吉本歯科医院

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吉本歯科医院での治療について

2016.02.03歯の神経についてのお問い合わせ

歯の神経を取らないといけないと言われたんだけど
歯の神経を取らずに治療できるでしょうか?
歯の神経を取る治療(根管治療)をしたのに歯が痛いのはなぜ?

というお問い合わせ
最近とっても多いです。


窓口にお電話を頂きこのようにご質問をお受けするのですが
あいにくお電話ではお口の中の状況が詳しくわかりませんので
やはり、ご予約をお取りいただきお越しになられ
当院院長に診断をお受け頂くことをおすすめしております。


お電話で明快なお返事ができませんこと
どうぞご理解の上ご了承いただければ嬉しいです。



また、歯の神経を取ったはずの場所が
まだズキズキしみるんだが、なぜでしょうか?
というお問い合わせも同じく多く頂きます。


こちらの記事に歯の神経のことを
できる限りわかりやすくご紹介していますので
どうぞご参考になさって下さいね。

歯の神経とったはずなのに、まだ歯の神経の入口が残っていた、というケース

見える世界での歯の神経治療

歯の神経を取ったのに痛い



2015.09.05マウスピースはあなたの歯が割れる「身代わり」となり割れてくれるもので

hasetsu.JPG
お作り頂いたマウスピースがこのように真っ二つに割れてしまうことが、あります。

そして右側の穴は磨り減って穴が空いてしまったり、するのです。


「マウスピースが割れたんですけどっ!!!」
と慌ててお電話を下さる患者さんがいらっしゃいます。


私共の説明不足で大変申し訳なく思う瞬間です。

このマウスピースは、あなたの歯が壊れる代わりに
いわば「身代わり」となって壊れてくれるもの、です。

あなたの歯が磨り減る代わりに、「身代わり」となって
磨り減ってくれるもの、です。


早い方では作成して3ケ月もたたないのに
真っ二つに割れたり、穴が空いたり
端の方が欠けたり、します。


マウスピース、意外にも硬い素材です。
でも、こんな風に簡単に割れます。
欠けます。
しかも、磨り減って穴まで空いてきます。


マウスピースが磨り減ってくれなかったとしたら
マウスピースが割れてくれなかったとしたら
あなたの歯が割れて、磨り減っているわけ、です。


つまり、あなたの歯が磨り減る、割れる、「身代わり」となって
割れてくれている、磨り減ってくれているもの、です。


私は、夜眠る前かならずマウスピースを装着します。
ある時期、マウスピースの重要さをいまいちわかっていなかった時、
マウスピースをせずに寝ていたら
奥歯の被せ物をした部分がキーンと痛み出しました。
案の上、奥歯に負担がかかってました。


その痛い体験以来、どこに行くにも
着替えは忘れてもマウスピースは
忘れず持って行きます。


歯が磨り減っていくことで
歯や歯茎の上にかぶさっている顔の肉まで
形態が変わってくる恐ろしさをしっているので
かならずマウスピースをして寝ます。


高級なクリームを上からのせるより
地盤沈下起こさないように土台をきちんとすることのほうが
よほど価値ある行為です。


当院でマウスピースを作られた方は下記の場合には必ず放置せず

吉本歯科医院までご連絡を下さい。


     マウスピースが割れた、欠けた

     マウスピースの一部が欠けて歯茎や舌に当って痛い

     マウスピースを紛失した(費用実費かかります)

     マウスピースが合わなくなって外れやすくなった

     マウスピースが入れるのがキツくなってきた(2週間程度入れ忘れているとその間に歯が動きマウスピースが合わなくなることがあります)


「マウスピースが割れたからそのまま放置しておいた」

「マウスピースをなくしたから装着しないまま放置しておいた」

これが一番怖いのです。



何度も当院で院長がお話させて頂いていますとおり

歯は一生動き続けます。



お肌も同じですが、

今日と5年後を同じ状態で維持することは

大変な努力が必要です。



お肌も歯の噛み合わせも同じで

「今日と10年後をなるべく同じ状態に維持する」

ことを目指しています。


何もしないと、老化の一途を辿ります。

歯も同じ。

今日の状態を10年後の状態を写真を撮って

レントゲン撮影までして

状態があまり変化がないとしたら

相当努力し続けた、ということを意味します。


放置しておくと

ボロボロになってしまうのです。



イメージしやすいところで

今日40歳だとしたら

50歳になった時、お口の中が今と同じ状態である

そして、きちんと違和感なく噛めている

という状態を維持し続けるために

マウスピースはとても価値あるものです。



当院にお越し下さった方の多くの皆様が

マウスピースを使い続けて下さっているには

10年過ぎた時の歯の状態がはっきりわかるから、です。


10年なんて、あっという間です。

いい習慣をどうぞ、しみこませて下さい。

2015.08.28ビフォアアフター 私の治療体験

tomokosan.jpg
これ、2015年4月撮影のわたし、です。
にこりとした時に
下の歯は見えません。

tomoko2010.jpg
そして、こちら2010年4月撮影のわたし、です。
5年前。。。

あえて下の歯を見せるようにしたわけではなく
当時の写真はすべて笑うと下の歯が見えちゃっていました。


本当はもっと大きな画像なのですが
恥ずかしいので縮専で小さくしてみました。


喉元すぎれば
大変だった時期もすっかり忘れるもの、です。

私が歯の治療を受けだしたきっかけは
忘れもしない2010年

娘が
「まま、だっこお」
と下から思い切りジャンプした瞬間、
娘の石頭が私の顎を直撃。

ジャリっ
という嫌な音とともに
全身を走った激痛

神経さわってますよね、いま

ってくらいの痛さ。


顎関節がズレちゃったんですね。


「顎が痛くて、口が開けられないんです!」
と駆け込んでいらっしゃる患者さんの
気持ちがその時はじめてわかりました。


痛いんです。
口が1センチくらいしか、開かないんです。
あけようとすると
激痛が走るんです。


頭は痛くなるし
目は開かないわ
なぜか鼻はとまらないわで
大変だったのですが、


すぐに院長が顎をもとにもどしてくれたので
痛みは引き
口も開くようになりました。


※顎が痛い、口が開かない
という方は、「時間が勝負」らしいです。
時間がたてばたつほど、悪化し
状態が悪くなるので
決して放置せず、しかるべき処置をお受け下さいね。


その時から
私は顎関節症だということを知りました。


そして
「噛めてない」
ということを知りました。

噛めてないって?どういうこと?

