2011.04.22第11回母性型経営勉強会
木曜日は、毎月恒例の「母性型原理」を学ぶ勉強会でした。
一ヶ月の過ぎるスピードの速さに驚きつつ勉強会がスタートしました(^^;)
今回は、徳島からわざわざお越しくださった参加者の方もいらっしゃり
はたまた関西西宮からもお越し下さった方もいらっしゃいました。
嬉しいことです。
主宰者のあいさつ
このカメラはいったい・・・・それは次回のお楽しみ(^^)
当院の新人ドクターも「母性型」の英才教育がはじまりました(笑)
こんなイラストでノートを取ったらわかりやすいですよね(^^)
顔を見ただけでいつもみんなに吹き出される愛されキャラです。
今日はこんなんできました♪
ではここで過去の記事から抜粋です↓
「母性型の神髄」 人間科学研究所 池田弘子著
男は女を知らず、女は男を知らない!
「運は女性に宿る」
運気は本来、女性に宿っているのです。
なぜなら、女は「産む性」だからです。
いのちを生み出し、育む性を持っています。女の子はこの世に女として生み出された瞬間からその体内に「育む性」としての小さな種を宿しているのです。
だから、4~5才ともなると男の子よりおませで世話焼きだったりしますよね。
新しいものを生み出すためには大変な苦労、苦痛がいる。
しかし、生んだ時の喜び、産んだものへの無条件の慈しみの心、それが「母性本能」母心なのです。
これは、産む性を持たない男性には実感としてわからないことでしょう。
ここに、男と女の決定的な違いがあります。
男と女は本来別のもの、いや、別のものである必要があるのです。
男と女は別の役割を担い、それを全うできるようにそれぞれの異なる特性を備えられているのです。
さらに女性は、その性の中に「母性」と「おんな」の両方を併せ持っています。
男性は、筋肉、冒険心、競争など単純で分かりやすい「おとこ」一本です。
男は女から生まれ、女に育てられ、結婚しても女に癒されて、仕事をしていても女に癒されることで男を全うするのです。
「育む性」「癒す性」を持つ母性は、わが子だけでなく、世の中のあらゆるものを慈しみ励まし、育てるという本能をその性に装置されていて、変化の時にこそその力を発揮するのです。
そのようなおんなの特性を先人の男たちは「あげまん」と称して女性を尊敬する証としたのでしょう。
ところが昨今の女性は「母性」よりも、「女」として生きたい女性が増えているのです。
男に美しく見られたい、年をとっても美しくいたい、という女の本能を煽るような雑誌などの傾向がますます拍車をかけています。
一方で、幼児虐待、いじめなどは明らかに「女」の本姓が強く母性の欠落でしょう。
まさに「女は強し。されど母は弱し。」になりつつあるのです。
さて、世にいう「あげまん」とは女性の母性性(アワ性)のことなのです。
「あげまん」の女性は人間以外の大きな力によって生かされているという感受性をその身の内に持っているので、直観力が強く自分の「運」にも自信を持っています。
ですからここ一番の危機に威力を発揮するのです。
「あげまん」は男も自分の尺度で選ぶのです。
自ら選んだ男が苦境に陥りそうな時、あるいは陥った時は身を挺して助けようとしたり、傷ついた男を癒し元気にする力を持っているのです。
ちょうど今テレビドラマで人気の「龍馬さん」と「おりょうさん」姉の「栄さん」のように。
歴史に名を残すような成功者の陰には必ず献身的かつ大胆なあげまんの女性の存在があります。
反対に、現実にも事業に成功し華やかな存在だった人が、いつの間にか空気が萎むように陰が薄くなってきた、その内実はその男性がさげまんの女性と関わってしまったということを私も幾度も見聞きするのです。
女が強くなったから男が軟弱になったのではないのです。
女の母性性(アワ性)が弱くなったので男は強くなれないのです。
男は弱った時に帰るべき「母港」を失うと再び船出は出来ないのです。
男は皆「お山の大将」。
威張らせてあげないと、知恵も勇気も出ないのです。
女の母性に守られて始めて男の「父性」が蘇り、自分が必要とする母性を持つ女をこそ「この女を守りたい」と男は感じるのです。
先の見えない昨今のビジネス界では、「女性の戦力化」「女性活用」の動きが大きくなってきています。
女が強くなり「購買決定権」を持つようになってきたからです。
私のところにも「どうしたら女性を上手く活用できますか?」とか「女性心理を教えて欲しい」「女性戦略のコツを?」のような依頼が増えています。
しかし、私は「女を上手く活用なんて考えているうちは難しいです」と申し上げています。
なぜなら、女性は「戦略」なんかでは心から動かないからです。
「この人のためにしてあげたい!」と思える尊敬できる男性を心に決めた時にこそ、女は献身的に全力で動くのです。
女性戦略を机上や会議で決めるのではなく、まずは身近な女性社員に向き合い、おしゃべりから始めてみましょう。
そして、この女性は「母性型」なのか「女」重視なのかを見極めることです。「敵は内に在り」なのです。
女性が偉く見えたり尊敬できる男性は幸せです。きっとその男性は尊敬できる母親に育てられ、あるいは賢い妻に癒されているからでしょう。母性型女性は、きちんとその人間力を見極めているのです。
■次回勉強会は
5月18日(水)午後6時半~8時半です。