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2012.03.26卒園式

土曜日は、息子の卒園式でした。

思えば、くるくるにおくるみを巻いた頃からお世話になった保育園。

いちご組というクラスが0歳児なのですがいちご組から兄弟ともにお世話になっています。

卒園式では、31人の卒園児がおごそかな雰囲気の中入場してきました。

キリスト教保育にのっとって、礼拝スタイルです。

華美な装飾や、電子的な音はなく、とてもとても神聖な空気です。

 

卒園式がはじまり、聞き慣れた歌を子供たちが歌い始めます。

歌がはじまった途端、涙腺がプチリ(^^:)

 

鼻水をすすり涙をこらえるお母さんお父さんおばあちゃん。

ほとんどの卒園児が、7年間、6年間、5年間・・ととてもとても長い時間をここで

過ごしています。

成長したわが子の姿を見ながら、

それにともなって必死でかけぬけてきた自分の姿も思い出します。

 

子供がまだとても小さい頃、

子育てもしんどく、仕事もしんどく、家庭もしんどく、よく煮詰まっていたところを

私はここで本当に助けて頂きました。

自分の所有物のように育てていた時も

「子供は神様からの預かりもの、あなたのものじゃない」と気がつかせてくれたのも、ここ。

 

話を聴いてもらい

ねぎらってもらい

そして、あったかい言葉をかけてもらい

ここはまさに、「母性のかたまり」のような場だ、とこの6年間に何度感じたことか

わかりません。

 

卒園式のその夜は同じクラスのお母さんお父さん

そして卒園児達を交えての祝いの会。

普段忙しくてなかなかゆっくり話せないお母さん達と

「これでもか!」というほど交流をしました。

 

みんな歳も違う、抱えている環境も違う、仕事も違う

そんな中、たまたまこの園でこのクラスで出会い

親同士がまたこうして交流ができている

そのことがとても嬉しく、ものすごくいい会でした。

 

卒園式の途中わたしはふと、自分が通っていた保育園のことを

想い出しました。

懐かしい遠い記憶が甦ってきます。

 

私が通っていたのは、愛媛の新居浜市というところにある

「あさひ保育園」というところでした。

兄は、聖母マリア幼稚園というおぼっちゃまみたいな制服して通っていたのですが

私は灰色の囚人服のようなスモック一枚で、いまだに覚えています。

冬でもはだしで、パンツ一枚、短パン一枚で、すもっく着て

走り回ってました。

 

悪さをすると、野獣小屋にほうりこまれ

くじゃくやら、うさぎやら、もうなんの鳥獣なのかわからない小屋に

「ともこ~~はいっとりなさい!」と入れられるのです。

恐ろしい今井先生という担任の先生の顔は覚えてます(笑)

そんな小屋に放り込むなんて現代では考えられませんが、結構はげしい保育園でした。

 

なんでも自分でやりなさい

という方針で

調理保育の時間には、包丁もっていろんなもの切ってました。

手を切ろうが、自己責任で、そこまで先生も「気にしない」という感じ。

 

当時母は現役のアナウンサーで、朝から夜まで働いてましたので

私のお迎えは、同じ社宅のおばちゃん達。

そして時間も遅い。

 

それでも、子供心に「さみしい」ということはなく

「そんなもの」と思っていました。

 

やはり、その保育園も園長先生や先生方に

守ってもらえている感が、ありました。

野獣小屋に放り込まれても(笑)

 

 

この何が何だかわからない子供の時期

というのは、とても重要な時期なんだ、と思います。

三つ子の魂100まで、と言いますが

そういうことも、あるかな、とも最近思うのです。

 

39になって、今、私が「ああ、ありがたいなあ、こんな風に感じることができて」と

思える瞬間と、「やっぱり、ここが私のネックだなあ」と同じところで心にひっかかりが

でてくる部分は確実に幼少期にインプットされたことだと、思うんです。

 

