2010.11.04祖谷へ行ってきました(^^)
早朝より出発し、なんと医院に戻ったのは夜9時でした(笑)
しかし、とっても内容の濃いスケジュールだったので満喫しましたよ、秋の祖谷を。
大型バスで奥祖谷に入り込んでしまったので
次々くる対向車が、暗黙の「バス優先」となり、バックをしてくれるのですが
地元の車の方が慣れているので、すぐにバスの姿を見たらサササーっト後ろにバックして
こちらが通りやすいように移動してくれ、ニッコリ運転手さんに手を振ってくれます。
しかし、昨日は祝日。しかも、紅葉の時期。
県外ナンバー、多かったです。
運転手さんいわく、「地元の人やったらこうはならんのやけどな~」とのこと(泣)
譲り合う、というよりも
我先に!あなたがどきなさい!という車も多く、
通常の時間の2倍はかかったそうです。
森下も、
「いつもだったら実家に帰るときはこの半分の時間で帰れるのに、今日はびっくり><」と。
上手な運転手さんだったのでよかったけど、下手な運転手さんだったらさぞ
苦労した行程だったかもしれません。
しかし、奥祖谷の空気は想像以上に素晴らしかった。
当院のカウンセラー森下の故郷です。
育った小学校や中学校も通りました。
森下の中学時代はなんと、全寮制です。
なぜ、全寮制かというと、山奥すぎて通えないから(^^:)
私も学生時代、寮に入っていましたが、
寮はプライバシーなどほぼないに等しかったので、勝手に人間関係に
揉まれます。
人との距離感や一体感も寮ならではの感覚ではないかなと今は思います。
さらに、森下いわく、幼稚園の時は若干4歳にして、1時間ちかくの山の中を歩いて
通っていたそうです(驚)
現代では信じられません。
幼稚園バスも送り迎えもなく、4歳の子供が歩いて通うなんて、今どこにもないですよね?たぶん。
それでも、4歳の子供が一人で歩いていても地域の誰かが
ちゃんと見守ってくれていたんですね。
そういう暗黙の安心感があった、そう思います。
今回のツアーの幹事さんがバスの中でいろいろなことをお話して下さったのですが
私は、そのお話の中でとっても心に残ったことが、あるんです。
さあ、一緒に行ったみなさんはいかがでしたでしょうか??
この祖谷という地域は
昔から「支えあい、助け合う」という精神が深く深く残っているところなんだそう。
もし誰かがとーっても困っててどうしようもない状態になっていたとしても
誰一人して食いっぱぐれる?ことがない、と言いますか
地域の誰かかれかが助ける、支えるのが「当たり前」「それが普通」という感覚。
その地域が滅びる原因として
物質的なことが原因で滅びることはなく
精神的な繋がりがなくなった時、そこは滅びる
・・・・なんとなくわかるような気がしませんか?
思わずメモを取りましたよ(笑)
確かに昨日はいろいろな場所でお食事したり、お風呂に入ったり、観光したりしたのですが
そのどこにも地元の方が働いています。
純朴で、ほがらか。
気さくで、人なつっこい印象があります。
声を掛け合うのが当たり前。
気を遣いあうのが当たり前。
実際にこの祖谷に住んでいる今回の幹事さんも
まさにそういう方。
人の面倒をよく見て、地域の人を支えて、日々生活するのが「当たり前」
こんな方です。
人生の価値観というか、幸せのモノサシが恐らく違うんだと思います。
人と繋がって一緒に支え合って生きていくことに喜びを感じる。
こういうモノサシです。
そういう人が一人いるだけで、場の雰囲気が変っていくから
本当に不思議です。
人との縁が、本当に薄く、どころか消えかかっているような時代です。
先日もNHIKでドキュメンタリーしていたのをじっと見ながら、
大変な時代がやってきてるんだなと改めて感じましたし、そう思った方も多いのでは
ないでしょうか?
http://www.nhk.or.jp/asupro/life/life_06.html
人との縁が切れていない
つまり
繋がっていく
ということは、
嫌なことも全部ひっくるめて付き合っていかなくてはいけない面倒臭い部分もあります。
向き合う、ということは時には対立することも避けられませんし、
「言いにくいことも言わなくてはいけない」ということも、起こります。
でも、そういうことをひっくるめて「ぜんぶまるごと」向き合っていくという
姿勢をとった時、面倒くさくって重いかもしれませんが
心の中に安心感が生まれてくると思います。
よく、今は、
「こんなことを言うと重いと思われる」
「引かれる」
とか、そういう昔は使わなかったような言葉が普通に使われます。
人は一人でいる方がそりゃあ、ラクな時もあります。
人と関わると気も遣うし、面倒臭いことも起こるし
時には対立することも、ある。
だから、極力深く関わらないようにする、という方向に走ってしまいがちです。
しかし、関わらないと実は何ひとつうまくいかないのが
人間だと思いませんか?
