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そもそもなぜ歯石って出来るんでしょうか?
いきなり硬いものが歯に飛んできてバシンとくっつくのでしょうか?
いえいえ、そんなはずありませんよね
「シセキ」って歯の石と書きます。
とても硬いんです。
指で触られた方もいらっしゃるかもしれません。
硬くこびりついているから、歯ブラシでは除けられない硬さになったということです。
最初からそんなに硬いのか?そんな訳ないですね。
段々と硬くなっていくのです。
では歯ブラシで除けられない硬さになるってどれくらいの期間がかかるのでしょう?
報告ではいろいろありますが、だいたい1週間と言われています。
1週間も汚れがずっと溜まり続け蓄積していった結果、
それが歯ブラシでは除けられないくらいの硬さ、歯石となり歯ブラシでは除けられなくなり、科医院でガリガリガリガリ、もしくは超音波の歯石除去、スケーラーという器具でもってガリガリガリガリと除けなければ除けられない状況になってしまった、ということです。
歯の汚れが硬い石のようになって「歯石」になるには
1週間です。
1週間に1度でもきちんと汚れが取れていれば
歯石にはなりません。
しかし、患者さんとお話をしていると
多くの方が「歯医者さんに行って3ケ月に一回歯石を取ってもらっていれば大丈夫なのでしょうか?」とよく言われます。
これは本当でしょうか?
吉本歯科医院には各地から
歯を抜かなくてはいけない状態になってしまった」という患者様がお越しになられます。
もちろん歯の掃除も大事です。
口腔内を清潔に保つことが感染症を大きく予防することはわかっています。
しかしそれだけでは不十分です。
歯のメインテナンスは歯を失なわないために行うものです。
歯を失う最も大きな原因は歯周病です。
歯周病は「歯を支えている骨を溶かす病気」です。
歯周病の原因は
ばい菌だけだと思い込んでいると
将来歯を失うリスクはとても高くなります。
どうぞ知って下さいね。
歯を失う一番の原因「歯周病」の真実を。
http://www.8181118.com/director/2016/12/post-165.php
歯周病の診断で最も重要なことは「あなたの歯を支えている骨がどれだけ残っているか?」です。
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グラグラと揺れている歯を掃除しても揺れは止まりません。
歯を失わないための情報を
定期的にお届けしています。
どうぞお1人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
ぜひご登録下さい。
香川県高松市の
噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
朝起きたらすぐに
水をごくごく飲んでいませんか?
だって、習慣だから
だって、
朝一番に水を飲むと
腸が刺激されて便秘知らずになるから
だって、
寝ている間に減った水分を
補給しないといけないから
目が覚めたらその足で
コップに水を入れ
ごくごくと飲んでいる
という方は、多いと思います。
朝起きてすぐの口の中には
ばい菌だらけ、です。
朝起きたら
口の中の唾液がネバネバする
朝、口が臭い気がする
という経験は歳を重ねるごとに
あるはずです。
朝、起きてすぐの唾液をちょいと採り
特殊な顕微鏡でのぞくと
もうびっくりされると思います。
実際に
ご自分の目で
口の中のものすごい量のバイ菌が
動いているのを見た方は
恐ろしくて
飲み込むことができないと、おっしゃれます。
朝、起きたらまずは
口の中の唾液をゴックン飲み込む前に
ぷいっ
と吐き出すのです。
さらに
うがい、です。
何度も何度もグチュグチュ、グチュグチュ、ガラガラぺー
何度も何度もグチュグチュ、
グチュグチュ、
ガラガラゴロゴロ、
クビを後ろに曲げ
喉の奥までガラガラゴロゴロ。
そして、ペー。
そうすることで
まずは夜の寝ている間に溜まった唾液、
繁殖している菌が口の中から外に出ます。
この段階でもってはじめて
きれいな水をゴクゴクと胃の中いいれるのです。
もし、朝起き抜けに
水をゴクゴクと飲んでいるとしたなら
あなたは口の中に繁殖している菌ごと
体内にわざわざ菌を流し込むことになります。
もし、歯周病が進行している
などと診断をお受けになられている方なら特に
そして、「歯周病など言われたこともない」という方も。
「歯周病菌の毒素は胃酸では死なないのです。そのまま腸にいってしまうのです」
読売新聞「科学」からの
記事をご紹介します。
「歯周病の原因となる細菌を
のみ込むと腸内細菌が変化して
様々な臓器や組織に炎症を起こすことが、
新潟大大学院医歯学総合研究科の山崎和久教授(58)のグループの研究で明らかになった。
歯周病が動脈硬化や糖尿病などのリスクを高めることは知られており、
口腔内の衛生管理が全身の健康を保つことを裏付ける研究結果として注目されそうだ。
これまでは、歯周病になった歯茎などの患部から細菌などが侵入し、
全身を循環して血管や脂肪組織、肝臓などに炎症を起こすと考えられていたが、
具体的な立証はされてこなかった。
研究では、歯周病の原因菌の一つをマウスの口に投与したところ、
腸内細菌のバランスが崩れ、腸壁の細胞の間に生じた隙間に悪玉菌が侵入した。
これによって、悪玉菌の毒素が分解されずに腸から吸収され、血液を通して様々な臓器に広がることが証明された。
これらの変化は、肥満や糖尿病でみられる特徴と似ているため、
歯周病が全身に悪影響を及ぼすことの解明につながる可能性が高いという。
山崎教授は「早い時期からの口腔管理が、
将来的にメタボリックシンドロームなどのリスクを減らすことにつながる。
新たな治療法の確立につながってくれれば」と話している。」
病気は口から入ります。
口の中をいかに良い状態に保つかで
あなたの健康度は決まります。
何を食べるかという栄養の問題も大事ですが
口の中をどれだけベストな状態に保っておくかという意識も
どうぞ仲間に入れて下さい。
ちなみに私は、
朝起きたらまずうがい
寝る前には
1.歯と歯の間をフロスできれいにする。
2.ソニッケア(音波ブラシ)で歯の表面、裏、奥をつるつるに磨きあげ
最後にうがいをしてバイキンを限りなく減らす。
さらに、寝ている間に口呼吸して口からバイ菌やウイルスが入らないように
3.口テープをして眠る。
風邪がはやる季節には、これが一番の予防です。
朝起きたらまずうがいを!