突然ですが、私はコーヒーが朝食の時の欠かせない飲み物となっています。
子供たちがガツガツとお米のご飯を食べている横で、パンとコーヒーで一日のはじまりを迎えています。
もう習慣になっているんでしょうね、目覚めの一杯と言ったところでしょうか。
かといって、お茶は飲まないのかというと、そうではありません。
子どもの頃から愛飲している「番茶」をよく飲んでいます。
「番茶」は、この5月に摘み取った緑茶です。
毎年、田舎の母が茶畑で穫れた茶葉を手作りで「番茶」にしてくれて送っているもので
いまだ、店頭に並んだ商品(番茶)がこの味を超えたものを飲んだことはないほどで、
私としては、味ともに120%安心して子どもたちにもすすめられる一品と言えます。
【人生初の茶道】
さて、「茶」といえば、最近、とても素敵な女性と「お茶」を通して、素敵なひとときを過ごす体験をさせていただきました。(↓娘と先生)
その女性は当院にお越しいただいている患者さまで、「石州流派」という「茶道」の先生をされていらっしゃいます。
「石州流派」とは, 4代将軍徳川家綱の茶道指南役となった,片桐石州(片桐貞昌)という
江戸時代の大名の名前からきている流派だそうです。
また、流派を問わず「人をもてなす事の本質とは」と言った茶道本来の精神を見直すことによって、現在「茶道」と呼んでいる茶の湯が完成したといわれています。
...らしいです(てれ笑い)
さて、難しい話は置いといて...江戸時代には武家作法を取り入れた茶道とのこと。
私も若い頃は、「日本の伝統文化」や「和」には、あまり興味がなかったのですが...
自分に娘が出来たことや歳を重ねてきたからかなのか、興味もあって、恥ずかしながら
お願いして、娘と二人ご自宅に伺わせていただきました。
人生初の「茶道」を経験し、当然、作法の難しさも体験しながら、先生のすばらしい
「お点前」を拝見、その凛(りん)としたお姿に思わずうっとりしてしまいました。
私の職場にしても、社会の中で、人と接して生きている以上、「人をもてなす事の本質」
は何か!
生きているうちに、何かつかみ取りたいという心情にかられた、そんな春の日の一日でした。
私もそうですが、たいていの人は、自分に見合った行動をとるものと思います。
「あぁ...これは私には難しいなあ」とか
「これだったら私もできそうだから、やってみよ」とか、
どうしても自分のモノサシというものがあるように思います。
今回は、このモノサシが、どんどん...どんどん伸びていくような患者様をご紹介します。
私が母親なら、こんな息子に育って欲しい!と思うような松村充高様(29歳)をご紹介いたします。
松村様は現在カナダに住んでいらっしゃいます。
以前は、オーストラリアにも滞在され、自分の目標を達成する叶える為、そのほとんどを海外で生活をしながら、知識や教養・国際人としての可能性を高めていらっしゃいます。
中でも、近年の若者に欠けていると言われる「コミュニケーション能力」がとても高いのです!
現地の人との良い関係を築きながら、外国語をマスターしているとのこと。
以前は、東京の芸能プロダクションでタレのさんのマネージャーをされていたそうで
その時の経験を通して外国への挑戦につながったのだそうです。
「若さは無限の力がある!自分には若さというパワーもある」と感じられ、若い時にどんどん大風呂敷を広げ可能性を広げてくんだ!と語るその目はみなぎるエネルギーそのもの、です。
その「大風呂敷」こそ、〈外国(世界)〉だったわけです。
本当に素敵だと思いませんか。
まさにスイカを風呂敷に包むように、地球を風呂敷に包んでしまおうというような
その発想に、驚いてしまいました。
さあ、松村様の治療内容は右上前歯1本のインプラント治療です。
東京の病院で抜歯をし、骨補填材をいれました。
その時の先生から、香川のある歯科医院を紹介されたものの、どうも合わないということでネットを検索して当院へ来られました。
治療期間は3年を要するものとなりました。
インプラント治療中もオーストラリアにいらっしゃったため、メールで何度もやり取りをしました。
松村様はインプラント治療を最優先に考えられ可能な限り治療に合わせて一時帰国され
そして、この度、無事治療完了いたしました。
松村様のように「歯」を抜いてしまうと選択肢は
① インプラント
② ブリッジ
③ 入れ歯
ということになります。
松村様は
「ブリッジ」は健康な両隣の歯を削るからいやだったとのことでインプラントを決意されたそうです。
松村様のケースは、実は1本のインプラントとはいうものの、かなり難症例でありました。
なぜなら、骨補填材を入れていたにも関わらず、中の状態は、ばい菌が残っていて骨の吸収もかなり多くありました。
当院に来られる前に十分な抜歯後の処理ができていなかった可能性がありました。
