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2013.04.06インプラント治療を受けられた患者さまへ

インプラント治療を受けられた患者さんには日々、今後のメンテナンス等についてのお話しをさせて頂いております。

その中の一つにインプラント治療をした以外の部分、この部分について他の医院さんでもし治療をされた場合には早急に噛み合わせのチェックを受けてくださいということをお願いしております。


この件に関しては吉本歯科医院のュースレター38号でも書いておりますし、以前のニュースレター30号(20126月発行)で、日本しか新聞アポロニアの記事「インプラントも道具の一つに過ぎない」という記事を掲載させていただいております。


その中でも申し上げておりますのは、「他の部分を治療した場合には必ず早急に噛み合わせのチェックを受けてください」ということをお願いしております。


またマウスピースの調整も受けてくださいとお願いしております。


今回そのようなことで噛み合わせのチェックに来て頂いた患者さんがいらっしゃいました。

予期せぬ被せ物の治療が、インプラントや口の中全体として考えると、トラブルの起きやすい噛み合わせの状況になっていましたので、ぜひ皆さんに知っておいて頂きたいと思い、今回新たに連絡をさせていただいております。


インプラントは自分の歯とまったく違うことがあります。

それはインプラントは動かないということです。

自分の歯は一生動き続けます。

それに対してインプラントはまったく動きません。

1ミリも動きません。

ですので、インプラントをそれなりに多く治療を手掛けられている先生方、インプラントを専門とされている先生方では当然ご存知であったりする内容ではあるんですけれども、歯科には専門があります。

医科が内科や外科、整形外科、脳外科というふうに専門があるように、実は歯科にも専門があるのです。

そのようにインプラントの専門をやっていらっしゃらない先生にとっては、残念ながら調整の仕方はよくお分かりになっていらっしゃらない、これが現実であります。


なぜなら教わる時、教わる場所がないのです。

大学でも教えておりませんし、一般の開業した先生にとっては、そういうことを教わる場所すらないのです。

またメーカーは、インプラントのメーカーは商品を売りたいがために、すごくインプラントはよく噛めるものだ、自分の歯に取って代わるものだ、ということを訴えます。


ですので、そういう知識だけを持って「インプラントは噛めるものだ。本来の歯の力以上の力が加かっても大丈夫なものなんだ」というふうに誤った認識を持っている歯科医師が多いのも現実であります。


