。

 

どの手紙も

家族、特にお母さん、「母上さまへ」と宛てたものが多く

その手紙を読みながら涙が溢れない来館者はいない

というほど、みな手紙ひとつひとつを読みながら

ハンカチで目を押さえながら、でした。

 

やりきれない思いや

母を恋しいと想う気持ちや

または、

もうすっきりと晴れやかな気持ちや

人の心の中にはこんなにも複雑な気持ちがあるんだろうか

と思うような繊細な文が

素晴らしい日本語で表現されているんです。

 

特攻会館でいた時間、おおよそ4時間から5時間、

会館から出て6人、しばらくは話すことができず

その後、ポツポツとみんなが話をしはじめました。

 

私はその時、25、6歳でした。

はじめて自分が「恥ずかしい」と思った瞬間です。

そんな感覚をもつなんて、その歳までなかったのも問題ですが

その時に、脳みその中がグチャグチャになるほどの

気持ちを味わったことを覚えています。

 

戦争がいいとか、悪いとか

特攻が問題とか、そうでないとか

そういう話ではなく

 

こういう志を持って

こんな目で自分の人生を生きて

こんな文章を書き

こんな日本語で話をしていた

人が

確かにいた、

それも、

当時の私よりもずっと若い10代、20代の人が

そういう風に生きていた

という事実が

私には衝撃でした。

 

 

背筋を伸ばしていきよう

腐った目で生きてちゃいけない

言葉をきちんと使おう

と思った25歳、知覧での出来事です。

 

そんなことを

峰山の上の「ちょっと変わったおじさん」の話をきっかけに

一気に感覚を思い出してしまいました。

 

熱いものが込み上げてくる

と言う時というのは

人は何か衝撃を受けた時だと私は思います。

 

その衝撃は人によって違います。

 

私には

この知覧で見たものは衝撃でした。

その後、むさぼるように当時の書物や写真を探して読んだり見たり聞いたり

しました。

 

人間にとって戦争は不幸です。

しかし

今は心の中での戦争が起こっているような気がします。

 

漫然とした

なんだかよくわからないような不安を一人一人がかかえている

そんな国はやはり、おかしい。

 

人の目が生きている時には

そこにいろいろな関わり合いが生まれ

支えあいが生まれ

お互いを想う気持ちが生まれると思います。

 

私達は人間なので

心があったっかくなったり、熱くなったりする瞬間があります。

それは物質的なものがもたらしてくれることは

絶対にないんです。

 

人の心があったまっているから

それに触発され感動するし

こちらの心もあたためられたりするわけ、です。

 

知覧、ぜひ行ってみて下さい。

あの手紙を読んでください。

あの文にしたためられた言葉の中から

どれほどの熱い想いが今でも伝わってくるか。

 

筆の強さがどれほどの決意を示しているか。

 

普段自分が字を書いたり

話をしたり

そんなことがしばらくできなくなるほどの衝撃です。

 

決然とした意志が

その人を作り

その人の目を作っているんです。

 

知覧で見たあの膨大な人数の特攻隊員の写真の2つの目を

構成するその要素は

きっと「こころざし」です。

 

心があそこに向かおう

と決意しているから

あんな目になるんだと思います。

 

逃げることもできないから。

 

今は平和のように見えて

実は平和でもなんでも、ありません。

 

日本は安全な国と言われていますが

安全ではなくなろうとしています。

 

人が人に無関心になり

自分の存在だけに意識が向くようになってしまった人の集まりは

それはそれは殺伐としたものですし

自己中心社会です。

 

支えあい、励ましあう

なんて夢のまた、夢。

 

何をしたらいいのかわからない

何が楽しいのかも、わからない

何がやりたいのかも、わからない

人間それほどしんどいものは、ありません。

 

仕事は、自分を熱くすることができるいい「材料」だと

私は思います。

熱中すべきことを持てることは

人は幸せです。

やっている仕事が好きとか嫌いとか

そういうことではなく

今、熱中してやるから、その仕事が好きになる

というカラクリを私たちの医院ではスタッフに、特に若いスタッフに

伝えています。

 

そして、その通りに、なっています。

 

一生懸命無心で取り組んでいる人の目は美しいんです。

 

その目を見て

周囲は勝手に引っ張られます。

私が知覧で勝手に引っ張られてきたように。

 

来年また行こうかな、と思ってます知覧に。

ご一緒に行きますか????(笑)

 

■母性型勉強会主宰 池田弘子のブログ

http://www.ningen-kagaku.co.jp/blog_ikeda/2011/10/post-24.php

 

■母性型勉強会

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