1本埋入の場合はインプラントを入れる場所は限られています。
いかに歯を抜いた後の処理が大事かであるかが、その後の治療を大きく左右することがあります。
当医院長は、いつも私達にこう教えてくれます。
「インプラント治療は、突貫工事は絶対ダメだ。
時間がかかることで患者様には、期間的なご負担をお掛けしたとしても地盤工事(骨を作る)をきちんとすることが大事」
その院長の治療方針をご理解頂けたことで治療は成功いたしました。
患者様のご協力なくして治療の完了はありません。
松村様、本当にありがとうございました。
オーストラリアと吉本歯科医院という遠い関係でありながら、お互いを信頼しあって続けてきた3年におよぶ治療。
まさに「医師の上にも三年」(笑)であったように思います。
お疲れ様でした。松村様。
これからもしっかりケアしていきましょう。
最後に
松村様からみた当医院長の印象ですが、治療中、何か予期せぬことが起きても問題が起こらないように、次の次を考えて治療をしてくれたことで、自分の不安をいつもしっかり取り除いてくれたとのこと。
吉本歯科医院の印象は3年あまり通っているが、スタッフの人が変わらずにいるので、きっと働きやすいすばらしい医院なんだと思われたとおっしゃって頂きました。
素敵な松村様という患者さんに運命的にも出会えたことは、私にとっても、当院院長すべてのスタッフにとっても、幸せなことでした。
【健康は誰のため?!】
いつまでも健康でありたい。
いつまでも若くありたい。
誰もが願う究極にして最大の願望ですよね。
独身の時ならば、当然「健康」という願望は幸せに生きたいという自分自身のためのもの。
でも、人は家族を持ち、子供を育てはじめると、しだいに「健康」というテーマは
「家族のため」に変化していくのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介させて頂く患者さまは、谷本光弘様
34歳男性の方。
四歳と一歳の子育て真っ最中のパパです。
【病名と症状】
病名は、「若年性歯周病」
26歳の時、上の前歯に隙間ができたことで、食べたものが挟まるようになりだしたということ。
それ以前にも、歯茎が腫れたりしていたようで、違和感を感じていたらしいのですが、
なかなか歯医者に行くこともありませんでした。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「歯周病」の怖さは痛みなどが初期症状として
ないことです。
当然前歯ということもあり、歯の隙間が気になりはじめ、さすがに、3軒の歯医者を転々としたものの、いずれも歯の矯正を薦められただけで、その若さから「あなたは歯周病ですよ」と告げられることはなかったようでした。
そんな具合で、ますます症状は進行していったのです。
【健康は歯から】
そして、吉本歯科医院との出会いがあったのです。
当院の治療プランは、
30代という若さを考えると
■全体歯周病治療(参考:ニュースレター2月号3月号)
■前歯のインプラント治療
この治療プランを提示させていただきました。
費用がかかることではありましたが、たいへん理解のある奥様がこころよく同意してくれたこととおっしゃっていました。
なにより、このことは普段の家庭生活の中、つねに夫婦間で信頼し合っている証しでも
あると思います。
谷本さまのお仕事は自営業で特に営業ともなると、たくさんのお客さまとご商談されます
以前は前歯が気になり大切なお話しもつい短めになることもあったとか。
今、治療を終られ谷本さまはおっしゃいます。
「歯を気にしなくていいのでお客さまとの話に集中できます。」
なにより健康上も歯周病は様々な病気とも関連してくることもあります(参考:当院新枝先生のブログにもでています)。
でも、一番の理由は、自分のためというより、二人の子供のため、もっともっと今の仕事を充実させていきたい!
家族のために健康でいたい!
とおっしゃっていました。
【変わる】
インプラント治療も成功し、いまは口元を気にせずに人と話ができるようになりました。
そして、家族、特に子供さんへの歯の意識が変わったといいます。
普段から、子どもたちの歯のケアに気を遣うようになったとのこと。
我が身をもって、人の健康や幸せを気遣っておられます。
以前は、若くして重度の歯周病になってしまったことを恥ずかしいと思われていたそうです。また、治療は大丈夫なのかなど本当に色々悩まれていたそうです。
しかし、今、治療を終られた谷本さまはおっしゃいます。
「この病気だったからこそ吉本歯科医院のスタッフに出会えたんだ。生きる元気を取り戻すことが出来た。出会いに感謝しています。」
このお言葉を聞いたとき私はとても心打たれました。
本当に素敵な方!
