2010.04.23女性のネットワークは・・・・
先日の水曜日、休診のため私は息子を連れて岡山に住んでいる知人の家に
遊びに行ってきました。
それにしても「気の合った女の集まり」というのはなぜこんなに心地がいいのでしょう(笑)
ミツの味です。
ひさしぶりに会っても、パッと近寄ると瞬時に心が近くなるのです。
みんなが持ち寄ったお菓子やケーキ、手つくりのよもぎ団子に、手づくりのなぜか「漬け物」
あれやこれやテーブルの上に乗り切らないほど溢れさせとめどもなくお話が続きます。
どれほど糖分とらせるつもり?というほど、とめどなくふるまうこの家の亭主でした(^^;)
よく男性には、「女のおしゃべりはしょうもない」「内容もないことをダラダラと」とよく言います。
でも、違うんですね~。
女は「たわいもないおしゃべり」でもってエネルギーを循環させているのですよ(笑)
知ってました??????
私もよく休日前には仲の良い友達と家に集まってワイワイご飯を食べるのですが、気がつくと2時、3時ということはよくあります。(※子供はまとめて子供部屋で合宿状態です)
院長には「いったい何を話すわけ?そんなに?で、何か決まったの?」とか言われます(笑)
まったく女ってものをわかってない人の発言です。。。。
女性は総じてみな「聞き上手」です。
誰かが話しだせば、よくよく耳を傾け、うんうん、わかるわかる、わたしもそうそう、と
心から共感しながら話を聴きます。
私は「共感」という言葉が好きです。
感情は共感することで作られているんだと思います。
人の気持ちが自分で感じたことのように感じてしまう。
とっても大事なこと。
そこがなければ人と繋がっていけるはずもない、とも思うのです。
私たちはすべていろんな感情によっていろいろな人と繋がっていきす。
そのことによって「ああ、幸せだなあ」とか感じることができます。
女性の輪の中では、誰かが困っていたり悩んでいることがあれば
「それは、こんないいものがあるわよ」
「それならあの店にいけばいい」
「この人を紹介してあげる」
もっと言えば
「じゃあ、私が助けてあげる。まかせなさい」(笑)みたいな。
と、溢れんばかりの情報を出してくれます。
もちろん無償(笑)
そこには何の損得勘定はなく、なんの利害関係もありません。
そして、その宣伝力たるや、ものすごく、会社の営業マンが100万言理屈を並べるよりも
説得力があり訴求力があるのです。
いろいろな人とすぐに仲良くなっっちゃうのも女性の特性ですよね。
名刺も肩書きも必要なく、ポーンと相手の懐に入り込んでしまう技は男性には決して真似できないものです。
そしておしゃべりを通じての情報収集力とその発信力。
それも自分の体感を通して話す言葉は、とんでもない力を持っており、あっという間に
繋がりができてしまうんですよね。
さらに一度繋がった縁を太く続けていくのも女性ならでは。
おばあちゃんになったら一緒に住もうねって話すのも女性ならでは。
男同士ではいいませんよね、そんなこと。
本来、女性は「繋がりたい」「共感しあいたい」本性を持っているので当然といえば当然です。
誰かの上に立ちたいとか、自分の帝国を築きたいとか
世界征服とか(--;)興味ないんです。
社長席に座ることより、この一瞬一瞬に幸福感を感じられることの方が何よりも大事。
最近はつくづくそう思います。
また、美や健康に関する欲求は女性は誰しも貪欲なので、普通の主婦が専門家なみに
情報をモッテいたりします。
私も、今口に入れたり、皮膚につけたりするものは全て人づてで教えてもらったものばかり。
そうやって伝えてもらったものはやはり、確かなものが多い。
たっぷり話して
たっぷり聞いてもらって
たっぷり食べて(笑)
心もお腹も満腹になった私は、夕方5時のマリンライナーにのって高松に帰りました。
瀬戸大橋の上から見る穏やかな瀬戸内海の海は、キラキラと光っていました。
ふと思ったのですが
私はこの光景を何度も見るのですが、自分の心模様次第で景色なんていくらでも変化します。
どんなに雑然とした人ごみでもキラキラと見えるときもあり、
どんなに美しい自然を見ても、灰色にしか見えないときもある。
思ったのは、私が見たいようにしか神様は景色を見せてくれない、ってこと。
人間は誰しもあとどれほど生きられるかはわからないけど、私の心模様次第でいくらでも世界は
違って見えるのなら、あえて明るい景色を見ていたい、そう思います。
キーワードは、いつも自分の中にあります。
追伸 何でも「困ったわ~」「暗いトンネルにはいったみたい」みたいな事あったら私に声かけてみて下さい(^^)その突破口を開いてくれそうな人を、紹介します(笑)
徹底的に周囲に頼って生きていると、周囲があれやこれやサポートしてくれるのでとっても毎日が楽しくなります。上手に頼るためには、日々のグラウンド整備は欠かせませんが。。。。。(^^)
「人に頼って楽しく生きる」って、誰か本にしませんか?(笑)