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03 歯周病 歯槽膿漏 歯肉炎

歯周病とは?

歯周病とは、歯の周りの組織、つまり歯を支える骨や歯肉などの病気です。
ですから、むし歯などの歯の病気ではありません。
歯周病の恐ろしいところは、痛みがなく何の自覚症状もなく進行するところです。
「私は昔から歯が丈夫でねえ。全部自分の歯だよ、わっはっは」と常に思っていらっしゃる方でも、安心はできないわけです。
歯が丈夫だから絶対安心と思っていたら、ある日突然歯がグラグラしてきていきなり何本も歯が抜けてしまった!という方も多くいらっしゃいます。
繰り返しますが歯周病は、むし歯などの病気とは直接関係のない、歯の周囲に起こる病気なのです。
歯周病は今や日本では歯を失う一番の原因です。

歯を失う80パーセントの原因は「歯周病」

  • 「痛みはないのに最近歯がグラグラしてきた」
  • 「前歯にすき間ができてしみてきた」
  • 「いきなり歯が抜けてしまった!」

このような症状で歯科医院に駆け込んだ・・・。
こんな症状ではありませんでしたか?
歯を失う80パーセントの原因は「歯周病」です。

多くの患者さまは、こんな状態になってはじめて「こんなことになるならもっと早く教えて欲しかった」と、助けを求めてお越しになります。
また、虫歯だと思って来院された方の80パーセント以上の患者さまが歯周病が進行しているケースが非常に多いのです。
虫歯と違って歯周病には痛みがありません。
痛くないので気が付きません。
ですから長い年月をかけてその恐ろしい病気はどんどん進行し続けます。

歯を失う原因の一番はこの歯周病という病気です。
この魔の病気は、じっくりじわじわと痛みなく進んでいきます。
本当に恐ろしい病気ですが、ほとんどの方にその意識はありません。

突然ですが、あなたさまに質問です。
あなたさまの歯を支えているのはいったい何だと思われますか?
私が診療の際に患者さまにお聞きする質問です。
多くの方は思わずキョトンとされ、「え~と、歯ぐきですかねえ?」とお答えになられます。

しかし、答えはなんと「骨(ほね)」なんです。
詳しくは「歯槽骨(しそうこつ)」といいますが、歯をしっかり支えているのがこの骨なのです。
つまり基礎です。

家でも何でも基礎がきっちりしていなければ、少しの地震や台風ですぐ壊れてしまいますよね?

歯周病というのはこの基礎となる骨が、ばい菌によって溶けてなくなってしまう恐ろしい病気のことなんです。

骨が溶けて、歯が抜けてしまったら・・・・・・
残念ながら一度溶けてなくなってしまった骨はもう二度ともとに戻ることはありません。
ある日突然何本も歯がグラグラして抜けそうになってあわてて歯医者に飛び込んだ、という方もたくさんいらっしゃいます。

私の医院に「なんとか助けて欲しい」と駆け込んでこられた患者さまにお聞きすると、今までどこの歯医者さんに行っても「歯周病ですね、と言われたことなんて一度もなかった!」とおっしゃられる患者さまはたくさんおられます。
それほど、歯周病に対する意識は低いのです。
歯を失う一番の原因がこの歯周病だというのに、です。

歯周病はなぜなってしまうのか?

では、歯周病にはなぜなるのでしょうか?
歯周病は歯周病の原因となる歯周病菌による感染症です。
ですので、感染に対する治療を行わないと絶対に治りません。

歯科医院に行って「歯周病です」とドクターに言われました。
でも、「よくブラッシングしておいて下さい」とか、
「歯石を取るお掃除をしましょう」とか、
そういう治療しかされたことがない方がほとんどではないでしょうか?

繰り返します。
歯周病は感染症です。
細菌ですのでどんどん移っていきます。
歯のお掃除をちょこちょこした程度では、残念ながら治ることはありません。

最近では、予防歯科ということがよく言われています。
歯医者さんに3ケ月に一回程度通い、定期的に歯石を取って、歯の奥のバイキンを除去していけば歯周病にはならない、というものです。
これは現在、歯周病でない人には非常に有効です。

しかし、もうすでに歯周病にかかってしまっている方には、はっきり申し上げて歯周病の治療とは到底言えるものではないでしょう。

現在、日本では成人の約9割の人がなんらかの歯周病になっていることがしられています。すでに国民病といっても過言ではありません。
また、自覚症状がほとんどありませんので、歯周病になっているのに気がついていない人がたくさんいます。
こんな状況で、今、お口の中に歯周病菌がまったくない人はどれだけいますでしょうか?

歯周病の原因となる菌は?

