2021.11.12顎関節症は治りますか?
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
顎関節症が治るのか?
良くなるのか?というお問い合わせをよくいただきます。
顎関節症がどういうものかを
知っていただくのがすごく大事かと思います。
まずレントゲンの見方ですけれども
レントゲンは硬いものが白く写ります。
硬いものとは歯の頭 歯の根っこ
そしてその根っこ周囲の白い部分
これが硬い骨です。
硬い骨の中に歯が植わっています
歯茎や神経血管は柔らかいので
レントゲン写真には写ってきません。
実はこういう写真を撮影すると
顎関節も写ってきます。
左右の上に赤く記している部分です。
顎関節は大体皆様このようにひし形に写っています。
顎関節症には実はいろんな原因があります。
簡単に顎関節症として
まとめて言われることが多いのですが
実は原因がいっぱいあります。
ネットで調べてもいろんな治療法があります。
治るよという情報もいっぱいあります
それはなぜなのか?
たとえば高熱症という病名もあります。
原因は何でしょうか?
高い熱の症状が出ている方を総称して
高熱症といいます。
たとえばコロナもそうです。
インフルエンザがそうです。
おたふくかぜがそうです。
いろんな原因の中で高い熱の状態になっていれば
それは高熱症という病名になります。
その中で
たとえばインフルエンザウイルスが見つかればインフルエンザですね。
というさらに細かな診断・病名になります。
そしてインフルエンザの薬を飲めば
治るという話になります。
同じように顎関節症という病名
顎関節に何らかの症状がある方はすべて顎関節症という病名だということです
原因はいろいろある
ですので原因によって治療法が大きく変わります
よく言われるのは首とか肩とか腰とかに
症状があってということも言われます。
どんな症状かといいますと
たとえば
口を開けようとすると痛いとか
口を開けたときにカクカクと音がするとか
口を開けようとするんだけど大きく開かないとか
頭が重い
だとかいろいろな症状が出てきます。
この中の何個かが該当すれば、
顎関節症という病名になるということです。
ちょうどこの耳部分ですね
模型ですが、上の歯は頭蓋骨と一体化されていますので
頭が動けば一緒に上の歯も動きます。
それに対して、下の歯、下の顎というのは
このようにぶら下がっていて
ちょうど体が動いたときに振り子のように
重心バランスを取るように
うまいようにうまいように動けるという仕組みになっています。
顎関節 顎の関節はここですね
ちょうど頭蓋骨のくぼんだところに、
この顎関節が入るここのことです。
模型上では硬い骨同士ですが、硬い骨同士であれば動けません。
この膝のお皿って聞かれたことあるかもしれませんが
硬い骨と骨のこの隙間に
関節円板というお皿が入っています。
このお皿があることによって、硬い骨同士がスムーズに動くんですね。
口を開けたときに顎が前に出てきて
一緒にお皿も動いていく
こういう仕組みになっています。
ところが、
硬い骨と骨の隙間にないといけないお皿がずれたり
前方へずれる方が多いんですけれども
横にずれたり後ろにずれる方もいます
穴が開いちゃう方もいます。
多くの方が前方にずれますので模式図は前方ですが
これで噛もうとすると硬い骨同士がガンガンあたりますから
響くような衝撃が走ります。
お痛みになりますね
口を開けようとするときに
上にないといけないお皿が前方に落ちてますから
ひっかかります
スムーズに口を開くことができません
ある程度力を加えたらこのお皿を乗り越えます
カックンとその時の音です
ずっとこれをやれている間は
口が開くのですけれども
そのうち力が加わり続けて固くなっていきます
乗り越えられなくなっていくことがあるんですね
そうすると、口が十分に開かない
口を開けられない
そして乗り越えた時の音だったのですけれども
乗り越えられなくなるわけですから
音はしなくなります
音がしなくなったので治ったと
思われる方もいらっしゃるぐらいです
ですので、顎がカクカクするから治したいっていう方の場合
もしかすると悪化していても音がしなくなりますので
治ったという判断に実は音だけでは
判定できないということになります
顎関節症の治療には実はいっぱいあります。
なぜなら原因がいっぱいあるからです
その原因に則った治療をしないといけないとなります。
日常生活において
痛みがあまりに強い場合
お薬を飲んでいただくとか、マッサージするとか
ズレているので場所を戻すだとか
スプリント
マウスピース治療とも言われますけれども
そのようなものを入れて