私は小学4年までは、家族と父の両親と一緒に暮らしていました。

ドラマに出てくるような嫁、姑のバトルや、相性の悪すぎる両親のバトル

それにくわえ、因習的な世間体との闘い、もあり、窮屈きわまりない、幼少期(笑)

 

父の母(祖母)はとても世間体を気にする人で

長男がなにより大事で

女は、家事裁縫が一番、出すぎてはいけない、控えめにしていなさい

と言われ続けました。

いろんな小話をしてくれるのですが

その小話の全ては「戒め系」(笑)

 

出過ぎると打たれるよ

とか、

控えめがいい

とか、

女の子はね・・・

繰り返し巻き返し、注意し、指摘され、直されるんです。

 

それに対し、

母と母方の両親は、

誉めまくりの人達でした。

そして私に聴かせてくれる話はいつも「戒め系」に対し「伸びやか系」(笑)

母は私に対して、何かを規制したことは一度もなく

突拍子もないことをしても、言っても

「すごいね~~」

と大笑いして誉めてくれました。

一番嬉しかったのはお城のお堀の石の塀を全部登りきった時に

「ともこはすごい~これが登れるならなんでもできる」

と祖父と祖母が恥ずかしいくらいに

みんなの前で誉めちぎってくれたこと。

今でも、そのシーンは覚えてます。

 

学校の勉強も、勉強しなさいといわれた記憶はなく

(というより自分のことに必死で子供にそこまで関心がなかったのか??)

お陰で、大好きな先生の教科は成績がよく

興味がない先生の教科は超がつくほど落ちこぼれ。

大好きな先生には可愛がってもらえたけど

嫌いな先生には、「なんでそんなにできないのか??!!」と怒られました。

 

何をしても

どんな風に感じても

それを「素晴らしいじゃないか」と受け取ってもらえる存在が

一人でもいれば、人間はこんなにも心が満たされ安心し、

「自分って、かなりいいかも♪」と思えるものだと、私は思います。

 

 

人は短所を指摘され続けると

短所が増長され、言われたとおりの人になっていくんです。

「お前は何をやってもダメだ」

「やっぱり、ダメだね」

と言われ続けると、

その通りの人になっていくと、思うんです。

 

いま、自分の好きな点や、魅力的だと思う点を

話してくださいと言われた時

即座に10くらい自信満々で話すことができる人って

そんなにいないと、思います。

それよりも、自分の短所をえんえん話すことは、意外にできます(笑)

 

よく、吉本歯科医院にお越しになった方に

ここは、誉めて伸ばす職場だね、と言われます。

 

誉めて伸ばせと言いますが、

例えば、私が具体的に誰かの何かの行為を誉めている時

その誉めてる内容は自分の中に「同じように感じる」ことだけ、です。

私自身が、その行為を「素敵だ」と感じる時に、その「素敵な行為」を誰かが

していたら、ハッと気がつき、思わず誉めてしまうのです。

 

 

自分の中にそんな要素が1ミリもないものに対しては

どうやっても誉めることなど、できないんです。

 

だから、採用が大事です(笑)

 

ありがたいことに

私は今、スタッフ達や、関わって下さるお仕事のパートナーの方は

「ああ、素敵だな」と思う瞬間がとても多く

そのたびに、こうして口に出して伝えたり、書いたりして表現します。

 

誰かを誉めている時、実は一番満たされていくのは私なんです(笑)

誰かを誉めている時、誰かを「すごいなあ」と称賛している時というのは

自分の中にも、その人の「素敵」を感じることができているという証拠です。

 

私達は、他人の中に、自分がもつ才能以外のものは

見出すことはできないようになってます。

自分の中の何かと共鳴するから、他人の中にそれと同じものを

見つけることができてしまうんだと、思います。

 

私はよくスタッフ達の「こんなところが素敵だった」とよく誉めます。

われながらよく見つけるもんだ、と思うのですが

いいところに焦点を当てる癖が脳ミソの中にできてしまうと

その回路は使えば使うほど、強固なものになっていきます。

 

ありませんか?