とにかく
お人柄は優しく、常に女性や子供を大切にする『母性型男子』と当院スタッフ誰もが認める、すてきな谷本さまです。
谷本さまおつかれさまでした。
そして、私達吉本歯科医院と出会ってい頂いてありがとうございました。
これからも、いっしょにケアしてまいりましょうね
矯正治療を終了された 樫子弓乃様
カウンセラー森下がご紹介します(^^)
今回ご紹介させて頂く患者さは、樫子弓乃(かしこゆみの)さまです。
私の娘が生まれ、命名する時に迷った「...乃」という最近は、やや古風ととられがちな
優しく品のあるお名前をお持ちの樫子さん。
イメージ通りの古風な日本的女性で、とてもお若いのにお言葉使いも美しく、
品格のある方であります。...(私とは似ても似つかないおしとやかな女性...。)
【症状】
さて、樫子さまの症状とこれまでの経過は...
お仕事をはじめた20歳ごろ、口を大きく開けると顎が痛くなり、しだいに肩こりや
首の張りから、ついには顔面痛を引き起こしはじめたとのこと。
そこで、ある病院の口腔外科で診察してもらい、まずマウスピースを装着することに。
でも、症状は良くならず、矯正も試みました。
しかし、顎の痛みはいっこうに改善されず、途方にくれていたときに、ホームページで
当院の存在を知られたとのことでした。
【総合的歯科治療】
当医院の治療は、まず、顎が楽に噛める場所探しを実施しました。
そして
奥歯に被せ物をして、歯全体の高さを安定させるというものです。
一方で、この症状は、ひとつの原因ではなく、ほかの要因が複雑にからんでいるとも考えられましたので、いろいろな日常生活の場面を想定し、1日の時間のうちで約三分の一を占める「睡眠」時の改善も図ることをカウンセリングや当医院の見解をとおして試みることとしました。
このことには、樫子さまが非常に懐ふかく、あらゆる対策を実施してみようという前向きな姿勢のたまものといえます。
そこで、樫子さまが寝る時の状態(畳に布団を敷いている・ベッドで寝ている・どんな布団を使用しているか。どんな枕を使用しているか)をつぶさに聞き取ることからはじめ、アドバイスしていくこととしました。
【心のケア】
樫子さんの当院院長の印象は、
「今までの先生には、いろいろ説明してもわかってもらえず、一方的な治療を
勧められたのが、吉本先生は、とにかくよく聞いてくれた。これは治療にいたり、精神的に一番大きかった」とおっしゃっていただきました。
このご感想は、当医院にとってたいへん嬉しいことであったことと、「心のケア」の重要性を改めて、私達吉本歯科医院のスタッフ一同が痛切に感じた瞬間でもありました。
樫子さまから教えていただいたこの大切な「心のケア」を、これからもしっかりと
生かしていきたいと思います。
それと、今回の治療に際して、吉本歯科医院と樫子さんご自身とだけの関係ではなく、複雑な治療に際し、小豆島にお住まいのご両親も来院され、家族みんなで支え合ってきたことも、
当院では、心から感謝していることであります。
ご家族の後押しを受け、多くの方のご理解を頂いたからにほかなりません。
樫子さんのご家族の皆様、本当にありがとうございました。
【これからも】
人間の体は、常に変化しています。
改善したといっても、いつ症状が変わるか予断を許さないのも事実です。
当医院は、樫子さまの笑顔見るために、これからもより多くのケアをしてまいりたいと
思っています。
最後に樫子さんが当院に下さったメッセージをご紹介しますね。
『森下さん(カウンセラー)と治療を振り返りながらお話していて、改めて4年間通っていたんだなあとしみじみ思いました。
矯正治療を終えても顎と顔の痛みがとれず、でもあきらめるにあきらめきれず、自分に合う病院を探してほとんど歯医者難民のようになっていた私がやっと落ち着ける場所が見つかったのが4年前でした。
治療を始めて最初に思ったのが「こんなに話を聞いてくれるところはなかったなあ」ということでした。
それまで症状を伝えてもあまりわかってもらえず、だんだん自分の状態を話すことが怖くなっていたのでとても嬉しかったです。
治療方針についても丁寧に説明してもらえるので、いつも納得して治療を受けることがで きました。また治療の前にスタッフさんが「調子はどうですか?変わったことはないですか?」と訊いてくれて、先生に伝えてくれているのが聞こえてきていたので安心できました。
最初に作ったマウスピースが今までのものと違っていて驚きましたが、他にも寝具を見直したり、斜めの台に立って足踏みしたり「?!」と思うこともありました^^; が、治療は一方的に受けるものではなく、生活習慣を見直したり、自分で改善していくことも必要なんですね。