衝撃を和らげるという方法もあります
噛み合わせが原因でなっている方の場合は
噛み合わせを治療をするということもあり得ます。
そして顎関節 お皿ですね。
油がないと機械がスムーズに動かないですね。
そのような方もいらっしゃいます。
その場合には油を差してあげる治療
そして
外科的に骨の変形がある方の場合には
外科的な治療が選択されることもあります。
しかしながらいろいろな治療法をしても
10年単位20年単位で患者さんの状態を見ていくと
半数以上の方が実は再発されています
ですので、今ではスプリント療法マウスピース療法が
主に採用されることが多くなってきています。
この模型でいくと噛んだときに硬い骨同士が
ガーンガーンと衝撃がいくから痛みが出るんですね
常に昼も夜も衝撃がいきますから
負担がくるわけです
マウスピースを使っていただくと
この顎の骨と下の歯は繋がっていますので
上下の隙間に物が入りますから
ここの顎の衝撃が途中でとまりますね
すると衝撃が和らぎますから
傷をしているところに衝撃がずっとかかっていると
傷が癒えることができません
治ろうとすることができません
ですので、そこに衝撃がいかないようにしてあげることで
楽になることは多くあります
どういうことが悪化をするのか
たとえばゴーンと衝撃ですね
強くギュギュッと食いしばると負担きますね
歯ぎしりをする
ググググっと硬いものを噛む
衝撃きますね
そしてうつぶせ寝
これは非常にきますね負担がしますね
頬杖するとグキッとなりますね
長時間大きく口を開けている
歯を抜くのは難しい場所であったり
奥の方だったりすると顎はだるくなります
そしてクラリネットやフルート
同じマウスピースというものを使って楽器を吹きますが
その時に下顎を前に出して
吹く方がいらっしゃるんですね
その場合ここの顎を捻ります
お痛みになったりします
あとよく言われているのがストレスのようなものですね
スキューバダイビングも同じです
このようなものがあると悪くなりやすかったり
傷の治りを妨げますので用心が必要かと思います
顎が痛い
口が開かなくなった
顎がカクカク音がしはじめた
という方はまずは
ご相談下さい。
2021.11.11矯正治療で歯並びが崩れてくる原因「後戻り」
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
矯正治療で噛み合わせが治るのか
というご質問よくいただきます
矯正治療では
噛み合わせや歯並びは良くなる
しかし
完全に治るということはありません。
こちらの写真は当院の患者さんで矯正治療前です。
矯正治療したらこのように
歯並びや噛み合わせが変わりました.
多くの方がこういう治療を受けられると
「私の歯並びはキレイに治った」
と思われます。
しかし歯のレンントゲンを撮るとわかるのですが
レントゲン上では根っこが曲がっています。
もともとこのように生えていた歯を
私が矯正治療でグイッと動かしたわけです。
もともと曲がって生えてた歯を
盆栽のように
根っこを含めてこのように曲げる
ことによって
この見た目は維持できているということになります。
ですので、全体像で見れば
上と下の歯が真っ直ぐ柱のようになっておれば
倒れないですが
倒れている歯を起こしあげるときに極端にやると
根っこは倒れてるんですね。
この状態でただ何でもガンガン噛むと倒れていきます。
これを
矯正の後戻り
って言うんですね。
ですので、せっかく治療したとしても
その状態を長く良い状況でキープしていくためには
保定装置といって歯を安定させるための装置ですね。
それをしっかり長く使っていただく
ずっと使っていただくということが
大事なのです。
2021.09.13マウスピース矯正の歯の動かし方を解説
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
マウスピース矯正で
「最初にに見せてもらった写真と違う」
と思われる方は、意外と多いのです。
吉本歯科医院では2007年からマウスピース矯正治療を行っておりますので
色々なご相談をお受けします。
マウスピース矯正ですが
現在は治療をする前に
「あなたの歯はこんなイメージに仕上がりますよ」よ
パソコンである程度見せてもらえることができます。
大きさ違うわけですから、同じように力が加わったらどうなるでしょう。大きさ違うわけですから、同じように力が加わったらどうなるでしょう。そして根っこが1本の歯もあれば3本の歯もあります。しかし残念ながら、治療は終わったけれど、
最初見せてもらった写真と違うなあ
と思っている人は意外と多いです。
なぜだと思いますか?
