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2012.05.17母性型勉強会

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昨日は月に一回の母性型勉強会。

久しぶりの「マッキー」も遠くから参加してくれました。

女子が多い勉強会は、盛り上がります(笑)

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今回は、「まりこさん」の体験談から、はじまりました。

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「まりこさん」は、5人のお母さん。

ご自身が助産師さんの資格をお持ちです。

・・・・だからといって、3人を「自力で産みました」なんて・・・・(笑)

ええ???

自分で?

取り上げちゃうわけ?

どうやって??

 

母は強し、は本当です。

まりこさんは県外から高松にやってこられました。

まりこさんは、5年前にご主人を癌で亡くしました。

まりこさんのご主人は大きな病院の院長先生でした。

 

まりこさんは、5人のお子さんをお家で育てる専業主婦でした。

しかし、突然のご主人の死。

残されたのは、まりこさんと5人の子供達。

 

大きな病院を経営しているのは亡きご主人のお母様。

お姑さんです。

 

まりこさんは、お姑さんやご主人のご家族の方との折り合いが悪く

どうしても、お姑さんに対してネガティブな感情を持っていた時期があったそうです。

 

一生懸命ご主人を看病していたのに

その努力や苦労も認めてもらえず

逆に、非難されているような気がしていました。

 

病院の経営にまったく関っていなかったので

ご主人が亡くなってからは、まりこさんには何の権限も認められず

口を出すことも許してもらえない状況だったそうです。

 

しかし、5人の子供を抱え、さあ、これからどしよう

食べていかなくてはならない

亡き主人の後、この家や病院にはもう自分の居場所はない

と感じていました。

さらに、ここにいては私はもう心がダメになってしまう

「まりこさん」は意を決して、家を出ました。

 

家を出てからもまりこさんは

なぜ、こんなに苦労しなくてはいけないのか?

なぜ、私は主人をちゃんと看たのになぜ、認めてもらえないのか?

などなど、姑さんや、亡くなったご主人のことを

恨んだり、怒ったり、そんなグレーな感情がぐるぐる

心の中に渦を巻いていたんだそう、です。

 

しかし、ある時、

こんなことじゃいけないと、とことん追い詰められる事件がいろいろと

身の回りに起こります。

それは、子供のことであったり

仕事のことであったり、します。

 

子供は親の心がそのまま現れたものだ、とまりこさんはおっしゃいました。

 

その一言をお話しているうちに、

まりこさんの話に聞き入ってる参加者全員が、

どんなことが起こったのか、察知をしました。

身を引き裂かれるような想いを体験した人の言葉は

一瞬にして通じてしまいます。

 

そんな「まりこさん」に転機の瞬間です。

人は、「なんとなく変わりたいなあ」では

変わることは、きっと、ありません。

 

変わらなくてはならない状況に追い込まれた瞬間に

ドッカーンと自分の硬い硬い殻が中から割れるのでは

ないでしょうか?

 

まりこさんにとって

殻がドッカーンと割れた瞬間にまず起こった変化は

心模様、でした。

 

あんなに怒って、うらんでいたお姑さんや、ご主人に対する気持ちが

もう嘘のように、変わったんだそう、です。

 

同時に、お金に対する執着も、すっかり消えてしまったことも感じました。

今までは、主人が残したものに対する物質的な執着があり

とても苦しかったそうです。

 

そんな心模様に変わったときに

まりこさんは思いました。

「そうだ、お姑さんに電話してみよう」

と。

 

一度目は電話に出なかったそうです。

しかし、2度目にかけた時に

なんと、お姑さんはまりこさんの声を聴いたとたんに

「元気でやっとんかね~~!心配してるんよ」

と、今までのお姑さんとは別人のように優しい言葉をかけてくれたんだそうです。

 

それから20分ほど

本当に何気ない世間話をしました。

しかし、その20分の出来事は、いままでのまりこさんとお姑さんとの関係では

「ありえない」こと、でした。

 

電話越しですが

心が通じていく感覚を味わいました。

 

その時に、まりこさんは

「ああ、元気でいてくれてよかった」

と心の底から思ったそうです。

そこで、まりこさんの声はつまりました。

 

残してくれたものがあるのに、私には何も手に入らない

あんなに頑張って看病もした、子育てもしたのに

誰もねぎらってくれるどころか、否定ばかりされる

そんな想いがずっとずっとまりこさんの心の中には重く重く

ありました。

 

しかし、

いま、変化せざるを得ない体験を通過して

もっていた執着が、面白いほど、取れていってしまいました。

 

そうすると

こんなにも、表情がすっきりと。

執着が取れた時、

人はこんなにも「受け入れ」の大きな顔になっていくのかと

私も目の前で話すまりこさんを見ていて感じました。

 

まりこさんの話にはおまけが、あります。

執着がとれた瞬間に

現実の生活に変化が起きます。

 

