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ホーム > 香川県高松市で母性型を実践マネージャーブログ > 抑えていた本音に気がついたんです。母性型勉強会でした

2017.02.16抑えていた本音に気がついたんです。母性型勉強会でした

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科 吉本歯科医院のマネージャー吉本委子です。
IMG_3843.jpg
昨夜は母性型勉強会でした。
17人の方が集まって下さってました。
面白かった~


誰かの体験談を聴いていくことで
自分も「同じことがある」って気がつくことって、ありますよね?


昨日はまさに、私にとってそんな体験でした。


彼女の体験です。

同じ部署にいる上司がえんえん愚痴と悪口ばっかり。
長い時間一緒にいなきゃいけない彼女は閉鎖された空間で
その上司の愚痴悪口が
嫌で嫌でたまらなく
どうしたら上司にその愚痴やめてもらえるのか?
このままだったら自分がストレスでおかしくなる・・・
こんなことを
先生に相談していました。


先生と何回かやりとりをしていくうちに
「こんなにイライラするのは、上司じゃなく自分の中に何かがあるのかもしれない?」
ということに気がつきました。


そのことに気がついてから
ムカムカイライラしていたこと
「この上司~~もう,嫌!」って上司のせいだとばかり
思っていた自分に
「?ちがうかも?」
と思うようになったんです。


先生とのやりとりで
自分の本音をどんどん深堀して探って行きました。

「なんで、私はこの上司にそんなにイライラするんだろう」
「他の人は、気にならない人もいるみたい・・」
「どうして、この上司のこんな態度の時に自分は抑えられないほどの怒りが込み上げてくるんだろう?」


感情が湧き起こったら
自分自身に問いかけてみる
といことを
繰り返していったそうです。
2ケ月近くこんなやりとりを
じっくり先生としていたんですって!
それがすごいと、まず思った私です。


先生は彼女にこう言いました。
「本当は、愚痴を聴いてほしいあなたがいたんじゃない?」
「でも、愚痴や悪口は言っちゃいけないって、抑えていたんじゃない?」


彼女は
「ハッ」と気がついたそうです。

「そうです、私、聞いてほしかった」
「愚痴や悪口って言っちゃいけないって抑えてます」


「ああ、そうか、そうか、
抑えていたんだ~だから、腹が立ったんだ、だからイライラするんだ~
そうかあ~~」

自分の中に抑えていた感情があることに
気がつき、納得しちゃうと
相手との関係って本当、変わるんです。


そんな体験談をリアルに聴かせてくれました。
赤裸々にみんなの前で語ることができた彼女も
すごい、と思いました。


なかなか、できないですよ。
だって、「上司の愚痴がいや」とか「イライラして腹が立つんだ」
って器が小さい人間に思われたらどうしよう
とか
自分がちゃんとしてないからそうなんじゃない?
とか
思われたらどうしよう、ってまじめな人って
考えてしまうので
なかなか、オープンに言うことって
できません。


みんなの前で
心の中のものを言葉にして
出したことで、2段も3段もステージが上がったんだろうなあ
と思ったんです。




「私、嫉妬してるんです~~」
「もう、ねたんで大変(泣)くるし~~」
なんて、ドロドロの感情を思いっきり出せる人って
素敵に見えちゃうんです。
この場では(笑)


私達は、やっぱり
裸に、なりたいんです。
素、で付き合いたい。
ITやらSNSやらたっくさんやってても
やっぱり人肌。
近い距離感で接し合える関係が
必要なんです。


いろんな素晴らしいこと美しいこと立派なことを
外側につけていても
つけたいと思っていても
根っ子の部分では
なーんにもない素っ裸の自分を認めて欲しい
愛して欲しい、繋がってほしい
願ってしまうんです。



だけど、勉強すればするほど
コミュニケーションの知識が頭の中に入れば入ると
私達は、裸になれなくなる。

仲良くなる
というところから
どんどん遠ざかっていくんです。



「私は、なんで今、こんなに腹が立つんだろう?」
「私は、なんでこんなにモヤモヤするんだろう?」
その答えは
全部、自分の中にある、ですって。いや~、確かに、そうですね。
つい、「あんたのせいよ」と言いたいところですが(^^:)


自分の感情に気がつく
自分の本音を知っていくってことは
自分に通信簿をつけるって意味ではないんです。

自分はこれができてないからマイナス10点
自分はこれがないからマイナス20点
でも、自分にはこんな資格があるからプラス5点
これは、通信簿的発想。


そうではなく
よくない感情でも
「今、腹がたってるんだ~私、なんでかなあ?」
とぜ~んぶ、丁寧に扱っていくことです。


自分が自分の感情を丁寧に扱っていると
周囲の人、
特に身近な人が
自分を大切に扱ってくれるように、なります。


自分が自分のことをプラスマイナスで評価する
ということでしか理解していないと
関わる人も自分のことを
損か得か、いいか、悪いか、でしか
判断してくれないようになってしまいます。



何回か前の勉強会で出た
ご主人が自分を大事にしない
自分への扱いがひどい
というのも
そもそも
自分自身は自分のこと丁寧に扱っているのか?
自分自身の本音の気持ちを抑圧せず
オープンにできているのか?
という問題と同じこと、だったんです。