私の医院ではインプラントを設計する場合には、口の中全体の他の歯のバランスや設計を考えて調整をしております。


その調整が長く維持できるようにマウスピースで揺れをなくすように力の負担が変わらないように維持していただくようになっております。


よくマウスピースはインプラントを保護するためだと思われている方多いのですが、確かにその役目もあります。


ですが、動くものと動かないものが共存する口の中においては、そのバランスを一定に保つ、

つまり他に残っていらっしゃるご自身の歯をいかに長く今の状況で残すかということが非常に求められているのです。


では、その患者さんの症例を詳しくご説明いたします。

インプラントの1本手前の歯の被せ物が割れていらっしゃいました。

何年も何十年も前に根っこの治療をして、芯棒を立てて被せをされていた歯です。

その表面が欠けてしまったのです。


欠けたのでやり替えご希望になられました。


実際にレントゲンを撮って根っこの状態を確認すると、やはり今まで何度も治療を受けられているので、ご自身の根っこはすごく細く短いものとなっていました。

歯の治療というものは、何度も何度もできるものではないのです。

なぜならご自身の根っこに芯棒を付けたり、被せをしたりするときに、接着剤を使います。

イメージしていただくと分かりやすいのですが、汚れた紙どうしをノリでくっ付けてもすぐに剥がれてしまいますよね。

きれいな紙だったらきっちりくっ付きます。

つまり治療した後、何かをくっ付ける時には歯を一層削ってきれいな面を出さないといけないのです。

外れていたからといってそのまま型取りしてそのまま付ける。

残念ながらくっ付かないんですね。

薄く一層ですけれども歯の表面を削ります。

そしてきれいな面を出して接着剤でくっ付けるのです。

虫歯とかになっていれば、虫歯になってやわらかくなってしまっている部分には、そこの部分を大きく削らないと固い面、きれいな面が出てきません。

その分、削る量もふえてしまうのです。


つまり何回か治療していっていると、ご自身の歯がどんどんどんどん薄くなっていくのです。

ご自身の歯の太さは変わりませんので、薄くなっていくのです。


歯そのものの強度も弱くなっていくのです。


今回の患者さんもレントゲン撮影をしますと、本来のご自身の歯の根っこの状態からすると、非常に短く細くなっていました。

ですので外すことによるリスクもお話しをしました。

幸い痛みや症状、腫れ等がありませんでしたので、外す時に逆に死んでいる歯ですから割れやすかったりするんですね。

緊急性はないと判断しました。


そのまま何もせず、上が少し欠けてるんですけれども、被せ物が。欠けたままでいくのか、やり替えをするのか、ただやり替えをする場合にはそういうデメリットまで含めて、あるということをご説明しました。


万が一折れた場合には、抜かないといけなくなる危険性、同じように治療が出来るかもしれない、でもその実際に治療を始めてさあ折れてしまってから、さあどうしようと考えてしまっても手遅れになるんですね。

ですので可能性のあるリスクに関してはやはり事前にご説明をして知っておいていただく、すごく大事なことです。

ですのでそういうご説明をしました。

「割れてしまった場合には」ということで、おうちに帰ってご家族の方とご相談をされたそうです。

歯を抜かないといけない可能性がゼロでないのであれば、他の先生にも診てもらってはどうか、そういう助言があって、長く吉本歯科医院に通われているので、一度診てもらおうということで行かれたそうです。

「この歯の部分が欠けたんですけど」ということをその先生におっしゃられたら、このままでもいいですしやり替えでもいいですけどどうしますかと聞かれて、「やり替えがいいです。出来れば自分の歯を残したい。長く持つようなものがいいです」ということをご希望になられたそうです。


