2009.10.25早寝早起きその2
早寝早起きにハマりだしてはや半月.
体調がいいもので周囲の人に「早寝はいいよ,早起き最高!」とすすめています.
何と言いましょうか,人間らしいリズムを取り戻すと頭の中までスッキリと変化してくるから本当不思議です.
体調が整ってはじめて「あれ?無茶苦茶な生活していたのね・・・私は」ということに気がつきます.
人のライフスタイルは詰まる所は毎日の暮らし方であり、大きく人生を考えて「その人の生き方」そのものでもあります。
今この時が積み重なったものをまとめて「人生」なので,毎日の暮らし方がとっても大事です.
20代~30代前半は私はどちらかというといつも何か「やりたいことが」や「欲望?」がめらめらと前にあって本当に今思えば馬車馬のように動き回って働いていた気がします.
だから,結婚して子供ができてしかも仕事もフルでやりだして,
「いったい,私の自由に使える時間はいずこに~~~???」(泣)
と日々叫んでいた頃があります.
しかし,ここ最近,そう,「早寝早起き」の効用でしょうか?そういったことを全く思わない,思考しないような脳みそになってきたのです.
いったいどういうことでしょう?しっかり眠ると脳みそに何かいいもの?が出るんでしょうかね?
誰かに聞いてみたいです.ちゃんと(^^)
しっかし,これは大きな収穫です(^^)
子供ができて,一人二人と増えてくると何かと行事が増えます.
しかも我が家は自営業なのでいわゆる「お休み」みたいな感覚はなく一年365日グルグルと仕事のことも考えているような感じです.
そんな中で,いかに快適に楽しく過ごせるか・・・と知恵が働くんでしょうね.
子供ができて結婚して、しかも,仕事をしているとなると自分の時間がないどころか
人の手をお借りしないとどうにもならないことが山のように押し寄せてくるわけです.
そうなると,誰かと互いに協力して何かをやっていくということに目覚めます。
だってどう考えたって自分一人の手じゃ無理なんだもん...
どうしても夜家に帰れない時にママ友に預かってもらうとか
風邪ひいてごはん作れない時にお互いの子供を預かりあうとか,
親戚の家にちょくちょく行って仲良くなっといて,緊急の時には助けてもらえるように
しておくとか,近所のおばちゃんやおじちゃんと仲良くなって子供に昔話を教えてもらうだとか...
自分に子供ができる前までは,そんなこと思いもしなかったです.
自分の好きな人としか付き合いたくなかったし,親戚付き合いも面倒くさいし
近所の人ともまあ,顔見知りくらいなもので,
自分一人で快適な時間を過ごす方が良かったし,誰かと協力なんて面倒くさい,
助け合いの精神なんて,実感なかったですね.
自分一人で火のように生きていたような感があります.ある意味,とげとげしく・・・.
しかし,そういった何のお金の勘定もない,利害関係もない関係って,その輪の中にいるだけで
気持ちが本当満たされていくんです.
一度行っちゃうと「帰りたくなくなる」感じです.居心地が良くって.
それは一体何なんだろうな,と思った時,やっぱり人はどこかで,誰かと気持ちが繋がっている
体感を求めているんだと思います.
お金で買えないもの,それが生身の人間の気持ちです.
生身の人間同士が出し合う気持ちの交流がまた,その人を元気にするんだと思います.
私などは,そういった関係がなくなるとおそらく3日でウツになってしまうタイプの人間です(--)
こういう一瞬の,そしえ 「今、この時」の気持ちや実感が
ものすご~く長い目で見て「自分の人生」みたいな大きなところに繋がっていくような気がします。
体が気持ちいい時や,なんだかいい感じを体感してる時ってたいがいの事は
選択を間違わないし,なんでもいいように思考してしまうものです.
この「いい感じ」という体の感覚こそが私は一番正しく,自分を正しい方向に
導くものだと思います.
今のような情報過多の時代は,自分の頭でどうこう考えてもどうにもならないことの方が
どう考えても多いです.
ですから,信じるべきは自分の体感だと思います.
常に頭で考え,考え,理解しようとするとなっかなか気持ちのいい自分には
たどりつくことはできません.
労わるべきは何よりも自分の身体であり,ほんのささいな変化でも感じられるように
体感を研ぎ澄ましてく・・・.
その方がよっぽど自分を幸せに導いてくれそうな気がしませんか?
話は思い切り飛びましたが,そんなことをしみじみと感じるきっかけは
「早寝早起き」です(笑)
よく寝て,よく食べ,よく笑い,よく怒り(笑),よく泣き・・・ですね.
気持ちいいのでおすすめします.