歯周病についてもう少し詳しくお話しましょう。

先ほども申し上げました通り歯周病は感染症です。
お口の中にいるばい菌が原因で歯の周辺の組織をダメにしていく病気です。
人間の口の中には数百種類の細菌がいます。
その中には口の中の環境を保つのに必要な細菌もたくさん含まれています。
ですから、むやみやたらにうがい薬で消毒をすることはこの必要な菌も殺してしまうことになりますのでおすすめしていません。

長期的には菌交代現象が起こり、殺菌剤で死なないばい菌だらけになる恐れもあります。
この400種類の細菌の中で、歯周病の原因にはこの6つが代表的なものです。

1.Actinobacillus actinomycetemcomitans (A. a.菌)

小さな球形に近い、非運動性、非芽胞産生性、糖分解性、好二酸化炭素性、通性嫌気性、グラム陰性の、両端の丸い桿菌。
限局型若年性歯周炎の病巣から比較的高率に検出され、 健康な、あるいは軽度にしか罹患していない患者の歯肉縁下プラークからの検出率は低いとされています。

2.Porphyromonas gingivalis (P. g.菌)

黒色色素産生性バクテロイデス属に入り、これらは 偏性嫌気性、グラム陰性、非芽胞産生性、 非運動性桿菌で、血液培地で増殖すると、褐色あるいは 黒色に着色したコロニーを作ります。
進行した成人性歯周炎の病巣から、また、広汎型若年性歯周炎の病巣からも分離されます。歯肉の炎症の程度と歯肉縁下プラークに占める本菌の 比率との間に相関関係があることも明かにされています。対照的に健康人あるいはまだ歯周炎に罹患していない 歯肉炎患者の歯肉縁下試料からは まず検出されません。

3.Prevotella intermedia (P. i.菌)

同様に黒色色素産生性バクテロイデス属に入り、進行した歯周炎患者のポケットから、しばしば多数のP.gingivalis と一緒に分離され、 単独に存在することは稀です。
P.intermedia は歯肉炎患者および健康な歯周組織を持つヒトの半数以上に存在しています。

4.Tannerella forsythensis (旧 Bacteroides forsythus、T. f.菌)

グラム陰性、非運動性、初期には球菌様を呈する 嫌気性桿菌であるが、時間が経つと、通例、先のとがった両端と膨れた中心部を示すようになる。
本菌は歯肉炎や健康部位、または疾患の軽快した部位に 比べ、歯周組織破壊の激しい部位で高率に検出される。また、表在性や非活動性の病巣よりも、深在性で活動性の歯周病病巣でそれが顕著である。難治性歯周炎の指標として重要な菌種です。

5.Treponema denticola (T. d.菌)

スピロヘータは、長くて細いグラム陰性嫌気性菌で、歯周病羅患部位の歯肉縁 下プラーク試料からしばしば分離されます。人の腸管や泌尿・生殖器表面からも見つかり、いくつかの種は梅毒のような重篤な感染症の原因菌です。
歯周病の病理発生における口腔スピロヘータの役割についてはまだよく解っていませんが、最も頻繁に分離される T.denticola については盛んに研究されており、歯周病の活動度や重症度と関連している、あるいはこの菌が免疫抑制作用に関わっているという報告などがあります。また、治療された患者でスピロヘータの割合が高いと、それが低い場合よりも再発しやすいとの報告もあります。

6.Fusobacterium nucleatum (F.n.菌)

Fusobacterium nucleatum(F.n.)は、線状の長いグラム陰性嫌気性菌で、デンタルプラークなどでは大きな体積比率で存在しています。ヒトの口腔内に常在 し、菌の両端が尖って中心部がやや太いことから紡錘菌とも言われます。
F.n. は、歯周病原性菌の1つで、デンタルプラーク形成に中心的役割を担って い て、他の細菌と共凝集することによりバイオフィルムを形成します。

P. g.菌、T. f.菌、T. d.菌の3種類の組み合わせは、RED complex と呼ばれ、重要視されています。

歯周病の種類は?

歯周病にも大きく2つに分かれます。

  1. 歯肉炎 歯肉が腫れているだけの状態
  2. 歯周炎 歯茎だけでなく、骨やその周囲組織(セメント質など)まで破壊された歯周炎の二つに大別します。

歯肉炎は原因である歯周病菌を歯ブラシなどで除去すればよくなりますが、歯周炎は専門的な治療をしない場合、最終的には抜け落ちて入れ歯になることもあります。

まず、歯肉炎ですが、おもに以下のような診断があります。

  1. 単純性歯肉炎(歯垢=細菌のかたまり)
  2. 妊娠性歯肉炎
  3. 思春期のホルモンによる歯肉炎
  4. 薬剤(高血圧の薬など)による歯肉炎
  5. 口呼吸など、鼻が悪い人などにみられる歯周炎

歯周病にもいくつかの診断があります。

  1. 慢性(成人性)歯周炎....歯ブラシの状態が何年、あるいは何十年と続いたとき。
  2. 急速進行性歯周炎....20代後半から急激に骨組織の破壊がおこる。
  3. 若年性歯周炎....6才ごろから骨の吸収と喪失が始まる。

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