2009.10.15院長の診断をスタッフ全員で共有
先日の定例ミーティングのテーマはズバリ「やってみよう!診断!」でした(笑)
これは当院の院長、吉本彰夫が患者さまにお伝えしている診断内容を全員で共有しよう、というのが目的です。
吉本歯科医院では、患者様にお伝えしている診断の内容を一番詳しく知っているのは
当院のカウンセラーである森下です。
森下は、院長から受けた患者さまの診断をわかりやすく、患者さまにご説明し、今後の治療方法についてご提案をする、という仕事を毎日の仕事の中で行っています。
患者さまに本当に伝わるように分り易くご説明するためには
お話をする森下自身が完全に理解し、納得していなければ患者さんにお伝えすることはできません。
「言われた通りに話せば良い」という簡単な仕事ではないので、頭をひねって考えて
自分の言葉に変えて話をしなくてはなりません。
「伝える」ということを日々の仕事の中で何度も何度もやっているお陰で、彼女のコミュニケーション能力は格段に向上するわけです。
やはり、何事も「伝えたい」という想いありき、なんだと本当に思います。
カウンセラーとして「伝える」『話す」「聞く」ということを自然と身につけている森下は、当然、
院長の考え方も診断内容もほぼ100%理解できています。
なぜなら、毎日のように院長の診断のパターンを「見て」『聞いて」『伝えて」を繰り返しているからです。
今回のミーティングでは、吉本歯科医院のスタッフ全員が院長、吉本の診断を理解して欲しい
というのが狙いでした。
まずは、カウンセラーの森下から、お題となるある患者さまの症例を出します。
ちょっと難しい症例の患者さまです。
その患者さまの状態、口腔内写真、レントゲン写真、主訴を元に、スタッフ全員が
「うちの院長なら患者さまにどんな診断をするのか?」ということをそれぞれで
考え発表し合いました。
もちろん歯科衛生士だけでなく、スタッフ全員です。
驚いたことに、スタッフ一人ひとりの診断を聞いてみたところ、全員が
全く院長と同じ診断となりました。
それは受付に立ってくれている樋口も同じです。
驚いたのはカウンセラーの森下と院長です(^^;)
「なんだ、みんなわかってんじゃん!!!」と全員で笑顔(笑)
やはり、治療をしながら院長がどんな診断をして、どんなことを患者さまにお話しているのかを
ちゃーんと聞いて理解しているんですね。
そして受付にいながらも、ミーティングや院長、カウンセラー、衛生士との会話の中から
院長の診断内容を理解しているんです。
本当に感心しましたし、また、安心しました。
後は、それをきちんと「伝える」「話す」ということをトレーニングしていけばいい、ということです。
人にきちんと「伝える」ということや「話す」ということは、私はやはりトレーニングが必要だと思います。
人前で話すことや、きちんと伝えることは、その緊張に慣れていく必要があります。
特に、若い人は、公の場所できちんと人に向かって失礼のないように、また、感じよく「話す」
ということは難しい、です。
上がってしまったり、緊張してしまったり、言いたいことの半分も言えなかったり・・・。
では、吉本歯科医院ではどういったトレーニングを始めたかと言いますと(^^)
一人ひとりが全員の前に立ち一分間、吉本歯科医院の理念について話をします。
その姿をビデオで撮影し、録画し、全員が終れば再生してみんなでチェックします。
ドキドキでしょう?
再生されたビデオを見ながらこんな言葉が飛び交います。
「エッ??私ってこんな声で話してるんですか?」
「ふ・ふ・ふ・太い・・・・・泣」
「目線が泳いでますね~~~私・・・」
「こんなの私じゃない!!」
いえいえ、それが実は「私」なのです。
自分が見ている自分は実は自分ではなく、この再生された中に写っている自分の態度や、動作、表情、声、目つき、それが「人が見ている自分」なわけです。
怖いですね・・・(--)
誰しも、自分のことを直視するのは怖いものです。
私も怖いです。
でも、自分をよりよく変えていくには「人が見ている自分」と「自分がこう思っている自分」の
差を少しでも少なくするしかない、と思うのです。
そのためのビデオ録画&再生はとてもいい勉強の材料です。
再生された自分の姿を見て「嫌だ!」と思えば、即刻変えればいい話です。
例えば、表情が暗いのなら明るく見せる練習をしてみる。
声が早口ならゆっくりと話すようにしてみる。
たっている姿が美しくないなら美しいたち方をしている人を真似てみる
などなど、すぐに取り掛かれることはいくらでもあります。
気がつけばあとは、それが無意識にできるようになるまで何度も何度も繰り返せばいいので
そう考えると外見や見た目や印象は、すぐに変えることができるのです。
人はそう簡単には変わりませんが、外見を変えることは意外に簡単です。
外見が変わると周囲の評価が変わりますので、嬉しくて勝手に中身もよくなる、なんてことは
女の子に関してはよくあります。(男性はよくわかりませんーー)
この診断ミーティングは定期的に続けていこうと思っています。
そうすることで全員に院長、吉本の治療に対する考え方、診断内容が浸透していくからです。
吉本歯科医院のスタッフ全員が患者さまに吉本歯科医院の治療の理念、治療方針、内容を
それぞれの場できちんとお話できるようになるまでエンドレスで続けていきます。
「話す」「伝える」ことが快感になるまで(笑)
今日は、ひとつ嬉しいことがありました。
医療学科の学生さんが来月から当院で実習に来て下さることになりました。
他の学生さんも吉本歯科医院に行ってみたい!と名乗り出て下さった方が多くいたんですよ、と
担当の先生に言われ、「嬉しい~」と喜んでしまいました。
うちの評判を聞いて・・とか、うちの病院をチラチラと覗きに来ていた・・・なんてことを
お聞きするととっても嬉しいですよね。
明るいあったかい雰囲気が伝わっていたとしたら何より嬉しいです。
会社にもイメージがあります。
暗い元気のなさそうな会社と、明るい元気がありそうな会社と・・・・。
なんとなくの雰囲気でわかっちゃうんですよね。
どなたが来てくださっても「明るいあったかい、活気のある医院」と感じていただけるように
そこにいる私達9人が「明るい、あったかい、活気のある人」になっていければと思います。
先日の連休に、奈良に住んでいるいとこ家族のところに遊びに行きました。
東大寺のある奈良公園のすぐ近くです。
奈良公園には鹿がたくさんいます。
しか煎餅なるものを買って手に持っていると、20匹くらいがグワーッっと集まってくるんです(泣)
死ぬほど怖かったです。。。
下の娘は興味しんしんで鹿をなでていましたが上のお兄ちゃんはあまりの恐怖に
泣き叫び50メートルくらいものすごいスピードで走って逃げていきました(--;)
あの大きな大仏様がいる東大寺です。
美しいですね~~。
11月は紅葉の季節。今度はゆっくり行きたいです。子供連れではなく・・・(--)まあ、無理ですが。。