今は、ほとんどの人が
自分の感情を抑えて生きています。


抑圧したものは、必ず爆発します。


抑圧されていることさえ、気がつかなくなって
私達は、生きています。


女性は本来
自分をさらけだし、隣の人と繋がって生きていく存在です。


しかし、今は
それが、できない。
女性たちもまた、競争の中に生きています。


競争の中に生きていると
自分のさらけだすなんて、とんでもない
そんなことすると、負けてしまう
無意識にかたい鎧を身に付けていくような社会に
なっています。



負けたくない
弱みを他人に見せたくない
甘えられない
これって、「オンナ」では、ないですね、きっと。



母性型勉強会は
女性達がやはりメインです。



私達は繋がっている
ってことが、
体感レベルでわかるから、です。


女性は子供を産み育てる性です。
産むうまないに関わらず
本来、「産み育てること」の装置が
内臓されています。



母親は、子供は自分の中からでてきたリアルな分身です。
分身なので、子供が苦しいと
自分も同じく身を切れらるんです。
親と子供はそういう関係です。


その延長に夫婦があり
家族があり
友達があり
職場があり


自分だけで幸せって
なりようが、ないんです。



私がこうして職場で仕事してても
わが子がもし、苦しんでいたら
私も苦しいんです。
身が本当に痛い。


物理的には離れていても
本当に繋がってるんです。


繋がってることを
日々感じているから
安全とか
安心とか
そういうことに
敏感なんです。



子供に何かあって心配だと
仕事が手につかない
って、普通では怒られますが
そんなもの、当たり前、なんです。
むしろ、平気になりなさい、仕事は仕事、家庭は家庭
ってわけなさいって方が無理なんです。


それって、
違和感を感じないようにするってことなので
女性はその方向でいくと
かならず歪になります。



女性は、体験を語ります。
昨日語ってくれた彼女のように。


大きな話ではなく
今、感じていることを
リアルに語るのが女性です。


子供のこと
主人のこと
職場のこと
仲間のこと
行った店で感じたこと
見つけたいいもの
悪いもの
自分が感じた違和感
ぜ~んぶ、しゃべっちゃう。



そして
1人のリアルな体験や気づきが
隣の人に、伝染します。


女性の特性です。


私もいいもの見つけると
黙っちゃいられなくて
友達つかまえて
「もうね、とにかくね、いいから!
理屈はね、ようわからんけど(笑)とにかくいいから!」

自分が体験してすっごくよくなったことは
もういいたくてしょうがない
伝えたくてしょうがない
黙っちゃいられないんです。


その行為そのものが
みんなで、よくなりたいね~一緒になろ~嬉しいよね~
っていう共有、共感したい願望の現れです。



昨日は生物学の先生
生物としての人間、オスとメスの話を
それはそれはわかりやすく、恋愛ネタに置き換え
お話もして下さいました。



毎回母性型勉強会で感じることが
あります。


それは、
いつも誰かが
自分の欠点とか、ダメダメな体験を
赤裸々に話すシーンがあるんですが
されけだしてくれると
もう一気にその人のこと、好きになっちゃうということが
私、起こるんです(笑)
みなさんは、どうなのか?聞いてみたいなあと
思うのですが、私は毎回そうなります。


壁があるなあ
と思っていた人も
話しかけにくいなあ
と思っていた人も
うわ~怖そうと
思っていた人も
自分のすごいことや長所や才能を話されるより
ダメダメで欠落している部分を
オープンにしてくれた途端
一瞬で、心が近くなる。



この体験から
私は、欠点はあり、やね(笑)
なんです。


その欠点があるから、
愛おしい。
欠点があるから、
完璧じゃないから
近寄れる。
近づきたいと、思う。



「素」で愛してもらえる
「素」で付き合える
ことほど、嬉しいことって
ないです。


親子や
夫婦って
「素」ですよね、たぶん。

実際
裸でうろうろしてても
引かないし(^^:)
愚痴ろうが
ダメダメだろうが
立派じゃなくても
ずっと一緒ですよね。


そういう関係が
こっちにもあっちにもあれば
そこまで、老後の不安でおびえることもなく
何か特別な自分にならなきゃいけないって強迫観念持つことも、ない。



気持ちを出し合って
その気持ちを受け取ってもらって
自分もまた共感して
そうやって
暮らしていると
不安とか、将来
とか
そんな言葉がよぎる「暇」が自分の生活から
消えるんです。



繋がる
って震災後は「はやり」のような標語です。


繋がるって
自分からまずさらけだしていくこと、です。
さらけだすって
自分の心を内側からエイッて開くこと。
それは勇気がいります。


で、一度エイッて開いてみると
あらびっくり。
自分を好きになってくれる人が
こんなにたくさん(笑)


な~んだ、こんな簡単なら
もっとはやくしておけばよかった。

別に何かすごいものにならなくても
私って、幸せかも???


そう、感じていく人が
増えていくのが
母性型勉強会


私は、そう考えています。


来月はあったかくなっていますね。
もう3月が近いです。



3月母性型勉強会
日時:2017年3月15日(水)18時30分~21時
会場:高松国際ホテルにて
会費:3,000円(夕食費込み)
お申込はこちらからお願い致します。





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