2013.02.02オトコとオンナの噛み合わせ専門学校
昨夜は、クレメントホテルの夜の会で
「幸せって何ですか?」というテーマで卓話をさせて頂く機会を頂きました。
ああ、楽しかった(笑)
好きなことしゃべっていいよ、という場で
みなさんが話を聴いて下さるなんて
こんなありがたいことは、ありません。
昨日のために私はパワーポイントを33枚作りました。
スクリーンを見ながらお話する、というのをはじめてやったのですが
いや~~パワーポイントって、素晴らしいですね。
特に男性には、この方が伝わりやすいのかも、しれません。
本当にいい勉強になりました。
男性は
数字が好き
ノウハウが好き
論点がはっきりしてるのが好き
結論を先に言われることが好き
女性は往々にして
いや、私のことなのですが
長く話す
結論をいそがずプロセスをとりとめもなく話す
感情の話しをしてしまう
ことを意識してやめ
男性に伝わるには!
に集中してお話をしてみることにはじめて挑戦!
話力先生の指導のたまものか(^^;)
歯切れよくお話できた気がしてすっきりです。
卓話が終わった後はこころゆくまで美味しいお料理とお酒を頂きました。
たくさん言葉を発した日は私はとても元気になり
さらに発した言葉を聴いてくれる人と場が重なった日には
どんな栄養ドリンクを飲むよりもエネルギーがアップします。
これはきっと
普段仕込んでいる勉強したことや、得た知識情報を
話すということで、いったん外にアウトプットできちゃうから、ですね。
インプットするだけじゃしんどくなって
その都度アウトプットしてはじめて自分のものになっていくんだなあ
と実感しました。
「幸せって何ですか?」
というテーマの中で
20代の若者と、女性の話をしました。
用意してきたパワーポイントの中で
この一言が地雷となる
というページがありました。
男性が無意識に使っているその一言で
女性や若者は一気にやる気を失い、愛を失っているんだという
話です。
地雷の言葉ですが
■君のかわりはいくらでもいるんだ!
■それくらい誰でもできるよ
■で、何が言いたいわけ?
■そんなこともわからないの?
■そんなのたいしたことじゃない
■結論を先に言え
■女は黙ってろ
■今忙しい
■これだから女は困る
■面倒臭い
地雷の言葉が登場するたびに
「あっ」
「げっ」
「うっ」
「はっ」
「・・・・やばいっ」(笑)
みなさん、はい、地雷踏んでます。
面白いのは
「あのさあ、このページだけ、メールで送ってくれん?(^^:)」
という方。
地雷に気をつけて奥さんの気持ちを理解してあげようという
その気持ちが素敵ですよね。
優しいなあ
そうなんですそうなんです。
異性はまったく違う生き物なんです。
そのことを痛感し、異性人を理解しようとするだけで
見える世界は本当に変わるんです。
人と人とはわかりあうことは無理なものなんです。
同性でも難しいのに
異性なんて、世代の違う若者なんて
無理なのはあたりまえ。
理解できない=あいつはダメ
で切り捨てるのではなく
違うのでわかるように、知り得るように歩みよっていこうという
意識が大事です。
私もつい最近やっと心底理解できたのですが
男性というのはその肉体を構成している内容の多くは「プライド」です。
どんなに女性っぽくふるまっているソフトな男性でも
実はそこをズタズタにされたなら、もうアウトです。
小さな男の子でも、同じです。
うちの息子は7歳ですが、もうすでに妹とは違います。
男性は上手に立ててあげあげなくては、なりません。
男女平等とか妙な考えが入り、女性が強くなったとは言われますが
そこで女性が男性のプライドをズタズタにし、上に立ってしまうと
バランスは崩れます。
また、その姿は美しくはないのです。
逆に言えば、
しっかり立てて立てて尊敬し、感謝していると
男性の中には本来
「よっしゃ、俺が頑張って女房子供を食わせてみせる!」と
奮い立つものなのです。
我が家のように
誰か見てもソフトで優しくて穏やかで、時々、「女子?」と思うような発言をする
主人でも、やはり男なので、プライド高き生き物だなあ、と思う瞬間があります。
家の中では三つ指ついてあがめたてまつるくらいでちょうどいいのです。
家の中ではしょっちゅう「これが食べられるのはお父さんのお陰」「これが買えるのはお父さんのおかげ」と子供を洗脳していてちょうどいいのです。
人間関係が苦手だ、といういう人の多くは
実はその奥に男女の関係が苦手、ということが隠れています。
ひとたび関係がこじれると
「もういいや、やめっ」とばっさり切ってしまう人もいます。
関係はこじれるもの
こじれたら修復するもの
修復しながら強くなっていくもの
という一連の流れを体験の中で知らないから、です。
特に若い人はこういう流れになっているので
さみしいったらありゃしない、です。
関係修復が苦手な人は
ひとたびこじれるとすぐに内にこもります。
内にこもると人間は悲観的になります。
そしてネガティブな考えになるのです。
そういうものなのです。
「そういわずどうにかしようよ」
と言うと
「もういい、面倒臭いし、あの人は変わらないし、私ももうしんどいし・・」
と、こうなってしまうのです。
いま、多いでしょ?こういうの
でも、そうではなく
自分とは感じ方や価値観が違うから衝突したんだな
あの人はどう感じるのかな?
どんな環境で育ったのかな?
子供の頃に何かあったのかな?
と想像力をフルに稼動させ、相手のことを知ろう、理解しようと
頭が切り替わった瞬間に私は、変わると思います。
そんなものです。
「はい、さいなら」と
関係を切ることは簡単です。
別れることも、簡単。
心のシャッターを下ろすのも簡単です。
そしてそれはその人の人間関係のパターンなんです。
一度「面倒くさいや、もういいや」と関係修復を放棄すると
次もまた次も、となってしまうんです。
私は異性のことを理解することは
人間関係を構築する力を鍛える一番協力なものだと
思います。
もっと知る必要があります。
男性はもっと女性を知らなくちゃいけないし
女性はもっと男性を知らなくちゃいけない
そういう学校があってもいいとさえ、思います。
オトコとオンナの噛み合わせ専門学校
いかがでしょう????
何でもそうですが
すべての不幸は無知から起こってます。
知れば、なんてことないのです。
恐怖や不安の原因も知ってしまえば
怖いものではないかもしれません。
人間は自分が理解できないものを
前にすると不安になります。
不安になると怖いので鎧をかぶるのです。
コミュニケーションの究極は
鎧を脱いで裸の心で関われることです。
う~ん、もう理屈抜きで好きっ
というのはそういう瞬間です。
昨日の例会でお誕生日月の人にくれたフォトフレームです。
素敵な絵まで入れてみました。
吉本歯科医院の待合室に飾ってます。