吉本歯科医院

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母性型について

2015.10.16「察してよ」と不満を言う女か、欲することを具体的に言う女か

夫婦の関係でも
職場の関係でも

女性は、男性には「口に出して言わなくても、察してよ、それくらい」
と思っています。

「もっとこうして欲しいのに」
ってことが女性自身の心の中にはいっぱい渦巻いているのに
それを
口に出しては言わない
いや、
言えない


そんなことを口に出して言うのはみっともない
恥ずかしい
と思ってるんです。

口に出して言わずに
私が心底求めるものを出しなさいよ、と暗黙の要求をしているわけです。


言わないから
相手にはわからない
わからないから
もらえない
nouda_11.jpg
ということが、起こってます。


そして、
あの人とは合わない
あの人は違う
あの人はダメ
あの人は嫌い
となっちゃうんです。


「察して欲しい」
「察してくれてあたりまえ」
と思っているので
いざ、リアルな男性を目の前にした時に
私の期待した通りの言葉をかけてくれなかったり
私が期待した通りの態度をとってくれなかったり
すると、

「さいあく!あの人」
とすぐになってしまいます。


でも、
男性にしてみれば
「察してよ」
じゃなくて
「そうならそうと先に口で言ってよ。言ってくれたらするから」
と思うんです。


女性の気持ち、わかるんです。
理想の男性は
理想の王子様は
「口に出して言わなくても
私のいうことを先先察してくれる、もの」
だから、です。

少女マンガの世界に出てくる
王子様はみな、女性の気持ちをわかってくれる
「女性にとってのいい男」だから。

でも、それは漫画の世界。
でも、それは女の妄想の世界。


男性からすると
「そんな男おるかーーーっ!!」
とちゃぶ台ひっくりかえしたくなるのです。
uehara_4.jpg


理想の夫
理想の彼氏
理想の上司
理想の、理想の、理想の。。。。

自分の理想の◯◯を探している限り
その◯◯は永遠に現れることは、ありません。



大事なことは、
何をしてもらったら
私は嬉しいのか?
何が欲しいのか?
どんなことで幸せなのか?


それはそれはもう具体的に
言葉で相手に伝えることができる人が
一番、いいのです。


何がいいか?って、相手にとっていいのです。
わかりやすい。
ややこしくない。
難しくない。


男性は、「女は難しい」と言います。

そう、難しいんです。
だから、「難しくない、わかりやすい人」がいいんです。


「察してよ」
「察しなさいよ、それくらい」

という女性ほど、面倒臭いものはないんです。
そして、男性を疲れさせるものは、ないんです。


お腹の中で煮えくりかえってるのに
その場はニコニコ我慢して
後で文句を言ってると
その関係は長く続かなくなるんです。


これは職場でも同じです。
「私がこんなこと思ってるの察してよ」
という人ほど、
男性上司を困らせるものはないんです。


私の顔色や態度を見て察するでしょう、普通は!!
と暗黙の不機嫌を振り回す人は
困るのです。

女性が組織で活躍しはじめると
男性上司が困りだすのが、
この問題です。
きまって、どこの会社でも同じことが
起こってるんです。

だから
男性社長や
男性上司は
「女性社員は難しい」
と、コミュニケーションをとることに
おどおどしちゃうんです。


言いにくいのはわかるけど
やっぱり、
ちゃんと口に出して具体的に
しかも、「だから、こうしてくれると嬉しい」と
打開策まで提案してくれる人は
ありがたいんです。
そして、楽なんです。



だって、
男性が頑張って「察して」行動したことが
女性の欲しいものと違っていたら(ま、ほとんどが違うのですが)
文句を言われる
愚痴を言われる
不満を言われる
陰口を言われる