と思ったのですが

実際すべての治療をある程度終えてみると
「ああ、私って、噛んでるようで噛めてなかったんだわ」
ということが、わかるようになりました。


そこでもはじめて
治療を終えた患者さんたちが
私、噛めてなかったことが初めて体感できました」
と何度もお聞きしていた意味が
わかりました。


なんでも、自分が身をもって体験するのと
知識で知るのでは大違いです。


私が受けた治療は
①矯正治療(ブラケットは途中で挫折)
②マウスピース矯正(これはいけた」
③前歯4本をラミネートベニアにやりかえ
金属アレルギーの可能性ありと皮膚科の先生に言われたため
口の中のすべての金属をノンメタル(金属アレルギーを起こさない材質)にやりかえ

④固定用マウスピースにて、維持安定(これは治療後、毎日かかさず装着して寝ています。むしろ、ないと眠れない。忘れると翌朝しんどい)


患者さんのビフォアアフターのお写真は
毎日のように大画面で一緒に見ながら
「うわあ、だいぶ変わりましたよねえ」
と、お話しているのですが、
自分の写真となると。。。。



歯を治療してつらかったことは
①矯正治療で最初歯を動かしはじめた時です。
とうもろこしを噛んだ瞬間
「ひいっーーーーーっ」
と叫びました。

神経に触る痛みと言いましょうか
体験したことのない痛みです。


そもそも歯を動かしている時に
とうもろこしをかじるな、という話なのですが
どうしてもかじってみたくなったのです。


②前歯4本をきれいな被せ物にやりかえをする治療の時
歯の表面を少し削らなくてはいけません。
削った瞬間に、鏡を見た時の「まぬけ顔」は
かなしかったです。
少しの辛抱ですが。

その時はこれです。
上の前歯4本削ってます。
削るのは痛くもかゆくもないのですが
削った後、なんだか、さみしい。

kezutta.jpg
私の前歯4本の被せモノはこちら
tomokosanha.jpg

そして、
この被せモノが歯に入りました。
watashi.jpg
技工士さんにお願いしたのは
①「女性らしいまるみのある形にして欲しい」←年々オヤジ化しつつあるので
②自分の歯のように自然な色にして欲しい
わざとスジや、着色も入れてもらってます。


前歯、とっても気に入ってます。

それまでは
前歯のガタガタが嫌で
前歯の色も黒っぽくて好きじゃなかったのですが

今の前歯は大のお気に入り。
作者(技工士さん)に会う度、言ってます。


思い切り笑うのが好き

顔の皮膚は
歯や歯を支える骨という土台があってこそ
裏打ちがあってこその、皮膚

と院長が言ってる意味を
身をもって体験している私です。


きちんと「噛める」ようになると
日々のお食事が筋肉トレーニングになります。


一日の最後に
スキンケアよりも
時間をかけるのが
歯の掃除です。


①フロス
②歯間ブラシ
③ソニッケア(音波ブラシ)
にて徹底掃除

①②③の後
口の中を消毒する殺菌水でうがい

マウスピース装着

口にテープ(口呼吸防止のため)をして

おやすみなさい、です。

この工程をふむことで
体調があまり崩れなくなりました。


あらゆる病気は
口から入ってきます。


これも、意識が変わったからだと、思います。

口の中なんて、
意識したこともありませんでしたから。


口の中をいつも
いい状態に維持すること。


噛めるようにしておくこと。
とても大事なことです。

ちょっと体験談でした。




さきほど、3年以上治療に通って下さった患者さんの最終治療が終わり
みんなで記念撮影をしました。
そして、とっても素敵なお話&体験談を頂きました。


レポート用紙ぎっしり
聞き取りメモを取らせて頂きました。
頂いた気持ちや
言葉の勢いが
消えないうちに、
すぐにまとめてしまいましょう。

私はいつも感じるのですが
患者さんが目の前で体験談や悩んでいたことを
お話して下さるのを一生懸命聴いていると
自分の目から「すきすきビーム」が勝手に出てしまい
目の前でお話して下さってる方を
ビーム光線?で包んでしまうのです。


だから、直接目の前で話すのが好き。
だから、気持ちが伝わってくる距離が好き。


目を見てお話すると
話をしてくれている言葉に必死で耳を傾けていると

好きになる

んです。


人と人同士はすごいです。
コンピューターはそうはいかない。
目から
なにやら物質がきっと出てるんです。

通じ合う時には
絶対
「ビーム」が出ちゃってるんです。


そう思い込んでいるからでしょうか。
人と会えば会うほど
エネルギー満ち満ちてくる。


夕方6時半、
診療終わって玄関しめますが
たくさん話せて
たくさん優しい人と目が合った日は
私は、意外にも元気です。

肉体的には一日よく動いたので
疲れてても
心はほかほか。



今、歯のことで
何年も悩んでいる方

また、この先、私の歯は一体どうなるんだろう?と
先の見えない不安をお持ちの方

に希望を持って頂けるお話でした。


お写真と一緒にまとめてまたすぐにご紹介しますね。


すべての治療終了時の患者さんとの
時間は
特別な瞬間です。


お会いできてよかった。
吉本歯科医院の扉を開いて下さってよかった。

そんな気持ちでいっぱいになります。

2015.07.23歯の神経を取りたくないんです、というご相談とても多いのですが、削られた後ではできる治療が限られてきてしまいます

こんにちは

吉本歯科医院のマネージャー吉本委子です。


「今、他医院で治療中なのですが神経に非常に近いので、もし痛みがでたら神経を取らないといけないといわれた。

心配なので相談にきました。」

または

「痛みがではじめましたので、神経取りたくないので相談に来ました。」

ということで吉本歯科医院にお越し下さる方がたくさんいらっしゃいます。

そして、同様のお問い合わせも大変多く頂きます。

 

