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2016.07.19弱みを見せられる人がいない

香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院のマネージャー吉本委子です。

先日の母性型勉強会
テーマは「自分の強みを見つける」でした。
gimon_s.jpg

一人の女性が自分のことを話してくれました。
彼女は経営者です。

一人で会社の舵取りをしています。

同業の方はほとんど男性。
交流するのも男性が多い業界です。

最近、同じ業界の集まりの研修会に出席しました。
ビジネスセミナーです。


「あなたの会社の強みを書いて下さい」と言われました。
彼女は、ペンを持ってさあ、紙に書こうと思いきや
どう頭をひねっても、出てこなかったそうです。
wakaranai_s.jpg
周りを見ると
カリカリカリカリ、どの人も
用紙に書ききれないほど、
書いている様子。
「そんなに、強みがあるんだ・・・・すごいな・・」


どんどん落ち込んでいきました。



その後、同業で頑張っている人達の活躍を目にし、
さらにどんどん落ち込んでいったんです。
kaisetsu_9.jpg

でも、頑張らなきゃ
私も負けずにやらなきゃ、
気だけが焦りますが
一体どこをどうしていいのか、わからず、
落ち込んでいきました。


人はやるべき行動がはっきりしている時は
頭の中に不安がよぎることがないので
意外に頭はすっきりしているのです。

しかし、
やるべき行動があいまいで
「いったいどこから何をしていいのやら」という時は
頭の中に不安だけが増えるので
その状態が続くと
人はどんどん落ち込んでいくものです。


彼女は一人で悩んでモンモンとしていたといいます。
kaisetsu_8.jpg

なにせ
経営者です。
売上あげていかなきゃいけない。
落ち込んでいても
誰もかわりに働いて成果をあげてくれるわけでは、ありません。



そんな時、
友人と会う機会があり、出かけていきました。
落ち込んでいる時や
どうしたらいいのかわからなくて不安に焦っている時は
逆に人に会いたくないということが起こりますが
その時は、
「ま、いってみようか」と
でかけたのです。
kaisetsu_5.jpg
煮詰まった時は、
まったく異質な空気の中に
自分を放り込んでみることって、大事なんですね。




そして、友人に会うと少し気もほぐれ
彼女は、心の中にある悩みを
友人に打ち明けました。


うんうん、と聞いてくれる友人を前に
素直に、今抱えている悩みを打ち明けたのです。


「私って、ダメかも・・」
心の中にある悩みや、不安を全部打ち明け
最後にこう言った瞬間
友人はこういいました。


「あのね、こんな風に、自分の弱みや悩みを素直に話せるあなたって
すごいよ!こんなことって、ないよ」って。


彼女はビックリしました。
kaisetsu_10.jpg


友人は続けて言いました。
「普通は、こんな風に素直に弱みを出したりできないもの」
「こうやって目の前で素直に弱みを打ち明けられたら、打ち明けられた方は
ああ、嬉しいな、頼ってもらえてるな、って思うよ。
それに、よしっ、なんとか助けよう、できることを考えようって思うものだよ」と。


それからは友人が彼女に話す番になりました。
彼女自身が
それは自分の弱みであり
隠さないといけない部分であり
ちっとも売りじゃないと思っていた部分
が、
相手にとっては
「それこそが、強みなんじゃない?」
思うことだったということに
気が付かされるのです。


男性だらけの業界だからこそ、
女性だけが丁寧に女性の目線でやっていることの強み


夫婦のこと
子供のこと
仕事と家庭の両立
いろんなことに
今まさに、悩んで一生懸命向き合っていること
kaisetsu_11.jpg

人数が少ないからこそ、
密な連携が取れること

業界の常識にどっぷり浸かっていないからこそ
見えてくる視点


今まで、自分はまだまだ足りてなくて
自分のところはまだ全然できていなくて
と思い込んでいたことが、
実は、
全部、それこそが強みなのでは?
という風に
自分を見つめる目がまったく反対だったことに
気がついたのです。


友人に会う前に
たった一人でモンモンと考えて悩んでいた時には
自分の頭の中で繰り返し出てくるセルフトークは
「私って、ダメなのかも」
でした。
心の中は
漠然とした不安と
自分に自信がない気持ちでいっぱいです。
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しかし
友人に会い、
弱みを打ち明け、心を開き話をした後
彼女の中に溢れてくる言葉はまったく違うものでした。

「私って、かなりいけてる???」
nouda_12.jpg


なんだかすっかり元気が湧いてきて
自分が今すぐやるべきことが明確になり
「おっとこうしちゃいられない!!」と
足取り軽く、
走り出してしまい
友人との場を後にしたのです。


