専門が変われば診断が変わります。
咬み合わせバランスが悪いままだと
お口の中にどんないい治療をしようと
どんなに自費で高い素材を入れても
必ず破壊が起こります。
歯の破壊だけでなく
咬み合わせバランスの悪さからくる衝撃は
全身への影響も大きいのです。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
http://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
前歯の差し歯の土台が
割れてしまい「歯を抜かないといけないと診断された」「どうにかして欲しい」
というご相談は非常に多いです。
先日、美容整形に一億円を投じた「整形男子」として有名な
アレンさんがブログで公表していた「前歯の深刻なトラブル」をご存じでしょうか?
500万円かけた前歯の差し歯が大変なことになって
放心状態ということを明かしていました。
今回のアレンさんのように大変な状態になって
吉本歯科医院に慌ててお越し下さる患者さんは非常に多いです。
状況をお話しますね。
アレンさんはある日食事をした際、「バキッ!」という音とともに鈍い痛みがあり
数日間は前歯でかめない状態が続いていたと言います。
痛みは数日後にはなくなったそうですが違和感が続いたため、
現在滞在中の大阪にある歯科医院に足を運んだとのこと。
そこでレントゲンを撮ってもらったところ、歯科医から
「ジルコニアは硬いから割れないかわりに、逆に土台の自分の根本の歯に衝撃が来て、中で土台の歯が割れる事がある」と、
歯の土台が割れている可能性があることを指摘されたそうです。
この事態にアレンさんは「かなり深刻です」とコメント。
その理由について、
「ブリッジに前歯をしてて真ん中が1本欠損しててそれを、両隣の歯が支えてる。その両隣の土台の歯が中でボロボロに割れてるとしたら、歯が3本ない事と一緒で、支えが無くなる」と説明しており、「って事は、ブリッジ自体が難しくなる上に、入れていたジルコニアも、支えがないから再度入れられない事になるし、土台となる根本がなかったら、もはやジルコニアすら被せられない」
と最悪の事態を想定していました。
アレンさんのように
前歯にジルコニアという硬い素材の歯を入れた方で
土台そのものが割れてしまったというケースは実は非常に多いのです。
土台そのものが割れてしまったとなると
白い歯を被せることもできません。
選択される時には、必ず知っておくべきことがあります。
ジルコニアという素材は非常に硬いです。
硬いので割れません。
硬いからジルコニア(被せる人工の歯)は割れないかわりに
土台となっているご自身の根っこの歯に強い衝撃がかかります。
その衝撃により、歯の中にある土台であるご自身の歯が割れてしまうのです。
かみあう力のバランスにより
その衝撃が必ず弱い部分にやってくるのです。
どんなに白い歯にお金をかけても
土台となる歯が割れてしまったら
その後はもう「抜歯」しか、ありません。
土台がない歯には白い歯を被せることもできません。
見た目だけ
その時その場だけ良ければいいと治療してしまうと
大変なことになってしまいます。
歯の治療で最も重要なことは
かみあわせです。
歯の治療をする前に
将来どんなことが起こるのかを
先に知って下さい。
知らなかったから
こんなことになってしまった
ということにならないように。
専門が変われば診断が変わります。