毎日毎日、同じようなことを考えていたら

もうそれが習慣になって、いつしかそれが自分の思考パターンになっていた

ということは。

 

人間の脳というのは面白いもので

決まった時間、ある特定のことを考えたり、行動したりすると

そのことを司る脳の部分が発達し、大きくなるそうです。

また逆に、使っていない部分の脳は小さくなっていくそうです。

 

面白いけど、怖いですよね(--:)

何が起こっても

「私はダメだ」「何をやってもダメ」「調子が悪い」って思う癖のある人は

そちらの神経回路はどんどんどんどん発達してどんどんどん大きくなります。

大きくなったぶん、

「私は大丈夫」「未来は明るい」「きっとうまくいく」と思う神経回路は

どんどん使われなくなって小さくなっていきます。

 

人は心で想ったとおりの人になる

と仮説をたてたとしたなら、

心の中でいつも想っていることが、その人の今日という一日を作ります。

その人が構築する人間関係も、なにもかも。

 

人のいいところに焦点を当てる

という神経回路もまた、同じようなものだと、思います。

 

誰と会っても、まずはどこかいいところを探そうという人と

誰と会っても、まずは、あらを探そうという人とでは

向かう相手の心模様も変わってきます。

 

誉め癖というのも、きっとその手のものだと、思うのです。

例えば私が、スタッフの誰かに「思いがけない気遣い」を受けた時、

私はその瞬間、とても感動します。

なぜ、感動するかと言えば、「次はそれを私もしよう!こうしてもらったらこんなに嬉しいんだ」ということを自分の中に見つけることが、できるから、です。

 

素敵だと感じないことを

誉めることは、できません。

電気の反応のようなもので、

自分の中にそれを「素敵だ」と思うことがあるからこそ、反応するのです。

また、逆に言えば、自分の中にある「嫌な部分」を他人の中に見つけた時もまた、反応するのです。

 

当院のスタッフ達は、

それはそれは、誉め上手です。

それはなにも、「わざと、誉める」テクニックを鍛えているわけでは、ありません。

素直に感じたことを、そのまま表現するだけ、です。

もちろん表現下手なスタッフも、います。

でも、表現の仕方では、ないのです。

問題は、人のいいところに焦点を当てる、という心の習慣がついているかどうか

なんです。

 

例えば 

当院の受付スタッフ松本は、全ての患者さんと誰よりも

お会いするポジションに、います。

松本は、誉められ上手です。

なぜ、そうなったか、といえば、

それはおそらく、まずは、お越しになる全ての患者さんに対し

「感じよく接しよう」という態度があるので

感じよくされた患者さんが、思わず松本に対して優しくなってしまうのです。

優しくされた松本は、それが嬉しくまた優しい気持ちを、そして言葉を

かけたくなるのです。

人は本当に鏡です。

それは、心の鏡だと、思います。

 

 

気配りをすることが、プレっシャーになり、そして「労働」と感じてしまう人には

こういうことは、絶対に起こりません。

気遣いと、サービスはまったく違うもの、です。

気遣いをして、喜んでくださり、そのことに自分自身が喜びを感じる

という人は、「接遇」に向いています。

「接遇」をサービスの一環と考えてしまう人には

奇跡のような感動は起こらないと、思うんです。

 

自分がしたこと

自分の態度、動作、何気ないこと、言葉を

第3者に誉めてもらえた時、

実はとても自分の重要度感は、上がります。

誉めてもらえる人は、こうしていい循環にどんどん入っていくのです。

 

いまは、自己重要感が満たされにくい時代だと、思います。

人はそんなに人を誉めてはくれません(笑)

そして認めてもくれません。

恐らく職場でも、学校でも、そんなには誉めてはくれません。

 

だから、自分を認めてくれたり誉めてくれたり

自分の居場所を作ってくれる場に行きたいし

そんな人と一緒にいたいと思います。

 

じゃあ、誉められるような人間になれ

という理屈もあります。

これは卵が先か、鶏が先かのような話です。

 