いつも皆さんの笑顔に迎えていただき、また体もどんどん楽になり、良くなってきているのが実感できたので通院はむしろ楽しいものでした。ですので、初めて治療が終わってしまうことをさびしいと思いました。「もっと早く辿り着けていれば・・」という気持ちもありましたが、遠回りでも最終的に出合えた私はラッキーだと思います。
本当にありがとうございました。来月からPMTCでお世話になります。これからもよろしくお願いいたします。
余談ですが、職場の朝礼で内容は何でもいいので発表をする機会があり、先日吉本歯科医院様のお話をさせていただきました。
「チームワーク抜群な歯医者さんです。私たちも見習いましょう !」という私には珍しく、熱い話をしました。ちゃんと同僚たちの心に響いていればいいんですけど・・・。
そういえば一度驚いたことがありました。
診察に伺って、待合で座っていたときに吉本先生が診察室から出てこられて「かしこさん、調子どう?」と声をかけていただいたのですが、後になって「先生って患者の顔と名前、全部覚えてるの!?(゜o゜)」と思いました。すごいです!! 感動しました。
伝えたいことがありすぎて少々支離滅裂だったかもしれませんが、少しでも皆さんに感謝の気持ちが伝わっていれば嬉しいです。 』
こんなあったかい素直なお気持ちをストレートに表現して下さる樫子弓乃さんです。
本当に素敵でしょう?
まさに、「患者力」超高得点の患者さんだと思いませんか?(笑)
こんにちは吉本歯科医院のカウンセラー森下はるみです。
女性は、いつも同姓の誰かに憧れながら年齢を重ねていきます。
今回の患者様(井上和子さん)は、私にとっては、こんな女性になりたいと思えるような、そんな方です。
【井上和子さん(61歳)】
カウンセリングしていても、とにかく気持ちのいいお話しをされ、笑みを絶やさず、明るく楽しい常に前向きに物事を考えていらっしゃるの、そんな方です。
人は、「幸福」なとき笑顔で前向きに生きていけるのではなくて、前向きに笑顔で生きているから「幸福」を呼ぶものだと、思わず納得させてくれる、そんな女性です。
なので、お話をお聞きしていても、「時間」を常に有意義に使っているという印象があるのです。
まず、家事や家族のケアをしっかりと行うことはもちろんのこと、その合間の時間を趣味のヨガや西洋木彫り(これはすごいっ!)etc・・・
そんな、井上さんにも、気がかりが一つ。
それがまさに「歯」だったわけです。
【入れ歯との闘い】
35歳くらいから、抜歯し入れ歯を使い始めたという井上さん。
何度も入れ歯を替えられ、時には大変高価な入れ歯も使用してみたが、いっこうに満足な食事もできず、歯ぐきも痛めるなど、何十年もつらい思いをしていたとおっしゃっておられました。
お母様の入れ歯や食事のご様子などを目の当たりにしていたこともあり、このままでは、私もこのまま同じようにつらい思いを続けなければならないのか。
と考えるようになったといいます。
【転機】
家族にも相談し、いざ、歯医者さんへ!
まさに、インプラントとの出会いが、食生活だけではなく人生を・・・これからの井上さんを大きく変えていくこととなったのであります。
これが当院院長吉本と井上さんが求めたプランでした。
こう決めたとき、井上さんは、
「先生を信じて一つ一つ治療をクリアしていきゴールするぞ!」
と思った、とお話して下さいました。
当院や当院院長のことを信じてくれたという言葉が、今さらながら、私の胸を熱くしてくれたの
は言うまでもありません。
こうなると、「成功」の道筋ははっきりと見えてきます。
これも、当院院長の技術だけでなく井上さんとの二人三脚治療が生んだ、賜物にほかなり
ません。
【領収書】
井上さん、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございました。
「幸せで幸せで食事が美味しい。昔は、口元を手で隠して笑っていたけど、今は隠すことなく笑えます。みんなに見て見てと言って、いつもニコニコしています。
ニコニコできることが、(この治療費の)領収書です。
家庭というのは女性(奥さん)が笑顔でいることが一番いいです。」
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、たいへんありがとうございました。
また、たくさんの皆様と関わり合い、患者さまにとって実り多い年になりますよう、まごころをもって接していきたいと意気込んでおりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、みなさんは初夢は何を見られましたか?
