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ホーム > 香川県高松市で母性型を実践マネージャーブログ > 歯の詰め物で金属アレルギーではないかとご不安の方へ

2013.07.25歯の詰め物で金属アレルギーではないかとご不安の方へ

春から現在にかけて

金属アレルギーの患者さんからのお問い合わせが非常に多くなっております。

これは年々、増え続けているように私達もこの医療の現場から肌で感じます。

 

アレルギーはもう皆様ご存知の通り、コップがいっぱいになるまで発症することは

ありません。

コップの中がいっぱいになったところで症状がはじめて出てき始めます。

 

当院院長吉本彰夫が開業当時から発信していることですが

一旦体内に取り込まれた金属は外に出ることは難しい

のです。

 

今でこそ、マスコミ等で、歯の詰め物、銀の詰め物に対して警告を発していますが

一昔前は、金属アレルギーという言葉さえご存知ない方ばかり、でした。

 

今、当院でとても多い金属アレルギーに関するご相談です。

自分は、金属アレルギーかもしれない。

歯科治療で口の中には銀色の詰め物がたくさん入っている。

春から夏にかけて、手足や顔、首に赤い湿疹がたくさんでている。

かゆみもあり、炎症もある。

今まで大丈夫だった化粧品がかぶれるようになった。

金属アレルギーかどうか調べるにはどうしたらいいのか?

私の口の中に入っている歯の詰め物が原因かどうかどう調べればいいのか?」

こういったお問い合わせです。

 

お肌が敏感な女性に

多いご相談です。

 

お答えしますね。

①初診にお越し下さい

吉本歯科医院ではまず、初診にお越しいただきます(ご予約をお願いします)

そして当院院長吉本彰夫が、詳しい診断をさせて頂きます。

必要と判断した場合、必要な検査項目を検査可能な皮膚科の病院へ

紹介状をお書きします。

②紹介状をお持ちになり皮膚科へ

皮膚科で、金属アレルギーの検査をお受けになられた後

診断結果を、検査項目の結果をお持ちの上、吉本歯科医院へ再度お越し頂き

治療がスタートします。

③検査結果をもとに治療をスタート

もし、金属アレルギー反応が検査結果で出ている場合には

除去し、アレルギーを起こさない素材にて詰め物のやりかえを行ないます。

 

その際には、噛み合わせも同時に調整します。

 

歯の詰め物やりかえの際に重要なことは

かみ合わせ、です。

 

噛み合わせのバランスをみながら詰め物のやりかえを行ないます。

この過程を無視し、単に詰め物のやりかえを行なった場合

全身への不調につながっていくことも、あります。

 

たかが、詰め物じゃないか

では、ないのです。

 

噛み合わせを無視した詰め物のやりかえは

治療後、全身への不調

手足のしびれ、頭痛、肩こりへの原因となります。

 

金属アレルギーの原因となる金属は除去し、新しい被せ物を入れたはいいが

頭痛、肩こりがひどくなったというケースは、想像以上に多いのです。

 

どうぞ知って下さい。

私達は、噛み合わせの重要さをお伝えしたいのです。

一人でも多くの方に知って欲しい。

 

院長吉本彰夫の治療に対する考え方を知って欲しいのです。

知って頂くだけでも、選択することができるようになるのです。

知らなかったがゆえに、悲劇を起こして欲しくないのです。

 

当院院長が過去に書いた金属アレルギーに対する考え方です。

どうぞお読み下さいね。

最近、患者さまからよく質問されることがあります。

「金属アレルギーで問題になっているアマルガム治療が自分の口の中にされており心配」

という内容です。

アマルガム治療とは、虫歯治療などの際に、歯を削って詰め物をします。

その時に歯の詰め物に使われているアマルガムという金属が水銀中毒、また今よく騒がれている金属アレルギーを引き起こす原因となっている、と言われています。

あまりにも多いご質問なので、一度ここで私の考えについてお話させて頂きます。

近年マスコミでもアマルガム治療について、小さな水ぶくれが手のひらや足の裏にでき、皮膚が荒れてしまうだけでなく、放っておくと、胸や首、腰などの骨や関節が激しい炎症を起こし、激痛をもたらすこともある恐ろしい病と大々的に取り上げられご心配かと思います。

金属アレルギー検査をされてみて、もしアマルガムが溶け出しているようであれば治療をされることをおすすめします。

日本ではアマルガム治療は、保険診療で認められており、現在も一般的な治療として使われています。

アマルガムは、銀、スズ、銅、少量の亜鉛、そして残りの40~50%が水銀で構成されています。

この治療には賛否両論あります。

アメリカ歯科医師会(ADA)は、アマルガムに含まれる水銀は「安全」である、としています。

それに対し、スウェーデンやドイツでは使用が禁止されており、イギリスでも妊婦さんへの使用には警告を発しています。

私自身、学生時代にはアマルガムから生じる水銀よりも、食物や空気から生じる水銀の量の方が

多いことを教わりました。

しかし、これは実験室のお話であって、このアマルガムの予後は術者の腕によって、また口腔内の環境によって大きく左右されます。

吉本歯科医院の特殊技術:接着について

 