しかし、残念ながらその場合には薬で治す治療法はできないケースが多いのです。


歯が痛くなって歯医者さんに駆け込むその前に

歯の治療をする前に

歯を削る前に

知ってもらえてたら歯の神経を残すことができたのに、

というケースはあまりにも多く

ぜひ、多くの方に知って頂きたいと思います。

どうぞお読み下さいね。


https://www.8181118.com/director/2015/07/post-95.php

院長ブログ「その歯を削る前に、ご相談下さい。削ってしまってからでは遅い場合があります。」

2015.05.09治療はまだ終わっていません。当院にて最終的な被せ物が入った患者さんへ

yobou_12.jpg

昨日、友人から紹介して下さったある男性が「歯が痛い」ということで

来院されました。

半年前に当院にて治療した奥歯です。

当院の薬で治す虫歯治療の工程をすべて終了し、最終的な被せ物がお口の中に

入っていました。

その部分が痛い!と。

 

カルテを確認すると

最終の被せ物がお口の中に入った日が最終日となっており

その後、とっても大事な「セメントアウト」という予定の日に

お越し頂いていませんでした。

 

お仕事が忙しかったことと

まあ、とりあえず歯が入って治療も終わったことだし

いいだろう、と思われていらしたようです。

 

そして、医院としても最終段階の工程である「セメントアウト」を

しないまま、ご連絡を差し上げていなかった、こともミスです。

 

なぜ、その工程をしないといけないのか?

その工程を行なわないとどんなことが起こってしまうのか?

 

きちんとご説明することを

徹底しなくてはいけないと、思いました。

早速、用紙を作り、

治療後の患者さんへお伝えすること等を

周知しました。

 

吉本歯科医院では、特殊接着技術にて

バイキンの再侵入を防ぎ、

何度も同じところが虫歯になってしまう

ということがないよう、

患者さんのお一人お一人に

細かい細かい工程を行なっています。

吉本歯科医院の薬で治す治療法

 

 

その工程の最終段階で、最終的な被せ物がお口の中にセットされる時

周囲についている接着剤をあえておおざっぱに、除去しています。

 

理由はこちらです。

接着剤がかたまるのには、時間がかかります。

かたまる前に完全に除去してしまうと封鎖が壊れ

バイキンが侵入してきてしまいます。

 

ですから、

あえてこまかい接着剤は除去せず残しています。

セットした歯の周囲がざらざらした違和感が残る方もいらっしゃいます。

 

このセメント(接着剤)を次回、ご予約日に除去します。

このセメントを外さず放置しておきますと

セメント自体が歯石と同じでバイキンの住処となり

歯が痛くなったり

歯がしみてきたりします。

 

最悪の場合には、歯を支えている骨がバイキンにより

溶けてしまうことも、あります。

 

ですから、当院で最終的な被せ物をセットされた患者さんは

必ずセット後に、「次回は、セメントアウトにお越し下さい」というご案内を

当院受付よりいたしますので

必ずお越し下さい。

 

もし、セメントアウトのお約束のご予約日に

ご事情でお越しになられない場合には

必ず近いお日にちにてご来院下さい。

 

 

治療したあなたの歯を守るために

必要な工程であることをご理解下さい。

2015.04.02診療台の水はお飲み頂いても大丈夫です。今年も水質検査の結果が出ました。

suishitsukensa.jpg

今年も水質検査の結果が届きました。

吉本歯科医院では、各チェア(診療台)から出るうがいに使用する水、

診療中に注水する水、すべてに対して

「どうぞお飲み頂いて大丈夫です。ご安心下さい」

とお伝えしております。

 

患者さんにご安心頂くために、毎年このような水質検査を

各チェアより採水し行なっております。

 

当院院長が診療に使う「水」について書いた文章です。

どうぞ関心をお持ち下さった方はお読み下さいね。(あいかわらず長いです。ごめんなさい)

歯科治療の水について考えたことはありますか?

歯医者さんで治療を受ける時、診療台の横に口をゆすぐために診療椅子から出てくる水がありますよね。
また、治療の時に口の中を流している水ってありますね。

さあ、質問です。

あなたはこの水を飲めますか?

この質問に対して堂々と

「どうぞ飲んでください。安心ですよ」とお答えしています。

water.jpg

いら、「水」についてお話します。

■ 歯科治療の水は飲めますか?
■ タービンの水はきれい?
■ 再発を繰り返す原因

水について書こう、お伝えしよう、いや、お伝えしておかなくてはならない、と思ったきっかけが、あります。 

歯科医院には診療台、いわゆるチェアや、さまざまな治療器具があります。
そういった機械のメインテナンスを行なってくれる歯科専門の会社があります。 

その日も定期的な機械のメインテナンスを行なってくれていました。
すべての作業が終了した時に担当の方がこんなことを私に話してくれました。

「吉本先生、この医院の水のフィルターはまったく汚れていないんですが、すごいですね。通常は2年ほどで真っ黒に汚れてきますよ。記録では10年が経過していますが、交換する必要がないくらい綺麗でした。こんなことは初めてです。」と。

また、こんなこともありました。
患者さんとの何気ない会話の中で「吉本先生、月曜日の朝一番の治療はやめろってよく言われますがここは大丈夫ですか?」

どういう意味かわかりますか?
「月曜朝一番の治療」ということは、土曜日に診療が終わってから日曜が休みなのでその間たまり水が朝一番の治療の方の口の中に吹き出るということです。 