①絶対に売れないと思っていた亡きご主人が残してくれた広大な土地が

まりこさんの希望の価格で、すぐに売れた

 

②あんなに険悪な関係だと思い込んでいたお姑さんが

まりこさんに、具体的なサポートをしてくれるようになった

 

まりこさんは、「もう、信じられないんです」

と自分でも驚いています。

 

執着はいけない

と頭ではわかって、います。

 

しかし、私達は執着ばかり、です。

お金、モノ

そして、最大の執着は「人」です。

 

あの人にはこうして欲しい

あの人にはこう変わって欲しい

 

これはすべて執着です。

 

執着を捨てれば入ってくる

という理屈はわかります。

頭では。。。。

 

しかし、本当に執着を捨てるには

頭でお勉強したのでは

だめ、なんですね、きっと。

 

こんな体験はありませんか?

恋愛関係で、片一方が大好き大好きと押している時は

振り向きもしてもらえなかったのに

何か別に夢中になることがあり、そっちに走りだすと

さっきまで執着していた相手のことが

「どうでもいいか」と思える瞬間があります。

そうなった途端に、相手が追いかけてくる、という話は

よくあります。

 

こういうことは、

こうなったらこうなる

というお勉強で頭で理解して行動できることでは

ありません。

 

なにせ、心の中の動きの話です。

 

理屈じゃないものがこの世にはある

目には見えないけど、確かにある

というものを

どれほど信じることができるか

だと、思います。

 

母性型、で体験することは

すべて、目には見ないことばかり

しかし、確かにあるもの、ばかり

です。

 

目に見えてすぐに結果が出て

理屈で解明されることばかりが

重要視されてきました。

 

そして、その流れはいまもって続いています。

心が渇くことをわかってはいても。

 

頭を使う量が増えてきました。

神経も使っています。

誰もが自分の内側の世界と外側の世界を持っています。

自分の外へ外へ、誰とでも安易に簡単につながっていくことは

できるようになりました。

情報はいくらでも取れます。

 

その反面、

自分の中に向かう時間は圧倒的に減りました。

 

facebookが流行っています。

はまっている人は、朝から夜中まで

人の声がひっきりなしに、聞こえてきます。

そして、誰かと誰かの会話も聞こえてきます。

 

楽しいことだってあります。

知らない人と一瞬でつながれます。

 

しかし、すべてはバランスです、きっと。

外に比重を置くと、中がお留守になるのです。

 

外の世界とつながり

多くの人と交流をしてみたい

という欲求

 

逆に

まったくそういうものから離れて

自分の内へと意識を向けていきたい

という欲求

 

両方あります。

 

1000人の知り合いがいるよりも

たった一人でいいから、

じっくり考え合える人と

感情の深みを一緒に味わえる人と

落ち着いて

長く続く

関係が、欲しい、ものだと私は思います。

 

母性型勉強では

「聴く」

ということを講師は頻繁に話します。

 

「聞く」

「聴く」

は違います。

 

自分の考えをもってきくのは「聞く」

です。

 

自分の考えはまずおいておいて

真っ白な心できく

探りを入れず

100%の心できく、

ということ。

 

とても訓練がいるものだと、私は思います。

なぜなら、相手が話をしている時にも

自分の頭の中には

いろいろな想いが巡るから、です。

 

本当に「聴く」

を実践できた時に

相手の心はぱっかり開くと、私は思います。

 

同調してしまう

と言ったほうがいいのかも、しれません。

 

世の中は複雑になっています。

情報も押し寄せます。

 

そのぶん、私達の神経はとても敏感になっています。

 

過敏になったぶん

心が弱くなったのかと言えば

そうでもないなあ、と思います。

 

何かおかしい

と感じる人が増えてきた

ということは

 

どんどん変化していく

変化を受け入れていける

そういう時代なのかもしれません。

 

こうなったらこうなる

という理論を勉強しているわけでは、ありません。

 

一人が発する言葉や悩みは抱えている問題は

「あ、今の私だ」と

自分に置き換えることができます。

 

自分が悩むことや

抱えている問題は

実は自分だけじゃなく

他人もまた、同じところでひっかかっていたり

するものです。

 

1人の悩みは100人の悩みに通じていきます。

 

たった一人が

「あ、そうだ」

と変化すれば

その変化はどんどん伝染します。

 

 

よくも悪くも

私達は伝染し、感染する生き物です。

 

まりこさんの話から2時間以上引っ張って

最後には深いところまでみんなで落とし込みました。

 

これは話し合いの醍醐味であり

感情を分かち合う快感なのです。

 

次回は、

ちょっと変わった趣向で

「では、感じるってどうするの?」

というテーマで開催だそうです。

 

 

次回勉強会は

6月20日(水)午後6時半

高松国際ホテルにて

奇数での人数での開催にしたいので

定員に達した時点で締め切ります。

どうぞお早めにお申込を。

http://www.boseinomonosashi.com/

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