理由は
歯の動かし方
なのです。
コンピュータ上では
歯はなんとでも動きます。
当然です。
しかし
実際の歯はこのように、
小さい歯もあれば
歯の根っこが1本の歯もあれば
3本の歯もあります。
大きさ違うわけですから、
同じように力が加わったらどうなるでしょう?
当然、小さい歯が動きます。
大きい歯は動かないのです。
もともと、いわゆるブラケット治療、
こういう歯を動かしている先生は、それはわかっています。では、
大きい歯はどうやって動くのでしょうか?
小さい歯いっぱいで大きい歯を動かす、
これは動きます。
ところが、
コンピュータはそういった微妙な判断はなかなか難しいのです。
マウスピース矯正のパソコンソフトによっては
それぞれの先生によって
まずは大きい歯を動かして、この歯を1番目に動かして、ある程度この歯が動いてから次の歯を動かすという設定ができます。
もともと、ブラケット治療(歯の表面に針金をつけて動かす治療)で
歯を動かしている先生は、それはわかっています。
ステージングといいます。
まず第一段階目にこの歯を動かして第2段階にこの歯を動かし
これができてから次に進む。
これがなかなか
今まだパソコン上ではスラっと歯が綺麗に動いていきますが、
残念ながら、それは動きません。
例えば、
前歯のガタガタになっているのをキレイに治したい
と思って治療をスタートさせたのに
今、10段階にあるとしましょう。
最初の5段階目
全く前歯は動きません。
奥歯だけが動いていくんです。
早く前歯をキレイにしたいので前歯を何とかしてほしい
と、そう思いますよね。
パソコン上ではもちろん
できます。
そのような治療計画はできます。
しかし、歯は動かないんですね。
これは
ステージングと言います。
ステージごとにどの歯を動かしどのように治療計画を立てていくのか
これと実際が合っていないと、
歯は変な方に揃ってしまいます。
マウスピース矯正をお受けになる場合には非常に大事な考え方なんです。
私の場合はどうなんだろう?
という方はお気軽にご相談下さい。
2021.09.07マウスピース矯正治療は歯を抜く?抜かない?削る?削らない?
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯並びを矯正する
マウスピース矯正を行う時に
歯を抜かないといけないのか?
歯を抜かずにできるのか?
歯を削るのか?
歯を削らずにできるのか?
というご相談を多く頂きます。
お話しますね。
イメージして下さいね。
6人がけのイスがあります。
ではこの6人がけのイスに
お相撲さんが6人座ろうと思うと
どうでしょう?
少し窮屈な感じですよね?
では
6人のお相撲さんのうち
2人に外れてもらって
4人が座るのであればどうでしょうか?
イスにゆったり座れることができます。
これを
抜歯矯正(歯を抜いて矯正する方法)と言います。
顎の骨に中には
入るだけの歯の本数分入ってもらい
入りきらないところは
歯を抜いて退いてもらう。
これがひとつめの方法です。
もうひとつめは
それぞれのイスが座るお相撲さんに胎脂えt
小さいわけですので
うまく座れないわけです。
6人がけのイスが大きくなれば
ゆったりと座ることができます。
つまり
顎の骨を拡大矯正する方法です。
広げることにより
座る場所を作るということです。
そして
3つめは
骨の大きさです。
10代、20代の方(特に10代前半)は
成長発育段階にあります。
いろいろと成長を促すという事を手助けすることによって
骨の成長(位置や大きさ)を変えることができるのdす。
しかし
20代になってくると
難しくなってきます。
ではどうすれば6人がけのイスに
6人がばっちり座ることができるのでしょうか?