そりゃ、誰だって一緒にいたくなくなります。
面倒くさい。
会話も、したくなくなるんです。


夫婦で長年これやってると、
お互い疲労して
お互いイライラして
かんおけ入る直前に
「実は。。。。こうだったんだ」
って言われるようになっちゃうんです。



男性は一生懸命です。
奥さんを
恋人を
職場の同僚を、部下を
喜ばそうと、必死に考えています。


男は女を喜ばせたい
女は男を励ましたい

これって、
誰の中にもシンプルにあるものだと
思うんです。



でも、男性が頑張ってやったことは
全部、女性にとってはまとはずれ、だったりします。


そんなことして欲しくないし
そんなもの欲しくないし
そんな店やだったし
そんな気分じゃなかったし

あとで
文句を言ってくれるなら
まだましで
永遠に心の中だけか
女同士だけで
「あの人、最悪」
と勝手にレッテル貼られちゃうんです。


最初100点から始まり
あうたびに
どんどん減点されていくんです。


そして、女性は
歳を重ねるごとに
男性に対して
減点法になりがち、です。
ほうっておいては加点法にはいかない。
だから、なかなか
マッチングが難しくなるんです。



男性は女性に
「あなたのおかげで、嬉しい!」
「すごいわ」
「さすがね」
「助かるーー」

と賞賛の嵐を受けることが
何よりも欲しいもの、です。



男性が一番ダメージを受けるのは
身近な女性からの
不平不満愚痴悪口です。


ちなみに
勉強会で一番印象に残った男性達の話は
「女同士で、旦那の愚痴や男の悪口言ってる姿は、もう見られたものじゃない」
でした。

「恐ろしい」
と心底思うらしく
「この人には言葉を選んで付き合おう」
と心に決め
絶妙な距離を取ろうとするのです。

「うわあ、魅力的な人だあ」
「もっと近寄りたいなあ」
は間違っても思わないのです。



奥さんや
恋人や
娘や
職場の女性たちから

不平不満愚痴があびせられたなら
どんなにメンタル強い男性でも
へたってしまうんです。

凹むんです。
元気なくなってしまうんです。
萎えるんです。


私は、勉強会を繰り返していく中で
そのことを、身にしみて知りました。


男性は、口でくさしちゃ、ダメなんだってことを。
女性の言葉は
男性の心臓をひとつきできるほど、凶器です。

どんなに立派な会社のおえらいさんでも
クールに見える立派な肩書きをお持ちでも
女性のきつい言葉にはこたえるんです。


日本の男性は
基本、真面目で優しいです。
そして、よく働く。
そして、シャイです。


よほどゆがんでない限り
基本的には
女性を守りたい
家族を守りたい
幸せにしたい
喜んだ顔を見たい
と思ってるんです。


どんなにハチャメチャに文句言われ続けても
大事にされなくても
日本の男性は
基本、「奥さん」を捨てたりしません。


アメリカのように
はい、次
はい、次
ということは、ないんです。


そうはいっても
情があるしな
そうはいっても
子供もいるしな
男性から、奥さんを「ポイ」ということは
あまり、ないんです。


奥さんから、ご主人を
「もう我慢できないっ」ということは
ありますが、逆はあまりないんです。
女の人の方が、意外にクールにすっぱり切るのです。


男性は、どこまでも
女性からの「あなたのおかげです」
「素晴らしいわ」
「さすがね」
という言葉を
という態度を
求めてるんです。


いや、違う違う
うちの旦那は難しいの
そんなに単純じゃないの
面倒くさい男なの
そんなことくらいで、
絶対変わらないわ
って言ってた奥さんが、います。


じゃあ、ご主人とどんなことしゃべってる?
とみんなが興味シンシンで聞くと


文句を言うか
愚痴を言うか
売り言葉に対する買い言葉か
くらいだったんです。


男性にとって
身近な女性からの
感謝の言葉や
励ましの言葉や
賞賛の言葉は
とてつもないエネルギー源なんです。


「え?そんな言葉ひとつで?」
「え?まさか」
と思うほどですが、
その
まさか、です。


言葉ひとつで
態度ひとつで
表情ひとつで
いくらでも、心満タンにできるんです。


女性自身が
「そんなことできない」
「思ってもないこと、言えない」
「いまさら、そこまで気を遣うのはしんどい」
と心底思うのなら

もう、女性自身が
余裕を失っているんです。


身近な人の小さないいところを
探るように見つけていく
見つけたものを口に出していく
という行為は
余裕がないと、できません。


自分がもうイライラして
かつかつになってたら
難しいんです。


身近な人に優しくできない時
女は例外なく、余裕をなくしてるんです。


余裕をなくした女に
周囲は冷たいものなのです。


余裕を取り戻すために、
先に、言葉を変えていくんです。


相手から優しい言葉を引き出すためにでも、いいんです。
相手から欲しいものを引き出すためにでも、いいんです。

優しい言葉を先にかけていく
優しい表情をむけていく
先に、自分が笑ってみる



昨日まで右向いてた人が
いきなり左向くことができるくらい柔軟なのが
女性の本性です。


意地を張る
とか
攻撃する
とか
愚痴を言う
とか
そういうもので自分の中をいっぱいにしてちゃ
もったいないんです。


よく
妻がガンになってから
夫がガンになったから
相手が死を宣告されたから
その日から相手との関係が変わりました
みたいなシーンがありますが、

そんな状況にならなくても
相手がいなくなる状況に追い込まれなくても
いまからでもすぐに
心溶かしちゃうんです。
先に、自分が。

相手が溶かしてくれなくても
時間の問題です。


よく歯を失ってみてはじめて歯の大事さに気が付いたと
患者のみなさま、おっしゃいます。


妻を亡くしてはじめて妻の大事さに気がついた
とよく言います。


そんな言葉をたくさん聞いて知ってる私は
失う前に大事にしとこうと
思います。


そのために
ドラマ仕立てで
よく「もし、このまま喧嘩したまま
相手が、私が、死んじゃって二度と会えないかもしれない」
と勝手にシーンを作り上げるのも手かもしれません。


二度と会えないかも
と思ったら
そうそう
「けっ、お前なんか、」
とか
「ふん、あんたなんて!」
とか、
言えません。


意地を張ってる時間は
もったいない。


仲良くするために
女性はもっと男性を勉強しないといけないし
男性もまた女性を知って欲しい。



大いなる誤解と勘違いで
成り立っているのが
男と女なので、
一緒にうまくやっていくには
「そもそも、まったく違いますからーー」
というところから
知らないと、難しいんです。


家の中のことや
夫婦のことは
学校でも
教えてくれなかったので
自己流なんです。


親がそうだった
とか
女の人なら、母親がそうだったから
くらいの教育しか、受けてない。


「我が家のあたりまえ」
を世界の常識だと思って生きてる人同士が
ひとつの土俵で同じことをするので
「そりゃ、おかしいよ、あんた」
「いやいや、おかしいのは、おたくでしょ」
となってしまうのです。

違う味の味噌汁を
飲んでいたもの同士が
自分の家の味噌汁がパーフェクトと
押し付けあってたら
すぐ戦争です。



そんな存在同士が
夫婦やったり
恋人やったり
職場で密な仕事で関わったり
そりゃ、何もしなかったら
もめて、あたりまえ。
うまくいかなくて、あたりまえ。


これからの
幸せな女性は
「察してよ」と、待ちの姿勢でもんもんとしてるのではなく

「こんなことしたいな」
「これって、嬉しい」
「これが欲しいなあ」
「こうなったらもう最高に幸せ」
と具体的に
具体的に
要求的にならずに
口に出して言える人
です。
uehara_12.jpg

そういう女性を
お手本にしてると
ご機嫌でいられるし、
気が付いたら
「あ、私が欲しかった状況だわ」
と勝手になってるんです。


近くにお手本になる女性がいたので
私は穴があくんじゃないか?ってほど、
いつも観察しています。
うらやましいから、です。
素敵だな、といつも思ってしょうがないから。


見本があるとわかりやすい。
お手本があるとイメージが楽にできるんです。


ああやって
車の運転ってするんだなって感じで
するするできるようになるんです。



次回母性型勉強会
2015年10月23日(金)18時30分~20時30分
■高松国際ホテル
■会費:3,000円(食事代込み)
■申込はhttp://boseinomonosashi.com/study/

2015.10.06自分が自分のことをどう思っているか?

子供達をいろいろな習い事に通わせていると
どの先生にも必ず

「お母さん、お父さん、子供にダメな人間だ、って言わないで、下さいね」
とか
「あんたは、なんでそんなこともできないの?」
「なんでそんな馬鹿なの!」
「他の子はちゃんとできてるのになんであんたは!」
「何やってもできないわね」
「何やっても下手ね」
とか、
そういった一切の言葉を
子供にかけるのは
やめて下さい。
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と、言われます。
口頭で言われるだけじゃなく
保護者の勉強会や、レターにも
かならず、「親の教育」がセットで、ついてきます。

すごいですよね。

「お前はダメなやつだ」
「あなたはなにやってもできない子ね」
と言われ続けることで
その子は、本当に「だめ」で「できない」ことを
実現してしまうんですよ、ってことを
ちゃんと教えてるんです。

そしてそれがもはや常識になりつつ、ある。


子供の頃にしみこんだ無意識の暗示は
その人の激しい思い込みとなって
大人になってからも続きます。
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「私は、人とコミュニケーション取るのが苦手なんだ」
「私は、人と接するのが嫌いなんだ」
「私は、勉強することが嫌いなんだ」
「私は、能力がないんだ」
「私は、魅力的な人間ではないんだ」
「私は、あんまりきれいじゃないし」
「私は、頭よくないし」
「私は、体が丈夫じゃないし」
「私は、自信がないし」
「私は、人前に出るとあがってどうしようもないし」

そうやって思っている、自分がいる限り
現実の自分は
もう見事に、そのまま
ズバリその通りになります。


その人が何気なくしゃべっている
言葉を聞いていたり
何気ない態度や
表情、動作
人との接し方
卑屈になったり、妙に自己卑下してたり
恐ろしく遠慮してたり
おどおどしてたり

その態度、動作、表情のすべては
その人が「自分のことをどう思っているのか?」
という内容と1ミリの狂いもなく一致してます。


自分が自分のことを
「私はたいしたことない」
「私は魅力的じゃない」
「私は頭が悪いから」
「私は才能がないから」
って、心の奥で思っていたなら
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どんなに表面的なテクニックを勉強したとしても
どこか
おどおどした感じに
なってしまうんです。



自分は人間関係が苦手だから
知らない人と話したり会うのが
ストレスでしょうがない

と、自分で思っているから

本当にそういうシーンがきた時
ストレスがかかってしょうがない
自分になるんです。


自分で思っているから
よく会う人と何気なく話をしてる時に
「私さーー、知らない人と話したりするのすごくストレスなのよねー
疲れるし
それに、人前で話さなきゃいけない時なんか、
ものすごくプレッシャーで、胃がきりきり痛くなるー」

って、口にしちゃってるんです。

口にするから、
その言葉を一番最初に聞いた自分自身の脳ミソは
「ああ、そうか、
知らない人と話す時や人前で話す時には
とんでもなくストレスをかけて
しかも、胃までキリキリ痛くしないといけないんですね、ラジャー!!」
と了解しちゃうんです。