以前から、歯科用診療台を循環する水の中に細菌の生息が確認されることがあり何度も問題になっています。 

日本の水は非常にきれいでどこの水道水をひねっても残留塩素が確認され飲用できます。 

飲んだからといってお腹を壊すような水は出てきません。 

しかし、あたたかい時期で何日か診療を休んだ後の歯科用診療台の配管にたまった水の中に、細菌の生息が確認されることがあります。 

直ちに人体に影響を及ぼすものではありませんし、休み明けにしばらく水を出しっぱなしにし洗い流すなどの作業を行なえば問題はありません。

歯科専門雑誌the quintessence.vol3の中にこんな記事が紹介されています。

「歯科用ユニット(治療台)水ラインの細菌の存在は許されるのか?」

「歯科治療において歯科用ユニットの給水系はなくてはならないものである。
タービンや電気エンジンで口腔内において歯や金属を削るとき、注水がなければかなりの熱が発生し、生活歯では歯髄に強い障害が生じるし、焼け焦げたにおいの発生や金属切削片の飛沫などで診療室の衛生環境が非常に悪くなる。

歯科用ユニットの給水系は水道水である。

家庭での蛇口から出る水道水には基本的に細菌はほとんど存在しないが、歯科用ユニットの給水系にはかなりの数の細菌が存在している。 

これは主に、給水系の残留塩素の減少と、給水系チューブ内面に形成されるバイオフィルム(細菌のかたまり)が原因である。 

ただし、存在している細菌は病原菌ではなく、水道水中の水生菌であり、健康な人には無害とされている。 

ここでわれわれ歯科医師は考えることになる。 

無害ではあるが多くの細菌を含んでいる水を歯科用ユニット水として患者の口腔内に注水することが許されるのであろうかと、

タービンの水はきれいですか?

(以上抜粋)
※タービンとは歯などを削る回転切削器具の一つ

日本全国の歯科医師会会員に送付される日本歯科医師会雑誌(約65,000部)にも似たような論文が掲載されています。
日本歯科医師会雑誌Vol.61 No.9 2008-12
「デンタルユニット給水系の汚染とその防止-チューブ内面でのバイオフィルム形成とフッ素コートチューブの汚染防止効果-」
つまり多くの歯科医師はバイオフィルムの現実を知っている。
News Letter of Yoshimoto Dental Academy Vol.42 3
しかし手を打てないで困っているということです。

歯科での治療椅子を使用した治療方法は注水される水は直接患者さまの体内に取り込まれるという特性を持っています。

直接、下記の水が体内に取り込まれるのです。

  • うがいの水
  • 歯を削る時のドリルの水
  • スプレー使用時の水
  • 歯石を取る時の水
  • 歯周ポケット内部洗浄時の水

使用器具の滅菌や使い捨ての製品を用いたとしても、盲点となっているのがこの「治療に使う水」です。


みなさん、蛇口のお湯をひねった時のことをイメージして下さい。

ひねってすぐは水が出ますよね。

すぐに熱いお湯は出てきませんよね。

これはつまり、最初のつめたい水は配管にたまった「たまり水」が出るのです。
月曜の朝、連休明けの朝一番にはこの「たまり水」が最初に出てくる、というわけです。 

改めて、「水」について皆様にお話をしないといけないと私は思いました。

吉本歯科医院の治療台から出る水はどのチェアから出る水も「飲めます」。

手を洗う洗面台の水も飲めます。
歯ブラシをして頂く洗面台の水も全て飲めます。
さらに言えば、「とても良い水なので、飲んでください(笑)」とも申し上げています。
どうぞご安心ください。

そして吉本歯科医院での治療がなぜ再発を起こさないのか?
外科治療が成功していくのか?
細菌感染を徹底して行なっていくから、です。
そして診療に使う水にまでこだわっていくから、です。

吉本歯科医院の院内に流れている水、院内から出てくる水は全て活水器を通した水です。

高松市水道局から流れてくる水道管が吉本歯科医院に入る入口に活水器を開業当時に設置しました。
建物の建設当初に設置しました。

理由は、建物全体の配管を汚さないため、です。
院内の蛇口、診療台から出る水を定期的に必ず水質検査を行っています。
これは2015年3月に行なった水質検査の結果です。

古い建物、マンションなどは、配管が汚くなっています。
つまり配管や受水槽、高置水層の腐蝕や汚れです。

水道水の水はきれいだとしても、劣化した配管を通ってくる水はどうなのでしょうか?

古いマンションになると配管が劣化し、水道の蛇口から出てくる水を最初にひねった時には赤茶色の水が出たりします。

いわゆる赤水です。 

主婦の方であれば、トイレの便器の貯まり水の周囲に黒いスジがついているのを見たことはありませんか? 
あれは、配管のさびや金属が混じっている証拠です。
さらに、カビや菌もついています。

みなさんは、ビルやマンションの配管が汚れているのをご存知ですか?

ビルの管理組合が丁寧に丁寧に清掃しているところは安全かもしれませんが、しかしほとんどのビルの配管はどうなっていると思いますか?

配水管はこんな感じです。

水道水は2つの方法で蛇口から出てきます。

(1)受水層方式

水道水が一旦タンクに溜まり、溜まった水を屋上の高置水槽に溜めてから蛇口に送りだす。(マンションやビルはこのタイプがほとんどです)
低層の場合、高置水層が無い場合もあります。 

最近は減りましたが、香川県では水不足による断水が行われます。
診療時間と断水が重なると休診にするか?

ペットボトルに入れた水を掛けながら診療をするかの選択に迫られます。
そのため、受水槽を設置している歯科医院が香川県には特に多いのです。

(2)水道直結方式

タンクがない場合には水道水が蛇口に直結ですのでそのまま出てきます。 

(1)の水道水を貯水タンクに入れている場合にはタンクの水の取り扱い管理を徹底していないと水はすぐに菌が繁殖します。 

ことわざにもあります。
「澱む水にごみたまる」

水は流れ続けているとキレイですがたまっていると澱みます。

澱むと菌が繁殖します。
虫も湧きます。
藻もはります。

さて、こんな配管を通って蛇口から出てくる水はきれいなのでしょうか?