それは
お相撲さんにダイエットしてもらう
という方法です。
この歯には幅がありますから
両脇の歯の幅を少し削ることによって
細い歯にするんですね。
歯を少し削って細くすると
6人が6人がけのイスにばっちり座ることができます。
この3つの治療の内容によって
歯をどうやって動かすかが決まっていくんです。
マウスピース矯正の場合は
歯をそのまま大きくスライドさせる
というのは非常に苦手ですので
通常は大きい歯を細くすることによって
中に入ってもらう。というケースが多いです。
歯を削らずそのまま広げる
そのまま揃えてしまう
それだけでは
骨の外に歯が飛び出してしまう
という副作用もあります。
患者さんご自身の年齢や
成長発育状態の時期など
そういったものを全部考えた上で治療方法が変わってきます。
前歯の隙間を治したい
前歯の歯並びをキレイにしたい
というごお悩みはまずはご相談下さい。
2021.09.06マウスピース矯正をはやく仕上げる方法
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
前に飛び出ている歯をキレイになおせるかどうか?
歯を抜かずにできるかどうか?
というマウスピース矯正へのご質問を頂きました。
結論からお話すると
改善することが、できます。
ただし、
時間の問題があります。
山登りをイメージしてみてくださいね。
例えば、富士山に登ると想像して下さい。
富士山に登られる方の多くは
車でで8合目とかその辺りまで行きます。
そして8合目あたりからは、登山を歩いていく。
という登山の方法をとります。
では最初の0地点から、車を使わずに
富士山に登っていくことはできるのでしょうか?
できますよね。
これに似ています。
もちろん、ずっと登山で歩いて、最初から最後までいってもOKです。
その代わり、時間はかかります。
大変です。
これをやれるのかどうか?というご質問とよく似ています。
ですので、
例えば車でずっと登って行って、そこから歩いていく方法もあります。
そして、同じ登山道でも普通の登山道もあれば、
これは急な坂道でなかなか登れないので、
実は緩やかな道で、大きく大きく大回りすることによって、
時間をかけて登る、そういう場合もありますね。
もう一つは、いきなり頂上までヘリコプターでぴょんと行ってもいいですよね。
つまり、やり方は色々です。
矯正治療の装置はそれぞれの特徴、専門とするところが全部違います。
ですので、マウスピース矯正の装置だけでできるか?
できないことはない。というのが答えです。
ただし、患者さんの状況によってはおすすめしない、
もっとはやく仕上がる方法がある。
もしくは、ある程度8合目までは従来法で行き、残りの部分だけ
マウスピース装置でそろえる。
これが実はすごく楽ですし、そのギザギザとした、このような昔ながらの装置を着ける期間を短くすることができる。
そういうことも応用として可能です。
マウスピース矯正だけの先生の場合は、残念ながら選択肢はかなり狭まります。
2021.07.27前歯の隙間を埋めることはマウスピース矯正でできますか?
香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
お越し下さった女性の患者さんです。
『上の歯の隙間があいていることはずっと気になっています。
隙間を埋めることができるのかを歯医者さんで相談すると
噛み合わせが悪いので
隙間を埋めただけでは噛んでいるうちにまた隙間が空いてくるので
マウスピース矯正ではなく
ワイヤーでする本格的な矯正をすすめられました。
噛み合わせがどう悪いのか?
マウスピース矯正では本当に無理なのか?』
知りたいということでご相談にお越し下さいました。
マウスピース矯正のご相談が増えています。
多い順番です。
①上の前歯がすき間があるので(すきっ歯)治したい。
②上の前歯が出っ歯になって飛び出ているのを引っ込めたい。
③上の前歯がガタガタしているのをまっすぐに揃えたい。
前歯は特に目立ちます。
ですからどの患者さんも
「下の歯はいいので、上の前歯だけ
どうにかキレイに揃えたいんです」
とおっしゃられます。
しかし、歯というものは
前歯なら前歯だけ動かせばいいという
そのような単純なものではないのです。
歯は一生動き続けます。
吉本歯科医院では
そもそも
①上の前歯がすきっ歯になっている原因は?
②上の前歯が出っ歯になっている原因は?
③上の前歯がガタガタになっている原因は?
その原因を突き止め
原因そのものを取り除き
その後、かみあわせの治療を行います。
かみあわせを無視して
前歯の見た目だけをキレイにしようとすると
後が悲惨です。
マウスピース矯正は、数ミリ程度の軽度の改善に有効な治療です。
しかし、症状によってはマウスピース矯正のみでの治療は適応できない可能性もあるのです。
まずは一度、診断をお受けになり、どのような咬合改善の治療があるのかご相談下さいね。
2021.07.10何もしていなくても歯は一生動き続けるものです
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
え?歯って動くの?
