2016.05.13横並びだったはずのあの人がみんなに認められているのを見ると苦しくなるそのこころは?
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院のマネージャー吉本委子です。
いつも一緒に横並びだったはずなのに
そのうちの誰かが
いきなり、
キリリと動き出した時
誰かに
みんなに
認められていく
評価されているのを
見ると
苦しくなってしまう
でも、そんなことは
おくびにも出さず
口にも出さず
顔にも出さず
「わあ、すごいね!応援する、頑張って」
と言葉では言うんです。
ココロの中は
なんで?
そんな一人だけ?
私じゃないの?
置いてかないでよ
と、なにやら
もやもやした気持ちが
メラメラ湧いてくるんです。
そのモヤモヤした気持ちの正体は
嫉妬かもしれない
自分が本当は先にしたかったけどできなかったことに対する不満かもしれない
その人がやりはじめたことは
実は私がやりたかったことかもしれない
置いてかれることに対する不安や恐怖かもしれない
自分の心の中が
波打ったことで
自分の心の中が
嫌な気持ちで
不安な気持ちで
いっぱいになっていることを
自覚できる時はいいんです。
でも、自覚できず
「なんか、むしゃくしゃする」
「なんか、むしょうに、不安になってきた」
って時は、
人間誰しもあるんです。
人は自分の心の中に湧き上がってきた感情は
外に出していいものであれば
素直に表現できるんです。
嬉しかった
感動した
優しい気持ちになれた
感謝の気持ちが湧いてきた
応援したくなった
支えたくなった
こんな気持ち
外に出しても良い、
誰にも批判されないような感情は
いくらでも表現できるんです。
でも、逆に
負の感情は、表に出すことはできません。
あの人が自分よりも先にいって許せない
嫉妬の気持ちでいっぱい
そのことによって自分が不安になった
あの人と比較して自分の境遇に不満がある
本当は、こんなこと考えてるけど恥ずかしくて言えない
ということは、
誰にも打ち明けることは
できないものです。
恥ずかしいから。
そんな嫌な感情持ってるなんて思われると軽蔑されるから
たいしたことない自分がそんなたいそうなことしたいと
考えていると悟られると恥ずかしいから
そんな醜い感情持ってるなんて人に知られたら
嫌われるから
だから、言えない。
どんなに「なんでも言ってね」
と言われても言えない。
心許した関係でも、ここだけは言えない。
隠したい。
それが普通です。
悩みを打ち明けあって
共有しあいましょう、と言っても
そうそう言えないのが、これ人間です。
それが、普通です。
だから、よほどの運命共同体くらいの関係にならないと
なかなか自分の
家族にも言えないような負の感情は
吐き出すことができないんです。
吐き出すことが一人でもいる人は
それだけで大成功です。
では、負の感情は隠しとおせるか?
と言えば、
そうはいかないんです。
溜め込んだ負の感情は
自分の体で巡るからです。
いつか、爆発する。
自分に対して爆発する場合は
自分を病気にするんです。
他人に対して爆発する場合は
他人を激しく攻撃するんです。
どっちか、です。
私達は
「人に認めて欲しい」
もっといえば
「おまえはすごいね、よくやったね」「あなた素晴らしい」
と承認されたくてしょうがないんです。
その欲求はみんなある。
でも、「認められたい」が
あまりにも激しすぎる
求めすぎると
苦しくなるのは、自分です。
もっと愛してよ
もっと大事にしてよ
もっと私にちょうだいよ
もっとほめてよ
もっと認めてよ
もっともっともっと。
だって私、こんなに頑張ってるんだから
だって私、こんなに勉強してるんだから
だって私、こんなに苦労してるんだから
認めて欲しい
見てほしい
チヤホヤして欲しい
えこひいきして欲しい
こんな気持ちが行き過ぎると
毎日毎日
周囲から
上司から
夫から
妻から
部下から
後輩から
先輩から
友達から
いつも認めてもらってないと
いつもほめてもらってないと
苦しい自分になってしまうんです。
そして
もし、自分よりも
他人が認められているのを見た時に