自分が
「私は、こういうことは苦手でできないの」
と思い
「私は、苦手で、できないのー」
と口にするから

もう見事に
できなくて、苦手な自分が現実に出来上がるんです。


卵が先か鶏が先か。


自分が自分をどう思っているのか?
それは、
無意識に子供時代から今までの間に
無数に自分の細胞の中に入った暗示の集大成です。

洗脳です。

いい洗脳ならじゃんじゃん入れ込めばいいんです。


でも、自分で自分に鎖をかけるような洗脳は
いらない。

とっとと、新しいものをインストールし
古い洗脳を上書きするんです。
上書きして
ほっぷすてっぷじゃんぷです
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私達の脳ミソは、
何も考えず一日過ごしていたら
あっという間に、不安で身動きとれない情報のシャワーです。


どこにも行かず
部屋にこもって一ヶ月
テレビとパソコンと携帯だけいじっていたら
あっという間に心の病気です。


自分に勇気をくれる言葉をじゃんじゃん浴びせてくれる人とたくさん会話をし、
不安になったり、恐ろしくなったり、自分のことを「そのままじゃあんた大変よ」ってな
恐怖の情報をただただ、無防備に受け入れるのをやめ


新しく
「私は、私自身のことをこういう風に思ってるよ」
ってことを
宣言しちゃうんです。
自分で、自分に宣言するんです。


よしっ
私は、どんな状況になっても
笑顔でいこう
不機嫌になるような状況になっても
力づくでも笑顔でいこう
と、覚悟を持ってきめておくと
神様、そうとういいものくれるんです。


嬉しい時や
いいことがあった時に
笑顔でいるのはこれ普通です。

でも、
「うわあ、いま、きついだろうな、彼女」
「ひーー、そんな状況だったら、つらいだろうな、今」
って周囲が感じる時に

それでも
ニコリ
笑顔でいられる姿を見たら
誰だって
「あの人、すごい」
って思います。


職場でも
そんな人がいたら
もう、上司は離しません。
そして、人はその様子を恐ろしいほど、見ているんです。

morishita_21.jpg


そんな人が、実際いるんです。

私は、「はあ?」と思うような事が起こると
露骨に不機嫌な顔しちゃうことがよくありますが、
そんな時は、
不機嫌な顔してると
ますます
嫌な状況がエスカレートするんです。


内心はらわた煮えくり返っていたとしても
深呼吸して
にっこり、
「ま、大丈夫。あっはっは」
と言えたら
これはもうすごいです。


それができたら、
誰がなんといおうと
自分は自分のこと
「すっご、私ってば」
と思えます。


成長してるやん
前は、すぐいらついてカッカしてたけど
あれ?意外に私、平常心?

そんな自分内会議の結果

「わたし、すごい」
という評価が自分自身から
得られるのです。


自分が自分のことを
いったいどう思っているのか?
本当はどう思っているのか?


他人様の評価を気にするよりも
ずっと、重要なことです。


そして、自分で自分は「これでいく」
と決めて
勝手に設計しちゃうんです。


歯の治療する時も
最初に治療計画を立てるんです。
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「今、こういう状態ですね。
こことこことここを直して、ここに再建して
最終的にこういう出来上がりにしましょう」
と。

それと、同じです。


そのために、
材料は
自分が目指すモデルとなる人を
たくさん集めておくんです。

あの人のこんなところ。
あの人のあんなところ。
あの人のあの受け答え。
あの人のあの雰囲気。
あの人の立ち姿。

大忙しです。


日々忙しく時間に追われちゃうと
自分の内面に向う時間は消えます。

「自分の内面」を見つける作業は
余裕がある時にしか、できません。


体が疲労して
イライラしてる時には
思考停止してますので

ダラーっとテレビ見るか
ダラーっとゲームするか
ダラーっト、ネットサーフィンするか
そんなことに時間を使ってしまうんです。

なにせ、思考停止なので。
自分の意識を
積極的に使おう
という向きにはいけないんです。

あくまでも受け身です。


自分で考えたり
本を読んだりすることには
意識を向けることができないんです。


受け身でダラーっとした時間を毎日続けていると
もはや
「自分が自分のことをどう思っているんだろう?」
なんてことを
考えることなど、ありません。



なので、永遠に
「なんか、面白くない」
「苦手なことばっか」
「できないことばっか」
「人と話すのは苦手」
な毎日が続くのです。


受け身で待ってるだけ
受け身で
「ああ、神様、なんか私にいいことちょうだい」って夜空に何時間お願いしても
現実自分が何もしてなきゃ
翌朝目が覚めても現実は同じなのです。



だめなんだ
と先に思ったから、
本当にダメな自分が出来上がるんです。


面倒くさい
と先に思ったから
本当にめんどうくさく感じてきちゃうんです。


ならば

いけるわ
と、先に思っちゃえば
いけるような事態がつぎつぎ起こるんです。
動けるような状況が整えられてくるんです。


もともと、
だめで
もともと、
いけてなくて
もともと、
人が苦手な
人などいないんです。


子供を相手に教えている先生達は、
そのことを
親に今、教えてくれています。


すごいいい時代だなと思います。


自分を動かしているのは
自分です。

自分だけは、親でも肉体に入って動かしてはくれません。
親でも、代わりに私の人生生きてくれません。
そして、死ぬ時も、私の変わりには死んでくれません。


自分をご機嫌さんで
操縦するのは
自分しかいません。


今日不機嫌でいるのも
ご機嫌でいるのも
自由ですが、
ご機嫌でいたほうが生産性は高く
周囲にも大事にされ、
お得です。




次回母性型勉強会
2015年10月23日(金)18時30分~20時30分
■高松国際ホテル
■会費:3,000円(食事代込み)
■申込はhttp://boseinomonosashi.com/study/

2015.09.15人間関係も一方通行では、さみしいものです。

なかなか他人と打ち解けられない
という悩みは、多いのです。
kaisetsu_9.jpg

打ち解ける
というのは
自分の心の中にあるもの
秘密にしたいことや
恥ずかしくて言えませんわということや
今まで誰にも言ったことがないけど、きっと言ったら「引くだろうな」と自分で思ってること
自分以外の相手に話しちゃう
打ち明けちゃうこと
通過した後に
一気に心がふわっと軽くなって、相手との距離が近くなることだと、思います。



誰かと会った後
「あーー、疲れたなあ」
「あーー、顔面ひきつったあ。。無理に笑ったからしわがーー」
なんて時はかならず
この真逆のことを、やってるんです。

心を隠す
お互いがお互いに
心と違う言葉を交し合ってる時
または、
競争する心
相手と比較する心が
ある時、
私と相手は、表面はニコニコ笑っていて言葉を交わしていても
心の中は「戦っている」のです。

敵対している。
uehara_4.jpg
だから、疲れる
だから、イライラするんです。





仲のいい友達や
夫婦や
恋人や
親しい間になればなるほど
この「自分を打ち明けてみる」ということを
頻繁に
そして
深く
繰り返されているんです。


自分に置き換えてみると
やっぱり、そうだなと思います。


自分の心にあるものを
どれだけ打ち明けることができる相手か
で、自分が相手をどれほど大事に思っているのか
わかります。


いきなり初対面で
「実は私、男だったんです」
とか
「実は俺、男が好きなんだ」
とか、
言われるとさすがに引くかもしれませんが(私は大喜びですが)


上手に自分の「恥ずかしいこと」や「隠しておきたい気持ち」
や「一般的にはよくないとされているネガティブな感情」を
素直に打ち明けてみると
相手との関係は
一気に縮むもの、です。


ひとは話してみないと
わからない
と私がよく感じるのは
そういう瞬間です。



占い師や
霊能者の先生のところに
その道のえらい人に
相談に行く人は
すぐに信者になってしまいます。

これは、
誰にも言ってない秘密を
打ち明けたことで
一気に距離が近くなるからではないでしょうか?