それは仕事でもそうですし
人間関係でも同じです。
仕組みや制度で上手に人をコントロールできると思ってしまいがちですが
人間はそんなに単純なものではなく、
きちんと自分に関わってくれていると実感するから
その場所にいたいと思うし、
その人のそばにいたいと感じるものです。
逆はない、です。
もし、あるとすれば、利害関係を伴った関係のみだと思います。
この人についていて自分が得をするなら一緒にいる
この場にいて損をしないのでここにいる
という関係。
そればかりではちょっと心が寒くなりそうです(><)。
昨日は最後に
「いやしの温泉」という祖谷温泉で締めくくりました。
うちのスタッフ達は
「もう顔も髪も洗っちゃえ」
「帰りはジャージで」
と、おやじのようでした(笑)
歯科衛生士の田中はとうとう歯まで磨いてしまい、すっかり寝る気マンマンです。
みんなで素っ裸でお風呂に入って
「いや~~日本人は温泉よね~」と湯船に浸かるこの幸せ。
昔の銭湯を思い出します。
一日いろいろあっても、こうやってみんなで一緒にお風呂に浸って
ああだ、こうだと笑い話ができれば
なんとなく「一日良かったな」って思えます。
ささやかですが。
ではでは、吉本歯科医院の祖谷ツアーの様子ご紹介しますね(^^)
当院の歯科衛生士杉本です。いきなりのマイクに「どうしましょう・・(^^:)」
同じく歯科衛生士の田中です。髪を下ろし、プライベートの服装になるとぐっと女度を上げる田中でした。
同じく歯科衛生士の小田です。
妊婦のようなワンピースを着ていたので「今日は妊婦と言われています」とコメント(^^)
当院のニュースレターを毎月編集印刷して下さっている加地さん。
この方の誠実なサポートのお陰で、当院のニュースレター発行が継続しています。感謝!
バス最後部に鎮座ましましておりますのは可愛いケンタ君。愛嬌抜群で女子のアイドルでした。
未来の母性型男子です。
マネージャーもご挨拶(^^)
道の駅で休憩
小歩危での舟下り
佐伯みち子さんと、めいごさんのキョウちゃん。
さすがにお肌の専門家!ピカピカの美肌のお二人。
舟が出発しましたよ~
結構寒いのです(><)
こんな景色
とんびが飛んできました
船頭さんがとんびのえさを川に放つと降りてきました。
水面がキラキラ光っています。
ちょっといいショットでしょ?
川にお魚が泳いでいます。
水が澄んでいます。
でも、昔はもっと澄んでいたそうです。
チューしているみたいです(泣)
歯科衛生士の加島の宝物です。
吉本歯科医院の院内サポート部隊、北原さんと杉さん。
私達よりずっと足腰が強いお二人です(笑)
今村ファミリー。会話の多い素敵なファミリーです。
お昼ごはんは祖谷そばです。
いろりを囲んで。。。
人見ファミリー、3人同じ顔です(^^)毎日同じものを食べていると骨格と顔相が似てくる
というのは本当ですね。
昼食後、絶景ポイントへ。
ほんのり紅葉
いい顔
この空!
なんか飛んでる!!
あめごを追加で食べる渋い子供たち
この橋の名前は・・・忘れました(--)
橋から見た風景
当院カウンセラが23年前の当時を語ります。
サマになっております(^^)
もみじ
今度は奥祖谷かずら橋です
笑っているけど、かなり怖いんです、この橋
必死でわたる樋口です(--)
かずら橋の下を降りるとこんな滝がありました
何を撮っているのでしょう?
気が合った10歳男子が2人で探索にでかけてしまいました
何を拾ってる?
おっかけても追いつきません(--)ちょっと待って。。。。