その日のうちにすべて被せを削って除けて、一ヶ月ほどで被せが入ったそうです。


今までご使用になっていたマウスピースは合いませんでしたので、作り替えをされたそうです。

今回お越しになられて、わたしはインプラントや他の歯の設計というものを細かく計算してしておりましたので、診せていただきました。


確かに被せモノが入っておりました。

そしてマウスピース、見た目には患者さんにはよく分からなかったようですけれども、同じような物が入っておりました。

口の中を診せていただきました。

インプラントを入れている部分、治療した歯ではない部分ですね。

インプラント部分の歯茎が少し赤みを帯びていました。

患者さんにお話しを聞くと「特に何も変わったことはない。十分に噛めている」ということでしたので、詳しく診ていくこととしました。

レントゲンを撮りました。

噛み合わせを診ました。

よく色紙みたいなのをはい噛んで下さい、カチカチ噛んで下さい。

詰め物とか被せ物をする時に色紙を噛んで調整を歯科医師はしております。

ご存知でしょうか。

やってみました。

見ると、手前の歯の被せをした部分、まったく色が付きません。

当たってなかったんですね。

色紙を入れて噛んでいただきました。

しっかりとギュッと噛んでいただきました。

引っ張ると、その色紙は何の抵抗もなくスルッと抜けてきました。

「ん?おかしいな」と思いました。

いろいろ診ました。


そうすると、なんと噛んだ時に当たっている歯はインプラント1本だけだったのです。

奥歯は臼状の歯をしていて力を支える歯です。


それに対して前歯は1本しか根っこがありませんから、強く噛むことをその力を支える能力がないんです。

ですから楽に口を閉じられた時には、まず奥歯が先に当たって前歯は当たらない。

これが基本であります。


しかしながら、今回左側なのですが、右側はご自身の歯がありますので、元々上下ともありましたからしっかりと当たっていましたが、左側は4本歯がある。

この方親知らずもありましたから5本歯があった。

5本歯があるんですが当たっているのは1本だけでした、インプラントの。そして前歯は当たらないように調整しておりましたから当たってません。

つまり左下から右の前まで10本の歯が本来受け持つ力、これをたった1本のインプラントで支えていたのです。

ぞっとしました。

確かにインプラントは何本かで、全部歯を失われた方の場合はインプラントを4本、噛む力が強い方には6本お薦めしております。

それは11本という力、インプラントの11本という力はしれているからです。

動かないからです。

インプラントを入れられた患者さんでご経験あるかもしれませんが、自分の歯はまず当たってから、上下の歯が当たってから動きます。

インプラントはまったく動きません。

ですから最終的なものが入った時には「なんか噛みにくいな」「なんか噛んだ時の噛み心地が弱いな」とおっしゃられる方がいらっしゃいます。

そのように調整をしております。

ご自身の歯は当たってから動きます。

つまり沈むんです。

横にも揺れます。

つまり高さが下がるんですね、当たってから。

インプラントは当たった瞬間で終わりです。


畳の上を裸足で歩くのと、わたしはこういう表現をよくします。

畳の上を裸足で歩くのと、大理石の上をハイヒールでコツコツと歩くと。

そういう違いがあるわけです。


つまりご自身の歯は当たってから動く。

インプラントは当たった瞬間から動きません。

ですからまず噛んだ時にはインプラントのところは当たりません。

ご自身の歯が当たる。

そしてグーッと噛み込んだらご自身の歯が動きます。

動ききったところで初めてインプラントが当たる。

そういう調整をわたしは常に行っております。


ただ専門が変わると「はい噛んでみてください。違和感ありますか、ないですか。


はい、カチカチ噛んでどうですか」という人間の感覚程度で調整をやっぱりされてしまう先生が多いのです。全部がご自身の歯であれば何の問題もないのです。

しかしながらインプラントは動かないのです。


今回の患者さんも実際に被せ物をし、その後何回か噛み合わせの調整に通われたとおっしゃられていました。

噛み合わせの調整をしたはずなのに、その被せ物をした歯はまったく当たっていないのです。

色紙を入れてギュッと噛んでもらっても、その色紙が何の抵抗もなくスルリと抜けてきます。

何があったんだろう。

しかしこれはわたしのインプラントをやっている人間、インプラントを専門にやっている考え方であります。

歯科医師にはそれぞれ専門があるというお話しをしました。

ではインプラントをしていない先生の立場の考え方ってあるんです。


ではちょっと頭を切り替えていただいて、例えば患者さん自身がそういう先生の立場になったと思ってそういう患者さんが来たと想定をしてみてください。


「えー、そんな」と思うかもしれませんが、例えば建築屋さんであるとか、リフォーム屋さんとか、クルマ屋さんでも、服屋さんでもいいです。

ご自身がその立場に立ったと思って物事を考えてみるって実は頭の発想にもいいんですね。


では根っこが弱い歯です。

被せ物にして長く持つものにして欲しい。

よくあるご希望です。


そういう話しの希望を満たすには本来10という力が来るならば、神経を取っていますからその歯の強度はもう10分の1に落ちてます。

しかも何回かやり替えています。

非常に弱いんです。