心の距離を少しずつ縮めていって
だんだん深い関係になっていくのが上手な人と
いつまでたっても
うわっつらの関係のまま続いていく人がいます。


この違いは
自分の心の中にあるものを
出せしていけるかどうか、だと思うんです。


10年20年と長い付き合いが続いていく関係というのは
少しづつお互いがお互いの心の中にあるものを
小出しにしつつ「打ち明けてきた」積み重ねです。



心の中のモヤモヤした感情を
言葉にして誰かに話すのは
それが、あたりまえ」の人にとっては
なんてことないことです。


素直に打ち明ければ打ち明けるほと
心は軽くなり
不安だったり
イライラしてたり
迷路に入ってどんよりしていた感情は
一気に安心感へとひっぱられます。
uehara_15.jpg



でも、「そんなことは勇気がなくてできない」と思い込んでいる人にとっては
自分の心を打ち明けていくという行為は
がけっぷちから飛び降りるくらい勇気のいることでも、あるんです。
「こんな醜い感情誰にも話せない」
「誰にも見せられない」
とひとりで
不安を抱え込み、さらに不安を引き寄せます。
uehara_14.jpg





不安感が強い人は
より不安なほうへひっぱられ
安心感が強い人は
より安心なほうへひっぱられます。


見回してみて下さい。
友達の中でもいませんか?


びっくりするようなことを
ポンと打ち明けてくれて
「どうしたらいい?助けて」って、口にしちゃえる人が。


言えないよりは
言える人の方が、愛されちゃうんです。


本当は心の中に自分で処理しきれない
もやもやした醜い感情が渦巻いているけれど
「そんなことは一切ござませんわよ」という表情で
何も言わないと、そのうちしんどくなってくるんです。


自分の感情を素直に口にする人って、やっぱり見ててかわいいんです。
嫌いになれない。
私の周りにもそういう人がいますが、
「あんたほんまにおばかやねーー」と言いつつも
キューっと抱きしめたくなるんです。

一気に心の距離が縮んじゃうんです。


「そっかあ、私もさ、実はさ・・・」と続いていけると
投げたボールを「共感」で受け止めて
さらに、投げ返してますよね。


なぜかあの子とは
打ち解けちゃうんだよね
って人とは、必ずそういういったりきたりのコミュニケーション
継続的に行なわれいるんです。



ここぞ、という関係や
この人とは仲良くしたいなずっと、と思う関係は
一方通行ではなく
いったりきたり、が必要なんです。


出したら、返す
返したら、また返す
そしてまた、また、また。。。


受け取りやすいボールが何度も何度もいいったりきたり
そういうことができる人と、親しくなっていくんです。


「ふん、わたしは別に親しくなんかなりたくないしっ」
「相手がきたら仲良くしてあげてもいいけどっ」

と、思っていたとしても
人間、気持ちは変わるものです。

うんと若くて、「つっぱって」「心打ち明けるなんて、とてもとても無理」と
思ってた頃がありましたが私にも
さすがに40も超えてくると
仲良ししようやーー
さみしいやんーー
もっと話しようよー
と、なってくるんです。



嫌われたっていいや、という思いの裏側には
でも、本当は親しくなりたいんだ、という気持ちがあるんです。

親しくなりたいな、と思うのは
心打ち解けて自分もあったかい気持ちになりたいから、です。


相手との心の距離がどれほどか
何センチか、目には見えません。

でも、感じます。
感じとっちゃうものなんです。

遠いのも、近いのも。


安心感がある時は、無理に自分を作ろうとか
強く見せようとか
よく見せようとか
あの人より自分を上に
とか、微塵も思わなくなるものです。


安心感はこれまた伝染します。

uehara_12.jpg
いいものを
みんなでぐるぐる回し合って
一日の仕事終わった時に
「夕陽みてよーーすっごいきれいだよ」
と一緒に西の方をながめながらポテポテ歩いて帰るのって
いいものです。


心の中に「あるもの」は
話せばスッキリ
だせばスッキリ
そして、ほっこりしていくんです。


いいものをたくさん入れておきたいんです。
rasin.jpg
さきほど、当院のニュースレターを読んで下さった方から
こんな美味しそうなレーズンサンドが届きました。
嬉しいっ

大好物のレーズンサンド
お酒の香りがたまらないクリーム。
もうっ好きっ

どこまで食べる気?もう4個目。。。

2015.08.18そばにいる人の態度は、確実に自分に伝染するんです

朱に交われば、赤くなる

どんなに自分が一人で頑張って志高く
頑張ろうとしても、
周りの人が悲観的だったり、
めんどうくさがりだったり
すると、

あっけなく
自分も周囲と同じようになる
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望ましい「朱」ならいいけど
望ましくない「朱」でも、
赤くなっちゃうものです。

あっけなく。


いい話聞いて
「よしっ、私も僕もやるぞ!」と
一瞬思っても
しばらくすると
また元に戻ってしまうのは
自分の意志の力よりも周囲の影響が強いから。


自分の意志の力より
周囲の影響のほうがよほど、大きいのです。


一緒にいる人の影響は
特に大きい。


夫婦なら夫の影響
妻の影響

子供なら親の影響100%


友達同士
属しているグループの影響

彼女なら彼氏の影響
彼氏なら彼女の影響


大人になって親と一緒に暮らしているなら
母の影響
父の影響




寝食を共にする関係は
もっとも感染源になるんです。

近い関係ほど、影響し
その人の態度は確実に自分に感染していきます。


ちなみに
私は、一緒に住んでいる人で
人間なんてあっけなく
病気にもなるし
健康にもなると
心底思ってます。


だから、相手を病気にさせちゃあいけないし
自分も病気にしちゃあいけないんです。

どっちが病気になっても
困るんです。


私の割合は
食事(栄養)2:運動2のこり6は、心の状態
だと思ってます。


無農薬玄米に
無農薬野菜たべて
毎日歩いて泳いでても
夫婦でののしりあってたり
どちらかが異常に我慢しないといけない関係なら
ガンはおそってくる


極端ですが、
まるちゃん製麺食べてても
心あったまる関係
ストレスのかけあいのない関係なら
意外に健康なものです。


ご主人が家に帰ってきて
リラックスしている時に
たえず、ふがいなさを責めたり
たえず、後ろ向きな悲観的な言葉を投げかけられたり
すると
しらずしらず
催眠状態に入り
「自分はダメな男なんでは・・・?ひょっとして仕事もうまくいかないのでは?」
と思い込んでいくのです。

男性は特に外では鎧をかぶって7人の敵と闘っている(はず)ので
家の中ではその鎧を脱いでリラックス状態です。

そんな場で、
毎日毎日後ろ向きな言葉を、態度を
向けられたら
うまくいくものも、うまくいかなくなっていきます。


逆に、
奥さんや彼女が
自分の根っこにきちんと自信を持ってて
大丈夫よ
とか
あなたはこういうの得意よね
とか
すごいじゃない
とか
できると思ってたよ
とか
あなたしかできないことよ
とか、
さんざん言われ続けてたら
こちらもまた
いい洗脳になり
リラックス状態の中で
さらにいい気分で
「自分はできる男だ」ってことが心の奥底にしみわたっていくものです。