聞いた時に
さらに苦しくなる。
ほめてもらえないと苦しい自分
認めてもらえないとつらい自分
ちやほやされないと嫌な自分
が
どんどんどんどん
増長されていくんです。
この方向を増長していくのは
苦しいんです。
たとえ、
一時的に
ほめてもらったとしても
一時的に認めてもらったとしても
もっともっともっともっと
って思考なので
すぐに
「またほめてもらえない」「認めてもらえない」
って苦しくなっていくんです。
きりがない。
天井がないんです。
では、「他人に認められたい」って気持ちが
消えている時って、どんな時かな?と
考えてみるんです。
それは
自分の中から
「あ、今の私なんか、いいな、すごいな、昨日より、すごい成長してる」
って気持ちがじんわり湧き上がっている時です。
自分が動き出した
何かによって
変化が起こり
その動きだしたことにより
自分の内面がグルグル動き出している時に
人は、小さいけれども
「あ、私って今、いいな、なんか好きだな今の私」って
気持ちが湧いてくるんです。
他人はまずおいておいて
私がやろうと思うことを
実際にやってみようと
動き出した時、
そして
動きはじめて起こることすべてに
「これは私が決めて、私がやってる」って意識していくことで
あら不思議
「他人に認めて欲しい」という気持ちは
消えてるんです。
どっちでもよくなる。
ほめてもらえなくても、嬉しい
認めてもらえなくても、楽しい
いま、こうしてやってることが
嬉しい
ってなってくるんです。
今、私がやってることは
誰かが「やったほうがいいよ」と言ったから、やったのではなく
私がやりたいと思い
私がやろうと決め
私が、行動を起こしてやってるんだ
と、自分で自分に叩き込んでいる人は
いざ、何かが起こった時でも
他人のせいには、しません。
叩き込んでいない人が
思いつきで
「あの人がやってるから、私もやろう」ってはじめると
何かが起こった時
自分にとって不具合なことが起こった時
「やらなきゃよかった」
「わたしのせいじゃない」
って平気で言うんです。
そして、そのことでまた
自分で自分の自信を奪うんです。
大事なことは、
考え方ひとつです。
何をやるにも
何をやりたいにしても
「私が、決めて、私がやってるんだ」
と腹をくくること。
私が決めてやってる
って人の言葉は
出てくる言葉が絶対違ってるんです。
腹をくくってる人のところには
その強い吸引力で
人がすいすい寄ってくる。
腹をくくってない人のところには
よって来ないです。
みんな一緒を好む人は
なにか問題が起こった時も
「私だけじゃなくて、みんなの責任でもあるよね」と
平気で言えちゃう。
自分で決められる人
決められない人
他人と比較する人
周囲の声より自分の道を歩く人
出てくる行動は
いろいろですが、
そう行動させてしまう原因
そういう言葉をつい吐いてしまう原因は
すべて
心の中の考え方が
どっちを向いているか
何かに縛られているかどうか
で決まるんです。
出ている表面だけを
どんなに取り繕っていじって矯正しても
すぐに元に戻ってしまうんです。
歯も同じなんです。
歯茎から見えている上の白い歯の部分だけを
きれいにそろえても
きれいにやりかえても
噛み合わせを崩している根本原因を矯正しないと
はやい人で1年もすれば
すぐに崩れ
せっかくお金かけたいいものでも
あっけなく壊れていくんです。
自分を縛っているものの正体をあっさり知り
自分が怖がっているのが、実はただの思い込みだったんだってことを知り
どんどん
自分の内面に気づいていくのが
こちら
自分の心の中にある負の感情を
突き止めるんです。
スルーせず
考えるのは面倒臭いからやめよう
って先送りするのではなく
原因を知るんです。
知れば、簡単。
そして、その負の感情は
自分だけが感じているものじゃないんだってことを
知るのが
この母性型勉強会。
先に出せた人から、どんどん扉が開くんです。
次回母性型勉強会は
2016年5月25日(水)です。
■日時:2016年5月25日(水)18時30分~21時
■場所:高松国際ホテルにて
■会費:3,000円(食事代込み)
■お申込は