私の初夢は・・・微妙・・
初夢の内容は・・・
(吉本院長が院長室に閉じこもり、スタッフが声をかけても出てくれない。
鍵は内から掛けたままで、さあ、困った。
どうしても出てきてくれないので、
「急患の患者さまが来ました!出てきて~!」
というウソをついたところ、鍵を解除して出てきた)
という、なんとも夢のない、仕事場での初夢を見てしまいました(笑)。
いったい、なんでこんな夢見たんでしょ。
主人にこの初夢の話をしたら、私はよくしらないんですが、日本の神話に出てくる「天の岩戸開き」で天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩穴に閉じこもった時に、いろんな神々があの手この手で、岩穴から引きずり出した話みたいだねって、言われました。
正月ネタで言うと、もうひとつ。
「しめ縄」また、今年も私の車にも「しめ縄」が取り付けられました。
田舎ではよく見かけますが、さすがに高松市内ではほとんど見かけない「車のしめ縄飾り」
今年も、好奇な目線を感じながら、運転しています(ちょっと恥ずかしい~)
今日は仕事始めで、受付や衛生士さんは忙しそうです。
私はといいますと、お約束の患者さまとカウンセリング時間オーバーというくらい時間を忘れ話し込んでいるという状況です。
今日は、学校の先生をされている方のカウンセリングをしました。
当医院に来られたのは、「抜けている部分にインプラントをしたい」ということで昨年から通われている患者さまです。
ご本人は、そこだけ治したらいいと思われていたようですが、
院長の診断は違いました。そこで私が、患者さまに説明し患者さまの治療に対するご希望をお聞きしたり不安に思っていることをお聞きしたりしました。
そこで、いつも感じていることなんですが、今日も思いました。
「患者さまは今まで納得されて治療をしていない」ということです。
患者さまは「まな板の上の鯉」ではないのです。
当医院は患者さまが納得いくまで治療には入りません。
「カウンセリングなんていらんいらん」って思う患者さまもいると思いますが、ごめんなさいね。
カウンセリングさせてくださいね・・・
ちょっと気持ちをつぶやいてみました。
最近、ネット社会では、「つぶやき」っていうものが、流行っているようで、
年末にも芸能人の不倫が話題になっていましたが、私も今年はこのブログをとうして
「つぶやいて」みようと思います。
「カウンセラーのつぶやき」なんていかがでしょうか?(^^)
一年を振り返ってみますと、やっぱり後半での印象がどうしても強く残っています。
なかでも、まさか・・・
職場の皆や関係する方々を連れて、わたしの郷里を案内することになろうとは・・・
でも、そのことで、あんなに不便で辺境だった場所で、自慢できるところなんかないだろうと思っていたのに、おそばをはじめ自然食豊かな土地であったり、きれいな水が豊富であったり、あらためてその魅力を感じました。(何度も言いますが・・でも・・遠いっ)
夏には、久しぶりに小学校時代の同窓会に参加したり、冬には、その中の一人が仕事中の事故で亡くなったりと、ふるさと徳島をいろんな角度から見たり触れたり悲しんだりした年だったように思います。
仕事では、やや個人的な分もありますが、これまで患者さまに提供しケアしてきた
「インプラント」を自ら体験・治療した年でもありました。
このことは、私にとって大きな収穫でもありました。
「患者さまの立場に立つこと」
「患者として体験」
を身をもって実践したことで、来年からのカウンセリングに、より幅を持たせることができるものと思っています。
「上から目線でなく「同じ目線」での、カウンセリング。
これが、来年に向けての私のスタイルとしたいと思います。
ブログをご覧になっていただいた皆さま、そしてスタッフのみんな、この一年お世話になりありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
そして、良いお年を!
こんにちは
吉本歯科医院のカウンセラー、森下はるみです。
誰もが一度は手にとって遊んだことがある「磁石」。
学校の先生から「地球も大きな磁石なんですよ」と教えられたこともあります。
あれっ!?
磁石にN極とS極があるように・・・人間にだってそういう関係があるのではないでしょうか?
・・・・あるとおもいます!