診療台の配管を通ってきた水道水はきれいな水なのでしょうか?
疑問です。

ところでペットボトルの水って売れてますよね。

みなさんもお水を買いますよね。
実際には石油より高いのですが、売れに売れてます。
まさか、水が売れるなんて昔は考えもしませんでした。
しかし、今では「水を買う」のは当たりまえです。

家庭にも浄水器が付けられているお宅は多いですよね。 私も自宅にも浄水器は付けています。

さらに美味しい水を求めて山にくみにいく方も。

ウオーターサーバーの水も売れに売れているそうです。

吉本歯科医院の待合室にも患者様に飲んで頂くために配置しております。 

聞いた話ではお風呂にも塩素を除去するために浄水器をつけている方もいます。
そこまでしてみなさん、水にこだわっています。

では、そこで歯医者のチェアの水は飲めますか?
と考えてみてください。

歯科の治療において診療台(チェア)の給水はなくてはならないもの、です。

タービン(エアタービン)は、歯を削る回転切除器具です。

歯医者さんでキーンという音がしているものです。

そのタービンや電気エンジンで口の中で歯や金属を削る時、もし水を注ぐ給水がないとしたなら口の中にはかなりの熱が発生してしまいます。

歯科での治療用のチェアの給水は一般的には水道水です。

一般的には歯科用チェアから出てくる
「うがい水」
「口の中を掃除する時に注水する水」
「詰め物、被せ物を装着する時に洗浄する水」
「歯周ポケットを掃除する時に注水する水」などです。

例えば、台所の流しに三角コーナーがありますが、ここにはよくヌメリがあります。

主婦の方は、水周りを毎日のように使われているのでこのヌメリはよくおわかりになるかと思います。
ヌメリは、細菌のかたまりです。

たまり水はこのヌメリのようなものです。

水は流れているときれいですが
たまっていると澱みます。

そんな水を飲むことはできません。

しかし、考えてみて下さい。

飲むことができないほどの水を口の中に入れて平気ですか?
その水で歯の治療をしても大丈夫ですか?
虫歯で歯を削って被せモノをする時に、その水で洗った状態でふたをして大丈夫ですか?

という話です。

歯科の治療で使われる水の出口を見てみましょう。
まず
①うがいの水です。

(1)ドリル使用時の水

(2)スプレー使用時の水 

(3)歯石を取る時の水 

(4)歯周ポケット内を洗浄する時の水 

当院においての水は4種類に分けられます。

  • 一般水(歯みがき、洗面、トイレの水)
  • チェアから出る水
  • 殺菌水(ハイクロソフト酸化水)
  • 手術でつかう水(生理食塩水や殺菌水)

今回は①②のお話です。

わかりやすい事例として虫歯の治療をお話します。 

吉本歯科医院では、虫歯の治療方法そしてその行程内容が一般的な歯科医院さんとは違います。 

通常の虫歯治療よりも時間も費用も通院回数もかかりますが、それでも中四国各地から多くの患者さんにご支持いただけているという理由のひとつが

「虫歯が再発を起こさない」

ということが上げられます。 

みなさん
虫歯治療を思いだして下さい。

虫歯になり、歯科医院で治療する際に、通常、虫歯部分を削ってその削った部分にふたをするためにかぶせ物(補綴物)や詰め物をします。 

そのかぶせ物をかぶせる際に、当院では特殊な接着技術を用いております。

被せ物を行なう歯の削った表面を薬剤にて徹底的に滅菌します。
その後、特殊な接着技術により、完全に封鎖するのです。

この接着技術は吉本歯科医院のあらゆる治療に使われております。

また言い換えればこの接着技術があるからこそ、他医院では決して治らない症例に対しても良い結果を出していけている、と言えます。

  • 抜かないといけないと診断された神経も残すことができた
  • 抜かないといけない診断された歯でも抜かずに治療することができた
  • 何度も同じところが虫歯になっていたが、治療後ピタリ再発が起こらなくなった
  • 歯の根っこ治療(神経治療)の消毒を何度繰り返しても痛みが取れなかったが治療後数日で痛みが緩和された。

これらの事例が成功するには「そうなるべくして治療をしている」から、なのです。
治療が失敗するにも原因があるように、成功するのも原因があるのです。
そしてその成功の原因の大きな要素として

「治療で使用する水」

は大きな要因なのです。
発展途上国にボランティアで行っても、診療室や手術室の環境がまったく違うので同じ治療結果が出せないということに似ています。

 

薬で治す虫歯治療、歯の根っこ治療(神経治療)https://www.8181118.com/menu/02info.php

2014.11.07歯の神経取ったのに痛いのはなぜっ???

当院院長吉本彰夫が、

患者さんにお話している「歯の神経のお話」です。

 

 

歯の神経を取ったのに、痛みが残るのは、なぜでしょうか?

 

  hashinkei2.jpg 

 

というご質問を本当によく頂きますのでお答えしますね。

 

 

皆様は、過去に歯の神経の治療(歯の根っこの治療)をなさった体験が

おありになるかと思います。

 

ご自分のお口の中での治療がどのようなことを

行なっているのか?詳しくお知りになっている方は少ないかと、思います。

 

 

 

まず、神経を取ったら痛みが止まると思っている方は、とっても多いです。

 

あなたは

「神経を取ったから、痛みは感じなくなるはず」

と思ってはいませんか?

 

 

「だって、神経を取ったんだから、痛くないはずじゃあないの?」

そう、思われる方があたりまえかも、しれませんね。

 

 

さあ、では 

歯の神経についてお話しますね。

 

そもそも歯の神経ってどんな形をしていると思われますか?

 

実は網目状になっています。

 

hashinkei2.jpg 

1本の糸がヒューっとあるのではなく、その先は網目状になっているのです。

 

 

イメージ的には蜘蛛の巣をイメージしてみてください。

 

張り巡らされているから、いろんな所が、それを痛いと感じます。

 

 

 歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

 

つまり神経は、1本ではなく張り巡らされているのです。

 

 

では歯の中の神経はどうなっているのでしょうか。

 

 

いろんな画像や模式図では神経は1本、歯の中にドンとトンネルのように通っているかのごとく表わされていることが多いです。

 

しかし現実はそんなに単純ではないのです。

 

確かに大きい神経というのは何本かしかありませんが、小さい神経は何本もあるのです。

 

根っこの先を電子顕微鏡で調べた先生がいらっしゃいます。

 

1本の根っこに神経の入り口はなんと500箇所あったそうです。 

 

HB11986_140521161728.jpg

 

500箇所もの神経の処置を人間の手で出来ると思われますか?