1日2日ならいいけれど
これが一年365日、
10年20年と続いてしまえば
一緒にいる人によって
仕事能力も変るし
健康寿命だって、変わってくるのです。


友達も、同じ。
職場も、同じ。


一人でどんなに頑張ろう
上を目指そうと
思っていたとしても
周囲が
「めんどうくさいじゃん」
「だるー」
「このままでいんじゃない?」
「無理無理」
「あーー、どんどんダメになってく」

なんてこと言いながら
ダルそうーに
お茶飲んでたとしたら
一緒にいる人はどんどん落ち込んでいくし
テンションも下がってきます。


何かをやろう!と思っていたとしても
「でも、めんどうくさいし」
「ま、また今度やろう」
って、なっちゃうんです。


逆に、
一緒にいて
拓かれていく方向に向かって何かをしてたり
言葉が前向きだったり
一緒にやろうよ
って笑ってくれるような人だったりすると
その場一緒に過ごした人は皆
いきなり行動しはじめたりする


心模様までガラリ変ってしまうんです。
心の向きが変わるので
一緒に過ごした後
行く場所も変わるし
買うものも、変わる
AかBか選ぶものもまるで逆になる


まさに
朱に交われば赤くなる


よくも悪くも感染する
のです。


自分で自分の心を
頑張って立て直す
のは、難しいことです。


自分の心なんて
自分でどうにでもコントロールできるわ
と思うのは大間違い。

自分の心=あかの他人
くらいに思っておいてちょうどいいのです。

こうしなきゃいけない
と頭で思っていても
できない自分


そんなこと思っちゃいけない
言っちゃいけない
と頭で思っていても
つい思っちゃう、言っちゃう自分
仕事しよう
勉強しよう
と思っていても
思うように動かない心とそれが入っている体


努力しなきゃ
と思えば思うほど
よけいに力が入って
できなくなる自分


しなきゃいけない=(本当はやりたくない)
という心の奥の声が聴こえてくるのです。



一緒にいる人に感染するんだ
それも
あっけなく感染するんだ

ってことを知っておく

そして、
その特性を知って
使えばいいんです。


自分が充電満タンでかなり心も体も元気な時なら
いいのですが、
あまり元気もなく
未来に希望も見えず
現状にも不安で不満で
イライラしているとしたなら

自分と似たような人がそばに、いるはずです。
それは残念ながら
近い関係かもしれない。
親かもしれない
夫かもしれない
妻かもしれない
彼女かもしれないし
彼氏かもしれない
仲のいい友達かもしれない
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そんな時は、
少し冷静にその関係を
見つめ
一歩も2歩も距離をとる時期って大事です。

少し心理的に物理的に離れてみることで
「あれ?私って、意外に縛られてた?」
「影響受けてたかも?」
と目が覚めることもあるんです。


そして、
冷静になったところで
今度は
自分をいつも
「心を前向きにしてしまう何か」と触れておくこと、です。

あの人に会うと力が湧いて動き出す
あの先生のところに行って勉強してる時は、あがるのがわかる
あの場に行くと、心が満タンになるのがわかる

そういう何か「どう考えても自分を前に明るい方へ向けてくれる」ものに
絶えず触れておく、ということが大事なんです。


そういう場
そういう人
に絶えず触れていると
自分の肉体に中に
精神の中に
いいものがギュインギュインと入ってくるんです。
まあ、かき集めるとでもいいましょうか。


そうやってたくさん入ってきたものを
今度は
自分の態度や
自分の言葉や
自分の行動で
目の前の人に今度は自分から「流し込む」んです。


「あの人と話すと私元気になれる」
という
「あの人」側の存在に
自分が
先に
なろうと
するんです。


いつもは
もらうばっかだったけど
自分があげる側に回ってみると
快感です。
幸福感いっぱいです。



あげようあげよう
もっとあげよう
と思ってると
不思議と
枯渇しないものです。


もらおう
もらおう
もっともっと
ちょうだい
私だけに、ちょうだい
まだ足りてない
って思ってると
カラカラに渇いてひび割れしちゃうものなんです。


自分はあげる側にまわろう
と思って
意識して
あげようあげようと
思ってると
アラ不思議、
今後は
自分があげたはずなのに
その100倍くらいの嬉しさをもらえたり
するんです。


その循環を
どうにかして回しておくと
心が上がったり下がったりしないんです。


ポイントは
自分をいつも
「心を前向きにしてしまう何か」と触れておくこと、です。


自分という生き物は
心が中に入っています。

そのまま放置して生きていると
見える世界は
ただ毎日同じ風景のつまらないもの、です。


でも、自分が働きかけて
面白くしていこう
と思い出すことで
いくらでも面白くなっていくもの、です。

お金を払ったから
楽しませてちょうだい
楽しませてくれて当たり前

という「私お客様」というスタンスで生きていると
晩年きついのです。


どんな状況からでも
何かをつかみとる
面白がってみせる
という「転んでもただじゃおきませんぜ」というアンテナを
いつも立てておくことで
いくらでも面白いことはあるんです。


これって偶然?
それとも神様からのご褒美???

と思うようなことが
じゃかじゃか落ちていることに
気がついてくるんです。


自分から
先に
はっと気がついたらすぐに
足をだして
動いていることで
自家発電のできる高性能な自分に
なっていくんです。
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いろいろと
やる気をだす
とか
気合をいれる
とか
そういう方法がありますが、