そう思われた方も多いかと思います。
吉本歯科医院に初めてお越しになった方はまず、驚かれます。
子供の頃に矯正治療をした方は
もうこれで私の歯並びは一生、死ぬまできれい!大丈夫!
って本気で、思っていらっしゃる方の方が実際多いんです。
しかし、
違うんですね。
「歯は、動くの?」
はい、歯は動きます。
一生歯は動き続けるんです。
吉本歯科医院は、噛み合わせの専門歯科医院ですので
初診でお越しになられるほとんどの患者さんは
「歯が痛い」
「この奥歯が痛い」
というご相談とともに
「私の咬み合わせが正常かどうかを
吉本先生に一度診て欲しいと思ってきました」
という患者さんが圧倒的に多いです。
そして
ほとんどの方は
かみあわせ=歯並び
だと思っている
ということ。
噛み合わせは固定されたもので
一生変わらないものだと思っているということ。
噛み合わせ=歯並び
では、ありません。
きちんと噛めることと
見た目がきれいに並んでいるということは
全く意味が違います。
そして、
噛み合わせは固定されたものではなく
微妙に変わっていくもの
です。
お食事をする姿勢が
前かがみなのか
まっすぐなのか
ほおづえをついているのか
足をいつもくんでいるのか
猫背なのか
いろいろな要素で
咬み合わせも微妙にずれていく
のです。
「はい、これでOKです。」
とカチャカチャと噛み合わせを調整し
治療が終了する
というイメージのものではない、
ということを
知って頂きたいと思います。
歯は、動きます。
歯は、一生動き続けます。
噛み合わせは固定されたものではなく
一度調整しても、また微妙にずれていきます。
私達の医院では、
院長をはじめすべてのスタッフが
このようなお話を一日に何十回も患者さんに
お伝えし続けています。
歯が動いていく原因は
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
歯が動く原因ってなに?動画をご覧下さいね。
10年前と比べてこんな症状が出ていらっしゃる方はいませんか?
■「下の歯がガタガタになってきた」
■「上の歯がガタガタになってきた」
■「動いてなかった歯が動いてきた」
■「右でしか噛めなくなってきた」
■「右で噛んでいると、右が痛くなった」
■「いつも決まった所が痛くなる」
■「いつも決まった所が虫歯になる」
これは、
実際に吉本歯科医院に
お悩みをご相談になられた方が問診票に書いて下さったこと、です。
吉本彰夫の考える
良い噛み合わせとは、
10年後も、今と変わらず同じ場所に同じ歯がある
です。
1日1日が同じ状況であれば、
10年後も同じ場所ですよね?
歯の状態も、
今もし、虫歯もなく
何の問題もなくお食事ができているなら
その状態が10年後も20年後も続けばいいですよね?
女性であれば
40歳の時のお肌と
50歳の時のお肌の状態が
同じように維持されていれば
いいですよね?