今までと同じ力で力を加えるような調整をしたならば、当然折れやすいですし、早く寿命を向かえてしまいます。

例えばリフォームをするとして、古い家で柱も弱っていて、大黒柱も弱っていて、古い家をリフォームしたい。

でも何とか残したい、ということで弱い柱があって、それを補強するのに新しい強い柱を何本か回りに入れて、そこにかかる負担を弱くする。

逆にいえば、その柱がなくとも持つような設計でリフォームをしたりするようなテレビ番組を見たことがありますか。

つまり当てなければ、そこの歯に力がかからないようにしてあげれば、壊れないんですね。

当然です、10の力がかかる歯に対して当たらなくしてしまうわけですから、そこにあるだけです。

噛むという能力を発揮することはできません。

噛むという能力を発揮する必要はないのです。

噛むということができないのですから。

そうすると弱い根っこであったとしても、長く持たすことは出来ます。

しかも自由診療で治療されています。

他に残っている歯が何本もあるんだから、しかもインプラントという非常に強い柱もその方の口にはある。

であれば、インプラントにしっかり支えをしてもらって、そして今回の歯にはなるべく当たらないように調整を。

そう考えてしまうのです。

患者さんがおっしゃる短い歯を弱いので無理をかけると、折れてしまうかもしれない。

しかもさらに長く残したい。

この希望は全て満たしております。

力が弱い、耐えられないから力をまったくかけない状況にしている。

当たらないようにしている。

それは噛むという機能はゼロですから、当然持ちます。

そういう調整をされる方がやっぱりいらっしゃるんですね。

他の歯は、前歯はそういう状況でしたから、結局マウスピースを入れてもマウスピースもカタカタしておりました。

恐らくこんなにカタカタにして作る先生はいらっしゃらない。

恐らくマウスピースを作られた時はぴったり合っていたんだと思います。

でも今、その新しく作られたマウスピースを口の中に入れるとカタカタしていました。

つまり、この12ヵ月の間でお口の中の歯が動いてしまったということです。

それであれば納得いきます。

結果としてもう治療してしまったわけですから、それは仕方がありません。

家の場合は、そういう使い方をすればできます。

では次に車のタイヤを考えていただいてみましょうか。

例えば車って四つタイヤがありますよね。

この内の一つのタイヤがパンクしてしまった。

でも3本があるから、それで走り続けたらどうなるでしょうか。

大変なことが起こりますよね。

タイヤのゴムだけじゃなくてホイール部分、ブレーキ、タイヤ、軸、そういうところまで壊れて行ってしまいます。

では4本のうち、片側2本のタイヤがそういう場合だったらどうでしょうか。

右と左の高さが違いますから、車の車体が傾いてしまいますよね。

それもトラブルが出ます。

ただ今回10本分の力がたった1本のインプラントに力が加わっているという異常事態が起こっているわけです。

事情をご説明し、応急処置としてそこのインプラントの上に乗せている被せ物を少し削らせていただきました。

手前の歯が少しでも負担できるように、インプラントが少しでも対応できるようにお話して削りました。

しかしながら、ご自身の歯は当たってきません。

もっと削りました。

まだ紙がスルリと抜けます。

まったく当たって来ないんです。

もっともっと削りました。

前歯がようやく当たってき始めました。

それでもその治療されたという歯はまったく紙が抜けます。

スルリと抜けます。

当たって来ないんです。


すでにもう前歯が当たってきましたので、これ以上インプラントの高さを下げると前歯が壊れていってしまいます。

ですので、そこで高さを下げることをやめました。


今まだ10本分の力をたった1本のインプラントで支えていたんですが、インプラントの歯の被せ物を削ることによって前歯にも負担をさせることができました。


本来前歯は当たってはいけないのです。


車であれば片側2輪かない状態。

高さが下がってしまうわけです。


傾いてしまうわけですから、前歯に負担をさせるべきではないんですが、今回は緊急避難的にそのような状況にしました。

ですのでインプラントに今までかかってきた力は半分程度に少なくなりましたので、といってもインプラントにはかなり本来の力からすれば、すごく大きい力がかかっています。

それでも治療した被せの部分は、まだまだスルリと紙が抜けます。

どれほど高さが元々低い状態で被せ物をされたのかということです。

どんどん高さを削ったにもかかわらず、被せ物をした歯はまったく触っていない、触らない、噛めない。

隙間が開いたままになっている。


これは患者さんご自身がすごく驚かれていました。

あんなに何回も噛み合わせの調整をしたにもかかわらず、当たっていない。

そしてマウスピースをされていました。

マウスピースを確認しました。

確かにインプラントの歯の上、その被せ物をした上に乗っかっていますので、そこに負担を和らげるような仕組みにはなっていましたが、逆に上の歯、反対側の歯がギリギリしたら揺れてました。

つまりこのマウスピースは上の歯を、このマウスピースをつけた時に上の歯が揺れているのです。

指で押さえて患者さん自身に確認をしていただきました。

「ギリギリしてみてください、歯が揺れてますよね」揺れてました。

ここで復習になりますが、歯は何で支えているか?

支えられているかご存知ですか?