もっと単純に
自分のいる場所に気をつけてみる
一緒にいる人に気をつけている

そんなことだけで
あっけなく人って変わるものです。


努力しなくても
そんなに頑張らなくても
苦労しなくても

勉強するのがあたりまえの環境
成長するのが嬉しい人の中
頑張って仕事して多くの人に喜んでもらいたい集団の中
に自分を置くと

勝手に自分もそうなるんです。

そうじゃない場所にいるから
わざわざ頑張らなきゃいけないんです。
そうじゃない人の中にいるから
わざわざ紙書いて目標かいてないといけなくなるんです。


努力根性じゃなく
それをした方が自分が嬉しい
それをした方が自分が快感
という人のそばにいると
そういう中にいると

自分も苦労せず、そうなるんです。


場の力
人の力を
使うんです。



そして
自分が充電いっぱい完了して
自家発電できるようになったら
そういう場を自分でたくさん作るんです。


私達は
菌のように
感染しあっているんです。


いい感染を
自分から。

2015.07.12面倒なことの向こうに、お宝は眠っている

大阪に勉強にいってました。
遠く熊本からも、若い女性がきて勉強してました。
休日でもスーツにネクタイをきちんとした姿の男性。

必死で何かを掴み取って帰ろうという目が
一言も漏らさないように聴き取ろうという耳が
自分に向けて声をかけてもらえるように自らの姿勢を正す背中が

そんな姿がたくさんの中に身を置くと
体中の細胞がピキピキと目を覚まします。


大笑いしてるんだけど、背筋が伸びる。


「もっと知りたい、もっと教えて欲しい、もっともっと」
そう、なってる状態は快感です。

時間の感覚は消え
夢中になってる瞬間

みんなが話しの中に惹きこまれ
「言語化できないこと」
必死でイメージし
それを共有しようと時間を、場を作っていく


私は、過去にこんな時間を過ごした時期があり
その恍惚の時を思い出しました。


大事なことは
言葉では言い尽くせません。


場を共有する
ってできそうで、実はできません。


本当に共有できてるって状態は
そこにいる人の心が「目に見えないもの」を
必死で感じ取ろう受け取ろうとする意識が響き合う瞬間です。

うまくは書けませんが
いっせいのうでっ
と意識を合わせていく、息を合わせていく、目を合わせていく
そんな具合だと思うのです。


みんなが意識をあわせることが奇跡的にできた時
その場は、もう絶対に「その場にいた人しか味わえなかった恍惚の時間」
になるんです。


後で言語化できないんです。
言葉にすると
うそ臭くなるから
誰もみな、その場にいた人は
多くは語れなくなる。


「感動しました」
「よかったです」
「面白かったです」
なんて、言葉は絶対でてこないんです。

言葉にした瞬間に
その奇跡的な体験の記憶が
うそっぽいものになってしまうから、です。


人生は、自分の中に眠るお宝探しのようなものです。
宝は、ネットを見てるだけでは
見つけることはできません。


面倒くさいなあ
人と会うのしんどいしな
寝ていたいしな
楽したいしな
気が進まないしなあ

って、ことは
つまり面倒くさいこと、です。


でも、面倒くさってことの向こうに
実はお宝が眠っています。


いざ、自分を成長させよう
あんな風に自分も近づいていきたい
あんな風にかっこよくなりたい
あんな言葉がさらり出てくる中身を作りたい
そう思った時、

それでも
ほとんどの人は
「でも、ま、今はいいや、そのうち」
「また、その気になった時に」
「今は忙しいし」


となり
変化しようと、決めたことを
あっさりやめてしまいます。

珍しいことではなく
それが普通です。

人は、一度決めた後に、そこからもう一度迷うのです。
それが、普通
それが、あたりまえ

です。


眠っている宝ははやく回収した方が、いいのです。
私は、そう思う側です。

死ぬまで回収されずに海の奥深く眠ったままになってる宝が
いっぱいあるんです。


宝ははやく回収するには
「ああ、面倒くさいな、もっと楽して自分をぐっといいところにいかせられないかなあ」
って思っちゃうようなあえて面倒くさいことを
とにかくバリバリやることです。

あえて、足を向けることです。


人は、あっけなく感化される生き物です。
一緒にいる人に
環境に
あっけなく感化されるんだ、って特徴を存分に使い切るんです。

この人に感化されちゃおう
この場に感化されちゃおう
って、高いところに引き上げてくれる人に
場に向かえばいいんです。



めんどうくさいからやめちゃおう
苦手だから、やめちゃおう

これは習慣です。
癖です。


40年なら40年生きてきた中で
必ず同じ決断をしなければいけない瞬間に
めんどくさいから
やめちゃおうって方向を安易に選んできた人は
「やめちゃおう、めんどうくさい」って道にどんなに頑張っても
行ってしまうのです。

頑張れない
踏ん張れない
怖いから逃げる
という方向に
どうしても足が向くのです。


そんな自分を知って
力技で右に行きそうな足を
大汗かきながら左に向かわせようと自分で矯正することが
勇気、です。

最終、勇気しか、ありません。


あとは覚悟です。


今までと違うパターンをとると
周囲はびっくりして足を元に戻そうとします。
「なんでそんなめんどくさいことするの?遊ぼうよ、しんどいよ」
と。
こうやって元通りに戻そうという力が反作用で働くのです。
なんでもそうですが
高いところに行こうとするには努力がいりますが
低いところに流れるのは努力はいりません。
一瞬です。
あっという間。

それまでどんなに頑張っててても
一瞬で、低きに流れるのです。
あっけなく
あっという間に。


人は、いいほうに変化するのには時間がかかりますが、
落ちるのは本当に一瞬です。
それは、誰しも一目瞭然です。



そんな大層な話じゃなくても
今日という一日の中でも
小さな勇気と覚悟が必要なシーンはいくらでも
あるものです。




怖いけど、やる
やった向こうにしか、お宝はありません。
小さなことから、大きなことまで
全部同じです。


苦手なこと
面倒くさいこと
怖いこと
緊張すること
全部これ、です。



言い訳は、いくらでもできるんです。
自分がやらない言い訳は、いくらでもできるんです。
言い訳は、周囲は納得してくれます。
「そういう事情なら、しょうがない」
と。

でも、自分だけは知ってるんです。

面倒くさいことから逃げた自分を。
また、自分と向き合うことから逃げた自分を。


楽な方に楽な方に流れていくほうが
今日は、楽ちんです。確かに。

でも、後でしんどいんです。

前半で大変か
後半で大変か
はたまた
前半後半ともに大変か


面倒なことを
「はいはい、行きますよやりますよーどんどんいきますよ」
ってことが癖になってると、
後、楽なんです。


でも、面倒なことから逃げて
自分を成長させることから逃げてばかりいると
後半、惑うんです。
迷うんです。
自分の中がすっからかんで
周囲に誰も人がいなくて、戸惑うんです。

周囲にいる人は
自分と同じように「面倒くさいことやだな」って癖を持った人ばかりなので
誰も助けてはくれないんです。


自分のことを助けることはできない人が
他人を助けることなど
できないんです。
そんな余裕ありません。


自分の可能性や、自分の知らなかったようないいところ、能力を
拡大してくれたり、教えてくれるのって
つまるところは、自分以外の他人です。


だから
私は、この人が、こうだよって教えてくれたことは
その通りするし、
ここがいいよ、って教えてくれたら
迷わず行きます。


次は、ない、
今しか、ない、といつも思ってるので
その時が、「今」です。


自分の準備ができたら
その時には、やるわ、いくわ
って思ってる人には
永遠にその瞬間はやってはきません。

砂時計はどんどん落ちてるんです。

残り時間は
カウントダウンなんです。


走りながら、考えたらいいんです。
迷うなら、とりあえず走りだしてから、迷ったらいいんです。
止まって考える
なんてことは、ありえないんです。

禅は、止まってないんです。
動いてないと禅にはならないんです。
心は止まってはくれません。

頭の中を無にしましょう
って、難しいですよね?

「無、無、無・・・」「考えない、考えないように」って
考えてしまいますよね。


やろうと決めてもやれない自分
やろうとしても続かない自分
きのうはいいと思ったけど、今日は違うと思ってる自分
これが、自分の正体です。

だから、心と一緒にとりあえず動き出しておくんです。
心は体の中に内臓されてるので
とりあえず、一緒に乗っかって動いておくんです。

あとは、動いてから、考える。
動きながら、必死ですかすかの穴だらけの自分を埋めていけばいいんです。


やるべき瞬間にやっておかないと
後になって、その瞬間は二度とやってはきません。

人生、思い立った時がその時
いつだって、やろうと思えばできるんだ
なんて噓です。


ただ、先延ばしをしただけ。
勇気を先延ばししただけ。
そして、時間がたてばたつほど、
勇気が消えていくんです。
本当は怖くないことが、妄想の中で
恐怖だけが巨大になっていくんです。
そのことを、自分は本当は知ってるんです。
きっと、知ってる。



今、どんどん成長しいて
自分が立てたあの向こうの方の旗に向かって走っている人は
もし、あの時、行ってなかったら
もし、その場にいなかったら
今のこの現実は絶対になかったな、ということばかり、だと思います。