こんな体験談です。


そんな彼女の話を聞いたあと、
参加者みんなで、「弱みを打ち明けること」について
話を出し合いました。


一人の女性が
「私、弱みを見せられる相手がいない。そんな相手がいてうらやましい・・・」と
ポツリ、言いました。


すると
「私も、そう言えば今まで弱みを見せようと思ったことさえなかった。
自分では気が付いていなかったかもしれない」
と言いました。


「いつも、人に対して壁を作っているような感じがする・・・」
いろんな言葉が出てきました。



弱みを見せられる相手がいない


私自身が、ずっとそうだったので、この一言は
とてもすごいことだと、思いました。


20代ずっと、しんどくて
自分ひとりでどうにか完結しようと必死でもがいている時。
自分だけで、頑張ろうと思っていた時。
他人に頼るなんてとんでもない、自分だけで解決しようとしている時。
自分のかけている部分を必死で補おうと自分で自分の欠点を必死で
克服しようとしている時。

とてもとても
苦しいのですが、
そんなものだ、
そうしなくてはいけない
頑張らなくちゃいけないって思い込んでいるので
そこから抜けることができないんです。


一人で全部、なんとかしよう
自分ひとりで自分の思うように人生をしあげてしまおう
って発想の時は、
他人に弱みを見せることができません。


私は今43になりましたが、
遅ればせながら、最近とてもとても
共感しあえることで、心満たされる
という感覚を肌で感じています。


日々の中で、
自分の心の中身を自分から打ち明けていくことで
目の前の人と共感しあえる、という瞬間を
感じます。


若い頃には、
絶対できなかったことなんです。


タイムマシンがあれば
遡って教えてあげたい、自分に。


そんなに肩肘はらなくていいんだ、と。
そんなに強がって鎧ばっかり着なくていいんだ、と。
そんなに自分を良く見せようとしなくても、いいんだ、と。
そんなに自分の欠点ばっか見つけて克服しようとしなくていいんだ、と。




どんどん競争し、
競争相手に対してはさらに自分の強みを出しきって
勝っていかなきゃいけない
弱みなんて他人に見せるとなめられる
そういう発想になってしまっている時、
もはや、それは女性ではなく
頭の中は「オヤジ」です。
uehara_4.jpg


男性でもなく「オヤジ化」なんです。

オヤジ化している男性も
オヤジ化している女性も
他人に弱みを見せたらなめられる
他人をほめるとつけあがる
と思い込んでいます。


そんな人には誰も近寄らないし
そんな人には壁を感じるし
そんな人には距離をおこうと
思ってしまうものです。
そして
それをやってる本人は
皆の前では「大丈夫大丈夫」と言いながら
どんどん心は寂しくなっていくんです。


心打ち明けられる相手がいないことで
自分の頭の中には不安が溢れてくる
打ち明けたら、すっかり解消できるはずのことが
自分ひとりでどんどん不安のスパイラルになる
uehara_14.jpg

人に弱みを見せても
自分を傷つけることはない
と安心しきっていたら、素直に心打ち明けることができるんです。

それはできないということは
もし、私がここで弱みを見せたなら
相手は私を傷つけるかも、バカにするかも、と
疑っているということです。


そもそも
人を信じてません。
ってことです。



自分だけで
完璧にどうにかしてみせる
という発想があったんです。

その発想が
「ああ、間違ってたんだな」と気が付いた瞬間が
ありました。


これだ、って信じて思い込んでいたものが
「あれ?間違ってた?」と気が付いた瞬間
手の平返したように
違う方向へ一直線というのは
女性特有の性質です。


だって、
幸せになりたいから。
苦しいのはいやだから。
イライラするのはいやだから。
みんなで一緒に笑っていたいという気持ちが強いから。


自分だけで
何もかも頑張る
自分だけで、生きようとする
だから、自分の欠点ははやく見つけ出しどんどん
その欠点を克服しようとする。


その方向は、とてもしんどいんです。


そうではなく、
私はここがひどく弱いんだ、と。
だから、あなたのサポートを必要なんだ、と。
あなたがここを補ってくれたなら
私はもう元気100倍で力が湧いてくるんだ、と。
そういえる、自分。
「お願い、助けて」と言える自分。
そう、言えたら嘘みたいに
楽になっていくんです。


男性であっても
「どうか自分のここの部分を補って欲しい。
助けが必要なんだ」と
言われたら
どんなことしても
助けよう
支えようって
思います。


まさに、
もちつもたれつ


言葉にして
言えた途端に
安心するんです。

一人じゃないってことが
理屈じゃなく肌で感じるから、です。
uehara_15.jpg


大事なことだから、
口に出して
ちゃんと伝えるってことなんです。
言わなきゃわからないし、
察して欲しくても
相手は宇宙人ではないので
やっぱり、言わなきゃわからないんです。


これが、なかなか言えなかったんですね、私は。
もう本当に
こんなシンプルで簡単そうなことが
できなくって
本当に本当に遠回りばっかです。

みなさんはいかがでしょうか?