覚えてらっしゃいますか。

骨です。

歯茎ではありません。

イメージ的には砂の山に棒が刺さっている状態です。

砂に刺さった棒を揺らしてみてください。

イメージしてみてください。

棒の周りの砂が崩れて行きますよね。

つまり揺れている歯の周りの骨は溶けてなくなるということです。

揺らされてなくなるということです。


確かにそのマウスピースは被せ物をした歯は揺らしませんので、その歯に対しては保護の目的ができています。


しかし反対側の噛む相手の上の歯はグラグラ揺れているんです。

長い目で見ると、その揺れている歯はなくなります。

そして顎を前に突き出してみると、上の歯が揺れてました。

前歯同士がガツガツ当たっているのです。

下のマウスピースと上の歯がガツガツと当たっているのです。

上の歯が揺れていました。

患者さんは見た目がほぼ同じ、マウスピースはマウスピースどこでもいっしょでしょという考えみたいだったようですが、以前使われていたマウスピースと今回お使いになられているマウスピースで上の歯が揺れている事実をご自身で言われて初めて前に入れていたマウスピースとこんなに違うものかということをお気付きになられました。


吉本歯科ではマウスピースを7種類を使い分けています。

その患者さんに合ったものを使い分けています。材質も違います。

硬い材質、柔らかい材質。

上につけつもの、下につけるもの。上下につけるもの、上下が固定されたもの。

そしてその調整はカチカチ噛んだ時に力が分散され、アゴを右左にやった時にアゴが自由に動く。

そして右左前後にした時にアゴが自由に動く。

そして残っている歯がなるべく揺れないように。

元々揺れている歯が多い方の場合は揺れをなるべく減らすように。


それがマウスピースの目的とわたしは捉えておりますが、残念ながらそのマウスピース、今回おつくりになられていたマウスピースは、入れた歯の保護だけは出来ていたのですが、他の歯にはものすごい負担がいってました。

弱い歯を守り、揺らして弱くすれば、弱いもの同士が噛むことになりますから、被せ物をした歯は当然長持ちすることが出来ます。

患者さんのご希望、弱い根っこに対して被せ物をする。

そして長く持たせる。

すべて満たしているのです。

患者さんのご希望はすべて満たされています。

しかしながら、専門が違えばこういう調整の仕方があるんだなと、逆にわたしは驚きました。

が、患者さんのご希望はすべて満たしております。

このようにインプラントとは関係ない部分の調整。

たった1本の歯です。

たった1本の調整をするだけで、こんなにも噛み合わせが崩れてしまうのか。

そういうのを体験いたしました。

今回残念ながら左の高さを下げ、前歯が当たるようにしたという調整をしました。

これはタイヤが4輪の片側走行ではなく、4本じゃなくて3本になっていた。

その1本の負担がものすごく強くなっていた。

だからその1本を減らして片側で負担し、車体が傾くように、前歯も当てるように調整をしたんですけれども、これは残念ながらやむを得なかった。

本来の状態に戻すためには、インプラントはまったく動かないわけですから、沈んだりもしませんし、前後に歯が動くこともありません。

ですからインプラントの高さに合うように、それぞれの残っている歯の高さをまた高くしてあげる。

そういう必要ができれば良かったのですが、1回治療したばかりの歯は接着剤はすごく新しいです。すごく付いています。

元々弱かった歯ですから、それをもう一度外して被せてしまう、すごいリスクを伴います。

最初の時とはまったく違うリスクです。

ですので、こういう緊急避難的な処置をしました。


今回は早めに来ていただけたので、本当に良かったと思います。

もしこの状態が長く続いていたと思うとゾッとします。

10本もの歯の負担をたった1本のインプラントの歯で支えることは不可能です。

恐らくインプラント周りの骨がダメになっていたでしょう。


そしてインプラントの中ネジや被せ物がどんどん壊れていったことと思われます。

また今回はマウスピースまで新しく作られていましたので、他の歯に対する負担、マウスピースというのは調整が必要なものです。

しかしながら今ではスポーツ用品店でもマウスピースは売られています。


ですので調整がいるものだということ自体がご存知ない方も実際多いのです。

何のために目的を持ってマウスピースを作っているのか。

マウスピースひとつでも調整の仕方ひとつで、こんなにも他の歯に対して悪い影響を及ぼす。

ただ立場が変われば、目的の自由診療の歯を長く持たせる。


そういう視点に立てば、それはすごく理にかなったものなのかもしれません。

ただ10年後、患者さんの中に残っている歯の本数ということに焦点を当てたならば、あまり賛同できる内容ではないかなと思いました。


吉本歯科医院でインプラント治療をお受けになられた患者さんがインプラントした部分以外の歯の治療をされる場合、した場合には必ず早急に吉本歯科医院にて噛み合わせのチェックを受けてください

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