そういう意味では
その時その時出会っている人の言葉を信じてる、信じきってる
信じきってきたんだと思います。


一瞬でも、自分でこう、と考えてはないんです。


自分が考えることなんて
たいしたことないと思ってます。


自分よりずっと高いところにいる人の深さは
低いところにいるうちは絶対にわかならいんです。
頭ではわかっていても
感じることが、できない。

だから、
価値観はより深い人に合わせていくんです。

自分なんてものは
さて、置いておいて
ぐぐぐっと、深い人に合わせていくんです。


合わせるることなどできないけれども
合わせられるように
必死で
耳を澄まし
目を開いて
心を開くんです。
そして、まるごとしみこませる。


そうやっていくしか
自分を深めていく方法はないんです。


信じる
って言葉は実はいらないものです。
言葉ではしょせん人は動けません。
理屈じゃないところで
動いているんです。


もうすでに信じきってる人には
わざわざ信じないといけない
という言葉も
信じられない自分がいる
という言葉も
ないから、です。


信じていく
っていうのは
相手の問題ではなく
対象物の問題ではなく
自分の取り組む心の姿勢の問題です。

つまり、私の心の問題。


主体的に取り組んでいくぞ
という姿勢です。
心を開いていくぞ、という心の中身の話です。



誰かすばらしい先生のところに勉強に行くことも、
実は自分の心を必死で耕しているという行為なんです。



それは、それは
快感。


ひとつのお宝を見つけ出したら
芋づる式に
あっちにも
こっちにも
見つけ出すことができるようになります。



もし、生まれ変わることができるとしても
今回のこの人生は一回限りです。


周りの人は、自分には優しいです。
「無理しなくてもいいよ」
「頑張らなくてもいいよ」
「もっと楽に生きよう」
「いつでも、チャンスはあるよ」
「そのうち、よくなるよ」

そうやって
耳に心地いい言葉は溢れています。


でも、その人は自分を助けてはくれません。
迷って困っていき詰まってぐるぐる迷路にはまった時、
「大丈夫?」と声をかけてくれても
その迷路から出る方法を教えてはくれません。
親でも夫婦でも子供でも友人でも肉体に入り込んで
自分とチェンジしてくれることはできないんです。
自力で出なきゃいけないんです。


そして、今も昔もこれからも
人から求められる人は
「自分のことは自分でどうにかできる人」
です。

自分のことは自分で元気にするんです。
自分が穴に入ったら、自分で出てこられるようにしておくんです。


元気をちょうだい
癒しをちょうだい
愛情もちょうだい
私はなにもできないから
なにもかもちょうだい
な自分は、しんどいんです。



ああ、面倒くさいなあ
長い道のりだなあ
ってことに、前のめりで取り組んでいくことは
その向こうに必ずお宝があります。


自家発電できる自分になるか
いつも誰かに電気をもらわないと消えちゃう自分になるか


自家発電できる人は
エコなので、引く手あまたです。

自家発電できる人は
余裕があるんです。

かつかつからからでは
いつもちょうだいちょうだいって
てんてんとしなきゃいけない


面倒なことはとっととクリアして
「あれ?大変だと思ったけど、やってみると快感かも??」
って状態にはやくもっていくんです。


学校卒業したら
自分を躾(しつけ)てくれる人は世界から
消えます。


躾けてもらえる場がある人は
こんな幸せなことは、ありません。


お宝を探しに、えんやこら。

2015.07.07相手が嫌がることを知る

「昔は瞬間湯沸かし器だった」
と、私のことをそう表現する院長。


やってる仕事に対して
その中身に対して
何の知識もないから
自分の知ってる範囲内で、
自分の経験の範囲内で、
自分の持ってる常識の中で、

「なんでそうなの?」
「なんでよなんでよ?」
感情だけでワーワー叫んで
文句を言ってる。
uehara_4.jpg

いつも不機嫌
いつも怒ってる
いつも、文句を言ってる

感情だけで
論理的な話にならないから
議論にもならない。



当然疲れる
当然ストレス


一番近い存在の私に
横でワーワーと感情のみで
文句を言われる

だから、瞬間湯沸かし器のようだった

と、結婚してすぐ一緒に仕事をしはじめた頃の私のことを
そう、言います。


今、タイムマシンがあったなら
私は、12年前の私にアドバイスをしに行きたい
そう、思います。
kaisetsu_10.jpg

今なら
上手にアドバイスできる、きっと。
自分がたどってきた道を
こうしたらしんどいよ
こうしたら後でこんないいことあるよ
と教えてあげるんです。


あの手この手で。


もし、私が院長とは別に仕事をしていたり
または、仕事を一緒にしていなかったとしたら
うちの夫婦はとっくに破綻してたと、思います。


あなた稼ぐ人
わたしもらう人

の関係だったとしたら
私はきっと、やってることに理解をしようともせず
知識もないから、はちゃめちゃなこと言って
感情だけで文句を言って
ストレスをかけ続けていたかもしれません。
そして
きっと
仕事ばっかりして
とか
子育て私ばっかりにさせて
とか
なんで私ばかりこんなにしんどいの
とか
言ってたと、思う


恐ろしい話です。
想像しただけで
つまらない毎日です。


子供が赤ちゃんだった頃ですが、
背中におぶって、いろんな勉強会やセミナーに
二人ででかけていました。
私だけで行ってたことも、あります。
東京、大阪、福岡と
はたまた海外までも。

お金出して勉強しに行ってました。

時には子守さん連れて
勉強しにいってました。
週末なんていつもどこかでなにか
学んでました。


夜泣きするので
きっと眠かったんですが私
その頃は
脳ミソアドレナリンがでっぱなしで
ランナーズハイ

疲れない。
朝もはやくから目が覚め
あれもこれもと
必死で吸収するのが面白くて
たまらない状態。



やってることを
知らないことには
話にもならない

そして、

頭の中を一緒にしておかないと
仕事はできない
と思ったからです。


歯科のことなんて
なにひとつ、知らなかったし
人を雇うことなんて、さらに知らなかったし
経営するなんて、意味不明??
チンプンカンプーンって感じでしたので
いわば、院長にとっては使えないパートナーって状態でした。
ぶら下がりの奥さん、
きっと面倒臭かったろうと
思いますし
できることならリセットしたかったろうし
子供がいなかったらキャンセルしたかったろうと
推察します。


キャンセルせずに
私が、意識改革をした動機は
心の奥に
「いまに見てろよーー」という
下心があったから、です。


感情的に文句を言ってるだけしか能のない私から
「いないと困る」と言わせてみせるという
野心メラメラ。


正直上の子は
どうやって5歳くらいまで育ったのか
記憶にないくらいです。
背中おぶっていつも何かしてましたから。


感情的な父の影響を
良くも悪くも大きく受けて育っている私ですので
それを自覚していました。


頭のいい人は、
感情だけで文句を言う人が
嫌い
です。


知識がないから
何ひとつ、頭の中にないから
自分勝手なその日の感情だけで
ワーワーと訴えてくる

そういう人間と一緒にいることは
賢い人は、
本当に苦手なのです。


感情だけで
騒ぎ立てる奥さんは、えてして男性は苦手です。
逃げたくなる。

だから、
外でちゃんと話ができる人と通じていたくなる。
これは、当然の行動です。


現にうちの院長は
瞬間湯沸かし器状態になった私になった時には
きまって第三者を家に呼び
いつも3人で話をしてました。
仕事の話でヒートするのですが
意見が合わなくて私がいつもカッとなる。