 

 

はっきり申し上げて不可能です。

 

 

しかもそれは1mm四方の狭い場所に500本もの神経があるのです。

 

 

ですので針のようなもので「神経取りますよ」と言いますが、大雑把に大きい神経を取りますという意味合いであって、キチンとすべての神経を取るというのは不可能です。

 

最近ではマイクロスコープや顕微鏡で神経の治療をされている先生が増えてきました。

私もルーペを使って治療を行う場合があります。

 

しかしながらそれが見えるのは、あくまで神経の入り口なのです。

 

トンネルの入り口なのです。

 

tonnneru.jpg 

トンネルの入り口を見たとして、トンネルの奥がどうなっているか分かりませんよね。

 

ただ、この「入り口を見つける」ということ。

 

実はここがすごく難しいのです。

 

 

その入り口すら見つけられないということが現実に多いためです。

 

ですから、ルーペやマイクロスコープを使うことによって、その入り口をより多く見つけることが出来るということです。

 

 

例えば上の奥歯の第一大臼歯という歯があります。

いわゆる6番目の歯ですね。

 

これは保険の算定では神経は3本しか算定はできません。

 

 

しかしながら現実的には4本目5本目の神経の入り口が確認されることが多々あるのです。

 

 

元々大きい神経が45本あるのに3本しか治療していない訳ですから当然痛みますよね。

 

 

わざと取らない訳ではないのです。

 

見つけられないのです、見つからないのです。

 

ですから神経を取ると言えばあたかもきれいに取れるようなイメージをされるかもしれませんが、大雑把に取っているということです。

 

 

しかも口の中からしか処置をする器具を入れることができません。

hashinkei1.jpg

いわゆる針のようなものですね。

まっすぐな根っこであれば、まっすぐな針を使うことによって先端まで持って行くことができます。

 

hashinkei2.jpg 

しかしながら曲がった根っこの場合には、曲がった器具でしか入れることができないのです。

 

しかし実際の器具はまっすぐなのです。

 

 

無理して頑張って開けようすると、実は根っこの途中に穴が開いてしまうということがあるのです。

 

 

根っこの途中に穴が開いてしまうとそこからバイ菌や薬が根の外へ流出したり血液やいろんな物が入ってきますから、結局歯を残すための根っこの治療であったはずなのに歯そのものを抜かなければならないという結果になってしまうことがあるのです。

 

ですから必ずしも神経がキチンと取れなくても一旦それで様子を見る。

 

 

これ以上取ると悪化してしまう可能性があるのでそれ以上はやらずにそこで止めておく、ということは日常診療において多々あることなのです。

 

 

ですからまず一点目としては、神経は完全には取り切れない。

 

 

しかもそれだけ多くの本数をしかも網目状になっている神経をキチンときれいに取る、これを短時間で1回で取れるというのはなかなか難しいことなのです。

 

 

通常根っこの治療(歯の神経の治療、根管治療ともいいます)というのは何回も何回も治療を受けることが多いのです。

 

 

しかも初めて1回目の治療というのはバイ菌があまり入っていないことが多いですから、比較的簡単に治療できることが多いです。

 

 

しかしながら2回目の治療、以前に治療したことがある歯をもう一度治療を行う場合には

その時にはバイ菌がいろんな所に潜んでおりますから何回も何回も治療が必要になることがあります。

 

 

 

さて、 

ここまでは歯の根っこの中のことをお話ししました。

 

 

 

次に歯の根っこの外のお話です。

 

 

例えば手の指、手のひら、手首があって、腕があって、肩があって脳の方に神経が繋がっているのです。

 

歯の中だけに神経があるわけではないのです。

 

歯の根っこの周りには「歯根膜」という感覚を司るところがあります。

そしてがあります。

 

danmen.jpg 

その中には頭から歯まで神経が繋がっているのです。

 

歯の中の神経の治療がきれいにできたと確実にできたと仮定しても、実は歯根膜や骨の方にある神経に障害が出ることがあるのです。

 

 

そしてまた生きている歯と死んでいる歯では同じように触れても感覚が異なってしまうのです。

 

 

神経を残した場合には元と同じ状態、噛んだ感覚になるかもしれません。

 

 

神経が死んでいる歯というのは、そこには体にとっては異物でしかないのです。

 

前と同じ噛んだ感覚にはならないのです。

 

 

まったく一緒という訳にはいかないのです。

 

時間が経てば慣れていくということはあるかもしれません。

 

 

叩いて響いたときに、その響く感じがなんか違う、そうお感じになる方がいますが、

「なんか違う」というのが普通なのです。

 

 

歯の神経を取っているわけですから。

 

 

そして通常は機械的に隅々まできれいに取り除くことは出来ませんので、薬品を使います。

 

 

薬品を使って周囲を、神経の感覚を鈍らせるとか、その神経を弱らせるということをします。

 

それによって感覚を感じさせなくさせる。

 

これが神経の治療です。

 

 

バイ菌が神経と戦うわけです。

 

 

神経や血管の免疫機能と戦うのです。

 

 

そして、戦っているときがすごく痛いのです。

戦場なのです。

 

 

その戦う免疫達を戦わなくさせれば、痛みは取れるのです。

 

 

想像して下さいね。

 

風邪を引いた時に熱が出ますよね。

 

なぜ熱が出るのか?

 

こんなこと聞かれたことありませんか。

 

「バイ菌が入ってきて体の免疫、戦う細胞達が戦っているんだ」と。

 

そして「戦いに勝つために熱を上げて活性化させるんだ」と。

 

 

つまり熱が上っているというのは、今まさにバイ菌と戦っている最中だということです。

 

ここに痛み止め、熱冷ましを飲んだらどうなると思いますか。

 

 

風邪を引いた時に抗生物質を出す先生は減ってこられたかと思います。

 

単なる風邪の時に

解熱剤さえ出さない先生が増えてきてると思います。

何故でしょうか?

