2010.04.01吉本歯科医院のおそうじ
昨日はじめて気がついたのですが(苦笑)
毎日毎日、吉本歯科医院の洗面台には可愛らしいお花が飾られています。
「誰が毎日いけてくれてるのか」に気が付かなかった私もどうかしてるのですが、
それほど、自然に毎日可愛いお花が飾られてあったのです。
吉本歯科医院には朝夕と院内の清掃と、器具の消毒や衛生面の管理のお手伝いに
来て下さっている熟年?スタッフの方が3名いらっしゃいます。
どの方も皆、ご自分のお家を綺麗にするように本当にびっくりするほど細やかなところまで
お掃除して下さっています。
この方たちに毎日来て頂くようになって、吉本歯科医院の中は本当に、いつも「こぎれい」を
実現できるようになりました(笑)
歯科医院では、まだまだ院内の清掃や、器具の清潔管理などを外部の人にお願いする、ということを
されている医院さんは少ない、そうです。
私も実は、なんとなく抵抗がありました。
それはなぜか?と申しますと、私自身も、会社務めをしていた時は、「お掃除」はものすごく
厳しく言われていたことで、「お掃除するのは自分の心を磨くんだ」と、教えられてきたからです。
お産の時も、「トイレ掃除をすればいい子がうまれる」と祖母に言われた記憶があります。
確かに、お掃除は「やらされてやる」のではなく、「自分でやろうと思ってやっている」時は
無性に気持ちいい時があります。
でも、強制されるお掃除は小学校のときから嫌いだったなあ・・・(--)
O型とB型(Aと、ABのスタッフもいますが、私の推測では果てしなくOに近いです)
の多い吉本歯科医院では、四角いところを丸くはいてもあまり気にならない性格の
スタッフが多く(笑)良く言えば、おおらか、悪く言えば、おおざっぱ、です。
私自身が、とんでもなくおおざっぱな性格のため、誰にも何も言えない!という弱みがあります。
だって、私に比べれば、うちのスタッフはみんな「きれい好き」で「きちんとしている」ので
口が裂けても「なんでこんなに整理整頓ができていないの?」なんて言えないわけです。
自分ができていないことを人に言うのはさすがに気がひけますし、恥ずかしくて言えません・・・。
院内の清掃エトセトラを、外部の方にお願いすることによってもたらされた効果はビックリするほど
大きいので、私はもしいろいろな業種の方がいらっしゃったら、ぜひおすすめしたい、と思います。
特に、吉本歯科医院は、歯科衛生士さんだけでなく、カウンセラー、受付のポジションも
専門性の知識をとても必要とする仕事です。
患者さまが吉本歯科医院に求められることに対して、適切にお答え、対応していかなくてはなりません。
知っておかなければいけないことや、伝えておかないといけないことが毎日山のようにあります。
そのためには、やはり自分の仕事に1秒でも集中できた方がいい、のです。
外部の方に来ていただく前は、朝夕のお掃除の時間がやはりどうしても30分はかかっていました。
夕方、診療を終えた時は、もうみんなくたくた、です(泣)
なにせ、朝から夕方までたちっぱなしで、話しっぱなし、走りっぱなし。お手洗いに1回も行ってない!なんてスタッフもいます。
それほど、診療時間中は、戦争状態なのですが、そういうバタバタした感を患者さまに見せるわけにはいけない、とみんな思っていますので、顔はにこやかに、でも、脳ミソはふる回転です。
そんな状態で一日を過ごしておりますので、夕方になると、お掃除の方が来て下さって
ニコニコしながら、みんなのかゆいところに手が届くような働きをしてくださると
もう本当にほっとすると申しますか、助かる~~!!の一言、です。
私たちが目が届かない部分まできちんときれいにして下さるので、もうすっかり頼りっきりです。
「いいよいいよ、やったげるよ」と全部引き受けてくださるので、調子にのって何でもお願いしている私だったりします。
本当に頭が下がります。
その中のお一人が、毎日毎日お花を生けて下さっていたようなのです。
気が付かずに本当にごめんなさい・・・という気持ちです(--;)
ご自宅のお庭に咲いているお花を毎日毎日持ってきてくださり、吉本歯科医院の洗面台に
飾ってくれているそうです。
玄関には、華やかな生花を飾っていますが、その美しさとはまた違った、ほっとするような可愛いお花たちです。
ほんのちょっとしたことなのですが、嬉しいですね(^^)
お掃除スタッフの方に来ていただいて一年、そして今は?と申しますと、その時間を、すべて「院内ミーティング」つまり、話し合いに使っています。
この効果はとても大きく、毎日ちゃんと話し合いができる時間が、就業時間内にある、ということは
本当に貴重なのです。
今日も衛生士の加島と、「やっぱりこんな話し合いは大事だよね」とつくづく話をしていました。
吉本歯科医院では、何かあってもなくてもしょっちゅう話し合いをしています。
人の感情が刻一刻と変化するのが常ですので、やはりその微妙な微調整をしていく話し合いは
本当に大事、です。
一対一の対話も大事で、チーム全体での対話も大事です。
習慣的に「話し合い」の時間を無理矢理作っていくことも、大事ですね。
大家族会議のようなもの、です。
一年以上が過ぎ、続けてきてよかったなと思います。
おすすめします。ご一緒にいかがですか?(笑)