2011.05.07当院カウンセラー 森下はるみの秘密??
今回は当院のカウンセラー 森下はるみについて書いてみようと思います。
森下が当院に入ってくれてそろそろ4年を迎えようとします。
森下の進化する様子を間近で見ながらドキドキしているマネージャーなのですが、最近なぜ森下がこんなにも素敵に成長していくのか、その理由がわかってきたのです。
今回はその秘密を明かします(笑)
森下は、ご存知の患者さんもいらっしゃると思いますが、「思ったことをお腹に溜めず、ストレートに言葉にできる」そんな人、です。
もちろん大人の女性としての礼儀をきちんとわきまえていますので、言うべき必要のない事は言いません。また、自分の立ち位置もしっかり自覚している女性ですので、立場役割を考えた上で言葉をたくみに使い分けることもできます。
そんな森下の話す言葉はいつも「感じたことをそのまま」、です。。
時々、「あ、それも言っちゃう?(笑)」と驚くほどストレート!
私はそんな森下のストレートさに、惚れています。
組織の中で働く女性は、多くが「タテマエ社会」の中で生きることを要求されます。
自分の感情をそのまま出されては仕事にならないという暗黙のルールの中、自分がどう感じるか、どんなことに怒りを感じるか、どんなことに悲しいと感じたか、また、どんなことを嬉しいと思ったか、など、組織の中ではまず意識されることはありません。
また、そんなことに何の意味もない、というのが現状ではないかと思います。
お勉強がよくできる成績が良い人ばかりを集めたとしても、組織は活性化しないのはなぜでしょうか?
それは本来私達人間は「ああ、楽しいな」とか「なんだかつらいな」とかそういった感情という土台の上に後から理論を乗っけて動いてる生き物だからです。
脳ミソだけがえらいのではなく、自分の心の奥底から湧き上がってくる気持ちの言う通りに動けている体の方がよっぽど賢いと私は思います。
行ってる事とやってる事が違うというのは
気持ちから動いていないから、です。
気持ちから動けば、違和感なく物事は進んでいくもの、です。
実はとってもシンプル。
人の心を打つのも、人をひっぱっていくのも、全ては気持ちから、です。
決して「こうしなければいけないから」という理屈からではありません。
最近、40代以降の女性の「うつ」がものすごい勢いで増えているそうです。
いい大学を出て、いい会社に就職して、男性並みに働く女性達も増えてきました。
しかし、多くの組織はいわば「タテマエ優先」です。
きれい事はいいから、収益を上げることが一番。
合理化効率化、そして成果能力主義。
こういう世界の中で生き抜くには自分個人の感情は押し殺していかないと上には上がっていけません。
「楽しい」だの「悲しい」だのいちいち感じていては仕事にならないのです。
男性はそれでも十分やっていけるかもしれません。
しかし、
男性と女性は生き物が違います。
身体の仕組みも違うし、脳の作りも違う。
また、本来持っている特性も違います。
理論や理屈よりも、まずは「私の気持ち」が先にありきの存在、それが女性です。
その性差をまったく無視し、組織の中で働くことは、見た目は「女」でも、心の中はほっておいても「オトコ化」してくるのです。
私は吉本歯科医院で働くスタッフ達に「オトコ」になって欲しくはありません(泣)
せっかく女性として生まれてきたからには死ぬまでに思い切りその特性を生かしきって最高に楽しい自分自身を生ききって欲しいと思います。もちろん、私自身も。
女性は左脳(論理脳)と右脳(感覚の脳)をつなぐ脳梁というパイプが太いそうです。
しかし、「私は今、悲しい、つらい」「もっとこうしたい!」という感情を抑圧しすぎると精神にまで支障をきたします。
バランスを崩してしまうわけ、です。
精神バランスを崩すともちろん全身への影響が出ます。
どんなに外側を着飾っても内面から滲み出る「なんだか楽しそうなオーラ」にはかなわないのです。
子育てでも、「いい子に注意」と言います。
大人でも同じです。
「いい人すぎる」と、必ずその水面下には抑圧された怒りや悲しみがたくさん溜まっているんです。
ある程度溜まってしまうと、ある日突然爆発します。
「え?うちの子に限って・・」
「え?あんなにいい人がなぜ?」ということです。
また、爆発できなかった場合どうなるかと言えば、その身体の中にたまった負の感情はグルグルと体内を血液のように循環します。
私達吉本歯科医院の定例ミーティングでは、こまめに「感情を吐き出す」「感情を共有する」ということを行っています。
ミーティング以外でも、日々、なにげない話をしながらスタッフ一人一人の『今の気持ち』を見つめています。
何かあればすぐに心のメインテナンスにかかりたいから、です。
人も歯も、日々メインテナンスが必要です(笑)
何かあってからでは、遅いのです。
病気が大きくなる前には、その伏線として必ず原因となる症状が出ているのです。
森下の話に戻ります。