しかし、
実際は、そうではありません。
最初は
小さなむしば
からはじまります。
小さな虫歯なので、
小さな詰め物に。
そしてしばらくたって詰め物をしたところが、また虫歯に。
今度は小さい詰め物では封鎖しきれず
大きな詰め物に。
また悪くなって
歯を大きく削って、フルカバーのかぶせ物に、なります。
そしてしばらくたって今度はかぶせ物をした部分が
痛くなってきて、歯医者さんに行ったら
「もう神経にまでばい菌がきているので
歯の神経を取りましょう」
ということになります。
神経を取った歯は、
強度が10分の1まで落ち
栄養が行き渡らない
死んでいる歯になりますので
少しの咬む力で、
あっけなく折れたり割れたり、
根っこにひびが入ったり
していくのです。
http://www.8181118.com/movie/movie3.php
歯の神経を取るとどうなるの?動画をご覧下さい。
一度治療した歯を何度もやりかえをして再治療をしているのが
今の私達のお口の中の現状です。
そうなった場合にはもう抜歯しかありません。
こうやって歯を失ってこられた
という経緯をお話して下さる方は
吉本歯科医院には本当に多いのです。
実際に私がお話をお聞きした患者さんの中には
「この10年ですごく歯を抜かれちゃったのよ」
「前歯がガタガタになってきたの」
「一気に悪くなっていった気がする」
という方は決して少なくありません。
歯を失ってこられた経緯を
振り返ってみると
みなさん
「まさか、ここまで歯を失うことになるとは思わなかった」
「昔から歯が弱かったんだけれど、ここまで噛めなくなるとは」
と、過去を悔やまれます。
歯を失う原因は
みなさんほとんどが
「私が歯みがきをちゃんとしなかったから」
とおっしゃられます。
もちろん、
歯磨きがきちんとできていなかったために
バイ菌が歯を溶かし、骨を溶かし
歯を失ってしまっている方もいらっしゃいます。
しかしもうひとつ
原因があります。
それが「咬み合わせ」です。
お口の中の状況は
家族の移り変わりや、
生活スタイルの変化を
みなさん今まさに身をもって体験されていることと
まったく同じなのです。
状況は変化し続けるんです。
歯は一生動き続けているんです。
歯の治療は、「今、この現在だけ」を考えて設計図を
書くのではダメなのです。
10年先に困ったら困った時に考えればいい
というようなものでは、ないのです。
歯は一生動き続けるものだ
ということを知って下さいね。
http://www.8181118.com/movie/movie2.php
歯は動くんです!動画をご覧下さいね。
2021.06.29目立たないということは一番必要な条件だった【マウスピース矯正】
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
今日はよくお問い合わせを頂くマウスピース矯正についてお話させて頂きます。
吉本歯科医院でマウスピース矯正をされている方が
一番重要視されることは
「目立たないこと」ということ。
人前で話すお仕事をされている方が多いので
装置が目立たたず歯並びを改善できるということは
大きなメリットです。
あとは
マウスピース矯正をされる前に
ご心配になる「痛み」についてです。
ほとんどの患者さんが
「歯が動くので確かに痛かったが
すぐに慣れてマウスピースをしていないと気持ち悪くなる」
「歯が動いているのを感じるので
自分の努力の結果を確認できる」
とおっしゃられます。
吉本歯科医院ではマウスピース矯正用の歯型は口腔内3Dスキャナリングにて採ります。
3Dスキャナリングにより精密な歯型データができることで従来の歯型データができることで従来の歯型より精度の高いマウスピース矯正用の装置が作製できるようになっています。
歯型のスキャニングを一回行うと、治療終了までの全てのマウスピース装置(アライナー)を作製することができます。
患者様が来院された時に、次回までに使用していただくマウスピース装置(アライナー)をお渡しさせて頂きます。
マウスピース矯正の最大のメリットは
頻繁に通院する必要がない
ということでもあります。
大人になってからの矯正
マウスピース矯正についてのお問い合わせは
お気軽にコチラからお問い合わせ下さい。
2021.02.08前歯の隙間をきれいな歯並びにしたい【マウスピース矯正】
香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
マウスピース矯正のご相談が増えています。
多い順番です。
①上の前歯がすき間があるので(すきっ歯)治したい。
②上の前歯が出っ歯になって飛び出ているのを引っ込めたい。
③上の前歯がガタガタしているのをまっすぐに揃えたい。
前歯は特に目立ちます。
ですからどの患者さんも
「下の歯はいいので、上の前歯だけ
どうにかキレイに揃えたいんです」
とおっしゃられます。
しかし、歯というものは
前歯なら前歯だけ動かせばいいという
そのような単純なものではないのです。
歯は一生動き続けます。
吉本歯科医院では
そもそも
①上の前歯がすきっ歯になっている原因は?
②上の前歯が出っ歯になっている原因は?
③上の前歯がガタガタになっている原因は?
その原因を突き止め
原因そのものを取り除き
その後、かみあわせの治療を行います。
かみあわせを無視して
前歯の見た目だけをキレイにしようとすると
後が悲惨です。
マウスピース矯正は、数ミリ程度の軽度の改善に有効な治療です。
しかし、症状によってはマウスピース矯正のみでの治療は適応できない可能性もあるのです。
まずは一度、診断をお受けになり、どのような咬合改善の治療があるのかご相談下さいね。