3人で話すと
感情が落ち着くんです。

「こらこら、まてまて私」
と落ち着く。


知識がなく、理性がちゃんと働かないと
感情のコントロールができなくなる
のは、自分で経験済みです。


それは、
しんどいのです。
自分もしんどい
関わる相手もしんどい。


勉強していくと
いろんなことを深堀していくと
感情の波が落ち着くんです。
そういうことを
体験していきました。



感情的に話されると
男性はどうしていいかわからなくなるそうです。

だから、逃げたくなる
だから、居心地が悪くなる
だから、ストレスになる


結果、家が充電基地ではなくなるので
明日への仕事のエネルギーが補充されず
パフォーマンスも落ちるのです。
経営者であれば
「さあ、やってやるぞ!」という気力が
湧いてこないのです。


充電基地がないから。


女性は感情的な生き物ですが、
感情をコントロールして自分を上手に
相手に受け入れてもらうためには
やっぱり
勉強がいります。


知識があれば
やってることのすごさが理解できれば
決して感情だけで
ワーワー文句を言ったりすることは
できなくなります。


浅いところにいる時には
より深い人の話は意味不明なのです。

わからないから
カッとする
わからないから
「なんでもっとこうしてくれないの!」
と怒る。


感情的な人は
賢い人は嫌いです。


一番損をするのは
目先の感情でカッとなり
大事な関係を壊してしまうこと、です。

壊してしまう
というのは
「この人とは話ができないな。疲れるな」
と愛想ををつかれてしまうこと、です


人間一度「この人とはまともな話ができない」
と認識すると
なかなか
そのカテゴリから出ることはできなくなります。

誰だって、
疲れる人とは話したくない
疲れる人とは仕事したくない
疲れる人とはかかわりたくない
と思うから、です。


夫婦でそうなったら、
もう当たり障りのない関係でいよう、と
お互いが思ってしまいますので
発展していく力も湧いてきません。
力は2倍3倍どころか
半分
もしくは3分の1くらいまで
落ちちゃいます。


カッとなって
感情的になる習慣は
私は書くことで
かなり修正されました。


普段話してるしゃべり言葉が
ずれにずれてる時って
やっぱり書いてる言葉もずれているんです。

この人、なんか言ってることおかしいな
ずれてるなあ
って人は
メールもらった内容もやっぱり
ずれてるんです。
自分の中にあることを
口で出すか
文で出すかの違いなので
やっぱり、リンクしてると思います。


だから、お腹の中に思った言葉を
そのまま書いてみると
「あれ?なんじゃこりゃ」と
すぐにおかしさが見えるんです。


話していることと
書いてることは
本当に連動してるなあ
と思うのです。


あ、これは私の個人的な感情だわ
とか
あ、これはどう考えて論理的じゃないでしょ
とか
おかしさがすぐわかる。


そうやって12年もやってると
私も瞬間湯沸かし器になることは
本当に少なくなった、そうです。←院長曰く


勉強していけばいくほど
やってる仕事の奥行きを知れば知るほど
感情でものをいう事ができなくなるんです。

「すごいな」
「自分にはできないな」
「その信念はすごいな」
ってことをたくさんたくさん現場で知っていくと
とてもじゃないけど
その場の感情だけで
ワーワー文句をいうことなど
できなくなるのです。

恥ずかしくって。


そばにいる人が
自分のやってることを理解せず
感情だけで文句を言ってくる人であれば
それは地獄です。


ご主人なら奥さんの存在が。
社長であれば、右腕となる人が、そして身近な部下が


相手を理解しようと努力することは
かならず自分の身を助けてくれます。

実際、私、自分で自分を助けてます。


一人を理解しようと必死で努力していく過程は
同じように100人を理解することになるんです。


まったく異質なものを理解しようとするためには
その違和感や
異質さを
まず飲み込んでみることです。

「う、吐きそう」
「げ、まずい」
「ううん、なんかチクチク痛い」
と違和感を感じながらも
飲み込んでみるんです。


知らないことを新しく知るためには
自分はこうだって思いこんでいる小さな小さな常識を
まずは排除しないといけない。

排除せず、
「だって、こうだもん」
ってやってると
新しいものが入ってこないんです。




10年前には
まったく理解できなかったものが
まったく異質だと感じていたものが
「理解する努力」を重ねた結果
10年後には
違和感なく理解でき、受け入れることができている
理解できているどころか
自分は昔からさもそうだったかのような感覚
という体験は
快感です。


こういうプロセスは
あれもこれも一緒だろうと
他に応用が効くから、です。


一人を必死で理解しようとする作業は
快感なんです。


その一人は
「あの人変わりものだわ」
とか
「あんな人ありえないわ」
とか
「自分とは真逆の人だわ」
とか
「価値観がまったく合わないわ」
って人の方が
面白くやりがいが、あるんです。


一緒だと、勉強にならないし
自分の器も大きくもならない


「はあ????ありえませんわ、この人」
って人を理解しようと必死で努力する工程が
快感なのですよ。



人はある意味鏡ですので
苦手な人や
価値観が合わない人は
逃げたくなるような人は
自分の中に同じ要素があるか
自分にとって勉強になるようなことを
おしえてくれる人でもあったりします。


最初からばっちり
完璧に合う人など、いないのです。

育った環境も
生い立ちも
背負った傷も
隠したいものも
なにもかもが、違うのです。


違うから、理解しようと
必死になるんです。


コップの水と一緒で10年くらいたっても
まだ水はいっぱいにはならないかもしれない

でも、ある瞬間水が溢れる時がくるかもしれない
溢れてきた時には、
「ああ、ここまで注いできてよかったな」
と思うわけです。


相手を大事にする
というのは漠然としたあいまいなものではなく
理解するという具体的な作業です。
相手がやってることを
知る、
知り尽くそうと努力する

できるなら
やってることを邪魔しない
やってることをサポートできるようにする
までいくと
自分自身の相手にとっての価値は
ぐんぐん上がります。


相手にとって
「なくてはならない存在」になると
自分の要求は通りやすくなる
そうすると
居心地のいい毎日が
自分にもたらされるわけ、です。


長い時間をかけて
雲の巣のように
じわじわと糸を張り巡らせていくんです。


相手が心地いいように
相手が嫌がることをしないように

突出したことをしなくてもいいんです。

それでなくても
現代は、夫婦はストレスのかけあいです。
潰し合い
してる夫婦の方が多いんです。
実際私がそれやってましたので
よくわかるんです。


長い時間をかけて
じわりじわりってのが
快感なんです。



あのまま「アホまっしぐら」だったなら
私は10年たっても20年たっても
近い人を理解できないまま
感情だけで文句を行ってたいやな側近です。
こんなにうっとおしくて
こんなにストレスで
こんなに離れたい存在は
いません。


しかも、養わなきゃいけない
なんて、地獄です。


どうせ一緒にいるのなら
頭の中をできるだけ同じレベルにしておくことが
長め安定のコツだと、思います。


若さは一瞬です。
お金も使えばなくなります。


でも、この頭つき肉体の中に貯蓄したものは
誰にも持っていかれません。


一番身近な人の
嫌がることを先に知る
そして
自分を嫌がられない自分に変えていく

そっちへ努力した方が
長い目でみて大事にしてもらえるので
お得なのです。


母性型思考は
長期作戦なんです。


■次回母性型勉強会
2015年7月28日(火)18時30分~20時30分
高松国際ホテルにて
会費:3,000円(夕食代込み)

母性のものさし


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香川県高松市で母性型を実践マネージャーブログ

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