誉めて愛情を注ぎ、長所を認めていくから

「さらに誉められるような能力」をどんどん発揮していくというケースを

私は吉本歯科医院でたくさん見ました。

 

それはスタッフだけでなく、関わった方いろいろです。

そして、私自身、誉めてもらって、認めてもらうと

もう尋常じゃないエネルギーを発します(笑)

誰に言ってもらえるか、も重要なポイント、です。

反面、くさされたり、やる気をそぐような失言を受けると

エネルギーダウンを通り越して、逆に吸い取ってしまうかも、しれません(恐ろしい・・・)

 

よく人を雇う立場の人は、社員を誉めて育てなさい

という教えがあります。

しかし、人間です(--)

「誉め気が失せる、愛情を注ぐ気が失せる・・・」という時だって、あります。

どう頑張っても、そんな気にさせない人もいます。

 

でも、だからといって自分を責めたりはしません。

そんなことは、あまり、気にしない。

それよりも、より愛情を注ぎたくなるような人により多くの愛情を

より育て何かをしてあげたくなるような人により多くのものを

という気持ちの方が断然勝ってしまいます。

なぜ、そういう気持ちになったかと言えばそれは

時間は限られているから、です。

自分とより有効なエネルギー交換をできる人により多くのものを注ぎたい

そしてまた循環しあいたい、と思います。

もともと合わない人、心の向きが違う人を無理矢理こじあけるのは

時間がもったいないのです。

 

自分のことを好きで、「こうやれている自分」を今、結構いいなと思えてる

という人は、やはり同じような人が寄ってきます。

 

自分はダメで、自分は思い上がってはいけない

と自己否定を繰り返している人は、これまた同じような人が寄ってきます。

 

これはもう面白いほど、世の中そうなっていると思います。

 

吉本歯科医院では、短所があっても、その短所を多い尽くすほどの長所を見つけ

長所をぐんぐん引き出すことによって、短所さえ、「許してもらえる」ようにしてしまおう

という風土を作りたいと思っています。

 

短所は誰にでも、あります。

そして長所短所は、見る人によっては違います。

 

同じ現象を見ても

ある人はとても几帳面だと思った

ある人はとても細かすぎる神経質な人だと思った

ある人はとてもやりにくい人だなと思った

ある人はとても頭のいい人だと思った

 

また、人の好き嫌いも違います。

ある人は、Aさんにとても好感をもった

ある人は、Aさんを苦手なタイプと感じた

ある人は、Aさんをものすごく嫌な奴、と感じた

同じAさんでも、

出会い方や、出会ったタイミングや、いろいろな要素が

噛み合って印象はばらばらです。

 

自分の嫌いな人のことは、短所だらけに見えます。

あの人のことは大嫌いだけど、「◯◯」が素晴らしい

というのは実はないんです。

嫌いなものは、嫌いなので、本音は「全部短所」に見えてしまうのです。

 

人を嫌いになるというのは、嫌なところばかりが

見えてしまうから、です。

または、自分の中に同じ要素がある時も

嫌悪感を感じてしまいます。

 

いいところに焦点を当てて見つけようとすると

その神経回路がパッと開きます。

そして、その回路を今日も明日もあさっても、毎日毎日

やっていくと、その回路が小さな道から、高速道路なみに頑丈な回路に

成長していくと、私は思ってます。

 

脳みそだって、トレーニングが必要です。

そういうトレーニングを無意識のうちにやってのけるのが

何が何だかわからない子供の時期なんだと思います。

 

いい言葉をたくさん浴びせたい

いい暗示をシャワーのように入れ込みたい

 

なぜなら、大人になっていてもそれはほしいものだからです。

たっぷりもらったら、溢れた喜びが横の人にどんどんこぼれていくような

気がしませんか?

 

喜びの循環を回すコツは「母性型」の中にしっかり、ありました。

しればしるほど、奥が深い、のです。

 

子供の卒園を機に、いろいろなことを感じた一日でした。

さあ、春がやってきた。

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