森下の心の中をのぞいてみると、きっと一般的な女性よりも、「こんなことしちゃいけない」「こうしなくてはならない」という心のブレーキが少ないのではないか、と思うんです。
天真爛漫という言葉がありますが、まさにその通り。
森下の心の中には、「不安」という言葉がないんです。
いつも安心している状態なので、とってもシンプルに生きています。
人は不安になると将来を考えはじめ、お金が少ないから不幸になるかも?とか、ちょっと何か問題があったら何もかもダメになってしまうかも?と悪いように悪いように連想してしまいがち、です。
しかし、森下と話をしていていつも思うのが、森下には、「今、このとき」しかないのです。
だから今、一生懸命やる。
だから今、目の前の患者さんとしっかり向き合う。
その結果、その様子を見ている周囲が勝手に森下を押し上げている、というイメージです。
決して森下自身が、「私をもっとこうしてよ!!」と主張したわけでは、ないんです。
人の成長とはそういうものなのかなと思います。
そんな森下を作ったのは徳島の祖谷村という山奥(すんごい山の中です)なのですが、もうひとつ、今の森下を作った要素があることに私、気が付いたんです。
それは、森下のご主人です。
森下夫婦を見ていて、相性とはそもそもなんだろう?と私は考えさせられました。
森下を見ていると相性とは、いわゆる惚れたはれたの愛だの恋だの好きだの嫌いだのという心の問題ではないのではないか、と思うようになりました。
たとえば、花を土に植えたとしても、その土壌とその花が合わなければどんなに水をやっても栄養剤をやっても枯れて死んでしまいます。
でも、土壌と相性が良ければ、花はイキイキと花を咲かせ、将来実を結びます。
人と人との相性もこの土壌と花の関係になんら変わらないのではないかと思います。
森下がこんなにものびのびと、抑圧がなく日々を生きていけるそのバックには、ご主人がいつも上手に「まるごと受け入れる」という安心感を与え続けてくれているから、です。
本人も最近自覚してきたようです(笑)
どんなことがあっても、はるみのことは守る
どんなことがあっても、家族は守る
という姿勢。
さらに、彼女を心から尊敬している
女性は神様のように大切に大切にしなくてはならない
というご主人の言葉に私は心打たれました。
どんな女性と付き合うかで男の一生は決まる、ということをよく知っているのです。
人生は短いようで、長いです。
ずっと付き合う相手は大事です。
相性がいい人と一緒にいられる人はもう勝手にアンチエイジングです。
そんな森下なので現在39歳ですが、お肌はピカピカのお尻だってプリプリです(笑)
逆に、どんなにお金があっても、どんなに地位や名誉があっても、相性が悪い人と一緒にいる人は、どんどん運と元気を吸い取られていくのです。
一緒にいて自分が成長しているな、とか、のびのびしているなあ、と感じるのであればそれは相性が良いのです。
逆に、気持ちの上では大好きなのに、この人と一緒にいるとどうも自分が小さくしぼんでいくような気がする、どうもしんどい。と感じてしまうのなら相性が悪いのではないかと私は思います。
私は女ですので女性の気持ちはよくわかるのですが、女性は自分を成長させてくれる人のそばからは絶対に離れません。
好きとか嫌いとか愛だの恋だの、そういう心の問題を超えて、自分をのびのびとさせてくれる人や場からは絶対に離れません。
今は、なかなか結婚する人が増えない時代だそうです。
それはオトコとオンナという全く異質な生き物が死ぬまで一緒に暮らすことにそもそも無理があるんじゃないのか?と思い出した若い世代が増えてきたからです。
先に結婚しているモデルが「どうもそんなに幸せそうじゃない」と見えてしまうからかもしれません。
森下を見ていると、改めて「相性の良さ」がいかに大事かということを感じます。
職場での人間関係も実は同じです。
私達吉本歯科医院は、新しく入ってくる人を選ぶ時、一番に見るのは中にいる人との相性です。
素地が素直であれば、私達吉本歯科医院という土壌という相性の良さとの相乗効果でどんどん能力は発揮されるから、です。
森下のように。
そして今うちにいてくれているスタッフたちのように。
女性はいくつになっても成長したいのです。
のびのびと自分の思ったように生きていたいのです。
本来の自分を認め受け入れてくれる人や場のもとでは、女性はどこまでも成長します。
相性・・・・あなどれない要素かもしれませんよ(^^)
みなさんはどう思われますか?
今日のお昼は森下の長女りっちゃんの6歳のバースデイをしました。
あいにくママは患者さんとのカウンセリングのため不参加(--:)
はっぴばーすでいつーゆー♪
相当照れています
ぎゃははははは
ろうそくを一気にふきけします。
お姉ちゃんにケーキを切ってもらいます。
「私が一番大きいの!」
「けんちゃんの!」
「なっちゃんの!!」
争っております(--)
6歳のお誕生日、本当におめでとう。素敵な女性になってください。