 

それは風邪を治すことにはならないからです。

 

 

熱を下げることによって戦いを中止させるということになるのです。

 

治りが悪くなるんですね。

 

 

ですから風邪を引いて熱が上っている時に「急いで熱を冷まさなくては」ということはないということです。

 

 

ただあまりの高熱になってしまうと脳が耐えられなくなりますから、ある程度の熱を冷ますことは必要ですけれども、楽になるまで熱冷ましを使ってはいけないのです。

 

 

せっかく自分の体が戦っているその戦いを自分の体に中止させるということです。

 

戦うのをやめて、降参させるということになります。

ですからお薬を飲むというのはとても判断が難しいのです。

 

 

早く楽になりたいですよね。

 

 

でも戦いに負けさせるということに繋がりかねません。

 

 

歯の治療も一緒です。

 

「強い薬を使えばいいのか」そういうことではないのです。

 

 

強い薬を使い過ぎると今度は人間の体の方が負けてしまうのです。

 

そして神経が戦っているその神経を殺してしまうことによって、負けますから戦いに。

痛みを感じにくくなるのです。

 

 

楽になっていくのです。

 

ですから何を優先して治療するかによって処置内容が大きく変わります。

 

 

そしてその戦いが今始まったばかりの時期なのか、中盤なのか後半なのか、その戦いにまさに今勝てそうな時なのか、負けそうな時なのか。

 

負けそうな状況なのであれば、もう頑張っても負けるのは間違いありませんからそれはもう諦めて早く外科的に悪いものを除けた方がいいという考えになるのです。

 

 

ここまでの話をまとめると、歯の中の問題として

 

歯の中の神経が充分取り切れていない。

もう一つは歯の外の問題。歯根膜や骨などの神経や血管に及ぼす刺激であったり、振動であったり、そういうものを感じる。

 

そういうことによって神経の治療を行なったとしても痛みが取れないことがあるのです

 

 

 

そして治療が終わったとしても、生きている歯と死んだ歯では感覚が違いますから元通りということにはなりません。

 

 

ではどうすれば歯の神経の治療(歯の根っこの治療)ができるんでしょうか。

 

吉本の個人的考えですが、キチンとした根っこの治療は不可能だということです。

結論から申しますと。

 

そうなのです。不可能なのです。

 

 

人間の手で狭い中の500本もの神経を処理することは不可能です。

 

 

ですから歯の神経(歯の根っこ)の治療をしないで済むのであればしない方がいいのです。

 

 

そしてバイ菌さえいなくさせることが出来れば痛みは取れるのです。

 

 

仮に死んでしまった神経の死骸がそこに残ったとしても、バイ菌さえいなくなれば大きい問題とはならないのです。

 

 

ですからバイ菌を殺せるお薬をそのトンネルの入り口に使うのです。

 

 

もちろんトンネルの入り口に薬を持って行くことが出来なければ薬は効きません。

 

ですから45本ある根っこに関しては、4本目5本目があるのではないかという視点で常に治療を行なっております。

 

 

そのままポンと薬を置けば薬が効くわけではありません。

 

 

際まで持っていって初めて薬が効くのです。

 

 

4本目の神経の入り口を見つけることができるかどうか、その腕を持っているかどうかというは、またそういうのが見つけられる歯なのかどうか。

 

 

1回目は見つけやすいです。

2回目の治療、3回目の治療では非常に見つけにくいのです。

ですのでなるべく神経を触らなくていい治療ということをお勧めします。

 

 

 

 

吉本歯科医院の薬で治す虫歯治療、歯の根っこ治療はこちらをご覧下さい。

https://www.8181118.com/menu/02info.php

 

 

 

関連のご相談内容

質問1)歯の神経を取って治療した部分がズキズキ痛むのでなんとか痛みを取って欲しい

質問2)歯の神経を取らずに治療したいのですが

質問3)歯の神経を取った後、噛むとズキンと痛むのですが

質問4)歯の神経に触れて水を飲んでも痛い

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質問6)歯の神経ってどうやって取るんですか?

質問7)神経を取った歯が黒く黒づんでくるのですが、治りますか?

質問8)歯の神経を抜かずに生かしておくことができますか?

2014.11.07そもそも虫歯を削って除去するという治療そのものを行なっておりません

最近とても多いご質問なので

こちらでも回答をご紹介させて頂きますのでどうぞご参考になさって下さいね。

 

ご質問内容)

最近で、大きい虫歯を削るのに削り残しがないよう特殊な顕微鏡などを使って虫歯を削ったりする治療をしている医院さんが多いようなのですが、貴院ではそのような器具を使って

治療をされていますか?

 

当院よりのお返事)

虫歯治療についてお答えさせて頂きます。
虫歯を削るために削り残しがないように顕微鏡を使っているかとの
ご質問に対してですが、


当院では、虫歯を削って除去するという治療そのものを
行なっておりません。

歯を削るから、歯が弱くなり
神経に近くなり、神経が痛くなれば、神経を取らなくてはならない
ということになります。

これは一般的な歯科治療では普通ですが
このような方法を吉本歯科医院では行なっておりません。

削る部分は極力最小限におさえ(全く削らないわけではありません)
虫歯部分を消毒し、お薬を繰り返し
入れていくことで
治療を行っております。


薬で治す虫歯治療に吉本歯科医院の虫歯治療、歯の根っこ治療の詳細を

ご案内しておりますのでご覧頂ければ幸いです。
https://www.8181118.com/menu/02info.php

 

 

虫歯治療をご希望の方は

どうぞご参考になさって下さいね。

 

 

歯の神経を取ったのに「痛い」と感じるのはなぜですか?

https://www.8181118.com/director/2014/11/post-89.php

 

 

2014.10.09現在のご予約状況について(平成26年10月9日現在)

現在、大変ご予約が混みあっており、新しく(初診にて)ご予約頂けますのが

10月30日以降のご案内とさせて頂いております。


土曜日をご希望の場合には10月、11月はすでにご予約でいっぱいとなっており

12月以降でのご予約とさせて頂きます.