実際は3年以内でほとんどのアマルガムは劣化を示しており、約10年後には

70%が溶けて消失するという結果を出している研究者もいます。

 

このような理由から私は吉本歯科医院では、虫歯治療に際し、「アマルガム治療」を行っておりません。

実際患者さんのお口の中で穴がポツポツと空いて溶け出していたり、ヒビが入ったり割れていることがほとんどであります。

簡単に口の中から金属が溶け出して体内に取り込まれている状況をみると、別の材料に置き換えた方が良いかと思われます。

確かに症状のない患者さんの方が数は多いかもしれません。

しかし、金属アレルギーは「なってから対策を考える」よりも、

「なる前に防ぐ」ほうが、望ましいといえます。

 

ただし、奥歯のかみ合わせの強い力がかかる部分では、保険診療で認められているコンポジットレジンなどの弱い材料に代えた場合、将来的にすり減ってかみ合わせの高さが変わって顎や全身に悪い影響を及ぼしかねないことや、破折して虫歯になりやすくなることもあります。

 

さらに続きます

前回のブログにも紹介しました金属アレルギーですが、日本歯科新聞社発行の、「日本歯科新聞」2006年8月29日第1478号7面に掲載さ れた吉本彰夫の記事「金属アレルギーを我々は食い止められるだろうか?」もご紹介します。

「金属アレルギーを我々は食い止められるだろうか?」
(社)日本補綴歯科学会 第115回学術大会(札幌)に参加して
吉本 彰夫
香川県高松市開業
日本補綴歯科学会専門医
日本接着歯学会認定医
平成18年7月8日(土),9日(日)札幌市にて(社)日本補綴歯科学会 第115 回学術大会が開催された。参加して感じた一開業医の雑感である。
「咬合・咀嚼が創る健康長寿」をメインテーマとし、多数の発表や講演が行わ れた。

多くの発表の中で特に気になる発表があった。

金属アレルギーの患者数 推移とアレルゲン金属の種類である。

水銀アマルガムが「掌蹠膿疱症」を引き 起こすことは我々にも周知の事実である。

また近年マスコミに、小さな水ぶく れが手のひらや足の裏にでき、皮膚が荒れてしまうだけでなく、放っておく と、胸や首、腰などの骨や関節が激しい炎症を起こし、激痛をもたらすことも ある恐ろしい病と大々的に取り上げられた。


保険診療に普段使用しているパラジウムによる金属アレルギー患者数が増えて いる。

比率が増えている。いかがだろうか?


私自身10年ほど前の診療で、金銀パラジウム合金の補綴物が半年ほどで変色す るケースを経験したことがある。

材料的な問題か鋳造欠陥によるものかとあま り気にも止めていなかった。

同一患者の別の部位に補綴を行った際、口腔内写 真を撮影した。

半年後のリコール。

またしても変色していた。まさか!と思っ た。

当時、患者には個人差があるため唾液のpHが酸性なのかもしれないとリト マス試験紙にて確認したが、変色は認められなかった。

患者は保険診療を希望 していたため、「色が変わっても機能的には問題ないですよ。安全ですよ。」 とお話した。

不安がよぎっていた。


今回東京医科歯科大学から「近年における歯科アレルギー外来受診患者の病態 およびパッチテスト陽性元素の変化」と題してポスター発表が行われた。

以前 にも同様の他大学の発表を見たことがある。10年来の不安がよみがえってき た。

将来の恐ろしい予感がはしる。


確かに金銀パラジウム合金が近年何百万人とういう患者さんに使用されてい る。

金属アレルギーがパラジウムで増えて当然の結果なのかもしれない。

金属 アレルギーを引き起こすのは金属ではなく、金属イオンである。確かに短期間 に何らかの症状を呈する患者さんもいる。

しかし多くは何年も何十年も経過し てから症状が現れてくる。


確かに症状のない患者さんの方が数は多いかもしれない。

限られた国家予算の 中で贅沢は言えないのかも知れない。

しかし金属アレルギーは「なってから対 策を考える」よりも、「なる前に防ぐ」ほうが、望ましいといえるのではない でしょうか?

少なくとも私の家族や身内にはそのような治療をしたくない。


シンポジウムⅡではメタルフリー補綴歯科の最前線として最新の金属を使わな い治療や接着治療の重要性が論議された。

特に高橋英登(東京支部)先生の材 料の特性を熟知したコアや接着治療の重要性、操作一つ一つの重要性、的確で 確実な処理の重要性を教わった。

シラン処理の活性化は早速臨床に取り入れさ せていただいた。
メタルフリーの時代がやってくる予感がした。

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金属アレルギーのご不安がある方はどうぞお気軽にご相談下さいね。

https://www.8181118.com/contact/

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