私ぐらいの年齢から50代、60代にかけて
女性は体の変化もあいまって
心も揺らぎはじめます。

いろいろな体の不調と比例して
心もどんどん不調になっていく女性はとても多い。


イライラ
余裕のなさ
どこに行っても満足しない心
満たされなさ
自分で自分を責める心
言語化できない心の中のモヤモヤが
いつしか、たまりにたまると
本当にプチウツになっちゃったり
人と会うのが本当にいやになったり
してくるんです。



女性は、男性と違って
遠く未来の成功より、
今日のこの日の、今この瞬間の
しみじみ嬉しい、あったかい
という気持ちの積み重ねを
「それこそが幸せね」と感じる生き物です。


3年後に、こんな報酬をあげるから
毎日の生活は、ボロボロでグチャグチャでもいい
とは絶対ならないんです。


毎日住んでいる家の中が
きれいに整っていて
住んでいる人同士で、そこそこに会話が和やかで
大事な家族がちゃんと笑ってて
ご飯が美味しくて、夜も良く眠れてって
いう幸せよりも、
3年後の報酬のために日々は捨てる
ってなっちゃう女性が増えると
きっといろんなことは崩壊するんだと思います。



私は、男の人がやっているように
同じように仕事をして
同じように勉強して
同じような会話をしていると、
自分が男の頭になっていく感覚があります。


心身のバランスを崩すんです。
「他人に負けたくない」
「誰にも弱みを見せられない」
それが、男性社会です。


そんな中に女性が入っていって、
女性もまた、
「他人に負けたくない」
「誰にも弱みを見せたくない、見せれない」
となると、
体は女性ですが、
口を開いて話をしだすと
きっと、もう「男」になってるんです。


話す言葉は
考えていることの現れですので
その言葉が、男性発想になっているんです。


それって、とても
怖いこと。


あのままいくと
私はどんどん孤独になっていただろうな、と思いますし、
あのままいくと
どんどん肩肘はって
しんどくなっていっただろうな、と思います。


弱みを見せていくこと
心を打ち明けていくこと
待っているんじゃなく
自分から、相手に心を開いていこうと
すること

日々、そうやって意識して
やっていこうとするだけで
心の中は激変するんです。


壁は、自分で作ってます。
「あの人、話しかけにくいよね」
「あの人、なんだか、距離があるよね」
「あの人、壁を感じるよね」
って感じる時は
相手も
そして
自分もまた、
壁を作っているんです。


人との関係は
お互い様であり
はんはんであり
半分は自分のせい、です。


私とあなたが合わさって
化学反応を起こすのが
人間関係です。

だから、
相手だけが悪いってことはなく
相手だけが話しにくいってことはないんです。


話しかけにくいなら、相手もまた
同じように話しかけにくいのです。


その見えない壁は
お互いが
「相手が自分に働きかけてくれることをただ、待っている」
から、です。


どっちかが先に、
「私から働きかけよう」と意識することで
関係はどんどん変わるんです。


こういうことは
接客とか日々してる人なら
きっと感じていると、思います。


自分から、
働きかけよう
自分から
相手の優しい気持ちを
引き出そうと
していくことで、
相手の自分に対する反応は
まったく変わってしまうんです。



今回の勉強会は、
勉強会の後、それぞれの方からの
フィードバックが多く、とてもとても実りが多い会だったなあと
私は感じました。


一人が、ポツリと言った本音の一言から
私も、私もね・・・と心の中を
開いていく、ということが伝染します。
特に女性は、
根っ子に
「人ともっと繋がりたい」
「もっと共有したい」
「もっと気持ちをわかいちあいたい、共感しあいたい」
という気持ちがあるからだと、思います。




次回母性型勉強会
テーマは「自分の言葉で話す」

■日時:2016年8月31日(水)18時30分~21時
■場所:高松国際ホテルにて
■会費:3,000円(食事代込み)
■お申し込みは:http://boseinomonosashi.com/study/


原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです


あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)


あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)





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