(10月9日現在のご予約状況です)

 

せっかくお電話を頂きましたのに、すぐにお取りすることができず

大変申し訳なく思っております。


ご予約をお取りいただいた日までにキャンセル等の枠があった場合には

ご連絡をさせていただくこともお受けしております.

ご希望の方は,お電話にてお申し出下さい.


吉本歯科医院に初めてお越しくださる方へ

https://www.8181118.com/reserve/


吉本歯科医院では、虫歯治療、神経の治療など、あらゆる治療に

特殊接着技術を使っております。

また、一般的な虫歯治療ではなく、お薬を使って治す治療を行っておりますため

一度治療をスタートさせた場合には、最終治療までかならず

治療計画通りに治療を進めてまいります。

 

治療計画通りに行なわないといけない理由は

バイ菌の再侵入を防ぐため、です。

再発を起こさないための治療を行っておりますため

治療行程は細かくきめ、その通りに行なわせて頂いております。

 

吉本歯科医院での歯科治療は、従来行なわれています

歯科治療とはかなり違っておりますため、

お越し下さる患者の皆様には、ご理解いただけるよう

きちんとご説明をさせて頂くお時間をお取りする必要がございます。


吉本歯科医院にて

歯科治療をご検討の方はどうぞご来院前にこちらのページをお読み下さい.

大変長い文章でございますが,当院で行っております治療内容の一部を

ご理解いただけるかと思います.

https://www.8181118.com/menu/02info.php

吉本歯科医院の歯科治療について

 

せっかくお越し下さった患者さんには

吉本歯科医院の歯科治療をきちんとご理解頂き

「ああ、ここを選んでよかった」と思って頂きたいと考えております。

 

そのために

じっくりと診させて頂くお時間の確保が必要です。

その場限りの治療を繰り返さないために

ご自身の歯のこと、歯の現状を知って頂きたいのです。

 

 

どうぞ、ご予約状況について

ご理解いただけますと、幸いです。

 

また、お子様の治療ご希望のご連絡を多く頂きます。

関心をお寄せ下さり本当にありがとうございます。

 

吉本歯科医院では、現在、お子様の治療は行なっておりません。

18歳以上の方から、お受けさせて頂いております。

 

どうぞよろしくお願い致します。

2014.09.25年内のうちにお口の中を完全に治してしまいたいとお考えの方

もうそろそろ10月です。

毎年のことなのですが、11月に入る頃になると必ず

「今年のうちに歯を全部きれいに治してしまいたいのです」

というお問い合わせが殺到します。

 

新しい年までに

口の中のお悩みをすべてなくしてしまいたい

というお気持ち、わかります。

 

大掃除したくなる感覚

今年のうちに面倒なことは済ましてしまいたいというお気持ち

よくわかります。

 

しかし、

難しいのです。

 

昨年11月頃にお越しになり、

年内にすべて終わらせたい

とお悩みを打ち明けて下さり

結局半年ちかくかかってしまったという患者さんもいらっしゃいます。

 

吉本歯科医院では、

突貫工事を行なっておりません。

悪い部分を削って詰めて終了

という治療を行っておりません。

 

なぜ、その歯が痛くなったのか

なぜ、その歯を抜かなくてはいけなくなったのか

という原因を探り、根本治療を行なっております。

そのため

時間もかかります。

 

 

なぜ何度も同じところが虫歯になるのか

なぜ何度も再発するのか

なぜ、どんどん噛めなくなるのか

その理由を知って欲しいのです。

 

 

まずは、お口の中で起こっていることを

知って頂く

そして、悪くなっている根本原因を知って頂く

 

歯が痛くなったら削ってかぶせとけばいい

とりあえず痛みが消えたらそれでいい

ということでは、患者さんは将来かならず歯を失います。

 

歯は失ってはじめてその重要さに気がつきます。

私達はまだ歯を失ってはいませんが、

吉本歯科医院にお越し下さる患者様の多くが

歯はね、ある時はその大切さに気がつかない

歯を失ってはじめて

ああ、もっと大事にしておけばよかった

ああ、もっとはやく知っておけばよかった

と思うものなんだ

としみじみおっしゃられます。

 

 

最近では、歯の重要さを多くの方が知って下さり

20代、30代のお若い方でも

根本的な治療を受けたいとおっしゃる方が増えて来られました。

10年前より、明らかに歯に対する意識が変わっていることを

感じます。

 

私自身、歯医者さんにやってくる前までは

歯は何度も生えてくると本気で思っていました。

骨が溶けるって何?

歯周病菌って何?

歯周病が感染するって何?

歯磨きしてても歯が悪くなるって一体どういうこと?

 

こんなクエスチョンばかりが

頭の中を渦巻いていました。

 

そうして10年

毎日毎日患者さんが打ち明けて下さる重大なお悩みを

お聞きするたびに

「歯って、こんなに大事なものなんだ」

という気持ちが大きくなりました。

 

 

10年前の私ほどひどい知識ではなくても

まだまだお越し下さる患者さんの頭の中には

そこまで正しい「歯を失わないための知識」は

行き届いてはいません。

 

 

お越しになる患者さんが今後

歯を失わないようにするための情報を提供することも

重大な医療行為だと吉本歯科医院では考えています。

 

歯の治療は痛くなる前に

どうぞお越し下さい。

 

そうはいっても

歯は痛くなったら行くところ

が世の常識です。

 

 

当院に通ってくださり知識を増やして下さった患者さんが

家族や大事な人に、歯を失わないための情報を

伝えて下さりつつあります。

 

 

今年のうちに歯を一気に治してしまう

という意識ではなく

歯は死ぬまでメインテナンスし続けるもの

という意識に変えていただくことが大事です。

 

一気にドカンと突貫工事

できたらいいのですが、

人間の体はそうは簡単にはできていないようです。

 

そして歯は大事です。

噛み合わせも大事です。

一気にドカンと行くと体もびっくりします。

 

これから年末に向けて

慌ただしくなり

忙しくなり

普段は痛くなかった歯がうずきだす頃でもあります。

 

 

歯の治療のご予約は

痛くなる前にお待ちしておりますね。

https://www.8181118.com/reserve/

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