(ギター侍みたい・・・)
人と接する時・・・患者さま、スタッフ、上司、家族
N極ばかりで接すると、必ず反発する時があるんじゃないかと思います。
我慢したり辛抱して接するのではなく、お互いに引きつけ合う《極》を使い分ける。
こんなことを言いながら、私がそれを実行しているかといえばそうではないんですが、
どちらかというと、私はできている時とできていない時が、はっきりしているタイプかもしれません。
患者さまと接するときは、患者さまの「こうしたい」ということに対して治療する側
からの「こうしたい」というN極がうまく機能するのですが、それが家族やスタッフ
にも、できているかと言えばそうではないようで・・・(笑)
私自身の、このはっきりした性格。
上司から評価をいただくことがありますが実は、こんな私に《極》を合わせてくれている上司、スタッフがすばらしいと思うのです。
だって、私だったら言いたいことをズバズバ言う人苦手だもん。
受け入れる自信がないですね(--)
喧嘩になっちゃいそう。
だから、みんなはすごいなあっていつも思っています。
相手の力を引き出す力が、この上司、スタッフにはあるように感じます。
私はみんなの手のひらの上でコロコロと転がされるように・・・それでいて心地よい
そんな空間がここにはあります。
大変な仕事でも、皆が支えてくれるという安心感の中で取り組んでいくことができます。
よくもまあ、こうもズケズケと言ってしまう私を寛容に受け止めてくれるなあ・・・
というのが私の本音であったりします。
でも「鉄」であってはいけないと思います。
《磁石》のように磁力を発していかなければ、鉄のようにN極S極どちらでも引っ付く
のではなく、人間として磁力をつねに発していかなければならないなあと思っています。
こんなことを考える機会が最近は本当に増えてきました。
夢にまででてきます。(笑)
今年一年を振り返って
今年一年、新しい患者様との出会いや継続してカウンセリングさせて頂いた方など、たくさんの方々と接してまいりました。
患者さまがこの一年、心も体もご満足いただけるよう自分なりに一生懸命頑張ってきたつもりですが、いかがだったでしょうか。
家に帰ったあと、
「あのとき、こう説明したほうがよかったのだろうか・・・」
「本当に、理解していただけたのだろうか・・・」
など、思い返すことたびたび・・
「カウンセラーとは、かくあらねば・・・」という強い意志というより、治療や説明に
患者さまはどう感じておられるのだろう。
と・・・まさに、自分自身とカウンセリングしながら走った一年でありました。
これからも、一人ひとりの患者さまが当医院から笑顔で帰っていただけるよう
心新に来年を迎えたいと思っております。
前回、「関わり合う職場」に出会ったところまで、たわいないお話しをさせていただきました。
年齢を重ね、家族をもってから、サンサンと輝く太陽や自然の恵みのありがたさに感動し感謝するみたいに、「社会」というものをあらためて考えるようになったように思います。
また、「出会い」というものを偶然的な関係でみるのではなく、私にとって「必然的」だったのではないかなと...。
うまく言えませんが、そう感じた瞬間に、これまでの人生で出会った人や職場で知り合ったスタッフや患者さまが、私を支えてくれている一本一本の柱のように思えました。
これまで、たくさんの人生の分岐点を経験してきましたけれども、いつもそこには、「人」がいて、助言をいただいたり、道しるべになってきました。
そんな出会いが、一番には両親であり姉妹であり、近所のおじさんおばちゃんであったわけで、いっぱいの「人」が私に関わってくれたくれたんだなあと感じました。
凡人の私ならばなおのこと。
職場で、地域で、学校(子ども)で、手を広げることはできないけれど、私の「器(うつわ)」にあった量で、関わっていきたいと考えています。
話は変わりますが、今住んでいるところで、嬉しいことがあるんです。
自宅の前の家に住んでいる方が、当院で治療をされ、快適な歯生活を送られています。
(
※歯生活とは、治療をされている方の歯が及ぼす生活環境を私が勝手に私生活ともじって歯生活と言ってます...私が勝手に使ってます(笑))
地域と職場、切っても切れない関わりが、昔の地域社会だと思います。
「食」が「医療」が地域に根ざすように...。
そう思うと、自然と吉本歯科医院の役割とか私の役割が少しずつ見えてきたように思いました。
「地域」に根ざした歯科医療。
行き交う人と「歯はいかがですか」「ぼちぼちですよ~」
そんな会話ができる町...
「健康が人を守り、地域を守る」
言いかえれば、
「歯が人を守り、地域を守る」
道行く人の笑顔には、白い歯が輝く。
私の...吉本歯科医院の理想です。